JP5507883B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に係り、ベルトで搬送する印刷用紙に対して搬送方向に並べられた複数個の印字ヘッドからインクを吐出することで画像形成を行なう画像形成装置に関する。
無端状の搬送ベルトで搬送する印刷用紙に対して、搬送方向に並べられた複数個の印字ヘッドからインクを吐出することで画像形成を行なう画像形成装置が知られている。このような画像形成装置でカラー印刷を行なう場合には、異なる印字ヘッドから吐出される異なる色のインク滴を、ほぼ同じ位置に着弾させて混色することでさまざまな色を表現する。
搬送ベルトは、ローラ等の駆動機構を用いて用紙搬送方向に回転させるが、印刷枚数が増えるに従って、伸びや削れ等が生じる場合がある。搬送ベルトに伸びや削れ等が生じるとローラの回転角に対する搬送距離が短くなるため、インクの着弾ズレによる色ズレ等が発生する。
搬送ベルトの伸びに起因する色ズレ等の画像不良を防止するために、特許文献1(段落0074)には、搬送ベルト伸び量を検知することで、搬送ベルトの寿命を予告したり、寿命を警告することが記載されている。
特開2003−215992号公報
しかしながら、搬送ベルトの寿命を検出することができても、搬送ベルトを交換しない限り画像不良は解消されない。そこで、本発明は、印刷用紙を搬送する搬送ベルトに伸びや削れが生じた場合にも、インクの着弾ズレを防いだ良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明によれば、駆動ローラを含む複数のローラに掛け渡された無端状の搬送ベルトで搬送する印刷用紙に対して、搬送方向に並べられた複数個の印字ヘッドからインクを吐出することで画像形成を行なう画像形成装置であって、いずれかの前記ローラの回転変位量に応じたエンコード信号を出力するエンコーダ手段と、前記搬送ベルトが所定量回転する間に出力される前記エンコード信号に基づいて、その間の前記ローラの回転変位量に応じた値を計測する変位量計測手段と、所定の取得規則に従って取得された前記変位量計測手段の計測値である変位量計測取得値とあらかじめ取得された前記変位量計測手段の計測値である変位量計測初期値との比を用いて、前記エンコーダ手段が出力するエンコード信号を基準にそれぞれの前記印字ヘッドからインクを吐出するタイミングを定めた吐出タイミングデータを補正する補正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
搬送ベルトに伸び、削れが生じると、エンコード信号に対する印刷用紙の搬送量に変化が生じる。この搬送量の変化によって、印刷用紙に吐出されるインクの着弾ズレが生じることになる。本発明では、補正手段が、あらかじめ取得された前記変位量計測手段の計測値と、後に取得した変位量計測取得値との比を用いて吐出タイミングデータを補正することにより、搬送量の変化分を埋め合わすことでインクの着弾ズレを防いだ良好な画像を形成する。
なお、前記エンコーダ手段が出力するエンコード信号は、前記ローラが所定角度回転する毎に出力するパルス信号とすることができる。この場合、前記変位量計測手段は、前記搬送ベルトが1回転する間に出力される前記パルス信号をカウントすることになる。すなわち、変位量計測初期値は、実施例のベルト周回カウント初期値に相当し、変位量計測取得値は、実施例のベルト周回カウント取得値に相当する。
また、前記吐出タイミングデータは、前記搬送ベルトで搬送される印刷用紙が所定の位置に到達してから、それぞれの前記印字ヘッドからインクを吐出するまでにカウントするパルス信号数を示したものとすることができる。
さらに、前記変位量計測取得値を取得する取得規則は、基準枚数以上の印刷を行なったこととすることができる。一般に、印刷枚数が増えるに従って搬送ベルトの伸び、削れが生じやすくなるからである。
