JP5499490B2 - 剥離フィルムを有する包装袋の製造方法 - Google Patents

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本発明は、電子部品、特に塵や埃を嫌う半導体製品、磁気ディスク、シリコンウェハ等の包装に好適な包装袋の製造方法に関するものであり、特に真空密封による包装に適した構造を有する、塵埃等の汚染から内容物を防止するための包装袋の製造方法に関する。
半導体や精密機器と言った製品は、ゴミ、埃、チリといった塵埃を極端に嫌うため、その製造は清浄度の高いクリーンルーム内で行われ、さらに清浄度の高い冶具を用い、製造作業員の衣服、手袋といったものも高い清浄度のものが用いられる。このような環境にクリーンルーム外から物品を持ち込む際には、プラスチックフィルム製の袋に包装して行う場合が多い。
この包装袋としては、例えば、特許文献1に開示されているように、包装用フィルムで作られた袋の表面に包装後に外面となる保護フィルム層を設け、輸送等により保護フィルム層が汚染された後、再度クリーンルームに搬入する際には汚染された保護フィルム層を剥離して、最外層を再びクリーンな状態に戻せるようにしたフィルムや袋がある。
しかし、この袋の表面に包装後に外面となる保護フィルム層(以後保護フィルム層=剥離フィルムとし、剥離フィルムと呼称する)を設けた包装袋は、剥離フィルムを包装用フィルム外面の「基材層」からはがすとき、剥離フィルムと包装用フィルム外面との密着強度に密着している幅を掛けた力が必要になり、剥離フィルムが破れる問題がある。
剥離フィルムをはがすのに力を加えなくてすむ様に、剥離フィルムと包装材料フィルムとの貼り合せ強度を弱くすることが考えられる。その場合、剥離フィルムが使用中に包装材料フィルムから剥がれてしまう問題が発生するため一定以上剥離強度を弱くすることはできない。
剥離フィルムと包装材料フィルムとが完全に密着している場合、剥離フィルムが内容物包装後の輸送等の使用中に「基材層」から剥がれないために必要な密着強度は15〜20g/15mm幅(90°剥離)が最低限度必要な値とされているが、この程度の値でも上述の剥離フィルムが破れるのに十分な力となり問題は解決できない。
そこで、上記問題を解決するため、周縁部のみ剥離フィルムと包装材料フィルムとは剥離可能に密着しており、周縁部以外の内容物収納部では互いに密着していない事を特徴とする剥離フィルムを有する包装袋が考えられた。この、作成した周辺部のみ剥離フィルムと包装材料フィルムが剥離可能に密着し、周辺部以外の内容物収納部では互いに密着していない事を特徴とする剥離フィルムを有する包装袋は、剥離フィルムと包装材料フィルムが完全に密着している場合に比べ剥離層を剥がす力が弱く済むようになった。
前記した特許文献1には、基材部の内側および外側に保護フィルムが積層された一対の包装用クリーンフィルムをシールする包装用袋製造方法が開示されている。しかし、前述した剥離フィルムを有する包装袋を、剥離フィルムと包装材料フィルムを同時に製袋する従来の製造方法で作製した場合には、包装材料フィルムのシーラント同士のシール強度を強くすると、剥離層フィルムと包装材料フィルムの密着強度も強くなる問題があった。また、剥離フィルムと包装材料フィルムを同時にシールするため、高温が必要で、シール条件の制御が難しい問題点があった。
特開平7−330020号広報
本発明は、剥離フィルムと包装材料フィルムを重ね合わせた二重フィルムを、包装材料フィルムのシーラント層を互いに対向させて周縁部をシールしてなる剥離フィルムを有する包装袋の製造方法に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、包装材料フィルムをチリ、埃等の汚染から保護している剥離フィルムを包装材料フィルムから剥がすときに、より弱い力ではがすことができ、さらに製袋時にはより加工しやすい製袋方法を提供することを課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、剥離フィルムと包装材料フィルムとを重ね合せた二重フィルムを二枚用意し、包装材料フィルムのシーラント層を互いに対向させて一辺を開口部として周縁部をシールしてなる包装袋の製造方法において、
前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとのサイドシール部の二辺では前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとが剥離可能に密着しており、周縁部以外の内容物収納部では密着しておらず、かつ、前記サイドシール部以外の二辺では前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとは密着しておらず、前記包装材料フィルム同士が、前記サイドシール部以外の二辺の内一辺である地シール部及び前記サイドシール部において密着しており、前記剥離フィルムが、前記地シール部から前記包装材料フィルムより長く延設され、その延設された剥離フィルム同士がサイドシール部および地シール部でそれぞれ密着しており、かつ、前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムが剥離可能に密着しているサイドシール部の二辺には、密着した箇所より外側に剥離フィルムと包装材料フィルムが密着していない周辺部があり、包装材料フィルムのみを熱と圧で熱融着させた後、包装材料フィルムが熱融着している周縁部の前記サイドシール部の同じ場所に剥離層フィルムを剥離可能に熱圧着させることを特徴とする剥離フィルムを有する包装袋の製造方法である。
