JPH10319916A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH10319916A JPH10319916A JP9128695A JP12869597A JPH10319916A JP H10319916 A JPH10319916 A JP H10319916A JP 9128695 A JP9128695 A JP 9128695A JP 12869597 A JP12869597 A JP 12869597A JP H10319916 A JPH10319916 A JP H10319916A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- liquid crystal
- input
- period
- crystal display
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源投入時または定常時において、不正規な
同期信号が入力された場合に、異常な画像を表示させな
い。 【解決手段】 コントローラIC4は、入力された同期
信号が予め定められた設定条件を満足するか否かを検出
し、設定条件を満足する同期信号が入力された場合に
は、液晶パネル6において入力された画像データに基づ
いて画像を表示させ、設定条件を満足しない同期信号が
入力された場合には、コントローラIC4に予め内蔵さ
れているパターン信号を出力して、そのパターン信号に
基づいて全面黒画面になるなどの表示を行わせる。
同期信号が入力された場合に、異常な画像を表示させな
い。 【解決手段】 コントローラIC4は、入力された同期
信号が予め定められた設定条件を満足するか否かを検出
し、設定条件を満足する同期信号が入力された場合に
は、液晶パネル6において入力された画像データに基づ
いて画像を表示させ、設定条件を満足しない同期信号が
入力された場合には、コントローラIC4に予め内蔵さ
れているパターン信号を出力して、そのパターン信号に
基づいて全面黒画面になるなどの表示を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、パソコン,モニタ
装置などの画像表示部に適用される液晶表示装置に係
り、特にドットマトリクス型のTFT(Thin Film Trans
istor)液晶表示モジュールに関するものである。
装置などの画像表示部に適用される液晶表示装置に係
り、特にドットマトリクス型のTFT(Thin Film Trans
istor)液晶表示モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a),(b)は液晶モジュールに入力さ
れる同期信号のタイミングチャートであり、図4(b)は
図4(a)における信号の一部を拡大して示したタイミン
グチャートである。
れる同期信号のタイミングチャートであり、図4(b)は
図4(a)における信号の一部を拡大して示したタイミン
グチャートである。
【0003】一般に、液晶モジュールに入力される同期
信号としては、垂直走査開始タイミングを示す垂直同期
信号,水平走査開始タイミングを示す水平同期信号,有
効データ期間を示すデータイネーブル信号があり、いず
れもクロック信号に同期して入力される。
信号としては、垂直走査開始タイミングを示す垂直同期
信号,水平走査開始タイミングを示す水平同期信号,有
効データ期間を示すデータイネーブル信号があり、いず
れもクロック信号に同期して入力される。
【0004】図4(a),(b)において、21は垂直同期信号
の周期(Tv)を示し、この間に設定された個数の水平同期
信号のパルスが入力される。22は、有効なデータが入力
されている期間であり、垂直データ有効期間である。23
は、有効なデータが入力されていない期間であり、垂直
ブランキング期間(Tvb)と呼ばれる。
の周期(Tv)を示し、この間に設定された個数の水平同期
信号のパルスが入力される。22は、有効なデータが入力
されている期間であり、垂直データ有効期間である。23
は、有効なデータが入力されていない期間であり、垂直
ブランキング期間(Tvb)と呼ばれる。
【0005】同様に、24は水平同期信号の周期を示し(T
h)、25は、有効なデータが入力されている期間であり、
水平データ有効期間である。26は、有効なデータが入力
されていない期間であり、水平ブランキング期間(Thb)
と呼ばれる。
h)、25は、有効なデータが入力されている期間であり、
水平データ有効期間である。26は、有効なデータが入力
されていない期間であり、水平ブランキング期間(Thb)
と呼ばれる。
【0006】また、27は垂直データ準備期間(Tve)、28
は水平データ準備期間(The)であり、同期信号が検出さ