さらに、前記変位量計測取得値は、複数回取得した前記変位量計測手段の計測値の平均値とすることができる。これにより、温度変化が変位量計測値に与える影響を少なくすることができる。したがって、前記変位量計測手段の計測値は、所定印刷枚数毎に前記複数回取得することが望ましい。
あるいは、温度変化が変位量計測値に与える影響を少なくするために、温度を計測する温度計測手段をさらに備え、前記変位量計測手段は、計測した前記ローラの回転変位量に応じた値を、前記ローラの温度特性および前記計測した温度とを用いて補正するようにしてもよい。
本発明によれば、印刷用紙を搬送する搬送ベルトに伸びや削れが生じた場合にも、インクの着弾ズレを防いだ良好な画像を形成することができる画像形成装置が提供される。
本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 制御部、印字ヘッド群、搬送ベルトに関する構成を模式的に示すブロック図である。 印字ヘッド群を構成する印字ヘッドの配置形態を説明する図である。 搬送ベルトと従動ローラとを示す図である。 着弾ズレの発生について説明する図である。 画像縮みの発生について説明する図である。 ベルト周回カウント値の取得手順について説明するフローチャートである。 印刷時におけるインク吐出タイミングの補正処理について説明するフローチャートである。 吐出パルスカウント値の補正について説明する図である。 ベルト周回カウント取得値の取得タイミングの一例を示すフローチャートである。 温度変化を考慮したベルト周回カウント取得値の取得タイミングを示すフローチャートである。 、温度補正を行なう場合の制御部、印字ヘッド群、搬送ベルトに関する構成を模式的に示すブロック図である。 温度補正を行なう場合のベルト周回カウント取得値の取得手順を説明するフローチャートである。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置10の構成を示すブロック図である。本図に示すように画像形成装置10は、印字ヘッド群110、搬送ベルト120、給紙トレイ130と、排紙トレイ140、制御部150、操作パネル部160、および、図中に模式的に示した搬送経路に沿って設けられた複数個の搬送ローラを備えている。
印字ヘッド群110は、用紙搬送方向に並べられた複数個のライン型の印字ヘッドから構成される。各印字ヘッドにはインクを吐出するための多数のノズルが形成されている。印字ヘッド群110の対向面に配置された搬送ベルト120は、無端形状をしており、図示しない吸引ファンの回転によって生じる吸引力で印刷用紙を吸着して搬送する。このため、搬送ベルト120の搬送面には多数の小孔が形成されている。画像形成装置10では、搬送ベルト120により搬送される印刷用紙に対して、各印字ヘッドに形成されたノズルから適正なタイミングでインクを吐出することにより、印刷用紙に対する画像形成が行なわれる。
給紙トレイ130は、印刷用紙の給紙を行なうための機構であり、排紙トレイ140は、排紙された印刷用紙を積載するための機構である。いずれも本図では1つのみを示すが、複数個設けるようにしてもよい。
制御部150は、CPU、メモリ、画像処理装置等から構成され、CPUがメモリに格納されたプログラムにしたがって動作すること等で画像形成装置10における各種処理の制御を行なう。操作パネル部160は、各種メニューや画像形成装置に関する情報を表示したり、ユーザから指示を受け付ける処理を行なう。
用紙搬送経路は、両面印刷が可能なように用紙反転機構141を含む循環経路を形成している。また、印字ヘッド群110の下流側には、印刷用紙の斜行修正とタイミング調整を行なうためのレジストローラ114が設けられている。
給紙トレイ130から給紙された印刷用紙は、矢印(R1)方向に搬送され、レジストローラ114で一旦停止する。そして、レジストローラ114により、印字ヘッド群110の対向面に設けられた搬送ベルト120に搬送される。
印刷用紙は搬送ベルト120に吸着した状態で矢印(R2)方向に搬送されながら、印字ヘッド群110によりライン単位で表面に画像形成される。その後、印刷用紙は搬送経路に沿って、矢印(R3)方向に搬送され、搬送経路に沿って配置されたローラ群によりさらに搬送される。なお、ローラ群は、図示しない駆動機構により制御部150の制御にしたがって回転駆動される。
