JP5510859B2 - バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

バックライト装置および液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5510859B2
JP5510859B2 JP2007091247A JP2007091247A JP5510859B2 JP 5510859 B2 JP5510859 B2 JP 5510859B2 JP 2007091247 A JP2007091247 A JP 2007091247A JP 2007091247 A JP2007091247 A JP 2007091247A JP 5510859 B2 JP5510859 B2 JP 5510859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
signal
emitting diode
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007091247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008249998A (ja
Inventor
栄太郎 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tianma Japan Ltd
Original Assignee
NLT Technologeies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NLT Technologeies Ltd filed Critical NLT Technologeies Ltd
Priority to JP2007091247A priority Critical patent/JP5510859B2/ja
Priority to CN2008100907278A priority patent/CN101276554B/zh
Priority to US12/059,672 priority patent/US8395578B2/en
Publication of JP2008249998A publication Critical patent/JP2008249998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5510859B2 publication Critical patent/JP5510859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/3406Control of illumination source
    • G09G3/3413Details of control of colour illumination sources
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0626Adjustment of display parameters for control of overall brightness
    • G09G2320/064Adjustment of display parameters for control of overall brightness by time modulation of the brightness of the illumination source

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本発明は、バックライト装置および液晶表示装置に関し、さらに言えば、光源を間欠発光させるように構成されたバックライト装置と、そのバックライト装置を備えた液晶表示装置に関するものである。
近年、高解像度のディスプレイとして液晶表示装置が広く用いられている。この液晶表示装置は、薄膜トランジスタ(TFT、Thin-Film Transistor)等のスイッチング素子が形成された基板(以下、駆動基板と呼ぶ)と、カラーフィルター、ブラックマトリクス等が形成された基板(以下、対向基板と呼ぶ)との間に液晶層を挟持して構成され、駆動基板と対向基板の各々に設けた電極間、または駆動基板上に設けた電極間に生じる電界で液晶分子の配向方向を変化させることにより、光の透過量を各々の画素で制御して画像を表示するものである。駆動基板と対向基板で液晶層を挟持してなる構造体は、液晶表示パネルと呼ばれている。
透過型の液晶表示装置では、液晶表示パネルの背面にバックライト装置が設けられており、液晶表示パネルの背面から光を照射するようになっている。バックライト装置の光源としては、従来、冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Tube, CCFL)が一般的に使用されていたが、最近は発光ダイオード(Light-Emitting Diode, LED)の使用が増えている。この場合、多数の赤色、緑色および青色のLEDを組み合わせて使用して光学的に混色を行い、得られた白色光を液晶表示パネルに照射するようになっている。
ところで、バックライト装置にLEDを使用した液晶表示装置では、常に一定の色度の白色光を生成しなければならないため、赤色、緑色および青色の光が常に一定の比率で合成されるように各色の光量を検出しながら赤色、緑色および青色のLEDに供給する駆動電流をフィードバック制御している。このフィードバック制御は、高速で行うと色度の変化がユーザに視認されてしまうので、比較的低速で行われる。このため、液晶表示装置の電源投入直後には、所望の色度調整が行われず、画面に白色とは異なる色が表示されてしまい、時間の経過とともに徐々に白色になる、といった現象が生じる。そこで、従来は、液晶表示装置の電源投入直後には、各色のLEDに供給する駆動電流を予め定めておいた初期電流値に設定するようにして、この現象を抑制している。
他方、LEDの温度は電源投入直後と定常動作時では大きく異なり、また、LEDの光学特性は温度に依存して大きく変動することから、電源投入から所定の色度に収束するまでの時間が長くなるという難点がある。この難点を解消した液晶表示装置が、特開2006−171693号公報(特許文献1)に開示されている。この液晶表示装置を図5に示す。
図5は、特許文献1に開示された従来の液晶表示装置の構成を示す機能ブロック図である。
図5の液晶表示装置100は、透過型のカラー液晶表示パネル103とバックライト装置112とを備えている。液晶表示パネル103は、Xドライバ回路106及びYドライバ回路107によって駆動される。バックライト装置112は、赤色、緑色及び青色のLEDを用いた光源110及び波長選択フィルタ111有しており、各色のLEDは駆動部113によって駆動される。LEDの温度は、温度センサ114によって検出される。LEDから発せられた白色光の色度は、フォトセンサとしての色度センサ115によって検出される。
入力端子101を介して映像信号が液晶表示装置100に入力されると、その映像信号は、RGBプロセス処理部102でクロマ処理等の信号処理が施された後、液晶表示パネル103の駆動に適したRGBセパレート信号に変換されてから、制御部104に供給され、また映像メモリ105を介してXドライバ回路106にも供給される。制御部104は、受け取ったRGBセパレート信号に応じた所定のタイミングで、Xドライバ回路106及びYドライバ回路107を制御し、映像メモリ105を介してXドライバ回路106に供給されるRGBセパレート信号でカラー液晶表示パネル103を駆動する。こうして、上記RGBセパレート信号に応じた映像が表示される。
