JP5506000B1 - 地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置 - Google Patents

地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置 Download PDF

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Abstract

【課題】地中埋設管内のケーブルに付着した白蟻防除剤が短期間で流れ落ちることを防止し、地中埋設管内に白蟻防除剤噴霧のためのパイプを挿入する十分な隙間が存在しない場合でも、地中埋設管の所定範囲に白蟻防除剤を供給することが可能な、地中埋設管のケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置を提供すること。
【解決手段】マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法であって、地中埋設管内に泡状白蟻防除剤を供給することを特徴とするケーブルの白蟻防除方法とする。地中埋設管は封止部材によって一端部と他端部を封止しても良い。又、前記一端部から気密空間に圧縮空気を供給しても良いし、前記他端部から気密空間の空気を吸引しても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置に関し、より詳しくは白蟻防除剤の効果が長期間持続し、地中埋設管とケーブルの間の隙間が小さい地中埋設管内においても使用可能な、地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及び白蟻防除装置に関する。
図6は、従来の地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法を示す図である。
従来のマンホール(200)同士を連絡するように配置された地中埋設管(201)内に挿通されたケーブル(202)の白蟻防除方法として、図6に示すように、先端から薬剤を霧状にして噴出するパイプ(203)を地中埋設管(201)とケーブル(202)の間に挿入し、地中埋設管(201)内に白蟻防除剤を噴霧することで白蟻を防除する方法が知られている。(特許文献1参照)
特許第2795512号公報
しかしながら、地中埋設管内に白蟻防除剤を噴霧する方法では、ケーブルに付着した防除剤が短期間で流れ落ちてしまうため、白蟻の防除効果が短期間で低下してしまうという欠点がある。また、白蟻防除剤噴霧のためのパイプを、地中埋設管とケーブルの隙間に挿入する必要があるため、挿入作業に手間が掛かる上に、地中埋設管内にケーブルが複数本挿通している等、地中埋設管内に白蟻防除剤噴霧のためのパイプを挿入する十分な隙間が存在しない場合は、この方法は行えないという欠点もある。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、ケーブルに付着した白蟻防除剤が短期間で流れ落ちることを防止し、白蟻防除剤の効果を長期間維持することが可能となると共に、地中埋設管内にケーブルが複数本挿通している等、地中埋設管内に白蟻防除剤噴霧のためのパイプを挿入する十分な隙間が存在しない場合でも、地中埋設管の所定範囲に白蟻防除剤を供給することが可能な、地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法であって、前記地中埋設管の一端部と他端部を封止部材によって封止することで、前記地中埋設管内に気密空間を形成する気密空間形成工程と、前記一端部から前記泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程とを含み、前記泡状白蟻防除剤供給工程が、前記一端部から前記気密空間に圧縮空気を供給することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程と、前記他端部から前記気密空間の空気を吸引することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程を含み、これにより、前記地中埋設管内に泡状白蟻防除剤を供給することを特徴とするケーブルの白蟻防除方法に関する。
