JP5504116B2 - ロール形ウエットティッシュの供給器 - Google Patents
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Description
即ち、特許文献1の従来品は、ロール形ウエットティッシュの乾燥を防止できるように形成した上ケースと下ケースとでなり、また特許文献2の従来品は、ロール形ウエットティッシュを入れる容器と、この容器を壁等に取り付けるためのホルダーとを備えて形成されていた。
また特許文献3の従来品は、ロール形ウエットティッシュを予めパトローネ状のカセットに入れ、このカセットを装填する装填部を備えて形成されていた。
従って、この種のティッシュを収納する容器は、ティッシュを軽く、小さな力で円滑に引き出すことができるよう形成されているのが望ましい。
しかるに、特許文献1の従来品は、ティッシュを単にケースに納める構造であったから、これによると、ケースの内周面との接触摩擦により、ティッシュを軽く楽に、且つ円滑に引き出すことができなかった。
従ってこれによると、ティッシュを容器に入れる手間暇や、この容器をホルダーに取り付ける手間暇がかかり、またティッシュを使い切ったときは、容器をホルダーから取り出し、その後、新品を入れて、再度、ホルダーに取り付け直す手間暇がかかり、使用上、煩雑で使い勝手が悪いものであった。
またこの従来品の場合は、ロール形ウエットティッシュを容器内の軸部に嵌め挿して装着する構造であった。従ってこれによると、円筒状の軸心を有するロール形ウエットティッシュしか使用することができない、という不便があった。
またこの従来品は、カセットを使い捨てる方式のため、これによると、カセットの廃棄に手間暇がかかり、またランニングコストが高くつき、不経済で使い勝手が悪い、という問題点があった。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、軸部の有無に関係なく、軽く、小さな力で、円滑に引き出すことができ、またティッシュの交換等を簡単、迅速にでき、ランニングコストを抑えることができるよう形成したロール形ウエットティッシュの供給器を提供することにある。
即ち本発明は、図1等に示されるように、ロール形ウエットティッシュ1を、その軸芯1aを横にして入れるための上面開口状の収納部2と、この収納部2の開口2aを覆うカバー3とを備え、上記の収納部2が気密容器状に形成され、この収納部2の底に、ロール形ウエットティッシュ1を水平に支持する支持ローラ4が、ロール形ウエットティッシュ1の軸芯1aに沿って複数設けられ、また収納部2の内周壁で器具本体5の前側にあたる上端位置に、ロール形ウエットティッシュ1を収納部2の外側に反らして案内する案内ローラ6が、上記の支持ローラ4と平行状に設けられ、また上記のカバー3の下面に、上記の収納部2の開口2aを塞いで収納部2を密閉すると共に、収納部2の前側上端と協働してロール形ウエットティッシュ1の引き出し口7をスリット状に形作る蓋部8が設けられ、この蓋部8と上記の収納部2との当接箇所である、収納部2の開口2aの周囲に、パッキン9が設けられ、気密容器状の収納部2が、上記の蓋部8で密閉可能に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
なぜならこれによると、ロール形ウエットティッシュ1の引き出し操作を、電動で簡単、且つ楽にできるだけではなく、ウエットティッシュ1を送り出しローラ群10で送るとき、押さえローラ群16がウエットティッシュ1を押さえながら回転するため、紙詰まりを起こすことなく、確実、且つ円滑に紙送りできるからである。
なぜならこれによると、起立状部材18によってロール形ウエットティッシュ1の引き出し端1bを前後に導いて折り重ねることができ、使う際に折り畳む手間暇を省略でき、使い勝手が良くなるからである。起立状部材18は、具体的には断面直角三角形や二等辺三角形に形成したり、器具本体5の前後方向の何れか一方に平板を傾けることにより形成される。
なぜならこれによると、引き出し端1bを、紙受け17の底面に当たる前の段階で、上記の箇所20によって受け止め、起立状部材18の上端を介して反対側に早い段階で確実に導くことができ、折り返し動作の確実化、円滑化を図ることができるからである。
なぜならこれによると、受け止める箇所20が部分的に突き出されている場合に比べ、引き出し端1bを安定的に受け止めることができ、引き出し端1bの折り返し動作をより確実化できるからである。なお、受け止める箇所20は、具体的には例えば横樋状に形成されたり、突き出し幅が短い状態で上向き傾斜板状に形成されることで実現される。