駆動部113は、所定の電流を光源110のLEDに供給してこれを駆動するが、それと同時に、色度センサ115の検出値に基づいて各色のLEDの電流量をフィードバック制御して、白色光を所定の色度に調節する。駆動部113はまた、電源投入時に各色のLEDの初期電流値を不揮発性メモリ116から読み出して、その初期電流値を温度センサ114の検出値に応じて補正して、その補正した初期電流値で各色のLEDを起動する。
図5に示した従来の液晶表示装置100では、以上のように構成することにより、電源投入時のLEDの温度にかかわらず、電源投入直後から所定の色度で各色のLEDを起動させることができ、かくして、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間(所定の色度の白色光に安定するまでの時間)を短縮できる、とされている(図4、要約を参照)。
また、液晶表示装置には、動きのある画像(動画)を表示すると動いている部分の輪郭がぼけて見える、という難点がある。この「動きぼけ」という難点を緩和した液晶表示装置が、特開2004−163829号公報(特許文献2)に開示されている。この液晶表示装置を図6に示す。
図6は、特許文献2に開示された従来の液晶表示装置の構成を示す機能ブロック図である。
図6の液晶表示装置150は、データ電極および走査電極を有する液晶表示パネル158と、液晶表示パネル158のデータ電極および走査電極を駆動するための電極駆動部151と、液晶表示パネル158にその背面から光を照射するためのバックライト光源162と、バックライト光源162を1垂直期間内で点灯/消灯の間欠駆動する光源駆動部161とを備えている。
入力画像信号は、遅延部156で1フレーム期間分だけ遅延せしめられてから、フレーム周波数変換部152に送られる。フレーム周波数変換部152は、その入力画像信号のフレーム周波数を高周波数に変換して電極駆動部151に出力する。電極駆動部151は、受け取った像信号に応じて液晶表示パネル158のデータ電極および走査電極を駆動し、その画像信号に対応した画像を表示する。
同期信号抽出部160は、上記入力画像信号から垂直同期信号を抽出し、光源駆動部161に供給する。光源駆動部161は、受け取った垂直同期信号に基づいてバックライト光源162を駆動し、1垂直期間内で間欠点灯させる。
温度検出部153は、液晶表示装置150の内部の温度を検出する。フレームメモリ(FM)154は、前フレームデータを記憶する。制御CPU(Central Processing Unit)155は、フレームメモリ154から読み出された前フレームデータと現フレームデータとの階調遷移を検出し、上記入力画像信号の1フレーム前後における階調遷移と、温度検出部153で検出された温度データとに基づいて、フレーム周波数変換部152に所定の制御信号を出力する。
フレーム周波数変換部152は、この制御信号に応じてフレーム周波数を例えばより高い周波数に変換することによって、1フレーム期間における走査期間を短縮し、液晶応答期間を増加させる。このため、液晶応答速度が低い階調遷移を伴う画像入力時であっても、液晶応答期間を十分に確保することができ、したがって液晶が完全に応答して目標輝度に達した後に画像表示を行うことが可能となる。
バックライト光源162は、その全体を点滅させる場合(全面フラッシュ型)と、その全体をいくつかの発光領域に分割し、画像信号の書込走査に対応してそれら発光領域を順次発光させる場合(走査型)とがある。
図6に示した従来の液晶表示装置150では、以上のように構成することにより、動きボケだけでなく残像の発生を抑制した高画質の動画像表示を実現することができる、とされている(要約、図1〜図3、段落0032〜0041を参照)。
特開2004−163829号公報(特許文献2)には、バックライト光源162を常時点灯させておき、1フレーム内で画像信号の書込走査に続いて黒表示信号の書込走査(リセット走査)を行う方式において、同様の高画質の動画像表示を実現するという構成も開示されている。この構成は、1フレーム前後における画像信号の階調遷移に応じて、画像表示期間(黒表示期間)を制御するものであり、液晶応答速度が低い階調遷移を伴う画像入力時であっても、液晶応答期間を十分に確保することができ、したがって液晶が完全に応答して目標輝度に達した後に画像表示を行うことが可能である(図8〜図10、段落0090〜0098を参照)。
特開2006−171693号公報 特開2004−163829号公報
ところで、図6に示した従来の液晶表示装置150において、動画像の画質を向上させつつ白色光の色度を短時間で所定の値に収束させるには、図5に示した従来の液晶表示装置100の構成を組み合わせることが考えられる。具体的に言えば、白色光が所定の色度となるように、図5の液晶表示装置100における色度センサ115の受光量に基づき各色のLEDの電流量をフィードバック制御する構成を、図6の液晶表示装置150のバックライト光源162を1フレーム内で間欠動作させる構成に組み合わせれば、動画像の画質を向上させながら白色光の色度を短時間で所定の値に収束させることができるように思われる。
しかしながら、このようにすると、図6の液晶表示装置150ではバックライト光源162のLEDを1フレーム内で間欠動作(分割動作)させるので、それだけLEDの発光期間が短くなり、その受光波形を積分して出力する色度センサ115の受光量が分割数分の1となってしまう。つまり、スキャン動作させない液晶表示装置100の場合に比べて、色度センサ115の受光量が分割数分の1に減少してしまうのである。その結果、液晶表示装置100の場合の問題、すなわち、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間が長くなる、所定の色度に収束したときの誤差が大きくなるといった問題が生じることになる。
本発明は、この点を考慮してなされたもので、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間を短縮することができるバックライト装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後に画面の表示色が不適正になるのを抑制することができる液晶表示装置を提供することにある。
ここに明記しない本発明の他の目的は、以下の説明及び添付図面から明らかになるであろう。
(1)本発明の第1の観点によるバックライト装置は、
複数の発光領域に分割された、3色以上の発光ダイオード群より構成される光源と、
前記発光ダイオード群により生成される白色光の色度を検出する色度センサと、
前記発光ダイオード群を駆動する光源駆動部と、
前記色度センサが検出した色度値に基づいて、前記発光ダイオード群により生成される白色光を所定の色度に調節するバックライト制御部とを備え、
前記バックライト制御部は、液晶表示パネルへの画像信号の書込走査に対応して、1フレーム内で所定の走査用発光期間に複数の前記発光領域内の前記発光ダイオード群を順次発光させると共に、同フレーム内で前記走査用発光期間外の付加発光期間に前記発光ダイオード群を発光させ、
前記付加発光期間における前記発光ダイオード群の発光は、前記液晶表示パネルへの光漏れ防止信号の供給と同期して行われることを特徴とするものである。
本発明の第1の観点によるバックライト装置では、液晶表示パネルへの画像信号の書込走査に対応して、前記バックライト制御部により、1フレーム内で所定の前記走査用発光期間に複数の前記発光領域内の前記発光ダイオード群を順次発光させると共に、同フレーム内で前記走査用発光期間の外にある前記付加発光期間に前記発光ダイオード群を発光させるため、前記発光ダイオード群が単に走査型駆動(発光)されている場合に比べて、前記発光ダイオード群からの発光量すなわち前記色度センサの受光量が増加する。このため、前記発光ダイオード群により生成される白色光の色度を前記色度センサで検出し、得られた色度値に基づいて前記バックライト制御部が前記発光ダイオード群により生成される白色光を所定の色度に調節する際に、前記色度センサが検出する色度値が高くなる。したがって、色度調節に要する時間が短縮されるので、前記発光ダイオード群を順次発光させる走査型駆動を行っても、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間が長くなったり、所定の色度に収束したときの誤差が大きくなったりするといった問題が生じない。
