JP5499155B2 - 電池組立装置及び電池組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、帯状の正極とセパレータと帯状の負極とが順に重ねられて、これらが巻かれて構成された捲回電極体に集電部材を取り付ける電池組立装置及び電池組立方法に関する。
自動車、ポータブルコンピュータや各種の携帯型端末の電源として、種々の二次電池が用いられている(例えば、特許文献1乃至3参照)。これらの特許文献1乃至3に示された従来の二次電池は、帯状の正極とセパレータと帯状の負極とが順に重ねられて、これらが巻かれて構成された捲回電極体と、この捲回電極体に取り付けられる集電部材とを備えている。
捲回電極体の帯状の正極及び負極は、それぞれに、帯状の芯体と当該芯体の両表面に形成された極活物質とを備えている。極活物質は、芯体の幅方向の一方の縁部には形成されかつ他方の縁部には形成されていない。これら帯状の正極及び負極の間には、帯状のセパレータが挟まれかつ極活物質が形成されていないそれぞれの縁部が芯体の幅方向の両端に位置するように巻かれて前述した捲回電極体を構成している。捲回電極体は、扁平に潰されている。前述した極活物質が形成されていない両端の縁部は、それぞれ、正極及び負極の端子部である。
集電部材は、絶縁性の部材本体と、複数の接続端子とを備えている。部材本体は、略長方形である。複数の接続端子は、導電性の金属で構成されているととともに、前記部材本体の長手方向の両端部を貫通している。接続端子は、電池として組み立てられた場合に前記端子部に取り付けられて、これらの正極及び負極それぞれと電気的に接続される。
前述した二次電池は、扁平に潰された捲回電極体の正極及び負極の端子部に集電部材の各接続端子が取り付けられている。
特開2000−323120号公報 特開2001−155711号公報 特開2009−181812号公報
しかしながら、前述した特許文献1乃至特許文献3に示された二次電池は、前記正極及び負極と前記接続端子とが金属で構成されているために、組み立て中にこれら互いに擦れると、特に正極及び負極の端子部の表面に傷が生じてしまい、当該端子部と接続端子との間の電気的な抵抗値が増加して望ましくない。また、傷つけられた端子部の破片が捲回電極体の中に進入して正極と負極を短絡せしめるおそれがあった。さらに、端子部と接続端子を固定する際に、捲回電極体の捲回中心空間部に必要とされる作業スペースを確保することが困難であるため、人による手作業を行わざるを得ないなど、製造コストがなかなか下がらなかった。
したがって、本発明の目的は、例えば、捲回電極体の各極の端子部を傷つけることなく、当該端子部に集電部材の接続端子を容易に取り付けることができる電池組立装置及び電池組立方法を提供することにある。また、端子部と接続端子を固定する際に、捲回電極体の捲回中心空間部に、溶接もしくは溶着作業に必要とされるスペースを確保することで機械による自動化が出来、その結果製造コストを抑えることが出来る電池組立装置及び電池組立方法を提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電池組立装置は、帯状の正極とセパレータと帯状の負極とが順に重ねられかつこれらが巻かれて構成された捲回電極体の前記正極及び前記負極それぞれの端子部に集電部材の接続端子を取り付ける電池組立装置において、その表面上に前記捲回電極体が載置される載置部と、前記端子部が重ねられて、前記接続端子を案内するガイド部を有する案内部と、前記載置部との間に前記捲回電極体を挟んで当該捲回電極体を扁平に潰す押圧部と、前記ガイド部の表面と接触しながら前記接続端子を前記端子部に挿入する部材挿入部と、を備えたことを特徴としている。
本発明の一実施例にかかる電池組立装置の構成を模式的に示す正面図である。 図1に示された電池組立装置で組み立てられる電池の斜視図である。 図2に示された電池の他の斜視図である。 図3に示された電池の集電部材の斜視図である。 図3に示された電池の捲回電極体の斜視図である。 図5に示された捲回電極体の一部を分解して示す斜視図である。 図6に示された捲回電極体の一部の断面図である。 図1に示された電池組立装置の案内部の構成を示す側面図である。 図8中の矢印IX方向からみた案内部の正面図である。 図8に示された案内部のガイド部材が互いに近づけられた状態を示す側面図である。 図10中の矢印XI方向からみた案内部の正面図である。 図8に示された案内部の一つのガイド部材の正面図である。 図10に示された案内部のガイド部材に接続端子が近づけられた状態を示す正面図である。 図13に示された接続端子がガイド部の表面と接触しながら端子部に挿入された状態を示す正面図である。 図1に示された電池組立装置の空間拡大部の平面図である。 図15に示された電池組立装置の空間拡大部の侵入拡大部が互いに離れた状態を示す平面図である。 図1に示された電池組立装置の電池を組み立てる前に載置台と押圧部材に結束シートが吸着された状態を模式的に示す正面図である。 図17に示された電池組立装置の最も下方のガイド部材のガイド部に捲回電極体の活物質非形成部分が載置された状態を模式的に示す正面図である。 図18に示された電池組立装置の空間拡大部の侵入部材がガイド部に活物質非形成部分が重ねられた捲回電極体の中心空間内に挿入された状態を模式的に示す正面図である。 図19に示された電池組立装置の中央のガイド部材がガイド位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図20に示された電池組立装置の中央のガイド部材の上面に設けられたガイド部に他の捲回電極体の活物質非形成部分が重ねられた状態を模式的に示す正面図である。 図21に示された電池組立装置の空間拡大部の侵入部材が上方の捲回電極体の中心空間内に挿入された状態を模式的に示す正面図である。 