JP5501071B2 - 警備装置および警備方法 - Google Patents

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Description

本発明は、音による威嚇手法を用いた警備装置および警備方法に関する。
従来から、空き巣狙い、居空き、忍び込み等の侵入犯による被害(侵入、物損、盗難など)を未然に防止するための防犯システムとして、威嚇ライトなど光を用いた装置や警備ブザーやサイレンを鳴らす音を用いた装置等が一般的である。
しかし、光を用いた警報装置の場合、周囲の人に気付かれにくく防犯効果が低い上、夜間では光が侵入者の行動を手助けする可能性もある。また、威嚇音を用いた警報装置の場合、周囲の人が侵入を気付ける程度の大きな音量を必要とするが、自然環境や、小動物、家人の誤り等により誤報が発生した場合に近所迷惑となる。その結果、近所迷惑を避けるために音量を小さくしたり、設置をやめたりすることとなり威嚇効果を発揮できない事態が生じている。
また、TV、ラジオ等の生活の偽装音を流すことにより、家人が在宅中であることを偽装する方法も提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、戸建住宅などでは、住宅敷地内に監視エリア(例えば扉や窓付近)を設定し、そのエリアへの人の侵入の検知をトリガーとして生活の擬装音を出力する。また、人を検知する手段としては、パッシブ型赤外線センサ、アクティブ型赤外線センサ、マットスイッチ、マイクロ波などのセンサが用いられる。
特開2006−039632号公報
しかしながら、特許文献1による方法では、家人が外出するまで庭に潜伏する意思を持った賊や、生活の擬装音が聞こえない場所から家の様子を伺おうとする不審者を退去させることはできない。また、生活の偽装音を流す場合、音を流す時間が短いと侵入犯に偽装を見破られてしまうためある程度長い時間音を流すことになり、特許文献1による方法でも近所迷惑が生じてしまう。また、生活の擬装音を流す場合は、同じ音を繰り返ししようすると侵入犯に見破られてしまうため、擬装音として出力する音を何パターンも用意する必要があり擬装音の作成に手間がかかる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、近隣への迷惑を最小限に留めつつ、不審者を退去させることが可能な警備装置および警備方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる警備装置は、複数の監視領域ごとに設置された複数のスピーカーと、前記監視領域への侵入者の侵入を検知する検知部と、侵入者が移動した前記監視領域の履歴を記憶する記憶部と、侵入が検知された場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる警備方法は、複数に分割された監視領域への侵入者の侵入を検知する検知ステップと、侵入者が移動した前記監視領域の履歴を記憶部に記憶する記憶ステップと、侵入が検知された場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、近隣への迷惑を最小限に留めつつ、不審者を退去させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の警備装置およびセンサの監視領域内の配置図である。 図2は、本実施の形態の警備装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、所定の音の種類の一例を示す図表である。 図4−1は、監視対象のエリア環境に合わせた音を用いた威嚇音の種類の一例を示す図表である。 図4−2は、監視領域の環境とは異なる音を用いた威嚇音の種類の一例を示す図表である。 図5は、侵入者の1つの侵入エリアにおける滞在時間が短時間である場合の出力エリアの一例を示す図である。 図6は、侵入者の1つの侵入エリアにおける侵入時間が長時間である場合の出力エリアの一例を示す図である。 図7は、警備装置による威嚇音出力処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、侵入者の侵入経路を示す説明図である。 図9は、侵入者の侵入経路と警備装置による処理を時系列に対応付けた図表である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の警備装置およびセンサの監視領域内の配置図である。本実施の形態の警備装置100は、監視領域における異常を監視するものであり、例えば、住居内において最終退館口となる玄関とは異なる部屋であるリビングに設置されている。図1に示すように、監視領域は、エリア1〜エリア7に分割されている。なお、監視領域を分割するエリアの数や範囲は任意に設定可能である。