また、前記付加発光期間における前記発光ダイオード群の発光は、前記液晶表示パネルへの光漏れ防止信号の供給と同期して行われるので、その発光により問題は生じない。
よって、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間を短縮することができる。
(2)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記付加発光期間が、液晶パネルを黒表示するための黒挿入信号が生成される黒信号期間に基づいて画定される。この例では、前記付加発光期間における前記発光ダイオード群の発光を前記液晶表示パネルへの光漏れ防止信号の供給と同期して行うことが、容易に実現できる。
(3)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記付加発光期間が、液晶パネルを黒表示するための黒挿入信号が生成される黒信号期間に等しく設定される。この例では、前記付加発光期間における前記発光ダイオード群の発光を前記液晶表示パネルへの光漏れ防止信号の供給と同期して行うことが、いっそう容易に実現できる。
(4)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記付加発光期間が、液晶パネルを黒表示するための黒挿入信号が生成される黒信号期間に基づいて変更可能に画定されており、必要に応じて、前記付加発光期間が前記黒信号期間に等しいかそれよりも短く設定される。この例では、PWM(Pulse Width Modulation, パルス幅変調)を用いて前記付加発光期間の長さを調整することができるので、前記発光ダイオード群の発光期間をより精密に制御して、白バランスをとることが容易である。
(5)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記付加発光期間が、液晶パネルを黒表示するための黒挿入信号が生成される黒信号期間に基づいて画定されていると共に、前記黒信号期間の複数個に対して1個の割合で生成される。この例では、前記黒信号期間とその繰り返し周波数を変えることなく、前記付加発光期間の繰り返し周波数を容易に低減することができる。
(6)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記光源が、赤色、緑色及び青色の発光ダイオードを含んでおり、赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオードがそれぞれ異なるフレームで別個に発光せしめられる。
(7)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記光源が、赤色、緑色及び青色の発光ダイオードを含んでおり、赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオードが同じフレームで発光せしめられる。
(8)本発明の第1の観点によるバックライト装置の好ましい例では、前記発光ダイオード群を駆動するための信号の波形が、液晶表示パネルへの画像信号の書込走査に対応して前記走査用発光期間に複数の前記発光領域内の前記発光ダイオード群を順次発光させるための波形と、液晶パネルを黒表示するための黒挿入信号の波形との論理ORをとって生成されるものに等しくされる。この例では、前記発光ダイオード群を駆動するための信号を容易に生成することができる。
(9)本発明の第2の観点による液晶表示装置は、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の本発明の第1の観点によるバックライト装置を備えたことを特徴とするものである。
本発明の第2の観点による液晶表示装置は、本発明の第1の観点によるバックライト装置を備えているので、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後に画面の表示色が不適正になるのを抑制することができる。
本発明の第1の観点によるバックライト装置によれば、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間を短縮することができる、という効果が得られる。
本発明の第2の観点による液晶表示装置によれば、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後に画面の表示色が不適正になるのを抑制することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施の形態を詳述する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るバックライト装置2を組み込んだ液晶表示装置1の構成を示す機能ブロック図である。
この液晶表示装置1は、駆動基板と対向基板の間に液晶層を挟持して構成された液晶表示パネル4と、バックライト装置2とを備えている。バックライト装置2は、液晶表示パネル4の背面に設置されると共に、その背面側から白色光を液晶表示パネル4に照射する。
パネル駆動部22は、タイミングコントローラ(図示せず)から供給されるタイミング信号S2に応じて、走査信号S3およびデータ信号S4を液晶表示パネル4のYドライバ回路およびXドライバ回路(いずれも図示せず)にそれぞれ供給する。走査信号S3により、液晶表示パネル4の画面中の全画素がその最上端から最下端に向かって走査され、その走査に同期して、データ信号S4に応じた映像データが対応する画素に供給される。液晶表示パネル4は、このようにして駆動され、両信号S3およびS4に応じた映像が画面に表示される。
本発明の第1実施形態に係るバックライト装置20は、複数のLED(LED群)からなる光源5と、光源5のLED群に所定のLED駆動電流を供給してこれらを駆動する光源駆動部21と、タイミング信号S2に応じてLED制御信号S6を光源駆動部21に送ってこれを制御するバックライト制御部20と、バックライト制御部20およびパネル駆動部22に黒信号S5を供給する黒信号供給部23とを備えている。バックライト制御部20には、光源5のLED群から照射される白色光の色度を検出するフォトセンサ(色度センサ)13の出力信号S1が入力される。
光源5は、図2に示すように、矩形の平面状であって、所定間隔をあけて上から下に向かって平行に配置された五つの帯状のLEDユニットD1〜D5から構成されている。これらのLEDユニットD1〜D5は、いずれも同じ構成で、直線状に配置された複数の赤色LED10と複数の緑色LED11と複数の青色LED12を有している。LEDユニットD1〜D5の各々において、同色のLED同士は電気的に直列に接続されている。例えば、LEDユニットD1について言えば、同ユニットD1中のすべての赤色LED10は電気的に直列に接続され、すべての緑色LED11は電気的に直列に接続され、すべての青色LED12は電気的に直列に接続されている。他のLEDユニットD2〜D5も同様である。これら規則的に配置された赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12から放射された光は、一定の強度比で合成されて白色光とされるようになっている。こうして生成された白色光は、LCDパネル4にその背面側から照射される。