図22に示された電池組立装置の最も上方のガイド部材がガイド位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図23に示された電池組立装置の押圧部により捲回電極体が扁平に潰された状態を模式的に示す正面図である。 図24に示された電池組立装置の結束部により扁平に潰された捲回電極体の周りに結束シートが捲きつけられた状態を模式的に示す正面図である。 図25に示された電池組立装置のガイド部の表面と接触しながら接続端子が端子部に挿入された状態を模式的に示す正面図である。 図26に示された電池組立装置の案内部の上方の二つのガイド部材が退避位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図27に示された電池組立装置の空間拡大部の侵入部材により捲回電極体の中心空間の断面積が大きくされた状態を模式的に示す正面図である。 図28に示された電池組立装置の空間拡大部の一方の侵入拡大部の回動アームが退避位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図29に示された電池組立装置の接合部などによりクリップが接合された状態を模式的に示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を説明する。本発明の一実施形態にかかる電池組立装置は、ガイド部に捲回電極体の端子部を載置し、このガイド部の表面と接触しながら接続端子を端子部に挿入する。このように、接続端子を所定の位置に位置決めする際に、それぞれ金属で構成された接続端子と各極の端子部とが直接接触することがない。よって、捲回電極体の各極の端子部を傷つけることなく、当該端子部に集電部材の接続端子を容易に取り付けることができる。
また、ガイド部の厚みを接続端子の厚みよりも薄く構成してもよい。この場合、ガイド部を接続端子と端子部との間から抜け出させた際に、これら接続端子と端子部との位置がずれることを抑止できる。よって、接続端子を端子部の所望の位置に取り付けることができる。
さらに、ガイド部が、端子部が重ねられる略平面状の重なり部と、該重なり部よりも前記接続端子側にって前記捲回電極体のカーブに沿った曲面状の傾斜部とを備えて構成されてもよい。この場合、接続端子を端子部に挿入する際に、当該接続端子がガイド部のみに接触する。したがって、接続端子は、端子部に直接接触することがない。よって、捲回電極体の各極の端子部を傷つけることなく、当該端子部に集電部材の接続端子を容易に取り付けることができる。
また、ガイド部が傾斜部に連なりかつ当該接続端子の挿入方向と平行に延在した平行延在部を更に備えていても良い。部材挿入部に接続端子を挿入する際、該接続端子の位置が多少ずれてもこの平行延在部によって傾斜部の位置に該接続端子を案内できる。よって、接続端子を所定の端子部に確実に取り付けることができる。
ガイド部に重ねられた扁平に潰された捲回電極体の中心空間の断面積を空間拡大部によって大きくしてもよい。この場合、互いに重なる端子部を捲回電極体の外周側でより密に重なり合わせることが出来る。捲回電極体の中心空間の断面積を大きくすることで、端子部と接続端子を固定する作業スペースを確保できるので、人手などに頼らなくても機械で自動的に端子部に接続端子を取り付けることができる。よって、当該端子部に集電部材の接続端子を効率よく固定することができる。
また、結束部材により複数の捲回電極体を束ねるようにしてもよい。この場合、複数の捲回電極体により電池を構成することができる。
さらに、空間拡大部が捲回電極体の中心空間内に挿入された侵入部材を当該捲回電極体の径方向に移動させる部材移動手段を備えてもよく、侵入部材を回転させる回転手段を備えてもよい。この部材移送手段もしくは回転手段によって、空間拡大部が捲回電極体の中心空間の断面積を確実に大きくすることができ、さらに効率よく端子部に接続端子を取り付けることができる。
接続端子と端子部を挟むクリップを位置決めするクリップ位置決め部を備えてもよく、接続端子と端子部とクリップを接合する接合部を備えてもよい。この場合、当該端子部に集電部材の接続端子を確実に固定することができる。
本発明の一実施例を、図1ないし図30に基づいて説明する。本発明の一実施例に係る電池組立装置1は、捲回電極体2(図5に示す)に集電部材3(図4に示す)を取りつけて、電池4(図2及び図3に示す)を組み立てる装置である。図示例では、電池4は、自動車、ポータブルコンピュータや各種の携帯端末に用いられるリチウムイオン電池となっている。
電池4は、図2及び図3に示すように、二つの捲回電極体2と、集電部材3と、クリップ5とを備えている。捲回電極体2は、図6及び図7に示すように、帯状の正極としての正極シート6と、帯状のセパレータ7と、帯状の負極としての負極シート8とが順に重ねられ、これらが巻かれて構成されている。
正極シート6は、帯状の芯体9と、この芯体9の両表面に形成された正極活物質10とを備えている。芯体9は、アルミニウム箔などの正極に適する金属箔で構成されている。正極活物質10は、芯体9の幅方向の一方の縁部と中央部とに亘って形成されかつ他方の縁部には形成されていない。即ち、芯体9の幅方向の他方の縁部には、芯体9を一定の幅にて露出させた正活物質非形成部分(端子部に相等する)9aが設けられている。
負極シート8は、帯状の芯体11と、この芯体11の両表面に形成された負正極活物質12とを備えている。芯体11は、銅箔などの負極に適する金属箔で構成されている。負正極活物質12は、芯体11の幅方向の一方の縁部と中央部とに亘って形成されかつ他方の縁部には形成されていない。即ち、芯体11の幅方向の他方の縁部には、芯体11を一定の幅にて露出させた負活物質非形成部分(端子部に相等する)11aが設けられている。