片面印刷の場合には、印刷済の印刷用紙は、矢印(R8)方向に導かれ、排紙トレイに140に排紙される。両面印刷の場合には、表面印刷後の印刷用紙は、排紙トレイ140には排紙されずに、矢印(R4)方向に導かれる。そして、用紙反転機構141により矢印(R5)方向に引き込まれ、一旦停止する。
その後、印刷用紙は、用紙反転機構141により矢印(R6)方向に搬送され、印字ヘッド群110に対して表裏が反転する。さらに、矢印(R7)方向に搬送され、レジストローラ114で斜行修正とタイミング調整のために一旦停止する。そして、表面と同様に、印字ヘッド群110により裏面に画像形成された後矢印(R3)方向から矢印(R8)方向に導かれ、排紙トレイ140に排紙される。
図2は、制御部150、印字ヘッド群110、搬送ベルト120に関する構成を模式的に示すブロック図である。本図において、印刷制御部210、補正制御部220、エンコーダカウント部230、記憶部240は、制御部150に構成されるモジュールあるいは記憶領域である。
本実施形態において、印字ヘッド群110は、CMYK(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)それぞれについて2本ずつの合計8本の印字ヘッドにより構成される。印字ヘッド群110を構成する8本の印字ヘッドは、図3に示すような形態で配置されている。すなわち、給紙方向側からシアンのインクを吐出する印字ヘッドC1・印字ヘッドC2、ブラックのインクを吐出する印字ヘッドK1・印字ヘッドK2、マゼンタのインクを吐出する印字ヘッドM1・印字ヘッドM2、イエローのインクを吐出する印字ヘッドY1・印字ヘッドY2が並べられている。
各印字ヘッドには、多数のノズルが形成されたノズルブロックが間隔を空けて設けられており、2本セットとなった印字ヘッドで主走査方向全体をカバーできるようになっている。本図の例では、各印字ヘッドには3個のノズルブロックが設けられている。ノズルは、解像度を高めるために、所定数単位で斜めに配置され、複数の列が各ノズルブロックに形成される。本図の例では、各ノズルブロックに3個単位で斜めに配置されたノズル列が2本形成されている。
印字ヘッド群110の給紙方向側には、搬送されてくる印刷用紙の先端を検出するための用紙エッジセンサ126が設けられている。ここで、用紙エッジセンサ126から印字ヘッドC1までの距離をdBとする。また、印字ヘッドC1から印字ヘッドC2、印字ヘッドK1、印字ヘッドK2、印字ヘッドM1、印字ヘッドM2、印字ヘッドY1、印字ヘッドY2までの距離を、それぞれ、dC2、dK1、dK2、dM1、dM2、dY1、dY2とする。本実施形態では、各印字ヘッドの間隔は等間隔とするとが、不等間隔であってもかまわない。
図2の説明に戻って、搬送ベルト120は、駆動ローラ121と従動ローラ123を含む複数のローラに掛け渡されており、駆動ローラ121を駆動するベルト駆動機構122により用紙搬送方向に回転する。搬送ベルト120は、ホームポジションが定められており、このホームポジションが所定の位置に到達したことを検出するベルトホームポジションセンサ125が設けられている。例えば、ホームポジションを貫通孔で形成した場合は、ベルトホームポジションセンサ125は光学センサを用いて構成することができる。搬送ベルト120の回転中に、ベルトホームポジションセンサ125がホームポジションを検出した後、再度ホームポジションを検出することにより、搬送ベルト120が1周したことを検知することができる。
従動ローラ123には、従動ローラ123が所定角度回転する毎にパルス信号を出力するエンコーダ124が設けられている。エンコーダ124の出力信号はエンコーダカウント部230と補正制御部220に入力される。