請求項に係る発明は、マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法であって、前記地中埋設管の一端部と他端部を封止部材によって封止することで、前記地中埋設管内に気密空間を形成する気密空間形成工程と、前記一端部から前記泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程とを含み、前記泡状白蟻防除剤供給工程が、第1の経路を介し、前記一端部から圧縮空気を用いて泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程と、前記第1の経路とは異なる第2の経路を介し、前記一端部から圧縮空気を前記気密空間へ供給することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる圧縮空気供給工程と、前記他端部から前記気密空間の空気を吸引することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程とを含み、これにより、前記地中埋設管内に前記泡状白蟻防除剤を供給することを特徴とするケーブルの白蟻防除方法に関する。
請求項に係る発明は、マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除装置であって、前記地中埋設管の一端部と他端部を封止し、前記地中埋設管内に気密空間を形成するための封止部材と、白蟻防除剤を空気と混合させることにより発泡させ、泡状白蟻防除剤を生成する発泡器と、前記封止部材に接続された第1及び第2のホースを介して、少なくとも圧縮空気を前記一端部から前記気密空間内に供給するためのコンプレッサーと、前記他端部に接続され、前記気密空間の空気を吸引する吸引機とを有し、前記発泡器が第1又は第2のホース何れか一方の任意の位置又は第1のホースと第2のホースの分岐部であって、コンプレッサー側に連通、連結されてなることを特徴とするケーブルの白蟻防除装置に関する。
請求項1及び2に係る発明によれば、泡状白蟻防除剤を供給することにより、ケーブルに付着した白蟻防除剤が短期間で流れ落ちてしまうことがない。従って、ケーブルの白蟻防除剤の効果を長期間持続させることが可能となる。
請求項に係る発明によれば、マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管の一端部と他端部を封止部材によって封止することで、地中埋設管内に気密空間を形成し、前記一端部から泡状白蟻防除剤を気密空間に供給するので、地中埋設管内にケーブルが複数本挿通している等、地中埋設管内に白蟻防除剤噴霧のためのパイプを挿入する十分な隙間が存在しない場合でも、地中埋設管内に薬剤を確実に供給することが可能となる。
請求項に係る発明によれば、封止部材の一端部から気密空間へ圧縮空気を供給することにより、泡状白蟻防除剤を圧縮空気の供給圧によって他端部へと移動させることで、気密空間内部の一端部側に泡状白蟻防除剤が詰まり、泡状白蟻防除剤の気密空間への供給が円滑に進行されない場合でも、その詰まりを解消し、泡状白蟻防除剤を気密空間の全長に渡って滞りなく供給することが可能となる。
請求項1及び2に係る発明によれば、地中埋設管の他端部を介して気密空間内部の空気を吸引することにより、泡状白蟻防除剤を他端部に向けて移動させることがで、泡状白蟻防除剤が気密空間内で逆流するという問題を防止することが可能となる。
発明によれば、気密空間内部の一端部側に泡状白蟻防除剤が詰まり、一端部から気密空間に供給した圧縮空気の流通が遮断され他端部側まで到達しないといった場合でも、他端部を介して気密空間内部の空気を吸引することで、空気と共に、一端部側に詰まった前記泡状白蟻防除剤を他端部側に移動させ、一端部側の泡状白蟻防除剤の詰まりを解消し、一端部から他端部までの圧縮空気及び泡状白蟻防除剤の流通を確保することが可能となる。
また、圧縮空気の供給と吸引の両方を行なうことにより、気密空間が長手方向に距離を有する場合においても、円滑にかつ短時間で、一端部から供給した泡状白蟻防除剤を他端部側へ移動させることが可能となる。