また、これによれば、ティッシュを入れる容器を一掃でき、ティッシュの交換等も簡単、迅速にできる。また、従来のパトローネ状の使い捨てカセットを使用する場合に比べ、カセットの廃棄の手間隙を一掃でき、ランニングコストを低廉化できる。
従って本発明によれば、支持ローラでロール形ウエットティッシュとの摩擦抵抗を低減でき、軽く小さな力で円滑にティッシュを引き出すことができる。
従って本発明の場合は、ティッシュの引き出し端をロール形ウエットティッシュの上から被さるように引き出す、通常の引き出し方式に比べ、ティッシュを引き出すときの力で、ロール形ウエットティッシュを上から押さえ付けることがない。
従ってこれによれば、湿って重たい状態のこの種のティッシュを、この点でも、軽く、小さな力で、円滑に引き出すことができる。
本発明は、図1等に示されるように、ロール形ウエットティッシュ1を、その軸芯1aを横にして入れるための上面開口状の収納部2と、この収納部2の開口2aを覆うカバー3とを備えて形成されている。収納部2とカバー3は、この実施形態では合成樹脂材で成形されている。
先ず使用者は、図1、図4等に示されるように、カバー3を開き、次にロール形ウエットティッシュ1を収納部2に入れる。そして、ロール形ウエットティッシュ1の引き出し端1bを、収納部2の前側から引き上げ、案内ローラ6で外側に返して最上段の送り出しローラ10aの外側を回して、中段の送り出しローラ10b、最下段の送り出しローラ10cの前側に垂らす。
また本発明は、例えば収納部2内の支持ローラ4、4の間に、ヒータを設け、加温した暖かい状態のウエットティッシュ1を引き出しできるよう形成されているのでも良い。
1a 軸芯
2 収納部
2a 開口
3 カバー
4 支持ローラ
5 器具本体
6 案内ローラ
7 引き出し口
8 蓋部
9 パッキン
Claims (5)
- ロール形ウエットティッシュを、その軸芯を横にして入れるための上面開口状の収納部と、この収納部の開口を覆うカバーとを備え、上記の収納部が気密容器状に形成され、この収納部の底に、ロール形ウエットティッシュを水平に支持する支持ローラが、ロール形ウエットティッシュの軸芯に沿って複数設けられ、また収納部の内周壁で器具本体の前側にあたる上端位置に、ロール形ウエットティッシュを収納部の外側に反らして案内する案内ローラが、上記の支持ローラと平行状に設けられ、また上記のカバーの下面に、上記の収納部の開口を塞いで収納部を密閉すると共に、収納部の前側上端と協働してロール形ウエットティッシュの引き出し口をスリット状に形作る蓋部が設けられ、この蓋部と上記の収納部との当接箇所である、収納部の開口の周囲に、パッキンが設けられ、気密容器状の収納部が、上記の蓋部で密閉可能に形成されていることを特徴とするロール形ウエットティッシュの供給器。
- 請求項1記載のロール形ウエットティッシュの供給器であって、電動で回転してロール形ウエットティッシュの引き出し端を送り出す送り出しローラ群が、収納部の前側に案内ローラと平行状に設けられ、この送り出しローラ群と協働して上記の引き出し端を挟み付けて送る押さえローラ群が、カバーの前側下端の内側に設けられていることを特徴とするロール形ウエットティッシュの供給器。
- 請求項2記載のロール形ウエットティッシュの供給器であって、送り出しローラ群の下方に、ロール形ウエットティッシュの引き出し端を受ける紙受けが設けられ、この紙受けが、上記の引き出し端を器具本体の前後方向に振り分ける起立状部材を、器具本体の左右方向に沿って横長状に備え、この起立状部材の前後の少なくとも一面が、上向き傾斜の傾斜面に形成されていることを特徴とするロール形ウエットティッシュの供給器。
- 請求項3記載のロール形ウエットティッシュの供給器であって、起立状部材の傾斜面に、この傾斜面に導かれて滑り落ちるロール形ウエットティッシュの引き出し端を受け止める箇所が、傾斜面から突き出されて形成されていることを特徴とするロール形ウエットティッシュの供給器。
- 請求項4記載のロール形ウエットティッシュの供給器であって、ロール形ウエットティッシュの引き出し端を受け止める箇所が、起立状部材の左右方向に延ばされて形成されていることを特徴とするロール形ウエットティッシュの供給器。
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