JP5515747B2 - 油煙浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は厨房等で調理の際に発生する油煙等を浄化する油煙浄化装置に関するものである。
従来、厨房等に設置するレンジフードには様々な形状のものが提案されている。この中には油煙等を屋外へ排気するだけでなく、高い効率で油を捕集したり、不快な臭気を除去したりすることを可能にしたもの(油煙浄化装置)もある。この内、排気風路に特徴があるものとして、装置の運転状態に応じてダンパーで風路を切り替えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その油煙浄化装置について図7を参照しながら説明する。
従来の油煙浄化装置101は、加熱調理器具102に向かって吸気口103と、屋外に排気口104と、その風路内に送風機105とを備えている。そして排煙ダクト106内には油と臭気を一時的に貯留する貯留部107を、バイパス路108内には油を浄化する浄化部109を備えている。貯留部107は、活性炭をハニカム状に成形した吸着材とその上流側近傍に配置したヒータからなる。浄化部109は、ハニカム状に成形した触媒とその上流側近傍に配置したヒータからなる。バイパス路108の入口には、バイパス路108または排煙ダクト106のいずれか一方を閉止するダンパー110を備えている。図中の実線矢印は空気の流れを示し、破線および破線矢印はダンパー110の可動の様子を示す。
調理時は、ダンパー110でバイパス路108を閉止し、排煙ダクト106を開放した後に、送風機105を駆動して、加熱調理器具102で発生した油煙を吸引する。このとき貯留部107において、油は付着分離され、臭気は吸着除去される。調理後は、ダンパー110で排煙ダクト106を閉止し、バイパス路108を開放した後に、貯留部107においてヒータで吸着材を加熱し、付着、吸着されている成分を放出させ、これを浄化部109に小風量で導入し、浄化して排出する。
特開平2−25648号公報
このような従来の油煙浄化装置においては、脱臭手段として活性炭等の吸着材を備えているが、これが油煙に曝される風路構成であるため、吸着材に油が付着して、脱臭性能が低下する。吸着材の上流に高捕集率の油煙除去手段を備えても、油の付着をゼロにすることはできないので、性能の低下は免れないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能が低下しない油煙浄化装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の油煙浄化装置は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の主風路と連通する入口近傍に空気の流れを衝突させる衝突手段を設け、前記衝突手段は、前記副風路の主風路と連通する入口に対して傾斜させた衝突板であることを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
また、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けた油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、略円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口は略円筒外周の接線方向に開口しており、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
また、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、略円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口は略円筒外周の接線方向に開口しており、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明の油煙浄化装置は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けた油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の主風路と連通する入口近傍に空気の流れを衝突させる衝突手段を設け、前記衝突手段は、前記副風路の主風路と連通する入口に対して傾斜させた衝突板である構成にした。
調理で発生する臭気のうち、人が不快に感じるのは調理中の臭気ではなく、調理後に付着油等から発生する残臭であると考えられる。本発明の油煙浄化装置は、調理時はダンパーが副風路を閉止し、主風路に配置した油煙除去手段で油煙を除去する。調理後はダンパーが主風路を閉止し、副風路に配置した脱臭手段で残臭を除去する。
その際に、脱臭手段への油付着を抑制する油付着抑制手段を設けることによって、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能が低下しない。したがって脱臭フィルタのメンテナンスや交換スパンを長くすることができ、ユーザーの手間を軽減できる。
特に、副風路に流入する空気が衝突板と衝突する際に、衝突板に油が付着することで、副風路への油の流入を防ぐことができる。したがって、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