また、警備装置100は、監視センタ(不図示)に有線または無線のネットワークで接続されている。ここで、監視センタは、警備装置100からの異常を検知した旨の通報を受信した場合に、待機中の警備員に対して異常が検知された監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防など関係機関への通報を行うセンタである。
警備装置100は、監視領域の警備モード(後述)が警備状態であるときに、監視領域に入館した不正な入館者(侵入者)などの異常を検知した場合、所定の音を出力したり、監視センタに異常通報を行ったりする。
また、図1に示すように、複数のセンサ130がエリアごとに設置されている。この複数のセンサ130は、監視領域である各エリアに入室してきた入室者を検知する目的で設置されたセンサである。例えば、赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線などの受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、および電磁波の乱れで人の存在を検知する電波センサ等が該当する。各センサ130と警備装置100は、有線または無線で接続されており、センサ130が人の存在を検知した場合に検知信号を警備装置100に送信する。
図2は、本実施の形態の警備装置100の機能的構成を示すブロック図である。警備装置100は、図2に示すように、検出部101と、出力制御部102と、異常通報部105と、警備モード切替部106と、記憶部110と、スピーカー120a〜120nと、センサ130a〜130nとを主に備えており、監視センタ(不図示)と無線ネットワークで接続されている。
検知部101は、センサ130から検知信号を受信することにより、監視領域への人の侵入を検知する。ここで、センサ130は、人の存在を検知した場合、人の存在を検知しなくなるまで所定の間隔で検知部101に検知信号を送信する。検知部101は、センサ130から検知信号を受信した場合、初回の検知信号受信時から受信時間をカウントする。
記憶部110は、所定の音、履歴、侵入エリアに対応付けられた出力エリア、各種警備モード、および監視領域における現在の警備モード等を記憶する。ここで、所定の音とは、検知部101により侵入が検知された場合に出力される音のことであり、侵入者を威嚇するための威嚇音と、侵入者を通報するための通報音とがある。また、威嚇音とは、侵入者に侵入を目撃されたかもしれないと思わせて心理的に威圧感を与える音であり、ここでは、人の動作または行動により発生する生活音を威嚇音とする。また、通報音とは、周囲に侵入を通報する音のことである。具体的には、図3に示すように、威嚇音には、窓の開閉等、侵入者が誰かに侵入を気付かれたと思わせる威嚇音1と、威嚇音1と足音を組み合わせた威嚇音2とがある。また、通報音としては、警告音やサイレン、警告メッセージ等がある。
また、記憶部110は、所定の音の種類として、監視領域の環境に合わせた音を記憶してもよいし、監視領域の環境とは異なる音を記憶してもよい。図4−1は、監視対象のエリア環境に合わせた音を用いた威嚇音の種類の一例を示す表である。記憶部110は、監視領域の環境に合わせた音として、監視領域が備える窓の種類と音の種類を対応付けて記憶する。図4−1に示すように、雨戸のある窓には雨戸の開閉音を、カーテンのある窓にはカーテンや窓(サッシ)の開閉音を、ブラインドのある窓にはブラインドや窓(サッシ)の開閉音を対応付けている。また、図4−2は、監視領域の環境とは異なる音を用いた威嚇音の種類の一例を示す表である。記憶部110は、監視領域の環境とは異なる音として、監視領域が備える窓の種類と音の種類を対応付けて記憶する。図4−2に示すように、雨戸のある窓、カーテンのある窓、ブラインドのある窓のいずれにも、それぞれカーテン、ブラインド、窓(サッシ)の開閉音すべてを対応付ける。このように、監視領域の環境と異なる音を出力音とすることで、侵入犯に近隣の住人から目撃されたかもしれないと思わせることができる。
また、記憶部110は、威嚇音を所定の時刻に対応付けて記憶してもよい。例えば、記憶部110は、朝6時から9時および夕方7時から10時に雨戸の開閉音を、それ以外の時間帯にカーテンまたはブラインドの開閉音を対応付けて記憶することもできる。これにより、威嚇音の出力を時間帯に応じた人の動作に合わせることができる。
また、履歴とは、検知部101により侵入が検知されたエリア、すなわち侵入者が移動してきた侵入経路の履歴や、出力制御部102により出力された音の履歴のことである。
また、侵入エリアに対応付けられた出力エリアとは、侵入エリアに対応付けられた所定の音を出力するスピーカー120が設置されたエリアのことである。なお、侵入エリアとは、検知部101により人の侵入が検知されたエリアのことである。出力エリアは、現場の状況に応じて任意に設定可能であるが、ここでは、記憶部110は、侵入エリアから見えないエリアを出力エリアとして対応付けている。これは、侵入者が直線的に目視できないエリア、すなわち侵入者の位置から死角となるエリアから威嚇音が出力されると、侵入者は音の出力場所を確認できず、侵入者に自分の姿が誰かに目撃されたかもしれないという威圧感を与えることができるからである。
