JP5506531B2 - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置及びその製造方法に関し、特にLED(Light Emitting Diode)素子を搭載した発光装置及びその製造方法に関する。
LEDを搭載した発光装置には、1つのパッケージにLED素子を1個搭載する1チップ構成の発光装置、1つのパッケージに複数のLED素子を搭載するマルチチップ構成の発光装置、赤、緑、青のLED素子を搭載するRGB3イン1パッケージの発光装置などがある。
例えば、特許文献1には、LED素子に並列に接続された抵抗を備え、LED素子の輝度または発光スペクトルを一定とするように、当該抵抗の抵抗値を調整することによってLDE素子間の輝度バラツキを補償するLED光源装置が開示されている。
特開2007−129062号公報
LED素子の発光輝度は、半導体エピタキシャル層の結晶性に依存するため、LED素子の発光輝度を常に均一とすることは困難である。従って、例えば、1つのパッケージに1つのLED素子を搭載する1チップ構成の発光装置においては、発光装置間において輝度のバラツキが発生する。また、1つのパッケージに複数のLED素子を搭載するマルチチップ構成の発光装置においては、発光装置内で輝度ムラが発生する。また、RGB3イン1パッケージの白色LEDの場合、R:G:Bの輝度比率が適正な比率とはならず、発光装置毎に色味の異なる白色光となってしまう。また、青色LEDと蛍光体を組み合わせた白色LEDにおいても、発光装置毎に色味の異なる白色光となってしまう。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、LED素子毎の発光輝度のバラツキに起因する発光装置間の輝度バラツキもしくは発光色バラツキまたは発光装置内の輝度ムラを低減することが可能な発光装置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、主面上に素子搭載領域を有する基板と、前記基板の前記素子搭載領域に搭載された少なくとも1つの発光素子と、を含む半導体発光装置であって、前記素子搭載領域内における前記発光素子の搭載位置に応じて前記発光素子から発せられる熱の前記基板を経由した放熱経路の熱抵抗が変化するように構成されていることを特徴としている。
また、本発明の発光装置の製造方法は、所定条件下における発光素子の発光輝度を得るステップと、素子搭載領域内における前記発光素子の搭載位置に応じて前記発光素子から発せられる熱の放熱経路の熱抵抗が変化するように構成されている基板を用意するステップと、
前記発光素子の発光輝度に応じて前記素子搭載領域における前記発光素子の搭載位置を設定するステップと、設定された搭載位置に前記発光素子を搭載するステップと、を含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
本発明の発光装置及び発光装置の製造方法によれば、素子搭載領域内におけるLED素子の搭載位置に応じてLED素子から発せられる熱の放熱経路の熱抵抗が変化するように構成されているので、素子搭載領域内においてLED素子の搭載位置を変えることによってLED素子の動作時におけるジャンクション温度が変化し、これによってLED素子の発光輝度を調整することが可能となる。従って、LED素子の発光輝度のバラツキに起因する発光装置内における輝度ムラまたは発光装置間における発光輝度バラツキもしくは発光色バラツキを軽減することが可能となる。
本発明の実施例1に係る1チップ構成の発光装置の平面図である。 本発明の実施例1に係る1チップ構成の発光装置の断面図である。 本発明の実施例1に係るマルチチップ構成の発光装置の平面図である。 本発明の実施例2に係る発光装置の断面図である。 本発明の実施例3に係る1チップ構成の発光装置の平面図である。 本発明の実施例3に係る1チップ構成の発光装置の断面図である。 本発明の実施例3に係るマルチチップ構成の発光装置の平面図である。 本発明の実施例4に係る発光装置の平面図である。 本発明の実施例4に係る発光装置の断面図である。
以下に、本発明の実施例1に係る発光装置1を図1及び図2を参照しつつ説明する。図1(a)−(c)は、本発明の実施例1に係る発光装置1の光放射面側からみた平面図であり、図2(a)−(c)は、それぞれ、図1(a)−(c)における2a−2a線、2b−2b線、2c−2c線に沿った断面図である。