また、本発明の油煙浄化装置は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けた油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、略円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口は略円筒外周の接線方向に開口しており、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けた構成にした。
副風路に空気が流入すると、円筒部分で旋回流が生じる。このとき空気に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路内壁と脱臭手段との間の間隙に落下する。
このように、空気中から油粒子を遠心分離することで、脱臭手段への油の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
また、本発明の油煙浄化装置は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、円筒端面または円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口と脱臭手段との間に翼列を配置し、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けた構成にした。
副風路に空気が流入すると、副風路の入口と脱臭手段との間に配置された翼列部分で旋回流が生じる。このとき空気中に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路内壁と脱臭手段との間の間隙に落下する。このように空気中から油粒子等を遠心分離することで、脱臭手段への油等の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
本発明の実施の形態1の油煙浄化装置の断面を示す構成図 活性炭への油付着の影響を示すグラフ 本発明の実施の形態2の油煙浄化装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態2の油煙浄化装置の副風路の詳細を示す構成図 本発明の実施の形態3の油煙浄化装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態3の油煙浄化装置の副風路の詳細を示す構成図 従来の油煙浄化装置の断面を示す構成図
本発明の請求項1に記載の発明は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の主風路と連通する入口近傍に空気の流れを衝突させる衝突手段を設け、前記衝突手段は、前記副風路の主風路と連通する入口に対して傾斜させた衝突板であることを特徴とする油煙浄化装置である。
調理で発生する臭気のうち、人が不快に感じるのは調理中の臭気ではなく、調理後に付着油等から発生する残臭であると考えられる。本発明の油煙浄化装置は、調理時はダンパーが副風路を閉止し、主風路に配置した油煙除去手段で油煙を除去する。調理後はダンパーが主風路を閉止し、副風路に配置した脱臭手段で残臭を除去する。
その際に、脱臭手段への油付着を抑制する油付着抑制手段を設けることによって、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。したがって脱臭フィルタのメンテナンスや交換スパンを長くすることができ、ユーザーの手間を軽減できる。
特に、副風路に流入する空気が衝突板と衝突する際に、衝突板に油が付着することで、副風路への油の流入を防ぐことができる。したがって、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
本発明の請求項に記載の発明は、副吸気口を設け、前記副吸気口は副風路と連通することを特徴とする請求項1に記載の油煙浄化装置である。
吸気口だけでなく副吸気口からも吸引することで、部屋に拡散した臭気を素早く吸引することができ、調理後の残臭によって不快になるのを防止することができる。また副吸気口を設けることで、調理中にも脱臭運転が可能になる。
本発明の請求項に記載の発明は、副吸気口が吸気口と異なる方向に開口したことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置である。
対面式のキッチンに本発明の油煙浄化装置を適用した場合、吸気口の反対方向、すなわち装置背面はリビングに面する。例えば、装置背面に副吸気口を設けることで、リビングに拡散した臭気を効果的に吸引し、調理後の残臭によって不快になるのを防止することができる。
本発明の請求項に記載の発明は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けた油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、略円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口は略円筒外周の接線方向に開口しており、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とする油煙浄化装置である。
副風路に空気が流入すると、円筒部分で旋回流が生じる。このとき空気に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路内壁と脱臭手段との間の間隙に落下する。
