JP5512994B2 - 液体漂白剤組成物 - Google Patents

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本発明は、液体漂白剤組成物に関する。
浴室やトイレ、シンクに発生する細菌やカビに由来する黒ずみ汚れを除去するために、次亜塩素酸塩を配合した塩素系の漂白洗浄剤が用いられている。これらのカビは床や排水口など、水平に設置された部材だけではなく、浴室や浴槽の壁、窓枠など、垂直に設置された部材にも発生する。この様な垂直面に発生したカビを除去する方法として、スプレー時の起泡性を向上させたり、溶液粘度を高めたりするなど、対象物への付着時間を長くすることによって除去性能を向上させる方法が知られている。例えば、特許文献1には次亜塩素酸塩を含有する液体洗浄剤に、オクチルジメチルアミンオキサイドやラウリルジメチルアミンオキサイド等の特定2種のアミンオキサイドを併用することによって、汚れ面への付着性、滞留性を向上した液体洗浄剤組成物が開示されている。
また、従来の塩素系の漂白洗浄剤はタイルや目地、その他黒ずみ汚れに対して十分な効果を示したが、最近では、タイルや目地以外に、壁と浴槽等のつなぎ目に使用されているシリコーン樹脂系のコーキングや軟質ポリ塩化ビニル樹脂系のパッキンなどの樹脂部にカビが発生する例が増加してきており、タイルや目地に対して十分な効果を発揮していた従来の漂白洗浄剤であっても、これら樹脂部に発生したカビ汚れに対しては漂白洗浄力が十分であるとはいいがたく、樹脂部のカビ汚れに対して優れた漂白洗浄力を有する漂白剤組成物が求められている。このような要求に応えるべく、種々の方法による樹脂部のカビ汚れに対する漂白性能の向上が試みられている。例えば、特許文献2、3には、第4級アンモニウム型界面活性剤を含有する液体漂白剤組成物が開示されている。
特開2005−281651号 特開2001−192700号 特開2002−241791号
しかしながら、従来提案されている方法では、垂直面に発生したカビ汚れを、短時間で除去することが困難であった。特許文献1の実施例では、泡の付着性や滞留性を評価しているが、実際の漂白性能、とりわけ垂直面に発生したカビ汚れに対する漂白性能については示されていない。
本発明の課題は、垂直面に発生したカビ汚れ等に対して、短時間で十分な除去ができる液体漂白剤組成物を提供することである。
本発明は、(a)次亜塩素酸アルカリ金属塩を0.5〜5質量%、(b)アルカリ金属水酸化物を0.2〜1質量%、(c1)オクチルジメチルアミンオキサイドと(c2)ラウリルジメチルアミンオキサイド及びミリスチルジメチルアミンオキサイドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアミンオキサイドとを合計で0.3〜2質量%、並びに(d)第4級アンモニウム塩型界面活性剤を0.01〜0.3質量%含有し、(c1)の(c2)との質量比が(c1)/(c2)=97/3〜75/25である液体漂白剤組成物に関する。
また、本発明は、(a)次亜塩素酸アルカリ金属塩〔以下、(a)成分という〕を0.5〜5質量%、(b)アルカリ金属水酸化物〔以下、(b)成分という〕を0.2〜1質量%、(c1)オクチルジメチルアミンオキサイド〔以下、(c1)成分という〕と(c2)ラウリルジメチルアミンオキサイド及びミリスチルジメチルアミンオキサイドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアミンオキサイド〔以下、(c2)成分という〕とを合計で0.3〜2質量%、並びに(d)第4級アンモニウム塩型界面活性剤〔以下、(d)成分という〕を0.01〜0.3質量%含有し、(c1)の(c2)との質量比が(c1)/(c2)=97/3〜75/25である液体漂白剤組成物を、トリガー式スプレーヤーを具備する容器に充填してなるスプレー容器入り液体漂白剤物品に関する。以下、(c1)成分と(c2)とを合わせて(c)成分という。
本発明によれば、垂直面に発生したカビ汚れ等に対して、短時間で十分な除去ができ、漂白性能の速効性に優れた液体漂白剤組成物が提供される。
〔液体漂白剤組成物〕
[(a)成分]
本発明の液体漂白剤組成物は、(a)成分として次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する。(a)成分としては、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム等が挙げられ、特に次亜塩素酸ナトリウムが好ましい。次亜塩素酸ナトリウムは、製造上次亜塩素酸ナトリウムと当モルの塩化ナトリウムが混在するが、塩化ナトリウムが多量に存在する次亜塩素酸ナトリウムは貯蔵安定性を損なう場合があるため、予め塩化ナトリウムを低減化したものを用いることが好ましい。具体的には塩化ナトリウムが次亜塩素酸ナトリウムに対して10〜60モル%、好ましくは10〜40モル%のものが好適である。このような塩化ナトリウムを低減化した次亜塩素酸ナトリウムは、低食次亜塩素酸ナトリウムとして市販されている。本発明の漂白剤組成物中における(a)成分の含有量は、0.5〜5質量%であり、1〜4質量%が好ましく、2〜4質量%がより好ましい。(a)成分の含有量が0.5質量%以上では充分な漂白力が得られ、5質量%以下では次亜塩素酸アルカリ金属塩の良好な安定性が得られる。
