JP5511174B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙に画像を印刷するサーマルプリンタに関する。
カラープリンタの中で、インクシートを記録媒体としてのロール紙に接触させながらサーマルヘッドから発せられる熱により画像を転写するサーマルプリンタが知られている。
サーマルヘッドには、印刷を進めていく過程で発せられてきた熱が蓄積される。このため、ラインごとに熱エネルギーが印加される際に、サーマルヘッドに蓄積される熱量に応じて印刷パラメータを可変させ、これにより、ライン間の印刷結果のばらつきを軽減する技術が提案されている(特許文献1)。
また、プリンタ内の環境温度に応じてインクシートとロール紙に対してサーマルヘッドが打つ通電パルス数を補正することにより、印刷結果のばらつきを軽減する技術が提案されている(特許文献2及び特許文献3)。
特開2007−185792号公報 特開2002−002010号公報 特開2001−328291号公報
ところで、記録媒体としてロール紙を用い、且つ複数枚の画像を連続して印刷する場合、1枚目の印刷時にサーマルヘッドに熱エネルギーが印加されることで、2枚目の印刷開始ラインのロール紙温度が1枚目の印刷開始ラインのロール紙温度よりも高くなる。
しかし、上記特許文献1〜3では、ロール紙の1枚目印刷時と2枚目印刷時との温度差が考慮されておらず、したがって、2枚目の印刷開始ラインでは、1枚目の印刷開始ラインよりもインクの昇華が促進されやすい。このため、1枚目の印刷開始ラインと2枚目以降の印刷開始ラインとで印刷結果にばらつきが生じやすい。
そこで、本発明は、1枚目の印刷開始ラインと2枚目以降の印刷開始ラインとの印刷結果のばらつきを軽減することができるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のサーマルプリンタは、ロール紙に画像を印刷するサーマルプリンタであって、インクシートに塗布されたインクを前記ロール紙に転写させて画像を印刷するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドのヘッド温度を検出するヘッド温度検出手段と、前記サーマルプリンタの環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを制御する制御手段であって、ヘッド温度と環境温度と印加エネルギー量の関係を示すエネルギー量制御用テーブルを用いて、前記ヘッド温度検出手段により検出したヘッド温度および前記環境温度検出手段により検出した環境温度に基づいて前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを補正する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記サーマルヘッドによって第1の画像と第2の画像を隣接して印刷する場合、前記第1の画像の近傍に印刷される前記第2の画像のラインには、前記第2の画像の他のラインおよび前記第1の画像に適用するエネルギー量制御用テーブルとは異なるエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とする。
本発明のサーマルプリンタは、ロール紙に画像を印刷するサーマルプリンタであって、インクシートに塗布されたインクを前記ロール紙に転写させて画像を印刷するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドのヘッド温度を検出するヘッド温度検出手段と、前記サーマルプリンタの環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを制御する制御手段あって、ヘッド温度と環境温度と印加エネルギー量の関係を示すエネルギー量制御用テーブルを用いて、前記ヘッド温度検出手段により検出したヘッド温度および前記環境温度検出手段により検出した環境温度に基づいて前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを補正する制御手段とを備え、前記制御手段は、複数枚の画像を隣接して配置して印刷する場合に、2枚目の画像の印刷開始ラインには、1枚目の画像の印刷開始ラインに適用するエネルギー量制御用テーブルとは異なるエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とする。
