JP2008270600A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貫通電極に空洞部が形成されることを防止する。
【解決手段】第1半導体基板1の表面および貫通孔2の内壁面を保護膜3で覆った状態で導体にて構成されたパッド8の表面に導体膜11を結晶成長させる。この導体膜11にて、貫通電極4を形成する。このように、パッド8の表面に主に結晶成長させ、保護膜3には結晶成長がほとんど起こらない選択成長によって貫通電極4を形成しているため、空洞の無い、良好な貫通電極4とすることができる。このため、断線・配線抵抗の増加を防止できると共に、EM耐性の低下等も防止することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体基板に設けた貫通孔に貫通電極を配置した半導体装置およびその製造方法に関するものである。
近年、半導体基板の厚さ方向に貫通した貫通電極が形成された貫通電極付基板が開発されている。例えば、半導体基板を多層化する場合、積層される相互の基板の電気的な接続を確保するために、半導体基板に貫通電極が設けられる(例えば、特許文献1参照)。このような構造の半導体装置は、以下のようにして製造される。
図6は、従来の貫通電極付基板の製造工程を示した断面図である。図6(a)に示すように、第1半導体基板J1に対して有底孔J2を形成したのち、図6(b)に示すように、第1半導体基板J1の表面および有底孔J2の内壁面上にシード層、拡散防止膜および絶縁膜としての機能を果たす保護膜J3を形成する。そして、図6(d)に示すように、電解メッキによりシード層の表面に金属層J4を形成する。次に、図6(e)に示すように、金属層J4の不要部分を除去することで第1半導体基板J1の表面にパッドJ5を形成したのち、図6(f)に示すように、第1半導体基板J1を裏面側から研削して有底孔J2を貫通孔にすると共に、第1半導体基板J1の裏面から金属層J4を突出させる。これにより、金属層J4による貫通電極J6が得られる。
そして、このように得た貫通電極J6を形成した第1半導体基板J1を用い、パッドJ5が形成された側に第3半導体基板J7を配置すると共に、貫通電極J6と対応する位置にパッドJ8が備えられた第2半導体基板J9を用意し、第2半導体基板J9および第3半導体基板J7にて第1半導体基板J1を挟み込むようにして圧力を掛ける。これにより、パッドJ5が第3半導体基板J7の所望場所に接続されると共に、貫通電極J6の露出部分がパッドJ8と接触し、第1半導体基板J1、第2半導体基板J9および第3半導体基板J7が積層化される。
特開2006−108236号公報
しかしながら、上記製造方法で貫通電極J6を形成する際、金属層は有底孔J2の開口部から近い位置において厚く形成されるため、有底孔J2の内部が金属層J4で埋め込まれるよりも前に有底孔J2の開口部が閉塞してしまい、貫通電極J6の内部に空洞が発生し易いという問題がある。
このような空洞が生じると、断線・配線抵抗の増加に加え、エレクトロマイグレーション(Electromigration: EM)耐性の低下等を招くことから、貫通電極J6の信頼性に係わる問題になると懸念される。
本発明は上記点に鑑みて、貫通電極に空洞部が形成されることを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、第1半導体基板(1)を用意し、該第1半導体基板(1)の表裏面を貫通する貫通孔(2)を形成する工程と、貫通孔(2)の内壁面および第1半導体基板(1)の表面に保護膜(3)を成膜する工程と、第2半導体基板(7)を用意し、該第2半導体基板(7)の表面のうち貫通孔(2)と対応する位置に導体膜にて構成された第1パッド(8)を形成する工程と、貫通孔(2)と第1パッド(8)とを位置合わせして、第1半導体基板(1)の裏面を第1パッド(8)に接触させ、この状態で貫通孔(2)から露出した第1パッド(8)の表面に結晶成長させることで貫通孔(2)を埋め込むように導体膜(11)を形成する工程と、導体膜(11)をパターニングすることにより、貫通孔(2)に貫通電極(4)を残す工程と、を含んでいることを第1の特徴としている。
このように、第1パッド(8)の表面に主に結晶成長させ、保護膜(3)には結晶成長がほとんど起こらない選択成長によって貫通電極(4)を形成しているため、空洞の無い、良好な貫通電極(4)とすることができる。
