JP5516859B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関するものである。
自動車用自動変速装置として、図4〜5に示す様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究され、一部で実施されている。
このトロイダル型無段変速機は、ダブルキャビティ型と呼ばれるもので、図4に示すように、ケーシング101の内側には、入力軸1が回転自在に支持されている。入力軸1の外周には、円管状の伝達軸103が支持されている。この場合、伝達軸103は、入力軸1と同心的に配設されており、入力軸1に対して回転できる。
伝達軸103の両端寄り部分には、入力軸1の軸線(第1の軸線)周りに第1および第2の入力側ディスク2、2がそれぞれ、ボールスプライン96を介して支持されている。この場合、第1および第2の入力側ディスク2、2は、その内側面2a、2a同士を互いに対向させた状態で同心的に配置されるとともに、ケーシング101の内側で互いに同期して回転できる。
伝達軸103の中間部の周囲には、第1および第2の出力側ディスク4、4がスリーブ109を介して支持されている。スリーブ109の中間部の外周面には、出力歯車110が一体に設けられている。この出力歯車110は、伝達軸103と同心的に配置されるとともに、伝達軸103の外径よりも大きな内径を有している。また、出力歯車110は、一対の転がり軸受112を介して、ケーシング101内に設けられた支持壁111に回転自在に支持されている。
第1および第2の出力側ディスク4、4は、スリーブ109の両端部にスプライン係合されている。この場合、出力側ディスク4、4は、それぞれの内側面4a、4aを互いに反対方向に向けた状態で配置されている。したがって、入力側ディスク2と出力側ディスク4は、その内側面2a、4a同士が互いに対向している。
図5に示すように、ケーシング101の内側であって、出力側ディスク4、4の側方位置には、両ディスク4、4を両側から挟む状態で一対のヨーク113a、113bが支持されている。これら一対のヨーク113a、113bは、鋼等の金属のプレス加工あるいは鍛造加工により矩形状に形成されている。そして、後述するトラニオン6の両端部に設けられた枢軸5を揺動自在に支持するため、ヨーク113a、113bの四隅には、円形の支持孔118が設けられるとともに、ヨーク113a、113bの幅方向の中央部には、円形の係止孔119が設けられている。
一対のヨーク113a、113bは、ケーシング101の内面の互いに対向する部分に形成された支持ポスト20a、20bにより、僅かに変位できるように支持されている。これらの支持ポスト20a、20bはそれぞれ、入力側ディスク2の内側面2aと出力側ディスク4の内側面4aとの間にある第1キャビティ21および第2キャビティ22にそれぞれ対向する状態で設けられている。なお、ポスト20aには、トラニオン6の傾転量を規制する傾転ストッパ150が設けられている。
したがって、ヨーク113a、113bは、各支持ポスト20a、20bに支持された状態で、その一端部が第1キャビティ21の外周部分に対向するとともに、その他端部が第2キャビティ22の外周部分に対向している。
第1および第2のキャビティ21、22は同一構造であるため、以下、第1キャビティ21のみについて説明する。
第1キャビティ21には、一対のトラニオン6が設けられている。トラニオン6は、前記第1の軸線に対して捩れの位置にある第2の軸線と略平行に延びる本体部224と、この本体部224の両端部(図1において左右方向端部)から第2の軸線に対して傾斜して延びる折れ曲がり壁部226と、これらの折れ曲がり壁部226から第2の軸線に沿って外方に延びる枢軸5とを備えている。これらの各枢軸5は一対のヨーク113a、113bの一端部に揺動且つ軸方向に変位自在に支持されている。すなわち、枢軸5は、ヨーク113a、113bの一端部に形成された支持孔118の内側に、ラジアルニードル軸受26によって支持されている。ラジアルニードル軸受26は、その外周面が球状凸面で且つその内周面が円筒面である外輪27と、複数本のニードル28とから構成されている。
トラニオン6の中間部にはそれぞれ、円孔30が設けられている。また、各円孔30には変位軸31が支持されている。変位軸31はそれぞれ、互いに平行で且つ偏心した支持軸部33と枢支軸部34とを有している。このうち、支持軸部33は、円孔30の内側に、ラジアルニードル軸受35を介して支持されている。また、枢支軸部34の周囲には、別のラジアルニードル軸受38を介して、パワーローラ11が支持されている。
