JP5505976B2 - エレベータ - Google Patents
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また、他の一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、を有し、前記ローラ部材は、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間に配置された乗りかご側ローラ部材と、前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に配置された釣合い錘側ローラ部材と、を含み、前記乗りかご側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、前記乗りかご側にある前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記乗りかご側にある前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、前記釣合い錘側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、前記釣合い錘側にある前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記釣合い錘側にある前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、を特徴とする。
第1の実施形態のエレベータについて、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略正面図である。図2は、図1のロープ絡まり抑制機構30等を示す拡大部分正面図である。なお、図2では、固定部材30aの図示を省略している。図3は、図2のIII−III矢視の一部を示す部分上面図である。
第2の実施形態のエレベータについて、図4および図5を用いて説明する。図4は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略部分正面図である。図5は、図4のV−V矢視の一部を示す部分上面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図3)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第3の実施形態のエレベータについて、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を示す概略上面図である。なお、本実施形態は、第2の実施形態(図4および図5)の変形例であって、第2の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第4の実施形態のエレベータについて、図7および図8を用いて説明する。図7は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を模式的に示す上面図である。図8は、図7のロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等の一部を示す概略部分斜視図である。図8では、ロープ絡まり抑制機構30の第2ローラ52に第2ロープ22が懸架された状態を示している。
第5の実施形態のエレベータについて、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を模式的に示す上面図である。なお、本実施形態は、第4の実施形態(図7および図8)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
Claims (7)
- 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、
互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、
前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、
を有し、
前記ローラ部材は、上側ローラ部材と、この上側ローラ部材の下方で且つ前記コンペンセーションシーブの上方に配置された下側ローラ部材と、を含み、
前記上側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、
前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、
前記下側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、
前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、
を特徴とするエレベータ。 - 前記上側ローラ部材および下側ローラ部材それぞれは、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に、それぞれ配置されていること、を特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
- 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、
互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、
前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、
を有し、
前記ローラ部材は、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間に配置された乗りかご側ローラ部材と、前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に配置された釣合い錘側ローラ部材と、を含み、
前記乗りかご側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、
前記乗りかご側にある前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記乗りかご側にある前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、
前記釣合い錘側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、
前記釣合い錘側にある前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記釣合い錘側にある前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、
を特徴とするエレベータ。 - 前記ローラ部材は、
それぞれに前記ロープが1つずつ懸架されて、回転軸方向に配列された複数の単ローラと、
前記各単ローラそれぞれを水平方向に移動可能な複数のリニアガイドと、
前記各単ローラそれぞれが水平方向に移動したときに、それぞれが水平方向に弾性力が作用するように構成された複数の弾性部材と、
を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ。 - 前記ローラ部材は、前記弾性部材の圧縮量を検出する検出手段を有し、
前記検出手段で所定の圧縮量を超えたことを検出したときに、前記乗りかごの上下移動を停止可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。 - 前記弾性部材は、水平方向の圧縮するコイルばねであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のエレベータ。
- 前記ローラ部材は、前記コンペンセーションロープを構成する前記各ロープがそれぞれ懸架される条溝が形成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のエレベータ。
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JP2010171351A JP5505976B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010171351A JP5505976B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | エレベータ |
Publications (2)
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JP2012030925A JP2012030925A (ja) | 2012-02-16 |
JP5505976B2 true JP5505976B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=45844835
Family Applications (1)
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JP2010171351A Active JP5505976B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5505976B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5080960B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2012-11-21 | 株式会社日立製作所 | エレベータのコンペンロープ外れ止め装置 |
-
2010
- 2010-07-30 JP JP2010171351A patent/JP5505976B2/ja active Active
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JP2012030925A (ja) | 2012-02-16 |
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