請求項に係る発明によれば、マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内の一端部と他端部を封止し、地中埋設管内に気密空間を形成するための封止部材と、封止部材に接続された配管を介して、圧縮空気及び発泡器により生成した泡状白蟻防除剤を一端部から気密空間内に供給するためのコンプレッサーを備えていることにより、気密空間内に流入し、ケーブルに付着した白蟻防除剤が短期間で流れ落ちてしまうことがない。従って、ケーブルの白蟻防除剤の効果を長期間持続させることが可能となる。また、地中埋設管内にケーブルが複数本挿通している等、地中埋設管内に白蟻防除剤噴霧のためのパイプを挿入する十分な隙間が存在しない場合でも、地中埋設管内に白蟻防除剤を供給することが可能となる。更に、コンプレッサーにより、封止部材の一端部から気密空間へ圧縮空気を供給することで、圧縮空気の供給圧によって泡状白蟻防除剤を他端部へと移動させることができる。従って、気密空間内部の一端部側に泡状白蟻防除剤が詰まり、泡状白蟻防除剤の気密空間への供給が円滑に進行されない場合でも、その詰まりを解消し、泡状白蟻防除剤を気密空間の全長に渡って滞りなく供給することが可能となる。
請求項に係る発明によれば、他端部に接続され、気密空間の空気を吸引する吸引機を備えていることにより、泡状白蟻防除剤を気密空間内の他端部に向けて移動させることができるため、泡状白蟻防除剤が気密空間内で逆流するという問題を防止することが可能となる。また、気密空間内部の一端部側に泡状白蟻防除剤が詰まり、一端部から気密空間に供給した圧縮空気の流通が遮断され、他端部側まで圧縮空気が到達しないといった場合でも、他端部を介して気密空間内部の空気を吸引することで、空気と共に、一端部側に詰まった白蟻防除剤を他端部側に移動させ、一端部側の白蟻防除剤の詰まりを解消し、一端部から他端部までの圧縮空気及び泡状白蟻防除剤の流通を確保することが可能となる。
吸引機に加えて、封止部材に接続された配管を介して、圧縮空気を一端部から気密空間内に供給するためのコンプレッサーを備えていることから、圧縮空気の供給と吸引の両方を行なうことにより、気密空間が長手方向に距離を有する場合においても、円滑にかつ短時間で、一端部から供給した白蟻防除剤を他端部へ移動させることが可能となる。
本発明に係る白蟻防除方法及び装置を説明する全体図である。 図1に示す地中埋設管の一端部側を拡大した図である。 本発明に係る白蟻防除装置における、コンプレッサーから供給側封止部材までの部品の接続構造を表した図である。 本発明に係る白蟻防除装置の供給側封止部材の正面図である。 本発明に係る白蟻防除方法の流れを表すフローチャートである。 従来の地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法を示す図である。
以下、本発明に係る地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法及びこの方法で用いられる白蟻防除装置についての好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る白蟻防除方法及び装置を説明する全体図であり、図2は図1に示す地中埋設管の一端部側を拡大した図であり、図3は本発明に係る白蟻防除装置における、コンプレッサーから供給側封止部材までの部品の接続構造を表した図である。
本発明に係る白蟻防除装置は、マンホール(140)(150)同士を連絡する地中埋設管(7)における圧縮空気及び白蟻防除剤を供給する側の端部(一端部)を封止する供給側封止部材(1)、及び地中埋設管(7)の供給側封止部材(1)が封止する側と反対側の端部(他端部)を封止する吸引側封止部材(100)を備えている。地中埋設管(7)の両端を、供給側封止部材(1)及び吸引側封止部材(100)によって封止することで、地中埋設管(7)を密閉して気密空間(8)を形成する。