このように、空気中から油粒子を遠心分離することで、脱臭手段への油の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
本発明の請求項に記載の発明は、副吸気口を設け、前記副吸気口は副風路と連通しており、前記副風路の円筒部分に、前記副吸気口と連通する開口部を設けたことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置である。
吸気口だけでなく副吸気口からも吸引することで、部屋に拡散した臭気を素早く吸引することができ、調理後の残臭によって不快になるのを防止することができる。
また副風路の円筒部分に、副吸気口と連通する開口部を設けることにより、副吸気口から流入する空気が円筒部分で旋回流を形成する。このとき空気中に含まれる塵埃等の粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路内壁と脱臭手段との間の間隙に落下する。
このように、空気中から塵埃を遠心分離することで、脱臭手段への塵埃の付着を防ぐことができ、脱臭手段の目詰まりを防止することができる。
本発明の請求項に記載の発明は、副風路の主風路と連通する入口および副吸気口に連通する開口部を、略円筒状の前記副風路の軸を中心として対称に設けたことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置である。
これにより、主風路から副風路に流入する空気と、副吸気口から副風路に流入する空気とが同じ方向に旋回流を形成するため、互いの気流を乱すことがなく、圧力損失を低減することができる。
本発明の請求項に記載の発明は、加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、円筒端面または円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口と脱臭手段との間に翼列を配置し、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とする油煙浄化装置である。
副風路に空気が流入すると、副風路の入口と脱臭手段との間に配置された翼列部分で旋回流が生じる。このとき空気中に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路内壁と脱臭手段との間の間隙に落下する。このように空気中から油粒子等を遠心分離することで、脱臭手段への油等の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
本発明の請求項に記載の発明は、副風路の底部に、着脱可能なダストボックスを設けたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置である。
これにより、副風路で生じる旋回流によって円筒の外周壁方向へ移動した油や塵埃等の粒子をダストボックスに集め、溜まったごみを容易に捨てることができ、メンテナンス性が向上する。
本発明の請求項に記載の発明は、副風路の内壁面に、防汚加工を施したことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置である。
これにより、副風路で生じる旋回流によって円筒の外周壁方向へ移動した油や塵埃等の粒子が副風路内壁に付着することを防止し、旋回流による粒子の遠心分離が付着物によって阻害されることを防ぐことができる。
本発明の請求項10に記載の発明は、主風路を閉止した際に脱臭運転中であることを表示する表示部と、ダンパーが前記主風路または副風路のどちらを閉止するかを任意で切り替える切替スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置である。
副吸気口を設けない場合、本発明の油煙浄化装置は、主風路閉止中、すなわち脱臭運転中に調理を行えない。装置正面に表示パネルを設置する等して、ユーザーが運転状態を確認できるようにすることで、誤使用を防止できる。また継続して調理を行いたい場合は、任意で閉止する風路を切り替える切替スイッチにより、脱臭運転を中断できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の油煙浄化装置の断面を示す構成図である。
実施の形態1の油煙浄化装置の構成を説明する。
油煙浄化装置1は、加熱調理器具2に向かって、調理時に発生する油煙や臭気を吸引する吸気口3と、吸気口3と連通する主風路4と、主風路4の一部と連通する副風路5と、主風路4と副風路5のいずれか一方を閉止するダンパー6と、主風路4および副風路5に空気を流通させる送風手段7と、主風路4および副風路5と連通する排気口8とを備え、主風路4には油煙除去手段9を、副風路5には脱臭手段10を配置し、脱臭手段10に油が付着することを抑制する油付着抑制手段として、副風路5内に、副風路5の主風路4と連通する入口に対して傾斜させた衝突板11を設けた。
主風路4と連結する副風路5への入口は、油煙除去手段9の下流側に設けた。
また吸気口3の他に、装置背面に、副風路5と連通した副吸気口12を設けた。
また油煙除去手段9は積層したパンチングメタルにより構成した。
また脱臭手段10はハニカム状に成形した活性炭により構成した。