光源5の発光面は、図2に示すように、LEDユニットD1〜D5に応じて五つの発光領域に分割されており、各発光領域毎に発光させることが可能である。したがって、最上部に位置するLEDユニットD1の発光時には、バックライト光(白色光)は、LEDユニットD1に対応して最上位にある横方向に細長い領域(1/5発光領域)のみから照射される。この時には、液晶表示パネル4のその1/5発光領域に対応する表示領域(1/5表示領域)だけに白色光が照射されることになる。LEDユニットD2〜D5についても同様である。
LEDユニットD1〜D5には、それぞれ、色度センサとしてのフォトセンサ13が設けられている。LEDユニットD1〜D5の各々に設けられたフォトセンサ13は、対応するLEDユニットD1、D2、D3、D4またはD5から放射される白色光の色度を個別に検出し、得られた色度に応じて色度検出信号S1をバックライト制御部20に出力する。
バックライト制御部20は、各フォトセンサ13から送られた色度検出信号S1に基づいて、所定の色度が維持されるように調整したLED制御信号S6を光源駆動部21に送る。光源駆動部21は、受け取ったLED制御信号S6に応じて、光源5のLEDユニットD1〜D5の赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12にそれぞれ供給されるLED駆動電流の量と供給・遮断(ON・OFF)タイミングを調整する。つまり、バックライト制御部20は、色度検出信号S1を用いて、各色のLED10、11または12へのLED駆動電流の量をLEDユニットD1〜D5毎にフィードバック制御し、光源5から照射される白色光を所定の色度に維持するものである。
バックライト装置20では、このように、1フレーム内でLEDユニットD1〜D5を順次点灯させることにより、五つの発光領域に対して走査型点灯を行うことができ、したがって、CRT(Cathode-Ray Tube)のようなインパルス型点灯に近づけることができる。
黒信号供給部23は、タイミング信号S2に従って所定タイミングで黒信号S5を生成し、バックライト制御部20とパネル駆動部22に供給する。この黒信号S5は、1フレーム内で映像信号と共にそれとはタイミングをずらして液晶表示パネル4の全画素に入力される黒信号であり、1フレーム内で映像信号に応じた映像に続いて黒色を画面に表示して、対応する画素の発光時間(画像表示時間)を短縮するためのものである。このように、黒信号供給部23によって「黒書込型表示」が実行されるので、液晶表示パネル4上で全画素の発光時間が短縮され、その結果、LEDユニットD1〜D5の走査型点灯とあいまって擬似的なインパルス型表示に近づけることができる。よって、動画表示の際の動きぼけ、残像等の画質劣化を抑制して、動画像の画質を向上させることが可能となる。
光源駆動部21からLEDユニットD1〜D5へ供給されるLED駆動電流の供給・遮断タイミングは、バックライト制御部20から送られるLED制御信号S6によって決定されるが、このLED制御信号S6は、フォトセンサ13から送られる色度検出信号S1と、映像信号から抽出されるタイミング信号S2と、黒信号供給部23から供給される黒挿入信号S5とに基づいて生成される。LEDユニットD1〜D5の各々は、こうして決定されるタイミング(つまりパルス波形)によって走査型点灯(間欠発光)せしめられる。
次に、以上の構成を持つバックライト装置2の動作について、図3(a)〜(d)を用いて説明する。
黒信号供給部23が生成してバックライト制御部20に出力する黒挿入信号S5は、図3(a)に示すような波形を有しており、映像信号から抽出されるタイミング信号S2に同期して、パルス状の黒信号期間T1を所定期間T2毎に繰り返すものである。これは、黒挿入信号S5は高レベル(H)の時に黒信号期間T1だけ出力される、と言うこともできる。なお、後述するように、黒挿入信号S5は付加発光用信号として使用される。
バックライト制御部20が光源駆動部21に出力するLED制御信号S6に含まれる走査発光用信号は、図3(b)に示すような波形を有しており、5つのLEDユニットD1〜D5に対応して五つの信号を含んでいる。
図3(b)の最上位にある波形は、光源21の最上部にあるLEDユニットD1に供給される走査発光用信号であり、1フレームF内に高レベルの発光期間T3aを有している。図3(b)の上から2番目にある波形は、光源21の上から2番目にあるLEDユニットD2に供給される走査発光用信号であり、発光期間T3aの直後に高レベルの発光期間T3bを有している。図示していないが、光源21の上から3番目にあるLEDユニットD3に供給される信号は、光源21の上から3番目にあるLEDユニットD3に供給される走査発光用信号であり、発光期間T3bの直後に高レベルの発光期間T3cを有する波形である。図示していないが、光源21の上から4番目にあるLEDユニットD4に供給される信号は、光源21の上から4番目にあるLEDユニットD4に供給される走査発光用信号であり、発光期間T3cの直後に高レベルの発光期間T3dを有する波形である。図3(b)の最下位にある波形は、光源21の最下部にあるLEDユニットD5に供給される走査発光用信号であり、発光期間T3d(図示せず)の直後に高レベルの発光期間T3eを有している。これらの波形はフィールドF毎に繰り返される。
このように、LED制御信号S6に含まれる五つの走査発光用信号は、1フレームF内において、その1/5に相当する発光期間T3a、T3b、T3c、T3dおよびT3eの間だけ高レベルになっており、その高レベルの期間(走査用発光期間)の生じるタイミングが徐々にずれている。このため、LEDユニットD1〜D5の各々は、1フレームFの1/5の時間だけタイミングをずらせて順次点灯せしめられ、1フレームFを通じてLEDユニットD1〜D5のすべてが点灯せしめられる。これらの走査発光用信号によって、LEDユニットD1〜D5の走査型点灯(走査型発光)が実行される。
図3(a)の黒挿入信号S5の波形と、図3(b)の五つの個別制御信号(走査発光用信号)の波形の論理ORをとると、図3(c)に示す波形が得られる。これらの波形は、LED制御信号S6を構成する五つの個別制御信号を表しているが、図3(c)にはLEDユニットD1、D2およびD5の信号のみを示している。
図3(c)の最上位にある波形は、光源21の最上部にあるLEDユニットD1に供給される個別制御信号(LED駆動信号)であり、1フレームF内に高レベルの発光期間(走査用発光期間)T4aを有していると共に、走査用発光期間T4a以外の期間にパルス状の付加発光期間T5aを複数個含んでいる。走査用発光期間T4aは発光期間T3aに等しく、付加発光期間T5aは黒信号期間T1に等しい。この波形によれば、LEDユニットD1は、1フレームF内において、走査型点灯のために走査用発光期間T4aの間に発光するだけでなく、走査用発光期間T4a以外の期間にも複数の付加発光期間T5aにパルス状に繰り返し発光する。
図3(b)の上から2番目にある波形は、光源21の上から2番目にあるLEDユニットD2に供給される個別制御信号(LED駆動信号)であり、1フレームF内に高レベルの発光期間(走査用発光期間)T4bを有していると共に、走査用発光期間T4b以外の期間にパルス状の付加発光期間T5bを複数個含んでいる。走査用発光期間T4bは発光期間T3bに等しく、付加発光期間T5bは黒信号期間T1に等しい。この波形によれば、LEDユニットD2は、1フレームF内において、走査型点灯のために走査型発光期間T4bの間に発光するだけでなく、走査用発光期間T4b以外の期間にも複数の付加発光期間T5bにパルス状に繰り返し発光する。