また、供給側封止部材(1)には、白蟻の防除剤を発泡させる発泡器(2)、圧縮空気を排出するコンプレッサー(3)、及びコンプレッサー(3)から排出された圧縮空気の供給圧を調整する圧力調整バルブ(41及び42)がホース(50〜58)及びバルブ(60〜65)を介して接続されており、吸引側封止部材(100)には、気密空間(8)内の空気を吸引する吸引機(110)がホース(160)を介して接続されている。より詳しくは、コンプレッサー(3)は、ホース(50)、(51)と連通、連結され、更に分岐部(130)で分岐し、ホース(55)、(56)、(57)及び(58)からなる第1のホース(H1)、及びホース(52)、(53)及び(54)からなる第2のホース(H2)を介して供給側封止部材(1)に連通、連結されている。
図4は供給側封止部材(1)の正面図であり、図3には供給側封止部材(1)の側面図が示されている。供給側封止部材(1)は、筒状部(10)と、筒状部(10)の一端に形成されたフランジ部(11)と、ホース(54)と接続されて圧縮空気の通路となる圧縮空気供給部(12)と、ホース(58)と接続されて泡状白蟻防除剤の通路となる泡状白蟻防除剤供給部(13)を備えている。供給側封止部材(1)は2つの封止部材形成部(1a及び1b)を組み合わせて構成されており、図3及び図4で示す結合線(1c)において2つの封止部材形成部(1a及び1b)が結合されている。
供給側封止部材(1)を地中埋設管口外部の壁面(72)に取り付ける方法について以下に説明する。
まず、平面的に格子状に組んだ短管パイプ(170)を、地中埋設管口外部の壁面(72)と平行に、かつ一定距離をあけて固定する。この時、地中埋設管(7)内に挿入されたケーブル(9)が、格子状に組んだ短管パイプ(170)の間を通るようにする。次に、白蟻防除を行なおうとするケーブル(9)に対して封止部材形成部(1a及び1b)を取り付ける。取り付けは、ケーブル(9)の端部外周面を2つの封止部材形成部(1a及び1b)で挟みつけて筒状部(10)で覆うことにより行なう。
封止部材形成部(1a及び1b)はそれぞれ、環状頭部を有するネジ(14)と、封止部材形成部(1a及び1b)に設けられた支持台(15)と、ネジ(14)の環状頭部に挿通され、支持台(15)に対してネジ(14)を矢印A方向へ回動可能に固定するネジ(16)と、ネジ(16)が嵌まる外向きに開放する凹部が設けられたネジ台(17)を備えている。一方の封止部材形成部のネジ(14)をもう一方の封止部材形成部が備えるネジ台(17)の凹部に嵌め込み、ネジ(14)にナット(18)を螺合することで、2つの封止部材形成部(1a及び1b)は一体化して図4に示す如く供給側封止部材(1)が形成される。筒状部(10)内にケーブル(9)を挿通して、供給側封止部材(1)をケーブル(9)に固定する。この時、供給側封止部材(1)は格子状に組んだ短管パイプ(170)と地中埋設管口外部の壁面(72)との間に位置するように且つ、地中埋設管口外部の壁面(72)と密着するように取り付ける。これにより、圧縮空気の供給により供給側封止部材(1)に加わる反力は、筒状部(10)の外周面に設けた一対の反力受け(19)が格子状に組んだ短管パイプ(170)に当接することで受けられる。そして、筒状部(10)とケーブル(9)に跨ってテープ(90)等を巻きつけることで、筒状部(10)とケーブル(9)の間の気密性を確保する。
供給側封止部材(1)を地中埋設管口外部の壁面(72)に取り付ける方法について以下に説明する。
まず、平面的に格子状に組んだ短管パイプ(170)を、地中埋設管口外部の壁面(72)と平行に、かつ一定距離をあけて固定する。この時、地中埋設管(7)内に挿入されたケーブル(9)が、格子状に組んだ短管パイプ(170)の間を通るようにする。次に、白蟻防除を行なおうとするケーブル(9)に対して封止部材形成部(1a及び1b)を取り付ける。取り付けは、ケーブル(9)の端部外周面を2つの封止部材形成部(1a及び1b)で挟みつけて筒状部(10)で覆うことにより行なう。
封止部材形成部(1a及び1b)はそれぞれ、環状頭部を有するネジ(14)と、封止部材形成部(1a及び1b)に設けられた支持台(15)と、ネジ(14)の環状頭部に挿通され、支持台(15)に対してネジ(14)を矢印A方向へ回動可能に固定するネジ(16)と、ネジ(16)が嵌まる外向きに開放する凹部が設けられたネジ台(17)を備えている。一方の封止部材形成部のネジ(14)をもう一方の封止部材形成部が備えるネジ台(17)の凹部に嵌め込み、ネジ(14)にナット(18)を螺合することで、2つの封止部材形成部(1a及び1b)は一体化して図4に示す如く供給側封止部材(1)が形成される。