JP5505976B2 - エレベータ - Google Patents

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本発明の実施形態は、乗りかごおよび釣合い錘の下方に配置されるコンペンセーションロープを有するエレベータに関する。
ロープ式のエレベータは、昇降路内を上下移動する乗りかごおよび釣合い錘を吊り下げるメインロープを有する。また、当該エレベータは、乗りかごおよび釣合い錘の下方端部同士を連結するコンペンセーションロープが取り付けられているものがある。このコンペンセーションロープは、乗りかご側および釣合い錘側に作用するメインロープの重量のアンバランスを緩和するためのものである。
当該コンペンセーションロープは、互いに平行な複数のロープを有する。エレベータを省スペースに設置するために、各ロープの間隔を小さくする必要がある。
特開2009−215020号公報
高層建屋の場合、当該建屋の揺れに伴いメインロープやコンペンセーションロープも揺れる。コンペンセーションロープは、メインロープに比べて張力が小さい。このため、当該建屋の揺れに伴うコンペンセーションロープの揺れは、メインロープに比べて大きい。よって、コンペンセーションロープを構成するロープ同士は、メインロープを構成するロープに比べて絡まりやすい。
また、コンペンセーションロープは、経時的な変化等により捩じれやうねりを生じる場合がある。この捩じれやうねりもコンペンセーションロープ同士の絡まりを誘発する。
また、絡まりを抑制するために、コンペンセーションロープ同士の間隔を大きくすることは、上記のように省スペース化のため、困難な場合が多い。
本発明の実施形態は上記課題を解決するためのものであり、その目的は、コンペンセーションロープの絡まりを抑制し、エレベータを安定して稼動させることである。
上記目的を達成するための一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、を有し、前記ローラ部材は、上側ローラ部材と、この上側ローラ部材の下方で且つ前記コンペンセーションシーブの上方に配置された下側ローラ部材と、を含み、前記上側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、前記下側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、を特徴とする。
また、他の一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、を有し、前記ローラ部材は、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間に配置された乗りかご側ローラ部材と、前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に配置された釣合い錘側ローラ部材と、を含み、前記乗りかご側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、前記乗りかご側にある前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記乗りかご側にある前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、前記釣合い錘側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、前記釣合い錘側にある前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記釣合い錘側にある前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、を特徴とする。
本発明に係る第1の実施形態のエレベータの構成を示す概略正面図である。 図1のロープ絡まり抑制機構等を示す拡大部分正面図である。 図2のIII−III矢視の一部を示す部分上面図である。 本発明に係る第2の実施形態のエレベータの一部の構成を示す概略部分正面図である。 図4のV−V矢視の一部を示す部分上面図である。 本発明に係る第3の実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構およびコンペンセーションシーブ等を示す概略上面図である。 本発明に係る第4の実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構およびコンペンセーションシーブ等を模式的に示す上面図である。 図7のロープ絡まり抑制機構およびコンペンセーションシーブ等の一部を示す概略部分斜視図である。 本発明に係る第5の実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構およびコンペンセーションシーブ等を模式的に示す上面図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態のエレベータについて、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略正面図である。図2は、図1のロープ絡まり抑制機構30等を示す拡大部分正面図である。なお、図2では、固定部材30aの図示を省略している。図3は、図2のIII−III矢視の一部を示す部分上面図である。
先ず、本実施形態のエレベータの構成について説明する。
