JP2008148016A - 家電機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅内への不正な侵入を防止するシステムを提供する。
【解決手段】住宅1内の各部屋A,B,C,・・・にそれぞれ設置された家電機器(照明L1,L2,L3,・・・、テレビTV1,TV2,TV3,・・・、オーディオAV1,AV2,AV3,・・・)の使用履歴を表す実績ログがホームサーバ40のログ記憶手段41に記憶されている。この実績ログを基にしてサンプルパターン作成部43がサンプルパターンを作成し、サンプルパターン記憶部42に記憶する。操作パネル22等で防犯モードに切替られると、在宅演出システム制御部44はサンプルパターン記憶部42からサンプルパターンを取得し、取得したサンプルパターンに従って各家電機器に制御信号を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、住宅内の各部屋に設置された家電機器を利用して住宅内への不正侵入を防止するシステムに関する。
居住者の不在時における防犯対策として、住宅内の各部屋に設置された照明機器やオーディオ機器を自動制御で作動させて在宅を装うシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、照明機器の点灯又は消灯をタイマ設定や外光照度に応じて行ったり、予め録音しておいた生活音をオーディオ機器で一定周期で繰り返し再生することで、住宅内に居住者が存在しているように演出する。
特開2003−115087号公報
上記従来システムでは、照明機器の点灯又は消灯が一定時刻に行われたり、オーディオ機器による生活音の再生が一定周期で行われる等、在宅演出パターンが単純となりがちである。このため、例えば住宅内への侵入機会を伺うために複数回に亘って下調べする者に、実際には不在であることを見破られる虞も考えられる。
本発明は、初めて住宅を訪れる者のみならず、繰り返し訪れる者に対しても有効に、不正な侵入を防止するシステムを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明における第1の手段は、住宅内の各部屋に設置された家電機器(照明L1,L2,L3,・・・、テレビTV1,TV2,T3,・・・、オーディオAV1,AV2,AV3,・・・)を制御する家電機器制御システム(機器制御システム10)である。本システムは、各家電機器の使用履歴を記憶する記憶手段(在宅演出システム制御部44、ログ記憶部41)と、前記各家電機器と通信可能に接続されて各家電機器を制御する制御手段(在宅演出システム制御部44)とを備える。そして、前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御する。
例えば、住宅の居住者の不在時において、住宅内の各部屋に設置された家電機器を自動的に作動させれば、居住者が在宅しているように演出することができる。この場合、上記構成によれば、各家電機器の使用履歴と同様の動作が再現されるため、多様かつ複雑でリアルな演出が可能となり、タイマ設定等による単純な演出パターンに比してより効果的に不正な侵入を防止することができる。なお、ここでいう「住宅」は、戸建て住宅に限らず、集合住宅であってもよい。
前記使用履歴は、各家電機器の作動状態及び非作動状態の遷移の履歴であり、前記記憶手段は、前記各家電機器の状態遷移の都度、その時の日時と共に作動/非作動の遷移履歴を記憶することが好ましい。
この作動/非作動の遷移履歴を利用すれば、各家電機器のスイッチオン状態及びスイッチオフ状態の自動切替制御が可能となり、効果的な在宅演出を実現することができる。
前記記憶手段は、前記各家電機器の作動/非作動状態の遷移に加え、同家電機器の作動状態下における動作態様を前記使用履歴として記憶することが好ましい。例えば、作動対象が照明器具である場合、照明機器の照明強度を使用履歴として記憶する。また、作動対象がテレビである場合、テレビの受信チャンネルを使用履歴として記憶する。
この場合、照明機器の照明強度やテレビの受信チャンネル等を適時変更するような使用履歴が再現されることで、在宅演出が一層現実に近いものとなり、高い効果を奏することとなる。
居住者は曜日ごとに所定の行動(同一の行動)をとることがあると考えられる。そこで、前記記憶手段は、少なくとも1週間分の前記使用履歴を曜日ごとに記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された使用履歴の曜日に合わせて前記家電機器の動作を再現することが好ましい。この場合、よりリアルな在宅演出が可能となる。例えば、各家電機器の再現制御を実行する曜日が月曜日である場合、既に記憶済みの月曜日の使用履歴を用いて各家電機器の動作を再現する。これにより、在宅演出が一層リアル化される。
