JP5501513B1 - 採光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光取得機構から取得し導いた太陽光が導光機構の下部で焦点化することを抑制及び回避し、室内により均質な光を照射する照射機構を装備する採光装置等を提供すること。
【解決手段】垂下するほど太くなる第四反射体340と、前記第四反射体と導光パイプ210との間に設け上下方向に可動する第五反射体341とで構成する照度調整機構342を備え、前記導光パイプの下部で反射光が円弧状に焦点化することを抑制及び回避し、導光機構を経由した光を照明に適する光にして室内等の必要空間に照射する採光装置を提供する。
【選択図】図10

Description

本願発明は、建物外部(屋根面など)より取得した太陽光を導光し建物内部(室内など)を照射する採光装置に関するものである。
従来から、建物の屋根面の上部に設置した採光口から太陽光を取り入れ、取り入れた光を天井面まで導き、天井面に取り付けた光透過型拡散体又は光拡散性を有する光拡散ルーバを通じて、室内に均質な光を照射する採光装置が存在する(特許文献1)。
特開2000−173324号公報
上述した様に、屋根面の上部に設置した採光口から太陽光を取り入れ、取り入れた光を導き、室内に均質な光を照射する採光装置は存在する。しかしながら、採光口などの太陽光取得機構や室内に均質な光を照射する照射機構に関してさらなる改良の余地があるものと考える。また、その他の機構を付加することによる改良の余地もあるものと考える。
そこで、本願発明では、取得し導いた太陽光が導光機構の下部で焦点化することを抑制し室内に、より均質な光を照射する照射機構を装備する採光装置を提供することを1つの課題とする。
また、本願発明では、できるだけ多量の太陽光を取得する太陽光取得機構を装備する採光装置を提供することをもう1つの課題とする。
本願発明の採光装置は、上述の課題を解決するために、少なくとも所定の反射体を包含し太陽光を取得するために建物外部に突出設置する太陽光取得機構と、少なくとも導光パイプを包含し前記太陽光取得機構により取得した光を必要空間に導く導光機構と、前記導光機構の下方で光が焦点化することを抑制し均質な光を必要空間に照射する照射機構と、を有し、前記照射機構として、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を少なくとも備える採光装置を提供する。
また、本願発明の採光装置は、上述の課題を解決するために、少なくとも円弧湾曲形状の第一反射体と、前記第一反射体よりも上部にかつ前記第一反射体の円弧湾曲凹面とは異なる1又は複数の方位に向けて反射面を配備した第二反射体とで構成する反射体を包含し太陽光を取得するために建物外部に突出設置する太陽光取得機構と、少なくとも導光パイプを包含し前記太陽光取得機構により取得した光を必要空間に導く導光機構と、前記導光機構の下方で光が焦点化することを抑制し均質な光を必要空間に照射する照射機構と、を有し、前記照射機構として、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を少なくとも備える採光装置を提供する。
また、本願発明の採光装置は、上述の課題を解決するために、少なくとも円弧湾曲形状の第一反射体と、前記第一反射体よりも上部にかつ前記第一反射体の円弧湾曲凹面とは異なる1又は複数の方位に向けて反射面を配備した第二反射体とで構成する反射体を包含し太陽光を取得するために建物外部に突出設置する太陽光取得機構と、少なくとも導光パイプを包含し前記太陽光取得機構により取得した光を必要空間に導く導光機構と、前記導光機構の下方で光が焦点化することを抑制し均質な光を必要空間に照射する照射機構と、を有し、前記照射機構として、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を少なくとも備え、前記太陽光取得機構を構成する反射体を覆う円筒形状の透光カバーを付加した採光装置であって、前記透光カバーに沿って円弧湾曲する前記第一反射体の端部を前記透光カバーに当接させてより多くの太陽光を取得可能にした採光装置を提供する。