エンコーダカウント部230には、ベルトホームポジションセンサ125の検出信号も入力される。これにより、エンコーダカウント部230は、搬送ベルト120が1周したときの、エンコーダ124の出力パルス数をカウントすることができる。
印刷制御部210は、印刷対象の画像データに基づいて吐出データを出力する吐出データ出力部211と、画像形成装置10における印刷枚数を管理する印刷枚数管理部212とを備えている。吐出データ出力部211が出力する吐出データは、印字ヘッド群110のノズル毎にインクの吐出のオン/オフを定めたデータであり、主走査ライン毎に生成される。吐出データにしたがって、適切なタイミングでインクを吐出することにより、着弾ズレのない良好な印刷結果を得ることができる。
印刷枚数管理部212は、画像形成装置10における印刷枚数の累計に加え、リセット可能な印刷枚数をカウントする。この印刷枚数を判定用印刷枚数と称する。判定用印刷枚数は、印刷毎にインクリメントされるが、後述するように補正制御部220からの指示に従ってリセットすることができる。
補正制御部220は、印字ヘッドからのインク吐出タイミングを補正するための処理を行なう。後述するように、搬送ベルト120の伸び、削れが生じると、エンコーダ124の出力パルスに対する印刷用紙の搬送量に変化が生じる。この搬送量の変化によって、印刷用紙に吐出されるインクの着弾ズレが生じることになる。補正制御部220は、搬送ベルト120が1周する間にエンコーダ124から出力されるパルス数の初期状態からの変化に基づいて着弾ズレの度合いを算出し、各印字ヘッドからのインク吐出タイミングを補正する。補正制御部220の行なう処理の具体的な内容について後述する。
記憶部240には、吐出タイミングテーブル241、ベルト周回カウント初期値242、ベルト周回カウント取得値243が不揮発的に格納される。また、図示しないが補正制御部220の作業用領域として他のデータも不揮発的に格納することができる。なお、記憶部240に格納される各データを画像形成装置10の外部に記憶させておき、画像形成装置10が必要に応じてこれらのデータを取得するようにしてもよい。
吐出タイミングテーブル241は、各印字ヘッドのノズルからインクを吐出するタイミングの初期値が記録されたテーブルである。例えば、図3において印字ヘッドC1のあるノズルからインクを吐出してから、印刷用紙を距離dY1だけ搬送した時点で印字ヘッドY1の対応するノズルからインクを吐出すれば、CとYのインク滴がほぼ同じ位置に着弾することになり、色ズレのない印刷結果を得ることができる。
印刷用紙の搬送距離は、エンコーダ124の出力パルス数と比例関係にあるため、印字ヘッド毎に、用紙エッジセンサ126が印刷用紙を検出してからインクを吐出するまでにカウントする最適なカウント値を定めることができる。このカウント値を吐出パルスカウント値とする。例えば、印字ヘッドK1について、吐出パルスカウント値がCtK1と定められたとする。この場合、用紙エッジセンサ126が印刷用紙を検出してからのエンコーダ124の出力パルスのカウント値がCtK1になった時点で印字ヘッドK1からインクを吐出すればよいことになる。
なお、図3に示すように各印字ヘッドにおいてノズルが副走査方向にずらして配置されていることを考慮すると、副走査方向のノズル系列毎に吐出パルスカウント値が定められることになるが、ここでは、単純化して、印字ヘッド毎に吐出パルスカウント値が定められるものとする。
画像形成装置10では、出荷前の初期状態において、印字ヘッド毎に吐出パルスカウント値を測定しておき、その値を吐出タイミングテーブル241に記録しておく。画像形成装置10の搬送ベルト120が初期状態のままであれば、この吐出パルスカウント値にしたがったタイミングで各印字ヘッドからインクを吐出することにより色ズレのない良好な印刷結果を得ることができる。
ベルト周回カウント初期値242は、出荷前の初期状態において、搬送ベルト120が1周したときに計測されるエンコーダ124の出力パルス数である。ベルト周回カウント初期値242は、出荷前に記録され以降は更新されない。