筒状部(10)内にケーブル(9)を挿通して、供給側封止部材(1)をケーブル(9)に固定する。この時、供給側封止部材(1)は格子状に組んだ短管パイプ(170)と地中埋設管口外部の壁面(72)との間に位置するように且つ、地中埋設管口外部の壁面(72)と密着するように取り付ける。これにより、圧縮空気の供給により供給側封止部材(1)に加わる反力は、筒状部(10)の外周面に設けた一対の反力受け(19)が格子状に組んだ短管パイプ(170)に当接することで受けられる。そして、筒状部(10)とケーブル(9)に跨ってテープ等(図示せず)を巻きつけることで、筒状部(10)とケーブル(9)の間の気密性を確保する。
図1に示される吸引側封止部材(100)は、筒状部(101)と、筒状部(101)の一端に形成されたフランジ部(102)と、ホース(160)に接続するための接続部(103)とを備えている。供給側封止部材(100)は、筒状部(101)内にケーブル(9)を挿通し、他端部側の地中埋設管口の外部の壁面にフランジ部(102)を密着し、供給側封止部材(100)と他端部側の地中埋設管口の外部の壁面との気密性を確保した状態で取り付ける。この時、フランジ部(102)の内径に他端部側の地中埋設管口の直径が収まるようにする。また、筒状部(101)とケーブル(9)に跨ってテープ等(図示せず)を巻きつけることで、筒状部(101)とケーブル(9)間の気密性を確保する。
吸引機(110)は、ホース(160)に接続し、ホース(160)及び接続部(103)を介して、気密空間(8)内の空気を吸引する。(以下、この気密空間(8)内の空気を吸引するための、吸引機(110)から吸引側封止部材(100)までの構造を吸引構造と称す。)供給側封止部材(1)及び吸引側封止部材(100)により気密空間(8)内の気密性が確保されているため、吸引機によって気密空間(8)内の空気を吸引することで、後述するように供給側封止部材(1)を介して気密空間(8)内に供給された泡状白蟻防除剤を吸引側封止部材(100)側に移動させることが可能となる。
次に、発泡器(2)について図2及び図3を用いて説明する。
発泡器(2)は、発泡器本体(21)と、把持部(22)と、容器(27)内の薬剤が発泡器本体に流入する際の通路となる薬剤吸引部(23)と、レバー(24)と、レバー軸(25)とを備えている。
コンプレッサー(3)から送られてくる圧縮空気は、第1のホース(H1)側、即ちバルブ(60)、ホース(50)、ホース接続金具(120)、ホース(51)、分岐部(130)、圧力調整バルブ(42)、ホース(55)、バルブ(63)、ホース(56)、バルブ(64)を経由し、発泡器本体(21)に送られる。バルブ(64)と発泡器本体(21)はホース(図示せず)を介してカプラ(26)によって接続される。また、容器(27)内に収容された液体状の白蟻防除剤は、圧縮空気の流れに伴うベンチュリー効果によって吸い上げられ、薬剤吸引部(23)を介して発泡器本体(21)に送られる。この時、白蟻防除剤の発泡器本体(21)への流入量は、薬剤バルブ(28)によって調節される。
発泡器本体(21)に流入した白蟻防除剤は、発泡器本体(21)内でコンプレッサー(3)から送られてくる圧縮空気と混合することで発泡し、泡状白蟻防除剤となる。泡状白蟻防除剤は、第1のホース(H1)側、即ちホース(57)、バルブ(65)、ホース(58)及び泡状白蟻防除剤供給部(13)を経由して気密空間(8)内に供給される。尚、泡状白蟻防除剤は、作業者が発泡器本体(21)にレバー軸(25)を介して枢設されたレバー(24)を握り、把持部(22)側へ回動させている間のみ発生する。
次に、コンプレッサー(3)からの圧縮空気の流れについて、図1乃至3を用いて説明する。まず、コンプレッサーから吐出された圧縮空気は、バルブ(60)の開放状態においてホース(50)に送られ、ホース接続金具(120)を経由し、分岐部(130)を介して、泡状白蟻防除剤となって気密空間(8)内に流入するもの(第1の経路(R1))及びそのまま気密空間(8)内に流入するもの(第2の経路(R2))に分岐する。
