JP2004004659A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004004659A
JP2004004659A JP2003082983A JP2003082983A JP2004004659A JP 2004004659 A JP2004004659 A JP 2004004659A JP 2003082983 A JP2003082983 A JP 2003082983A JP 2003082983 A JP2003082983 A JP 2003082983A JP 2004004659 A JP2004004659 A JP 2004004659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
pwm dimming
signal
display device
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003082983A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kumamoto
熊本 泰浩
Taro Funamoto
船本 太朗
Katsuyuki Arimoto
有元 克行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003082983A priority Critical patent/JP2004004659A/ja
Publication of JP2004004659A publication Critical patent/JP2004004659A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を改善する。
【解決手段】倍速変換部10は、映像信号の周波数を2倍に変換する。駆動制御回路34は、倍速変換部10から出力された同期信号に基づいて、PWM調光周波数fと黒色表示率Bとの関係がf>=25B+250かつB>10となるようなPWM調光周波数情報を生成し、PWM調光信号発生回路17に供給する。また駆動制御回路34は、1フレーム期間を画像表示期間と黒色表示期間とに分けてゲートドライバ12およびソースドライバ13を駆動する。PWM調光信号発生回路17は、同期信号と上記のPWM調光周波数情報とに基づいて、PWM調光信号を生成して点灯回路16に供給する。点灯回路16は、PWM調光信号に基づいてバックライト装置15を調光点灯する。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示措置に関し、より特定的には、映像信号に基づいて駆動される液晶パネルに対してバックライトから出力される光を照射することによって映像を表示する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、図17に示すように各液晶セルにおいて信号レベルが1フレーム期間保持される、いわゆるホールド型画像表示装置である。液晶表示装置に用いられる液晶の種類としては、従来ではTN(Twisted Nematic)モード液晶が一般的であったが、近年ではTNモード液晶の欠点(狭い視野角・応答速度の遅さ)を克服すべく、OCB(Optically Self−Compensated Birefringence)モード液晶を用いた液晶表示装置についての研究報告がなされている。例えば特開平7−84254号公報や特開平9−96790号公報などがそれにあたる。特開平9−96790号公報に開示されているように、OCBモードでは、高電圧(ノーマリホワイト時には黒色表示となる)を印加することによって液晶セルの状態をスプレイ配列からベンド配列に変化(以下、転移と称す)させる、一種の初期化処理が必要となる。しかしその後、液晶への印加電圧が所定値Va未満になるとスプレイ配列に戻ってしまう(以下、逆転移と称す)。そのためOCBモードでは、図18の曲線aのようにベンド配列を維持することのできる印加電圧範囲(Va〜Vblack)でしか使用することができない。
【0003】
ところが、液晶印加電圧が一時的に所定値Va以未満となるような期間が存在したとしても、別の期間に周期的に高電圧を印加すれば逆転移が発生することが判明している。例えば、特開2000−31790号公報(特許文献1)に開示されている液晶表示装置では、映像信号の周波数が2倍に変換され、かつ各フレーム期間において各ゲート線が2度選択され、そして液晶パネルの各画素には、映像信号および上記高電圧を印加するための信号が交互に(1フレーム期間に1度ずつ)書き込まれる。これにより、図18の曲線bのように、より広い印加電圧範囲を使用することができるようになる。なお逆転移が発生しないような最小の高電圧印加期間(以下、黒色表示期間と称す)は、1フレーム期間に対して約10%の比率の期間であることが分かっている。
【0004】
また一方、液晶の応答速度の改善に関しては、TNモード液晶においてセルギャップを従来の5μm程度から2μm程度に狭くすることにより、液晶の応答時間を1フレーム期間(16.6ms)よりも短かくすることができるという報告もある(非特許文献1)。
【0005】
前述のOCBモード液晶やセルギャップを2μm程度に狭くしたTNモード液晶といった応答速度の速い液晶パネルに黒色挿入駆動方式を適用すれば、動画を表示するときの輪郭ボケが大きく改善されることが予想される。
【0006】
さらに一方、液晶表示装置のバックライトの輝度を制御する方法として、従来、電圧調光方式とPMW(パルス幅)調光方式とが広く用いられている。電圧調光方式は、バックライトの光源である蛍光ランプへの印加電圧を変化させて輝度を制御するものである。PMW調光方式は図19に示すように、周期的な矩形波形であるPWM調光信号に基づき調光され、信号のオン期間(パルス幅)だけランプ電流が流れるように制御するものである。
【0007】
電圧調光方式は、回路構成が簡単であるが、駆動電圧が低いときに蛍光ランプが正常に点灯しにくい等の欠点が存在する。またPWM調光方式は、蛍光ランプの輝度制御が容易であるが、調光時にスイッチングノイズが発生するという欠点が存在する。PWM調光方式でバックライトの点灯を制御する際には、調光周波数を高くするとスイッチングロスなどにより輝度効率の低下が大きくなってしまうため、調光周波数が300Hz以下に設定されるのが一般的であった。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−31790号公報
【非特許文献1】
S.Hirota et al.:IDW’99,pp.985−988
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PWM調光方式によるバックライトの制御と前述の黒色挿入駆動方式とを同時に行った場合、全画面白色表示状態において、図20に示すように正常表示部cと着色を伴う輝度低下部dとが交互に表示されるような色ムラが発生してしまうことが本発明の発明者らの観察によって確認された。以下、この色ムラの発生要因について簡単に説明する。
