JP2012226910A - 二次電池の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タクトタイムの短縮を図ることができると共に、正負の電極及びセパレータの位置精度を向上することができる二次電池の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】セパレータ4をテンションフリーの状態にしてから、複数のガイド部材を列同士間で水平方向に交差させることによりセパレータ又は重畳体をジグザグ折りし、これにより形成された各谷溝内に正極板5又は負極板6を挿入して二次電池を製造する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両、電気機器等に用いられる二次電池の製造方法及び製造装置に関する。
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、正負の極板間にセパレータが介在するように、正極板と負極板を交互に重ね合わせることによって形成される極板群を有する。この極板群の製造装置の一つとして、セパレータの連続体をジグザグ折りし、その各谷溝内に正極板と負極板とを挿入し、扁平に押し潰すジグザグスタック方式の製造装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−22449号公報
このようなジグザグスタック方式の製造装置では、例えば、シート状に形成したセパレータと、正極板及び負極板とを、正極板と負極板との間にセパレータが介在するように交互に積み重ねる積み重ね方式の製造装置等に比べて、正負の極板及びセパレータの位置精度を高めることができ、タクトタイムを短縮することができる。しかしながら、極板群の製造においては、正負の電極及びセパレータの位置精度のさらなる向上、またタクトタイムのさらなる短縮が望まれている。
例えば、特許文献1に記載の製造方法では、連続状のセパレータを一対のローラで挟み、この一対のローラを水平方向に往復運動させることによりセパレータをジグザグ折りし、一対のローラが一往復する都度正負の極板を交互にセパレータ上に載せるものであり、タクトタイムを大幅に短縮することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、タクトタイムの短縮を図ることができると共に、正負の電極及びセパレータの位置精度を向上することができる二次電池の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、複数のガイド部材でセパレータを押すことにより、前記セパレータをジグザグ折りにするジグザグ折り工程と、ジグザグ折りにされた前記セパレータの各谷溝内に正極板と負極板とを交互に挿入することにより、前記セパレータを介して前記正極板と前記負極板とが交互に重なり合う積層体を形成する積層体形成工程と、前記セパレータの各谷溝内から前記ガイド部材を抜去する抜去工程と、前記積層体を前記正極板と前記負極板とが積層された方向に押圧する押圧工程と、を有し、前記ジグザグ折り工程は、前記セパレータをテンションフリーの状態にしてから行うことを特徴とする二次電池の製造方法にある。
本発明の第2の態様は、複数のガイド部材で負極板を2枚のセパレータで挟んだ重畳体を押すことにより、前記重畳体をジグザグ折りにするジグザグ折り工程と、ジグザグ折りにされた前記重畳体の各谷溝内に正極板を挿入することにより、前記セパレータを介して前記正極板と前記負極板とが交互に重なり合う積層体を形成する積層体形成工程と、前記重畳体の各谷溝内から前記ガイド部材を抜去する抜去工程と、前記積層体を前記正極板と前記負極板とが積層された方向に押圧する押圧工程と、を有し、前記ジグザグ折り工程は、前記重畳体をテンションフリーの状態にしてから行うことを特徴とする二次電池の製造方法にある。
本発明の第3の態様は、前記複数のガイド部材を鉛直方向にジグザグ状に配置し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に前記セパレータ又は前記重畳体を配置するセパレータ配置工程をさらに有し、前記ジグザグ折り工程は、前記ガイド部材を列同士間で水平方向に交差させることにより行うことを特徴とする第1又は2の態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第4の態様は、前記セパレータ配置工程は、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に前記セパレータ又は前記重畳体を配置した後、各列の前記ガイド部材を前記セパレータ又は前記重畳体に当接させて当該セパレータ又は前記重畳体の移動を規制した状態で前記セパレータ又は前記重畳体をテンションフリーの状態にすることを特徴とする第3の態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第5の態様は、前記セパレータ又は前記重畳体を所定長に切断する切断工程をさらに有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つの態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第6の態様は、前記切断工程は、前記押圧工程の後に行われることを特徴とする第5の態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第7の態様は、前記切断工程は、前記ジグザグ折り工程の前に行われることを特徴とする第5の態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第8の態様は、前記切断工程の前に前記セパレータ又は前記重畳体が巻回されたロールから所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を繰り出す繰り出し工程をさらに有し、前記繰り出し工程と前記切断工程は、一つ前の二次電池を製造するために行われる前記押圧工程までに行われることを特徴とする第7の態様の二次電池の製造方法にある。