本発明によれば、1枚目の印刷により加熱された用紙に2枚目の画像を印刷する場合に、用紙の加熱分を考慮して1枚目の印刷領域近傍部分の2枚目の印刷ラインを異なる補正パラメータを用いて印刷する。これにより、1枚目と2枚目での印刷結果のばらつきを軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態である昇華型のサーマルプリンタは、図1に示すように、装置本体1の側部のサイドドア2を開けて、該装置本体1内にインクカートリッジ3が装填される。
インクカートリッジ3内には、図2(a)及び図2(b)に示すように、インクシート4とロール紙5とが収納されており、供給軸4aに巻回されたインクシート4は巻取り軸4bに巻き取られる。
インクカートリッジ3を装置本体1内に装填した際には、該装置本体1内に設けられた凸部1a(図2(c)参照)がインクカートリッジ3に形成されたシャッター3aの溝部3bに係合することで、シャッター3aが開閉方向にスライド可能になっている。シャッター3aは、使用者がインクカートリッジ3を扱う際にインクシート4に直接触れるのを防止するために設けられている。
また、装置本体1には、制御回路7が設けられており、制御回路7は、装置本体1に設けられた電源スイッチ6をONすることで起動する。制御回路7は、インクカートリッジ3に設けられたカートリッジ情報チップ8(図2(d)参照)からインクカートリッジ3の固有の情報を読み取る。カートリッジ情報チップ8には、インクカートリッジ3内のロール紙5のサイズ、ロール紙5の特性情報、インクシート4の製造情報、インクシート4の特性情報、使用した枚数情報、印刷ミスした枚数情報、印刷ミスした要因情報などが記憶される。
インクカートリッジ3内のロール紙5の中心部には、図2(a)及び図3に示すように、ロール紙5と一体に回動するボビン軸9が嵌め込まれている。ボビン軸9の軸方向両端部には、それぞれ弾性材等の傘部10を有するフランジ11が設けられている。傘部10には、ロール紙5の幅方向の側部13を挟み込む切り欠き部12が設けられている。
そして、ボビン軸9が回動すると、傘部10と共にロール紙5が回動し、図4(a)に示すように、回動したロール紙5の先端15がインクカートリッジ3の出口近傍部14に引っかかってカートリッジ出口16へ導かれる。
このとき、傘部10は、ロール紙5を幅方向の両側から中央側に加圧しており、ロール紙5は中央部が膨らむ。これにより、ロール紙5の先端15が出口近傍部14に引っかかりやすくなり、より確実にロール紙5の先端15をカートリッジ出口16へ導くことが可能になっている。
なお、制御回路7は、カートリッジ出口16近傍に配置された用紙センサ17(図2(a)参照)からの信号を基に、ロール紙5の先端15がカートリッジ出口16から出てきたかどうかを監視している。
そして、ロール紙5の先端15がカートリッジ出口16から出てこないと判断した場合には、制御回路7は、更にボビン軸9を回動させて出口近傍部14へロール紙5の先端15を強制的に導く。
図5は、装置本体1の内部構造を示す概略断面図である。
図5において、インクカートリッジ3のカートリッジ出口16から引き出されたロール紙5は、カール取りローラ21へ導かれる。カール取りローラ21は、本実施形態では、例えば、軟質ゴム等で形成され、対向する硬質のカール取り従動ローラ22に対してロール紙5を介して圧接して変形することで、ロール紙5を進行方向に対して略90°曲げるように構成されている。
カール取りローラ21は、カートリッジ出口16からのロール紙5の引き出し時には、カール取り従動ローラ22から離間している。
そして、カール取りローラ21は、ロール紙5の先端15がカール取りローラ21に接近したタイミングでカール取り従動ローラ22に圧接するとともに回転駆動されてロール紙5を挟み込む。これにより、ロール紙5はロール状態の巻き方向と反対側にしごかれる事で、カールが取り除かれる。
なお、このカール取り動作は、これに限らず、硬質の壁形状部を形成してそこにロール紙5を通すことで行ったり、ジグザグに配置された複数のローラ対にロール紙5を通すことで行ったりすることも可能である。
カール取り動作を終えたロール紙5は、カール取りローラ21によってグリップローラ部23に搬送される。グリップローラ部23は、グリップローラ23aとピンチローラ23bとを備え、グリップローラ23aは離間状態からピンチローラ23bに圧接する加圧状態へ移動してロール紙5を挟み込む。
グリップローラ23aの外周部には、細かい突起状の爪が形成されており、この爪がロール紙5の裏面へ食い込んでロール紙5を確実にグリップする。
グリップローラ部23でグリップされたロール紙5は下流側に搬送され、サーマルヘッド24とプラテンローラ25との間を通過した後に、用紙頭出しセンサ26を通過する。制御回路7は、ロール紙5が用紙頭出しセンサ26を通過したことを検出して、ここでロール紙5のその後の搬送距離を計算する為の基点とする。