その他、居住者の行動が月の上旬・中旬・下旬ごとに決まっていると考えられる場合には、前記記憶手段は、少なくとも1ヶ月分の前記使用履歴を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された使用履歴を月の上旬・中旬・下旬ごと用いて前記家電機器の動作を再現することが好ましい。
上記第1の手段において、前記制御手段は、前記使用履歴が存在していない時間帯(すなわち、使用履歴の記憶時において各家電機器が使用されなかった時間帯)において、その使用履歴とは異なる修正使用履歴を作成し、該修正使用履歴により前記家電機器の動作を再現することも可能である。
使用履歴の記憶時において各家電機器が使用されなかった時間帯が存在する場合、その使用履歴に従って家電機器を作動させようとしても家電機器が全く作動しない空白時間帯が生じ、効果的な在宅演出が行われないことも考えられる。このような空白時間帯について、いずれかの家電機器を選択して使用するように使用履歴を修正し、修正された使用履歴に従って家電機器を作動させれば、有効な在宅演出を行うことができる。
なお、修正使用履歴が単純なパターンとならないように、例えば他日の使用履歴を転写する等の調整を行って修正使用履歴を作成し、できるだけランダムなパターンとすることが望ましい。
前記制御手段は、住宅内の所定区域に属する部屋に設置された家電機器の使用履歴に基づいて前記修正使用履歴を作成することが好ましい。
所定区域として、住宅の不正侵入し易い区域や、死角となり易い区域等を設定することができる。例えば、人目に付きにくい建物の裏手は、比較的不正侵入し易いと考えられる。また、複数階の住宅の場合、1階は上階に比して不正侵入し易いと考えられる。この場合、建物の裏手側の部屋や1階の部屋を、所定区域に属する部屋とし、当該部屋内に設置された家電機器の使用履歴に基づいて修正使用履歴を作成するようにすれば、実効性のある修正使用履歴を作成することができる。
前記家電機器が照明機器(照明L1,L2,L3,・・・)である場合、上記第1の手段は、当該各照明機器の点灯又は消灯の要否を示す外部情報(外光センサ21の照度検知信号、インターネット100上の気象情報等)を取得する取得手段(通信部49)をさらに備えることが好ましい。そして、前記制御手段は、前記外部情報に基づき前記照明機器の点灯又は消灯を要する場合に、前記使用履歴とは無関係に照明機器を点灯又は消灯することが好ましい。
居住者等の帰宅が遅く、夜遅くまで照明機器の作動開始(スイッチオン)がなされない場合や、外泊等で全く照明機器が作動されない場合等の使用履歴に従うと、効果的な在宅演出が行われないことになる。そこで、例えば、外光の照度に従って照明機器を自動的に点灯又は消灯させれば、在宅演出に不適当な使用履歴に拘わらず、有効な在宅演出を行うことができる。
居住者等が外出していることを判定する手段をさらに備え、前記制御手段は、居住者等が外出している旨判定された場合に、前記使用履歴に基づいて前記家電機器の動作を再現することが好ましい。この場合、住宅に居住者等が不在となると自動的に在宅演出が行われるため、居住者は安心して外出することができる。
前記記憶手段による使用履歴に基づいて前記各家電機器の電力消費量を算出する電力量算出手段をさらに備えると良い。この場合、電力の消費実態を居住者等が把握することができ、エネルギ収支の管理(エネルギ削減)に役立てることができる。
なお、上記の如く算出された各家電機器の電力消費量に基づいて、月ごとの総電力消費量を算出したり、商用電力の料金を算出したりすることも可能である。
住宅においてあらかじめ定められた位置に設置され、同住宅内への不正侵入を検知する検知手段(窓センサWS1,WS2,WS3,・・・、人体センサBS1,BS2,BS3,・・・、監視カメラC1,C2,C3,・・・、玄関ドア施解錠装置50等)をさらに備えることもできる。この場合、前記制御手段は、前記検知手段により住宅内への不正侵入が検知された場合に、当該検知手段の設置位置から最も近い部屋に設置されている家電機器の作動を開始させるとよい。
ここでいう「不正侵入」とは、居住者自身や来客等の住宅内へ入ることが許された者以外の侵入をいう。不正侵入があった場合、不正侵入が検知された場所に最も近い部屋の家電機器が自動的に作動開始(スイッチオン)される。これにより、あたかも居住者がその部屋に存在するかの如く演出が行われ、侵入者に対して威嚇を行うことができる。これにより、侵入者のそれ以上の侵入を防止することができる。
本発明における第2の手段は、住宅内の各部屋に設置された家電機器(照明L1,L2,L3,・・・、テレビTV1,TV2,T3,・・・、オーディオAV1,AV2,AV3,・・・)との間で通信可能とされ、各家電機器を制御する家電機器制御装置(ホームサーバ40)に関するものである。この制御装置は、前記各家電機器の使用履歴を記憶している記憶部(ログ記憶部41)を備え、当該記憶部に記憶されている使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御する。