[(b)成分]
本発明の液体漂白剤組成物は、(b)成分としてアルカリ金属水酸化物を含有する。(b)成分としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられ、特に水酸化ナトリウムが好ましい。(b)成分は、(a)成分である次亜塩素酸アルカリ金属塩の安定性を向上する成分として好ましい。本発明の液体漂白剤組成物中の(b)成分の含有量は、0.2〜1質量%であり、0.2〜0.8質量%が好ましく、0.2〜0.6質量%がより好ましく、0.3〜0.6質量%がさらに好ましく、0.4〜0.6質量%がさらにより好ましい。(b)成分の含有量が0.2質量%以上では良好な次亜塩素酸アルカリ金属塩の安定性が得られ、1質量%以下では良好な漂白性能が得られる。
[(c)成分]
本発明の液体漂白剤組成物は、(c1)成分のオクチルジメチルアミンオキサイドと、(c2)成分のラウリルジメチルアミンオキサイド及びミリスチルジメチルアミンオキサイドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアミンオキサイドとを、合計で0.3〜2質量%、好ましくは0.5〜1.5質量%、更に好ましくは0.6〜1.2質量%含有する。また、(c1)成分と(c2)成分との質量比は、漂白性能の速効性の観点から、(c1)/(c2)=97/3〜75/25であり、好ましくは97/3〜80/20、より好ましくは95/5〜80/20であり、さらに好ましくは95/5〜85/15である。また、(c2)成分の中では、漂白性能の速効性の観点からラウリルジメチルアミンオキサイドが好ましい。
[(d)成分]
本発明の液体漂白剤組成物は、(d)成分として、第4級アンモニウム塩型界面活性剤を含有する。(d)成分としては、下記一般式(d1)で表される第4級アンモニウム塩型界面活性剤及び下記一般式(d2)で表される第4級アンモニウム塩型界面活性剤から選ばれる第4級アンモニウム塩型界面活性剤を用いることができる。
Figure 0005512994
(式中、R1は炭素数6〜18のアルキル基、好適には炭素数8〜16のアルキル基、より好適には炭素数12〜14のアルキル基、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基、好適には炭素数1又は2のアルキル基、より好適にはメチル基、R4は炭素数1〜3のアルキレン基、好適にはメチレン基、X-は対イオン、好適には塩化物イオン又は臭化物イオン、より好適には塩化物イオンである。)
Figure 0005512994
(式中、R5、R6、R7、R8はこれらの内1つ又は2つは炭素数8〜18のアルキル基、好適には炭素数8〜16のアルキル基、より好適には炭素数10〜14のアルキル基であり、残りが炭素数1〜3のアルキル基、好適には炭素数1又は2のアルキル基、より好適にはメチル基、Y-は対イオン、好適には塩化物イオン又は臭化物イオン、より好適には塩化物イオンである。)
本発明の液体漂白剤組成物中における(d)成分の含有量は、漂白性能の速効性、更には、コーキングやパッキンに発生したカビ汚れに対する高い漂白効果を発揮させる観点から、0.01〜0.3質量%であり、好ましくは0.02〜0.2質量%、より好ましくは0.03〜0.1質量%である。
本発明者らがカビ除去速度を向上させる方法を詳細に検討したところ、従来行われているような組成物の増粘や起泡性の向上といった観点とは異なる、特定の泡挙動を呈することにより、本発明の課題を解決しえることを見出した。すなわち、トリガー式スプレーヤーで噴霧した直後は起泡性が高く、付着性のある泡として対象物に付着させることが必要であるが、ある程度時間が経過した後、例えば5分程度経過した後には泡が崩壊することが重要であり、このような挙動を行うための液体漂白剤組成物、及び、トリガー式スプレーヤーを組み合わせることで本発明の課題を解決できることを見出した。このような泡挙動を呈することでなぜカビ汚れ除去速度が向上するかについての詳細は不明であるが、泡による付着性以外に、付着させた液体漂白剤組成物が空気中のCO2を吸収してpHが低下することでカビ除去速度を改善でき、泡が崩壊することでCO2の吸収を促進させることができるためと本発明者らは考えている。すなわち、泡安定性に極めて優れる(c2)成分と泡安定性の低い(c1)との所定比率での混合系に、極めて泡安定性の低い(d)成分を加えることが、スプレー直後の泡立ち性を高めると同時に、すみやかに泡を崩壊させるという泡挙動を発現させるために必須の組み合わせであると考えている。