その後、制御回路7は、所定のステップ数だけグリップローラ23を駆動してロール紙5を所定の位置までインクカートリッジ3から引き出して停止する。
また、制御回路7は、インクカートリッジ3に収納されているインクシート4を巻き取る動作を行う。インクシート4は、装置本体1に設けられたリボン巻き取りモータ27とこれに接続されるギア列を介して供給軸4a側から巻取り軸4b側に巻き取られる。
インクシート4には、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),OP(オーバーコート)層の各面の頭出し位置に幅方向に沿って帯状の識別帯28が塗布されており、特に印刷の基準となるY面の頭部分には識別帯が他の色と違う形態になっている。
本実施形態では、Yの面の頭部分は識別帯を2本配置し、他の色の面は1本の識別帯として区別しており、これを制御回路7は、リボン頭出しセンサ29を介して識別して印刷の最初の面であることを検出する。
制御回路7は、印刷の最初の面である2本の識別帯28を検出すると、リボン巻き取りモータ27を停止すると共に、ヘッドアップダウンモータ30を駆動してサーマルヘッド24を印刷位置へ移動させる。
サーマルヘッド24は、装置本体1のベース31にヘッドレバー32を介して回動可能に支持されており、ヘッドアップダウンモータ30によりヘッドレバー32を駆動してサーマルヘッド24を所定の印刷位置へ移動させる。
装置本体1のベース31は、ヘッドレバー32の回動軸、グリップローラ部23の回転軸、及びプラテンローラ25の回転軸を支持しており、これらの部品をユニットとして構成できるようになっている。これらの部品の寸法の相関関係が印刷性能に大きく影響する為、これらの部品が別々の部品によって構成されるのに比べてヘッドタッチが安定するようになっている。
制御回路7は、次にカール取りローラ21を離間移動させる。これは、印刷動作時にカール取りローラ21に想定外の負荷をかけないようにする為である。
そして、制御回路7は、グリップローラ部23の動作を開始してロール紙5を繰り出す方向に搬送するとともに、サーマルヘッド24に通電を開始し、インクシート4に塗布されたインクをロール紙5へ転写して画像の印刷を行う。この際、制御回路7は、インクシート4の巻き取る動作を開始する。
ロール紙5は、グリップローラ部23によって下流側に繰り出されてサーマルヘッド24による1回目(例えばY)の印刷が行われると、用紙駆動モータ33の駆動によりインクカートリッジ3に一旦巻き取られる。
用紙駆動モータ33は、すべりトルクを有するクラッチ機構を有しており、ロール紙5を繰り出す方向に動作する場合は用紙駆動モータ33からの力がロール紙5にすべて伝わるようになっている。一方、用紙駆動モータ33は、ロール紙5をインクカートリッジ3に巻き取る動作をする場合は、所定のすべりトルクを持ってロール紙5を巻き取るように動作する。
このように構成することで、印刷動作時のロール紙5の巻き取り時に、グリップローラ部23で繰り出したロール紙5の分を過剰な負荷を掛けずに巻き取ることを可能にしている。
また、印刷動作中のロール紙5は、インクカートリッジ3に巻き取られるとき、フランジ部11の傘部10(図3参照)の外側へ巻き取られることになる。インクカートリッジ3は、傘部10の内部に収納されているロール紙5が、ロール紙の剛性により巻き広がろうとしたとしても、フランジ部11の傘部10でロール紙5がそれ以上広がらないようになっている。
図4(b)に示すように、インクカートリッジ3の外装ケース部34の内面とフランジ部11の最外周面との間には、隙間Sを設けてあり、この隙間Sの空間に印刷動作中のロール紙5が巻き取られる。これにより、未印刷のロール紙5があってもそれによって印刷動作中のロール紙5の巻き取り動作に負荷を与えることが無く、該巻き取り動作をスムースに行うことができる。
本実施形態では、制御回路7は、装置本体1に設けられた環境温度センサ35を介して環境温度を検出している。そして、制御回路7は、印刷動作時には、前記検出した環境温度と上述したカートリッジ情報チップ8(図2参照)から得たインクシート4の製造情報(例えば濃度情報)を用いてサーマルヘッド24に加えるエネルギーが最適になるように制御する。
具体的には、環境温度が低温の場合、サーマルヘッド24は特に印刷開始直後には十分に温度が上昇しにくい為、書き出し付近において印刷結果が薄くなるという傾向がある。この場合、後述するロール紙5の切断工程において、切断された付近の画像情報が不均一になる場合がある。こうしたことが無いように、サーマルヘッド24に対して、印刷開始直前に余熱を蓄える動作を行ったり、インクシート4の温度特性の情報を加味した熱エネルギーの投入を行ったりすることで、ロール紙5の切断面近傍の画質の改善を図っている。