図5および図6は、侵入エリアに対応付けられた出力エリアの一例を示す図である。記憶部110は、出力制御部102が、検知部101によりカウントされた検知信号の受信時間が所定の時間より短い場合に選択する出力エリアと、所定の時間より長い場合に選択する出力エリアを別個に記憶する。図5は、侵入者の1つの侵入エリアにおける滞在時間が短時間である場合の出力エリアの一例を示す図である。図5に示すように、記憶部110は、出力エリアを、現在の侵入エリアと一つ前の侵入エリアに対応付けて記憶する。例えば、現在の侵入エリアがエリア1であって、一つ前の侵入エリアがエリア2である場合は、出力エリアはエリア3である。このように、侵入者が1つのエリアに留まらず通過しただけのような場合に、侵入者が通過したエリアから威嚇音を出力すると、侵入者に自分の姿が誰かに目撃されたかもしれないという心理的な威圧感を与えることができるので、侵入者を有効に威嚇することができる。
図6は、侵入者の1つの侵入エリアにおける侵入時間が長時間である場合の出力エリアの一例を示す図である。図6に示すように、記憶部110は、出力エリアを、現在の侵入エリアに対応付ける。例えば、現在の侵入エリアがエリア1である場合は、出力エリアはエリア3とエリア6である。図5に示した侵入者の滞在時間が短時間である場合と異なり、侵入者が1つのエリアに長時間滞在する場合は、侵入者が移動する姿を目撃されたと思わせることはできない。そこで、滞在時間が長時間である場合は、侵入者が通過した経路とは無関係に、侵入者が出力場所を確認することができない場所から威嚇音を出力することで、侵入者に自分の姿が誰かに目撃されたかもしれないという心理的な威圧感を与えることができる。
また、警備モードとは、監視領域において異常検知した際の通報先への通報の可否、または監視領域内に対する報知の可否などを定めたモードであり、異常を検知したときの警備装置100の動作を決定するモードである。警備モードは、通報の可否および通報先、監視領域への報知の有無などによって複数のモードが存在する。代表的な警備モードとしては、警備状態、警備解除状態が存在し、コントローラ(不図示)における操作により、監視領域の警備モードを設定するようにしている。
まず、警備状態とは、主に住人が外出中または夜間就寝中など、警備を必要とする場合に設定する警備モードであり、センサ130により異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置100が受信した場合に、監視センタに異常を知らせる警報を通報する状態である。本実施の形態では、警備装置100は所定のエリアに設置されたセンサ130から検知信号を受信した場合、詳細を後述するように、侵入者を威嚇するために所定のエリアに設置されたスピーカー120から所定の音を報知する。
警備解除状態とは、主に住人が在宅中、警備を必要としない場合に設定する警備モードであり、センサ130によって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置100が受信した場合でも、監視センタへの警報の通報、監視領域における異常の検知、通報先端末への異常の通報のいずれも行わない状態である。これは、センサにより異常が検知(人の存在の検知、扉の開閉の検知)されても、在宅中の住人を検知したものと判断するためである。
なお、検知された異常が火災やガス漏れの場合、または、非常ボタンが操作された場合は、前記いずれの警備モードであるかによらず、監視センタへの通報、各エリアへの異常が検知された旨の報知などを行う。
出力制御部102は、出力エリア選択部103と、音選択部104と、現在時刻を示すタイマー(不図示)を備える。出力制御部102は、検知部101により人の侵入が検知された場合に、検知部101により侵入が検知された侵入エリア以外のエリアから所定の音を出力する。例えば、出力制御部102は、出力エリア選択部103により選択されたエリアに、音選択部104により選択された音を出力する。なお、出力制御部102は、記憶部110から履歴を参照し、検知部101による検知が2度目以降であるか否かを判断し、2度目以降であると判断した場合に侵入者が既に通過したエリアに設置されたスピーカー120から音を出力してもよい。
出力エリア選択部103は、検知部101により人の侵入が検知された場合に、検知された侵入エリア以外のエリアを出力エリアとして選択する。例えば、出力エリア選択部103は、記憶部110から侵入エリアに対応付けられた出力エリアを選択する。ここで、出力エリアとは、所定の音を出力するスピーカー120が設置されたエリアのことである。