図示していないが、光源21の上から3番目にあるLEDユニットD3に供給される個別制御信号(LED駆動信号)の波形は、1フレームF内に高レベルの発光期間(走査用発光期間)T4cを有していると共に、走査用発光期間T4c以外の期間にパルス状の付加発光期間T5cを複数個含んでいる。走査用発光期間T4cは発光期間T3cに等しく、付加発光期間T5cは黒信号期間T1に等しい。この波形によれば、LEDユニットD3は、1フレームF内において、走査型点灯のために走査型発光期間T4cの間に発光するだけでなく、走査用発光期間T4c以外の期間にも複数の付加発光期間T5cにパルス状に繰り返し発光する。
図示していないが、光源21の上から4番目にあるLEDユニットD4に供給される個別制御信号(LED駆動信号)の波形は、1フレームF内に高レベルの発光期間(走査用発光期間)T4dを有していると共に、走査用発光期間T4d以外の期間にパルス状の付加発光期間T5dを複数個含んでいる。走査用発光期間T4dは発光期間T3dに等しく、付加発光期間T5dは黒信号期間T1に等しい。この波形によれば、LEDユニットD4は、1フレームF内において、走査型点灯のために走査型発光期間T4dの間に発光するだけでなく、走査用発光期間T4d以外の期間にも複数の付加発光期間T5dにパルス状に繰り返し発光する。
図3(b)の上から5番目(最下位)にある波形は、光源21の上から5番目(最下位)にあるLEDユニットD5に供給される個別制御信号(LED駆動信号)であり、1フレームF内に高レベルの発光期間(走査用発光期間)T4eを有していると共に、走査用発光期間T4e以外の期間にパルス状の付加発光期間T5eを複数個含んでいる。走査用発光期間T4eは発光期間T3eに等しく、付加発光期間T5eは黒信号期間T1に等しい。この波形によれば、LEDユニットD5は、1フレームF内において、走査型点灯のために走査用発光期間T4eの間に発光するだけでなく、走査用発光期間T4e以外の期間にも付加発光期間T5eにパルス状に繰り返し発光する。
このように、五つのLEDユニットD1〜D5は、各フレームF内において、走査型点灯のために走査型発光期間T4a〜T4eに順にタイミングをずらせて発光せしめられるだけでなく、付加発光期間T5a〜T5eにもパルス状に繰り返し発光せしめられるので、付加発光期間T5a〜T5eの分だけフォトセンサ13で取り込む光量を増加させることができる。なお、上述したとおり、LEDユニットD1〜D5の各々は、赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12を含んでいるが、3色のLED10、11及び12はいずれも同じタイミングで発光せしめられる。
以上説明したように、本発明の第1実施形態のバックライト制御装置2では、バックライト制御部20により、液晶表示パネル4への画像信号の書込走査に対応して走査発光用信号と付加発光用信号が光源駆動部21に供給されることにより、1フレームF内で所定の走査用発光期間T4a〜T4eに五つのLEDユニットD1〜D5(発光領域)内のLED11、12および13が順次発光すると共に、付加発光期間T5a〜T5eにもLEDユニットD1〜D5(発光領域)のLED11、12および13が発光するため、LED11、12および13が走査発光用期間T4a〜T4eに単に発光されている場合に比べて、LED11、12および13からの発光量すなわちフォトセンサ13の受光量が増加する。このため、LED11、12および13により生成される白色光の色度をフォトセンサ13で検出し、得られた色度値に基づいて、バックライト制御部20がLED11、12および13により生成される白色光を所定の色度に調節する際に、フォトセンサ13が検出する色度値が高くなる。よって、色度調節に要する時間が短縮されるので、LED11、12および13を順次発光させる走査型駆動を行っても、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間が長くなったり、所定の色度に収束したときの誤差が大きくなったりするといった問題が生じない。
また、走査型発光期間T4a〜T4e以外におけるLED11、12および13の発光は、液晶表示パネル4への光漏れ防止信号(すなわち黒挿入信号)の供給と同期して行われるので、動きボケや残像が抑制され、動画像の画質を向上させることができる。
よって、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後から所定の色度に収束するまでに要する時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態の液晶表示装置1は、上述したバックライト制御装置2を液晶表示パネル4およびパネル駆動部22と共に組み込んでいるので、動画像の画質を向上しながら、電源投入直後に画面の表示色が不適正になるのを抑制することができる。
(第1実施形態の変形例)
上記説明では、LEDユニットD1〜D5にそれぞれ供給される個別制御信号(LED駆動信号)は、走査用発光期間T4a〜T4eと付加発光期間T5a〜T5eの全体において高レベルにされるとしているが、PWM(Pulse Width Modulation, パルス幅変調)を用いて走査用発光期間T4a〜T4eと付加発光期間T5a〜T5eの長さを調整してもよい。こうすれば、LEDユニットD1〜D5の発光期間をより精密に制御して、白バランスをとることが容易となる。その場合の波形を図3(d)に示す。
図3(d)は、図3(c)に示した光源21の最上部にあるLEDユニットD1に供給される個別制御信号(LED駆動信号)の走査用発光期間T4a及び付加発光期間T5aの波形を、拡大表示したものである。
図3(d)に示すように、走査用発光期間T4a及び付加発光期間T5aをそれらの最大値とし、実際の走査用発光期間及び付加発光期間は、デューティ比に応じてそれぞれT4a’及びT5a’に短縮される(T4a’≦T4a、T5a’≦T5a)。例えば、青色LED12のデューティ比を50%とすると、緑色LED11及び赤色LED10の発光強度が青色LED12のそれと同じならば、デューティを50%にすると白バランスが取れる。しかし、赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12の発光強度は一般に異なるので、フォトセンサ13の色度情報をバックライト制御部20に入力し、赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12の各発光強度が同じになるようにデューティ比を設定して、白バランスを取るようにしている。
なお、図3(c)および図3(d)のいずれの場合であっても、付加発光期間T5a〜T5eは水平及び垂直のブランキング期間には設定されない。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態のバックライト装置2で使用されるLEDユニットD1〜D5駆動用の波形を示すタイミングチャートである。
上述した第1実施形態においては、図3(c)に示したように、黒信号期間T1の各々に対応して付加発光期間T5a〜T5eを1フレームF中に設けているが、本発明はこれに限定されない。図4(a)〜(c)のように、黒挿入信号が挿入される期間すなわち黒信号期間T1の一部に対して、付加発光期間を設けるようにしてもよい。
図4(a)〜(c)では、図3(a)〜(c)と同じ要素には同じ符号を付している。図4(a)の黒挿入信号の生成タイミングと図4(b)の走査型発光信号の生成タイミングを示す波形は、それぞれ、図3(a)および(b)と同一である。
図4(c)のLED駆動信号の生成タイミングの波形は、図3(c)のLED駆動信号の生成タイミングの波形において、黒信号期間T1を1つおきに付加発光期間T6a〜T6eを設けたものである。換言すれば、付加発光期間T6a〜T6eの間隔を、黒信号期間T1の間隔T2の約2倍のT7としたものである。
本発明の第2実施形態のバックライト装置2では、上述した第1実施形態の場合よりもLED11、12および13からの発光量(フォトセンサ13の受光量)が少し減少することを除き、上述した第1実施形態と同じ効果が得られる。
(その他の実施形態)