このように請求項1の発明によれば、剥離フィルム、包装材料フィルムが熱融着しているサイドシール部の二辺で剥離可能に熱圧着され、包装材料フィルム同士が密着している地シール部から長く延設された剥離フィルムのサイドシール部および地シール部で剥離フィルム同士が密着した状態で、開口部の一辺は剥離フィルムと包装材料フィルムは密着しておらず、周縁部以外の収納部も包装材料フィルムと剥離フィルムは重なっているだけで互いに密着していない状態となる。かつ、剥離フィルムと包装材料フィルムとが周縁部で剥離可能に密着しているサイドシール部の二辺は、密着した箇所より外側に剥離フィルムと包装材料フィルムが密着していない周辺部がある包装袋が製造される。
今までは剥離層フィルムと包装材料フィルムとを一度に挟み、熱と圧を加えて熱融着したが、包装材料フィルムのみを熱と圧で熱融着させた後、包装材料フィルムが熱融着している同じ場所に、剥離層フィルムを熱融着することで、剥離フィルムの密着強度を剥離可能に弱く制御可能となる。この為包装材料フィルム内面に内容物を入れ真空密封した後剥離フィルムを今までより力を加えずに、剥離フィルムを包装材料フィルムからはがすことができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムが剥離可能に密着している辺の外側の、包装材料フィルムにのみ、開封用のノッチ(切り欠き)を設ける事を特徴とする請求項1に記載する剥離フィルムを有する包装袋の製造方法である。
剥離フィルムと包装材料とが剥離可能に密着した辺の、密着した箇所より外側の剥離フィルムと包装材料フィルムが密着していない周辺部の包装材料にのみノッチを設けることにより、剥離フィルムをはがした後、包装材料フィルムで作られている袋にはノッチがあるので、鋏又はカッター等を使うことなく包装材料フィルムで作られた袋を破くことができ、尚且つ鋏又はカッターで内容物を傷つける恐れも無い。また、本来ノッチの必要がない剥離フィルムにノッチ加工を施さないために、ゴミの発生や、剥離フィルムの破れの原因が減少する。
このように本発明の剥離フィルムを有する包装袋の製造方法によれば、剥離フィルムと包装材料フィルムを重ね合わせた二重フィルムを製袋してなり、二重フィルムの外側に位置して包装材料フィルムをチリ、埃等の汚染から保護している剥離フィルムを剥がすときに、剥離フィルムが破けることが無く適度な力で剥離フィルムを剥がすことが出来、剥離フィルムを剥いた後はクリーンな包装袋を容易、かつ、確実に得る事ができる。
本発明の製造方法で得られる、剥離フィルムを有する包装袋の一例の説明図。 本発明の製造方法で得られる、剥離フィルムを有する包装袋の一参考例の層構成を断面で示す模式図。 本発明の剥離フィルムを有する包装袋の製造方法の一実施形態の製袋方法の説明図。 剥離フィルムと包装材料フィルムを同時に製袋する従来の製造方法の説明図。
本発明の剥離フィルムを有する包装袋の製造方法を、一実施形態に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の製造法で得られる、剥離フィルムを有する包装袋の一例を示す説明図で、(a)は包装袋の接着状態を平面で示す説明図であり、(b)(c)は(a)のA−A’線での断面説明図で、まず、(b)で包装材料フィルムがヒートシールされ、次に(c)で包装材料フィルムが熱融着している周縁部の同じ場所に剥離層フィルムを剥離可能に熱圧着させる。また、図2は、本発明の製造法で得られる、剥離フィルムを有する包装袋の一参考例の層構成を断面で示す模式図である。次に、図3は、本発明の剥離フィルムを有する包装袋の製造方法の一実施形態の製袋方法の説明図で、図4は、剥離フィルムと包装材料フィルムを同時に製袋する従来の製造方法の説明図である。
本発明の製造方法で得られる、剥離フィルムを有する包装袋は、例えば図1、図2に示すように、剥離フィルム6と、包装材料フィルム7を重ね合わせた二重フィルム5を、まず、包装材料フィルムのシーラント層4を互いに対向させて周縁部をヒートシール部10でシールして包装材料フィルムのみを熱と圧で熱融着させた後、包装材料フィルムが熱融着している周縁部の同じ場所に剥離層フィルムを剥離可能に熱圧着させる。
そして、剥離フィルム6と包装材料フィルム7とは、対向する二辺の周縁部2−2では剥離可能に密着させ、他の二辺では剥離フィルムと包装材料フィルムは密着させず、その内一辺側2−4では剥離フィルム同士を密着させ、周縁部以外の収納部2−7および開口側の周縁部である2−3、さらに周辺部2−5では剥離フィルムと包装材料フィルムのすべてが互いに密着されない。
本発明の剥離フィルムを有する包装袋の製造方法の一実施形態の製袋方法として、図3