発光装置1は、基板11上に1つのLED素子15を搭載した1チップ構成の発光装置である。基板11は、例えばAl(熱伝導率:20W/m・k))等からなるセラミック基板であり、LED素子15を搭載する素子搭載面に、ボンディングパッド12及び素子搭載領域13を有する。素子搭載領域13は、素子搭載面の中央部に設けられている。素子搭載領域13は、基板11の主面上に設けられた平坦な表面を有する平坦部13Aと、基板11の主面から裏面(実装面)側に向けて凹んだ凹部13Bとを有している。図2に示すように、凹部13Bの断面は矩形状となっている。尚、平坦部13Aおよび凹部13B上は、ダイアタッチ材14の濡れ性を向上させるために導体パターンが形成されていてもよい。
ダイアタッチ材14は、基板11の材料であるAlよりも熱伝導率の高いAuSn(熱伝導率:50W/m・k)等からなっている。ダイアタッチ材14は、平坦部13Aから凹部13Bに亘る素子搭載表面が平坦となるように平坦部13A上および凹部13B上を覆っている。すなわち、ダイアタッチ材14は、凹部13B内に充填され、その厚さは、平坦部13A上よりも凹部13B上において厚くなっている。
LED素子15は、n型半導体層、発光層、p型半導体層を含んでおり、素子表面にn電極およびp電極が形成されている。LED素子15は、ダイアタッチ材14を介して素子搭載領域13内において基板11に接合されている。n電極およびp電極は、ボンディングワイヤ16を介してボンディングパッド12と電気的に接続されている。LED素子15の素子搭載領域13内における搭載位置は、LED素子15の発光輝度に応じて設定され、図1(a)−(c)および図2(a)−(c)に示すように可変である。LED素子15の発光輝度と搭載位置との関係については後述する。
封止樹脂17は、シリコーン樹脂等の光透過性を有する樹脂である。LED素子15およびボンディングワイヤ16は、機密性が保たれた状態で封止樹脂17内に埋設され、塵埃、水分および振動等から保護される。尚、封止樹脂40に、適宜蛍光体を添加することとしてもよい。
基板11の底面には、それぞれLED素子15のn電極およびp電極と導電ビア(図示せず)を介して電気的に接続された2つの外部端子18が形成されている。外部端子18は、発光装置1を実装基板に実装する際の電気的および機械的接合部として機能する。
図2において、LED素子15から発せられた熱の拡散範囲を破線で示す。LED素子15から発せられた熱は、熱伝導率が比較的高いダイアタッチ材14(AuSn)と熱伝導率が比較的低い基板11(Al)を経由して発光装置1の実装面側に向けて概ね斜め45°の拡がりを持って拡散する。この熱の拡散範囲においてダイアタッチ材14が占める体積の割合が大きくなるほど放熱経路における熱抵抗が小さくなり、動作時おけるLED素子15のジャンクション温度は低下する。ダイアタッチ材14は、平坦部13Aと凹部13Bにおいて厚さが異なっているため、素子搭載領域13内におけるLED素子15の搭載位置を図1及び図2において横方向に移動させるとLED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗は連続的に変化する。
具体的には、図1(a)−(c)に示すように、LED素子15の搭載位置を図中右方向に移動していくと、すなわち、LED素子15と凹部13Bとがオーバーラップする部分の面積を大きくしていくと、熱の拡散範囲に含まれるダイアタッチ材14の体積が増加する。従って、放熱経路の熱抵抗が小さくなり、その結果、LED素子15の動作時におけるジャンクション温度が低下する。一般的に、所定電流下において、LED素子のジャンクション温度が上昇するとLED素子の発光輝度は低下し、ジャンクション温度が低下すると発光輝度は上昇する。従って、上記構成を有する発光装置1においては、LED素子15の搭載位置を変更することによってLED素子15の発光輝度の調整が可能である。
次に、本発明の実施例1に係る発光装置1の製造方法について説明する。はじめに、ウェハ状態のLED素子15の各々の発光輝度を同一条件下で測定し、得られた輝度データを素子毎に記録する。輝度データは、例えば、LED素子15のウェハ上の位置と対応付けたマッピングデータとして記憶媒体に記録する。また、ウェハ面内におけるLED素子の発光輝度の分布がある程度予測できる場合には、全てのLED素子の発光輝度を測定せずに、いくつかのLED素子をサンプリングすることとしても良い。