本実施形態のエレベータは、巻上げ機1と、この巻上げ機1に取り付けられたメインシーブ2と、このメインシーブ2に懸架されたメインロープ3と、を有する。さらに、このエレベータは、昇降路6を上下移動する乗りかご4および釣合い錘5と、昇降路6の下方に配置されたコンペンセーションシーブ8と、このコンペンセーションシーブ8に懸架されたコンペンセーションロープ20と、このコンペンセーションロープ20の絡まりを抑制するロープ絡まり抑制機構30と、を有する。コンペンセーションシーブ8およびロープ絡まり抑制機構30を構成する後述する各ローラ部材31〜34は、固定部材30aに回転可能に取り付けられる。この固定部材30aは、詳細な図示は省略しているが、昇降路6の壁面に間接的に取り付けられている。
巻上げ機1は、駆動力を発生させる駆動用モータ(図示せず)を備え、昇降路6の上部にある機械室10内に配置されている。メインシーブ2は、巻上げ機1に取り付けられて、駆動用モータの回転力が伝達される。このメインシーブ2の回転軸は、水平に配置される。なお、このメインロープ3は、複数のロープにより構成されるものであるが、図1および図2では1本の線で示している。また、このメインシーブ2の端面には、複数の溝が回転軸方向に沿って形成される。メインロープ3は、メインシーブ2が回転するときに当該溝上を移動可能に構成される。
乗りかご4は、メインロープ3が懸架されたかごシーブ(図示せず)が取り付けられている。この乗りかご4は、メインロープ3を介してメインシーブ2の回転駆動力が伝達されて、昇降路6内に鉛直に配置されたレール7に沿って上下移動する。
釣合い錘5は、昇降路6内を上下移動可能で乗りかご4が上方へ移動するときに下方に移動して、乗りかご4が下方に移動するときに上方に移動する。
コンペンセーションシーブ8は、乗りかご4および釣合い錘5よりも下方の昇降路6内に配置される。このコンペンセーションシーブ8は、水平に配置された回転軸を備えた円板状である。このコンペンセーションシーブ8の外周面には、周方向に沿うように複数の溝(図示せず)が形成される。これらの溝は、回転軸方向に沿って配列される。また、このコンペンセーションシーブ8は、鉛直方向に往復移動可能である。この往復移動により、後述するコンペンセーションロープ20の張力を調整することができる。
本実施形態のコンペンセーションロープ20は、7つのロープ、すなわち、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24、第5ロープ25、第6ロープ26および第7ロープ27により構成される。第1〜第7ロープ21〜27それぞれは、コンペンセーションシーブ8の各溝に懸架される。第1ロープ21は、コンペンセーションシーブ8の回転軸方向の最端(図3の下端)に懸架されて、第2ロープ22は最端から2番目に懸架される。
第1〜第7ロープ21〜27それぞれの一方の端部は、乗りかご4の下方端部に連結されて、他方の各端部は釣合い錘5の下方端部に連結される。すなわち、第1〜第7ロープ21〜27は、乗りかご4および釣合い錘5の下方側端部同士を連結する。
ロープ絡まり抑制機構30は、第1〜第7ロープ21〜27が絡まることを抑制する機構で、4つのローラ部材、すなわち、第1上側ローラ部材31、第1下側ローラ部材32、第2上側ローラ部材33、第2下側ローラ部材34、を有する。
第1上側ローラ部材31は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で乗りかご4よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に乗りかご4側にある。この第1上側ローラ部材31の回転軸は、コンペンセーションシーブ8の回転軸に互いに平行に配置される。
第1上側ローラ部材31は、乗りかご4側にある第2ロープ22を含み、且つ互いに隣接するロープを含まないロープ群(偶数番目のロープ群)、すなわち、乗りかご4側にある第2ロープ22、第4ロープ24および第6ロープ26それぞれを懸架する。これらの第2、第4および第6ロープ22、24、26は互いに平行に懸架される。
第2、第4および第6ロープ22、24、26がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、乗りかご4側にある第1ロープ21の当該方向に所定の角度をなすように構成される(図2)。
第1下側ローラ部材32は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で第1上側ローラ部材31よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に乗りかご4側にある。この第1下側ローラ部材32の回転軸は、第1上側ローラ部材31の回転軸に互いに平行に配置される。
第1下側ローラ部材32は、乗りかご4側にある第1ロープ21を含み、且つ偶数番目のロープ群を構成するロープ(第2、第4および第6ロープ22、24、26)とは別のロープからなるロープ群(奇数番目のロープ群)を懸架する。この奇数番目のロープ群は、第1ロープ21、第3ロープ23、第5ロープ25および第7ロープ27により構成される。これらの第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27は互いに平行に懸架される。
第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27のコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、乗りかご4側にある第2ロープ22の当該方向に所定の角度をなすように構成されている(図2)。