また、本願発明の採光装置は、上述の課題を解決するために、少なくとも反射体を包含し太陽光を取得するために建物外部に突出設置する太陽光取得機構と、少なくとも導光パイプを包含し前記太陽光取得機構により取得した光を必要空間に導く導光機構と、前記導光機構の下方で光が焦点化することを抑制し均質な光を必要空間に照射する照射機構と、を有し、前記照射機構として、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を少なくとも備え、建物内部から太陽光取得機構及び導光機構が一体的に取り外し可能である採光装置を提供する。
本願発明の採光装置は、建物内部の必要空間に均質な光を照射するために当該必要空間又は当該必要空間と連通する空間に配備する照射面(天井面カバー)と、前記導光パイプの端部と連設し下方に垂下するほど直径が大きくなる照射反射体とを包含する照射機構を備えているため、取得し導いた太陽光が導光機構の下部で焦点化することを抑制し、建物内部の必要空間(室内など)に均質な光を照射することができる。また、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を備えるため、反射光が円弧状に焦点化することを回避できる。
また、本願発明の採光装置は、所定の第一反射体及び第二反射体を配備しているため、太陽の方位又は高度が何れに移動したとしても可能な限り太陽光を取得することができる。
また、本願発明の採光装置は、第一反射体の端部が外側に広がっているため、前記第一反射体の端部を経由した反射光も取得することが可能となり、その結果、より多量の太陽光を取得することができる。
また、本願発明の採光装置は、建物内部より取り外しが可能であるため、建物外部(屋根面など)の作業を減らすことができ、保守性等が向上する。
図1は、実施例1の採光装置の全体図である。 図2は、実施例1の太陽光取得機構を北方位からみた拡大図である。 図3は、実施例1の太陽光取得機構を東方位からみた拡大図である。 図4は、実施例1の照射機構の拡大断面図である。 図5は、冬至の日照射範囲方位を示した図である。 図6は、夏至の日照射範囲方位を示した図である。 図7は、第四反射体を装備する場合の反射導光状態(拡散状態)を示す図である。 図8は、第四反射体を装備しない場合の反射導光状態を示す図である。 図9は、第四反射体を装備しない場合の焦点化状態を示す図である。 図10は、実施例2の照射機構の拡大断面図である。 図11は、実施例2の照射機構の変形例の拡大断面図である。 図12は、実施例3の採光装置の全体図である。 図13は、実施例3の太陽光取得機構を北方位からみた拡大図である。 図14は、実施例3の太陽光取得機構を東方位からみた拡大図である。 図15は、実施例3の太陽光取得機構(透投カバーあり)を真上(天面)方向からみた拡大図である。
本願発明の採光装置を工場又は住宅等の建物外部(屋根面など)と建物内部の必要空間(室内など)との間に設置して使用する。
実施例1の採光装置の構成について、図1から図9に従い説明する。
採光装置(1)は、屋根面(B)の上部に突出設置する太陽光取得機構(10)と、前記太陽光取得機構から取得した光を均質にして室内に照射する照射機構(30)と、前記太陽光取得機構と前記照射機構とを垂直に接続し太陽光を導く導光機構(20)と、消防法、建築基準法に準拠した防火機構(70)と、で構成する(図1)。
前記太陽光取得機構(10)は、屋根面(B)よりも上部に取り付けた第一反射体(120)と、前記第一反射体の最も高い部分(T1)よりも上部に取り付けた第二反射体(130)と、前記第一反射体及び前記第二反射体を支持する逆L字形状の第一及び第二反射体支持具(140)と、で構成する(図1)。
前記第一反射体(120)の形状について、湾曲形状でかつ正面視略四角形状としている。
前記第一反射体(120)の湾曲した凹面は、鏡面加工を施している。
前記第二反射体(130)の取り付け状態について、鳥の両翼の様に中央部から端部に向けて位置が高くなる様に傾斜させて取り付けている。前記傾斜角度について、地上水平面に対して45度の傾斜角度としている。
前記第二反射体(130)の形状について、円筒を半分にした様な湾曲形状としている。