印刷動作において、ロール紙5の端部がサーマルヘッド24の発熱体部を通過した直後にはまだ印刷動作、すなわちサーマルヘッド24に対するエネルギーの加熱動作は継続してしまう。このため、サーマルヘッド24は、ヘッドレバー32と共にロール紙5の端部から離脱し、ゴム部材であるプラテンローラ25に当接してゴムを変形させてしまったり、溶かしてしまう可能性が生じる。
そこで、本実施形態では、サーマルヘッド24が、プラテンローラ25の押圧方向にはロール紙5の厚み以上は動かないように規制して、プラテンローラ25にダメージを与えないようになっている。
所定の印刷長さ分だけ印刷動作を完了すると、制御回路7は、ロール紙5の巻き取り動作、及びインクシート4の巻き取り動作を停止させる。
ロール紙5への印刷が完了すると、制御回路7は、ヘッドアップダウンモータ30を駆動し、ヘッドレバー32を回動させてこれと一体的に固定されているサーマルヘッド24を所定の位置へ退避させる。また、制御回路7は、この動作と共にインクシート4を少し巻き取って弛みをとる動作を行う。
その後、制御回路7は、ロール紙5を印刷開始位置まで繰り出して行く。このときの制御は、印刷する為にグリップローラ部23を駆動した用紙駆動モータ33のステップ数と同じだけのステップ数を逆回転させることで行う。
そして、上述した印刷動作を、Y,M,C,OPの4回繰り返すことで1枚の完成した画像をロール紙5に形成する。
4回目の印刷動作であるオーバーコートの印刷を終了すると、制御回路7は、ロール紙5を排紙方向へ繰り出して行く。この際、制御回路7は、印刷動作時にグリップローラ部23を駆動した用紙駆動モータ33のステップ数に対して、サーマルヘッド24からカッターユニット36までの距離をステップ数に換算したステップ数を加えた分の距離だけロール紙5を繰り出す。そして、上記同様にして、サーマルヘッド24により複数枚の画像を連続してロール紙5に印刷し、その後、カッターユニット36により複数枚の画像を1枚ごとに切断する。
本実施形態では、カッターユニット36でロール紙5を切断する位置をより正確なものにする為、カッターユニット36近傍に印刷範囲識別センサ37を配置して印刷領域を判別し、このセンサ37からの入力情報を基に制御回路7がロール紙5の送り量を補正する。
なお、印刷領域の端部の濃度が薄い場合に、印刷範囲識別センサ37からの出力を得ることができず、制御回路7によるロール紙5の送り量の補正ができない場合が生じるが、この場合には切断されたロール紙5の前後の印刷端部は濃度が薄いので認識できない。
印刷済みのロール紙5の端部がカッターユニット36のカッター歯36a(図6参照)に到達すると、制御回路7は、排紙ローラ38を駆動して印刷済みのロール紙5をグリップする。そして、制御回路7は、用紙駆動モータ33を駆動してロール紙5を所定量だけインクカートリッジ3に巻き取る。これは、カッターユニット36でロール紙5を切断する際にロール紙5のたるみを取るためである。
図6を参照して、カッターユニット36にはカッター歯36aのほかに、カッター歯36aを駆動するギア列を有するカッターモータ36b及びカッター歯36aに対向して配置されるカッター受け歯36cが設けられている。カッターユニット36は、装置本体1に対して外部から着脱可能とされ、また、カッターはその構造上歯が欠ける事もあるため、容易に交換作業が出来るようになっている。
制御回路7は、ロール紙5のたるみを取った状態でカッターユニット36のカッターモータ36bを駆動してカッター歯36a及びカッター受け歯36cによりロール紙5を画像1枚ごとに切断する。
なお、ロール紙5の切断方法については、本実施形態では、鋏のように上下の歯をすり合わせてロール紙5を幅方向に順次切断する方法を例示したが、これに限定されない。例えば、回転歯を回転させながらロール紙5を切断する方法や、歯を垂直に上下動させてロール紙5を切断する方法等、種々の切断方法を採用することができる。
切断された印刷済みのロール紙5は、排紙ローラ38によって端部がグリップされた状態であり、制御回路7は、この状態で排紙ローラ38を排紙方向に駆動して印刷済みのロール紙5を下流側に搬送する。排紙ローラ38に対向する部位には排紙蹴り出しローラ39が配置されており、排紙方向にロール紙5が進むと、排紙蹴り出しローラ39の外周部の凹凸部にロール紙5の端部が係合して引っ掛かる事で該ロール紙5が排紙ボックス40へ蹴り出される。