次に、基板11を用意する。基板11は、例えば、セラミック粉末とガラスを一定比率で配合して得られるセラミックグリーンシートにボンディングパッド12や外部端子18等を構成する導体パターンを印刷し、焼成することにより作製される。
次に、基板11の素子搭載領域13にAuSnからなるダイアタッチ材14を例えばディスペンス法等によって塗布する。ダイアタッチ材14は、平坦部13Aから凹部13Bに亘る素子搭載表面が平坦となるように平坦部13A及び凹部13B上に供給される。
次に、ダイアタッチ材14が塗布された基板11の素子搭載領域13内にLED素子15を搭載する。LED素子15の搭載位置は、予め求めておいたLED素子15のジャンクション温度と発光輝度との関係及びLED素子15の素子搭載領域13内における搭載位置とジャンクション温度(又は熱抵抗)との関係に基づいて、LED素子15の目標輝度と実測輝度との差に応じて定められる。
具体的には、上記マッピングデータから当該LED素子15の輝度データを抽出し、実測輝度と目標輝度との差を求める。LED素子15の実測輝度と目標輝度が一致する場合には、当該LED素子15は、素子搭載領域13の標準位置に搭載される。標準位置は、例えばLED素子15の中心線が平坦部13Aと凹部13Bの境界線と重なる位置(図1(b)および図2(b)に示す搭載位置)に設定することができる。LED素子15の実測輝度と目標輝度が一致しない場合には、予め求めておいたLED素子15のジャンクション温度と発光輝度との関係から、当該LED素子15が目標輝度となるようなジャンクション温度を推定する。次に、予め求めておいた素子搭載位置とジャンクション温度(または熱抵抗)との関係から、当該LED素子15が動作した時に推定されたジャンクション温度となるような素子搭載領域13上の搭載位置を導出する。LED素子15の実測輝度が目標輝度よりも低い場合には、LED素子15は、上記標準位置よりも図1および図2において右側に搭載される(図1(c)、図2(c))。これにより、LED素子15が上記標準位置に搭載された場合と比較して、LED素子15と凹部13Bとがオーバーラップする部分の面積が増大する。そして、LED素子15が上記標準位置に搭載された場合と比較してLED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗が低くなり、LED素子15の動作時のジャンクション温度が低下する。これにより、LED素子15の発光輝度が目標輝度と一致するように調整される。一方、LED素子15の実測輝度が目標輝度よりも高い場合には、LED素子15は、上記標準位置よりも図1および図2において左側に搭載される(図1(a)、図2(a))。これにより、LED素子15が上記標準位置に搭載された場合と比較して、LED素子15と凹部13Bとがオーバーラップする部分の面積が減少する。そして、LED素子15が上記標準位置に搭載された場合と比較して、LED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗が高くなり、LED素子15の動作時のジャンクション温度が上昇する。これにより、LED素子15の発光輝度が目標輝度と一致するように調整される。いずれの場合も、目標輝度と実測輝度との差が大きい程、LED素子15は標準位置からの離間距離が大きくなるように搭載される。LED素子15を搭載した後、リフローを行ってLED素子15を基板11上に接合する。
次に、ワイヤボンディングを行って、LED素子15のp電極及びn電極とボンディングパッド12とを電気的に接続する。
最後に、LED素子15及びボンディングワイヤ16を埋設するように基板11上にシリコーン樹脂等の光透過性を有する封止樹脂17を充填する。なお、封止樹脂17は、蛍光体を含む透光性樹脂であってもよい。以上の各工程を経て、発光装置1が完成する。
上記の実施例では、素子搭載領域13上に1つのLED素子15を搭載する1チップ構成の発光装置について説明したが、本実施例の構成は、マルチチップ構成の発光装置にも適用することが可能である。図3は、素子搭載領域13内に複数のLED素子15a、15b、15cを搭載したマルチチップ構成の発光装置1Aの平面図である。