第2の手段によれば、家電機器はその使用履歴と同様の動作が再現され、多様かつ複雑でリアルな演出が可能となり、タイマ設定等による単純な演出パターンに比してより効果的に不正な侵入を防止することができる。
本発明における第3の手段は、各部屋に家電機器(照明L1,L2,L3,・・・、テレビTV1,TV2,T3,・・・、オーディオAV1,AV2,AV3,・・・)が設置された住宅(住宅1)に関するものである。この住宅は、前記各家電機器の使用履歴を記憶する記憶手段(在宅演出システム制御部44、ログ記憶手段41)と、前記各家電機器と通信可能に接続されて、前記記憶手段により記憶された使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御する制御手段(在宅演出システム制御部44)とを備える。
第3の手段によれば、家電機器はその使用履歴と同様の動作が再現されて多様かつ複雑でリアルな演出がなされるため、タイマ設定等による単純な演出パターンに比してより効果的に不正な侵入を防止することができる。
以下に、本発明を具現化した機器制御システムの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、機器制御システム10が適用される住宅1の一部の概略図であり、1階に設けられた部屋Aと、部屋Aに通じる廊下と、部屋Aを囲む庭の一部とを示している。図1では、部屋Aに設置された機器として、照明L1と、オーディオAV1と、テレビTV1と、窓センサWS1と、警報装置AL1とが示され、廊下に設置された機器として監視カメラC1が示されている。また、庭に設置された機器として、人体センサBS1が示されている。なお、住宅1は2階建ての家屋であり、図1には表されていない他の部屋B,C,・・・や廊下・浴室・トイレ等にも、各種機器が設置されている。
図2は、機器制御システム10の概略ブロック構成図であり、図1で示した機器を含む全体構成を示している。図2に示すように、機器制御システム10は主として、在宅演出システム20と、監視システム30と、ホームサーバ40と、玄関ドア施解錠装置50とから構成される。
在宅演出システム20は、居住者の在宅を演出する処理を実行するために使用される機器を含んで構成され、外光センサ21と、操作パネル22と、部屋Aに設置された照明L1、テレビTV1及びオーディオAV1と、部屋Bに設置された照明L2と、部屋Cに設置された照明L3、テレビTV2及びオーディオAV2等を備えている。外光センサ21は、屋外又は屋内に適宜設置され、設置された場所の照度を検知する。操作パネル22は、防犯モード(在宅演出処理によって機器を自動制御するモード)と在宅モード(居住者の手動で機器の作動開始(スイッチオン)・作動終了(スイッチオフ)が行われるモード)の切替入力を手動で行うために使用される。操作パネル22は、例えばパーソナルコンピュータや、携帯電話・PDA等の端末でも代用可能であり、携帯端末の場合はインターネット100を介してホームサーバ40にアクセスすることにより、外出先から切替入力を行うことができる。
なお以下では、居住者がスイッチ等から手動によって直接作動可能な機器を「家電機器」と称する。本実施形態では具体的に、照明L1,L2,L3,・・・と、テレビTV1,TV2,T3,・・・と、オーディオAV1,AV2,AV3,・・・とが含まれる。
また、監視システム30は、住宅1内への侵入者を監視する処理を実行するために使用される機器を含んで構成され、上記と同様に各家電機器を備えている。さらに、部屋Aに設置された窓センサWS1及び警報装置AL1と、部屋Bに設置された窓センサWS2及び警報装置AL2と、部屋Cに設置された窓センサWS3及び警報装置AL3等と、廊下や庭等の必要箇所に設置された人体センサBS1,BS2,B3,・・・と、監視カメラC1,C2,C3,・・・等を備えている。なお、窓センサWS1,WS2,WS3,・・・には、居住者自身が窓の開閉を行うために検知解除スイッチが付されており、スイッチがオン状態とされた場合は検知を行わない。
上記在宅演出システム20及び監視システム30に備えられた各機器は、室内LAN60によってホームサーバ40と相互に信号を送受信可能であり、ホームサーバ40からの指令信号に従って作動し、また各種信号をホームサーバ40へ送信する。なお、本実施形態では有線LANを採用しているが、例えば電力線通信等の他の有線通信の方式を利用することもできる。あるいは、アンテナを介し、赤外線、Bluetooth(登録商標)、無線LAN等の無線方式による通信を行ってもよい。
ホームサーバ40に備えられた各部は、在宅演出システム20を制御するために用いられる系統と、監視システム30を制御するために用いられる系統とに大別される。在宅演出システム20系統は、ログ記憶部41と、サンプルパターン記憶部42と、サンプルパターン作成部43と、在宅演出システム制御部44と、カレンダ部45と、タイマ部46とを含む。また、監視システム30系統は、対応場所記憶部47と、監視システム制御部48とを含む。なお、通信部49は、在宅演出システム20系統及び監視システム30系統の双方で用いられ各機器との通信を実行する他、インターネット100への接続を実行する。
