JP2007032669A - スラスト軸受 - Google Patents

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JP2007032669A JP2005215704A JP2005215704A JP2007032669A JP 2007032669 A JP2007032669 A JP 2007032669A JP 2005215704 A JP2005215704 A JP 2005215704A JP 2005215704 A JP2005215704 A JP 2005215704A JP 2007032669 A JP2007032669 A JP 2007032669A
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勝美 関根
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Abstract

【課題】ステータのベアリングサポート等の隣接部品にスラスト荷重による変形が発生しても、これに影響されてスラスト軸受の摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができるスラスト軸受を提供し、またスラスト軸受の摺動面に潤滑溝が設けられている場合には、潤滑溝による優れた潤滑機能を維持することができるスラスト軸受を提供する。
【解決手段】回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受1において、当該軸受1における摺動面2の裏面3に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部7を設ける。また、当該軸受1の摺動面2に潤滑溝4が設けられている場合には、この潤滑溝4を設けた摺動面2の裏面3に上記形状の傾斜面部7を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、軸受に係り、更に詳しくは、回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受に関するものである。本発明の軸受は例えば、自動車関連分野において用いられ、またはスラスト軸受を使用するその他の分野において用いられる。
従来から、例えば図7に示すように、自動車等車両のオートマティックトランスミッション(AT)におけるトルクコンバータにステータ51と共に用いられるスラスト軸受61が知られており、このスラスト軸受61は、ステータ51の構成部品であるベアリングサポート52と、摺動の相手部品であるタービンハブ71との間に摺動可能に介装されている。
しかしながら、この種のスラスト軸受61は従来、単純な平板環状に形成されていて、その摺動面62および裏面63が共に中心軸線0と直交する平坦面状に形成されていることから、以下のような不都合がある。尚、このように摺動面62および裏面63が共に中心軸線0と直交する平坦面であると云うことは、スラスト軸受61の軸方向厚みが径方向全体に亙ってほぼ均一であることを意味している。
すなわち、このスラスト軸受61は、図示するようにその摺動面62の全面をもってタービンハブ71に摺動自在に接触するとともに、その裏面63の全面をもってベアリングサポート52に接触するのが本来の作動状態であるところ、裏面63が接触するベアリングサポート52は、その外周部52aをもってワンウェイクラッチのアウターレース53に接触しているものの、その内周部52bはワンウェイクラッチの作動部54およびインナーレース55との間に所定の大きさの軸方向間隙cを設定されている。
したがって、このような状況下で、軸方向一方(図では右方)からスラスト荷重Pがタービンハブ71および軸受61を介してベアリングサポート52に作用すると、ベアリングサポート52の外周部52aはアウターレース53にバックアップされるので変形しないが、ベアリングサポート52の内周部52bは上記間隙cを狭める方向(矢印A方向であってすなわち軸方向)に変形する。
この結果、ベアリングサポート52およびタービンハブ71間の軸方向間隔cは、当初その外周部から内周部まで径方向全域に亙って均一であったものが外周部から内周部へかけて徐々に拡大する形状となり、一方、スラスト軸受61の厚みは上記したように径方向全体に亙って均一であることから、スラスト軸受61の摺動面62における単位面積当たりの接触面圧(タービンハブ71に対する接触面圧)が摺動面62の外径部から内径部へかけて徐々に小さくなり、すなわちスラスト軸受61の摺動面62における接触面圧に径方向の偏りが発生する。
このため、スラスト軸受61は、図8に示すように、その摺動面62の外径寄りの一部(図において点々を付した部分)にてタービンハブ71に強く圧接することになり、摺動面62全体で均一に接触する場合と比較して摺動面62の単位面積当たりの負荷荷重が増大し、流体潤滑も得られにくくなる。したがってこれらのことから、摺動面62における摺動摩擦が大きくなり、摺動摩耗が発生し易くなる。