音選択部104は、検知部101により人の侵入が検知された場合に、出力エリア103により選択された出力エリアに出力する所定の音を選択する。例えば、音選択部104は、記憶部110に記憶されている所定の音をランダムに選択してもよい。あるいは、音選択部104は、記憶部110に記憶されている履歴を参照し、検知部101による検知が2度目以降であるか否かを判断し、2度目以降であると判断した場合に、前回選択した音と異なる音を選択してもよい。前回出力した音と異なる音を選択してもよい。また、音選択部104は、図3に示した所定の音の種類である威嚇音1、威嚇音2、通報音を順次選択してもよい。また、音選択部104は、タイマーから現在時刻を確認し、記憶部110から現在時刻に対応付けられた音を選択してもよい。また、音選択部104は、検知部101によりカウントされた検知信号の受信時間が所定の時間を経過したか否かを確認し、所定の時間が経過したことを確認した場合に、通報音を出力してもよい。
警備モード切替部106は、コントローラ(不図示)から切替信号を受け取り、受け取った切替信号(すなわち、切り替え操作により指定された警備モード)に従って、記憶部110に、切り替え後の警備モードを記憶させることにより、現在の監視領域における警備モードの切替えを行うものである。
異常通報部105は、監視領域の警備モードが警備状態であるときに、センサ130によって監視領域に外部からの侵入者が検知された場合、監視センタへ異常を検知した旨の通報を行なうものである。例えば、異常通報部105は、出力制御部102が音選択部104の選択により通報音を出力した場合に監視センタへ通報を行ってもよい。
通信制御部150は、警備装置100と監視センタ(不図示)との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
次に、以上のように構成された警備装置100による威嚇音出力処理の手順について説明する。図7は、警備装置100による威嚇音出力処理の手順を示すフローチャートである。図8は、侵入者の侵入経路を示す説明図である。図9は、侵入者の侵入経路と警備装置100による処理を時系列に対応付けた表である。以下、図7の威嚇音出力処理の手順を示すフローチャートを、図8および図9を用いて説明する。
検知部101は、センサ130により侵入者を検知する(ステップS1)。検知部101は、センサ130からの検知信号の受信により侵入者を検知した場合は(ステップS1:Yes)、検知信号を出力制御部102に送信するとともに、記憶部110に検知したセンサ130の識別番号を保存する。例えば、図8で、侵入者が住宅敷地内のエリア外からエリア1に侵入し玄関で留守を確認し、エリア2〜エリア3に移動したとする。図9では、時系列1〜時系列4に対応する。例えば、時系列2で、侵入者がエリア1に侵入すると、検知部101は、エリア1のセンサ130により侵入者を検知する。
出力制御部102は、侵入者が一定距離を移動したか否かを確認する(ステップS2)。出力制御部102は、侵入者が一定距離を移動したことを確認した場合(ステップS2:Yes)、記憶部110に記憶されている履歴を参照し、現在の侵入エリアの一つ前の侵入エリアから威嚇音1を出力する(ステップS3)。例えば、図9の時系列5に対応する。図8に示すように、侵入者は、エリア3で侵入場所を選定したとする。ここで、出力制御部102は、エリア2に設置されているスピーカー2から、窓を開ける音等の威嚇音1を出力する。
出力制御部102は、侵入者のエリアの移動を確認する(ステップS4)。出力制御部102は、侵入者がエリアを移動したことを確認した場合(ステップS4:Yes)、現在の侵入エリアの奥のエリアから威嚇音2を出力する(ステップS6)。例えば、図9の時系列6に対応する。図8において、侵入者がエリア2に戻り周囲を観察するとする。出力制御部102は、エリア2の侵入経路の進行方向に対して奥のエリアであるエリア3から足音と窓の開閉音等を組み合わせた威嚇音2を出力する。一方、ステップS4において、出力制御部102が、侵入者がエリアを移動したことを確認しなかった場合は(ステップS4:No)、出力制御部102は一定時間経過したか否かを確認する(ステップS5)。出力制御部102は一定時間経過したことを確認した場合は(ステップS5:Yes)、ステップS6の処理に進む。一方、出力制御部102は一定時間経過したことを確認しなかった場合は(ステップS5:No)、ステップS4に戻り、ステップS4およびステップS5の処理を繰り返す。
出力制御部102は、限界時間として定められた所定の時間が経過したか否かを確認する(ステップS7)。出力制御部102は、所定の時間が経過したことを確認した場合は(ステップS7:Yes)、現在の侵入エリアに設置されているスピーカー120から通報音を出力する(ステップS10)。例えば、図9の時系列7に対応する。ここで、同時に異常通報部105は、監視センタに異常を通報してもよい。