ベルト周回カウント取得値243は、出荷後の運用状態において、搬送ベルト120が1周したときに計測されるエンコーダ124の出力パルス数である。一般に、印刷枚数が増えると、搬送ベルト120に伸び、削れが生じ、エンコーダ124の出力パルス数に対する搬送ベルト120の搬送距離が短くなっていく。このため、ベルト周回カウント取得値243は、運用が進むにつれてベルト周回カウント初期値242よりも大きい値となっていく。ベルト周回カウント取得値243は、必要に応じて再取得され更新される。
ここで、画像形成装置10で生じ得る着弾ズレについて説明する。図4(a)は、初期状態における搬送ベルト120と従動ローラ123とを示す図である。初期状態において搬送ベルト120の厚みはTh1であるとする。このときの、従動ローラ123の中心から搬送ベルト120の搬送面へまでの距離をR1とする。また、エンコーダ124の1パルスに対する従動ローラ123の回転角度をωとする。
初期状態において、エンコーダ124の出力パルスカウント値がPcの場合の搬送ベルト120の搬送面の移動距離、すなわち、印刷用紙の移動距離H1は、R1×ω×Pcとなる。
これに対し、画像形成装置10の運用回数が大きくなり、搬送ベルト120に伸びや削れが生じ、図4(b)に示すように搬送ベルト120の厚みがTh2になったとする。なお、Th2<Th1である。このときの、従動ローラ123の中心から搬送ベルト120の搬送面へまでの距離をR2とする。なお、R2<R1である。
この状態において、エンコーダ124の出力パルスカウント値がPcの場合の搬送ベルト120の搬送面の移動距離、すなわち、印刷用紙の移動距離H2は、R2×ω×Pcとなる。このため、エンコーダ124の出力パルスカウント値が同じであっても、搬送ベルト120の厚みが薄くなったときは初期状態よりも印刷用紙の移動距離が短くなる。
したがって、吐出タイミングテーブル241において、印字ヘッドC1からインクを吐出してから、出力パルスカウント値がCt(y1)の時点で印字ヘッドY1からインク吐出するように吐出パルスカウント値が定められていたとすると、初期状態においては、図5(a)に示すようにシアンのインク滴とイエローのインク滴とがほぼ同じ位置に着弾するのに対し、搬送ベルト120の厚みが薄くなると、図5(b)に示すように、印刷用紙の搬送距離が短くなり、シアンのインク滴とイエローのインク滴とで着弾ズレが生じることになる。
また、搬送ベルト120の厚みの変化による印刷用紙の搬送距離の変化は、形成される画像の縮みも生じさせる。例えば、図6(a)に示すように、印字ヘッドC1から出力パルスカウント値Ctnの間隔を空けて2回インクを吐出する場合、初期状態であれば、R1×ω×Ctnの間隔で画像が形成される。これに対し、搬送ベルト120の厚みが短くなると出力パルスカウント値Ctnに対する印刷用紙の搬送距離が短くなるため、図6(b)に示すように形成される画像の間隔が狭くなる。したがって用紙搬送方向について形成される画像が初期状態に比べて縮むことになる。
そこで、本実施形態では、搬送ベルト120の伸びや削れ等による着弾ズレ、画像縮みを防ぐために、以下に示すような制御を行なうものとする。
まず、ベルト周回カウント初期値あるいはベルト周回カウント取得値(以下、両方を総称して「ベルト周回カウント値」とする)の取得手順について図7のフローチャートを参照して説明する。上述のようにベルト周回カウント初期値は、出荷前に取得し、ベルト周回カウント初期値242に格納する。また、ベルト周回カウント取得値は運用時において必要に応じて取得し、ベルト周回カウント取得値243を更新していく。
ベルト周回カウント値の取得時には、まず、搬送ベルト120の回転を開始する(S101)。そして、ベルトホームポジションセンサ125が搬送ベルト120のホームポジションを検出するのを待つ(S102)。
ベルトホームポジションセンサ125が搬送ベルト120のホームポジションを検出すると(S102:Yes)、エンコーダカウント部230は、エンコーダ124の出力パルスのカウントを開始する(S103)。その後、カウントを継続しながら、ベルトホームポジションセンサ125が搬送ベルト120のホームポジションを再度検出するのを待つ(S104)。