この際、排紙ローラ38の回転軸と同軸配置されている蹴り出し補助レバー41が切断後のロール紙5の印刷面側を排紙ボックス40側へ押すため、より確実に排紙ボックス40へロール紙5が収納される。制御回路7は、排紙ローラ38を所定の時間駆動後、排紙ローラ35を停止する。
次に、図8を参照して、制御回路7における、印刷に用いる補正パラメータ決定のシーケンスについて説明する。
まず、ステップS201では、制御回路7は、ユーザによる入力画像(ファイルのフォーマットはJPEG,BMP等)のYUV画像データを受け付けると、ステップS202に進む。ステップS202では、制御回路7は、YUV画像データを色再現性パラメータとしてのYUV形式3次元ルックアップテーブル(LUT)に通してY′U′V′に変換し、ステップS203に進む。
ステップS203では、制御回路7は、Y′U′V′画像データを印刷対象のCMY形式の画像データに変換し、ステップS204に進む。
ステップS204では、制御回路7は、各画素のCMY形式の画像データに基づいて、図9に示す形式のルックアップテーブルを参照し、Y面、M面、C面、OP面それぞれ印刷される際にサーマルヘッド24から発せられるパルス数を決定する。なお、図9に示すルックアップテーブルはY面、M面、C面、OP面のそれぞれについて、ヘッド温度−環境温度−印加エネルギー量の関係データを有している。このルックアップテーブルの形式は一例であって、これに限られたものではない。
次に、制御回路7は、サーマルヘッド24のそれぞれの発熱素子が発する熱が各画素印刷により蓄積される影響を補正する熱履歴補正(ステップS206)の演算結果と、画像を構成する隣接画素のエッジ強調処理(ステップS205)に必要な熱量を加算する。
次に、制御回路7は、サーマルヘッド24が各ライン印刷するごとに蓄積される熱量の影響をライン単位で補正する蓄熱補正(ステップS207)の演算結果を加算する。そして、制御回路7は、最終的に各画素の印刷に必要なエネルギー量をY面、M面、C面、OP面のそれぞれについて算出する(ステップS208)。その後、制御回路7は、ステップS208で算出したエネルギー量をサーマルヘッド24に印加することで、ロール紙5に画像が出力される。
電源スイッチ6が押下されてから1枚目の印刷が完了した後、2枚目以降の印刷コマンドが発せられた場合、上述したルーチンにて印刷が繰り返される。サーマルヘッド24にエネルギーが印加されるルーチンは図2と同様であるが、このとき、1枚目の印刷にてサーマルヘッド24に印加された熱量の影響でサーマルヘッド24と接していた2枚目のロール紙5の先端が加熱されている。
図12のように、2枚目の印刷終了ラインのロール紙は1枚目の印刷開始ラインと隣接しているため、2枚目の印刷領域よりもロール紙自体が加熱された状態で印刷されることになる。従って、1枚目の印刷最終ラインに比べると、2枚目以降の印刷最終ラインでの方がインクシート4の昇華が促進されやすく、1枚目の印刷最終ラインと2枚目の印刷最終ラインとで印刷結果にばらつきが生じやすい。
そこで、本実施形態では、ステップS204において、複数の画像を隣接して配置し、隣接して配置した画像を連続して印刷する場合は、1枚目の印刷最終ラインと2枚目の印刷最終ラインでは異なるエネルギー量制御用ルックアップテーブルを使用する。
隣接して配置した画像を連続して印刷するか否かの判定は制御回路7が行う。制御回路7は、1枚目の印刷終了から2枚目の印刷開始コマンドが発せられるまでに所定時間が経過しているか否かを判断することにより複数の画像を連続的に印刷するかを判断する。ここで、所定時間とは、1枚目(前回)の印刷時にサーマルヘッド24により加熱される2枚目(今回)の印刷開始ラインの温度が放熱等により1枚目(前回)の印刷開始ラインの温度と略同等になるまでの時間をいう。この時間は、実験等により予め設定される。
そして、制御回路7は、複数の画像を連続的に印刷すると判断した場合は、1枚目の印刷時に使用した通常のエネルギー量制御用ルックアップテーブル(以下、第1のLUTという)を使用する。
一方、制御回路7は、前記所定時間を経過していないと判断した場合、第1のLUTとは異なる補正パラメータが格納された紙温度補正エネルギー量制御用ルックアップテーブル(以下、第2のLUTという)を2枚目の印刷開始ラインから所定のライン数適用する。また、制御回路7は、2枚目の印刷開始ラインから所定のライン数以降は1枚目の印刷で用いた第1のLUTを適用する。
通常は、1枚目の印刷終了後はすぐに2枚目の印刷が開始されるが、1枚目の印刷終了後にヘッド冷却のためのウエイト処理が入る場合は、1枚目印刷終了後すぐに2枚目の印刷が開始されるとは限らない。そのため、ウエイト処理等により1枚目の印刷終了から所定時間が経過したあとに2枚目の印刷が開始された場合は、時間経過により1枚目の印刷領域の用紙が冷却されたものと考え、1枚目と同じエネルギー量制御用ルックアップテーブを用いる。本実施形態では時間経過により1枚目の画像と2枚目の画像が連続的に印刷されるかを判断したが、ウエイト処理を行うか否かにより1枚目の画像と2枚目の画像が連続的に印刷されるかを判断してもよい。