【0010】
液晶表示装置に表示される内容は、バックライトから放射された光量と液晶パネルの透過度の積により規定され、その時間平均値が実際には観測者の目に知覚される。前述した図20の正常表示部cにおいては図21に示すような駆動が行われている。すなわちPWM調光におけるバックライトの消灯期間が液晶パネルの黒色表示期間と重なっているため、実際の表示内容にはほとんど影響せず、輝度の低下はほとんど発生しない(実際には蛍光体の残光特性により消灯期間も発光しているため、若干の輝度低下が発生する。)。
【0011】
一方、図20の着色輝度低下部dにおいては図22に示すような駆動が行われている。すなわちPWM調光における点灯期間が液晶パネルの黒色表示期間と重なっているため、実際の表示内容では輝度の低下が発生してしまう。また液晶表示装置用に一般的に広く用いられている蛍光体は、赤色発光蛍光体としてY:EU3+、緑色発光蛍光体としてLaPO:Tb3+、青色発光蛍光体としてBaMgAl1017:Eu2+であり、10分の1残光時間はそれぞれ約3ms、約8ms、0.1ms以下である。このようにバックライトの残光成分において蛍光体毎の残光時間に大きな差があるため、着色輝度低下部dにおいては色付きが発生してしまう。
【0012】
それゆえに本発明は、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を改善することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号等は、本発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
【0014】
本発明の液晶表示装置は、映像信号に基づいて駆動される液晶パネル(11)に対してバックライト装置(15)から出力される光を照射することによって映像を表示するものである。この液晶表示装置は、映像信号に基づいて1フレーム期間を黒色表示期間と画像表示期間とに分けて液晶パネルを駆動する駆動手段(10、14)と、バックライト装置をPWM調光方式で制御するためのPWM調光信号を生成するPWM調光信号発生回路(17)と、PWM調光信号に基づいてバックライト装置を駆動する点灯回路(16)と、PWM調光方式に起因した液晶パネルにおける干渉縞の発生を防止するようにPWM調光信号の周期および/または位相を制御する手段(18、28、34、53)とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の種々の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、倍速変換部10と、液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路14と、バックライト装置15と、点灯回路16と、PWM調光信号発生回路17と、制御信号発生回路18とを備える。
【0016】
液晶表示装置には映像信号と同期信号が供給される。倍速変換部10は、映像信号および同期信号に基づいて、映像信号の周波数を2倍に変換する。そして倍速変換部10は、ソース信号をソースドライバ13に供給するとともに、周波数が2倍に変換された同期信号を駆動制御回路14、制御信号発生回路18およびPWM調光信号発生回路17に供給する。ここで、ソース信号としては、図2に示すように、元の映像信号(S1、S2、S3、・・・)と非画像信号(B)が交互に出力される。非画像信号は、液晶パネル11に高電圧を印加するための信号であって、黒表示に相当する信号である。
【0017】
制御信号発生回路18は、倍速変換部10から出力された同期信号を受けて、黒色表示期間がPWM調光周期の整数倍となるような黒色表示期間情報およびPWM調光周期情報を生成し、駆動制御回路14およびPWM調光信号発生回路17にそれぞれ供給する。駆動制御回路14は、上記の黒色表示期間情報と倍速変換部10から出力された周波数変換後の同期信号とに基づいて、ソースドライバ13を駆動するためのクロックと、ゲートドライバ12を駆動するためのゲート信号を出力する。ゲートドライバ12は、このゲート信号に基づいて、液晶パネル11の各ゲート線に対して図2に示すようなゲートパルス(GP1〜GP8)を出力する。なお図2では、説明を簡単にするためにゲート線が8本である場合を示している。液晶パネル11の各ゲート線の画素には、1フレーム期間に非画像信号と映像信号が1回ずつ書き込まれる。以下の説明では、非画像信号が書き込まれてから映像信号が書き込まれるまでの期間を黒色表示期間と称し、映像信号が書き込まれてから非画像信号が書き込まれるまでの期間を画像表示期間と称す。
【0018】
PWM調光信号発生回路17は、同期信号と上記のPWM調光周期情報とに基づいて、PWM調光信号を生成して点灯回路16に供給する。点灯回路16は、PWM調光信号に基づいてバックライト装置15を調光点灯する。
【0019】
以下、図3を参照して本実施形態の動作を具体的に説明する。
本実施形態では、制御信号発生回路18によって、図3に示すように黒色表示期間がバックライトにおけるPWM調光周期の整数倍(図3の例では2倍)となるように設定される。その結果、バックライト装置15から放射された光は黒色表示期間においてPWM調光周期の整数倍分だけ遮蔽される。したがって、黒色表示期間において遮蔽されるバックライトの光量や残光成分の割合の時間平均値が画面全体にわたってより均一となるので、輝度ムラや色ムラが改善される。
【0020】
なお液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、NTモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものを用いれば、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0021】
また本実施形態では、黒色表示期間がPWM調光周期の整数倍となるように設定されるとしたが、正確に整数倍でなくてもそれに近い関係であればほぼ同様の効果が得られることは言うまでもない。例えば、黒色表示期間が、
黒色表示期間=(整数)・(PWM調光周期)±0.3・(PWM調光周期)
の関係を満たしていれば、好ましい改善効果が得られる。
【0022】
以上のように、本実施形態によれば、黒色表示期間がPWM調光周期の整数倍となるように設定されるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を改善することができる。