れてから有効データが入力されるまでの期間を示す。
は水平データ準備期間(The)であり、同期信号が検出さ
れてから有効データが入力されるまでの期間を示す。
【0007】前記信号のいずれも、ある一定の条件を満
足しないと液晶表示モジュールにおいて正常な表示が行
われない。図5はノート型パソコン用に一般的に使用さ
れるTFT液晶表示モジュールの入力信号の仕様(設定
条件)の一例を示す図であり、前記の全ての期間には、
それぞれ最大値(上限値),最小値(下限値)が定められて
おり、信号がこの上限値と下限値の範囲を超えて入力さ
れた場合は、液晶表示モジュールは正常な表示ができな
くなる。
足しないと液晶表示モジュールにおいて正常な表示が行
われない。図5はノート型パソコン用に一般的に使用さ
れるTFT液晶表示モジュールの入力信号の仕様(設定
条件)の一例を示す図であり、前記の全ての期間には、
それぞれ最大値(上限値),最小値(下限値)が定められて
おり、信号がこの上限値と下限値の範囲を超えて入力さ
れた場合は、液晶表示モジュールは正常な表示ができな
くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノート
型パソコンであっても、液晶表示モニタであっても、電
源投入時およびリセット時はもちろんのこと、表示解像
度の変更,表示色の変更,レジューム時,省電力モード
時などのさまざまな局面において、規定された仕様から
逸脱した信号が入力される場合がある。もちろん、それ
は数秒あるいはそれ以下の時間である場合がほとんどで
あるが、その数秒の期間では、直前の画面が焼き付いた
ようになったり、ノイズ状の画面になったりして、ディ
スプレイ上には異常な画像が一瞬ではあるが表示され
る。
型パソコンであっても、液晶表示モニタであっても、電
源投入時およびリセット時はもちろんのこと、表示解像
度の変更,表示色の変更,レジューム時,省電力モード
時などのさまざまな局面において、規定された仕様から
逸脱した信号が入力される場合がある。もちろん、それ
は数秒あるいはそれ以下の時間である場合がほとんどで
あるが、その数秒の期間では、直前の画面が焼き付いた
ようになったり、ノイズ状の画面になったりして、ディ
スプレイ上には異常な画像が一瞬ではあるが表示され
る。
【0009】この理由を図6のタイミングチャートを用
いて説明する。図6において、31は電源投入時のデータ
イネーブル信号、32は同期間のクロックのタイミングを
示したものである。図からも分かるように、電源投入前
において信号レベルはグランドレベルであるため、電源
を投入した瞬間から信号は徐々にその振幅が規定のレベ
ルに到達する。また液晶表示モジュール内のロジック回
路も電源電圧が安定するまでは、正常に動作しない場合
がある。
いて説明する。図6において、31は電源投入時のデータ
イネーブル信号、32は同期間のクロックのタイミングを
示したものである。図からも分かるように、電源投入前
において信号レベルはグランドレベルであるため、電源
を投入した瞬間から信号は徐々にその振幅が規定のレベ
ルに到達する。また液晶表示モジュール内のロジック回
路も電源電圧が安定するまでは、正常に動作しない場合
がある。
【0010】したがって、実際に認識されるデータイネ
ーブル信号およびクロックのロジックは、33,34に示す
信号状態になることが予想される。同様に、水平同期信
号,垂直同期信号も本来の仕様から大きく逸脱した信号
が入力されるため、ある一定期間は正常な画像が表示さ
れない。しかも、この異常表示期間は信号を供給する回
路構成や液晶表示モジュールの回路構成などにより大き
く異なる。
ーブル信号およびクロックのロジックは、33,34に示す
信号状態になることが予想される。同様に、水平同期信
号,垂直同期信号も本来の仕様から大きく逸脱した信号
が入力されるため、ある一定期間は正常な画像が表示さ
れない。しかも、この異常表示期間は信号を供給する回
路構成や液晶表示モジュールの回路構成などにより大き
く異なる。
【0011】そこで本発明の目的は、前記従来の問題を
解決し、入力された信号および電源が不正規であって
も、それを検出して異常な画像を表示しないようにした
液晶表示装置を提供することにある。
解決し、入力された信号および電源が不正規であって
も、それを検出して異常な画像を表示しないようにした
液晶表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、入力された同期信号が予め定められた設
定条件を満たしているか否かを検出する手段を備え、電
源投入時あるいはリセット時から同期信号が前記設定条
件を満たす状態になるまでの期間、または同期信号が前
記設定条件を満たす状態になった後において、同期信号
が前記設定条件を満たさなくなった期間に、特定のパタ
ーンを画面に表示させたり、あるいは前記検出結果の信
号を外部に伝達して適当な処理を行わせるようにした手
段とを備えたものであって、例えば入力された信号およ
び電源が不正規であっても、異常な画像を表示させない
ようにすることを可能にしたものである。
め、本発明は、入力された同期信号が予め定められた設
定条件を満たしているか否かを検出する手段を備え、電
源投入時あるいはリセット時から同期信号が前記設定条
件を満たす状態になるまでの期間、または同期信号が前
記設定条件を満たす状態になった後において、同期信号
が前記設定条件を満たさなくなった期間に、特定のパタ
ーンを画面に表示させたり、あるいは前記検出結果の信
号を外部に伝達して適当な処理を行わせるようにした手
段とを備えたものであって、例えば入力された信号およ
び電源が不正規であっても、異常な画像を表示させない
ようにすることを可能にしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
入力された同期信号が予め定められた設定条件を満たし
ているか否かを検出する手段と、電源投入時あるいはリ
セット時から同期信号が前記設定条件を満たす状態にな
るまでの期間に、特定のパターンを画面に表示させる手
段とを備えたことを特徴とし、信号が所定範囲の定常状
態になるまでの間、特定のパターンの画像を表示させて
不快で異常な画像が表示されることがないようにする。
入力された同期信号が予め定められた設定条件を満たし
ているか否かを検出する手段と、電源投入時あるいはリ
セット時から同期信号が前記設定条件を満たす状態にな
るまでの期間に、特定のパターンを画面に表示させる手
段とを備えたことを特徴とし、信号が所定範囲の定常状
態になるまでの間、特定のパターンの画像を表示させて
不快で異常な画像が表示されることがないようにする。
【0014】請求項2記載の発明は、入力された同期信
号が予め定められた設定条件を満たしているか否かを検
出する手段と、同期信号が前記設定条件を満たす状態に
なった後、同期信号が前記設定条件を満たさなくなった
期間に、特定のパターンを画面に表示する手段とを備え
たことを特徴とし、信号が定常状態から異常状態になっ
たときでも、その間、特定のパターンの画像を表示させ
て不快で異常な画像が表示されることがないようにす
る。
号が予め定められた設定条件を満たしているか否かを検
出する手段と、同期信号が前記設定条件を満たす状態に
なった後、同期信号が前記設定条件を満たさなくなった
期間に、特定のパターンを画面に表示する手段とを備え
たことを特徴とし、信号が定常状態から異常状態になっ
たときでも、その間、特定のパターンの画像を表示させ
て不快で異常な画像が表示されることがないようにす
る。
【0015】請求項3記載の発明は、入力された同期信
号が予め定められた設定条件を満たしているか否かを検
出する手段と、その検出結果の信号を外部に伝達するた
めの手段とを備えたことを特徴とし、信号が定常状態に
ない場合には、特定のパターンの画像を表示させるので
はなくて、外部部材を介して異常画像が表示されないよ
うにすることが可能になる。
号が予め定められた設定条件を満たしているか否かを検
出する手段と、その検出結果の信号を外部に伝達するた
めの手段とを備えたことを特徴とし、信号が定常状態に
ない場合には、特定のパターンの画像を表示させるので
はなくて、外部部材を介して異常画像が表示されないよ
うにすることが可能になる。
【0016】以下、本発明の好適な実施形態を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態を説明するため
の液晶表示装置の概略構成を示すブロック図であり、1
は入力コネクタ、2は液晶パネル6のゲートラインに信
号を供給するゲート駆動用IC、3は液晶パネル6のソ
ースラインに信号を供給するソース駆動用IC、4は、
入力コネクタ1に入力された信号を処理して、ゲート駆
動用IC2とソース駆動用IC3に供給される信号を生
成するコントローラIC、5は前記各部材をユニット化
した液晶表示モジュールである。
の液晶表示装置の概略構成を示すブロック図であり、1
は入力コネクタ、2は液晶パネル6のゲートラインに信
号を供給するゲート駆動用IC、3は液晶パネル6のソ
ースラインに信号を供給するソース駆動用IC、4は、
入力コネクタ1に入力された信号を処理して、ゲート駆
動用IC2とソース駆動用IC3に供給される信号を生
成するコントローラIC、5は前記各部材をユニット化
した液晶表示モジュールである。
【0018】入力コネクタ1には、垂直同期信号,水平
同期信号,データイネーブル信号,クロック信号,デー
タ信号がディジタル信号として入力される。データ信号
は赤・緑・青の各6ビット幅の全体として18ビットの
ものが一般的である。入力コネクタ1に供給された信号
は、そのままのコントローラIC4に入力され、信号処
理を行い、ソース駆動用IC2とゲート駆動用IC3に
必要な信号を供給する。コントローラIC4は、一般的
に、液晶を交流駆動するためのデータの反転処理,ゲー
ト/ソース駆動用ICのクロック,シフトレジスタを動
作させるためのスタート信号を生成するなどの機能を持
っている。本例では、このコントローラIC4におい
て、前記機能に加えて、後述する本発明の特徴となる機
能を持たせている。
同期信号,データイネーブル信号,クロック信号,デー
タ信号がディジタル信号として入力される。データ信号
は赤・緑・青の各6ビット幅の全体として18ビットの
ものが一般的である。入力コネクタ1に供給された信号
は、そのままのコントローラIC4に入力され、信号処
理を行い、ソース駆動用IC2とゲート駆動用IC3に
必要な信号を供給する。コントローラIC4は、一般的
に、液晶を交流駆動するためのデータの反転処理,ゲー
ト/ソース駆動用ICのクロック,シフトレジスタを動
作させるためのスタート信号を生成するなどの機能を持
っている。本例では、このコントローラIC4におい
て、前記機能に加えて、後述する本発明の特徴となる機
能を持たせている。
【0019】前記構成の液晶表示装置における液晶表示
モジュールの入力信号の仕様に付いて説明する。既述し
たように、図4には液晶表示モジュール5に入力される
信号を示してあり、また図5には水平および垂直期間の
タイミングの具体的な数値を示してある。
モジュールの入力信号の仕様に付いて説明する。既述し
たように、図4には液晶表示モジュール5に入力される
信号を示してあり、また図5には水平および垂直期間の
タイミングの具体的な数値を示してある。
【0020】例えば図4における期間21は垂直周期Tvを
表し、図5から515Th〜535Thの範囲である必要がある。
ここでThは水平周期を表す。同様に26は水平ブランキン
グ期間Thbを表し、図5から150Tclk〜170Tclkの範囲で
ある必要がある。ここでTclkはクロックの周期を表す。
このように、入力信号の詳細なタイミングは、すべて図
5に示すように規定されており、正常に画像を表示する
ためには、この信号の仕様を満足する必要がある。逆
に、この仕様を満たさない信号は正常な画像を表示する
ことができないことがあるということになる。
表し、図5から515Th〜535Thの範囲である必要がある。
ここでThは水平周期を表す。同様に26は水平ブランキン
グ期間Thbを表し、図5から150Tclk〜170Tclkの範囲で
ある必要がある。ここでTclkはクロックの周期を表す。
このように、入力信号の詳細なタイミングは、すべて図
5に示すように規定されており、正常に画像を表示する
ためには、この信号の仕様を満足する必要がある。逆
に、この仕様を満たさない信号は正常な画像を表示する
ことができないことがあるということになる。
【0021】図2は本実施形態における液晶表示モジュ
ール5に入力される信号(コントローラIC4に入力さ
れる信号と同様)の一部と、コントローラIC4内部で
認識された信号の一部のタイミングチャートを示したも
のである。11はデータイネーブル信号における電源投入
時点から各信号が安定するまでの波形を示し、12はクロ
ック信号における電源投入時点から各信号が安定するま
での波形を示したものであり、13,14は、それぞれコン
トローラIC4内部で認識されたデータイネーブル信号
とクロック信号を示す。なお、図2では表記の都合上、
水平周期Thは数クロック分の長さしかないが、実際は80
0クロックとなる。
ール5に入力される信号(コントローラIC4に入力さ
れる信号と同様)の一部と、コントローラIC4内部で
認識された信号の一部のタイミングチャートを示したも
のである。11はデータイネーブル信号における電源投入
時点から各信号が安定するまでの波形を示し、12はクロ
ック信号における電源投入時点から各信号が安定するま
での波形を示したものであり、13,14は、それぞれコン
トローラIC4内部で認識されたデータイネーブル信号
とクロック信号を示す。なお、図2では表記の都合上、
水平周期Thは数クロック分の長さしかないが、実際は80
0クロックとなる。
【0022】図2において、電源投入時からしばらくの
間(期間110)は電源が徐々に上昇するため、コントロー
ラIC4内部ではデータイネーブル信号とクロック信号
ともに不規則な波形となっていることが分かる。一方、
期間111では、電源電圧が十分に上昇したため、データ
イネーブル信号とクロック信号ともに正常に認識されて
いる。
間(期間110)は電源が徐々に上昇するため、コントロー
ラIC4内部ではデータイネーブル信号とクロック信号
ともに不規則な波形となっていることが分かる。一方、
期間111では、電源電圧が十分に上昇したため、データ
イネーブル信号とクロック信号ともに正常に認識されて
いる。
【0023】前記期間110では、信号が正常に認識され
ず、前述した図5の設定条件を満たさないため、そのま
まデータ信号を表示すると画面がノイズ状になったり、
バタついたりして、意図した画像が表示できないだけで
なく、明らかに異常と思われる画像となる。したがっ
て、この期間110においては、入力されたデータ信号に
基づいて画像表示を行わせるのではなく、予めコントロ
ーラIC4に内蔵されているパターン(本例では全面黒
表示)を画面表示させることによって、画像を見ている
人に不快感を与えない表示を行うことができる。なお、
前記パターン表示としては全面黒画面以外にも、例えば
全面白、あるいは青でも、さらには社名などの予め設定
した任意の画像を表示することが可能である。
ず、前述した図5の設定条件を満たさないため、そのま
まデータ信号を表示すると画面がノイズ状になったり、
バタついたりして、意図した画像が表示できないだけで
なく、明らかに異常と思われる画像となる。したがっ
て、この期間110においては、入力されたデータ信号に
基づいて画像表示を行わせるのではなく、予めコントロ
ーラIC4に内蔵されているパターン(本例では全面黒
表示)を画面表示させることによって、画像を見ている
人に不快感を与えない表示を行うことができる。なお、
前記パターン表示としては全面黒画面以外にも、例えば
全面白、あるいは青でも、さらには社名などの予め設定
した任意の画像を表示することが可能である。
【0024】また図3は図2と同様に図1に示した液晶
表示モジュール5に入力される信号の他例における一部
のタイミングチャートを示しており、期間210では信号
が正常に入力されているが、期間211では液晶表示モジ
ュール5の信号源であるパソコンの表示モードの変更な
どにより、信号発生タイミングが乱れた例を想定してい
る。また期間212では波形の乱れが収まり、正常に入力
されていることを示している。
表示モジュール5に入力される信号の他例における一部
のタイミングチャートを示しており、期間210では信号
が正常に入力されているが、期間211では液晶表示モジ
ュール5の信号源であるパソコンの表示モードの変更な
どにより、信号発生タイミングが乱れた例を想定してい
る。また期間212では波形の乱れが収まり、正常に入力
されていることを示している。
【0025】したがって、期間211では、入力されたデ
ータ信号に基づいてそのまま画像表示すると、前記と同
様に画像の乱れが生じることになるため、この期間211
においては図1,図2に基づいて説明したのと同様に、
コントローラIC4に予め内蔵されたパターン信号を出
力して、そのパターン信号に基づいて画像表示を行わせ
るようにする。その他の期間210,期間212においては、
入力されたデータ信号を通常通り処理して出力すること
によって画像表示させる。
ータ信号に基づいてそのまま画像表示すると、前記と同
様に画像の乱れが生じることになるため、この期間211
においては図1,図2に基づいて説明したのと同様に、
コントローラIC4に予め内蔵されたパターン信号を出
力して、そのパターン信号に基づいて画像表示を行わせ
るようにする。その他の期間210,期間212においては、
入力されたデータ信号を通常通り処理して出力すること
によって画像表示させる。
【0026】以上のように、本実施形態の装置によれ
ば、電源投入時あるいは電源投入後のいずれでも同期信
号が乱れた場合には、コントローラIC4が、入力され
た同期信号から信号が不正規であることを検出して、即
座に内蔵されているパターン信号に切り替えて信号出力
する機能を有しているため、不正規な画像の表示を防止
することができる。
ば、電源投入時あるいは電源投入後のいずれでも同期信
号が乱れた場合には、コントローラIC4が、入力され
た同期信号から信号が不正規であることを検出して、即
座に内蔵されているパターン信号に切り替えて信号出力
する機能を有しているため、不正規な画像の表示を防止
することができる。
【0027】なお、前記実施形態では、コントローラI
C4において、同期信号が不正規であることを検出する
と、出力信号を切り替えて内蔵されているパターン信号
を表示すると説明したが、液晶表示モジュール5の一部
に、信号が不正規であることを検出した結果をコントロ
ーラIC4から受けて、外部に伝達する端子などを設
け、その端子からの信号を、例えば液晶パネル6のバッ
クライトのオン−オフ制御用の信号として利用すること
によって、不正規な信号が入力された場合に液晶パネル
6のバックライトを消して画像が表示されなくなるよう
な状態にすることもできる。
C4において、同期信号が不正規であることを検出する
と、出力信号を切り替えて内蔵されているパターン信号
を表示すると説明したが、液晶表示モジュール5の一部
に、信号が不正規であることを検出した結果をコントロ
ーラIC4から受けて、外部に伝達する端子などを設
け、その端子からの信号を、例えば液晶パネル6のバッ
クライトのオン−オフ制御用の信号として利用すること
によって、不正規な信号が入力された場合に液晶パネル
6のバックライトを消して画像が表示されなくなるよう
な状態にすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源投入時およびリセット時から同期信号が安定して供
給されるまでの期間、さらには同期信号が一旦安定して
供給された後も、仕様を満たさない不正規な同期信号が
入力された場合には、乱れた画像を表示することを防止
することができるため、その実用的効果は大きい。
電源投入時およびリセット時から同期信号が安定して供
給されるまでの期間、さらには同期信号が一旦安定して
供給された後も、仕様を満たさない不正規な同期信号が
入力された場合には、乱れた画像を表示することを防止
することができるため、その実用的効果は大きい。
【図1】本発明の一実施形態を説明するための液晶表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の液晶表示モジュールに入力される信号の
一部における状態と、コントローラ内部で認識された信
号の一部における状態とを示すタイミングチャートであ
る。
一部における状態と、コントローラ内部で認識された信
号の一部における状態とを示すタイミングチャートであ
る。
【図3】同期信号が一旦安定した後、不正規な状態にな
った場合の信号の状態を示すタイミングチャートであ
る。
った場合の信号の状態を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】従来例における入力信号の状態を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図5】ノート型パソコン用に一般的に使用されるTF
T液晶表示モジュールの入力信号仕様(設定条件)の一例
を示す図である。
T液晶表示モジュールの入力信号仕様(設定条件)の一例
を示す図である。
【図6】電源投入時のデータイネーブル信号とクロック
信号の状態を示すタイミングチャートである。
信号の状態を示すタイミングチャートである。
1…入力コネクタ、 2…ゲート駆動用IC、 3…ソ
ース駆動用IC、 4…コントローラIC、 5…液晶
モジュール、 6…液晶パネル。
ース駆動用IC、 4…コントローラIC、 5…液晶
モジュール、 6…液晶パネル。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力された同期信号が予め定められた設
定条件を満たしているか否かを検出する手段と、電源投
入時あるいはリセット時から同期信号が前記設定条件を
満たす状態になるまでの期間に、特定のパターンを画面
に表示させる手段とを備えたことを特徴とする液晶表示
装置。 - 【請求項2】 入力された同期信号が予め定められた設
定条件を満たしているか否かを検出する手段と、同期信
号が前記設定条件を満たす状態になった後において、同
期信号が前記設定条件を満たさなくなった期間に、特定
のパターンを画面に表示する手段とを備えたことを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項3】 入力された同期信号が予め定められた設
定条件を満たしているか否かを検出する手段と、その検
出結果の信号を外部に伝達するための手段とを備えたこ
とを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128695A JPH10319916A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128695A JPH10319916A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319916A true JPH10319916A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14991141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9128695A Pending JPH10319916A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10319916A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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