捲回電極体2は、正活物質非形成部分9aが負極シート8と接触しないように、かつ負活物質非形成部分11aが正極シート6と接触しないように、正極シート6とセパレータ7と負極シート8とが順に重ねられて、これらが巻かれて構成されている。そして、捲回電極体2は、図5に示すように、扁平に潰されている。さらに、扁平に潰された複数の捲回電極体2が互いに重ねられて、それらの周りに結束部材としての結束シート13(図3に示す)が巻きつけられて固定されている。
集電部材3は、図4に示すように、絶縁性の部材本体14と、この部材本体14に設けられた端子部15とを備えている。部材本体14は、絶縁性の合成樹脂で構成されかつ捲回電極体2の外周面上でかつ扁平に潰された当該捲回電極体2の幅方向の一方の縁部上に重ねられている。
端子部15は、部材本体14の両端部に間隔をあけて設けられた正極端子部16と、負極端子部17とを備えている。正極端子部16及び負極端子部17は、電池4として組み立てられた場合に、それぞれ、捲回電極体2の正極シート6及び負極シート8に電気的に接続される。正極端子部16及び負極端子部17は、それぞれ、前述した部材本体14の両端部にある端子部本体18と、この端子部本体18の一方の表面から立設した四本の接続端子19と、端子部本体18の他方の表面から立設した一つのボルト端子20と、を備えている。
接続端子19は、それぞれ、導電性がある金属などで構成されかつ端子部本体18から立設した棒状に形成されている。二組の接続端子19は、電池4として組み立てられた場合に、それぞれ、捲回電極体2の対応するシート6,8の芯体9,11の活物質非形成部分9a,11aと電気的に接続される。二組の接続端子19は、捲回電極体2のシート6,8の芯体9,11の活物質非形成部分9a,11aを後述するクリップ5で挟まれて。当該活物質非形成部分9a,11aに取り付けられる。
ボルト端子20は、前述した接続端子19と電気的に接続されている。ボルト端子20は、電池4の放電または充電を行う際に端子として使用される。
クリップ5は、導電性がある金属などで構成されている。また、活物質非形成部分9a,11aと接続端子19をこのクリップ5で挟んで、溶接されることによりこれらの活物質非形成部分9a,11aが接続端子19と電気的に接続される。
前述した構成の電池4を組み立てる工程には、後述する電池組立装置1により二つの捲回電極体2が扁平に潰された後に結束シート13により束ねる工程、これらの捲回電極体2に集電部材3の接続端子19を挿入する工程、各捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aに接続端子19が取り付けられる工程などを含む。
電池組立装置1は、図1に示すように、装置本体21と、案内部22と、押圧部23と、空間拡大部24と、部材挿入部25と、結束部26と、クリップ位置決め部27と、接合部28とを備えている。
装置本体21は、工場のフロア上などに設置されるベース板29と、ベース板29から立設した支柱30と、この支柱30の上端部に取り付けられかつベース板29と間隔をあけて平行な天井板31と、載置部としての載置台32と、を備えている。載置台32は、厚手の平板状に形成されており、ベース板29上に取り付けられている。載置台32は、図1に示すように、電池組立装置1の正面からみて台形状に形成されている。載置台32の表面には、結束シート13が負圧によって吸着されることによって密に重ねられる。また、載置台32の手前側と奥側に活物質非形成部分9a,11aを位置させ、かつ、一つの捲回電極体2が結束シート13の上方に、間隔をあけて載置される。
案内部22は、載置台32に載置される捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aそれぞれと対応して、一対設けられている。図示例では、案内部22は、載置台32よりも図1中の奥側と手前側に設けられている。案内部22は、図8及び図9に示すように、スライド支持部33と、複数(図示例では三つ)のガイド部材80とを備えている。
スライド支持部33は、ベース部81と、支持柱82と、二つのスライダ83とを備えている。ベース部81は、厚手の平板状に形成され、かつベース板29に取り付けられる。支持柱82は、ベース部81即ちベース板29から立設した状態に設けられている。二つのスライダ83は、支持柱82の長手方向に沿って並べられて、当該支持柱82の長手方向に移動自在に支持されている。一方のスライダ83は、支持柱82の中央部と下端部とに亘って移動自在に当該支持柱82に支持されている。他方のスライダ83は、支持柱82の上端部と一方のスライダ83の直上に亘って移動自在に当該支持柱82に支持されている。
ガイド部材80は、ベース板29と天井板31との間に互いに間隔をあけて配置されている。三つのガイド部材80のうち一つはベース部81に固定されている。また、他の二つのガイド部材80は、それぞれがスライド棒84によって水平方向にスライド自在に支持されている。二つのガイド部材80は、図8中の実線で示された位置、すなわち載置台32上の捲回電極体2から離れた退避位置と、図8中の点線及び図10に示された位置、すなわち最も載置台32上の捲回電極体2に近づいたガイド位置とに亘って、移動自在に設けられている。なお、三つのガイド部材80がガイド位置にある場合は、図10に示すように、鉛直方向に並ぶように位置付けられる。さらに、各案内部22には、二つのスライド棒84をその長手方向にスライドさせるための図示しない駆動源が備えられている。