この場合、貫通孔(2)を第2半導体基板(7)のうち第1パッド(8)とは異なる位置に配置された絶縁膜にて構成された第3パッド(12)と対応する位置にも形成し、導体膜(11)を形成する工程では、第3パッド(12)が形成された位置においては導体膜(11)にて貫通孔(2)が埋め尽くされず、該貫通孔(2)が残るようにすることもできる。これにより、貫通電極(4)が形成されていず、貫通孔(2)が空洞のまま残った半導体装置とすることができ、応力緩和や冷却効果の促進が可能となる。
また、本発明では、第1半導体基板(1)を用意し、該第1半導体基板(1)の裏面側に導体にて構成された第1パッド(8)を形成し、さらに、該第1パッド(8)が形成された部位において、第1半導体基板(1)の表裏面を貫通する貫通孔(2)を形成する工程と、貫通孔(2)の内壁面および第1半導体基板(1)の表面に保護膜(3)を成膜する工程と、保護膜(3)のうち、第1パッド(8)の上に形成された部分を除去する工程と、貫通孔(2)から露出した第1パッド(8)の表面に結晶成長させることで貫通孔(2)を埋め込むように導体膜(11)を形成する工程と、導体膜(11)をパターニングすることにより、貫通孔(2)に貫通電極(4)を残す工程と、第2半導体基板(7)を用意し、第1パッド(8)を介して該第2半導体基板(7)を第1半導体基板(1)に貼り合せると共に、第3半導体基板(6)を用意し、第1半導体基板(1)を挟んで第2半導体基板(7)とは反対側において、第3半導体基板(6)と第1半導体基板(1)とを貫通電極(4)に接続された第2パッド(5)を介して貼り合わせる工程と、を含んでいることを第2の特徴としている。
このような手法によっても、第1パッド(8)の表面に主に結晶成長させ、保護膜(3)には結晶成長がほとんど起こらない選択成長によって貫通電極(4)を形成できるため、空洞の無い、良好な貫通電極(4)とすることができる。
この場合にも、第1半導体基板(1)のうち第1パッド(8)とは異なる位置に絶縁膜にて構成された第3パッド(12)を形成しておき、貫通孔(2)を形成する工程において、該第3パッド(12)が配置された位置にも貫通孔(2)を形成し、導体膜(11)を形成する工程では、第3パッド(12)が形成された位置においては導体膜(11)にて貫通孔(2)が埋め尽くされず、該貫通孔(2)が残るようにすると好ましい。これにより、貫通電極(4)が形成されていず、貫通孔(2)が空洞のまま残った半導体装置とすることができ、応力緩和や冷却効果の促進が可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる半導体装置の断面図である。この図に示されるように、シリコン基板などで構成された第1半導体基板1には複数の貫通孔2が形成されている。貫通孔2の内壁面および第1半導体基板1の表面には拡散防止膜および絶縁膜としての機能を果たす保護膜3が形成されている。保護膜3の表面に形成される拡散防止膜は、SiO2、SiN、SiON、Ta25、Al23のいずれかにより構成されている。そして、貫通孔2を埋め込むように保護膜3の表面には、貫通電極4が配置されいる。
貫通電極4は、第1半導体基板1の表面から裏面にかけて貫通するように配置されている。この貫通電極4は、第1半導体基板1の表面側において部分的に露出しており、パッド5を構成している。このパッド5を通じて、第3半導体基板6の表面の所望箇所、つまり第3半導体基板6に形成された配線部の一部と電気的に接続されていると共に、第1半導体基板1の裏面側において、第1半導体基板1と対向するように配置された第2半導体基板7の表面に備えられたパッド8と電気的に接続されている。具体的には、パッド8は、その表面がTiW、TiN、W、Al、Cu、Auもしくはこれらの合金などで構成されており、このパッド8の表面からの結晶成長により貫通電極4が形成されている。したがって、貫通電極4もパッド8と同材質のもので構成されている。このような構造により、本実施形態の半導体装置が構成されている。
このような構造の半導体装置では、空洞の無い、良好な貫通電極4となっている。次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示す半導体装置の製造工程を示した断面図である。