第1下側ローラ部材32の回転軸中心軸は、第1上側ローラ部材31の回転中心軸よりも、コンペンセーションシーブ8の回転中心軸寄り(図3の右方)に配置される。
このように第1上側ローラ部材31および第1下側ローラ部材32を設けることで、第1〜第7ロープ21〜27には所定の張力が作用して、且つ、乗りかご4側にある第1〜第7ロープ21〜27のうち互いに隣接するロープ同士、例えば第1および第2ロープ21、22の距離を大きくすることが可能になる。
第2上側ローラ部材33は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で釣合い錘5よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に釣合い錘5側にある。この第2上側ローラ部材33の回転軸は、コンペンセーションシーブ8の回転軸に互いに平行に配置される。
第2上側ローラ部材33は、釣合い錘5側にある第2ロープ22、第4ロープ24および第6ロープ26それぞれを懸架する。これらの第2、第4および第6ロープ22、24、26は互いに平行に懸架される。
第2、第4および第6ロープ22、24、26がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、釣合い錘5側にある第1ロープ21の当該方向に所定の角度をなすように構成される(図2)。
第2下側ローラ部材34は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で第2上側ローラ部材33よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に釣合い錘5側にある。この第2下側ローラ部材34の回転軸は、第2上側ローラ部材33の回転軸に互いに平行に配置される。
第2下側ローラ部材34は、釣合い錘5側にある、第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27をそれぞれ懸架する。これらの第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27は互いに平行に懸架される。
第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27のコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、釣合い錘5側にある第2ロープ22の当該方向に所定の角度をなすように構成されている(図2)。
第2下側ローラ部材34の回転軸中心軸は、第2上側ローラ部材33の回転中心軸よりも、コンペンセーションシーブ8の回転中心軸寄り(図3の左方)に配置される。
このように第2上側ローラ部材33および第2下側ローラ部材34を設けることで、第1〜第7ロープ21〜27には所定の張力が作用して、且つ、釣合い錘5側にある第1〜第7ロープ21〜27のうち互いに隣接するロープ同士、例えば第1および第2ロープ21、22の距離を大きくすることが可能になる。
以上の説明からわかるように、本実施形態によれば、コンペンセーションロープ20を構成する第1〜第7ロープ21〜27のうち、隣接するロープ同士を離すことが可能になる。これにより、当該第1〜第7ロープ21〜27が互いに絡まることが抑制され、エレベータを安定して稼動させることが可能になる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態のエレベータについて、図4および図5を用いて説明する。図4は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略部分正面図である。図5は、図4のV−V矢視の一部を示す部分上面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図3)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のロープ絡まり抑制機構30は、2つのローラ部材、すなわち、乗りかご側ローラ部材41および釣合い錘側ローラ部材42を有する。
乗りかご側ローラ部材41は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で乗りかご4よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に乗りかご4側にある。この乗りかご側ローラ部材41の回転軸は、コンペンセーションシーブ8の回転軸に互いに平行に配置される。
乗りかご側ローラ部材41は、乗りかご4側にある第1ロープ21、第3ロープ23、第5ロープ25、および第7ロープ27それぞれを懸架する。これらの第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27は互いに平行に懸架される。
第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、乗りかご4側にある第2ロープ22の当該方向に所定の角度をなすように構成される。
釣合い錘側ローラ部材42は、コンペンセーションシーブ8よりも上方で釣合い錘5よりも下方に配置され、且つ、コンペンセーションシーブ8を中心に釣合い錘5側にある。この釣合い錘側ローラ部材42の回転軸は、乗りかご側ローラ部材41の回転軸に平行に配置される。
