JP6039365B2 - 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 - Google Patents
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Description
ができる。各液体吐出ヘッド2から吐出される液体の色は、それぞれ、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)およびブラック(K)である。各液体吐出ヘッド2は、液体吐出ヘッド本体13の下面と搬送ベルト111の搬送面127との間にわずかな隙間をおいて配置されている。
面にはマニホールド5の開口5bが形成されている。開口5bは、流路部材4の長手方向に平行な2本の直線(仮想線)のそれぞれに沿って5個ずつ、合計10個形成されている。開口5bは、4つの圧電アクチュエータ基板21が配置された領域を避ける位置に形成されている。マニホールド5には開口5bを通じて図示されていない液体タンクから液体が供給されるようになっている。
する個別電極35がそれぞれ形成されている。すなわち、個別電極35は、圧電アクチュエータ基板21の一方の主面21d上に、第1の方向および第1の方向とは異なる方向に渡って形成されている。個別電極35のうち液体加圧室10と重なっている個別電極本体は、液体加圧室10より一回り小さく、液体加圧室10とほぼ相似な形状を有している。また、個別電極35には、圧電アクチュエータ基板21の上面における液体加圧室10と対向する領域内に収まるように配置されている個別電極本体から前記領域外に引き出されている引出電極が含まれる。
ド5aに供給された液体は、以下の経路で液体吐出孔8から吐出される。まず、副マニホールド5aから上方向に向かって、個別供給流路6を通り、しぼり12の一端部に至る。次に、しぼり12の延在方向に沿って水平に進み、しぼり12の他端部に至る。そこから上方に向かって、液体加圧室10の一端部に至る。さらに、液体加圧室10の延在方向に沿って水平に進み、液体加圧室10の他端部に至る。そこから少しずつ水平方向に移動しながら、主に下方に向かい、下面に開口した液体吐出孔8へと進む。
圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
共通表面電極37を印刷で形成するさいには、その一部がビアホール21ba内に入り込み、ビアホール21baの内壁に沿った層状のビアホール導体37aとなる。ビアホール導体37aは、ビアホール21ba内部を充填するように形成してもよい。その場合、例えば、ビアホール導体37aを充填するように、単独で印刷したり、共通表面電極37の厚さを厚くして、ビアホール21ba内を充填できる量が入り込みようにすればよい。
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・液体吐出孔
9・・・液体加圧室群
10・・・液体加圧室
11a、b、c、d・・・液体加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・液体吐出孔列
21・・・圧電アクチュエータ基板
21a・・・圧電セラミック層(セラミック層、振動板)
21b・・・圧電セラミック層
21ba・・・ビアホール
22〜31・・・プレート
22a・・・凹部
22b・・・(接着剤の)逃がし溝
32・・・個別流路
34・・・共通電極(内部電極)
35・・・個別電極
36・・・接続電極
37・・・共通表面電極
37a・・・ビアホール導体
50・・・変位素子(加圧部)
Claims (8)
- セラミック層と圧電セラミック層とが積層されており、該圧電セラミック層および当該圧電セラミック層を挟んでいる一対の電極を含んでいる加圧部を備えている圧電アクチュエータ基板と、
該圧電アクチュエータ基板の前記セラミック層側の下に積層されており、前記加圧部により加圧される加圧室、および該加圧室と繋がっている吐出孔を備えている流路部材と
を含む液体吐出ヘッドであって、
前記圧電アクチュエータ基板は、前記一対の電極のうちの前記圧電アクチュエータ基板内部にある内部電極と電気的に接続されていて、前記圧電セラミック層を貫通しているビアホール導体を備えており、
前記流路部材は、前記ビアホール導体のある部位の直下の前記セラミック層に面していて、吐出される液体が流れる流路ではない凹部を備えていることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記凹部は、前記圧電アクチュエータ基板と前記流路部材とが積層されている部位の外部まで繋がっていて、前記凹部内の空間が外部と繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記凹部の縁は角部を切り欠いた形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータ基板の平面形状が一方方向に長く、前記凹部が前記一方方向に延びていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータ基板と前記流路部材とは、接着剤層を介して接着されており、前記凹部が前記接着剤層で満たされておらず、空隙があることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータ基板と前記流路部材とは、接着剤層を介して接着されており、前記流路部材は、前記凹部の周囲に接着剤の逃がし溝を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記ビアホール導体が、前記圧電セラミック層を貫通しているビアホールの内壁に沿っ
て層状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、前記加圧部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする記録装置。
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