まず、図2(a)に示すように、第1半導体基板1に対して有底孔10を形成する。有底孔10の形成は、例えばドリル加工、ブラスト加工、放電加工、レーザー加工、ドライエッチングなど、どのような加工によって行っても良い。その後、図2(b)に示すように、第1半導体基板1を裏面側から研削して有底孔10を貫通孔2にする。
続いて、図2(c)に示すように、第1半導体基板1の表面および貫通孔2の内壁面に対して拡散防止膜および絶縁膜としての機能を果たす保護膜3を成膜する。このとき、保護膜3の表面をSiO2、SiN、SiON、Ta25、Al23などにより成膜する。一方、第2半導体基板7に対して所望の配線形成プロセスなどを行うことで、第2半導体基板7の表面にパッド8を形成する。例えば、パッド8の材質としては、パッド8の表面がTiW、TiN、W、Al、Cu、Auもしくはこれらの合金などで構成されるものを用いる。
そして、図2(d)に示すように貫通孔2とパッド8とを位置合わせして第1半導体基板1をパッド8に接触させ、パッド8により貫通孔2の底部が構成されるようにする。この状態でCVD法による結晶成長を行うことで、図2(e)に示すように、貫通孔2の内面を埋め込み、さらに第1半導体基板1の表面よりも上方まで導体膜11を成長させる。このとき、第1半導体基板1の表面に保護膜3を形成してあるため、パッド8の表面には導体膜11が成長するが、保護膜3の表面にはほとんど導体膜11が成長しないという選択成長を行うことが可能となり、空洞の無い、良好な導体膜11とすることができる。
その後、図2(f)に示すように、導体膜11の表面をパターニングし、第1半導体基板1の表面側の導体膜11にてパッド5を構成する。これにより、導体膜11によってパッド5が形成された貫通電極4が形成される。この後の工程に関しては図示しないが、所望の配線パターンが形成された第3半導体基板6をパッド5と接触させ、第2半導体基板7および第3半導体基板6にて第1半導体基板1を挟み込むようにして圧力を掛ける。これにより、パッド5が第3半導体基板6の所望場所に接続され、第1半導体基板1、第2半導体基板7および第3半導体基板6が積層化される。
以上説明したように、本実施形態では、パッド8の表面に主に結晶成長させ、保護膜3には結晶成長がほとんど起こらない選択成長によって貫通電極4を形成しているため、空洞の無い、良好な貫通電極4とすることができる。このため、断線・配線抵抗の増加を防止できると共に、EM耐性の低下等も防止することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して半導体装置の製造方法を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図3は、本実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示した断面図である。図3(a)に示すように、まず、第1半導体基板1の裏面に絶縁膜13および導体膜を形成したのち、これをパターニングすることでパッド8を形成する。パッド8の材質としては、上記第1実施形態と同様のものを用いることができる。第1半導体基板1の裏面の絶縁膜は、保護膜3と同様の材質にて構成される。そして、図3(b)に示すように、パッド8が露出するように第1半導体基板1に貫通孔2を形成する。例えば、パッド8をエッチングストッパとして用いて異方性エッチングを行うことにより、パッド8に届く貫通孔2を形成することができる。
その後、図3(c)に示すように、第1半導体基板1の表面および貫通孔2内に保護膜3を形成する。このとき、パッド8の表面にも保護膜3が形成されてしまうため、図3(d)に示すようにスパッタリング処理などにより、貫通孔2の底部においてパッド8の表面に形成された保護膜3を除去する。この後は、図3(e)、(f)に示す工程において、第1実施形態で示した図2(e)、(f)に示す工程を行ったのち、第2半導体基板7および第3半導体基板6を貼り合わせることで、第1実施形態と同様の構造の半導体装置を製造することができる。