LED素子15a、15b、15cは、上記した1チップ構成の場合と同様の手順により目標輝度と各々の実測輝度との差に応じて各LED素子の発光輝度が目標輝度と一致するように各々の搭載位置が決定される。これにより、発光装置内における輝度ムラや発光装置間における輝度バラツキが低減する。
また、RGB3in1パッケージにおいては、例えば赤色、緑色、青色のLED素子毎に目標輝度を設定し、上記した1チップ構成の場合と同様の手順で、LED素子毎に目標輝度と実測輝度との差に応じて搭載位置を決定する。他の方法として、いずれかのLED素子をチップ搭載領域13内における所定位置(例えば上記した標準位置)に搭載した場合における発光輝度を推定し、これを基準として各々のLED素子15の発光輝度が適正な比率となるように、他の2つのLED素子の目標輝度を設定し、上記した1チップ構成の場合と同様の手順で、LED素子毎に目標輝度と実測輝度との差に応じて搭載位置を決定する。このようにすることで、RGB3in1パッケージにおいては、発光装置間における輝度バラツキのみならず、発光色のバラツキも抑えることが可能となる。尚、マルチチップ構成の発光装置の場合、LED素子同士を直列に接続して、全てのLED素子に印加される電流を同一とするのが好ましい。
このように、本発明の実施例1に係る発光装置1によれば、素子搭載領域13内において、ダイアタッチ材14は、平坦部13Aと凹部13Bとで異なった厚さで形成されるので、LED素子15から発せられる熱の放熱経路の熱抵抗はLED素子15の搭載位置に応じて変化する。従って、LED素子15の搭載位置に応じて動作時におけるジャンクション温度が変化するので、LED素子15の搭載位置によってパッケージング後のLED素子の発光輝度を調整することが可能となる。従って、目標輝度に一致させるべく搭載位置を設定することにより、LED素子の輝度バラツキに起因する発光装置間の輝度バラツキもしくは発光色バラツキまたは発光装置内の輝度ムラを低減することが可能となる。
上記した実施例においては、基板11の材料としてAlを使用したが、AlN等の他のセラミックスや、ガラスエポキシ樹脂等のセラミックス以外の他の材料も使用することも可能である。また、ダイアタッチ材14として、AuSn以外にもAgペーストやシリコーン接着剤等を使用することも可能である。また、上記した実施例においては、ダイアタッチ材14の熱伝導率が基板11の熱伝導率よりも高い場合を例に説明したが、例えば基板11の材料としてAlN(熱伝導率:170W/m・k)を選択し、ダイアタッチ材14としてAgペースト(3W/m・k)またはシリコーン接着剤(0.2W/m・k)を選択した場合のように、基板11の熱伝導率をダイアタッチ材14の熱伝導率よりも高くすることも可能である。この場合、LED素子15の発光輝度が目標輝度に一致しないときのLED素子15の搭載位置は、上述の例とは逆となる。すなわち、LED素子15の実測輝度が目標輝度より低い場合は、LED素子15を上記標準位置よりも図1及び図2に置いて左側に搭載して、LED素子15と凹部13Bとがオーバーラップする部分の面積を小さくし、熱抵抗を小さくする。一方、LED素子15実測輝度が目標輝度より高い場合は、LED素子15を上記標準位置よりも図1及び図2において右側に搭載して、LED素子15と凹部13Bとがオーバーラップする部分の面積を大きくし、熱抵抗を大きくする。
以下に、本発明の実施例2に係る発光装置2について図4を参照しつつ説明する。図4(a)〜図4(c)は、本発明の実施例2に係る発光装置2の構成を示す断面図である。発光装置2は、素子搭載領域13に、平坦部と凹部が設けられている点は上記した実施例1に係る発光装置1と同様であるが、凹部13Cの構成が実施例1と異なる。凹部13C以外の他の部分の構成は、上記した実施例1に係る発光装置1と同様である。
凹部13Cは、平坦部13Aに隣接し且つ基板11の主面から凹部13Cの底面に向けて傾斜している側面を有している。すなわち、凹部13Cの断面は、図4に示すように、台形形状となっている。かかる傾斜面は、傾斜角度αが45°未満となるように形成される。凹部13Cをかかる構成とすることにより、上記した実施例1の場合と比較してLED素子15の搭載位置に基づく熱抵抗の調整範囲が拡大し、これに伴ってLED素子15の発光輝度の調整範囲も拡大する。