なお、第1および第2キャビティ21、22毎に一対ずつ設けられた変位軸31は、第1および第2キャビティ21、22毎に、入力軸1および伝達軸103に対して180度反対側に位置して設けられている。また、変位軸31の各枢支軸部34が各支持軸部33に対して偏心している方向は、入力ディスク2、2と出力ディスク4、4の回転方向に関して同方向となっている。また、偏心方向は入力軸1の配設方向に対して略直交する方向となっている。したがって、パワーローラ11は、入力軸1および伝達軸103の長手方向に沿って僅かに変位できるように支持されている。その結果、トロイダル型無段変速機により伝達されるトルクの変動に基づく構成部材の弾性変形量の変動等に起因して、パワーローラ11が入力軸1および伝達軸103の軸方向に変位する傾向となった場合でも、構成部材に無理な力が加わることがなく、その変位を吸収することができる。
また、パワーローラ11の外周面とトラニオン6の中間部内周面との間には、パワーローラ11の外側面から順に、スラスト転がり軸受39と、ニードル軸受40とが設けられている。このうち、スラスト転がり軸受39は、パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これらパワーローラ11の回転を許容する。また、ニードル軸受40は、パワーローラ11からスラスト転がり軸受39の外輪41に加わるスラスト荷重を支承しつつ、枢支軸部34および外輪41が支持軸部33を中心に揺動することを許容する。
トラニオン6の一端部にはそれぞれ、駆動ロッド42が結合されている。また、これらの駆動ロッド42の中間部外周面には、駆動ピストン43が固着されている。この駆動ピストン43は、駆動シリンダ44内に油密に嵌装されている。そして、駆動ピストン43がトラニオン5を軸方向に変位させるためのアクチュエータを構成している。
図4に示すように、入力軸1と一方の入力側ディスク2との間には、ローディングカム式の押圧装置45が設けられている。この押圧装置45は、カム板46と複数のローラ48とを備えており、入力軸1の回転に基づいて一方の入力側ディスク2を他方の入力側ディスク2に向け押圧しつつ回転させる。この場合、カム板46は、入力軸1の中間部にスプライン係合されるとともに、軸方向に亘る変位を阻止された状態で支持されており、入力軸1と共に回転する。また、複数のローラ48は、保持器47に転動自在に保持されている。
このように構成されたトロイダル型無段変速機の運転時、入力軸1の回転は、押圧装置45を介して、一方の入力側ディスク2に伝えられ、この入力側ディスク2と他方の入力側ディスク2とが互いに同期して回転する。入力側ディスク2、2の回転は、パワーローラ11を介して、出力側ディスク4、4に伝えられる。出力側ディスク4、4の回転は、出力歯車110により取り出される。
入力軸1と出力歯車110との間の回転速度比を変える場合には、制御弁(図示しない)の切換えに基づいて、第1および第2のキャビティ21、22に対応してそれぞれ一対ずつ設けられた駆動ピストン43を、各キャビティ21、22毎に互いに逆方向に同じ距離だけ変位させる。これらの駆動ピストン43の変位に伴って、一対ずつ合計4個のトラニオン6がそれぞれ逆方向に変位し、一方のパワーローラ11が下側に、他方のパワーローラ11が上側にそれぞれ変位する。その結果、各パワーローラ11の周面11a、11aと、入力側ディスク2、2の内側面2a、2a、出力側ディスク4、4の内側面4a、4aとの当接部に作用する、接線方向の力の向きが変化する。そして、その力の向きの変化に伴って、トラニオン6がヨーク113a、113bに枢支された枢軸5を中心として逆方向に揺動する。この結果、パワーローラ11の周面11a、11aと、入力側ディスク2、2、出力側ディスク4、4との当接位置が変化し、入力軸1と出力歯車110との間の回転速度比が変化する。
ところで、上記の様に構成されるトロイダル型無段変速機の場合、ニードル軸受40は、パワーローラ11からスラスト転がり軸受39の外輪41に加わるスラスト荷重を支承しつつ、枢支軸部34および外輪41が支持軸部33を中心に揺動することを許容するスライド機構として機能するが、部品点数が多く、コストが高くなる可能性がある。
この様な事情に鑑みて、特許文献1(特開2001−227611号公報)には、パワーローラを回転自在に支持するスラスト転がり軸受を、アンギュラコンタクト玉軸受とし、その外輪の転動溝をパワーローラの円形転動溝の上下方向とは異なる上下方向径を持つ楕円形転動溝とし、前後方向に対する接触角を上下方向で大きく左右方向で小さくすることで、ラジアル方向の支持剛性を上下で高く、かつ、左右方向で低く設定することで、スライド機構を有しない構造が記載されている。
また、特許文献2(特開2002−276751号公報)には、パワーローラと枢支軸部との間にカラー部材を設け、パワーローラを枢支軸部に対して左右方向のみに相対移動可能に支持するスライド構造を、カラー部材と枢支軸部とを、上下方向の二つの平行面が互いに接触嵌合し、左右方向にはスライド許容隙間を介在させた二面幅形状によるスライド嵌合構造とすることで、ニードル軸受を不要とする構造が記載されている。
