JP5516465B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
筒内に燃料を供給する燃料噴射弁と、筒内のガスに点火する点火プラグとを備え、運転領域に応じて圧縮着火燃焼と火花点火燃焼との間で燃焼方式を切り替える内燃機関の制御装置であって、
前記圧縮着火燃焼と前記火花点火燃焼との間で燃焼方式を切り替える際に、当該火花点火燃焼と当該圧縮着火燃焼とを同一サイクルにおいて順に実行する中間燃焼を行う中間燃焼実行手段と、
前記圧縮着火燃焼を行う圧縮着火燃焼運転領域と前記火花点火燃焼を行う火花点火燃焼運転領域との間で運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、エンジン負荷とエンジン回転数とで規定される目標動作点を等出力線上において前記中間燃焼が実行される期間が長くなるように変更する目標動作点変更手段と、
前記目標動作点変更手段による変更後の目標動作点が得られるように、エンジントルクとエンジン回転数とを制御するエンジン出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記内燃機関の高負荷側の運転領域が前記圧縮着火燃焼運転領域であり、当該圧縮着火燃焼運転領域よりも低負荷側に前記火花点火燃焼運転領域が設けられている場合であって、
前記目標動作点変更手段は、前記火花点火燃焼運転領域から前記圧縮着火燃焼運転領域に運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、前記目標動作点を高回転低負荷側の値に変更することを特徴とする。
前記内燃機関の高負荷側の運転領域が前記圧縮着火燃焼運転領域であり、当該圧縮着火燃焼運転領域よりも低負荷側に前記火花点火燃焼運転領域が設けられている場合であって、
前記目標動作点変更手段は、前記圧縮着火燃焼運転領域から前記火花点火燃焼運転領域に運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、前記目標動作点を低回転高負荷側の値に変更することを特徴とする。
前記目標動作点変更手段は、運転領域を変更させる前記要求が出された場合において、吸気圧力または吸入空気量の変化率の絶対値が所定値よりも大きい場合には、前記変化率の絶対値を前記所定値以下に制限する吸気圧力または吸入空気量を基礎として、前記目標動作点を等出力線上において変更することを特徴とする。
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、車両に搭載され、その動力源とされる。内燃機関10の各気筒には、吸気通路12および排気通路14がそれぞれ連通している。
図2は、内燃機関10の運転領域(ここでは、燃料噴射量(エンジン負荷)とエンジン回転数とで規定)に応じた燃焼方式の設定を表した図である。また、図3は、各燃焼方式における燃料噴射および点火の制御を説明するための図である。
次に、図4乃至図7を参照して、本実施形態における燃焼方式の切り替えのための基本処理について説明する。
図4は、本実施の形態1における燃焼方式の切り替えについての全体的な処理の概要を表した制御ルーチンを示すフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定の制御周期毎に繰り返し実行されるものとする。
上述したCI燃焼(リーン燃焼)とSI燃焼(ストイキ燃焼)との間での燃焼方式の切り替えには、吸入空気量(吸気圧力Pb)の大幅な変化を伴うので、吸入空気量(吸気圧力)の応答遅れが円滑な燃焼方式の切り替えを行ううえで問題となる。より具体的には、燃焼方式の切り替え時に介在する中間燃焼の実施期間が短いと、要求された燃焼方式(CI燃焼またはSI燃焼)に適した吸入空気量(吸気圧力Pb)を得られるようにしたうえでの燃焼方式の切り替え完了を満足に行えなくなる。その結果、燃焼不良等の不具合が発生することが懸念される。
先ず、本実施形態の特徴的な制御について、加速時を例に挙げて具体的な説明を行う。
図8は、加速時にSI燃焼から中間燃焼を介してCI燃焼に切り替える際に上記目標動作点制御を実行した際のエンジン動作ラインを概念的に表した図である。また、図9は、図8中に付した部位Aを拡大して表した図である。尚、図8および図9において実線で示す波形は上記目標動作点制御が行われた場合のものであり、同図中において破線で示す波形は上記目標動作点制御が行われなかった場合のものである。