分岐部(130)を介して分岐した圧縮空気のうち、第1の経路(R1)である分岐の一方側に流入した圧縮空気は圧力調整バルブ(42)で供給圧が調整され、第1のホース(H1)側、即ちホース(55)、バルブ(63)、ホース(56)及びバルブ(64)を順次経由した後、発泡器(2)内で薬剤(白蟻防除剤)と混合され、白蟻防除剤と共にホース(57)、バルブ(65)、ホース(58)及び泡状白蟻防除剤供給部(13)を順次経由し、気密空間(8)内に流入する。
第2の経路(R2)である分岐の他方側に流入した圧縮空気は、圧力調整バルブ(41)で供給圧が調整され、第2のホース(H2)側、即ちホース(52)、バルブ(61)、ホース(53)、バルブ(62)、ホース(54)及び圧縮空気供給部(12)を順次経由し、気密空間(8)内へと流入する。(以下、上記したコンプレッサー(3)によって圧縮空気及び泡状白蟻防除剤を気密空間(8)内に供給するための、コンプレッサー(3)から供給側封止部材(1)までの接続構造を、供給構造と称する。)
ここで白蟻防除剤と共に気密空間(8)に流入する圧縮空気は、バルブ(63)、バルブ(64)及びバルブ(65)が開かれている状態で、かつ、作業者が発泡器(2)のレバー(24)を握って把持部(22)側へ回動させている間のみ、気密空間(8)内に流入する。一方、そのまま気密空間(8)内に流入する圧縮空気は、バルブ(61)及びバルブ(62)が開かれている状態において、気密空間(8)内に流入する。
次に本発明に係る白蟻防除方法について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、マンホール(人孔)内(140)に機材を配置し、発泡器(2)、圧力調整バルブ(41及び42)、ホース(50〜58)、バルブ(60〜65)の接続を行う(工程a)。圧力調整バルブ(51及び52)並びにバルブ(60〜65)が全て閉鎖していることを確認(工程b)した後、バルブ(60)をコンプレッサー(3)と接続する。
その後、後述する工程c及びcを経て、コンプレッサー(3)を始動・運転させ(工程d)、コンプレッサー(3)からの圧縮空気の吐出圧力が設定圧力(例えば0.69MPa)になるまで待機する(工程e)。
コンプレッサー(3)の吐出圧力が設定圧力に達したのを確認(工程e)したら、バルブ(60)を全開にする(工程f)。その後、圧力調整バルブ(41)を操作することによって(工程g)、ホース(52)への圧縮空気の供給圧を調整すると共に、圧力調整バルブ(42)を操作することによって(工程g)、ホース(55)への圧縮空気の供給圧を調整する(工程h)。この時、ホース(52)及びホース(55)への圧縮空気の供給圧が設定圧力(例えば0.6MPa)となるようにする(工程h)。
ホース(52)及びホース(55)への圧縮空気の供給圧が設定圧力に達したら(工程h)、バルブ(63)及びバルブ(65)を少しずつ開いて全開にする(工程i)。次に容器(26)内の薬剤(白蟻防除剤)が適量であるかを確認し(工程j)、そうでない場合は適量にする(工程j)。その後バルブ(64)を少しずつ開いていく(工程k)。バルブ(64)を開いていく過程で薬剤(白蟻防除剤)が漏れ出した場合は、コンプレッサー(3)の停止・機材の再セット(工程l)を経て、工程bから再度やり直す。
薬剤(白蟻防除剤)が漏れ出したことによって、工程bからやり直した場合、それ以前の白蟻防除剤供給作業によって、接続部(103)及び気密空間(8)内部における吸引側封止部材(100)近傍(以下、吸引孔(82)と称す)に泡が詰まっていることがある。泡が詰まっている場合には、吸引孔(82)に詰まっている泡が解消された状態(以下、発泡可能状態と称す)まで待機(工程c)し、発泡可能状態になった後(工程c)、コンプレッサー(3)を始動・運転させる(工程d)。
バルブ(64)を少しずつ開放し、薬剤漏れが確認できない場合は(工程l)、そのままバルブ(64)を少しずつ全開にしていきながら(工程m)、作業者が発泡器(2)のレバー(24)を握って把持部(22)側へ回動させ、泡状白蟻防除剤を泡状白蟻防除剤供給部(13)から気密空間(8)内に供給する。この工程を、泡状白蟻防除剤の気密空間(8)への供給量を確認(工程n)しながら行なう。
白蟻防除剤の供給量が設定量(例えば150ml/min)を満たしている場合(工程o)は、その値が減少していないか監視を行いながら(工程p)、白蟻防除剤の供給総量が規定値に達するまで供給を続けていく(工程w)。