また油煙浄化装置1は対面式キッチンに適用することを想定し、排気口8はリビングに向けて開口しているものとする。
なお図中の実線矢印は空気の流れを示し、破線および破線矢印はダンパー6の動作の様子を示す。
実施の形態1の油煙浄化装置の作用を説明する。
ユーザーが調理のために加熱調理器具2を作動させると、それに連動してダンパー6が副風路5を閉止し、主風路4を開放する。同時に送風手段7を駆動して、加熱調理器具2で発生した油煙を吸引する。油煙は主風路4に配置した油煙除去手段9で除去され、排気口8から浄化された空気が排出される。なお加熱調理器具2の作動中は、副風路5の閉止状態を継続する。
ユーザーが調理を終え、加熱調理器具2の作動を終了したら、それに連動してダンパー6が主風路4を閉止し、副風路5を開放する(ダンパー6は図中の破線位置)。すると調理後の残臭を含む空気が副風路5に導入され、副風路5内に設けた衝突板11と衝突して油が除去された後に、副風路5に配置した脱臭手段10で臭気が除去されて、排気口8から浄化された空気が排出される。
脱臭手段10への油付着を抑制する効果を高めるために、衝突板11は、主風路4側から副風路5の入口側に向かって投影したときに、衝突板11が副風路5の入口を全て覆うように設けることが好ましい。実施の形態1では、衝突板11の枚数を3枚としたが、これに限るものではなく、入口の開口の大きさと、主風路4から副風路5に空気が流れる際に許容される圧力損失とを考慮して、衝突板11の傾斜角度および枚数を決定すればよい。
またこのとき装置背面の副吸気口12からリビングに拡散した臭気を副風路5に吸引し、脱臭する。副吸気口12に開閉可能なシャッターを設置すれば、調理後のみ脱臭運転する等も可能である。
実施の形態1の油煙浄化装置の効果を説明する。
調理で発生する臭気のうち、人が不快に感じるのは調理中の臭気ではなく、調理後に付着油等から発生する残臭であると考えられる。本発明の油煙浄化装置1の風路構成、動作とすることで、脱臭手段10を構成する活性炭に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。したがって脱臭フィルタのメンテナンスや交換スパンを長くすることができ、ユーザーの手間を軽減できる。
活性炭に油が付着した時の脱臭性能への影響を実験により確認した。その結果を図2に示す。
実験は次のように行った。
活性炭として、粒状活性炭の新品(新品活性炭)と油を付着させた物(油付着活性炭)を準備した。付着させる油は調理で発生する物を想定して、牛脂とラードを混合し、加熱処理した物を模擬油として使用した。この模擬油を活性炭1gに対し139mg付着させ、油付着活性炭とした。また調理後の残臭の模擬ガスとしてペンタナールを選択した。
5Lの容器に、新品活性炭または油付着活性炭1gと、空気(湿度0%)で希釈したペンタナールを入れ、ペンタナールの濃度の経時変化を観察した。ペンタナールの濃度はガスクロマトグラフを用いて求めた。
図2より、油付着活性炭は新品活性炭より吸着速度が遅く、また平衡となる濃度も高い。この結果から、活性炭は油の付着によって脱臭性能が低下することが確認できた。したがって、油煙浄化装置1において脱臭手段10を構成する活性炭等が油煙に曝されないことが、脱臭性能を維持するために重要だと確認できた。
油煙浄化装置1では、主風路4に配置した油煙除去手段9よりも下流側に、副風路5の主風路4と連通する入口を設けた。これにより、調理後に副風路5に導入される、空気中の残留油を含んだ空気が、油煙除去手段9を通過した後に副風路5に流入するため、油付着抑制手段の効果をより高めることができる。また油煙を捕集した油煙除去手段9は臭気の発生源となり得るため、副風路5の主風路4と連通する入口を油煙除去手段9よりも下流側に設けることで、油煙除去手段9から発生した臭気を副風路5に導入し、脱臭手段10によって臭気を除去することができる。
また油煙浄化装置1では、吸気口3だけでなく副吸気口12からも吸引することで、リビングに拡散した臭気を素早く吸引することができ、調理後の残臭によって不快になるのを防止することができる。加えて副吸気口12を設けることで、調理中にも脱臭運転が可能になる。
また、調理中の油煙や調理後の残臭を浄化し、室内に排気できるので、油煙浄化装置1は循環型レンジフードとして使用でき、キッチンレイアウトの自由度が向上する。
また、油煙浄化装置1と加熱調理器具2とが連動しているので、加熱調理器具2の作動中に脱臭手段10が油煙に曝されることを防止できる。また脱臭機能を確実に作動させることができる。
また、実施の形態1では脱臭手段10にハニカム状に成形した活性炭を用いたので、脱臭手段10は脱臭能力が高く、安価に構成することができる。ただし活性炭に限らず、臭気を必要な脱臭率で除去できれば他の吸着材等を使用してもよい。
また、主風路4を閉止した際に脱臭運転中であることを表示する表示部と、ダンパー6が主風路4または副風路5のどちらを閉止するかを任意で切り替える切替スイッチと、を備えてもよい。油煙浄化装置1は、主風路4閉止中に調理を行えない。装置正面に表示パネルを設置する等して、ユーザーが運転状態を確認できるようにすることで、誤使用を防止できる。また継続して調理を行いたい場合は、任意で閉止する風路を切り替える切替スイッチにより、脱臭運転を中断できる。
なお、実施の形態1では脱臭手段10に油が付着することを抑制する油付着抑制手段として、副風路5の主風路4と連通する入口に対して傾斜させた衝突板11を設けたが、衝突板11の代わりに、前記入口近傍にパンチングメタルを設けてもよい。