前記第二反射体(130)の湾曲した凹面は、鏡面加工を施しており、これにより、集光能力も発揮される。
前記第二反射体(130)の反射面方位について、後述する導光パイプ(210)の軸心(X)回りに前記第一反射体の湾曲凹面の中央部分を90度水平回転させた方位に前記第二反射体(130)の反射面である凹面が向く様に配備している。また、前記導光パイプの軸心(X)回りに前記第一反射体の湾曲凹面の中央部分を270度水平回転させた方位にも前記第二反射体(130)の反射面である凹面が向く様に配備している(図1から図3)。したがって、前記第一反射体(120)の湾曲凹面の中央部分を真南方位に設置した場合、前記第二反射体(130)の凹面は真東方位及び真西方位に向く。
前記第二反射体(130)は、湾曲した凹面を東方位及び西方位に向けて設置して、主に太陽高度が低いときの直達日射を凹面で反射し、前記導光機構(20)へと導く反射体である。
前記第一及び第二反射体支持具(140)の最上端の高さ位置(T4)について、前記第一反射体(120)の最も高い部分(T1)よりも高い位置にする必要がある(図3)。
本構成による太陽光取得機構(10)を採用すると、前記第一反射体(120)及び前記第二反射体(130)の全体を覆う透光カバー付加コストを低減することができる。
前記太陽光取得機構(10)を構成する部材として、前記第一反射体(120)及び前記第二反射体(130)の全体を覆う樹脂製の透明な透光カバー(110)を追加しても良い。当該透光カバー(110)を装備することにより、風雨から前記第一反射体(120)及び前記第二反射体(130)を守ることができ耐久性が向上する(図13)。本構成による採光装置については、後述する実施例3にて詳細を説明する。
また、前記透光カバーを追加した場合の前記第一反射体(120)の取り付け状態について、両端部が前記透光カバー(110)に当接し、かつ、前記透光カバーに沿って湾曲した状態とすることが好ましい(図15)。本構成による採光装置については、後述する実施例3にて詳細を説明する。
前記導光機構(20)は、円筒形状の導光パイプ(210)と、前記導光パイプ(210)の内側面に沿って装備する第三反射体(230)と、で構成する(図1)。
前記導光パイプ(210)は、導光パイプ取付座(220)に固着する。
前記第三反射体(230)は、前記導光パイプ(210)の凹側面(軸心側)を鏡面加工した反射体であり、前記第一反射体又は前記第二反射体によって反射し導かれる太陽光あるいは直接取得する太陽光の光量の減衰を抑制しながら前記照射機構(30)へと導くことができる(図1)。
なお、本実施例の導光機構(20)を構成する前記導光パイプ(210)は、前記太陽光取得機構(10)と前記照射機構(30)とを垂直に接続しているが、垂直接続に限定されず、太陽光の光量の著しい減衰を生じさせない接続であれば、曲げ、水平、傾斜等にも接続することができるものとする。
前記照射機構(30)は、建物内部の必要空間である室内に配備する照射面である天井面カバー(310)と、前記天井面カバーの内側(内部空間)に装備する光拡散板(320)と、前記天井面カバーと前記光拡散板との間に取り付け紫外線及び熱を減少させるUVカットフィルム(330)と、前記導光パイプの下端側と前記光拡散板との間に装備する導光シュート(350)と、前記導光シュートの内側に取り付けられた下方に垂下するほど直径が長くなる第四反射体(340)と、で構成する(図4)。
前記天井面カバー(310)について、前記天井面(A)から室内(R)側に突出配備しているが、前記導光パイプ(210)により導かれた光を室内(R)側へ照射することができる形状及び取り付け状態であれば良く、例えば、室内(R)と連通した空間に凹んだ形状及び取り付け状態でも良い(図4)。
なお、前記天井面カバー(310)について、光の分散化が容易な凹凸をつけるとともに、中央部は室内の照度が落ちないように透過率が高い透明樹脂を使用している。
前記第四反射体(340)の前記導光パイプ側の形状について、前記導光パイプの直径(C)よりも僅かに直径が長い円筒形状であり、一定の長さで垂下する(図4)。
前記第四反射体(340)の反導光パイプ側の形状について、前記導光パイプから離れるほど円筒形状の直径が長く広がる拡散形状(截頭逆さ椀形状)である(図4)。