しかし、気密空間(8)内部における供給側封止部材(1)近傍(以下、供給孔(81)と称す)に白蟻防除剤が詰まってしまい、白蟻防除剤の気密空間(8)内への供給が妨げられてしまうことがある。その際、白蟻防除剤の供給量は設定量を下回るため、第2の経路(R2)を介して供給側封止部材(1)の圧縮空気供給部(12)より気密空間(8)内部に圧縮空気を供給することで、白蟻防除剤の詰まりを解消する必要がある。つまり、圧縮空気によって、白蟻防除剤を吸引孔(82)側へと移動させることで、供給孔(81)での白蟻防除剤の詰まりを解消し、白蟻防除剤が滞りなく供給されるようにする。
供給側封止部材(1)の圧縮空気供給部(12)より気密空間(8)内に圧縮空気を供給する工程(工程g〜u)について以下に説明する。監視中(工程p)に、白蟻防除剤の供給量が設定量を下回っていることが判明した場合、まずバルブ(63)、バルブ(64)及びバルブ(65)を閉鎖し、白蟻防除剤の気密空間(8)内への供給を停止させる(工程g)。続いてバルブ(61)及びバルブ(62)を開放し、供給側封止部材(1)の圧縮空気供給部(12)から気密空間(8)内部へ圧縮空気を供給する(工程r)。
しかし、供給孔(81)に白蟻防除剤が詰まっていることによって、気密空間(8)内部に供給された圧縮空気の流通が遮断され、吸引孔(82)まで圧縮空気が到達しないことがある。その場合、吸引機(100)によって気密空間(8)内部の空気を吸引することにより、空気と共に、供給孔(81)に詰まった白蟻防除剤を吸引孔(82)側に移動させ、供給孔(81)の白蟻防除剤の詰まりを解消し、気密空間(8)内部に供給された圧縮空気及び白蟻防除剤の供給孔(81)から吸引孔(82)までの流通を確保する(工程s)。
気密空間(8)内部に供給された圧縮空気の供給孔(81)から吸引孔(82)への到達を確認できる場合(工程s)は、供給孔(81)からの圧縮空気の供給を所定時間(例えば5分間)継続する(工程t)。
その後、バルブ(61及び62)を閉鎖(工程u)し、コンプレッサー(3)から気密空間(8)への圧縮空気の流通を遮断した後、工程iへと戻り、白蟻防除剤を気密空間(8)へと供給する工程(工程i〜o)を再度行なう。
第2の経路(R2)を介して圧縮空気の気密空間(8)への供給(工程g〜u)によって、供給孔(81)に滞留していた白蟻防除剤を吸引孔(82)側に移動させることが可能となるので、第1の経路(R1)を介して白蟻防除剤を気密空間(8)内部へと供給する工程(工程i〜o)を再度行う場合は、白蟻防除剤を気密空間(8)内部へ円滑に供給することが可能となる。
尚、白蟻防除剤を気密空間(8)へ供給する工程(工程i〜o)を再度行う場合に、再び吸引孔(81)に白蟻防除剤が詰まり、薬剤供給量が所定量を下回る場合があるが、その都度、前記した圧縮空気の供給工程(工程g〜u)を行なうようにする。
また、第1の経路(R1)を介して白蟻防除剤を気密空間(8)内部へ供給する際に、白蟻防除剤が逆流することがある。その場合には、吸引機(110)にて気密空間(8)内の空気を吸引することにより、空気と共に、逆流している白蟻防除剤が供給孔(81)側から吸引孔(82)側に流通するようにする(工程v)。即ち、気密空間(8)内部の供給孔(81)側から吸引孔(82)側へと、気密空間(8)内のケーブル(9)全体に浸透する方向に、白蟻防除剤が供給されている状態(工程v)を維持できるようにする。
上記の工程を経て、白蟻防除剤の供給総量が規定値に達した(工程w)時点で、白蟻防除のための白蟻防除剤供給を終了する(工程x)。その後は、コンプレッサー(3)の直近に配置されたバルブ(60)を閉鎖し、コンプレッサーを停止させる(工程y)。そして最後に機材を片付けると共に清掃を行い、道路を開放して(工程z)、全作業工程は終了となる。
尚、上記白蟻防除を行なう気密空間(8)の長さ方向の距離が長いために、上記工程a〜zを行なったとしても、供給孔(81)から吸引孔(82)へ向けて供給される泡状白蟻防除剤が、気密空間(8)内の途中までしか到達せず、全長に渡って供給されない場合がある。その場合は、一端部に配置していた供給構造を他端部に配置し、他端部に配置していた吸引構造を一端部に配置し、上記工程a〜zを再度行なう。即ち、白蟻防除剤を一端部から供給し、他端部から吸引した後(工程a〜z)、同様に白蟻防除剤を他端部からも供給し、一端部から吸引する(工程a〜z)。これにより、長さ方向に長い距離を有する気密空間(8)においても、その内部の全長に渡って白蟻防除剤を供給することが可能となる。