出力制御部102は、検知部101による検知信号により侵入者が敷地外に退去したか否かを確認する(ステップS11)。出力制御部102は、侵入者が敷地外に退去していないことを確認した場合は(ステップS11:No)、退去するまで通報音の出力を継続する(ステップS10)。一方、出力制御部102は、侵入者が敷地外に退去したことを確認した場合(ステップS11:Yes)、監視を終了する。
ステップS7において、出力制御部102は、限界時間として定められた所定の時間が経過したことを確認しなかった場合は(ステップS7:No)、侵入者が敷地外に退去したか否かを確認する(ステップS8)。出力制御部102は、侵入者が敷地外に退去したことを確認した場合は(ステップS8:Yes)、監視を終了する。一方、出力制御部102は、侵入者が敷地外に退去したことを確認しなかった場合は(ステップS8:No)、現在の侵入エリア以外のランダムに選んだエリアから威嚇音2を出力する(ステップS9)。
このように、本実施の形態によれば、侵入者を検知したエリアと異なるエリアから威嚇音を出力するので、近隣への迷惑を最小限に留めつつ、不審者を退去させることができる。
また、このように、本実施の形態によれば、威嚇音として人の行動または動作により発生する生活音を出力するので、侵入者に目撃されたかもしれないという心理的な威圧感を与えることができ、その結果不審者を退去させることができる。
また、このように、本実施の形態によれば、人の行動または動作により発生する生活音として、窓やカーテンの開閉等、TVやラジオの音のように単に生活を擬装するだけの音と比較して短時間の音を出力するので、近隣への迷惑を最小限に留めることができる。
また、このように、記憶部110は威嚇音として比較的短時間の生活音を記憶するので、記憶部110の容量を抑えることができる。
100 警備装置
101 検知部
102 出力制御部
103 出力エリア選択部
104 音選択部
105 異常通報部
106 警備モード切替部
110 記憶部
120a〜120n スピーカー
130a〜130n センサ
150 通信制御部

Claims (4)

  1. 複数の監視領域ごとに設置された複数のスピーカーと、
    前記監視領域への侵入者の侵入を検知する検知部と、
    侵入者が移動した前記監視領域の履歴を記憶する記憶部と、
    侵入が検知された場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御部と、
    を備えたことを特徴とする警備装置。
  2. 複数の監視領域ごとに設置された複数のスピーカーと、
    前記監視領域への侵入者の侵入を検知する検知部と、
    侵入が検知された場合に、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御部と、
    侵入が検知された場合に、侵入者が移動した前記監視領域、および出力された前記所定の音を履歴として記憶する記憶部
    を備え、
    前記出力制御部は、侵入が検知された場合に、前記履歴から同一の前記監視領域で侵入が検知された今回の検知が2度目以降であるか否かを判断し、同一の前記監視領域で侵入が検知された今回の検知が2度目以降であると判断した場合は、侵入が検知された前記監視領域で前回出力した音と異なる種類の音を出力すること、
    を特徴とする警備装置。
  3. 複数に分割された監視領域への侵入者の侵入を検知する検知ステップと、
    侵入者が移動した前記監視領域の履歴を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    侵入が検知された場合に、前記記憶部に記憶され、かつ、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御ステップと、
    を含むことを特徴とする警備方法。
  4. 複数に分割された監視領域への侵入者の侵入を検知する検知ステップと、
    侵入が検知された場合に、侵入が検知された前記監視領域以外の前記監視領域に設置されたスピーカーから所定の音を出力する出力制御ステップと、
    侵入が検知された場合に、侵入者が移動した前記監視領域、および出力された前記所定の音を履歴として記憶部に記憶する記憶ステップと、
    を含み、
    前記出力制御ステップでは、侵入が検知された場合に、前記履歴から同一の前記監視領域で侵入が検知された今回の検知が2度目以降であるか否かを判断し、同一の前記監視領域で侵入が検知された今回の検知が2度目以降であると判断した場合は、侵入が検知された前記監視領域で前回出力した音と異なる種類の音を出力すること、
    を特徴とする警備方法。
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