【0023】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、倍速変換部10と、液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路14と、バックライト装置15と、点灯回路16と、PWM調光信号発生回路17と、制御信号発生回路28とを備える。なお、図4において図1と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0024】
制御信号発生回路28は、倍速変換部10から出力された同期信号を受けて、PWM調光周波数が垂直同期周波数の(奇数/2)倍となるようなPWM調光周波数情報を生成し、PWM調光信号発生回路17に供給する。
【0025】
以下、図5を参照して本実施形態の動作を具体的に説明する。
本実施形態では、制御信号発生回路28によって、図5に示すようにPWM調光周波数が垂直同期周波数の(奇数/2)倍となるように設定される。これは、バックライト装置15がインタリーブ方式のように点灯している状態である。PWM調光方式により調光されたバックライト輝度の波形は、点灯期間の点灯遅れ分と消灯期間の残光特性とが互いにほぼ反転させた形となっている。したがって、PWM調光周波数が垂直同期周波数の(奇数/2)倍となるように設定することによって、黒表示期間には、バックライトの点灯期間と消灯期間とが1フレーム毎に交互に対応することになる。これにより、黒色表示期間において遮蔽されるバックライトの光量や残光成分の割合の時間平均値が画面全体にわたってより均一となるので、輝度ムラや色ムラが改善される。
【0026】
なお液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、NTモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものの方が、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0027】
また本実施形態では、PWM調光周波数が垂直同期周波数の(奇数/2)倍となるように設定されるとしたが、正確に(奇数/2)倍でなくてもPWM調光周波数と垂直同期周波数とがそれに近い関係であればほぼ同様の効果が得られることは言うまでもない。例えば、PWM調光周波数が、
PWM調光周波数=(奇数/2)・(垂直同期周波数)±0.2・(垂直同期周波数)
の関係を満たしていれば、好ましい改善効果が得られる。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、PWM調光周波数が垂直同期周波数の(奇数/2)倍となるように設定されるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を改善することができる。
【0029】
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、倍速変換部10と、液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路34と、バックライト装置15と、点灯回路16と、PWM調光信号発生回路17とを備える。なお、図6において図1と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0030】
駆動制御回路34は、倍速変換部10から出力された同期信号に基づいて、PWM調光周波数fと黒色表示率Bとの関係がf>=25B+250かつB>10となるようなPWM調光周波数情報を生成し、PWM調光信号発生回路17に供給する。
【0031】
以下、図8を参照して本実施形態の原理について説明する。
PWM調光周波数と色付きの程度の関係は、図7に示すように、PWM調光周波数が小さいほど色付きの程度が大きくなる。そこで本発明の発明者らは、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置において、バックライトのPWM調光周波数と色度ムラの色差との関係を調査した。図8は、PWM調光周波数と色ムラの色差ΔEuv(CIE1976L色空間における色差)との関係を、1フレーム期間に対する黒色表示期間の比率(以下、黒色表示率と称す)毎に示した図である。黒色表示率が低下すると色差ΔEuvが低下し、PWM調光周波数が高くなると色差ΔEuvが低下するという傾向があることが分かる。人間が知覚可能な最小色差は一般的にΔEuv=1であると言われているので(例えば、「大田登:色再現光学の基礎,コロナ社,pp.46」を参照。)、各黒色表示率B[%]におけるデータから色差ΔEuv=1となるPWM調光周波数f[Hz]をプロットすると、図9に示すようにf=25B+250なる直線近辺に分布することとなる。そこで色ムラの発生境界をf=25B+250の直線とすると、色ムラの非発生領域はf>=25B+250の条件を満たす領域となる。ただし、前述したようにOCBモード液晶において黒色挿入駆動を行う場合には黒色表示率B[%]がB>10でなければ逆転移が起こって正常な機能が失われてしまうため、OCBモード液晶における色ムラの非発生領域は図9の斜線部のようにf>=25B+250かつB>10の条件を満たす領域となる。
【0032】
なお液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、NTモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものの方が、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0033】
また本実施形態では、PWM調光周波数fと黒色表示率Bとの関係がf>=25B+250かつB>10となるように設定されるとしたが、B>10という条件はOCBモード液晶に特有の条件であり、他の液晶を用いる場合には必須ではない。
【0034】
以上のように、本実施形態によれば、PWM調光周波数fと黒色表示率Bとの関係がf>=25B+250となるように設定されるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときの輝度ムラおよび色ムラを改善することができる。
【0035】
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、液晶パネル11と、倍速変換部10と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路14と、バックライト装置45と、点灯回路16と、PWM調光信号発生回路17とを備える。なお、図10において図1と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0036】
バックライト装置45の蛍光ランプには、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体が使用される。
【0037】