このようにしても、パッド8の表面に主に結晶成長させ、保護膜3には結晶成長がほとんど起こらない選択成長によって貫通電極4を形成できるため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して半導体装置の製造方法を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図4は、本実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示した断面図である。図4(a)、(b)に示す工程では、第1実施形態の図2(a)、(b)と同様の工程を行い、第1半導体基板1に対して貫通孔2を形成する。このとき、貫通電極4を形成しない場所にも部分的に貫通孔2を形成しておく。続く、図4(c)に示す工程では、図2(c)と同様の工程を行うが、貫通電極4を形成しない場所に形成した貫通孔2と対応する位置において、導体膜にて構成したパッド8の代わりに絶縁膜にて構成されたパッド12を形成しておく。このパッド12を構成する絶縁膜は、保護膜3と同様の材質にて構成される。パッド8とパッド12は、導体膜もしくは絶縁膜の成膜およびパターニングを順番に行うことにより形成される。
この後、図4(d)に示す工程において、図2(d)と同様の工程を行ったのち、図4(e)に示す工程において、図2(e)と同様の工程を行う。このとき、金属膜11は、導体膜にて構成されたパッド8の表面には結晶成長するが、絶縁膜にて構成されたパッド12の表面には結晶成長しない。そして、図4(f)に示す工程により、図2(f)と同様の工程を行い、さらにその後の第3半導体基板6との貼り合せ工程などを行うことで、貫通電極4が形成された貫通孔2と、貫通電極4が形成されずに貫通孔2のままとされた半導体装置が完成する。
このように、貫通電極4が形成された貫通孔2と、貫通電極4が形成されずに貫通孔2のままとされた半導体装置とすることもできる。このように、貫通電極4が形成されていない貫通孔2を設けることで、応力緩和や冷却効果の促進が可能となる。また、図4(f)に示す工程を行ったのちに、パッド12を除去すれば、第1半導体基板1の一部を第2半導体基板7から浮遊した構成とすることができる。このため、この部分を加速度センサ等の可動部として利用することもできる。また、可動部として用いなくても、パッド12を除去した後に貫通電極4が形成されていない貫通孔2を通じて第1半導体基板1と第2半導体基板7との間の隙間に封止用の樹脂を注入することも可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせたものである。図5は、本実施形態の半導体装置の製造工程を示した断面図である。
図5(a)に示すように、貫通孔2を形成したい領域のうち貫通電極4を形成したい領域に導体膜にて構成されたパッド8を形成すると共に、絶縁膜にて構成されたパッド12を形成する。この後、図5(b)〜(f)に示す工程において、第2実施形態の図3(b)〜(f)と同様の工程を行うことで、本実施形態の半導体装置が完成する。ただし、図5(d)に示す工程において、パッド8の表面の保護膜3を形成する際に、パッド12も同時に除去されてしまわないように、スパッタリング処理のエネルギーを調整するか、パッド12側をマスクしておくと良い。
このようにしても、第3実施形態と同様の構造の半導体装置を形成することができ、第3実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、パッド5を金属膜11にて構成したが、予め第3半導体基板6の表面にパッド5をパターニングしておくようにし、貫通電極4を突き出すようにして、これらが接合されるようにしても良い。
本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の断面構成を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示した断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示した断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示した断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示した断面図である。 従来の半導体装置の製造工程を示した断面図である。
符号の説明
1…半導体基板、2…貫通孔、3…保護膜、4…貫通電極、5…パッド、
6…半導体基板、7…半導体基板、8…パッド、10…有底孔、11…金属膜、
12…パッド、13…絶縁膜

Claims (5)

  1. 第1半導体基板(1)を用意し、該第1半導体基板(1)の表裏面を貫通する貫通孔(2)を形成する工程と、