上記第1〜2の実施形態は、本発明の好適な例を示すものである。本発明はこれらの実施形態に限定されず、種々の変形が可能なことは言うまでもない。例えば、黒挿入の方式には、1水平期間に挿入する方式や1垂直期間に挿入する方式等、種々の方式があるが、黒挿入を行う期間を含んでいれば、本発明は任意の方式に適用することができる。
また、上記第1〜2の実施形態では、液晶表示パネルへの光漏れ防止信号として黒挿入信号が使用されているが、本発明はこれには限定されない。液晶表示パネルへの光漏れを防止できるものであれば、他の任意の信号を使用してもよい。
さらに、上記第1〜2の実施形態では、1フレームF内で赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12が同じタイミングで発光するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限定されない。例えば、赤色LED10、緑色LED11及び青色LED12を1色ずつ、3回のフレーム(垂直期間)に別けて別個に発光するようにしてもよい。この場合でも、各色のLED10、11または12の光をフォトセンサ13で別個に検出すれば、その検出値に基づいてLEDユニットD1〜D5の光が白色光となるように白バランスの調整をすることができる。
本発明の第1実施形態に係るバックライト装置を組み込んだ液晶表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るバックライト装置の光源の構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態およびその変形例に係るバックライト装置において、黒挿入信号の生成タイミング、走査型発光信号の生成タイミング及びLED駆動信号の生成タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係るバックライト装置において、黒挿入信号の生成タイミング、走査型発光信号の生成タイミング及びLED駆動信号の生成タイミングを示すタイミングチャートである。 従来の液晶表示装置の回路構成の一例を示す機能ブロック図である。 従来の液晶表示装置の回路構成の他の例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 バックライト装置
4 液晶表示パネル
5 光源
10 赤色LED
11 緑色LED
12 青色LED
13 フォトセンサ
20バックライト制御部
21 光源駆動部
22 パネル駆動部
D1、D2、D3、D4、D5 LEDユニット
S1 フォトセンサ(色度センサ)の出力信号
S2 タイミング信号
S3 走査信号
S4 データ信号
S5 黒信号
S6 LED制御信号

Claims (9)

  1. 3色以上の発光ダイオードが各色について規則的に配置された発光ダイオード群であって、前記発光ダイオードは各色毎に電気的に直列に接続され、前記発光ダイオード群は、複数の走査線上の発光領域である発光ダイオードユニットに分割されており、かつ、各々の発光ダイオードユニットごとに色度センサを少なくとも1つ以上有する発光ダイオード群と、
    前記発光ダイオードユニットを駆動する光源駆動部と
    前記色度センサが検出した色度値に基づいて、前記発光ダイオード群により生成される白色光を所定の色度に調整するバックライト制御部とを備え、
    前記バックライト制御部は、液晶表示パネルへの画像信号の書込走査に対応して、1フレーム内で所定の走査用発光期間に複数の前記発光領域内の前記発光ダイオード群を順次発光させると共に、同フレーム内で前記走査用発光期間外の付加発光期間に前記発光ダイオード群を発光させ、
    前記付加発光期間における前記発光ダイオード群の発光は、前記液晶表示パネルの液晶素子を黒状態に配向させるための黒挿入信号の前記液晶表示パネルへの供給と同期して行われ、
    電源投入から所定の色度に収束するまでの期間における前記付加発光期間の前記発光ダイオード群の発光により、電源投入から所定の色度に収束するまでの前記期間が短縮されることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記付加発光期間が、前記黒挿入信号が生成される黒信号期間の少なくとも一部に対して設けられている請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記付加発光期間が、前記黒挿入信号が生成される黒信号期間に等しく設定されている請求項1に記載のバックライト装置。
  4. 前記付加発光期間が、前記黒挿入信号が生成される黒信号期間に基づいて変更可能に画定されており、必要に応じて前記付加発光期間が前記黒信号期間に等しいかそれよりも短く設定される請求項1に記載のバックライト装置。
  5. 前記付加発光期間が、前記黒挿入信号が生成される黒信号期間に同期して設けられていると共に、前記黒信号期間の複数個に対して1個の割合で生成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  6. 前記光源が、赤色、緑色及び青色の発光ダイオードを含んでおり、赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオードがそれぞれ異なるフレームで別個に発光せしめられる請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  7. 前記光源が、赤色、緑色及び青色の発光ダイオードを含んでおり、赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードと青色発光ダイオードが同じフレームで発光せしめられる請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  8. 前記発光ダイオード群を駆動するための信号の波形が、前記液晶表示パネルへの画像信号の書込走査に対応して前記走査用発光期間に複数の前記発光領域内の前記発光ダイオード群を順次発光させるための波形と、前記黒挿入信号の波形との論理ORをとって生成されるものに等しくされている請求項1〜7のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のバックライト装置を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
JP2007091247A 2007-03-30 2007-03-30 バックライト装置および液晶表示装置 Active JP5510859B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091247A JP5510859B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 バックライト装置および液晶表示装置
CN2008100907278A CN101276554B (zh) 2007-03-30 2008-03-31 背光单元及使用该背光单元的液晶显示装置
US12/059,672 US8395578B2 (en) 2007-03-30 2008-03-31 Backlight unit and liquid-crystal display device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091247A JP5510859B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 バックライト装置および液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008249998A JP2008249998A (ja) 2008-10-16