本発明では、(c)成分と(d)成分の質量比は、(d)/(c)=0.005〜0.3、更に0.01〜0.2、より更に0.02〜0.1であることが、漂白性能の速効性の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物の残部は水であり、保存安定性の上で、微量に存在する金属イオンなどを除去したイオン交換水や蒸留水が好ましい。水の含有量は保存安定性の点から、組成物中80〜98質量%、更に90〜98質量%が好ましい。また、組成物の20℃におけるpHを11〜14、さらに12〜14、さらに12.5〜13.5に調整することが、保存安定性及び漂白効果の点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、カビ汚れなどへの浸透性や起泡性の点から粘度の低いほうが良好であり、粘度(ウベローデ粘度計、測定条件:20℃)が1〜3.0mm2/sが好ましく、1〜2.0mm2/sが更に好ましく、1〜1.5mm2/sが特に好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、対象面に噴霧して適用することが好ましい。後述のように、トリガー式スプレーヤーを具備する容器等の噴霧手段を備えた容器に充填して用いることが好ましい。
〔スプレー容器入り液体漂白剤物品〕
本発明の液体漂白剤組成物は、トリガー式スプレーヤーを具備する容器に充填してなるスプレー容器入り液体漂白剤物品として用いられる。トリガー式スプレーヤーとしては本発明の液体漂白剤組成物を泡状にして噴霧することができるトリガー式スプレー、具体的には1回の操作で0.5〜2gの組成物を吐出し、泡を形成する機構(泡形成機構)を備えたトリガーが好ましい。また、本発明の漂白剤組成物を使用する際には対象物1m2に対して5〜15gの割合で噴霧することが好ましい。
泡形成機構としては、好ましくはスピンエレメント及び直径4〜8mmの円形状の空間部分に棒状の突起を数個設置された液体通過板を有するものが好適である。ここでスピンエレメントとは、スピンエレメントを通じて液状物の流れにスピンを与え、最後にノズルから噴出する機構であり、その詳細な構造としては特開平8−332422号公報や特開平8−108102号公報の図4(b)、特開2002−68265号公報の図1などを参考にすることができる。
泡形成機構のもう一つの部材である液体通過板は、直径4〜8mmの円形状の空間部分に棒状の突起を好ましくは3〜8個設置されたものであり、通過する板を平面で見た場合に、好ましくは幅0.8〜1.2mm、長さ2〜4mmの長方形状の棒状の突起が好適である。また、棒状の突起を除いた空間部分に対する棒状の突起の占める面積は30〜90面積%、好ましくは40〜80面積%、より好ましくは40〜70面積%が好適であり、このような液体通過板を設置することで、垂直表面への泡の付着滞留性が良好になる。
本発明に用いるトリガー式スプレーヤーを具備する容器は、一般に使用されている容器を用いることができる。例えば、ポリエチレンを原料として得られるものであり、ブロー成型などによって製造することができる。容器の肉厚は底面と側面と異なってもよく、0.05〜3.0mmであり、容器の容量は200〜1000mLである。(a)成分の次亜塩素酸塩を配合する場合、光による分解を抑制するために容器は不透明である。不透明化のために容器に酸化チタン等を含有するものが用いられるが、その場合、容器は多層構造を有するものであり、特に最内側の液体漂白剤組成物と接触する層は、金属物を含まないものが用いられる。容器に充填される液体漂白剤組成物の量は、取り扱い上、200〜700mlが望ましい。また液の充填は、通常、技術常識に基づいて適切な空隙を残して行われる。
本発明では、特定の液体漂白剤組成物を用いることで、スプレー時の起泡性を高めて組成物を対象物にしっかりと付着させると同時に、発生した泡を速やかに消失させることによって、垂直面に発生したカビが短時間で除去可能となる。
本発明のスプレー容器入り液体漂白剤物品は、下記に定義される吐出直後の泡比容が10mL/g以上、更に11mL/g以上、より更に11.5mL/g以上であることが好ましく、且つ、下記に定義される吐出10分後の泡比容が7.5mL/g以下、更に7.2mL/g以下であることが好ましい。
<泡比容>
液体漂白剤組成物を、泡を形成する機構(泡形成機構)を備えたトリガー式スプレー容器(噴霧量1g/回)を用いて、200mLのメスシリンダー(内径36mm)に10回スプレーした時に出来る泡の容量(mL)を読みとり、吐出直後の泡の容量とする。その時の噴霧量(g)の下2ケタを天秤を用いて測定し、噴霧量(g)とする。吐出10分後の泡の容量(mL)を読みとり、吐出10分後の泡の容量とする。これらから、吐出直後の泡比容及び吐出10分後の泡比容を、泡比容(mL/g)=〔吐出直後又は吐出10分後の泡の容量(mL)〕/噴霧量(g)の計算式で算出する。