また、第2のLUTには、結果的にインクシート4の昇華度合いが1枚目(前回)の印刷開始ラインと2枚目(今回)の印刷開始ラインとで略同等なるような補正パラメータが格納されている。
上述した一連の動作は2枚目以降も同様に行なわれる。すなわち、制御回路7は、第N枚目(N>2、かつNは自然数)の印刷コマンドがN−1枚目の印刷終了から所定時間内に発せられると第N枚目の印刷開始ラインから所定ライン数は第2のLUTを適用し、所定ライン数以降は第1のLUTを適用する。
以上説明したように、本実施形態では、ロール紙5における1枚目の印刷開始ラインと2枚目以降の印刷開始ラインとでインクシートの昇華の度合いを略均等にすることができる。これにより、1枚目の印刷開始ラインと2枚目以降の印刷開始ラインとの印刷結果のばらつきを軽減することができる。
次に、図10を参照して、図8のステップS204の処理について詳細に説明する。
図8のステップS204において、制御回路7は、1枚目の印刷終了から2枚目の印刷コマンドが発せられるまでに所定時間を経過していないと判断した場合に、次の処理を実行する。
すなわち、制御回路7は、ロール紙5の1枚目のOP面印刷にて2枚目と隣接するライン(図12の場合は印刷開始ライン)でサーマルヘッド24に発せられたパルス数(エネルギー量)を記憶手段に記憶する。そして、図10に示す3次元ルックアップテーブル(第2のLUTに相当するものである)を適用する。図10に示す第3のLUTには、ヘッド温度−環境温度−前の画像の隣接ラインの印刷エネルギー量−印加エネルギー量の関係データが格納されている。なお、図10に示す第3のLUTのフォーマットは一例であり、これに限られたものではない。
そして、制御回路7は、2枚目の印刷開始ラインから所定のライン数までは第2のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。また、制御回路7は、前記所定ライン数以降のラインについては前記第1のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。
このように本実施形態では、1枚目の印刷による熱の影響を考慮して、環境温度とヘッド温度だけでなく、隣接する1枚目のラインでの印刷エネルギーの3つの値に応じて、1枚目の第1の画像と隣接する2枚目の第2の画像のラインの印刷エネルギーを決定している。
上述した一連の動作は2枚目以降も同様に行なわれる。すなわち、制御回路7は、第N枚目(N>2、かつNは自然数)の印刷コマンドが所定時間内に発せられると、まず、第(N−1)枚目のOP面の開始ラインの印刷時にサーマルヘッド24に印加されたエネルギー量を記憶手段に記憶する。
そして、制御回路7は、第N枚目の印刷終了ライン前の所定ライン数は第2のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定し、所定ライン数以外の部分は第1のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。
このように上述の実施形態は、ロール紙に複数の画像を連続して印刷した後、それぞれの画像をカットすることを想定して説明したが、1枚の印刷、カットが終了した後すぐに次の画像の印刷指示が入力された場合にも適応しても良い。複数の画像を連続して印刷してからカットする場合の方が1枚目の印刷終了から2枚目の印刷開始までの時間が短く印刷済み領域の用紙の温度が上昇している可能性が高いので、より大きな効果が得られる。
また、上述の実施形態では、複数の画像を隣接して印刷するときに1枚目の印刷開始ラインと2枚目の印刷終了ラインが隣接している場合について説明した。しかし、図13のように、1枚目の印刷終了ラインと2枚目の印刷開始ラインが隣接している場合の方が、1枚目の印刷終了から2枚目の印刷開始ラインの印画までの時間が短いため、1枚目の印刷による熱の影響が2枚目の印刷領域に出やすい。図13のような用紙搬送方向で印刷する場合に、2枚目の印画開始ラインについては、第2のLUTを用いて1枚目の印画開始ラインと異なるパラメータを使って印刷するとより大きな効果が得られる。この場合は1枚目の印刷最終ラインでのエネルギーを記憶して第2のLUTで2枚目の印刷開始ラインの印加エネルギーを決定することになる。また、同じ画像を連続して印刷するた場合は、用紙端部の加熱による印刷結果のばらつきをユーザが認識しやすくなるため、その場合のみ上述のような第2のLUTを使用するための制御を行っても良い。