ガイド部材80は、図11及び図12に示すように、それぞれ、前記スライド棒84又はベース部81に取り付けられたガイド本体85と、ガイド部86とを備えている。ガイド本体85は、直方体状に形成され、その長手方向が水平方向に配置されている。ガイド部86は、捲回電極体2の平面に沿った略平面状の部分と、該捲回電極体2のカーブに沿った曲面状の小部分を含む。なお、図示例では、ガイド部86は、最も下方のガイド部材80ではガイド本体85の上面に設けられ、中央のガイド部材80ではガイド本体85の上面と下面に設けられ、最も上方のガイド部材80ではガイド本体85の下面に設けられている。また、図9、図11及び図12に二点鎖線で示すように、載置台32上の捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aがガイド部86の表面上に載置される。
前述した三つのガイド部材80のガイド部86は、同一の構成であるので、以下、最も下方に位置するガイド部材80のガイド部86を代表して説明する。ガイド部86は、図12に示すように、重なり部87と、この重なり部87に連なる傾斜部88と、この傾斜部88に更に連なる平行延在部89とを備える薄手の平板状に形成されている。重なり部87は、水平でかつ載置台32上の捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aと平行な略平面である。重なり部87には、載置台32上の捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aが重ねられる。
傾斜部88は、捲回電極体2のカーブに沿った曲面状の小部分であり、図13に示すように、重なり部87よりも接続端子19側にある。傾斜部88のさらに接続端子19側には、重なり部87と略平行な平行延在部89が延在している。部材挿入部25が接続端子19を挿入する際、この平行延在部89と傾斜部88および重なり部87は、該接続端子19が捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aに重なる位置に案内する役割をする。
図9に示すように、三つのガイド部材80の間に二つの捲回電極体2を載置してもよい。最も下方のガイド部材80のガイド部86と中央のガイド部材80の下面に設けられたガイド部86との間に捲回電極体2が一つ載置され、中央のガイド部材80の上面に設けられたガイド部86と最も上方のガイド部材80のガイド部86との間に捲回電極体2が一つ載置される。この状態で、図10および図11に示すように、二つのガイド部材80が下方に向かって移動可能である。二つのガイド部材80は、後述する押圧部23の押圧シリンダ34のスライダ92の昇降動作に連動して、図示しない駆動源により昇降動作される。
押圧部23は、押圧板90と、押圧シリンダ34と、押圧部材35とを備えている。押圧板90は、厚手の平板状に形成され、ベース板29と間隔をあけて当該ベース板29と平行に配置されている。押圧板90は、載置台32上の捲回電極体2及び案内部22の三つのガイド部材80の上方に位置付けられる。押圧板90は、ガイド柱91などにより昇降自在に設けられている。
押圧シリンダ34は、ベース板29上に立設して当該ベース板29に取り付けられたシリンダ本体36と、当該シリンダ本体36に鉛直方向に沿ってスライド自在に設けられたスライダ92とを備えている。スライダ92は、押圧板90に取り付けられる。押圧シリンダ34は、スライダ92を昇降させることで、当該押圧板90を昇降させる。
押圧部材35は、押圧板90の載置台32に相対する表面に取り付けられているとともに、厚手の平板状に形成されている。押圧部材35は、図1に示すように、電池組立装置1の正面からみて載置台32に向かって凸の台形状に形成されている。押圧部材35には、その下面に結束シート13が負圧によって密に吸着した状態で重ねられる。
押圧シリンダ34が押圧部材35を下方に移動させることで、ガイド部材80のガイド部86間に設けられた捲回電極体2を載置台32との間に挟んで、当該捲回電極体2を扁平に潰す。
空間拡大部24は、捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aそれぞれと対応して、一対設けられている。図示例では、空間拡大部24は、載置台32よりも図1中の奥側と手前側に設けられている。
空間拡大部24は、それそれ、図15及び図16に示すように、部材移動手段としてのスライド機構部37と、二つの侵入拡大部38とを備えている。スライド機構部37は、図1に示すように、電池組立装置1の正面からみて、載置台32の右側に設けられている。スライド機構部37は、リニアガイド39と、図示しない駆動源とを備えている。
リニアガイド39は、図1中の左右方向に直線状に延在したレール41と、このレール41に当該レール41の長手方向に沿ってスライド自在に設けられたスライダ42とを備えている。スライダ42は、駆動源によって、レール41の長手方向に沿って移動する。スライド機構部37は、スライダ42をレール41に沿って捲回電極体2から離れる方向に移動させることで、スライダ42に取り付けられた侵入拡大部38の後述する侵入部材93を捲回電極体2の径方向に沿って当該捲回電極体2の外周方向に移動させる。スライド機構部37においては、スライダ42がレール41に沿って捲回電極体2から離れる方向に移動することによって、後述する侵入部材93が捲回電極体2の径方向に沿って当該捲回電極体2の外周方向に移動する。
二つの侵入拡大部38は、図1中の左右方向即ちリニアガイド39のレール41の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配置され、電池組立装置1の正面からみて、互いの間に載置台32を挟む位置に配置されている。
侵入拡大部38は、図1に示すように、支持柱43と、二つのスライダ44と、二つの回動アーム45と、二つのロック爪部材46と、を備えている。支持柱43は、鉛直方向に沿って直線状に延在しており、ベース板29から立設した状態で配置されている。図1中右側の侵入拡大部38の支持柱43は、リニアガイド39のスライダ42に取り付けられ、かつ図1中左側の侵入拡大部38の支持柱43は、ベース板29に取り付けられている。