1 供給側封止部材
2 発泡器
3 コンプレッサー
7 地中埋設管
8 気密空間
9 ケーブル
100 吸引側封止部材
110 吸引機
140 マンホール
150 マンホール
R1 第1の経路
R2 第2の経路
H1 第1のホース
H2 第2のホース

Claims (3)

  1. マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法であって、
    前記地中埋設管の一端部と他端部を封止部材によって封止することで、前記地中埋設管内に気密空間を形成する気密空間形成工程と、
    前記一端部から前記泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程とを含み、
    前記泡状白蟻防除剤供給工程が、
    前記一端部から前記気密空間に圧縮空気を供給することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程と、
    前記他端部から前記気密空間の空気を吸引することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程を含み、
    これにより、前記地中埋設管内に泡状白蟻防除剤を供給することを特徴とするケーブルの白蟻防除方法。
  2. マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除方法であって、
    前記地中埋設管の一端部と他端部を封止部材によって封止することで、前記地中埋設管内に気密空間を形成する気密空間形成工程と、
    前記一端部から前記泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程とを含み、
    前記泡状白蟻防除剤供給工程が、
    第1の経路を介し、前記一端部から圧縮空気を用いて泡状白蟻防除剤を前記気密空間へ供給する泡状白蟻防除剤供給工程と、
    前記第1の経路とは異なる第2の経路を介し、前記一端部から圧縮空気を前記気密空間へ供給することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる圧縮空気供給工程と、
    前記他端部から前記気密空間の空気を吸引することにより、前記泡状白蟻防除剤を前記他端部に向けて移動させる工程とを含み、
    これにより、前記地中埋設管内に前記泡状白蟻防除剤を供給することを特徴とするケーブルの白蟻防除方法。
  3. マンホール同士を連絡するように配置された地中埋設管内に挿入されたケーブルの白蟻防除装置であって、
    前記地中埋設管の一端部と他端部を封止し、前記地中埋設管内に気密空間を形成するための封止部材と、
    白蟻防除剤を空気と混合させることにより発泡させ、泡状白蟻防除剤を生成する発泡器と、
    前記封止部材に接続された第1及び第2のホースを介して、少なくとも圧縮空気を前記一端部から前記気密空間内に供給するためのコンプレッサーと
    前記他端部に接続され、前記気密空間の空気を吸引する吸引機とを有し、
    前記発泡器が第1又は第2のホース何れか一方の任意の位置又は第1のホースと第2のホースの分岐部であって、コンプレッサー側に連通、連結されてなる
    ことを特徴とするケーブルの白蟻防除装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01231835A (ja) * 1988-03-14 1989-09-18 Kyoritsu Yuki Co Ltd 発泡性流体の散布方法
JP2009011128A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Kansai Electric Power Co Inc:The ケーブルの防蟻構造及びケーブルの防蟻工法

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