前記第四反射体(340)の前記導光パイプ側の底端部と反導光パイプ側の上端部とは、その境界部で光が漏えいしない様に接続しているが、一枚の板状体を加工(折曲、延伸など)し一体成形したものでも良い(図4)。
前記第四反射体(340)は、内面側(反導光シュート側)を鏡面加工した反射体であり、建物内部の必要空間に均質な光を照射するために設けられる。
前記第四反射体(340)と前記導光パイプ(210)の底端部とは連設しているが、本願発明において連設とは、前記導光パイプにより導かれた光の漏えいによる光量の減衰を防止しつつ接続した状態を示すものとする(図4)。
また、前記第四反射体(340)は、前記光拡散板(320)に当接して取り付けることが好ましい(図4)。
なお、前記第四反射体(340)は、前記導光パイプ(210)内において工作状の切り欠きや凹凸などにより光の乱反射が生じても均質な光にする。
前記防火機構(70)は、押工板及び耐熱パッキンにより前記導光パイプ取付座(220)に固着した網入で透明の防火ガラス(710)などで構成する(図1)。
次に、太陽光の取得作動について、図2及び図3に従い手前側が真南、右側が真東、左側が真西、奥側が真北であることを前提に以下、説明する。
東方位(図2で示す右側方向)から太陽が昇ってくると直達日射が、地表の水平面に対して45度傾斜して配備された一方の第二反射体(130)の湾曲凹面に入射する。
東方位に太陽が位置するとき、前記第二反射体(130)の湾曲凹面が東方位に向いているため多量の太陽光を取得することができる。また、太陽の高度が低いので、前記第一反射体(120)の湾曲した一方の端部にも太陽光が入射する。
前記第二反射体(130)の凹面及び前記第一反射体(120)の湾曲した一方の端部に入射した太陽光は、反射し、導光パイプ(210)に導かれる。
その後、南方位(図2で示す手前側方向)に太陽が移動すると直達日射は、前記第一反射板(120)の凹面全体に入射する。前記第一反射体(120)の最も高い部分(T1)と前記第二反射体(130)とは高さ方向について一定の距離(T2)が設けているため、太陽高度が高い南方位に太陽が移動した場合であっても前記第二反射体(130)が直達日射を遮ることなく、前記第一反射体(120)の全体に直達日射が入射する(図2及び図3)。
前記第一反射体(120)の全体に入射した太陽光は、反射し、前記導光パイプ(210)に導かれる。
さらにその後、西方位(図2で示す左側方向)に太陽が移動すると直達日射は、地表の水平面に対して45度傾斜して配備された他方の第二反射体(130)の湾曲凹面に入射する。
西方位に太陽が位置するとき、前記第二反射体(130)の湾曲凹面が西方位に向いているため多量の太陽光を取得することができる。また、太陽の高度が低いので、前記第一反射体(120)の湾曲した他方の端部にも太陽光が入射する。
前記第二反射体(130)の凹面及び前記第一反射体(120)の湾曲した他方の端部に入射した太陽光は、反射し、導光パイプ(210)に導かれる。
上述の様に、いずれの方位(方向)、いずれの高度からの太陽光であっても、前記導光パイプ(210)に導かれる。例えば、入光角0度以上30度未満の太陽光で前記第二反射体(130)に入光した光は全て前記導光パイプ(210)へ導かれ、入光角30度以上45度未満の太陽光で前記第二反射体(130)の湾曲凹面又前記第一反射体(120)に入光した光も大部分が前記導光パイプ(210)へ導かれる。
したがって、前記第一反射体(120)及び前記第二反射体(130)は太陽を追尾しなくとも、全ての方位、全ての高度からの太陽光の取得が可能となり、多量の太陽光を取得することができる。
太陽高度及び方位は、観測場所、季節(時期)及び時間によって変化するが参考として北海道夕張市の冬至又は夏至のデータを図5及び図6に示す。