    前記貫通孔(2)の内壁面および前記第1半導体基板(1)の表面に保護膜(3)を成膜する工程と、
    第2半導体基板(7)を用意し、該第2半導体基板(7)の表面のうち前記貫通孔(2)と対応する位置に導体膜にて構成された第1パッド(8)を形成する工程と、
    前記貫通孔(2)と前記第1パッド(8)とを位置合わせして、前記第1半導体基板(1)の裏面を前記第1パッド(8)に接触させ、この状態で前記貫通孔(2)から露出した前記第1パッド(8)の表面に結晶成長させることで前記貫通孔(2)を埋め込むように導体膜(11)を形成する工程と、
    前記導体膜(11)をパターニングすることにより、前記貫通孔(2)に貫通電極(4)を残す工程と、を含んでいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記貫通孔(2)を前記第2半導体基板(7)のうち前記第1パッド(8)とは異なる位置に配置された絶縁膜にて構成された第3パッド(12)と対応する位置にも形成し、
    前記導体膜(11)を形成する工程では、前記第3パッド(12)が形成された位置においては前記導体膜(11)にて前記貫通孔(2)が埋め尽くされず、該貫通孔(2)が残るようにすることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 第1半導体基板(1)を用意し、該第1半導体基板(1)の裏面側に導体にて構成された第1パッド(8)を形成し、さらに、該第1パッド(8)が形成された部位において、前記第1半導体基板(1)の表裏面を貫通する貫通孔(2)を形成する工程と、
    前記貫通孔(2)の内壁面および前記第1半導体基板(1)の表面に保護膜(3)を成膜する工程と、
    前記保護膜(3)のうち、前記第1パッド(8)の上に形成された部分を除去する工程と、
    前記貫通孔(2)から露出した前記第1パッド(8)の表面に結晶成長させることで前記貫通孔(2)を埋め込むように導体膜(11)を形成する工程と、
    前記導体膜(11)をパターニングすることにより、前記貫通孔(2)に貫通電極(4)を残す工程と、
    第2半導体基板(7)を用意し、前記第1パッド(8)を介して該第2半導体基板(7)を前記第1半導体基板(1)に貼り合せると共に、第3半導体基板(6)を用意し、前記第1半導体基板(1)を挟んで前記第2半導体基板(7)とは反対側において、前記第3半導体基板(6)と前記第1半導体基板(1)とを前記貫通電極(4)に接続された第2パッド(5)を介して貼り合わせる工程と、を含んでいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1半導体基板(1)のうち前記第1パッド(8)とは異なる位置に絶縁膜にて構成された第3パッド(12)を形成しておき、前記貫通孔(2)を形成する工程において、該第3パッド(12)が配置された位置にも前記貫通孔(2)を形成し、
    前記導体膜(11)を形成する工程では、前記第3パッド(12)が形成された位置においては前記導体膜(11)にて前記貫通孔(2)が埋め尽くされず、該貫通孔(2)が残るようにすることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 表裏面を貫通する複数の貫通孔(2)が形成されていると共に、前記複数の貫通孔(2)の一部に貫通電極(4)が配置された第1半導体基板(1)と、
    前記貫通孔(2)のうち前記貫通電極(4)が配置されたものと対応する位置に形成された導体膜からなる第1パッド(8)および前記貫通孔(2)のうち前記貫通電極(4)が配置されていないものと対応する位置に形成された絶縁膜からなる第2パッド(12)とが備えられ、前記第1パッド(8)に前記貫通電極(4)が接続されることで、前記第1パッド(8)および前記第2パッド(12)を介して前記第1半導体基板(1)に貼り合わされた第2半導体基板(7)と、
    前記第2半導体基板(7)とは反対側において、導体からなる第3パッド(5)を介して前記貫通電極(4)と接合されることで、前記第1半導体基板(1)に貼り合わされた第3半導体基板(7)と、を備えていることを特徴とする半導体装置。
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