図4において、LED素子15から発せられた熱の拡散範囲を破線で示す。上述のように、LED素子15から発せられた熱は、熱伝導率が比較的高いダイアタッチ材14(AuSn)と熱伝導率が比較的低い基板11(Al)を経由して発光装置2の実装面側に向けて概ね斜め45°の拡がりを持って拡散する。この熱の拡散範囲においてダイアタッチ材14が占める体積の割合が大きくなるほど放熱経路における熱抵抗が小さくなり、動作時におけるLED素子15のジャンクション温度は低下する。凹部13Cが、傾斜角α(α<45°)の傾斜面を有することにより、図4(a)に示すようにLED素子15が凹部13Cに全くオーバーラップすることなく平坦部13A上に搭載された場合、LED素子15から発せられた熱の拡散範囲には、凹部13Cに充填された部分のダイアタッチ材14は含まれない。つまり、LED素子15から発せられた熱は、ダイアタッチ材14の厚さが最も薄い部分のみを経由して実装面に向けて放熱される。従って、実施例1に係る図2(a)に示す場合と比較して、放熱経路の熱抵抗が高くなり、その結果、LED素子15の発光輝度の調整範囲が拡大する。尚、上記した実施例においては、ダイアタッチ材14の熱伝導率が基板11の熱伝導率よりも高い場合を例に説明したが、基板11の熱伝導率をダイアタッチ材14の熱伝導率よりも高くすることも可能である。この場合、放熱経路における熱抵抗は、上記熱の拡散範囲においてダイアタッチ材14が占める体積の割合が小さくなるほど放熱経路における熱抵抗が小さくなり、動作時におけるLED素子15のジャンクション温度は低下する。
以下に、本発明の実施例3に係る発光装置3について図5及び図6を参照しつつ説明する。図5(a)−(c)は、本発明の実施例3に係る発光装置3の光放射面側からみた平面図であり、図6(a)−(c)は、それぞれ、図5(a)−(c)における6a−6a線、6b−6b線、6c−6c線に沿った断面図である。
本発明の実施例3に係る発光装置3は、上記した実施例1に係る発光装置と比較して基板11上の素子搭載領域13の構成が異なる。それ以外の構成は、実施例1に係る発光装置と同様である。
基板11は、例えばAl等のセラミックスからなり、素子搭載面に素子搭載領域13およびボンディングパッド12が設けられている。素子搭載領域13には、中央部に向けて段階的に深さが深くなっている階段状の溝からなる凹部13Dが設けられている。凹部13Dの最上段における溝の幅L1は、LED素子15の長辺の長さよりも僅かに短く且つ短辺の長さよりも長くなっている。凹部13Dの最下段における溝の幅L3は、LED素子15の短辺の長さよりも短くなっている。凹部13Dの中段における溝の幅L2は、L1とL3の中間の長さを有している。
Agペースト等からなるダイアタッチ材14は、凹部13Dを構成する階段状の溝に充填される。ダイアタッチ材14の充填量は、図5および図6に示すように、LED素子15の搭載角度に応じて定められる。LED素子15の素子搭載領域13内における搭載角度は、LED素子15の実測輝度に応じて定められる。
図5(a)および図6(a)は、素子搭載領域13内において、長辺が溝を垂直に横切るようにLED素子15を搭載した場合を示している。この場合、LED素子15は、その長辺が凹部13Dの最上段の溝を跨ぐように搭載され、ダイアタッチ材14は、凹部13Dを構成する階段状の溝を完全に充たすように供給される。例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、LED素子15をこのように搭載した場合、LED素子15の下の基板11の厚みは最大となり、LED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗は最大となる。
図5(c)および図6(c)は、素子搭載領域13内において、長辺が溝と平行になるようにLED素子15を搭載した場合を示している。この場合、LED素子15は、その短辺が凹部13Dの最下段の溝を跨ぐように搭載され、ダイアタッチ材14は、凹部13Dを構成する階段状の溝のうち最下段の溝のみを充填するように供給される。例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、LED素子15をこのように搭載した場合、LED素子15の下の基板11の厚みは最小となり、LED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗は最小となる。