駆動制御回路14は、倍速変換部10から出力された同期信号に基づいて、1フレーム期間を画像表示期間と黒色表示期間とに分けてゲートドライバ12およびソースドライバ13を駆動する。一方、PWM調光信号発生回路17は、PWM調光信号を点灯回路16に供給する。点灯回路16は、PWM調光信号に基づいてバックライト装置45を調光点灯する。
【0038】
本実施形態では、バックライト装置45の蛍光ランプには、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体が使用される。以下、図11(a)および図11(b)を参照してその効果について説明する。図11(a)および図11(b)は、消灯期間におけるバックライト装置の残光成分を蛍光体毎に示した図である。図11(a)は、液晶表示装置用に一般的に使用されている10分の1残光時間が8ms程度の蛍光体を用いた場合のものであり、図11(b)は、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体を用いた場合のものである。図11(a)と図11(b)とを見比べれば明らかであるが、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体を用いた場合には、PWM調光周期に比べてバックライトの残光時間が十分長いため、RGB間の残光成分のバランスの崩れが小さい。したがって、輝度ムラおよび色ムラを改善することができる。
【0039】
なお液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、NTモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものの方が、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0040】
また本実施形態では、バックライト装置45の蛍光ランプに、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体が使用されるとしたが、10分の1残光時間が40msに近い蛍光体であればほぼ同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0041】
以上のように、本実施形態によれば、バックライト装置45の蛍光ランプに、10分の1残光時間が40ms以上の蛍光体が使用されるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を改善することができる。
【0042】
(第5の実施形態)
前述の第3の実施形態では、黒色挿入率に依存して、従来に比べて十分高いPWM調光周波数で駆動することによって色縞を改善している。しかしながら、PWM調光周波数を高くすると、スイッチングロスがより頻繁に発生するようになるため、図12に示すように輝度効率は低下することになる。そこで、第5の実施形態として、PWM調光周波数を高くすることなく色縞を改善することのできる液晶表示装置について説明する。
【0043】
図13は、本発明の第5の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路14と、PWM調光信号発生回路17と、制御信号発生回路18と、直下式バックライト装置50と、第1遅延回路53と、第1点灯回路51と、第2点灯回路52とを備える。直下式バックライト装置50は、複数の蛍光ランプL1〜L8を含む。なお、図13において図1と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0044】
PWM調光信号発生回路17は、第1のPWM調光信号を生成する。第1遅延回路53は、この第1のPWM調光信号を受けてPWM調光位相がほぼ180°ずれた第2のPWM調光信号を生成する。第1のPWM調光信号および第2のPWM調光信号は、それぞれ第1点灯回路51および第2点灯回路52に供給される。一方、直下式バックライト装置50における、バックライト端からの蛍光ランプの順位を示す自然数iおよびj(i、j=1,2,3,・・・)と、任意の自然数n(n=1,2,3,・・・)およびM(M=1,2,3,・・・)によって、(2n−2)M+1≦i≦(2n−1)Mの関係を満足する順位iの蛍光ランプは全て第1のPWM調光信号に基づき第1点灯回路51によって調光点灯し、(2n−1)M+1≦j≦2nMの関係を満足する順位jの蛍光ランプは全て第2のPWM調光信号に基づき第2点灯回路52によって調光点灯する。このような配置にすることにより、第1のPWM調光信号に基づいて点灯される蛍光ランプから放射された光と第2のPWM調光信号に基づいて点灯される蛍光ランプから放射された光が、液晶パネル11上に投射された際に空間平均され易くなる。なお、本実施形態ではn=1,2、M=2として説明する。
【0045】
以下、図14を参照して本実施形態の動作を具体的に説明する。
本実施形態では、図14のようにPWM調光信号発生回路17によって生成された第1のPWM調光信号と、第1のPWM調光信号が例えばシフトレジスタにより構成される第1遅延回路53によって180°遅延された第2のPWM調光信号との二種類のPWM調光信号によって、8本の蛍光ランプL1〜L8のうちの各組(L1,L2,L5,L6の組と、L3,L4,L7,L8の組)の蛍光ランプが交互に調光駆動される。その結果、バックライト装置50から放射された光は空間平均的にPWM調光周波数が2倍になったように駆動される。したがって、従来のほぼ2分の1のPWM調光周波数で輝度ムラや色ムラが従来と同程度に改善され、点灯効率が改善される。
【0046】
なお、液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、TNモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものを用いれば、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0047】
また本実施形態では、第1のPWM調光信号と第2のPWM調光信号の位相差が180°に設定されるとしたが、正確に180°でなくてもそれに近い位相差であればほぼ同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0048】
以上のように、本実施の形態によれば、第1のPWM調光信号と第2のPWM調光信号に基づき点灯される蛍光ランプL1〜L8から放射される光が液晶パネル上で空間平均され、見かけ上のPWM調光周波数が2倍になるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を従来の2分の1のPWM周波数で従来と同程度に改善し、従来に比べて点灯効率を改善することができる。
【0049】
(第6の実施形態)