(第2の実施形態)
次に、図11を参照して、本発明の第2の実施形態であるサーマルプリンタについて説明する。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して、ロール紙の先端(排紙側端)の温度を検知するセンサを設けた点と図8のステップS204の処理が相違するだけであるので、相違点についてのみ説明する。
本実施形態では、制御回路7は、まず、ロール紙5の1枚目の画像が印刷される際、印刷直前の1枚目の画像の印刷開始ラインの温度t1を温度センサを介して検知して記憶手段に記憶する。
そして、図8のステップS204において、制御回路7は、電源スイッチ6が押下されて、1枚目の印刷終了から2枚目の印刷コマンドが発せられるまでに所定時間を経過していないと判断した場合に、次の処理を実行する。
すなわち、制御回路7は、2枚目の画像の印刷直前の印刷開始ラインの温度t2を温度センサを介して検知して記憶手段に記憶する。
次に、制御回路7は、前記温度t1と前記温度t2との差分Δtを算出し、図11に示す3次元ルックアップテーブル(以下、第3のLUTという)を適用する。図11に示す第4のLUTには、ヘッド温度−環境温度−Δt−印加エネルギー量の関係データが格納されている。なお、図11に示す第3のLUTのフォーマットは一例であり、これに限られたものではない。
そして、制御回路7は、2枚目の印刷開始ラインから所定のライン数までは第3のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。また、制御回路7は、前記所定ライン数以降のラインについては前記第1のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。
上述した一連の動作は2枚目以降も同様に行なわれる。すなわち、制御回路7は、第N枚目(N>2、かつNは自然数)の印刷コマンドが所定時間内に発せられると、まず、温度t1と第N枚目の画像の印刷直前の印刷開始ラインの温度tnを温度センサを介して検知して記憶手段に記憶する。
次に、制御回路7は、前記温度t1と前記温度tnとの差分Δtを算出し、第N枚目の印刷開始ラインから所定のライン数までは第3のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。また、制御回路7は、前記所定ライン数以降のラインについては前記第1のLUTを参照してサーマルヘッド24に対する印加エネルギー量を決定する。
以上説明したように、本実施形態では、1枚目の画像の印刷開始ラインの温度と2枚目以降の画像の印刷開始ラインの温度との差に応じて2枚目以降の画像の印刷開始ラインに適用する補正パラメータを変更している。これにより、1枚目の印刷開始ラインと2枚目以降の印刷開始ラインとの印刷結果のばらつきを更に軽減することができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態であるサーマルプリンタを説明するための概略斜視図である。 インクカートリッジを示す図であり、(a)は側断面図、(b)は全体斜視図、(c)は(b)の底部側から見た斜視図、(d)は全体斜視図である。 ボビン軸にロール紙が巻回されている状態を示す斜視図である。 インクカートリッジの一部を示す図であり、(a)はロール紙の繰り出し状態を示す側断面図、(b)はロール紙の巻き取り状態を示す側断面図である。 装置本体の内部構造を説明するための概略断面図である。 カッターユニットを説明するための斜視図である。 インクシートの一例を示す斜視図である。 制御回路における、印刷に用いる補正パラメータ決定のシーケンスについて説明するための制御ブロック図である。 第1のLUTのフォーマットの一例を示す図である。 第2のLUTのフォーマットの一例を示す図である。 第3のLUTのフォーマットの一例を示す図である。 第1の実施形態を説明するための図である。 第1の実施形態の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1 装置本体
1a 凸部
2 サイドドア
3 インクカートリッジ
3a シャッター
3b 溝部
4 インクシート
5 ロール紙
6 電源スイッチ
7 制御回路
8 カートリッジ情報チップ
9 ボビン軸
10 傘部
11 フランジ部
12 切り欠き部
17 用紙センサ
21 カール取りローラ
22 カール取り従動ローラ
23 グリップローラ部
23a グリップローラ
23b ピンチローラ
24 サーマルヘッド
25 プラテンローラ
26 用紙頭出しセンサ