冬至には、9時に太陽高度16度、方位147.5度、10時に太陽高度22度、方位157.5度、11時に太陽高度23度、方位172.5度、12時に太陽高度24度、方位187.5度、13時に太陽高度26度、方位202.5度、14時に太陽高度16度、方位215度、15時に太陽高度8度、方位230度、16時に太陽高度0度、方位240度、の様に変化し(図12)、夏至には、9時に太陽高度53度、方位127.5度、10時に太陽高度63度、方位127.5度、11時に太陽高度69度、方位157.5度、12時に太陽高度70度、方位200度、13時に太陽高度64度、方位230度、14時に太陽高度55度、方位247.5度、15時に太陽高度44度、方位262.5度、16時に太陽高度33度、方位272度、17時に太陽高度22度、方位280度、の様に変化した。
上記のデータに基づくと、最小方位(F)である127.5度から最大方位(G)である280度(最小太陽高度は0度で最大太陽高度は70度)の太陽光(日照範囲)を受光(取得)できれば、多量の太陽光を取得できることが予想できる。
次に、室内への均質な照射イメージについて、図4及び図9に従い説明する。
第一反射体又は第二反射体から導光パイプ(210)に導かれた光は、前記導光パイプ(210)の端部と連設された前記第四反射体(340)の前記導光パイプ(210)の直径よりも僅かに長い円筒形状部分を経由し、当該部分に接続した前記第四反射体(340)の拡散形状部分で拡散され拡散板(320)に到達する(図4)。
前記拡散板(320)に到達した光は、UVカットフィルム(330)で紫外線及び近赤外線を吸収され、天井面カバー(310)を介して室内(R)側に照射され照明として利用される。
光の到達位置と照度などについて、前記第四反射体(340)を装備することにより、反導光パイプ側で光が拡散し(光線の到達位置が拡散し焦点化が一定程度抑制される)、室内側には均質な光が照射される(図7)。
なお、前記第四反射体(340)を装備しない場合には、導光パイプに導かれた光は円弧状に反射し、導光パイプ(210)の下方で光が拡散せず(光線の到達位置が拡散布せず)光が円弧状に焦点化する(図8及び図9)。焦点化をした部分には熱が生じるため前記拡散板や前記天井面カバーを劣化させる要因となる。
実施例2の採光装置は、照射機構に照度調節機構を備える採光装置である。その構成について、図10及び図11に従い実施例1と異なる部分のみを説明する。
照射機構(30)は、室内に配備する照射面である天井面カバー(310)と、前記天井面カバーの内側(内部空間)に装備する光拡散板(320)と、前記天井面カバーと前記光拡散板との間に取り付け紫外線及び近赤外線を減少させるUVカットフィルム(330)と、前記光拡散板の直上に配備され両端が開口し上方に向かうほど直径が短くなる第四反射体(340)及び前記第四反射体の上端開口部から導光パイプ(210)に至るまでの長さ(高さ)を有し垂直方向(上下方向)に可動する第五反射体(341)からなる照度調節機構(342)と、で構成する(図10)。
前記第五反射体(341)は、前記第四反射体の上端開口部に嵌め入れられる。
前記第五反射体(341)について、内面を鏡面加工しており光を反射するようになっている。
前記照度調節機構(342)について、本実施例では前記第五反射体(341)を垂直方向に上昇又は下降することにより、前記光拡散板(320)及び前記天井面カバー(310)へ到達する反射光の位置又は量を調節可能な構成であるが、同様の調節が可能な機構にも代替えできるものとする。
例えば、図11で示すような一定の間隔を開けて配置した截頭逆さ扇形状の4枚の内側反射片(340b)と、前記内側反射片相互間の隙間を覆うように外側に配置した截頭逆さ扇形状の4枚の外側反射片(340a)とからなり、第四反射体自体の仰角を大きく又は小さく調節することにより、前記光拡散板及び前記天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節可能な第四反射体(340)などである。
次に、照度調節機構による焦点化回避及び照度調節作動について、図10に従い説明する。
導光パイプ(210)の下部で反射光が円弧状に焦点化している場合には、照度調節機構(342)を構成する第五反射体(341)の位置を上昇(又は下降)する。
前記第五反射体(341)の位置を上昇(又は下降)することにより、第四反射体(340)或いは光拡散板及び天井面カバーに入射する反射光の位置が変化するため、拡散され焦点化が回避される。また、光が拡散するため照度を均一(均質)にすることができる。