釣合い錘側ローラ部材42は、釣合い錘5側にある第2ロープ22、第4ロープ24、および第6ロープ26それぞれを懸架する。これらの第2、第4および第6ロープ22、24、26は互いに平行に懸架される。
第2、第4、および第6ロープ22、24、26がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向それぞれが、釣合い錘5側にある第1ロープ21の当該方向に所定の角度をなすように構成される。
これにより、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施形態に比べて、部品点数が少ないため、コストを低減可能である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態のエレベータについて、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を示す概略上面図である。なお、本実施形態は、第2の実施形態(図4および図5)の変形例であって、第2の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の乗りかご側ローラ部材41および釣合い錘側ローラ部材42には、周方向端面に7つの条溝45が形成される。各条溝45それぞれに、第1〜第7ロープ21〜27が1つずつ懸架される。
これにより、第2の実施形態に比べて、乗りかご側ローラ部材41および釣合い錘側ローラ部材42から第1〜第7ロープ21〜27が外れることを抑制できる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態のエレベータについて、図7および図8を用いて説明する。図7は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を模式的に示す上面図である。図8は、図7のロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等の一部を示す概略部分斜視図である。図8では、ロープ絡まり抑制機構30の第2ローラ52に第2ロープ22が懸架された状態を示している。
本実施形態は、第3の実施形態(図6)の変形例であって、第3の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の乗りかご側ローラ部材41は、第1、第3、第5および第7ロープ21、23、25、27がそれぞれ懸架される第1ローラ51、第3ローラ53、第5ローラ55および第7ローラ57を有する。一方、釣合い錘側ローラ部材42は、第2、第4および第6ロープ22、24、26がそれぞれ懸架される第2ローラ52、第4ローラ54および第6ローラ56を有する。
第1〜第7ローラ51〜57それぞれには、1つのロープが懸架可能な条溝45が形成されている。また、第1〜第7ローラ51〜57それぞれを水平に移動可能な7つのリニアガイド58が設けられている。各リニアガイド58それぞれには、コイルばね59が取り付けられている。
リニアガイド58のうちの1つは、第1ローラ51の回転軸方向に隣接するように配置される。当該第1ローラ51に対応するリニアガイド58は、図8に示す第2ローラ52の回転軸方向に隣接配置されるリニアガイド58と同様に配置される。
第1ローラ51は、当該リニアガイド58に沿って、回転軸に垂直に且つ水平に移動可能である。第1ローラ51に第1ロープ21が懸架されるときに、第1ローラ51は、リニアガイド58に沿って、コンペンセーションシーブ8の回転軸から離れる方向に水平に(図7の左方)に移動する。このとき、リニアガイド58内に配置されたコイルばね59が圧縮される。コイルばね59に所定の圧縮力が作用している状態が保持されて、第1ローラ51の水平移動が停止する。このとき、第1ロープ21がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向が、乗りかご4側にある第2ロープ22の当該方向に所定の角度をなすように構成される。
第3、第5および第7ローラ53、55、57それぞれに、リニアガイド58およびコイルばね59が設けられて、第1ローラ51と同様に水平移動可能に構成されている。
一方、釣合い錘5側では、第2ローラ52の回転軸方向に隣接するように、リニアガイド58が設けられている。当該第2ローラ52は、当該リニアガイド58に沿って、回転軸に垂直に且つ水平に移動可能である。第2ローラ52に第2ロープ22が懸架されるときに、第2ローラ52は、リニアガイド58に沿って、コンペンセーションシーブ8の回転軸から離れる方向に水平に(図7の右方)に移動する。このとき、リニアガイド58内に配置されたコイルばね59が圧縮される。コイルばね59に所定の圧縮力が作用している状態が保持されて、第2ローラ52の水平移動が停止する。このとき、第2ロープ22がコンペンセーションシーブ8に向かって延びる方向が、乗りかご4側にある第1ロープ21の当該方向に所定の角度をなすように構成される。
第4および第6ローラ54、56それぞれに、リニアガイド58およびコイルばね59が設けられて、第1ローラ51と同様に水平移動可能に構成されている。