図15は、本発明の第6の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置は、液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動制御回路14と、PWM調光信号発生回路17と、制御信号発生回路18と、直下式バックライト装置50と、第1遅延回路53と、第2遅延回路55と、第1点灯回路51と、第2点灯回路52と、第3点灯回路54とを備える。直下式バックライト装置50は、複数の蛍光ランプL1〜L9を含む。なお、図15において、図13と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0050】
PWM調光信号発生回路17は、第1のPWM調光信号を生成する。第1遅延回路53は、この第1のPWM調光信号を受けてPWM調光位相がほぼ120°遅れた第2のPWM調光信号を生成し、第2遅延回路55は、この第2のPWM調光信号を受けて位相がほぼ120°遅れた第3のPWM調光信号を生成する。第1のPWM調光信号、第2のPWM調光信号および第3のPWM調光信号は、それぞれ第1点灯回路51、第2点灯回路52および第3点灯回路54に供給される。一方、直下式バックライト装置における、バックライト端からの蛍光ランプの順位を示す自然数i’およびj’およびk’(i’、j’、k’=1,2,3,・・・)と、任意の自然数n’(n’=1,2,3,・・・)およびM’(M’=1,2,3,・・・)によって、(3n’−3)M’+1≦i’≦(3n’−2)M’の関係を満足する順位i’の蛍光ランプは全て第1のPWM調光信号に基づき第1点灯回路51によって調光点灯し、(3n’−2)M’+1≦j’≦2(3n’−1)M’の関係を満足する順位j’の蛍光ランプは全て第2のPWM調光信号に基づき第2点灯回路52によって調光点灯し、(3n’−1)M’+1≦k’≦3n’M’の関係を満足する順位k’の蛍光ランプは全て第3のPWM調光信号に基づき第3点灯回路54によって調光点灯する。このような配置にすることにより、第1のPWM調光信号に基づいて点灯される蛍光ランプから放射された光と第2のPWM調光信号に基づいて点灯される蛍光ランプから放射された光と第3のPWM調光信号に基づいて点灯される蛍光ランプから放射された光が、液晶パネル11上に投射された際に空間平均され易くなる。なお、本実施形態ではn’=1,2,3、M’=1として説明する。
【0051】
以下、図16を参照して本実施形態の動作を具体的に説明する。
本実施形態では、図16のようにPWM調光信号発生回路17によって生成された第1のPWM調光信号と、第1のPWM調光信号が例えばシフトレジスタにより構成される第1遅延回路51によって120°遅延された第2のPWM調光信号と、さらに第2遅延回路55によって120°遅延された第3のPWM調光信号との3種類のPWM調光信号によって、9本の蛍光ランプL1〜L9のうちの各組(L1,L4,L7の組と、L2,L5,L8の組と、L3,L6,L9の組)の蛍光ランプが順番に調光駆動される。その結果、バックライト装置50から放射された光は空間平均的にPWM調光周波数が3倍になったように駆動される。したがって、従来のほぼ3分の1のPWM調光周波数で輝度ムラや色ムラが従来と同程度に改善され、点灯効率が改善される。
【0052】
なお、液晶パネル11としては、OCBモード液晶のものか、TNモード液晶であればパネルのセルギャップが5μm未満(好ましくは2μm程度)のものを用いれば、液晶の応答速度が速く、その結果動画の輪郭ボケをより改善できるため好ましい。
【0053】
また本実施の形態では、第1のPWM調光信号と第2のPWM調光信号と第3のPWM調光信号のPWM調光位相が互いに120°ずれるように設定されるとしたが、正確に120°でなくてもそれに近い位相差であればほぼ同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0054】
以上のように、本実施の形態によれば、第1のPWM調光信号と第2のPWM調光信号と第3のPWM調光信号に基づき点灯される蛍光ランプL1〜L9から放射される光が液晶パネル上で空間平均され、見かけ上のPWM調光周波数が3倍になるため、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞を従来の3分の1のPWM周波数で従来と同程度に改善し、従来に比べて点灯効率を改善することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、液晶表示装置において黒色挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色付きの干渉縞が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】倍速変換部の動作および黒色表示期間と画像表示期間との関係を示す図である。
【図3】第1の実施形態の動作を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態の動作を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図7】PWM調光周波数に応じて色ムラの程度が変化する原理を説明するための図である。
【図8】PWM調光周波数と色ムラの色差との関係を黒色表示率毎に示した図である。
【図9】色ムラが発生しないために黒色表示率およびPWM調光周波数が満たすべき条件を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図11】10分の1残光時間と色ムラとの関係について説明するための図である。
【図12】PWM調光周波数に対する輝度効率を示す図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図14】第5の実施の形態の動作を示す図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図16】第6の実施の形態の動作を示す図である。
【図17】従来の液晶表示装置における表示信号について説明するための図である。
【図18】OCBモード液晶における黒挿入駆動方式について説明するための図である。
【図19】バックライトのPWM調光方式について説明するための図である。
【図20】黒挿入駆動方式とPWM調光方式とを組み合わせたときに生じる色ムラについて説明するための図である。
【図21】従来の液晶表示装置において、正常表示部における動作を示す図である。
【図22】従来の液晶表示装置において、着色輝度低下部における動作を示す図である。
【符号の説明】
10 倍速変換部
11 液晶パネル
12 ゲートドライバ
13 ソースドライバ
14 駆動制御回路
15 バックライト装置
16 点灯回路
17 PWM調光信号発生回路
18 制御信号発生回路
28 制御信号発生回路