また、従来、この種のスラスト軸受における摺動面の潤滑性を向上させることを目的として、摺動面に潤滑溝を設けたスラスト軸受が種々開発されており、本願発明者らも先に、摺動面に円周方向所定間隔で多数の潤滑溝を形成し、相手摺動部材の相対回転方向に対して前記潤滑溝の前方となる側の溝肩の曲面の大きさを、前記相対回転方向に対して前記潤滑溝の後方となる側の溝肩の曲面または面取り部の大きさよりも大きくしたスラスト軸受(特許文献1参照)や、摺動面に円周方向所定間隔で複数の潤滑溝を形成してなるスラスト軸受において、相手摺動部材の相対回転方向に対して前記潤滑溝の前方となる側の溝肩に、溝側の始点の深さ寸法をdとするとともに前記摺動面に滑らかに連なる動圧発生用の曲面を形成し、前記動圧発生用の曲面の始点の角部に、溝側端部の深さ寸法をdとするとともにもう一つの曲面、または面取り部を含む滑らかな曲面よりなる潤滑油の入口部を形成し、前記潤滑溝の深さ寸法をdとして、
d>d>d
の関係を充足し、かつ前記動圧発生用の曲面の始点および終点を結んだ線と前記摺動面とがなす角度をθ、前記入口部の溝側端部および前記動圧発生用の曲面の終点を結んだ線と前記摺動面とがなす角度をθとして、
θ<θ<45°
の関係を充足するスラスト軸受(特許文献2参照)等を提案している。
しかしながら、これらの摺動面に潤滑溝を設けたスラスト軸受も、上記したように摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生すると、十分な潤滑機能を果たすことができなくなる。
PCT WO02/077473 A1公報 特開2004−293684公報
本発明は以上の点に鑑みて、上記ステータのベアリングサポート等の隣接部品にスラスト荷重による変形が発生しても、これに影響されてスラスト軸受の摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができ、もって優れた摺動特性を維持することが可能なスラスト軸受を提供することを目的とし、またスラスト軸受の摺動面に潤滑溝が設けられている場合には、潤滑溝による優れた潤滑機能を維持することが可能なスラスト軸受を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるスラスト軸受は、回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受において、当該軸受における摺動面の裏面に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるスラスト軸受は、上記した請求項1のスラスト軸受において、当該軸受は摺動面に潤滑溝を有し、前記潤滑溝を設けた摺動面の裏面に上記形状の傾斜面部を有することを特徴とするものである。
上記図7の従来技術において、スラスト軸受61の隣接部品であるベアリングサポート52の内周部52bにスラスト荷重による変形が発生したときに、これに影響されてスラスト軸受61の摺動面62の接触面圧に径方向の偏りが発生したのは、ベアリングサポート52の接触端面、スラスト軸受61の裏面63および摺動面62ならびにタービンハブ71の摺動端面がいずれも中心軸線0と直交する平坦面状に形成されていて、ベアリングサポート52およびタービンハブ71間の軸方向間隔cならびにスラスト軸受61の厚みが共に径方向全体に亙って均一に設定されていたことから、前者の軸方向間隔c2に径方向の広狭が生じると、軸方向間隔c2の狭い部分にも広い部分にも同じ厚みの軸受61が介在する状態が発生したためと考えられる。
これに対して、上記構成を備えた本発明の請求項1によるスラスト軸受においては、当該軸受における摺動面の軸方向反対面すなわち裏面に、その内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部が設けられているために、この傾斜面部を設けた径方向部位においては、当該軸受の厚みが内径側から外径側へかけて徐々に薄く形成され、反対に云うと、外径側から内径側へかけて徐々に厚く形成されることになる。したがって、上記したようにベアリングサポートの内周部に軸方向の変形が生じてベアリングサポートおよびタービンハブ間の軸方向間隔にその外周部から内周部へかけて徐々に広くなると云う径方向の広狭が生じると、軸方向間隔の狭い部分には軸受の薄い部分が配置されるとともに軸方向間隔の広い部分には軸受の厚い部分が配置されると云う対応関係が設定されることから、これにより摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを従来よりも抑えることが可能となる。
尚、スラスト荷重によるベアリングサポートの変形には、ベアリングサポートの形状や材質あるいは作用するスラスト荷重の大きさ等によって、変形が発生する径方向の領域や変形の傾斜角度等について様々な態様があるので、軸受の裏面に傾斜面部を形成する場合には、その形成領域や傾斜角度等を変形の態様に極力合わせて設定する。この点、傾斜面部の形成領域については、裏面の外周側部位のみに傾斜面部を設ける場合が考えられ、また裏面の全面に傾斜面部を設ける場合も考えられる。