在宅演出システム20系統に含まれるログ記憶部41は、住宅1に設置されたどの家電機器がいつ使用されたのかの実績ログを日別(曜日情報を含む)に記憶している。各家電機器は、作動している場合は常時、作動中の状態(スイッチオン状態)を示す信号を送信しており、その信号がホームサーバ40の通信部49で受信される。すなわち、その信号を受信できなくなった場合はスイッチオフ状態であることがわかるため、ログ記憶部41にスイッチオン状態及びスイッチオフ状態の遷移の履歴が記憶される。図3は記憶された実績ログの一例を示しており、例えば部屋Aでは照明L1が19:30〜23:30に使用され、テレビTV1が19:30〜21:30に使用され、オーディオAV1が22:30〜23:30に使用され、部屋Bでは照明L2が23:00〜24:30に使用され、部屋Cでは照明L4が18:00〜24:00に使用され、テレビTV2が20:00〜22:30に使用されたこと等がわかる。なお、記憶される実績ログは1ヶ月分であり、設定期間が経過すると自動で上書消去される。
サンプルパターン記憶部42は、住宅1に設置されたどの家電機器がいつ使用されるのかのサンプルパターンを記憶している。このサンプルパターンは、ログ記憶部41に記憶された実績ログ及びカレンダ部45のカレンダに基づき、サンプルパターン作成部43が日別に作成したものである。ログ記憶部41には、1ヶ月分の実績ログが記憶されているのでそれを利用して次月用のサンプルパターンを作成する。この場合「第何週目の何曜日か」によって実績ログとサンプルパターンの該当日を対応させる(例えば、第3週目の金曜日の実績ログは、次月の第3週目の金曜日用サンプルパターンとして利用する)。該当日がなければ、適宜調整を行う(例えば、次月の第4週目の金曜日用サンプルパターンとして利用できる実績ログがなければ、第3週目の金曜日の実績ログを利用する)。
また、「少なくとも1階の1室及び2階の1室で機器が使用されなければならない」というセオリーに従って、実績ログでは機器が使用されなかった空白時間の埋め合わせを行う。例えば、実績ログではいずれの部屋でも機器が使用されなかった日(居住者が1日中不在だった日)でも、他日の実績ログを転写して少なくとも1階の1室と2階の1室で機器が使用されるパターンを作成する。この場合、実績ログを転写する他日の選択については「該当日の前週の同曜日を選択する」等の規則に従い、できるだけ自然な行動パターンとなるように調整することが好ましい。図4は、作成されたサンプルパターンの一例を示しており、この日は部屋A及び部屋Cで機器が使用されるパターンとされていることがわかる。
在宅演出システム制御部44は、カレンダ部45で認識される該当日に対応するサンプルパターンに従って、タイマ部46で認識される作動時刻に、各部屋に設置された在宅演出システム20の各機器を作動させる。
監視システム30系統に含まれる対応場所記憶部47は、各機器の設置場所を、各部屋に対応付けて記憶している。例えば、照明L1、テレビTV1、オーディオAV1、窓センサWS1及び警報装置AL1は、部屋Aに対応付けて記憶されている。また、人体センサBS1及び監視カメラC1は、夫々の設置場所に最も近い部屋Aに対応付けて記憶されている。他の機器も同様に、それらが設置されている部屋に対応付けて、あるいは設置場所に最も近い部屋に対応づけて記憶されている。
監視システム制御部48は、窓センサWS1,WS2,WS3,・・・と、人体センサBS1,BS2,BS3,・・・と、監視カメラC1,C2,C3,・・・とからの信号に基づいて侵入者の有無を把握し、侵入者が居ると判断した場合は、警報装置AL1,AL2,AL3,・・・のうち最も適切なものを選択して警報を発生させる。
なお、玄関ドア施解錠装置50は、居住者に所有される電子キーからの信号に基づいて玄関ドアの施解錠を行うものである。玄関ドア施解錠装置50で施解錠可能な電子キーは予め登録されており、登録済み電子キーで正常に施解錠が行われた場合にはその信号をホームサーバ40に送信する。一方、登録済み電子キー以外のキーが玄関ドア施解錠装置50に差込まれたり、解錠状態を解除せずに(玄関ドア施解錠装置50を破壊して)玄関ドアが開けられた場合は、その信号もホームサーバ40に送信され、不正侵入の発生が把握される。
<在宅演出システム20の動作>
次に、機器制御システム10のうち、在宅演出システム20の動作について説明する。在宅演出システム20は、居住者が不在の場合にあたかも在宅であるかのような演出を実行するシステムであり、具体的に演出を実行する機器として家電機器(照明L1,L2,L3,・・・と、テレビTV1,TV2,・・・と、オーディオAV1,AV2,・・・)が用意されている。
(1)実績ログの記憶処理