に示すように、まず、包装材料フィルムの周縁部2−2を地シール部13およびサイドシール部14で熱融着し、その他加工部15で包装材料フィルムの周辺部2−5の任意の位置にノッチ加工を行いノッチ2−8を設ける。なお、ノッチの形状及び数は適宜選択できる。
その後剥離フィルムをシール済みの包装材料フィルムと重ねて、剥離フィルム地シール部18で密着させる。次に、4枚サイドシール部16で包装材料フィルムが熱融着している周部の同じ場所に剥離フィルムを剥離可能に熱圧着する。その後、必要なその他の加工を行い断裁して、剥離フィルムを有する包装袋を得る。
ここで、包装材料フィルム7は、二軸延伸プラスチックフィルムからなる基材層3と、ポリオレフィン系樹脂からなるシーラント層4からなり、剥離フィルム6は、基材1とシーラント2の熱融着性樹脂層からなる。
剥離フィルム6の基材層1としては、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、アルミニウム箔等が使用でき、剥離フィルム6のシーラント2としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂フィルムが好ましく使用できる。
剥離フィルム6の内側に配置される包装材料フィルム7の基材層3としては、ナイロン等の二軸延伸プラスチックフィルムが好ましく使用でき、包装材料フィルム7のシーラント層4としては、前述した剥離フィルムの内層と同様にポリエチレン、ポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂フィルムが好ましく使用できる。
なお、図示してないが必要に応じて、包装材料フィルム7の基材層3とシーラント層4の間に二軸延伸ポリプロプレンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、アルミニウム箔等からなる中間層を設けることもできる。
剥離フィルム6の基材層1とシーラント層2、また、包装材料フィルム7の基材層3とシーラント層4とは、例えば、ポリエステル樹脂系の二液反応型接着剤を用いたドライラミネート法、あるいは溶融ポリエチレンを介した押し出しラミネート法等の公知のラミネート法により貼り合わせることができる。
本発明の製造法で得られる剥離フィルムを有する包装袋は、包装袋の形態として、三方シール袋、合掌貼り袋、ガゼット袋などに適用できる。基本的に矩形形状の包装袋への適用が好ましいが、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、矩形以外の円形等の異形シール形状を有した包装袋への適用も可能である。
以下に本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
剥離フィルム6として、基材層1となる厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルムとシーラント層2となる厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルム(メルトフローレート:2g/10min、融点:110℃)とを溶融ポリエチレンを介して積層し、二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)/ポリエチレン(厚さ15μm)/低密度ポリエチレンフィルム(厚さ40μm)からなる層構成の剥離フィルム6を準備した。なお、内層のポリエチレンの外側にはコロナ放電処理を施した。
ここで、メルトフローレート(MFR)はJIS―K7210により、融点はJIS―K7121により測定した。
別に、厚さ15μmのチューブラー法により作成した二軸延伸ナイロンフィルムと厚さ12μmの透明バリアPETフィルムを、二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ複合フィルムとし、この複合フィルムの透明バリアPETフィルム面に厚さ80μmのチューブラー法により作製した低密度ポリエチレンフィルムを二液反応型のポリエステル樹脂系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)/接着剤/透明バリアPETフィルム(厚さ12μm)/接着剤/低密度ポリエチレンフィルム(厚さ80μm)からなる層構成の包装材料フィルム7を作製した。
なお、上記した包装材料7の構成においては、最初の二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)が剥離フィルム6と接する基材層にあたる。この剥離フィルム6と接する側の二軸延伸ナイロンフィルム表面は、コロナ放電等の表面処理を施さない未処理面である。
このようにして作製した剥離フィルム6のポリエチレン面(コロナ放電処理面)と包
装材料フィルム7の未処理延伸ナイロンフィルム面を対向させて、図3に示したようにそれぞれ一対の巻取りを2本作製した。
この一対の巻き取り2本を用いて、図3に示すように、まず、包装材料フィルム7のシーラント層4である低密度ポリエチレンフィルム(厚さ80μm)面同士を互いに対向させて、縦360mm、横260mm、シール幅10mmの三方シール袋を地シール及びサイドシールして作製し、さらに引き続いて、剥離フィルムを熱融着済みの包装材料フィルムと重ねて、剥離フィルム地シール部で密着させ、次に、4枚サイドシール部で包装材料フィルムが熱融着している周部の同じ場所に剥離フィルムを剥離可能に熱圧着して実施例1の剥離フィルムを有する包装袋を得た。