上記のように構成されたロープ絡まり抑制機構30は、経時変化等により各ロープに伸びが発生したときや、各張力に作用する張力が変動したときに、これらのロープの変化に応じて各コイルばね59の圧縮量が増減する。これにより、当該ロープ絡まり抑制機構30は、第3の実施形態に比べて、各ロープに作用する張力を所定の範囲内に調整することが容易になる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態のエレベータについて、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態のエレベータのロープ絡まり抑制機構30およびコンペンセーションシーブ8等を模式的に示す上面図である。なお、本実施形態は、第4の実施形態(図7および図8)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のロープ絡まり抑制機構30は、コイルばね59の圧縮量等を検出可能な検出手段60を有する。この検出手段60は、スイッチ部61と、このスイッチ部61と通信可能な制御部65と、を有する。
スイッチ部61は、コイルばね59の圧縮量が所定値以下になったときに、その旨を知らせる信号を制御部65に対して出力する。制御部65は、当該信号が入力されたときに、乗りかご4等の移動を停止する等、エレベータの稼動を制限可能に構成されている。
スイッチ部61は、乗りかご側ローラ部材41の側および釣合い錘側ローラ部材42の側それぞれに1つずつ配置される。各スイッチ部61は、正常な状態、すなわち、第1〜第7ローラ51〜57それぞれが所定位置にあり、第1〜第7ロープ21〜27に所定の張力が作用している状態では、常に「ON」の状態が保たれる。
乗りかご側ローラ部材41の側に配置されるスイッチ部61は、第1、第3、第5および第7ローラ51、53、55、57それぞれの位置がコンペンセーションシーブ8の回転軸から離れる方向(図9の左方)へ移動する量が所定値を超えると、当該スイッチ部61の「ON」の状態が解除される。このとき、当該スイッチ部61は、制御部65に対して、「ON」の状態が解除された旨を示す信号を出力する。当該信号が入力された制御部65は、例えば乗りかご4等の移動を停止させる。
釣合い錘側ローラ部材42の側に配置されるスイッチ部61は、第2、第4および第6ローラ52、54、56それぞれの位置がコンペンセーションシーブ8の回転軸から離れる方向(図9の右方)へ移動する量が所定値を超えると、当該スイッチ部61の「ON」の状態が解除される。このとき、当該スイッチ部61は、制御部65に対して、「ON」の状態が解除された旨を示す信号を出力する。当該信号が入力された制御部65は、例えば乗りかご4等の移動を停止させる。
第1〜第7ロープ21〜27がそれぞれ経時変化等により伸びると、各ロープ21〜27に対応するコイルばね59に作用する圧縮量が少なくなる。この場合、各ロープに作用する張力が小さくなり、隣接するロープ同士の距離が小さくなる。ロープ同士の距離が縮まると絡まりやすくなる。
本実施形態のロープ絡まり抑制機構30は、各コイルばね59の圧縮量が所定値よりも小さくなると、スイッチ部61からその旨を示す信号を出力して、当該信号が制御部65に入力される。
これにより、第4の実施形態の効果が得られると共に、第1〜第7ロープ21〜27に作用する張力を管理可能になる。よって、安定したエレベータの稼動が可能になる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1の実施形態で説明した各ローラ部材31〜34に、第3の実施形態で説明した条溝45を形成してもよい。
また、第4および第5の実施形態で説明したリニアガイド58を有するロープ絡まり抑制機構30を、第1の実施形態で説明した各ローラ部材31〜34に用いてもよい。
また、巻上げ機1は、昇降路6の内部に配置してもよい。
1…巻上げ機、2…メインシーブ、3…メインロープ、4…乗りかご、5…釣合い錘、6…昇降路、7…レール、8…コンペンセーションシーブ、10…機械室、20…コンペンセーションロープ、21…第1ロープ、22…第2ロープ、23…第3ロープ、24…第4ロープ、25…第5ロープ、26…第6ロープ、27…第7ロープ、30…ロープ絡まり抑制機構、30a…固定部材、31…第1上側ローラ部材、32…第1下側ローラ部材、33…第2上側ローラ部材、34…第2下側ローラ部材、41…乗りかご側ローラ部材、42…釣合い錘側ローラ部材、45…条溝、51…第1ローラ、52…第2ローラ、53…第3ローラ、54…第4ローラ、55…第5ローラ、56…第6ローラ、57…第7ローラ、58…リニアガイド、59…コイルばね、60…検出手段、61…スイッチ部、65…制御部

Claims (7)

  1. 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
    前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
    前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
    前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
    前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
    前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、
    互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、