これにより、副風路5に流入する空気がパンチングメタルと衝突する際に、パンチングメタルに油が付着することで、副風路5への油の流入を防ぐことができる。したがって、脱臭手段10を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。また、パンチングメタルは容易に入手できるため、安価で製造が容易な衝突手段を得ることができる。
なお、実施の形態1では脱臭手段10に油が付着することを抑制する油付着抑制手段として、副風路5の主風路4と連通する入口に対して傾斜させた衝突板11を設けたが、衝突板11の代わりに、前記入口近傍にグリスフィルタを設けてもよい。
副風路5の入口近傍に設けたグリスフィルタで油を捕集して除去することにより、副風路5への油の流入を防ぐことができるため、脱臭手段10を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
なお、実施の形態1ではダンパー6を図1に示すように板状部材からなる切替ダンパーとしたが、主風路4と副風路5のそれぞれにルーバーダンパーを備えてもよい。またダンパー6の形状はこれに限るものではない。
なお、実施の形態1では油煙除去手段9を積層したパンチングメタルで構成したが、油煙を必要な捕集率で除去できれば、不織布から成るフィルタや電気集塵装置等を使用してもよい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2の油煙浄化装置の断面を示す構成図であり、図4は本発明の実施の形態2の油煙浄化装置の副風路の詳細を示す構成図である。
図3および図4において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
実施の形態2の油煙浄化装置1の構成を説明する。
副風路13は円筒状の形状とし、主風路4と連通している副風路13の入口17は円筒部分に設けられ、円筒外周の接線方向に開口している。また、副風路13の内壁と脱臭手段14との間に間隙を設けた。図示していないが、脱臭手段14は、つばを設けて副風路13の底部にねじ止めする等して固定すればよい。
また吸気口3の他に、副風路13の円筒部分に、副風路13と連通した副吸気口15を設けた。副風路13の入口17と、副吸気口15との位置関係は、円筒状の副風路13の軸を中心として対称に設けられている。
また副風路13の底部に、着脱可能なダストボックス16を設けた。
また副風路13の内壁面に、防汚加工を施した。
実施の形態2の油煙浄化装置の作用、効果を説明する。
主風路4と連通している副風路13の入口17から副風路13に空気が流入すると、その流入空気は円筒外周の接線方向から円筒内に流入するので、円筒部分で旋回流が生じる。このとき空気に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動する。移動した粒子は、最終的に副風路13の内壁と脱臭手段14との間の間隙に落下し、副風路13の底部に設けたダストボックス16の開口部18からダストボックス16内に入り、捕集される。
このように、空気中から油粒子を遠心分離することで、脱臭手段14への油の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。また、着脱可能なダストボックス16内に溜まったごみは容易に捨てることができ、メンテナンス性が向上する。
また、吸気口3だけでなく副吸気口15からも吸引することで、リビングに拡散した臭気を副風路13に吸引し、脱臭する。このとき副風路13の円筒部分に、副吸気口15が設けられているため、副吸気口15から流入する空気が副風路13から流入する空気と同様に円筒部分で旋回流を形成する。このとき空気中に含まれる塵埃等の粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動する。移動した粒子は、最終的に副風路13の内壁と脱臭手段14との間の間隙に落下し、副風路13の底部に設けたダストボックス16の開口部18からダストボックス16内に入り、捕集される。
このように、空気中から塵埃を遠心分離することで、脱臭手段への塵埃の付着を防ぐことができ、脱臭手段の目詰まりを防止することができる。
また、副風路13の入口17と、副吸気口15とが、円筒状の副風路13の軸を中心として対称に設けられているため、主風路4から副風路13に流入する空気と、副吸気口15から副風路13に流入する空気とが、同じ方向に旋回流を形成する。したがって、互いの気流を乱すことがなく、圧力損失を低減することができる。
また副風路13の内壁面に、防汚加工を施したことにより、副風路13で生じる旋回流によって円筒の外周壁方向へ移動した油や塵埃等の粒子が副風路13の内壁に付着することを防止し、旋回流による粒子の遠心分離が付着物によって阻害されることを防ぐことができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3の油煙浄化装置の断面を示す構成図であり、図6は本発明の実施の形態3の油煙浄化装置の副風路の詳細を示す構成図である。
図5および図6において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
実施の形態3の油煙浄化装置1の構成を説明する。