図5(b)および図6(b)は、素子搭載領域13内において、長辺が斜め方向を向くように(例えば45°傾けて)LED素子15を搭載した場合を示している。この場合、LED素子15は、その長辺が凹部13Dの中段の溝を跨ぐように搭載され、ダイアタッチ材14は、凹部13Dを構成する階段状の溝のうち最下段および中段の溝を充填するように供給される。例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、LED素子15をこのように搭載した場合、LED素子15から発せられる熱の放熱経路における熱抵抗は、上記したLED素子15を横置きとした場合と縦置きとした場合の中間の値となる。
次に、本発明の実施例3に係る半導体発光装置3の製造方法について説明する。はじめに、ウェハ状態のLED素子15の各々の輝度を同一条件下で測定し、得られた輝度データを素子毎に記録する。輝度データは、例えば、LED素子15のウェハ上の位置と対応付けたマッピングデータとして記憶媒体に記録する。また、ウェハ面内におけるLED素子の輝度の分布がある程度予測できる場合には、全てのLED素子の輝度を測定せずに、いくつかのLED素子をサンプリングすることとしても良い。
次に、基板11を用意する。基板11は、例えば、セラミック粉末とガラスを一定比率で配合して得られるセラミックグリーンシートにボンディングパッド12や外部端子18等を構成する導体パターンを印刷し、焼成することにより作製される。
次に、測定されたLED素子15の発光輝度に応じてダイアタッチ材14の充填量およびLED素子15の基板11に対する搭載角度を決定し、LED素子15を基板11上にマウントする。LED素子15の搭載角度は、LED素子15の目標輝度と実測輝度との差に応じて定められる。具体的には、上記マッピングデータから当該LED素子15の輝度データを抽出し、実測輝度と目標輝度との差を求める。LED素子15の実測輝度が目標輝度よりも例えば20%を超えて上回る場合、当該LED素子15は、例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、図5(a)および図6(a)に示すように長辺が凹部13Dの溝を垂直に横切るような搭載角度で搭載される。この場合、ダイアタッチ材14は、凹部13D最下段から最上段までの溝を全て充填するように供給される。LED素子15の実測輝度が目標輝度に対して例えばプラスマイナス20%以内の範囲にある場合、当該LED素子15は、例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、図5(b)および図6(b)に示すように、長辺が基板11に対して斜め方向を向くような搭載角度で搭載される。この場合、ダイアタッチ材14は、凹部13Dの最下段および中段の溝を充填するように供給される。LED素子15の実測輝度が目標輝度よりも例えば20%を超えて下回る場合、当該LED素子15は、例えば、基板11の熱伝導率よりも低いダイアタッチ材を用いて、図5(c)および図6(c)に示すように長辺が凹部13Dの溝と平行な方向となるような搭載角度で搭載される。この場合、ダイアタッチ材14は、凹部13Dの最下段の溝のみを充填するように供給される。このように、LED素子15の発光輝度の実測値に応じて凹部13Dに充填されるダイアタッチ材14の量およびLED素子15の搭載角度を設定することにより、動作時におけるLED素子15の発光輝度が発光装置間で均一となるように調整される。尚、LED素子15の搭載角度を素子搭載領域13Dの溝と垂直な角度から平行な角度の間で様々に変化させて、LED素子15の発光輝度を微調整することも可能である。
素子搭載領域13内にLED素子をマウントした後、リフロー工程を経てLED素子15は、基板11に接合される。
次に、ワイヤボンディングを行って、LED素子15のp電極及びn電極とボンディングパッド12とを電気的に接続する。
最後に、LED素子15及びボンディングワイヤ16を埋設するように基板11上にシリコーン樹脂等の光透過性を有する封止樹脂17を充填する。なお、封止樹脂17は、蛍光体を含む透光性樹脂であってもよい。以上の各工程を経て、発光装置3が完成する。