    前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、
    を有し、
    前記ローラ部材は、上側ローラ部材と、この上側ローラ部材の下方で且つ前記コンペンセーションシーブの上方に配置された下側ローラ部材と、を含み、
    前記上側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、
    前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、
    前記下側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、
    前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、隣接する前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、
    を特徴とするエレベータ。
  2. 前記上側ローラ部材および下側ローラ部材それぞれは、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に、それぞれ配置されていること、を特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
    前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
    前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
    前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
    前記メインシーブの下方で前記昇降路内を上下移動可能で、前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
    前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンセーションシーブと、
    互いに隣接する第1ロープおよび第2ロープを含む複数のロープを有し、前記各ロープが前記コンペンセーションシーブに懸架されて、前記各ロープの両端がそれぞれ前記乗りかごおよび釣合い錘の下方側端部に接続されるコンペンセーションロープと、
    前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間、および前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間の、少なくとも一方に配置されて、前記第1ロープおよび第2ロープが、前記コンペンセーションシーブに向かって延びるそれぞれの方向が互いに所定に角度をなすように、且つ前記第1ロープに所定の張力が作用するように懸架されたローラ部材と、
    を有し、
    前記ローラ部材は、前記コンペンセーションシーブと前記乗りかごとの間に配置された乗りかご側ローラ部材と、前記コンペンセーションシーブと前記釣合い錘との間に配置された釣合い錘側ローラ部材と、を含み、
    前記乗りかご側ローラ部材は、前記第1ロープを含み、且つ互いに隣接する前記ロープを含まない第1ロープ群を懸架するように構成されて、
    前記乗りかご側にある前記第1ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記乗りかご側にある前記第2ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されて、
    前記釣合い錘側ローラ部材は、前記第2ロープを含み、且つ前記第1ロープ群を構成する前記ロープとは別のロープからなる第2ロープ群を懸架するように構成されて、
    前記釣合い錘側にある前記第2ロープ群を構成する前記各ロープの前記コンペンセーションシーブに向かって延びる方向それぞれが、前記釣合い錘側にある前記第1ロープの当該方向に所定の角度をなすように構成されていること、
    を特徴とするエレベータ。
  4. 前記ローラ部材は、
    それぞれに前記ロープが1つずつ懸架されて、回転軸方向に配列された複数の単ローラと、
    前記各単ローラそれぞれを水平方向に移動可能な複数のリニアガイドと、
    前記各単ローラそれぞれが水平方向に移動したときに、それぞれが水平方向に弾性力が作用するように構成された複数の弾性部材と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ。
  5. 前記ローラ部材は、前記弾性部材の圧縮量を検出する検出手段を有し、
    前記検出手段で所定の圧縮量を超えたことを検出したときに、前記乗りかごの上下移動を停止可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
  6. 前記弾性部材は、水平方向の圧縮するコイルばねであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のエレベータ。
  7. 前記ローラ部材は、前記コンペンセーションロープを構成する前記各ロープがそれぞれ懸架される条溝が形成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のエレベータ。
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