二つのスライダ44は、支持柱43の長手方向に沿って並べられて、当該支持柱43の長手方向に移動自在に支持されている。一方のスライダ44は、支持柱43の中央部と下端部とに亘って移動自在に支持されている。他方のスライダ44は、支持柱43の上端部と一方のスライダ44の直上とに亘って移動自在に当該支持柱43に支持されている。
回動アーム45は、電池組立装置1の正面からみて水平方向と平行な直線状に延在している。回動アーム45は、図15及び図16に示すように、その一端部がスライダ42に回動自在に支持され、その他端部は捲回電極体2に近づくように延在している。また、回動アーム45は、図15及び図16中に実線で示す接続端子19の挿入方向と平行な侵入位置と、図15及び図16中に二点鎖線で示す捲回電極体2から離れた退避位置とに亘って、前記スライダ42に回転自在に支持されている。
回動アーム45の他端部には、捲回電極体2の中心空間Kに侵入する侵入部材93が取り付けられている。侵入部材93は、回動アーム45の他端部に向かうにしたがって捲回電極体2に向かって突き出す形状である。侵入部材93は、捲回電極体2の軸芯周りに回転自在に回動アーム45の他端部に支持されている。また、侵入拡大部38の回動アーム45の他端部には、侵入部材93を回転させる回転手段としての回転駆動源47が取り付けられている。さらに、回動アーム45は、図示しない付勢手段としてのばねなどにより、前記侵入位置から退避位置に向かって即ち捲回電極体2から離れる方向に付勢されている。また、回動アーム45は、ベース板29に取り付けられた図示しない駆動源により、退避位置から侵入位置に向かって押圧される。
ロック爪部材46は、その中央部がスライダ44に回動自在に支持されている。ロック爪部材46は、捲回電極体2寄りの一端部に、前記回動アーム45に係止する爪部94が突設されている。また、ロック爪部材46は、前記爪部94が回動アーム45に係止する方向に、図示しない付勢手段としてのばねなどにより付勢されている。また、ベース板29に取り付けられた図示しない駆動源により、爪部94が回動アーム45の一端部から離れる方向に押圧される。
爪部94が回動アーム45の一端部に係止されると、当該回動アーム45が前述した侵入位置に保たれる。また、ロック爪部材46が、前述した付勢手段の付勢力に抗して爪部94が回動アーム45の一端部から離れる方向に回動すると、爪部94の係止が解除されて、回動アーム45が前述した退避位置に向かって回転する。
前述した構成の空間拡大部24において、二つの侵入拡大部38が互いに近づけられ、回動アーム45が侵入位置に位置付けられると、侵入部材93が、捲回電極体2の中心空間K内に挿入される。そして、空間拡大部24は、スライド機構部37により侵入拡大部38が互いに離されることにより、侵入部材93は、中心空間Kの断面積を大きくする。すなわち、空間拡大部24は、捲回電極体2の中心空間Kを当該捲回電極体2の長径方向に沿って外周側に広げる。これによって、互いに重なる捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを、該捲回電極体2の外周側においてより密に重なり合わせることが出来る。そして、空間拡大部24は、駆動源により回動アーム45の一端部への係止が解除される方向にロック爪部材46が押圧される。当該ロック爪部材46の係止が解除されて回動アーム45が侵入位置から退避位置に向かって回転されて、侵入部材93が中心空間K内から抜き出される。また、各空間拡大部24の各侵入拡大部38のスライダ44即ち回動アーム45は、押圧部23の押圧シリンダ34のスライダ92の昇降動作に連動して、図示しない駆動源により昇降動作される。
部材挿入部25は、案内部22の図1中の右側に配置されている。部材挿入部25は、挿入シリンダ48と、部材保持部49とを備えている。挿入シリンダ48は、シリンダ本体50と、このシリンダ本体50から凸没自在に設けられたロッド51とを備えている。挿入シリンダ48は、シリンダ本体50から伸張するロッド51が案内部22に近づく状態で、ベース板29上に設けられている。
部材保持部49は、集電部材3の端子部15のボルト端子20を保持する。接続端子19が捲回電極体2に相対しかつ水平になるように、集電部材3は保持される。
そして、挿入シリンダ48のロッド51が伸張して、部材保持部49に保持された集電部材3が載置台32上及びガイド部材80のガイド部86上に配置された捲回電極体2に近く。そして、接続端子19をガイド部86の表面を滑られることによって、集電部材3の接続端子19をガイド部86に挿入する。この際、接続端子19はガイド部86のみと接触する。接続端子19は捲回電極体2における活物質非形成部分9a,11aと接触することはない。
結束部26は、図1に示すように、載置台32の表面から突没自在に設けられた第1突没部材52と、押圧部材35の下面から突没自在に設けられた第2突没部材53とを備えている。第1突没部材52は、載置台32の図1中の左右方向に互いに間隔をあけかつ図1中の奥行き方向に互いに間隔をあけて複数設けられている。第1突没部材52は、ベース板29に取り付けられた図示しないエアシリンダなどにより、載置台32の表面から突没される。第2突没部材53は、押圧部材35の図1中の左右方向に互いに間隔をあけかつ図1中の奥行き方向に互いに間隔をあけて複数設けられている。第2突没部材53は、押圧板90に取り付けられた図示しないエアシリンダなどにより、押圧部材35の下面から突没される。
押圧部材35と載置台32との間に挟まれた捲回電極体2が扁平に潰され、突没部材52,53が載置台32の表面及び押圧部材35の下面から突出する。そして、突没部材52,53が載置台32の表面及び押圧部材35の下面に吸着した結束シート13が、扁平に潰された捲回電極体2の周りに捲きつけられる、さらに、当該結束シート13の粘着テープ同士を互いにくっつけることなどにより、当該結束シート13により前述した二つの捲回電極体2を結束する。