また、傾斜面部の断面形状は原則として直線状とするが、これに限られるものではなく、緩やかな円弧を描く曲線状の断面形状であっても良い。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明の請求項1によるスラスト軸受においては、当該軸受における摺動面の軸方向反対面すなわち裏面に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部が設けられているために、この傾斜面部を設けた径方向部位においては、軸受の厚みが内径側から外径側へかけて徐々に薄く形成され、外径側から内径側へかけて徐々に厚く形成される。したがって、ステータのベアリングサポート等の隣接部品に軸方向の変形が生じて隣接部品および摺動の相手部品間の軸方向間隔に外周部から内周部へかけて徐々に広くなる径方向の広狭が生じると、軸方向間隔の狭い部分には軸受の厚みの薄い部分が配置されるとともに軸方向間隔の広い部分には軸受の厚みの厚い部分が配置される状態が発生し、これにより摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができる。したがって本発明所期の目的どおり、隣接部品にスラスト荷重による変形が発生しても、これに影響されてスラスト軸受の摺動面の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができ、もって優れた摺動特性を維持することが可能なスラスト軸受を提供することができる。
またこれに加えて、本発明の請求項2によるスラスト軸受においては、当該軸受の摺動面に潤滑溝が設けられ、この潤滑溝を設けた摺動面の裏面に上記請求項1に係る形状の傾斜面部が設けられているために、摺動面に潤滑溝を設けた構成のスラスト軸受において、上記請求項1と同様の作用効果を発揮することができる。したがって本発明所期の目的どおり、スラスト軸受の摺動面に潤滑溝が設けられている場合について、潤滑溝による優れた潤滑機能を維持することが可能なスラスト軸受を提供することができる。
尚、本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)上記したように、傾斜面部は軸受の裏面の外周側部位のみに設けられる場合があり、また裏面の全面に設けられる場合があるが、これらの場合、請求項1に係る発明は、以下のように説明される。
(1−1)回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受において、当該軸受における摺動面の裏面の外周側部位に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部を有することを特徴とするスラスト軸受、もしくは、摺動面裏面の外周側に外径側の高さが小さくなる方向にテーパを付けたスラスト軸受。
(1−2)回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受において、当該軸受における摺動面の裏面の全面に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部を有することを特徴とするスラスト軸受、もしくは、摺動面裏面全体に内径側から外径側にかけて高さが小さくなる方向にテーパを付けたスラスト軸受。
(2)請求項1に係る発明に軸受の厚みについての構成要件を加える場合は、以下のように説明される。
すなわち、回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受において、当該軸受における摺動面の裏面に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部を有し、前記傾斜面部を設けた径方向部位における当該軸受の厚みは、その外周部から内周部へかけて徐々に厚肉化されていることを特徴とするスラスト軸受。
(3)請求項1に係る発明をATトルクコンバータに適用する場合は、以下のように説明される。
すなわち、ATトルクコンバータにおけるステータの構成部品であるベアリングサポートと摺動の相手方であるタービンハブとの間に介装される平板環状のスラスト軸受であって、その一面の摺動面をもって前記タービンハブに摺動自在に接触するとともにその他面の裏面をもって前記ベアリングサポートに接触するスラスト軸受において、当該軸受における摺動面の裏面に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部を有することを特徴とするスラスト軸受。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係るスラスト軸受の装着状態の断面を示している。また、図2は同スラスト軸受の単品正面図であって、そのB−B線拡大断面が図3に示されるとともに、C−C線拡大断面が図4に示されている。
図1に示すように、当該実施例に係るスラスト軸受1は、自動車等車両のオートマティックトランスミッション(AT)におけるトルクコンバータにステータ51と共に用いられ、このステータ51の構成部品であるベアリングサポート52と、摺動の相手部品であるタービンハブ71との間に摺動可能に介装されるものであって、以下のように構成されている。
すなわち、このスラスト軸受1は、所定の樹脂材料によって平板環状に形成されていて、上記タービンハブ71に摺動自在に接触する環状の摺動面2と、上記ベアリングサポート52に接触する裏面3とを有しており、前者の摺動面2に潤滑溝4が設けられるとともに後者の裏面3に傾斜面部7が設けられている。尚、摺動面2および裏面3はいずれも当該軸受1の中心軸線0に対して直角の平坦面をなしている。