JP5510859B2 true JP5510859B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=39793433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007091247A Active JP5510859B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 バックライト装置および液晶表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8395578B2 (ja)
JP (1) JP5510859B2 (ja)
CN (1) CN101276554B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268642A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Sony Corp バックライト装置、バックライト制御方法、および液晶表示装置
JP4514770B2 (ja) * 2007-05-10 2010-07-28 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 バックライト装置
CN101504827B (zh) * 2009-03-04 2011-05-18 深圳华映显示科技有限公司 一种利用重迭式多重扫描驱动的色序法显示装置及方法
RU2011140964A (ru) * 2009-03-09 2013-04-20 Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. Противодействующее размытию устройство, например, для подсветки жидкокристаллического дисплея
CN101989000B (zh) * 2009-07-30 2012-05-30 华映视讯(吴江)有限公司 色彩序列液晶显示器及其液晶显示面板驱动方法
US8780037B2 (en) * 2009-09-30 2014-07-15 Sharp Kabushiki Kaisha Display method and display device
CN102065601B (zh) * 2010-03-23 2014-03-12 成都芯源系统有限公司 驱动多串发光二极管的装置、方法及其液晶显示设备
TWI417866B (zh) * 2010-04-22 2013-12-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd 立體畫面顯示方法及其立體顯示裝置
GB2500929A (en) * 2012-04-05 2013-10-09 Integration Technology Ltd LED illumination method and apparatus
JP2015176123A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 三菱電機株式会社 光源駆動装置及び液晶表示装置
CN104200780A (zh) * 2014-08-28 2014-12-10 京东方科技集团股份有限公司 一种显示系统
CN106304527B (zh) * 2015-06-08 2018-10-02 欧普照明股份有限公司 一种照明控制系统和照明控制方法
CN106255282B (zh) * 2015-06-08 2018-10-02 欧普照明股份有限公司 一种照明控制方法
CN107424573B (zh) * 2017-07-31 2019-09-10 明基智能科技(上海)有限公司 显示影像的方法及显示系统
WO2019031479A1 (ja) * 2017-08-09 2019-02-14 シャープ株式会社 表示装置
CN109509436B (zh) * 2018-12-11 2021-01-08 惠科股份有限公司 一种显示面板的驱动方法、驱动装置和显示装置
CN111312142B (zh) * 2020-02-27 2023-07-25 福建华佳彩有限公司 一种提高影像显示品质的驱动方法和装置
CN111798805A (zh) * 2020-07-29 2020-10-20 北京显芯科技有限公司 背光处理系统、设备、方法、背光驱动器及存储介质

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319916A (ja) * 1997-05-19 1998-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
JP3689589B2 (ja) * 1999-05-20 2005-08-31 キヤノン株式会社 液晶表示装置
JP2001236034A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Sharp Corp 表示装置
JP3875039B2 (ja) * 2001-05-11 2007-01-31 シャープ株式会社 液晶表示装置及び照明装置
JP2003050569A (ja) * 2000-11-30 2003-02-21 Hitachi Ltd 液晶表示装置
US6788282B2 (en) * 2002-02-21 2004-09-07 Seiko Epson Corporation Driving method for electro-optical device, driving circuit therefor, electro-optical device, and electronic apparatus
JP2004004659A (ja) * 2002-03-28 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
JP3875918B2 (ja) * 2002-05-17 2007-01-31 株式会社 日立ディスプレイズ 液晶表示装置及びその駆動方法
JP2004163829A (ja) 2002-11-15 2004-06-10 Sharp Corp 液晶表示装置
JP2004252127A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置とその駆動方法
CN1573450A (zh) * 2003-06-10 2005-02-02 株式会社日立显示器 液晶显示装置及其驱动方法
CN100426538C (zh) * 2003-07-28 2008-10-15 日亚化学工业株式会社 发光装置、led照明、led发光装置及发光装置的控制方法
JP4628770B2 (ja) * 2004-02-09 2011-02-09 株式会社日立製作所 照明装置を備えた画像表示装置及び画像表示方法
JP4612406B2 (ja) * 2004-02-09 2011-01-12 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JPWO2005081053A1 (ja) * 2004-02-20 2007-10-25 東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 液晶表示装置
JP4196959B2 (ja) * 2004-05-20 2008-12-17 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置及びその駆動回路並びに電子機器