クリップ位置決め部27は、移動部54により載置台32及び案内部22に対して移動自在に装置本体21に取り付けられたロボットアーム55を備えている。ロボットアーム55は、装置本体21に設けられかつ図示しないクリップ収容部内のクリップ5をその先端に吸着する。当該吸着したクリップ5は、接続端子19と活物質非形成部分9a,11aを挟んで位置決めされる。
接合部28は、移動部56により載置台32及び案内部22に対して移動自在に装置本体21に取り付けられた超音波溶接装置57を備えている。超音波溶接装置57は、ロボットアーム55が位置決めしたクリップ5と活物質非形成部分9a,11aと接続端子19とを超音波溶接により接合する。
前述した構成のクリップ位置決め部27と接合部28とは、互いに共同して、一つずつクリップ5を接続端子19に接合する。
前述した構成の電池組立装置1により、電池4は、以下のように組み立てられる。まず、図17に示すように、ガイド部材80が退避位置に位置付けられている。そして、各空間拡大部24の各侵入拡大部38の回動アーム45が退避位置に位置付けられている。そして、載置台32の表面に結束シート13が重ねられて吸着されるとともに、押圧部材35の下面に結束シート13が重ねられて吸着される。さらに、部材挿入部25の部材保持部49に集電部材3が保持され、部材挿入部25の挿入シリンダ48のロッド51が縮小されている。
そして、図18に示すように、各案内部22の最も下方に位置するガイド部材80のガイド部86に活物質非形成部分9a,11aが重なるように一つの捲回電極体2が載置される。以上が、ガイド部材80のガイド部86に捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを重なる重ね工程である。そして、図19に示すように、各空間拡大部24の侵入拡大部38の下方に位置する回動アーム45を侵入位置に位置付けて、侵入部材93が前述した一つの捲回電極体2の中心空間K内に挿入される。そして、図20に示すように、各案内部22の中央に位置するガイド部材80がガイド位置に位置付けられる。
その後、図21に示すように、各案内部22の中央に位置するガイド部材80の上面に設けられたガイド部86上に活物質非形成部分9a,11aが重なるように二つ目の捲回電極体2が載置される。以上が、ガイド部材80のガイド部86に捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを重なる二回目の重ね工程である。そして、図22に示すように、各空間拡大部24の侵入拡大部38の上方に位置する回動アーム45を侵入位置に位置付けて、侵入部材93が前述した二つ目の捲回電極体2の中心空間K内に挿入される。そして、図23に示すように、各案内部22の最も上方に位置するガイド部材80がガイド位置に位置付けられる。
その後、図24に示すように、押圧部23の押圧シリンダ34のスライダ92を降下させて、押圧部材35を降下させる。すると、押圧部材35がガイド部材80のガイド部86に載置された捲回電極体2を載置台32に向かって押圧する。さらに、図示しない駆動源が、押圧部材35の降下に連動して、各案内部22の上方に位置する二つのガイド部86を載置台32に向かって降下させるとともに、各空間拡大部24の二つの侵入拡大部38のスライダ44即ち回動アーム45を載置台32に向かって降下させる。そして、図24に示すように、捲回電極体2は、中心空間K内に侵入部材93が侵入された状態で、載置台32と押圧部材35との間に挟まれて扁平に潰される。以上が、押圧部材35と載置台32との間で捲回電極体2が扁平に潰される押圧工程である。
その後、結束部26の第1突没部材52が載置台32の表面から突出されるとともに、第2突没部材53が押圧部材35の表面から突出される。すると、載置台32及び押圧部材35に吸着された結束シート13が、図25に示すように、扁平に潰された二つの捲回電極体2の周りに捲きつけられて、これらの捲回電極体2が結束シート13により結束される。以上が、二つ即ち複数の捲回電極体2の周りに結束シート13が捲きつけられて、これら複数の捲回電極体2が結束シート13により結束される結束工程である。
そして、部材挿入部25の挿入シリンダ48のロッド51が伸張されて、当該部材挿入部25に保持された集電部材3が扁平に潰された捲回電極体2に近づけられる。すると、図13に示すように、集電部材3の各接続端子19が、ガイド部材80のガイド部86に徐々に近づく。そして、当該接続端子19が、ガイド部86の傾斜部88に接触して当該傾斜部88により案内される。次いで、図14及び図26に示すように、重なり部87が接続端子19と接触して、当該接続端子19は、捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aの位置にが重なるように案内される。こうして、ガイド部86は、接続端子19を活物質非形成部分9a,11aに重なる位置に案内する。以上が、接続端子19がガイド部86の活物質非形成部分9a,11aが重ねられた面の裏側の面上に挿入される挿入工程である。
そして、各案内部22の上方に位置するガイド部材80が図示しない駆動源によりスライド棒84に沿って移動されて、捲回電極体2から遠ざけられる。そして、図27に示すように、上方に位置する二つのガイド部材80のガイド部86が捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aと接続端子19との間から抜き出される。以上が、捲回電極体2と接続端子19の間からガイド部86を抜き出す抜き出し工程である。