上記の実施例においては、1チップ構成の発光装置を例に説明したが、本実施例の構成は、マルチチップ構成の発光装置にも適用することが可能である。図7は、素子搭載領域13内に複数のLED素子15a、15b、15cを搭載したマルチチップ構成の発光装置2Aの平面図である。発光装置3Aは、例えば3つのLED素子15a−15cを有し、素子搭載領域13内において、LED素子15a−15cに対応した互いに分離された凹部13D、13D、13Dを有している。LED素子15a−15cは例えば、同一の発光色を有しており、互いに同一の発光輝度となるように搭載角度およびダイアタッチ材14の充填量が定められる。LED素子15a−15cの搭載角度およびダイアタッチ材14の充填量は、LED素子15a−15cの各々の発光輝度が目標輝度と一致するようにLED素子毎に設定される。LED素子15の搭載角度およびダイアタッチ材14の充填量の設定手順は、上記した1チップ構成の場合と同様である。発光装置3Aをかかる構成とすることにより、発光装置間における輝度ばらつきおよび発光装置内の輝度ムラを低減させることができる。
このように、本発明の実施例3に係る発光装置3は、素子搭載領域13内に階段状の溝により構成される凹部13Dを有しており、ダイアタッチ材14は、LED素子15の搭載角度に応じて凹部13D内に異なった量で充填される。凹部13DはLED素子15の搭載角度を変化させたときに、LED素子15の下の基板11の厚みが変化するように構成される。これにより、LED素子15から発せられた熱の放熱経路の熱抵抗は、LED素子15の搭載角度に応じて変化する。ダイアタッチ材14の充填量とLED素子15の搭載角度に応じて動作時におけるジャンクション温度が変化するので、ダイアタッチ材14の充填量とLED素子15の搭載角度によってパッケージング後のLED素子の発光輝度を調整することが可能となる。従って、目標輝度に一致させるべくダイアタッチ材14の充填量およびLED素子15の搭載角度を設定することにより、LED素子の輝度バラツキに起因する発光装置間の輝度バラツキもしくは発光色バラツキまたは発光装置内の輝度ムラを低減することが可能となる。
以下に、本発明の実施例4に係る発光装置4を図8及び図9を参照しつつ説明する。図8(a)−(c)は、実施例4に係る発光装置4の光放射面からみた平面図であり、図9(a)−(c)は、それぞれ、図8(a)−(c)における9a−9a線、9b−9b線、9c−9c線に沿った断面図である。
実施例4に係る発光装置4は、素子搭載領域13内において基板11の素子搭載面から裏面に達するサーマルビア19を有している。サーマルビア19は、例えばCu又はAgなどからなり、基板11を構成するAlよりも高い熱伝導率を有している。サーマルビア19は、素子搭載領域13の中心位置から離れた端部に配置されるが、任意の位置に配置することができる。LED素子15は素子搭載領域13内においてダイアタッチ材を介して基板11上に結合され、ボンディングワイヤ16を介してボンディングパッド12と電気的に接続されている。
発光装置4は、図8(a)−(c)及び図9(a)−(c)に示すように、LED素子15とサーマルビア19との距離を変更するか、またはLED素子15とサーマルビアとがオーバーラップする面積を変更することによって、LED素子15の放熱経路の熱抵抗を変化させ、LED素子15の動作時のジャンクション温度を調整してLED素子15の発光輝度を調整する。
上述のように、LED素子15から発せられる熱は、発光装置3の実装面側に向けて概ね斜め45°の拡がりを持って拡散する。従って、LED素子15の搭載位置によって、LED素子15の熱の拡散範囲に存在するサーマルビア19の体積が変化し、LED素子15の放熱経路の熱抵抗が変化する。具体的には、図8(a)−(c)に示すようにLED素子15の搭載位置を図中右方向に変更していくと、すなわち、LED素子15とサーマルビアとの距離を小さくしていくと、熱の拡散範囲内のサーマルビア19の体積が増加する。従って、LED素子15の放熱経路の熱抵抗が小さくなり、結果として、LED素子15の動作時のジャンクション温度が低下していく。一般的に、所定電流下において、LED素子のジャンクション温度が上昇するとLED素子の発光輝度は低下し、ジャンクション温度が低下すると発光輝度は上昇する。従って、上記構成を有する発光装置4においては、LED素子15の搭載位置を変更することによってLED素子15の輝度の調整が可能である。