まず、各家電機器の実際の使用履歴を表す実績ログを、ログ記憶部41に記憶する処理について説明する。図5は、ホームサーバ40の在宅演出システム20系統が実行する実績ログ記憶処理を説明するフローチャートである。実績ログ記憶処理は、図5のフローチャート中の一連の処理が所定周期(例えば1分)で繰り返されることにより、継続的に実行される。実績ログ記憶処理では、在宅演出システム制御部44が、家電機器の作動状態が切替えられたか否かを一つずつ順に判定していき、切替えられたものについてはそのログを記憶する。
すなわち、在宅演出システム制御部44は、最初に図5のステップS11で、照明L1の作動状態が切替えられたか否か(前回確認されたスイッチオン状態からスイッチオフ状態に変化したか、又は前回確認されたスイッチオフ状態からスイッチオン状態に変化したか)を判定し、YESの場合はステップS12でそのログをログ記憶部41に記憶し、NOの場合はそのままステップS13に移行する。次に、ステップS13で、テレビTV1の作動状態が切替えられたか否か(前回確認されたスイッチオン状態からスイッチオフ状態に変化したか、又は前回確認されたスイッチオフ状態からスイッチオン状態に変化したか)を判定し、YESの場合はステップS14でそのログをログ記憶部41に記憶し、NOの場合はそのままステップS15に移行する。さらに、ステップS15で、オーディオAV1の作動状態が切替えられたか否か(前回確認されたスイッチオン状態からスイッチオフ状態に変化したか、又は前回確認されたスイッチオフ状態からスイッチオン状態に変化したか)を判定し、YESの場合はステップS16でそのログをログ記憶部41に記憶し、NOの場合はそのまま次のステップに移行する。同様の処理を、各家電機器について順に実行し、作動状態が切替えられたものについてはそのログを記憶していく。
上記一連の実績ログ記憶処理が終了すると、再びステップS11に戻って一連の処理が繰り返されることにより、継続的に実績ログ記憶処理が実行される。
以上のように記憶された実績ログに基づいて、サンプルパターン作成部43がサンプルパターンを作成する。作成されたサンプルパターンは、サンプルパターン記憶部42に記憶される。
(2)照明L1,L2,L3,・・・を作動させる処理
次に照明L1,L2,L3,・・・を作動させる処理について説明する。図6は、ホームサーバ40の在宅演出システム20系統が実行する照明の在宅演出処理を説明するフローチャートである。
最初に、在宅演出システム制御部44が、玄関ドア施解錠装置50からの施錠信号又は操作パネル22からの防犯モード切替信号の入力があるまで待機する(ステップS21)。玄関ドアが施錠されたり、防犯モードに切替られたりするのは、居住者が外出する場合である(ステップS21でYES)。この場合は、在宅演出を実行するために、サンプルパターン記憶部42から当日のサンプルパターン(登録済みパターン)を取得する。例えば、図4に例示するサンプルパターンを取得する。このサンプルパターンでは、部屋Aの照明L1は20:00〜23:30に点灯し、部屋Cの照明L3は18:00〜22:30に点灯することとなっている。
続くステップS23の各照明制御処理は、照明ごとに実行される処理である。すなわち、図4に例示するサンプルパターンでは、照明L1及び照明L3ごとに実行される。各照明制御処理について、図7のフローチャートを参照して、現時点18:00以降の動作を説明する。
・照明L1について実行される処理
図7のステップS231では、サンプルパターンで照明を消灯する時刻か否かを判定する。図4に例示するサンプルパターンでは、照明L1については23:30が消灯時刻であり、現時点18:00ならNOと判定され、ステップS232に移行する。そしてステップS232では、サンプルパターンで照明を点灯する時刻か否かを判定する。図4に例示するサンプルパターンでは、照明L1については20:00が点灯時刻であり、現時点18:00ならNOと判定され、ステップS233に移行する。
ステップS233では、外部情報による照明点灯時刻か否かを判定する。ここでいう外部情報とは、外光センサ21から送信される照度検知信号又はインターネット100から取得した気象情報(日没時刻、雨天等の情報)であり、これらの情報によって照明点灯が必要な時刻か否かが判定される。例えば、現時点18:00で外光センサ21からの信号により照明点灯が必要と判定された場合は(ステップS233でYES)、ステップS234で照明L1に対する点灯信号を送信する。これにより、照明L1が点灯し、各照明制御処理を終了して図6のステップS24に移行する。一方、ステップS233で照明点灯は不要と判定された場合は(ステップS233でNO)、各照明制御処理を終了し図6のステップS24に移行する。
・照明L3について実行される処理