34 駆動制御回路
45 バックライト装置
50 直下式バックライト装置
51 第1点灯回路
52 第2点灯回路
53 第1遅延回路
54 第3点灯回路
55 第2遅延回路

Claims (19)

  1. 映像信号に基づいて駆動される液晶パネルに対してバックライト装置から出力される光を照射することによって映像を表示する液晶表示装置であって、
    前記映像信号に基づいて1フレーム期間を黒色表示期間と画像表示期間とに分けて前記液晶パネルを駆動する駆動手段と、
    前記バックライト装置をPWM調光方式で制御するためのPWM調光信号を生成するPWM調光信号発生回路と、
    前記PWM調光信号に基づいて前記バックライト装置を駆動する点灯回路と、
    PWM調光方式に起因した前記液晶パネルにおける干渉縞の発生を防止するように前記PWM調光信号の周期および/または位相を制御する手段とを備える液晶表示装置。
  2. 前記PWM方式におけるPWM調光周波数f[Hz]と、1フレーム期間に対する前記黒色表示期間の比率B[%]とが、f>=25B+250の関係を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記駆動手段は、前記PWM調光周波数f[Hz]と、1フレーム期間に対する前記黒色表示期間の比率B[%]とが、f>=25B+250の関係を満たすように前記調光手段を制御することを特徴とする、請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記黒色表示期間が、
    黒色表示期間=(整数)・(PWM調光周期)±0.3・(PWM調光周期)
    の関係を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 同期信号に基づいて、前記黒色表示期間が、
    黒色表示期間=(整数)・(PWM調光周期)±0.3・(PWM調光周期)
    の関係を満たすように前記駆動手段および前記調光手段を制御する制御信号発生回路をさらに備える、請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記PWM方式におけるPWM調光周波数が、
    PWM調光周波数=(奇数/2)・(垂直同期周波数)±0.2・(垂直同期周波数)
    の関係を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 同期信号に基づいて、前記PWM調光周波数が、
    PWM調光周波数=(奇数/2)・(垂直同期周波数)±0.2・(垂直同期周波数)
    の関係を満たすように前記調光手段を制御する制御信号発生回路をさらに備える、請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記バックライト装置は、前記液晶パネルに対して直下に複数の光源を並列に配置した構造を有する直下式バックライト装置であり、
    前記調光手段は、バックライト装置端からの光源の順位を示す自然数iおよびj(i、j=1,2,3,・・・)と、任意の自然数n(n=1,2,3,・・・)およびM(M=1,2,3,・・・)によって、(2n−2)M+1≦i≦(2n−1)Mの関係を満足する順位iの光源は全て第1のPWM調光信号で調光し、(2n−1)M+1≦j≦2nMの関係を満足する順位jの光源は全て第2のPWM調光信号で調光し、該第1のPWM調光信号と該第2のPWM調光信号の位相がそれぞれ互いにほぼ(PWM調光周期/2)だけずれた相似な信号であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1のPWM調光信号と前記第2のPWM調光信号の位相がそれぞれ互いにほぼ(PWM調光周期/2)だけずれるように制御する遅延回路をさらに備える、請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記第1のPWM調光信号および前記第2のPWM調光信号が映像の同期信号に同期するように前記調光手段を制御する制御信号発生回路をさらに備える、請求項8に記載の液晶表示装置。
  11. 前記自然数MがM=1の関係を満たすことを特徴とする、請求項8に記載の液晶表示装置。
  12. 液晶パネルの直下に配置した前記光源が蛍光ランプであることを特徴とする、請求項8に記載の液晶表示装置。
  13. 前記バックライト装置は、前記液晶パネルに対して直下に複数の光源を並列に配置した構造を有する直下式バックライト装置であり、
    前記調光手段は、バックライト装置端からの光源の順位を示す自然数i’およびj’およびk’(i’、j’、k’=1,2,3,・・・)と、任意の自然数n’(n’=1,2,3,・・・)およびM’(M’=1,2,3,・・・)によって、(3n’−3)M’+1≦i’≦(3n’−2)M’の関係を満足する順位i’の光源は全て第1のPWM調光信号で調光し、(3n’−2)M’+1≦j’≦(3n’−1)M’の関係を満足する順位j’の光源は全て第2のPWM調光信号で調光し、(3n’−1)M’+1≦k’≦3n’M’の関係を満足する順位k’の光源は全て第3のPWM調光信号で調光し、該第1のPWM調光信号と該第2のPWM調光信号と該第3のPWM調光信号の位相がそれぞれ互いにほぼ(PWM調光周期/3)だけずれた相似な信号であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  14. 前記第1のPWM調光信号と前記第2のPWM調光信号と前記第3のPWM調光信号の位相がそれぞれ互いにほぼ(PWM調光周期/3)だけずれるように制御する遅延回路をさらに備える、請求項13に記載の液晶表示装置。
  15. 前記第1のPWM調光信号および前記第2のPWM調光信号および前記第3のPWM調光信号が映像の同期信号に同期するように前記調光手段を制御する制御信号発生回路をさらに備える、請求項13に記載の液晶表示装置。
  16. 前記自然数M’が1であることを特徴とする、請求項13に記載の液晶表示装置。
  17. 液晶パネルの直下に配置した前記光源が蛍光ランプであることを特徴とする、請求項13に記載の液晶表示装置。
  18. 前記液晶パネルがOCBモード液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  19. 前記液晶パネルがTNモード液晶を用いた液晶パネルであり、そのギャップ幅が5μm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
JP2003082983A 2002-03-28 2003-03-25 液晶表示装置 Withdrawn JP2004004659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003082983A JP2004004659A (ja) 2002-03-28 2003-03-25 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002091870 2002-03-28