ベルトホームポジションセンサ125が搬送ベルト120のホームポジションを再度検出すると(S104:Yes)、エンコーダカウント部230は、エンコーダ124の出力パルスのカウントを終了する(S105)。これにより、搬送ベルト120の1周分のパルス数がカウントされたことになる。
そして、搬送ベルト120の回転を停止し(S106)、取得対象のベルト周回カウント値を記録する(S107)。すなわち、取得対象がベルト周回カウント初期値であればベルト周回カウント初期値242に記録し、取得対象がベルト周回カウント取得値であればベルト周回カウント取得値243に記録する。以下では、ベルト周回カウント初期値をTc0とし、ベルト周回カウント取得値をTcSとする。
次に、印刷時におけるインク吐出タイミングの補正処理について図8のフローチャートを参照して説明する。印刷を開始すると、補正制御部220は、記憶部240に記録されているベルト周回カウント初期値Tc0と、ベルト周回カウント取得値TcSとを参照する(S201)。
そして、ベルト周回カウント初期値Tc0とベルト周回カウント取得値TcSとを用いて、吐出タイミングテーブル241に記録されている印字ヘッド毎の吐出パルスカウント値を補正する(S202)。
ここで、吐出パルスカウント値の補正について図9を参照して説明する。上述のように搬送ベルト120に伸び、削れが生じ、着弾ズレ等が生じた場合には、吐出パルスカウント値に対する印刷用紙の搬送距離が短くなる。したがって、着弾ズレ等を防止するためには、吐出パルスカウント値に対して短くなる搬送距離量に応じて、カウントするパルス数を増やせばよいことになる。そこで、本実施形態では、ベルト周回カウント取得値TcSとベルト周回カウント初期値Tc0との比で吐出パルスカウント値を補正することとする。
すなわち、図9に示すように、吐出タイミングテーブル241において印字ヘッドC1からインクを吐出してから、出力パルスカウント値がCt(y1)の時点で印字ヘッドY1からインク吐出するように吐出パルスカウント値が定められていた場合には、Ct(y1)をCt(y1)×(TcS/Tc0)に補正する。
そして、補正されたタイミングで印字ヘッドY1からのインク吐出を行なうようにする(S203)。これにより、初期状態と同じ印刷用紙の移動量が確保されるため、着弾ズレを防ぐことができる。同様に、形成される画像の縮みも防ぐことができる。
この吐出タイミング補正は、共通の補正係数(TcS/Tc0)を用いて、すべての印字ヘッドの吐出パルスカウント値に対して主走査ライン毎に行なうようにする。
次に、ベルト周回カウント取得値の取得タイミングについて説明する。図10は、ベルト周回カウント取得値の取得タイミングの一例を示すフローチャートである。本図の例では、印刷終了後に、判定用印刷枚数が基準値以上になったかどうかを判断し(S301)、基準値以上になった場合(S301:Yes)に、図7のフローチャートに示した手順にしたがってベルト周回カウント取得値を取得し、ベルト周回カウント取得値243を更新する(S302)。その後、判定用印刷枚数をリセットする(S303)。これにより、基準値枚数の印刷毎にベルト周回カウント取得値を更新することができるようになる。基準値は、例えば、2万枚とすることができる。
ただし、ベルト周回カウント取得値の取得タイミングは、本図の例に限られない。例えば、所定時間間隔毎に取得するようにしてもよいし、ユーザからの指示に基づいて取得・更新するようにしてもよい。
また、従動ローラ123を金属で構成した場合等には、温度の変化に基づく従動ローラ123半径の変化が比較的大きくなる。ところが、ベルト周回カウント取得値の取得に際しては、温度変化による従動ローラ123の半径の変化の影響をなるべく排除することが望ましい。したがって、図11に示すような手順でベルト周回カウント値を複数回取得して、平均値を算出するようにしてもよい。なお、一般に温度が上昇した場合、印字機構を構成する部品はそれぞれ近似する割合で膨張する。このため、ベルト周回カウント値に対しての影響が比較的大きいのに対し、着弾ズレ量に対する影響は比較的少ない。