CN100412939C (zh) * 2004-06-17 2008-08-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 液晶显示器色温自动化调节系统及方法
JP4907068B2 (ja) * 2004-07-05 2012-03-28 シャープ株式会社 画像表示装置
JP4182930B2 (ja) * 2004-07-12 2008-11-19 ソニー株式会社 表示装置及びバックライト装置
JP2006085009A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示制御回路、表示制御方法、および液晶表示装置
JP4437110B2 (ja) * 2004-11-17 2010-03-24 三星モバイルディスプレイ株式會社 有機発光表示装置,有機発光表示装置の駆動方法及び画素回路の駆動方法
JP4539492B2 (ja) * 2004-11-19 2010-09-08 ソニー株式会社 バックライト装置、バックライト駆動方法及び液晶表示装置
TW200629210A (en) * 2004-11-26 2006-08-16 Hitachi Displays Ltd Liquid-crystal display device and method of driving liquid-crystal display device
JP2006209054A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Hitachi Ltd 照明装置及びこれを用いた表示装置
JP2006278107A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sharp Corp 面照明装置及びそれを備えた液晶表示装置
JP4612452B2 (ja) * 2005-03-30 2011-01-12 Necディスプレイソリューションズ株式会社 液晶表示装置
US7319446B2 (en) * 2005-04-19 2008-01-15 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Organic electroluminescent display device and driving method thereof
WO2007023681A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha 画像表示装置
JP2007067313A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sharp Corp Ledバックライト装置及び該装置を備える画像表示装置
JP4371097B2 (ja) * 2005-09-20 2009-11-25 エプソンイメージングデバイス株式会社 照明装置、電気光学装置及び電子機器
JP4497140B2 (ja) * 2005-10-18 2010-07-07 ソニー株式会社 バックライト、表示装置及び光源制御方法
US20070091056A1 (en) * 2005-10-21 2007-04-26 Mitsutaka Okita Liquid crystal display device and driving method of the same
US20070170449A1 (en) * 2006-01-24 2007-07-26 Munisamy Anandan Color sensor integrated light emitting diode for LED backlight
US8442316B2 (en) * 2007-01-05 2013-05-14 Geo Semiconductor Inc. System and method for improving color and brightness uniformity of backlit LCD displays
TWI373023B (en) * 2007-05-31 2012-09-21 Chunghwa Picture Tubes Ltd Driving apparatus and metheod thereof for display

Also Published As

Publication number Publication date
CN101276554A (zh) 2008-10-01
CN101276554B (zh) 2011-07-27
US8395578B2 (en) 2013-03-12
US20080238863A1 (en) 2008-10-02
JP2008249998A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5510859B2 (ja) バックライト装置および液晶表示装置
JP4803069B2 (ja) 光源装置および液晶表示装置
JP5400949B2 (ja) 画像表示用発光装置、画像表示装置、およびledドライバ
JP4602194B2 (ja) バックライト駆動回路及びこれを具備した液晶表示装置
JP4720757B2 (ja) 光源装置および液晶表示装置
US8013830B2 (en) Liquid crystal display and driving method thereof
JP4216246B2 (ja) バックライト駆動回路
EP3076384A1 (en) Display device
JP4720782B2 (ja) 画像表示装置
US20090115720A1 (en) Liquid crystal display, liquid crystal display module, and method of driving liquid crystal display
JP2009163945A (ja) 光源システムおよび表示装置
JP2005208425A (ja) 液晶表示装置
US20130120478A1 (en) Display signal generator, display device, and method of image display
WO2015174144A1 (ja) バックライト装置およびそれを備えた液晶表示装置
US20180157120A1 (en) Backlight device and liquid crystal display device provided therewith
US20090085845A1 (en) Method and apparatus for driving led dot matrix
JP2004163828A (ja) 液晶表示装置
JP2009157190A (ja) 光源システム、光源制御装置、光源装置および画像表示方法
JP2004245896A (ja) 映像表示装置
JP2010250193A (ja) 映像表示装置
US20110063335A1 (en) Color-filterless liquid crystal display device and displaying method thereof
KR20150033213A (ko) 백 라이트 유닛과 이를 이용한 액정 표시장치 및 그의 구동방법
JP6999445B2 (ja) 表示装置及び表示制御方法
JP5067583B2 (ja) 光源装置、光源駆動装置、発光量制御装置および液晶表示装置
KR100658674B1 (ko) 백라이트 구동회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120817

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5510859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250