JP2003082983A JP2004004659A (ja) 2002-03-28 2003-03-25 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004004659A true JP2004004659A (ja) 2004-01-08

Family

ID=30446243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003082983A Withdrawn JP2004004659A (ja) 2002-03-28 2003-03-25 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004004659A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316298A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置、該液晶表示装置に用いられる光源駆動回路及び光源駆動方法
JP2006099100A (ja) * 2004-09-06 2006-04-13 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示制御回路、表示制御方法、および液晶表示装置
JP2006119206A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
WO2006095743A1 (ja) * 2005-03-11 2006-09-14 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置、液晶モニター、液晶テレビジョン受像機および表示方法
JP2007004148A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法
JP2007133016A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
WO2007102259A1 (ja) * 2006-03-07 2007-09-13 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
KR100769039B1 (ko) * 2006-10-26 2007-10-22 진흥콘크리트(주) 조명기구가 구비된 식생용 옹벽블록
WO2007144988A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびテレビ受信機
WO2007144989A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびテレビ受信機
JP2008249998A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nec Lcd Technologies Ltd バックライト装置および液晶表示装置
JP2009516210A (ja) * 2005-11-10 2009-04-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスプレイ装置及びその駆動方法
WO2009047950A1 (ja) * 2007-10-09 2009-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置
US7679589B2 (en) 2005-01-24 2010-03-16 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Liquid crystal display device
JP2012230422A (ja) * 2012-07-31 2012-11-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置
WO2012165028A1 (ja) * 2011-06-03 2012-12-06 シャープ株式会社 液晶表示装置
WO2014162596A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置及び制御方法
US9035867B2 (en) 2007-05-18 2015-05-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal display device and driving method thereof
CN113763890A (zh) * 2020-06-01 2021-12-07 奇景光电股份有限公司 具背光的显示系统
CN114023276A (zh) * 2021-10-12 2022-02-08 苏州蓝博控制技术有限公司 液晶显示装置自适应柔和显示控制方法、控制系统、控制装置及计算机可读存储介质

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316298A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置、該液晶表示装置に用いられる光源駆動回路及び光源駆動方法
JP2006099100A (ja) * 2004-09-06 2006-04-13 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示制御回路、表示制御方法、および液晶表示装置
JP2006119206A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
US7679589B2 (en) 2005-01-24 2010-03-16 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Liquid crystal display device
JPWO2006095743A1 (ja) * 2005-03-11 2008-08-14 シャープ株式会社 表示装置、液晶モニター、液晶テレビジョン受像機および表示方法
WO2006095743A1 (ja) * 2005-03-11 2006-09-14 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置、液晶モニター、液晶テレビジョン受像機および表示方法
JP2007004148A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法
