JP5511610B2 - 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 - Google Patents
圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5511610B2 JP5511610B2 JP2010217199A JP2010217199A JP5511610B2 JP 5511610 B2 JP5511610 B2 JP 5511610B2 JP 2010217199 A JP2010217199 A JP 2010217199A JP 2010217199 A JP2010217199 A JP 2010217199A JP 5511610 B2 JP5511610 B2 JP 5511610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric actuator
- actuator unit
- liquid
- individual
- common electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
ユニットには、複数の個別電極と共通電極との間に駆動電圧を供給できるように、それらと電気的に接続される配線部材を実装することになる。そのような場合、個別電極上および共通電極上にバンプを設けて、それらのバンプと配線部材中の配線とを接続することが考えられる。また、共通電極は、圧電アクチュエータユニットの内部に形成さているため、個別電極が形成されている主面から共通電極までの圧電セラミック層を貫通するビアホールを設け、そのビアホールの底面に露出している共通電極上にバンプを形成することが考えられる。
高さの差を少なくできるので、個別電極バンプおよび共通電極バンプを、これらが電気的に接続される配線を有する配線部材に接合する際に、配線と個別電極バンプおよび共通電極との接続が良好になる。
よび107を有している。搬送ベルト111は、ベルトローラ106および107に巻き掛けられている。搬送ベルト111は、2つのベルトローラに巻き掛けられたとき所定の張力で張られるような長さに調整されている。これによって、搬送ベルト111は、2つのベルトローラの共通接線をそれぞれ含む互いに平行な2つの平面に沿って、弛むことなく張られている。これら2つの平面のうち、液体吐出ヘッド2に近い方の平面が、印刷用紙Pを搬送する搬送面127である。
ー画像が印刷された印刷用紙Pは、搬送ベルト111によって剥離プレート140へと搬送される。このとき、印刷用紙Pは、剥離プレート140の右端によって、搬送面127から剥離される。そして、印刷用紙Pは、送りローラ121a〜122bによって、紙受け部116に送り出される。このように、印刷済みの印刷用紙Pが順次紙受け部116に送られ、紙受け部116に重ねられる。
マニホールド5aは、流路部材4の内部の各圧電アクチュエータユニット40に対向する領域に互いに隣接して液体吐出ヘッド本体13の長手方向に延在している。
出孔群7は圧電アクチュエータユニット40とほぼ同一の大きさおよび形状の領域を占有しており、対応する圧電アクチュエータユニット40の変位素子50を変位させることにより液体吐出孔8から液滴が吐出できる。液体吐出孔8の配置については後で詳述する。そして、それぞれの領域内の液体吐出孔8は、流路部材4の長手方向に平行な複数の直線に沿って等間隔に配列されている。
Circuit)と個別電極バンプ46および共通電極バンプ47との接続性を良くできる。また、突出高さが20μm以下であることにより、製造時の圧電セラミック層21aに加わる応力を少なくできるので、使用中に圧電セラミック層21aにクラックなどが生じ難く、突出高さは15μm以下であることが好ましい。ビアホール21cの側面は圧電セラミック層21bに形成されている斜面であり、圧電アクチュエータユニット40の個別電極35の形成されている一方の主面21dに対して20〜40°の角度になっている。角度が20°以上であることにより、ビアホール21cの形成されている面積を小さくすることができ、角度が40°以下であることにより、共通接続電極37や共通電極バンプ47となるペースト等がビアホールに流れ込みやすくなるとともに、突出部21abの基底部とビアホール21cの側面の斜面とが交わる部分を基点とした接続の破壊が生じ難く、接
続強度を強くできる。突出部21abの基底部とビアホール21cの側面の斜面とが交わる部分は、突出部21abが突出しているので狭くなっているため、突出部21abがない場合と比べてペースト等が流れ込み難く、空隙が残ることがあり、この空隙が破壊の起点となることがあるが、前記角度を小さくすることで、この空隙の大きさを小さくしたり、発生頻度を低くすることができ、接続強度が強くなる。
このようにすることにより、流路部材4の平面状の面に接合する際に、より多くの場所で押すことにより、より圧力が均等になって、接続状態が良好になる。
イミングで、圧電セラミック層21a、bが液体加圧室10側へ凸となるように変形し、液体加圧室10の容積減少により液体加圧室10内の圧力が正圧となり液体への圧力が上昇し、液滴が吐出される。つまり、液滴を吐出させるため、高電位を基準とするパルスを含む駆動信号を個別電極35に供給することになる。このパルス幅は、液体加圧室10内において圧力波がマニホールド5から液体吐出孔8まで伝播する時間長さであるAL(Acoustic Length)が理想的である。これによると、液体加圧室10内部が負圧状態から正
圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
個別電極バンプ46の高さの差が少なくなり、共通電極バンプ47の上面の凹の浅くなるか、形成されなくなる。
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・液体吐出孔
9・・・液体加圧室群
10・・・液体加圧室
11a、b、c、d・・・液体加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・液体吐出孔列
21、221・・・圧電アクチュエータユニット本体
21a、221a・・・圧電セラミック層(振動板)
21ab・・・圧電セラミック層の突出部
21b、221b・・・圧電セラミック層
21c、221c・・・ビアホール
21d、221d・・・一方の主面
22〜31・・・プレート
32・・・個別流路
34、234・・・共通電極
35、235・・・個別電極
36、236・・・個別接続電極
37、237・・・共通接続電極
40、240・・・圧電アクチュエータユニット
46、246・・・個別電極バンプ
47、247・・・共通電極バンプ
50・・・加圧部(変位素子)
60・・・配線部材
60a・・・ベースフィルム
60b・・・配線
60c・・・カバーフィルム
65・・・第1のダミー個別電極
66・・・第2のダミー個別電極
68・・・第1のダミー個別電極バンプ
69・・・第2のダミー個別電極バンプ
80・・・個別接続バンプ形成領域
Claims (6)
- 複数の圧電セラミック層が積層されている積層体と、該積層体の一方の主面に形成されている複数の個別電極と、該複数の個別電極上に形成されている個別電極バンプと、前記複数の個別電極に対向して前記積層体の内部に積層されている共通電極と、該共通電極の前記複数の個別電極に対向してない部位から前記積層体の一方の主面まで繋がっているビアホールと、該ビアホール内の前記共通電極上に形成されている共通電極バンプとを有する圧電アクチュエータユニットであって、前記ビアホールの底面の下側に位置する前記圧電セラミック層が、前記ビアホール側に突出していることを特徴とする圧電アクチュエータユニット。
- 前記ビアホールにおける前記共通電極の前記積層体の一方の主面側の表面の凹凸の高さが、他の前記共通電極の前記積層体の一方の主面側の表面の凹凸の高さ以下であることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータユニット。
- 前記積層体の一方の主面からの前記複数の個別電極バンプの高さと、前記積層体の一方の主面からの前記共通電極バンプの高さとが略同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電アクチュエータユニット。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の圧電アクチュエータユニットと、前記複数の個別電極バンプおよび前記共通電極バンプがそれぞれ電気的に接続されている配線を有する配線部材とを含むことを特徴とする圧電アクチュエータユニット装置。
- 平面に開口する複数の液体加圧室および該複数の液体加圧室にそれぞれ繋がっている複数の液体吐出孔を備える流路部材の前記平面に、前記複数の液体加圧室を覆うように請求項4に記載の圧電アクチュエータユニット装置が積層されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項5に記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、制御部とを備えており、該制御部は前記配線部材を介して前記圧電アクチュエータユニットを制御するとともに、前記搬送部を制御することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010217199A JP5511610B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010217199A JP5511610B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012071466A JP2012071466A (ja) | 2012-04-12 |