一方で、トロイダル型無段変速機は、動力伝達量が大きくなるにしたがって、ディスク及びパワーローラのトラクション面やパワーローラのベアリング部における発熱量が大きくなる。これらの部位での発熱量が大きくなると、運転時トラクション係数の設定値を下げざるを得なくなり、動力伝達効率及び耐久寿命が低下する。また、冷却が不十分な場合、ディスク及びパワーローラが長時間高温状態に晒されるため、耐久寿命が低下するという問題が発生する。
長時間の高温使用による耐久寿命の低下を防ぐために、ディスク及びパワーローラの発熱源の熱を取り去ることを目的として潤滑油の供給量を増やすことが考えられる。しかしながら、単純に潤滑流量を増やすと、ディスク及びパワーローラを始めとする回転部材における潤滑油の撹拌抵抗が増加し、動力伝達効率が低下するという別の問題が発生する。高い動力伝達効率と耐久寿命を確保するためには、冷却効率を向上させることが重要である。
特開2001−227611号公報 特開2002−276751号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された構造の場合、従来品よりも低コストで製造することは可能であるが、動力伝達力が大きくなった場合に発生する熱を積極的に外部に逃がす構造については考慮されていないため、動力伝達効率向上及び寿命確保のためには、さらなる改善の余地があると言える。本願発明では低コストで、動力伝達効率及び耐久寿命を十分に確保したトロイダル型無段変速機を得る事を目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、相対回転を自在として互いに同心に支持された入力側ディスク及び出力側ディスクと、これら両ディスク同士の間に挟持された複数のパワーローラと、これら各パワーローラを回転自在に支持した状態でそれぞれの両端部に互いに同心に設けた枢軸を中心とする揺動変位を自在とされた複数のトラニオンと、前記パワーローラの外側面に設けられ、このパワーローラに加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、このパワーローラの回転を許容するスラスト転がり軸受と、このスラスト転がり軸受を構成する外輪の外側面とトラニオンの内側面との間に設けられ、前記パワーローラから前記外輪に加わるスラスト荷重を支承するスラスト滑り軸受とを備えたトロイダル型無段変速機において、前記スラスト滑り軸受の材料は、前記パワーローラ及び前記トラニオンを構成している材料のうち、熱伝導率が低い方と同等以上の熱伝導率を有する材料であり、
前記スラスト滑り軸受は前記トラニオン側の軸方向端部に傾斜面を有し、この傾斜面が球面であることを特徴とする。
また、請求項2に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載の発明において、前記スラスト滑り軸受の前記トラニオンの軸方向に対向する位置に、前記トラニオンに対する位置決めを行う平面状の位置決め部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、トロイダル型無段変速機のトラニオンとスラスト転がり軸受との間に滑り軸受を設ける構造において、運転中のスラスト転がり軸受の外輪の温度を低下させ、耐久性を向上させることができる。また、冷却効果が向上することにより、潤滑流量を低減させることができるため、動力伝達効率を向上させることもできる。
本発明の実施の形態の第1例を示す図。 本発明の実施の形態の第1例の滑り軸受の断面図と斜視図 実施の形態の第1例の変形例の滑り軸受の断面図と斜視図 従来のトロイダル型無段変速機の1例を示す断面図。 図4のA−A断面図。
本発明の実施の形態について説明する。本発明の特徴は、パワーローラ11を回転自在に支持したトラニオン6と、前記パワーローラの外側面に設けられ、このパワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、このパワーローラ11の回転を許容するスラスト転がり軸受と、このスラスト転がり軸受を構成する外輪の外側面とトラニオン6の内側面との間に設けられ、前記パワーローラ11から前記外輪に加わるスラスト荷重を支承するスラスト滑り軸受の構造にある。その他の部位の構造及び作用は、前述した図4〜5に記載した構造を含め、従来から広く知られているトロイダル型無段変速機と同様である。そこで、従来構造と同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
本例のトロイダル型無段変速機を構成する滑り軸受50の場合、その滑り軸受50の材料を、パワーローラ11及びトラニオン6を構成している材料のうち、熱伝導率が低い方と同等以上の熱伝導率を有する材料とする。この様に、熱伝導率を高くすると、スラスト転がり軸受39からトラニオン6へ伝達される熱量が増大し、スラスト転がり軸受39の温度を低くすることができるので、パワーローラ11の転がり耐久寿命を確保することができる。具体的には、スラスト転がり軸39受やトラニオン6は従来では、JIS記載の軸受鋼やクロム鋼やクロムモリブデン鋼等の鉄鋼材料で構成される場合が多いが、この場合、滑り軸受50の材料としては、そられの鉄鋼材料よりも熱伝導率の高い黄銅やアルミニウム合金が挙げられる。
次に、図1と図2は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、円盤状の滑り軸受50のトラニオン側の端部に断面が矩形の環状の段部51を設けている。また、中央部に油穴52を設けている。この様な構成とすることで、パワーローラ11が発生する熱が伝達動力に応じて高くなり、パワーローラ11がディスク2、4との接触点から大きな力を受けることにより、トラニオン6に作用する力も大きくなり、トラニオン6が弓なり状に弾性変形したとしても、段部51を設けることで、滑り軸受50は、そのトラニオン6の弾性変形に追従が可能とり、トラニオン6が弾性変形したときの滑り軸受50への接触による発熱を防止できる。また、平面部53を確保しているので、パワーローラ11の傾転角同期性を確保でき、かつ、トラニオン6と滑り軸受50との間の接触面積が大きくなるので、伝達できる熱容量を大きくできる。また、段部51の形状については、パワーローラ11の発熱量が最大になる条件でのトラニオン6の変形量に追従できる形状にしておくことが好ましい。
図3は、前記実施の形態の第1例の変形例を示している。本例の場合には、円盤状の滑り軸受50のトラニオン側の軸方向端部に傾斜面54を設けている。また、トラニオン6に対する位置決めとして、滑り軸受50の円筒面のトラニオン6の軸方向に対向する位置に、平面状の位置決め部55を設けている。また、傾斜面54を球面とすると、トラニオン6の弾性変形に好適に追従できる為、好ましい。
次に、本発明の実施の形態の第2例について説明する。本例の場合には、滑り軸受50は、パワーローラ11及びスラスト転がり軸受39のスライド時のフリクション低減させるために、摩擦係数を低下させるための皮膜処理が施されている。皮膜の材質は、スラスト転がり軸受39及びトラニオン11を構成している材料のうち、熱伝導率が低い方と同等以上の熱伝導率を有するものであることが好ましい。
1 入力軸
2 入力側ディスク
2a 入力側ディスクの内側面
4 出力側ディスク
4a 出力側ディスクの内側面
5 枢軸
6 トラニオン
11 パワーローラ
11a パワーローラの周面
20a、b 支持ポスト
21 第1キャビティ
26 ラジアルニードル軸受
27 外輪
28 ニードル
30 円孔
31 変位軸
33 支持軸部
34 枢支軸部
35 ラジアルニードル軸受
38 ラジアルニードル軸受
39 スラスト転がり軸受
40 ニードル軸受
41 外輪
42 駆動ロッド
43 駆動ピストン
44 駆動シリンダ
45 押圧装置
46 カム板
47 保持器
48 ローラ
50 滑り軸受
51 段部
52 油孔
53 平面部
54 傾斜面
55 位置きめ部
96 ボールスプライン
101 ケーシング
103 伝達軸
109 スリーブ
110 出力歯車
111 支持壁
112 転がり軸受
113a、b ヨーク
118 支持孔
119 係止孔
150 傾転ストッパ
224 本体部
226 折れ曲がり壁部

Claims (2)

  1. 相対回転を自在として互いに同心に支持された入力側ディスク及び出力側ディスクと、これら両ディスク同士の間に挟持された複数のパワーローラと、これら各パワーローラを回転自在に支持した状態でそれぞれの両端部に互いに同心に設けた枢軸を中心とする揺動変位を自在とされた複数のトラニオンと、前記パワーローラの外側面に設けられ、このパワーローラに加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、このパワーローラの回転を許容するスラスト転がり軸受と、このスラスト転がり軸受を構成する外輪の外側面とトラニオンの内側面との間に設けられ、前記パワーローラから前記外輪に加わるスラスト荷重を支承するスラスト滑り軸受とを備えたトロイダル型無段変速機において、
    前記スラスト滑り軸受の材料は、前記パワーローラ及び前記トラニオンを構成している材料のうち、熱伝導率が低い方と同等以上の熱伝導率を有する材料であり、
    前記スラスト滑り軸受は前記トラニオン側の軸方向端部に傾斜面を有し、この傾斜面が球面であることを特徴とする特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記スラスト滑り軸受の前記トラニオンの軸方向に対向する位置に、前記トラニオンに対する位置決めを行う平面状の位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
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