この泡比容の評価に用いるトリガー式スプレー容器は、泡形成機構として、前記したスピンエレメント及び液体通過板を有する。該トリガー式スプレー容器として、花王(株)製、強力カビハイター用のトリガー式スプレー容器(噴霧量1g/回)を用いることができる。
表1に示す液体漂白剤組成物を調製した。それらの組成物について、漂白性能、及び泡比容を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。
〔漂白性能〕
一般家庭の浴槽まわりや浴室壁に使用しているパッキン(シリコンシーラント)に実使用条件にてカビを発生させ、そのパッキンを採取して約1cm角に切断したものを試験片とした。測色色差計(日本電色工業(株)製、ND−300A)を用いて試験片の明度(L値)を測定し、L値の差が±2以内の試験片のみを用いて評価を行った。試験片の評価面が床に対して垂直になるように設置し、評価面に向かってトリガースプレーヤー〔花王(株)製、強力カビハイター用のトリガー式スプレー容器(噴霧量1g/回)〕を用いて組成物を噴霧して10分間放置した。水洗、風乾した後に測色色差計でL値を測定し、評価前後におけるL値の差(ΔL値)を算出し、その数値の大きさからカビ汚れに対する漂白性能を評価した。
〔泡比容〕
液体漂白剤組成物を、泡形成機構を備えたトリガー式スプレー容器である花王(株)製、強力カビハイター用のトリガー式スプレー容器(噴霧量1g/回)を用いて、200mLのメスシリンダー(内径36mm)に10回スプレーした時に出来る泡の容量(mL)を読みとり、吐出直後の泡の容量とする。その時の噴霧量(g)の下2ケタを天秤を用いて測定し、噴霧量(g)とする。吐出10分後の泡の容量(mL)を読みとり、吐出10分後の泡の容量とする。これらから、吐出直後の泡比容及び吐出10分後の泡比容を、泡比容(mL/g)=〔吐出直後又は吐出10分後の泡の容量(mL)〕/噴霧量(g)の計算式で算出した。
Figure 0005512994

Claims (5)

  1. (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩を0.5〜5質量%、(b)アルカリ金属水酸化物を0.2〜1質量%、(c1)オクチルジメチルアミンオキサイドと(c2)ラウリルジメチルアミンオキサイド及びミリスチルジメチルアミンオキサイドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアミンオキサイドとを合計で0.3〜2質量%、並びに(d)第4級アンモニウム塩型界面活性剤を0.01〜0.3質量%含有し、(c1)の(c2)との質量比が(c1)/(c2)=97/3〜80/20であり、泡状で対象物に適用される、液体漂白剤組成物。
  2. (c1)と(c2)とを合わせて(c)として、(c)と(d)の質量比が(d)/(c)=0.005〜0.3である請求項1記載の液体漂白剤組成物。
  3. (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩を0.5〜5質量%、(b)アルカリ金属水酸化物を0.2〜1質量%、(c1)オクチルジメチルアミンオキサイドと(c2)ラウリルジメチルアミンオキサイド及びミリスチルジメチルアミンオキサイドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアミンオキサイドとを合計で0.3〜2質量%、並びに(d)第4級アンモニウム塩型界面活性剤を0.01〜0.3質量%含有し、(c1)の(c2)との質量比が(c1)/(c2)=97/3〜80/20である液体漂白剤組成物を、該液体漂白剤組成物を泡状にして噴霧するトリガー式スプレーヤーを具備する容器に充填してなるスプレー容器入り液体漂白剤物品。
  4. 下記に定義される吐出直後の泡比容が10mL/g以上であり、吐出10分後の泡比容が7.5mL/g以下である、請求項3記載のスプレー容器入り液体漂白剤物品。
    <泡比容>
    液体漂白剤組成物を、泡を形成する機構を備えたトリガー式スプレー容器(噴霧量1g/回)を用いて、200mLのメスシリンダー(内径36mm)に10回スプレーした時に出来る泡の容量(mL)を読みとり、吐出直後の泡の容量とする。その時の噴霧量(g)の下2ケタを天秤を用いて測定し、噴霧量(g)とする。吐出10分後の泡の容量(mL)を読みとり、吐出10分後の泡の容量とする。これらから、吐出直後の泡比容及び吐出10分後の泡比容を、泡比容(mL/g)=〔吐出直後又は吐出10分後の泡の容量(mL)〕/噴霧量(g)の計算式で算出する。
  5. 液体漂白剤組成物における(c1)と(c2)とを合わせて(c)として、(c)と(d)の質量比が(d)/(c)=0.005〜0.3である、請求項3又は4記載のスプレー容器入り液体漂白剤物品。
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