このときのヒートシール条件は下記の通りである。
・包装材料フィルム地シール、サイドシール温度:160℃
・剥離フィルム地シール、4枚サイドシール温度:140℃
・シール時間0.5秒、圧力0.2Mpa
ここで、実施例1の剥離フィルム及び包装材料フィルムを用いて、ヒートシール条件とシール強度または密着強度の関係を測定した結果を表1に示す。表1に示す様に、剥離フィルムと包装材料フィルムを同時に製袋する従来の製造方法では、シール時間0.5秒、圧力0.2Mpa、加圧回数3回の条件で、内側の包装材料フィルムが安定したシール条件に達する包装材料フィルムのヒートシール温度は180℃以上必要であり、そのとき包装材料フィルムのシール強度は88N/15mm幅で、剥離フィルムの密着強度は1.96N/15mmと大きなものとなった。それに対して、本発明の製造方法で、包装材料フィルムと剥離フィルムを別々にシールして一体化する場合には、安定したシール条件に達する温度が包装材料フィルムで160℃以上、剥離フィルム同士では140℃以上で、そのとき包装材料フィルムのシール強度は88N/15mm幅で、剥離フィルムの密着強度は0.74N/15mmに下げることが可能であった。
Figure 0005499490
実施例1で得られた包装袋に電子基板を真空封入し、包装材料フィルム及び剥離フィルムからなる開口部を封止した。その後に外側の剥離フィルムを手で剥がしてみた。剥離フィルムが全面で包装材料フィルムと密着している従来のタイプ、及び周縁部の剥離フィルムと包装材料フィルムの三方をすべてシールした従来のタイプ、および、本発明の製造方法で得られるのと同様の形態を有する剥離フィルムと包装材料フィルムを同時に製袋する従来の製造方法で得られた三方シール袋を使用した場合に比べて、本発明の製造方法で得られた剥離フィルムを有する包装袋である実施例1では、弱い力で剥離フィルムを剥がすことができ、剥離フィルムの破れが発生しなかった。
2−1・・・包装袋
2−2・・・周縁部(包装材料フィルム同士が融着し、剥離フィルムと包装材料フィルムが剥離可能な状態で密着している部分)
2−3・・・周縁部(剥離フィルムと包装材料フィルムが内容物収容時には密着していない辺)
2−4・・・周縁部(剥離フィルム同士が融着している辺)
2−5・・・周辺部(剥離フィルムと包装材料フィルムが内容物収容後にも密着してい
ない辺)
2−6・・・開口部 2−7・・・製品収納部 2−8・・・ノッチ
1・・・剥離フィルム−基材 2・・・剥離フィルム−シーラント
3・・・包装材料フィルム−基材 4・・・包装材料フィルム−シーラント
5・・・2重袋 6・・・剥離フィルム 7・・・包装材料フィルム
8・・・接着剤 9・・・中空部 10・・・ヒートシール部
11・・・融着部 12・・・密着部(剥離可能)
13・・・包装材料地シール部 14・・・包装材料サイドシール部
15・・・包装材料その他加工部(ノッチ) 16・・・4枚サイドシール部
17・・・4枚その他加工部 18・・・剥離フィルム地シール部
19・・・断裁部

Claims (2)

  1. 剥離フィルムと包装材料フィルムとを重ね合せた二重フィルムを二枚用意し、包装材料フィルムのシーラント層を互いに対向させて一辺を開口部として周縁部をシールしてなる包装袋の製造方法において、
    前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとのサイドシール部の二辺では前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとが剥離可能に密着しており、周縁部以外の内容物収納部では密着しておらず、かつ、前記サイドシール部以外の二辺では前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムとは密着しておらず、前記包装材料フィルム同士が、前記サイドシール部以外の二辺の内一辺である地シール部及び前記サイドシール部において密着しており、前記剥離フィルムが、前記地シール部から前記包装材料フィルムより長く延設され、その延設された剥離フィルム同士がサイドシール部および地シール部でそれぞれ密着しており、かつ、前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムが剥離可能に密着しているサイドシール部の二辺には、密着した箇所より外側に剥離フィルムと包装材料フィルムが密着していない周辺部があり、包装材料フィルムのみを熱と圧で熱融着させた後、包装材料フィルムが熱融着している周縁部の前記サイドシール部の同じ場所に剥離層フィルムを剥離可能に熱圧着させることを特徴とする剥離フィルムを有する包装袋の製造方法。
  2. 前記剥離フィルムと前記包装材料フィルムが剥離可能に密着している辺の外側の、包装材料フィルムにのみ、開封用のノッチ(切り欠き)を設ける事を特徴とする請求項1に記載する剥離フィルムを有する包装袋の製造方法。
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