焦点化が回避できる結果、熱による前記拡散板や前記天井面カバーの劣化を防止することにもなる。
実施例3の採光装置は、円筒形透光カバーを付加し風雨から第一反射体及び第二反射体を守ることができ耐久性を向上させた採光装置である。その構成について、図12から図15に従い実施例1との変更点についてのみ説明する。
採光装置(1)は、屋根面(B)の上部に突出設置する太陽光取得機構(10)と、前記太陽光取得機構から取得した光を均質にして室内に照射する照射機構(30)と、前記太陽光取得機構と前記照射機構とを垂直に接続し太陽光を導く導光機構(20)と、当該採光装置内部への水分の流入を防止する防水機構(60)と、消防法、建築基準法に準拠した防火機構(70)と、で構成する(図12)。
前記太陽光取得機構(10)は、屋根面(B)の上部に突出設置する樹脂製で透明な円筒形透光カバー(110)と、前記透光カバー内部の下端部近傍に取り付けた第一反射体(120)と、前記透光カバー内部で、かつ、前記第一反射体の最も高い部分(T1)よりも上部に取り付けた第二反射体(130)と、前記第一反射体及び前記第二反射体を支持する側面視逆L字形状の第一及び第二反射体支持具(140)と、で構成する(図14)。
前記第一反射体(120)の最も高い部分(T1)から前記第二反射体(130)までの距離(T2)について、より多量の太陽光を取得するために導光パイプ(210)の直径(C)の2分の1以上であることが好ましい(図14)。
前記第一反射体(120)の取り付け状態について、両端部が前記透光カバー(110)に当接し、かつ、当該透光カバー(110)に沿って円弧湾曲した状態とすることが好ましい(図15)。
前記導光パイプ(210)の直径(C)は、前記第一反射体(120)の底端部相互を直線で結ぶ仮想直線(E)よりも短い(図15)。言い換えると、前記第一反射体(120)の底端部相互を直線で結ぶ仮想直線(E)が前記導光パイプ(210)の直径(C)よりも長いため、より多量の太陽光を取得することができる。
つまり、前記第一反射体(120)の形状は、両端部(120a、120b)以外の部分が前記透光カバー(110)内側面に沿った円弧湾曲形状であり、両端部(120a、120b)が前記透光カバーに当接する、外側(前記透光カバー)に開いた形状である。さらに、外側に開いた両底端部相互を直線で結ぶ仮想直線(E)が前記導光パイプ(210)の直径(C)よりも長いということは、前記導光パイプ(210)のみでは受光できない範囲の太陽光を前記第一反射体(120)の両端部(120a、120b)で反射して取得できるということであり、より多くの太陽光を取得することができる(図13及び図15)。
前記防水機構(60)は、換気外筒の天面裏側に固着し内径に雌ネジを設けた螺着受具(610a)と前記雌ネジに対応した雄ネジ(610b)とからなる螺着具(610)と、前記換気外筒と前記導光パイプ取付座(220)との隙間に装着する防水シール(620)と、から構成する(図12)。
前記螺着具(610)は、前記雄ネジ(610b)により導光パイプ取付座(220)と螺着受具(610a)とを室内側からネジ止めすることにより、導光パイプ取付座(220)と前記換気外筒とを固着するものである。したがって、前記螺着具(610)を構成する前記雄ネジ(610b)の取り外しにより、太陽光取得機構(10)及び導光機構(20)が一体的に室内から取り外しが可能となり、保守性が向上する。また、屋根上で行わざるを得ない高所作業を減らすこともできるため、作業員の危険も低減する(図12)。
次に、太陽光の取得作動について、図13及び図14に従い手前側が真南、右側が真東、左側が真西、奥側が真北であることを前提に以下、説明する。
東方位(図13で示す右側方向)から太陽が昇ってくると直達日射が、地表の水平面に対して45度傾斜して配備された一方の第二反射体(130)の湾曲凹面に入射する。
東方位に太陽が位置するとき、前記第二反射体(130)の湾曲凹面が東方位に向いているため多量の太陽光を取得することができる。
また、太陽の高度が低いので、前記第一反射体(120)の湾曲した一方の端部(120a)にも太陽光が入射する。