潤滑溝4は、摺動面2の全面に多数が放射状に設けられており、それぞれ図3に示すように、上記タービンハブ71の相対回転方向Sに対して潤滑溝4の前方となる側の溝肩の曲面または面取り5の大きさが、相対回転方向Sに対して潤滑溝4の後方となる側の溝肩の曲面または面取り6の大きさよりも大きく形成されることによって、タービンハブ71との摺動隙間に潤滑油を導入し易く、かつ導入した潤滑油にクサビ効果が発揮するように構成されている。
また、図4に示すように、傾斜面部7は、裏面2の外周側部位に限定して環状に設けられており、その内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなるように形成されている。寸法諸元の一例は以下のとおりである。
傾斜面部7の外径寸法(すなわち当該軸受1の外径寸法)d:60mm
傾斜面部7の内径寸法d:52.5mm
傾斜面部7の高さ寸法(軸方向幅)h:0.3mm
また、裏面3の平坦部8と傾斜面部7との境界部(傾斜面部起点部)には、この部位が角張ることがないよう、曲率半径5mm程度の大きさのアール(丸み)9が付けられている。
上記構成のスラスト軸受1においては、当該軸受1における摺動面2の軸方向反対側の面すなわち裏面3に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部7が設けられているために、この傾斜面部7を設けた径方向部位においては、当該軸受1の厚みが内径側から外径側へかけて徐々に薄く形成され、外径側から内径側へかけて徐々に厚く形成されている。したがって、スラスト荷重Pの作用によりベアリングサポート52の内周部52bに軸方向の変形(矢印A)が生じてこのベアリングサポート52およびタービンハブ71間の軸方向間隔cに外周部から内周部へかけて徐々に広くなる径方向の広狭が生じると、軸方向間隔cの狭い部分には軸受1の厚みの薄い部分が配置されるとともに軸方向間隔cの広い部分には軸受1の厚みの厚い部分が配置され、これにより摺動面2の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができ、具体的には図5に示すように、摺動面2はその径方向中央の広い領域(点々を付した領域)にて摺動の相手部品であるタービンハブ71に接触する。したがって、当該軸受1の隣接部品であるベアリングサポート52にスラスト荷重による変形が発生しても、これに影響されてスラスト軸受1の摺動面2の接触面圧に径方向の偏りが発生するのを抑えることができ、よって優れた摺動特性を維持することができる。
また併せて、上記スラスト軸受1には、摺動面2に潤滑溝4が設けられているために、この潤滑溝4による優れた潤滑効果を得ることができ、上記したようにスラスト軸受1の摺動面2の接触面圧に径方向の偏りが発生するのが抑えられることから、この潤滑溝4による優れた潤滑機能を維持することができる。
尚、上記したように、ベアリングサポート52に発生する変形の態様によっては、図6に示すように、軸受1の裏面3の全面に傾斜面部7を設けるようにしても良い。
また、傾斜面部7の高さ寸法(軸方向幅)hについては、取付構造や剛性等によって異なるものの一般的には、0.2〜0.4mm程度(例えば0.3mm)が好ましい。
本発明の実施例に係るスラスト軸受の装着状態を示す半裁断面図 同スラスト軸受の正面図 同スラスト軸受の要部断面図であって図2におけるB−B線拡大断面図 同スラスト軸受の要部断面図であって図2におけるC−C線拡大断面図 同スラスト軸受における摺動面の接触状態を示す説明図 本発明の他の実施例に係るスラスト軸受の要部断面図 従来例に係るスラスト軸受の装着状態を示す断面図 同スラスト軸受における摺動面の接触状態を示す説明図
符号の説明
1 スラスト軸受
2 摺動面
3 裏面
4 潤滑溝
5,6 溝肩の曲面または面取り
7 傾斜面部
8 平坦部
9 アール
51 ステータ
52 ベアリングサポート(隣接部品)
53 アウターレース
54 ワンウェイクラッチの作動部
55 インナーレース
71 タービンハブ(摺動の相手部品)

Claims (2)

  1. 回転部分におけるスラスト方向の荷重を支持するために用いられるスラスト軸受(1)において、
    当該軸受(1)における摺動面(2)の裏面(3)に、内径側から外径側へかけて高さ寸法が徐々に小さくなる形状の傾斜面部(7)を有することを特徴とするスラスト軸受。
  2. 請求項1のスラスト軸受において、
    当該軸受(1)は摺動面(2)に潤滑溝(4)を有し、前記潤滑溝(4)を設けた摺動面(2)の裏面(3)に上記形状の傾斜面部(7)を有することを特徴とするスラスト軸受。
JP2005215704A 2005-07-26 2005-07-26 スラスト軸受 Withdrawn JP2007032669A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261474A (ja) * 2007-03-19 2008-10-30 Nok Corp スラストワッシャ
JP2011094723A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Nsk Ltd トロイダル型無段変速機
JP2016500430A (ja) * 2012-12-14 2016-01-12 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH スラストワッシャー

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