ここでは、ベルト周回カウント取得値以外に、第1取得値、第2取得値、第3取得値を用い、それぞれ、記憶部240に記憶領域を用意しておくようにする。また、第1取得値を取得する基準枚数である第1基準値、第2取得値を取得する基準枚数である第2基準値、第3取得値を取得する基準枚数である第3基準値をあらかじめ定めておくようにする。例えば、第1基準値を上記の基準値と同じ2万枚とし、第2基準値、第3基準値は、それぞれ千枚毎の2万1千枚、2万2千枚とすることができる。
印刷が終了すると、補正制御部220は、記憶部240を参照して、第1取得値が記録済であるかどうかを判断する(S401)。その結果、第1取得値が記録済でなければ(S401:No)、判定用印刷枚数が第1基準値以上であるかどうかを判断する(S402)。判定用印刷枚数が第1基準値以上でなければ(S402:No)、本処理を終了する。判定用印刷枚数が第1基準値以上であれば(S402:Yes)、図7のフローチャートに示した手順にしたがってベルト周回カウント値を取得し、第1取得値として記憶部240に記録する(S403)。
第1取得値が記録済であれば(S401:Yes)、さらに、第2取得値が記録済であるかどうかを判断する(S404)。その結果、第2取得値が記録済でなければ(S404:No)、判定用印刷枚数が第2基準値以上であるかどうかを判断する(S405)。判定用印刷枚数が第2基準値以上でなければ(S405:No)、本処理を終了する。判定用印刷枚数が第2基準値以上であれば(S405:Yes)、図7のフローチャートに示した手順にしたがってベルト周回カウント値を取得し、第2取得値として記憶部240に記録する(S406)。
第2取得値が記録済であれば(S404:Yes)、判定用印刷枚数が第3基準値以上であるかどうかを判断する(S407)。判定用印刷枚数が第3基準値以上でなければ(S407:No)、本処理を終了する。
判定用印刷枚数が第3基準値以上であれば(S407:Yes)、図7のフローチャートに示した手順にしたがってベルト周回カウント値を取得し、第3取得値として記憶部240に記録する(S408)。そして、記憶部240に記録されている第1取得値、第2取得値、第3取得値の平均値を算出してベルト周回カウント取得値とし、ベルト周回カウント取得値243を更新する(S409)。第1取得値、第2取得値、第3取得値は、異なる温度下で取得されたことが想定されるため、平均化されたベルト周回カウント取得値は、温度の影響が少なくなっているものと考えられる。
その後、第1取得値、第2取得値、第3取得値をリセットするとともに、判定用印刷枚数をリセットする(S410)。これにより、第3基準値枚数の印刷毎に温度変化の影響を少なくしたベルト周回カウント取得値を更新することができるようになる。
なお、温度変化のベルト周回カウント値への影響をより厳密に考慮するために、図12に示すように、画像形成装置10に温度計127を備えさせ、温度計127で取得した温度に基づいてベルト周回カウント値を補正するようにしてもよい。この場合、エンコーダカウント部230に温度補正部231を設けるようにする。
図13は、温度補正を行なう場合のベルト周回カウント取得値の取得手順を説明するフローチャートである。処理(S501)の搬送ベルト120回転開始から処理(S506)の搬送ベルト120回転終了までは、図7に示した処理(S101)から処理(106)までと同様である。
本手順では、その後、温度計127で画像形成装置10内の温度を取得する(S507)。そして、取得した温度に基づいて、温度補正部231がエンコーダカウント部230のカウント値を補正する(S508)。カウント値の補正は、例えば、取得温度がT1のときに得られたベルト周回カウント値C1を、基準温度T0時のカウント値C0に換算することで行なうことができる。基準温度T0は、例えば、23℃とすることができる。また、温度変化は従動ローラ123の半径への影響が大きいため、従動ローラ123の半径の変化のみを考慮するものとする。