27 リボン巻き取りモータ
28 識別帯
29 リボン頭出しセンサ
30 ヘッドアップダウンモータ
31 ベース
32 ヘッドレバー
33 用紙駆動モータ
34 外装ケース部
35 環境温度センサ
36 カッターユニット
36a カッター歯
36b カッターモータ
36c カッター受け歯
37 印刷範囲識別センサ
38 排紙ローラ
39 排紙蹴り出しローラ
40 排紙ボックス
41 蹴り出し補助レバー

Claims (5)

  1. ロール紙に画像を印刷するサーマルプリンタであって、
    インクシートに塗布されたインクを前記ロール紙に転写させて画像を印刷するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドのヘッド温度を検出するヘッド温度検出手段と、
    前記サーマルプリンタの環境温度を検出する環境温度検出手段と、
    前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを制御する制御手段であって、ヘッド温度と環境温度と印加エネルギー量の関係を示すエネルギー量制御用テーブルを用いて、前記ヘッド温度検出手段により検出したヘッド温度および前記環境温度検出手段により検出した環境温度に基づいて前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを補正する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記サーマルヘッドによって第1の画像と第2の画像を隣接して印刷する場合、前記第1の画像の近傍に印刷される前記第2の画像のラインには、前記第2の画像の他のラインおよび前記第1の画像に適用するエネルギー量制御用テーブルとは異なるエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. ロール紙に画像を印刷するサーマルプリンタであって、
    インクシートに塗布されたインクを前記ロール紙に転写させて画像を印刷するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドのヘッド温度を検出するヘッド温度検出手段と、
    前記サーマルプリンタの環境温度を検出する環境温度検出手段と、
    前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを制御する制御手段あって、ヘッド温度と環境温度と印加エネルギー量の関係を示すエネルギー量制御用テーブルを用いて、前記ヘッド温度検出手段により検出したヘッド温度および前記環境温度検出手段により検出した環境温度に基づいて前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを補正する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、複数枚の画像を隣接して配置して印刷する場合に、2枚目の画像の印刷開始ラインには、1枚目の画像の印刷開始ラインに適用するエネルギー量制御用テーブルとは異なるエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とするサーマルプリンタ。
  3. 前記エネルギー量制御用テーブルは、ヘッド温度と環境温度と印加エネルギー量の関係を示すテーブルであり、前記制御手段は、前記サーマルヘッドのヘッド温度と前記サーマルプリンタの環境温度とに基づいて、前記サーマルヘッドに印加するエネルギーを補正することを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記第1の画像の印刷から所定時間以上経過した後に、前記第2の画像を印刷する場合には、前記第1の画像の近傍に印刷される前記第2の画像のラインに、前記第2の画像の他のラインおよび前記第1の画像に適用するエネルギー量制御用テーブルと同じエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記第1の画像の印刷と前記第2の画像の印刷との間に、前記サーマルヘッドを冷却させるためのウエイト処理を行う場合は、前記第1の画像の近傍に印刷される前記第2の画像のラインには、前記第2の画像の他のラインおよび前記第1の画像に適用するエネルギー量制御用テーブルと同じエネルギー量制御用テーブルを用いることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
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