その後、各空間拡大部24のスライド機構部37のスライダ42を二つの侵入拡大部38が互いに離れる方向に移動させる。すると、図28に示すように、図中右側の侵入拡大部38の侵入部材93と図中左側の侵入拡大部38は互いに離れる方向に移動する。侵入部材93が捲回電極体2の長径方向に沿って外周側に移動すると、互いに重なる活物質非形成部分9a,11aが捲回電極体2の外周側でより密に重なり合う。その結果、捲回電極体2の中心空間Kの断面積を大きくすることが出来る。そして、回転駆動源47によって、図中右側の侵入拡大部38侵入部材93が適宜回転される。以上が、押圧部23により扁平に潰された捲回電極体2の中心空間Kを当該捲回電極体2の径方向に広げる拡大工程である。
その後、図29に示すように、各空間拡大部24の図中右側の回動アーム45の一端部を係止したロック爪部材46の爪部94の係止が解除されて、当該回動アーム45が退避位置に位置付けられる。そして、退避位置に位置付けられた回動アーム45の他端部に取り付けられた侵入部材93が中心空間Kから抜き出される。そして、クリップ位置決め部27のロボットアーム55により、クリップ5が一つずつ接続端子19と活物質非形成部分9a,11aを挟んで位置決めされた後、接合部28の超音波溶接装置57により位置決めされたクリップ5が接続端子19などに接合される。以上が、クリップ5が接続端子19と活物質非形成部分9a,11aを挟んで位置決めされるクリップ位置決め工程と、接続端子19と活物質非形成部分9a,11aとクリップ5とが接合される接合工程である。
そして、すべての接続端子19がクリップ5によって活物質非形成部分9a,11aに順次接合される。以上が電池4の組み立て工程である。
本実施例によれば、ガイド部材80のガイド部86に捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを載置し、このガイド部86の活物質非形成部分9a,11aが重ねられた面の裏側の面上に接続端子19を挿入するので、接続端子19を位置決めする際に、ガイド部86により活物質非形成部分9a,11aと接続端子1とが直接接触することがない。このために、接続端子19を所定の位置に位置決めする際に、活物質非形成部分9a,11aの表面が傷づくことを防止できる。よって、捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを傷つけることなく、活物質非形成部分9a,11aに接続端子19を容易に取り付けることができる。
また、ガイド部86の厚みを接続端子19の厚みよりも薄く構成している。このために、ガイド部86を接続端子19と活物質非形成部分9a,11aとの間から抜き出す際に、これら接続端子19と活物質非形成部分9a,11aとがずれることを抑止できる。よって、接続端子19を活物質非形成部分9a,11aの所望の位置に取り付けることができる。
さらに、ガイド部86が、活物質非形成部分9a,11aが重ねられる略平面状の重なり部87と、捲回電極体2のカーブに沿った曲面状の小部分であり、該重なり部87よりも接続端子19側にある傾斜部88とを備えている。このために、接続端子19をガイド部86の活物質非形成部分9a,11aが重ねられた面の裏側の面上に挿入する際に、接続端子19がガイド部86の前述した活物質非形成部分9a,11aが重ねられた面の裏側の面に接触する。したがって、接続端子19は、活物質非形成部分9a,11aに接触しない。よって、捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを傷つけることなく、当該活物質非形成部分9a,11aに集電部材3の接続端子19を容易に取り付けることができる。
また、ガイド部86は、傾斜部88のさらに接続端子19側には重なり部87と略平行に延在している平行延在部89を備えている。部材挿入部25に接続端子19を挿入するさい、該接続端子19の位置が多少ずれてもこの平行延在部89によって傾斜部88の位置に該接続端子19を案内できる。このために、捲回電極体2を複数重ねる場合であっても、ガイド部86により複数の捲回電極体2の活物質非形成部分9a,11aを区切ることができる。よって、接続端子19を所定の活物質非形成部分9a,11aに確実に取り付けることができる。
侵入部材93が捲回電極体2の長径方向に沿って外周側に移動すると、互いに重なる活物質非形成部分9a,11aが捲回電極体2の外周側でより密に重なり合う。その結果、捲回電極体2の中心空間Kの断面積を大きくすることが出来る。このために、作業スペースを確保することができるので、容易に活物質非形成部分9a,11aに接続端子19を取り付けることができる。
また、結束シート13により互いに重ねられた複数の捲回電極体2を束ねるようにしているので、複数の捲回電極体2により電池4を構成することができる。
そして、回転駆動源47によって、侵入拡大部38侵入部材93が適宜回転される。このために、空間拡大部24が捲回電極体2の中心空間Kを確実に拡大させることができ、効率よく活物質非形成部分9a,11aに接続端子19を取り付けることができる。
接続端子19との間に活物質非形成部分9a,11aを挟む位置にクリップ5を位置決めするクリップ位置決め部27を備えているので、より確実に活物質非形成部分9a,11aに接続端子19を取り付けることができる。
また、前述した電池組立装置1は、二つの捲回電極体2を備えた電池4を組み立てているが、本発明では、捲回電極体2を一つのみ備えた電池4又は捲回電極体2を三つ以上備えた電池4を組み立てるようにしてもよい。この場合、勿論、ガイド部材80、侵入拡大部38と、支持柱70などの数は、捲回電極体2の数に応じて、適宜変更される。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。即ち、電池組立装置1の各部位は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更しても良い。