ステップS231では、サンプルパターンで照明を消灯する時刻か否かを判定する。図4に例示するサンプルパターンでは、照明L3については22:30が消灯時刻であり、現時点18:00ならNOと判定され、ステップS232に移行する。そしてステップS232では、サンプルパターンで照明を点灯する時刻か否かを判定する。図4に例示するサンプルパターンでは、照明L3については18:00が点灯時刻であり、現時点18:00ならYESと判定され、ステップS234で照明L3に対する点灯信号を送信する。これにより、照明L3が点灯し、各照明制御処理を終了して図6のステップS24に移行する。
図6のステップS24では、玄関ドア施解錠装置50からの解錠信号又は操作パネル22からの在宅モード切替信号の入力があったか否かを判定する。すなわち、住宅1の居住者が帰宅したか否かを判定する。未だ帰宅が把握されずステップS24でNOと判定された場合は、ステップS23に戻り、各照明制御処理に移行する。照明L1及び照明L3が点灯された後は、ステップS231においてサンプルパターンで照明を消灯する時刻か否かを判定し、照明L1については23:30になったときにステップS234に移行して照明L1に対する消灯信号を送信し、照明L3については22:30になったときにステップS234に移行して照明L3に対する消灯信号を送信する。これにより、照明L1及びL3が消灯され、夜中ずっと照明が点灯しているという不自然な現象が回避される。
一方、図6のステップS24でYESと判定され居住者の帰宅が把握された場合は、ステップS25に移行して在宅モードへの切替えを実施する。これにより、在宅演出処理が終了し、居住者の手動によって照明L1,L3等の点灯消灯が行われることとなる。
以上の照明在宅演出処理では、実績ログに基づいたサンプルパターンに従って照明を作動させるため、在宅演出のパターンの単純化が防止される。また、外部情報によって照明点灯が必要とされた場合は、実績ログに拘わらず点灯を行うため、暗くなっても照明が点灯しないといった不都合が回避される。
(3)テレビTV1,TV2,・・・と、オーディオAV1,AV2,・・・とを作動させる処理
次に、在宅演出システム20において、テレビTV1,TV2,・・・と、オーディオAV1,AV2,・・・とを作動させる処理について説明する。この処理も、ホームサーバ40の在宅演出システム20系統が実行する。
最初にホームサーバ40の在宅演出システム制御部44が、玄関ドア施解錠装置50からの施錠信号又は操作パネル22からの防犯モード切替信号の入力を把握すると、在宅演出処理を実行するためにサンプルパターン記憶部42からサンプルパターンを取得する。図4に例示するサンプルパターンでは、部屋AのオーディオAV1については22:30〜23:30にオン状態であり、部屋CのテレビTV2については20:00〜22:30にオン状態である。このパターンに従って、オーディオAV1に対して22:30にスイッチオン信号を送信し、23:30にスイッチオフ信号を送信する。また、テレビTV2に対して20:00にスイッチオン信号を送信し、22:30にスイッチオフ信号を送信する。
以上の処理では、実績ログに基づいたサンプルパターンに従ってテレビやオーディオを作動させるため、在宅演出のパターンの単純化が防止される。また、サンプルパターンでは実績ログにおける空白時間が埋め合わされているため、想定される活動時間帯に家電機器が全く作動しない時間が生じることもない。
<監視システム30の動作>
次に、機器制御システム10のうち、監視システム30の動作について説明する。監視システム30は、住宅1の内に不正に侵入する者を監視するシステムであり、居住者の在宅時・外出時に拘わらず常時処理を実行する。図8は、ホームサーバ40の監視システム30系統が実行する監視処理を説明するフローチャートである。
図8のステップS31において、ホームサーバ40の監視システム制御部48は、侵入情報の入力があるか否かを常時監視している。すなわち、窓センサWS1,WS2,W3,・・・及び人体センサBS1,BS2,BS3,・・・からの侵入検知信号や、監視カメラC1,C2,C3,・・・からの侵入映像や、玄関ドア施解錠装置50からの不正解錠信号のうち、いずれか一つでも入力されないか否かを監視している。
入力があった場合は(ステップS31でYES)、その信号又は映像の送信元となった機器の設置場所に対応する部屋を、対応場所記憶部47から取得する(ステップS32)。例えば、送信元が人体センサBS1であれば、それに対応付けられた部屋Aを取得する。
次いでステップS33では、その時点で防犯モードとなっているか否かを確認する。防犯モードとなっている場合は(ステップS33でYES)、ステップS36に移行し、対応場所の家電機器に対するオン信号及び警報装置に対する警報開始信号を送信すると共に、インターネットへ不正侵入があった旨の情報を送信する。これにより、不正侵入者に近い場所、すなわち前述の例では部屋Aで照明L1、テレビTV1及びオーディオAV1のスイッチが入ると共に警報装置AL1から警報が発生し、それ以上の侵入を防止することができる。また、外出中の居住者は携帯電話やPDA等の端末において、住宅1の部屋A(又は部屋A近傍)で不正侵入があったのかを知ることができるため、住宅1の電話へダイアルして電話音を発生させたり、予め録音しておいた音声(居住者の声、番犬の声等)をオーディオAV1から自動再生させたり、警察へ通報する等の対処を行うことができる。