副風路19は円筒状の形状とし、主風路4と連通している副風路19の入口23を、副風路19の上流側の円筒端面と隣接した円筒部分に設けた。副風路19の主風路4と連通する入口23と脱臭手段20との間に翼列22を配置し、副風路19の内壁と脱臭手段20との間に間隙を設けた。また吸気口3の他に、副風路19の上流側の円筒端面と隣接した円筒部分に、副風路19と連通した副吸気口21を設けた。
実施の形態3の油煙浄化装置1の作用、効果を説明する。
副風路19の入口23および副吸気口21から副風路19に空気が流入すると、副風路19の入口と脱臭手段20との間に配置された翼列22の部分で旋回流が生じる。このとき空気中に油粒子等が含まれると、空気とともに旋回するこれら粒子に遠心力が加わるので、粒子は円筒の外周壁方向へと移動し、最終的に副風路19の内壁と脱臭手段20との間の間隙に落下する。このように空気中から油粒子等を遠心分離することで、脱臭手段20への油等の付着を防ぐことができ、脱臭性能の低下を防ぐことができる。
また、実施の形態3では、副風路19内に設置した翼列22で旋回流が生じる構成であるため、副風路19の主風路4と連通する入口23、および副風路19と連通した副吸気口21の位置や開口サイズが限定されず、レイアウトの自由度を高めることができる。
本発明にかかる油煙浄化装置は、脱臭手段を構成する吸着材等に油が付着せず、脱臭性能の低下を防ぐことができる。したがって、脱臭フィルタのメンテナンスや交換スパンを長くすることができ、ユーザーの手間を軽減できるので、調理の際に発生する油煙を浄化するレンジフード等として有用である。
1 油煙浄化装置
2 加熱調理器具
3 吸気口
4 主風路
5 副風路
6 ダンパー
7 送風手段
8 排気口
9 油煙除去手段
10 脱臭手段
11 衝突板
12 副吸気口
13 副風路
14 脱臭手段
15 副吸気口
16 ダストボックス
17 入口
18 開口部
19 副風路
20 脱臭手段
21 副吸気口
22 翼列
23 入口
101 油煙浄化装置
102 加熱調理器具
103 吸気口
104 排気口
105 送風機
106 排煙ダクト
107 貯留部
108 バイパス路
109 浄化部
110 ダンパー

Claims (10)

  1. 加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の主風路と連通する入口近傍に空気の流れを衝突させる衝突手段を設け、前記衝突手段は、前記副風路の主風路と連通する入口に対して傾斜させた衝突板であることを特徴とする油煙浄化装置。
  2. 副吸気口を設け、前記副吸気口は副風路と連通することを特徴とする請求項1に記載の油煙浄化装置。
  3. 副吸気口が吸気口と異なる方向に開口したことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置。
  4. 加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けた油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、略円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口は略円筒外周の接線方向に開口しており、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とする油煙浄化装置。
  5. 副吸気口を設け、前記副吸気口は副風路と連通しており、前記副風路の円筒部分に、前記副吸気口と連通する開口部を設けたことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置。
  6. 副風路の主風路と連通する入口および副吸気口に連通する開口部を、略円筒状の前記副風路の軸を中心として対称に設けたことを特徴とする請求項に記載の油煙浄化装置。
  7. 加熱調理器具による調理等で発生する油煙や臭気を吸引する吸気口と、前記吸気口と連通する主風路と、前記主風路の一部と連通する副風路と、前記主風路と前記副風路のいずれか一方を閉止するダンパーと、前記主風路および前記副風路に空気を流通させる送風手段と、前記主風路および前記副風路と連通する排気口とを備え、前記主風路には油煙除去手段を、前記副風路には脱臭手段を配置し、前記脱臭手段に油が付着することを抑制する油付着抑制手段を設けたことを特徴とする油煙浄化装置であって、前記油付着抑制手段として、前記副風路の全体または一部を略円筒状の形状とし、円筒端面または円筒部分に前記副風路の主風路と連通する入口を設け、前記入口と脱臭手段との間に翼列を配置し、前記副風路の内壁と前記脱臭手段との間に間隙を設けたことを特徴とする油煙浄化装置。
  8. 副風路の底部に、着脱可能なダストボックスを設けたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置。
  9. 副風路の内壁面に、防汚加工を施したことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置。
  10. 主風路を閉止した際に脱臭運転中であることを表示する表示部と、ダンパーが前記主風路または副風路のどちらを閉止するかを任意で切り替える切替スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の油煙浄化装置。
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