ここでは、基準温度T0における従動ローラ123の半径をR0とし、従動ローラ123の熱膨張係数をEとする。ここで、熱膨張係数Eは、温度の上昇によって物体の長さ・体積が膨張する割合を、1K当たりで示したものである。また、上述のように温度計127が計測した温度がT1のときに得られたベルト周回カウント値がC1であったとする。
温度T1における従動ローラ123の半径R1は、R1=R0+E×R0(T1−T0)となる。ベルト周回カウント値は、従動ローラ123の半径にほぼ反比例するため、基準温度T0時のカウント値C0は、C0=C1×(R0+E×R0(T1−T0))/R0と近似することができる。
したがって、図7に示した手順で取得したベルト周回カウント値C1を、この式に従って補正することで、基準温度T0におけるベルト周回カウント値C0を得ることができる。このベルト周回カウント値C0を、ベルト周回カウント初期値、あるいは、ベルト周回カウント取得値として用いることにより、温度変化が従動ローラ123の半径に与える影響に起因するベルト周回カウント値のバラツキを少なくすることができる。
10…画像形成装置
110…印字ヘッド群
114…レジストローラ
120…搬送ベルト
121…駆動ローラ
122…ベルト駆動機構
123…従動ローラ
124…エンコーダ
125…ベルトホームポジションセンサ
126…用紙エッジセンサ
127…温度計
130…給紙トレイ
140…排紙トレイ
141…用紙反転機構
150…制御部
160…操作パネル部
210…印刷制御部
211…吐出データ出力部
212…印刷枚数管理部
220…補正制御部
230…エンコーダカウント部
231…温度補正部
240…記憶部
241…吐出タイミングテーブル
242…ベルト周回カウント初期値
243…ベルト周回カウント取得値

Claims (3)

  1. 駆動ローラを含む複数のローラに掛け渡された無端状の搬送ベルトで搬送する印刷用紙に対して、搬送方向に並べられた複数個の印字ヘッドからインクを吐出することで画像形成を行なう画像形成装置であって、
    いずれかの前記ローラの回転変位量に応じたエンコード信号を出力するエンコーダ手段と、
    前記搬送ベルトが所定量回転する間に出力される前記エンコード信号に基づいて、その間の前記ローラの回転変位量に応じた値を計測する変位量計測手段と、
    所定の取得規則に従って取得された前記変位量計測手段の計測値である変位量計測取得値とあらかじめ取得された前記変位量計測手段の計測値である変位量計測初期値との比を用いて、前記エンコーダ手段が出力するエンコード信号を基準にそれぞれの前記印字ヘッドからインクを吐出するタイミングを定めた吐出タイミングデータを補正する補正手段とを備え
    前記エンコーダ手段が出力するエンコード信号は、前記ローラが所定角度回転する毎に出力するパルス信号であり、
    前記変位量計測手段は、前記搬送ベルトが1回転する間に出力される前記パルス信号をカウントし、
    前記吐出タイミングデータは、前記搬送ベルトで搬送される印刷用紙が所定の位置に到達してから、それぞれの前記印字ヘッドからインクを吐出するまでにカウントするパルス信号数を示したものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記変位量計測取得値を取得する取得規則は、基準枚数以上の印刷を行なったことであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記変位量計測取得値は、複数回取得した前記変位量計測手段の計測値の平均値であり、
    前記変位量計測手段の計測値は、所定印刷枚数毎に前記複数回取得することを特徴とする画像形成装置。
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