JP5511610B2 true JP5511610B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=46167815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010217199A Active JP5511610B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5511610B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012176875A1 (ja) * | 2011-06-22 | 2012-12-27 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェットヘッド及びインクジェット描画装置 |
JP6044258B2 (ja) * | 2012-10-19 | 2016-12-14 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェットヘッド |
JP6039365B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-12-07 | 京セラ株式会社 | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 |
JP6175798B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-08-09 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置及びフレキシブル配線基板の接続方法 |
JP6130165B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-05-17 | 京セラ株式会社 | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 |
JP6193725B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-09-06 | 京セラ株式会社 | 圧電セラミック基体、およびそれを用いた圧電アクチュエータ基板、液体吐出ヘッドならびに記録装置 |
JP6213335B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2017-10-18 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
JP5997219B2 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-09-28 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
JP2016185605A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットヘッド、及び、インクジェットプリンター |
JP6059394B2 (ja) * | 2016-08-18 | 2017-01-11 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4485139B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2010-06-16 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータ、インクジェット記録ヘッドおよびこれらの製造方法 |
JP2007021887A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Fujifilm Holdings Corp | 液体吐出ヘッド及びその製造方法、並びに画像形成装置 |
JP2007268838A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kyocera Corp | インクジェットヘッド |
JP2009126167A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Brother Ind Ltd | 圧電アクチュエータの製造方法、圧電アクチュエータを含む液体吐出ヘッドの製造方法、圧電アクチュエータ、及び、これを含む液体吐出ヘッド |
-
2010
- 2010-09-28 JP JP2010217199A patent/JP5511610B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012071466A (ja) | 2012-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5511610B2 (ja) | 圧電アクチュエータユニット、それを用いた圧電アクチュエータユニット装置、液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5717855B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5822624B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 | |
JP5997150B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5952310B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5197893B2 (ja) | 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド、および記録装置 | |
JP2012201009A (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5902535B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5818481B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5506605B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP6062711B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッド、および記録装置 | |
JP6081761B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6039365B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP5934420B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP2012106469A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置、ならびに液体吐出ヘッドの製造方法 | |
JP6034157B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置、ならびに、それらに用いられる圧電アクチュエータ基板 | |
JP6075777B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5869351B2 (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板、およびそれを用いた液体吐出ヘッド、ならびに記録装置 | |
JP6130165B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6166118B2 (ja) | 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5977031B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6166195B2 (ja) | 圧電基板、およびそれを用いたアセンブリ、液体吐出ヘッド、ならびに記録装置 | |
JP2013154597A (ja) | 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置、ならびに液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータ基板の製造方法 | |
JP2014008643A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP2014104646A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140219 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5511610 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |