JP5508185B2 - 端子及び端子の半田付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、半田付けノズルで半田を塗布される端子、及び、端子の半田付け構造に関する。
下記の特許文献1では、部品のリードをプリント配線板のランドに半田付けする際、リードを加熱し又はランドを冷却することでリード側の半田の凝固をランド側に対して遅らせ、ランドから半田が剥離するのを防止している。
特開2000−323832号公報
このような端子の半田付けでは、半田付けノズルで半田の供給が行われることがある。この方法では、溶融半田が充填された半田付けノズル内に端子を挿入してから引き出すことで、半田付け用の半田が供給される。この半田付け方法では、半田付けノズルへの端子の挿入量に応じた量の半田が供給されることとなる。しかしながら、半田付けノズルから端子を引き出す際に、端子に付着した半田が半田付けノズルと共に端子から引き離されて、適切な量の半田を供給できない虞があった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、半田付けノズルを用いた半田供給量の管理を向上させることを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の端子は、半田付けノズルで塗布された半田の切れ性を向上させるための凹部を、前記半田付けノズルに挿入される端部の外周面に備えることを特徴とする。
また、本発明の半田付け構造は、ハウジングの一面に形成された挿通口と、前記挿通口から前記ハウジングの外側に突出した端子と、前記一面に対向して配置された基板に設けられて、前記端子が挿通された挿通孔と、前記挿通孔の周縁に形成されて前記端子に半田付けされた接続部とを備え、前記挿通孔から突出した前記端子の先端部の外周面には、半田付けノズルで塗布された半田の切れ性を向上させるための凹部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、端子に塗布された半田を凹部よりも先端側で半田付けノズルから確実に分離させ、半田供給量の管理を向上させることができる。
(a)は本発明の一実施形態のコネクタを上方から見た斜視図,(b)はコネクタが備える端子を上方から見た斜視図である。 図1の端子を基板に半田付けする手順を示す第1の図であり、コネクタの端子が基板の挿通孔に挿通された状態を上方から見た斜視図である。 図1の端子を基板に半田付けする手順を示す第2の図であり、半田付けノズルに端子を挿入する前の状態を上方から見た斜視図である。 図1の端子を基板に半田付けする手順を示す第3の図であり、半田付けノズルに端子を挿入して半田付けする状態を上方から見た斜視図である。 図1の端子を基板に半田付けする手順を示す第4の図であり、コネクタの端子が基板に半田付けされた状態を上方から見た斜視図である。 半田付けノズルへの端子の挿入量と半田塗布量との関係を示す断面図である。 半田切り凹部を備えない従来の端子に半田付けノズルで塗布された半田の状態を示す図であり、(a)は半田付けノズルの上昇中,(b)は半田付けノズルの上昇後を示している。 (a)は半田付けノズルで塗布された半田が半田付けノズル内の半田から分離される状態を示す断面図であり、(b)は(a)の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の端子が備える半田切り凹部の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のコネクタ1を示す図である。図2〜図5は、図1の端子を基板に半田付けする手順を示す図である。
図1(a)に示すように、コネクタ1は、ハウジング2が上面に開口させた複数の端子挿通口21から、端子3を突出させている。
図1(b)に示すように、端子3は、円形の断面形状を有した棒状体であり、上下の端部にはテーパ状に縮径した縮径部30を備えている。端子3は、ハウジング2のキャビティ内に係止部32により係止されて、ハウジング2に固定されている。
端子3の上端部の外周面には、縮径部30との間に間隔を置いて半田切り凹部31が設けられている。半田切り凹部31は、コの字の断面形状を有しており、端子3の周方向に沿って環状に延びている。端子3は、半田切り凹部31が端子挿通口21の上方に位置するように、ハウジング2に固定されている。
次に、コネクタ1を基板4に接続する作業について、図2〜図5を参照して説明する。
コネクタ1を基板4に接続する際には、まず、図2に示すように、基板4が備える挿通孔41に端子挿通口21から上方に突出した端子3の上端部を挿通させる。このようにして基板4をコネクタ1に対して位置決めした後、図3に一部を示す半田付け装置5での半田付けが行われる。
図3に示すように、半田付け装置5は、複数の半田付けノズル52をノズル部50の下面から下方に向けて突出させている。各半田付けノズル52には、上端から下端にかけて貫通した半田流通路51が設けられている(図6〜8参照)。
半田付け装置5での半田付けは、図4に示すようにノズル部50を下降させて、基板4の挿通孔41から上方に突出した端子3の上端部を、半田付けノズル52の下端面から半田流通路51内に挿入することで行われる。
半田流通路51内に端子3が挿入されると、半田流通路51内に充填された溶融半田Hが端子3に塗布される。その後、ノズル部50が上昇して半田流通路51から端子3が抜き出されると、半田流通路51内の半田H(H1(図8参照))が端子3に塗布された半田H(H2(図8参照))と分離されて、図5に示すように、端子3の上端部から挿通孔41の周囲に形成された基板4の接続部42にまで広がる。これにより、端子3が基板4の接続部42と接続される。
端子3に対する半田Hの塗布量は、半田流通路51内への端子3の挿入量L(図6参照)で定められる。つまり、半田流通路51内に充填された半田Hは、半田流通路51内に挿入された端子3の表面に付着し、半田流通路51から端子3が抜き出されると、上述のように端子3の表面に付着した半田H2が半田流通路51内の半田H1と分離して流れ出し、端子4と接続部42との半田付けに用いられることとなる。従って、挿入量Lが多い程、端子3に多くの半田Hが塗布されることとなる。
このため、半田流通路51への挿入時に端子3の表面に付着した半田Hが半田流通路51内に残ってしまうと、予定されていた量の半田Hを端子3に塗布できず、半田付け不良等の問題が生じる虞がある。例えば、図7(a)に示すように半田流通路51内に挿入された端子3Aを半田流通路51から抜き出すときには、図7(b)に示すように端子3Aに付着した半田H2が半田流通路51内の半田H1に引き上げられて端子3Aから分離し、予定されていた量の半田を端子3Aに塗布できないことも考えられる。
しかし、半田付けノズル52に挿入される上端部に半田切り凹部31を備えた端子3では、図8に示すように、端子3の表面に付着した半田H2を半田切り凹部31内に溜めることで、縮経部30と半田切り凹部31との間に設けられた平坦部3aが、半田流通路51の下端開口部を通過する際に、平坦部3aよりも半田切り凹部31側のH2と縮径部30側の半田H1とを、平坦部3aの表面に付着した半田に働く剪断力で平坦部3aを境にして確実に分離させ、半田切れ性を高めることができる。
本実施形態によれば、半田付けノズル52から端子3を抜き出す際に、端子3に塗布された半田H2を半田切り凹部31よりも上端側で半田付けノズル52から確実に分離させて半田切れ性を高め、端子3の半田付けに用いる半田供給量の管理を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、半田切り凹部31がコの字の断面形状を有している場合について説明したが、半田切り凹部の形状は任意である。例えば、図9(a)に示す半田切り凹部31Aのように、下側から上側にかけて徐々に端子3を縮径させた形状を有していても良い。また、図9(b)に示す半田切り凹部31Bのように、円弧状の断面形状を有していても良い。
また、上記実施形態では、縮径部30と半田切り凹部31との間に平坦部3aが設けられている場合について説明したが、平坦部3aを備えずに、縮径部30と半田切り凹部31とが連続して備えられていてもよい。また、端子3が縮径部30を備えない構成としても良い。
1 コネクタ
2 ハウジング
21 端子挿通口
3 端子
3a 平坦部
30 縮径部
31 半田切り凹部
32 係止部
4 基板
41 挿通孔
42 接続部
5 半田付け装置
50 ノズル部
51 半田流通路
52 半田付けノズル
H,H1,H2 半田

Claims (2)

  1. 半田付けノズルで塗布された半田の切れ性を向上させるための凹部を、前記半田付けノズルに挿入される端部の外周面に備えることを特徴とする端子。
  2. ハウジングの一面に形成された挿通口と、
    前記挿通口から前記ハウジングの外側に突出した端子と、
    前記一面に対向して配置された基板に設けられて、前記端子が挿通された挿通孔と、
    前記挿通孔の周縁に形成されて前記端子に半田付けされた接続部とを備え、
    前記挿通孔から突出した前記端子の先端部の外周面には、半田付けノズルで塗布された半田の切れ性を向上させるための凹部が設けられていることを特徴とする端子の半田付け構造。
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