1 電池組立装置
2 捲回電極体
3 集電部材
5 クリップ
6 正極シート(正極)
7 セパレータ
8 負極シート(負極)
9a 正極活物質非形成部分(端子部)
11a 負極活物質非形成部分(端子部)
13 結束シート(結束部材)
19 接続端子
23 押圧部
24 空間拡大部
25 部材挿入部
26 結束部
27 クリップ位置決め部
28 接合部
32 載置台(載置部)
37 スライド機構部(部材移動手段)
47 回転駆動源(回転手段)
86 ガイド部
87 重なり部
88 傾斜部
89 平行延在部
93 侵入部材
K 中心空間

Claims (19)

  1. 帯状の正極とセパレータと帯状の負極とが順に重ねられかつこれらが巻かれて構成された捲回電極体の前記正極及び前記負極それぞれの端子部に集電部材の接続端子を取り付ける電池組立装置において、
    その表面上に前記捲回電極体が載置される載置部と、
    前記端子部に重ねられて、かつ前記接続端子を案内するガイド部を有する案内部と、
    前記載置部との間に前記捲回電極体を挟んで当該捲回電極体を扁平に潰す押圧部と、
    前記ガイド部の表面と接触しながら前記接続端子を前記端子部に挿入する部材挿入部と、
    を備えたことを特徴とする電池組立装置。
  2. 前記ガイド部の厚みが、前記接続端子の厚みよりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1記載の電池組立装置。
  3. 前記ガイド部は、前記端子部が重ねられる略平面状の重なり部と、該重なり部よりも前記接続端子側にあって前記捲回電極体のカーブに沿った曲面状の傾斜部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の電池組立装置。
  4. 前記ガイド部は、前記傾斜部よりも前記接続端子側にあり前記重なり部と略並行に延在している平行延在部を備えたことを特徴とする請求項3記載の電池組立装置。
  5. 前記押圧部により扁平に潰された前記捲回電極体の中心空間の断面積を大きくする空間拡大部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電池組立装置。
  6. 前記押圧部が、前記載置部の方向に移動するのに伴って、前記案内部と前記空間拡大部が該載置部の方向に移動することを特徴とする請求項5に記載の電池組立装置。
  7. 前記載置部上に複数設けられた前記捲回電極体の周りに結束部材を捲きつけて、当該複数の捲回電極体を前記結束部材により結束する結束部を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電池組立装置。
  8. 前記空間拡大部は、前記捲回電極体の中心空間内に挿入される侵入部材と、当該侵入部材を前記捲回電極体の径方向に沿って外周側に移動させる部材移動手段と、を備えたことを特徴とする請求項5記載の電池組立装置。
  9. 前記空間拡大部は、前記侵入部材を当該侵入部材の軸芯周りに回転させる回転手段を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の電池組立装置。
  10. 前記端子部に重ねられた接続端子と前記端子部を挟んで固定するクリップを、前記接続端子と前記端子部を挟んで位置決めするクリップ位置決め部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電池組立装置。
  11. 前記接続端子と前記端子部と前記クリップとを接合する接合部を備えたことを特徴とする請求項10記載の電池組立装置。
  12. 帯状の正極とセパレータと帯状の負極とが順に重ねられかつこれらが巻かれて構成された捲回電極体の前記正極及び前記負極それぞれの端子部に集電部材の接続端子を取り付ける電池組立方法において、
    前記接続端子を案内するガイド部材に前記捲回電極体を載置することで、該接続端子に該ガイド部材を重ねる重ね工程と、
    前記捲回電極体を扁平に潰す押圧工程と、
    前記ガイド部材の表面と接触しながら前記接続端子を前記端子部に挿入する挿入工程と、
    を含んだことを特徴とする電池組立方法。
  13. 前記捲回電極体と前記接続端子の間からガイド部を抜き出す抜き出し工程を含んだことを特徴とする請求項12記載の電池組立方法。
  14. 前記押圧部により扁平に潰された前記捲回電極体の中心空間の断面積を大きくする拡大工程を更に含んだことを特徴とする請求項12記載の電池組立方法。
  15. 前記捲回電極体が複数設けられるとともに、
    前記複数設けられた前記捲回電極体の周りに結束部材を捲きつけて、当該複数の捲回電極体を前記結束部材により結束する結束工程を更に含んだことを特徴とする請求項12記載の電池組立方法。
  16. 前記拡大工程では、前記捲回電極体の中心空間内に挿入された侵入部材を前記捲回電極体の径方向に沿って外周側に移動させることを特徴とする請求項14記載の電池組立方法。
  17. 前記拡大工程では、前記侵入部材を当該侵入部材の軸芯周りに回転させることを特徴とする請求項16記載の電池組立方法。
  18. 前記端子部に重ねられた接続端子と前記端子部を挟んで固定するクリップを、前記接続端子と前記端子部を挟んで位置決めするクリップ位置決め工程を含んだことを特徴とする請求項12記載の電池組立方法。
  19. 前記接続端子と前記端子部と前記クリップとを接合する接合工程を含んでいることを特徴とする請求項18記載の電池組立方法。
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