一方、ステップS33で、防犯モードでない(在宅モードである)ことが確認された場合は(ステップS33でNO)、対応場所で家電機器の作動があるか否かを確認する(ステップS34)。例えば部屋Aの場合、照明L1、テレビTV1及びオーディオAV1のいずれかが作動されているか否かを確認する。いずれかが作動されていることが確認された場合は(ステップS34でYES)、居住者がその対応場所に居ることを示すので、対応場所の警報装置に対する作動信号を送信する(ステップS38)。例えば部屋Aでは警報装置AL1から警報が発生し、不正侵入があったことが居住者に報知される。
一方、ステップS34において、対応場所で家電機器の作動がないと確認された場合は(ステップS34でNO)、不正侵入が行われた場所と異なる場所に居住者が居るはずである。その場所の探索手法として、家電機器が作動している場所があるか否かを確認する(ステップS35)。例えばステップS32で部屋Aが対応場所として取得された場合、部屋Cで照明L3が点灯していれば、ステップS35でYESと判定される。この場合は、ステップS37で、対応場所の家電機器に対するオン信号及び警報装置に対する警報開始信号を送信すると共に、家電機器の作動場所の警報装置に対する警報開始信号を送信する。前述の例では、部屋Aの照明L1、テレビTV1及びオーディオL1のスイッチが入ると共に警報装置AL1から警報が発生し、それ以上の侵入を防止することができる。また、部屋Cでも警報装置AL3から警報が発生し、居住者は不正侵入があったことを知ることができる。
以上のように、不正侵入に対する防止措置及び居住者に対する報知が行われると、ステップS39では、侵入情報が消滅したか否かが確認される。この場合、侵入者が住宅1から退出していればYESと判定されるが、未だ退出していない場合はNOと判定され、ステップS32に戻って一連の処理が繰り返される。これにより、侵入者の移動に伴って家電機器の作動及び警報が行われる部屋も移動することとなる。
以上の監視処理では、不正な侵入が行われた部屋(又は不正侵入が行われた場所に最も近い部屋)に居住者が居なくても、家電機器が自動的に作動開始し警報が発生するため、それ以上の侵入が効果的に防止される。また、居住者が住宅内・外出先のどこに居ても侵入情報が報知されるため、素早く対処することができる。
なお、以上説明した実施の形態に限らず、例えば以下に別例として示した形態で実施することもできる。
・上記実施の形態では、実績ログ(使用履歴)として、各家電機器が作動された日及び時間帯のみを記録していたが、例えば照明であれば照明強度の情報、テレビであれば受信チャンネルの情報等をログ(使用履歴)として記録してもよい。これにより、在宅演出がよりリアル化されると共に、各機器の異常発生の把握や、使用傾向の分析等を行うことができる。
・実績ログ(使用履歴)に基づいて各家電機器の電力消費量を算出する電力量算出部をさらに備えると良い。また、電力量算出部が、月ごとの総電力消費量を算出したり、商用電力の料金を算出したりすると良い。部屋単位で電力消費量をモニタしたり、どの電気機器(照明機器、テレビ等)の使用頻度が高いかなどをモニタしたりすることも可能である。さらに、これらの電力量情報を、住宅内のディスプレイ装置等に適宜表示させるようにしても良い。この場合、電力の消費実態を居住者等が把握することができ、エネルギ収支の管理(エネルギ削減)に役立てることができる。
・上記実施の形態では、各家電機器は、作動中の状態(スイッチオン状態)を示す信号を常時ホームサーバ40に送信していたが、例えば各家電機器にスイッチオン状態及びスイッチオフ状態の遷移を示すログを一時的に記憶しておいて、所定期間ごとにホームサーバ40に送信するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、ホームサーバ40のログ記憶部41は、1か月分の実績ログを記憶していたが、実績ログを有効に利用できる期間であれば3か月分、半年分、1年分あるいは1週間分等、いずれの期間であってもよい。
・上記実施の形態では、サンプルパターンに基づいてオーディオAV1,AV2,AV3,・・・のスイッチオン・スイッチオフ制御をしていたが、これらオーディオの音声再生機能を利用して予め録音しておいた生活音(足音、洗濯機・冷蔵庫等の作動音、給排水音等)を再生するようにしてもよい。これにより、よりリアルな在宅演出が可能となる。