このように、本発明の実施例4に係る発光装置4によれば、素子搭載領域13内において、サーマルビア19が局所的に形成されるので、LED素子15から発せられる熱の放熱経路の熱抵抗はLED素子15の搭載位置に応じて変化する。従って、LED素子15の搭載位置に応じて動作時におけるジャンクション温度が変化するので、LED素子15の搭載位置によってパッケージング後のLED素子の発光輝度を調整することが可能となる。従って、目標輝度に一致させるべく搭載位置を設定することにより、LED素子の輝度バラツキに起因する発光装置間の輝度バラツキもしくは発光色バラツキまたは発光装置内の輝度ムラを低減することが可能となる。
1、1A、2、2A、3 発光装置
11 基板
12 ボンディングパッド
13 素子搭載領域
13A 平坦部
13B 凹部
13C 凹部
14 ダイアタッチ材
15 LED素子
16 ボンディングワイヤ
17 封止樹脂
18 外部端子
19 サーマルビア

Claims (8)

  1. 主面上に素子搭載領域を有する基板と、
    前記基板の前記素子搭載領域に搭載された少なくとも1つの発光素子と、を含む発光装置であって、
    前記発光素子から発せられた熱の前記基板を経由する放熱経路の熱抵抗が、前記素子搭載領域内における前記発光素子の搭載位置に応じて変化するように構成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記基板には前記基板と熱伝導率が異なる部材が設けられ、
    前記発光素子の搭載位置に応じて前記放熱経路に含まれる前記部材の体積が変化することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記素子搭載領域には、前記基板の主面上に設けられた平坦部と、前記基板の主面から前記基板の裏面に向けて凹んだ凹部とが設けられ、
    前記発光素子は、前記平坦部から前記凹部に亘る素子搭載表面が平坦となるように前記平坦部と前記凹部を覆うダイアタッチ材を介して前記基板に接合され、
    前記ダイアタッチ材は、前記基板の熱伝導率とは異なる熱伝導率を有していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記凹部は、前記平坦部に隣接し且つ前記基板の主面から前記凹部の底面に向けて傾斜している側面を有し、前記側面の傾斜角度は前記基板の主面に対して45°未満であることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記発光装置は複数の発光素子を有し、前記複数の発光素子の各々は、前記素子搭載領域内の、前記複数の発光素子の各々の発光輝度と目標輝度とが一致するように決定された位置に搭載されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の発光装置。
  6. 前記素子搭載領域は、階段状の溝からなる凹部を有しており、
    前記発光素子は、長方形であり且つ前記凹部に充填されたダイアタッチ材を介して前記基板に接合され、
    前記発光装置は、前記ダイアタッチ材の充填量および前記基板に対する前記発光素子の搭載角度に応じて前記発光素子の直下の前記基板厚みが変化するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
  7. 前記発光装置は複数の発光素子を有しており、前記複数の発光素子の各々は、前記素子搭載領域内において、前記複数の発光素子の各々の発光輝度と目標輝度とが一致するように決定された搭載角度で搭載されていることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 所定条件下における発光素子の発光輝度を得るステップと、
    素子搭載領域内における前記発光素子の搭載位置に応じて前記発光素子から発せられる熱の放熱経路の熱抵抗が変化するように構成されている基板を用意するステップと、
    前記発光素子の発光輝度に応じて前記素子搭載領域における前記発光素子の搭載位置を設定するステップと、
    設定された搭載位置に前記発光素子を搭載するステップと、を含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
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