JP2007133016A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
JP2009516210A (ja) * 2005-11-10 2009-04-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスプレイ装置及びその駆動方法
WO2007102259A1 (ja) * 2006-03-07 2007-09-13 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
US8102359B2 (en) 2006-03-07 2012-01-24 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
WO2007144989A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびテレビ受信機
WO2007144988A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびテレビ受信機
KR100769039B1 (ko) * 2006-10-26 2007-10-22 진흥콘크리트(주) 조명기구가 구비된 식생용 옹벽블록
JP2008249998A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nec Lcd Technologies Ltd バックライト装置および液晶表示装置
US8395578B2 (en) 2007-03-30 2013-03-12 Nlt Technologies, Ltd. Backlight unit and liquid-crystal display device using the same
US9035867B2 (en) 2007-05-18 2015-05-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal display device and driving method thereof
WO2009047950A1 (ja) * 2007-10-09 2009-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置
JP2012252170A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Sharp Corp 液晶表示装置
WO2012165028A1 (ja) * 2011-06-03 2012-12-06 シャープ株式会社 液晶表示装置
JP2012230422A (ja) * 2012-07-31 2012-11-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置
WO2014162596A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置及び制御方法
CN113763890A (zh) * 2020-06-01 2021-12-07 奇景光电股份有限公司 具背光的显示系统
CN113763890B (zh) * 2020-06-01 2023-08-22 奇景光电股份有限公司 具背光的显示系统
CN114023276A (zh) * 2021-10-12 2022-02-08 苏州蓝博控制技术有限公司 液晶显示装置自适应柔和显示控制方法、控制系统、控制装置及计算机可读存储介质
CN114023276B (zh) * 2021-10-12 2022-09-27 苏州蓝博控制技术有限公司 液晶显示装置自适应柔和显示控制方法、控制系统、控制装置及计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100885613B1 (ko) 액정표시장치
JP2004004659A (ja) 液晶表示装置
US8264451B2 (en) Display panel control device, liquid crystal display device, electronic apparatus, and display panel drive control device
JP3912999B2 (ja) 表示装置
JP3535799B2 (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
KR100725426B1 (ko) 시분할 방식 액정표시장치 및 그의 컬러영상표시방법
JP4542085B2 (ja) 時分割方式液晶表示装置
US20120086684A1 (en) Liquid Crystal Display Device And Light Source Control Method
US20060119566A1 (en) Liquid crystal display
US20030142118A1 (en) Image display and display method
JP2008542808A (ja) クロストークが低減されたスペクトル・シーケンシャル・ディスプレイ
JP2001290124A (ja) 液晶表示装置
WO2005081217A1 (ja) 映像表示装置
KR20070092533A (ko) 프레임 신호에 동기된 백라이트 신호를 발생하기 위한장치와 방법
JP2000275605A (ja) 液晶表示装置
US20120086628A1 (en) Liquid crystal display device and light source control method
JP2006235461A (ja) 液晶表示装置
US20070262733A1 (en) Control method and control driving device for backlight module
US20070076019A1 (en) Modulating images for display
JP5208035B2 (ja) 液晶表示装置
US9418611B2 (en) LED backlight controller
US20100097308A1 (en) Liquid crystal display device and method for driving a liquid crystal display device
JP2003215535A (ja) 液晶表示装置
JP2007322988A (ja) 液晶ディスプレイ
JP2003316335A (ja) 液晶表示装置とその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20080728

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080804