図11は、SI燃焼から中間燃焼を介したCI燃焼への燃焼方式の切り替えを伴う加速時の制御を実現するために、ECU56が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。尚、本ルーチンは、アクセル開度の変化に基づいて加速時であると判定された場合において、所定の制御周期毎に繰り返し実行されるものとする。
次に、本実施形態の特徴的な制御について、減速時を例に挙げて具体的な説明を行う。尚、ここでいう「減速時」は、フューエルカットが行われるケースは対象ではなく、あくまで燃焼方式が切り替わりながら燃焼が継続して行われるケースが対象となる。
CI燃焼から中間燃焼を介したSI燃焼への燃焼方式の切り替えを伴う減速時の制御を実現するためにECU56が実行する制御ルーチンは、図11を参照して既述した加速時のものと基本的には同様である。このため、ここでは、個々のステップについての加速時と重複する具体的な説明については省略するものとする。
12 吸気通路
14 排気通路
18 エアフローメータ
20 ターボ過給機
20a コンプレッサ
20b タービン
24 スロットルバルブ
26 吸気圧力センサ
28 吸気温度センサ
30 触媒
32 EGR通路
36 EGRバルブ
38 燃焼室
40 燃料噴射弁
44 点火プラグ
46 燃料供給通路
48 燃料タンク
50 高圧ポンプ
52 コモンレール
54 燃料性状センサ
56 ECU(Electronic Control Unit)
58 クランク角センサ
60 アクセル開度センサ
62 車速センサ
64 インジェクタEDU
66 無段変速機(CVT)
Claims (4)
- 筒内に燃料を供給する燃料噴射弁と、筒内のガスに点火する点火プラグとを備え、運転領域に応じて圧縮着火燃焼と火花点火燃焼との間で燃焼方式を切り替える内燃機関の制御装置であって、
前記圧縮着火燃焼と前記火花点火燃焼との間で燃焼方式を切り替える際に、当該火花点火燃焼と当該圧縮着火燃焼とを同一サイクルにおいて順に実行する中間燃焼を行う中間燃焼運転実行手段と、
前記圧縮着火燃焼を行う圧縮着火燃焼運転領域と前記火花点火燃焼を行う火花点火燃焼運転領域との間で運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、エンジン負荷とエンジン回転数とで規定される目標動作点を等出力線上において前記中間燃焼が実行される期間が長くなるように変更する目標動作点変更手段と、
前記目標動作点変更手段による変更後の目標動作点が得られるように、エンジントルクとエンジン回転数とを制御するエンジン出力制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関の高負荷側の運転領域が前記圧縮着火燃焼運転領域であり、当該圧縮着火燃焼運転領域よりも低負荷側に前記火花点火燃焼運転領域が設けられている場合であって、
前記目標動作点変更手段は、前記火花点火燃焼運転領域から前記圧縮着火燃焼運転領域に運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、前記目標動作点を高回転低負荷側の値に変更することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関の高負荷側の運転領域が前記圧縮着火燃焼運転領域であり、当該圧縮着火燃焼運転領域よりも低負荷側に前記火花点火燃焼運転領域が設けられている場合であって、
前記目標動作点変更手段は、前記圧縮着火燃焼運転領域から前記火花点火燃焼運転領域に運転領域を変更させる要求が出された場合において、前記中間燃焼が実行される期間中に、前記目標動作点を低回転高負荷側の値に変更することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。 - 前記目標動作点変更手段は、運転領域を変更させる前記要求が出された場合において、吸気圧力または吸入空気量の変化率の絶対値が所定値よりも大きい場合には、前記変化率の絶対値を前記所定値以下に制限する吸気圧力または吸入空気量を基礎として、前記目標動作点を等出力線上において変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
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