前記第二反射体(130)の凹面及び前記第一反射体(120)の湾曲した一方の端部(120a)に入射した太陽光は、反射し、導光パイプ(210)に導かれる。
その後、南方位(図13で示す手前側方向)に太陽が移動すると直達日射は、前記第一反射板(120)の凹面全体に入射する。前記第一反射体(120)の最も高い部分(T1)と前記第二反射体(130)とは高さ方向について一定の距離(T2)が設けているため、太陽高度が高い南方位に太陽が移動した場合であっても前記第二反射体(130)が直達日射を遮ることなく、前記第一反射体(120)の全体に直達日射が入射する(図14)。
前記第一反射体(120)の全体に入射した太陽光は、反射し、前記導光パイプ(210)に導かれる。
さらにその後、西方位(図13で示す左側方向)に太陽が移動すると直達日射は、地表の水平面に対して45度程度傾斜して配備された他方の第二反射体(130)の湾曲凹面に入射する。
西方位に太陽が位置するとき、前記第二反射体(130)の湾曲凹面が西方位に向いているため多量の太陽光を取得することができる。
また、太陽の高度が低いので、前記第一反射体(120)の湾曲した他方の端部(120b)にも太陽光が入射する。
前記第二反射体(130)の凹面及び前記第一反射体(120)の湾曲した他方の端部(120b)に入射した太陽光は、反射し、導光パイプ(210)に導かれる。
上述の様に、太陽の方位又は高度が何れに移動したとしても前記導光パイプ(210)に導かれる。したがって、前記第一反射体(120)及び前記第二反射体(130)は太陽を追尾しなくとも、全ての方位、全ての高度からの太陽光の取得が可能となり、多量の太陽光を取得することができる。
本願発明の採光装置は、多量の太陽光を取得できるとともに減衰を抑制しつつ室内に均質の光を照射できる優れた採光装置であるので、産業上の利用性を有する。
1 採光装置
10 太陽光取得機構
110 透光カバー
120 第一反射体
120a 第一反射体の一方の端部
120b 第一反射体の他方の端部
130 第二反射体
140 第一及び第二反射体支持具
20 導光機構
210 導光パイプ
220 導光パイプ取付座
230 第三反射体
30 照射機構
310 天井面カバー(照射面)
320 拡散板
330 UVカットフィルム
340 第四反射体
340a 外側反射片
340b 内側反射片
340c 第四反射体の導光パイプ側
340d 第四反射体の反導光パイプ側
341 第五反射体
342 照度調整機構
350 導光シュート
60 防水機構
610 螺着具
610a 螺着受具
610b 雄ネジ
620 防水シール
70 防火機構
710 防火ガラス
A 天井面
B 屋根面
C 導光パイプの直径
E 第一反射体の底部相互を結ぶ仮想直線
T1 第一反射体の最も高い部分
T2 T1から第二反射体底部までの距離
T3 上部第二反射体と下部第二反射体との間の距離
X 導光パイプの軸心

Claims (4)

  1. 少なくとも反射体を包含し太陽光を取得するために建物外部に突出設置する太陽光取得機構(10)と、
    少なくとも導光パイプを包含し前記太陽光取得機構により取得した光を必要空間に導く導光機構(20)と、
    前記導光機構の下方で光が焦点化することを抑制し均質な光を必要空間に照射する照射機構(30)と、
    を有し、
    前記照射機構として、光拡散板又は天井面カバーへ到達する反射光の位置又は量を調節する照度調節機構を少なくとも備える採光装置。
  2. 前記太陽光取得機構を構成する反射体として、円弧湾曲形状の第一反射体と、前記第一反射体よりも上部にかつ前記第一反射体の円弧湾曲凹面とは異なる1又は複数の方位に向けて反射面を配備した第二反射体と、で構成する請求項1に記載の採光装置。
  3. 前記太陽光取得機構を構成する反射体を覆う円筒形状の透光カバーを付加した採光装置であって、前記透光カバーに沿って円弧湾曲する前記第一反射体の端部を前記透光カバーに当接させてより多くの太陽光を取得可能にした請求項2に記載の採光装置。
  4. 建物内部から太陽光取得機構及び導光機構が一体的に取り外し可能である請求項1又は請求項2に記載の採光装置。
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