機器制御システム10が適用される住宅1の一部の概略図。 機器制御システム10の概略ブロック構成図。 実績ログの一例を示す図。 サンプルパターンの一例を示す図。 実績ログ記憶処理を説明するフローチャート。 照明の在宅演出処理を説明するフローチャート。 各照明制御処理を説明するフローチャート。 監視処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…住宅、10…機器制御システム、20…在宅演出システム、21…外光センサ、22…操作パネル、30…監視システム、40…ホームサーバ、41…ログ記憶部、42…サンプルパターン記憶部、43…サンプルパターン作成部、44…在宅演出システム制御部、45…カレンダ部、46…タイマ部、47…対応場所記憶部、48…監視システム制御部、49…通信部、50…玄関ドア施解錠装置、L1,L2,L3…照明、TV1,TV2…テレビ、AV1,AV2…オーディオ、WS1,WS2,WS3…窓センサ、AL1,AL2,AL3…警報装置、BS1,BS2,BS3…人体センサ、C1,C2,C3…監視カメラ。

Claims (12)

  1. 住宅内の各部屋に設置された家電機器を制御するシステムにおいて、
    当該各家電機器の使用履歴を記憶する記憶手段と、
    前記各家電機器と通信可能に接続されて各家電機器を制御する制御手段とを備え、
    当該制御手段は、前記記憶手段により記憶された使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御することを特徴とする家電機器制御システム。
  2. 前記使用履歴は、各家電機器の作動状態及び非作動状態の遷移の履歴であり、
    前記記憶手段は、前記各家電機器の状態遷移の都度、その時の日時と共に作動/非作動の遷移履歴を記憶することを特徴とする請求項1の家電機器制御システム。
  3. 前記記憶手段は、前記各家電機器の作動/非作動状態の遷移に加え、同家電機器の作動状態下における動作態様を前記使用履歴として記憶することを特徴とする請求項2に記載の家電機器制御システム。
  4. 前記記憶手段は、少なくとも1週間分の前記使用履歴を曜日ごとに記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された使用履歴の曜日に合わせて前記家電機器の動作を再現することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  5. 前記制御手段は、前記使用履歴が存在していない時間帯において、その使用履歴とは異なる修正使用履歴を作成し、該修正使用履歴により前記家電機器の動作を再現することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  6. 前記制御手段は、住宅内の所定区域に属する部屋に設置された家電機器の使用履歴に基づいて前記修正使用履歴を作成することを特徴とする請求項5に記載の家電機器制御システム。
  7. 前記家電機器は照明機器であり、
    当該照明機器の点灯又は消灯の要否を示す外部情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記外部情報に基づき前記照明機器の点灯又は消灯を要する場合に、前記使用履歴とは無関係に前記照明機器を点灯又は消灯することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  8. 居住者等が外出していることを判定する手段をさらに備え、
    前記制御手段は、居住者等が外出している旨判定された場合に、前記使用履歴に基づいて前記家電機器の動作を再現することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  9. 前記記憶手段による使用履歴に基づいて前記各家電機器の電力消費量を算出する電力量算出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  10. 住宅においてあらかじめ定められた位置に設置され、同住宅内への不正侵入を検知する検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により住宅内への不正侵入が検知された場合に、当該検知手段の設置位置から最も近い部屋に設置されている家電機器の作動を開始させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の家電機器制御システム。
  11. 住宅内の各部屋に設置された家電機器との間で通信可能とされ、各家電機器を制御する制御装置であり、
    前記各家電機器の使用履歴を記憶している記憶部を備え、
    当該記憶部に記憶されている使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御することを特徴とする家電機器制御装置。
  12. 各部屋に家電機器が設置された住宅であって、
    前記各家電機器の使用履歴を記憶する記憶手段と、
    前記各家電機器と通信可能に接続されて、前記記憶手段により記憶された使用履歴での動作を再現するように各家電機器を制御する制御手段と、
    を備える住宅。
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