本発明の第9の態様は、鉛直方向にジグザグ状に配列された複数のガイド部材を有し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間にセパレータが配置されると、前記ガイド部材を列同士間で水平方向に交差させて前記セパレータをジグザグ折りするジグザグ折り手段と、所定枚数の前記正極板又は前記負極板が載置される正極板用又は負極板用極板搬送部材を備え、前記正極板用又は前記負極板用極板搬送部材を前記セパレータの各谷溝内に移動させることで各谷溝内に前記正極板と前記負極板とを交互に挿入する極板挿入手段と、前記セパレータを保持して前記ジグザグ折り手段に搬送すると共に、前記セパレータがジグザグ折りされる際に当該セパレータをテンションフリーの状態にする搬送手段と、を備えることを特徴とする二次電池の製造装置にある。
本発明の第10の態様は、鉛直方向にジグザグ状に配列された複数のガイド部材を有し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に負極板を2枚のセパレータで挟んだ重畳体が配置されると、前記ガイド部材が列同士間で水平方向に交差して前記重畳体をジグザグ折りするジグザグ折り手段と、所定枚数の前記正極板が載置される正極板用極板搬送部材を備え、前記正極板用極板搬送部材を前記重畳体の各谷溝内に移動させることで各谷溝内に前記正極板を挿入する極板挿入手段と、前記重畳体を保持して前記ジグザグ折り手段に搬送すると共に、前記重畳体がジグザグ折りされる際に前記重畳体をテンションフリーの状態にする搬送手段と、を備えることを特徴とする二次電池の製造装置にある。
本発明の第11の態様は、前記搬送手段は、前記セパレータ又は前記重畳体がジグザグ折りされる際に、所定長に切断された前記セパレータ又は前記重畳体をテンションフリーの状態にすることを特徴とする第9又は10の態様の二次電池の製造装置にある。
本発明の第12の態様は、前記セパレータ又は前記重畳体が搬送される搬送系と、前記セパレータ又は前記重畳体を切断する切断部とを備え、所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を前記搬送手段に供給する供給手段を備え、前記搬送手段は、前記供給手段から供給された所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を前記ジグザグ折り手段に搬送することを特徴とする第11の態様の二次電池の製造装置にある。
かかる本発明では、ガイド部材を比較的高速で移動させることができ、比較的短時間でセパレータ又は重畳体に谷溝を良好に形成することができ、タクトタイムの向上を図ることができる。
実施形態1に係る極板群が収容された角形電池の概略を示す斜視図である。 実施形態1に係る極板群の概略構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る極板群の製造装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る極板群の製造装置を示す概略図である。 実施形態1に係る供給手段の構成を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態1に係る製造装置を用いた極板群の製造方法を示す概略図である。 実施形態2に係る極板群の製造装置を示す概略図である。 実施形態3に係る極板群を示す概略図である。 実施形態3に係る極板群の製造装置を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(実施形態1)
図1及び図2に示すように、リチウムイオン二次電池である角形電池(二次電池)1は、角形ケース2を備え、この角形ケース2内には極板群3が収容されている。角形ケース2の所定箇所には、図示しない正極端子と負極端子が設けられている。また角形ケース2内には、有機溶媒にリチウム塩を配合してなる電解液が充填されている。
極板群3は、ジグザグ折りされたセパレータ4と、このセパレータ4の各谷溝4a内に交互に挿入された正極板5と負極板6とを具備する。正極板5と負極板6とは、各々の間にセパレータ4が介在するように交互に重ね合わせられ、セパレータ4が扁平に畳まれた状態になっている。正極板5と負極板6とはセパレータ4から互いに反対側に突出するリード部5a,6aを備え、各極のリード部5a,6aはそれぞれ束ねられている。そして正極板5のリード部5aは上記正極端子に接続され、負極板6のリード部6aは上記負極端子に接続される。
このような構成の極板群3の製造装置10は、図3に示すように、ジグザグ折り手段20と、極板挿入手段30と、搬送手段40と、供給手段50(50A,50B)と、を少なくとも備えている。
図4に示すように、ジグザグ折り手段20は、鉛直方向にジグザグ状に配列された複数のガイド棒(ガイド部材)21を有し、詳しくは後述するが、このガイド棒21の一方の列22Aと他方の列22Bとの間にセパレータ4が配置されると、ガイド棒21を列22A,22B同士間で水平方向に交差させて、セパレータ4をジグザグ折りする。
ガイド棒21は、セパレータ4に対して供給される正負の極板5,6の枚数と同じ本数か又はそれ以上の本数設けられている。これら複数本のガイド棒21は、図示しない基台上に垂直方向に二列22A,22Bで各々水平に配列される。また各ガイド棒21は、列22A,22B間でジグザクになるように、すなわち鉛直方向においてジグザグになるように配列される。これらのガイド棒21は、列22A,22Bごとに設けられた縦フレーム23,24にそれぞれ片持ち状に支持されている。
またジグザグ折り手段20は、ガイド棒21を列22A,22B同士間で交差させてセパレータ4をジグザグ折りするための駆動部を備える。この駆動部は、例えば、ボールネジとボールネジを回転させるモータ等により構成される。なおこのようにボールネジ、モータ等で構成される駆動部は通常の送り手段であるから図示は省略する。
極板挿入手段30は、ジグザグ折り手段20を構成するガイド棒21の各列22A,22Bの後方に配される一対の極板搬送部材31(31A,31B)を備える。各極板搬送部材31は、所定枚数の正極板5又は負極板6が載置される複数の極板搬送トレー32を有する。そして極板挿入手段30は、これらの極板搬送トレー32をセパレータ4に形成された谷溝4a(図2参照)に移動させることで、各谷溝4a内に正極板5と負極板6とを交互に挿入する。
本実施形態では、極板挿入手段30は、正極板5を搬送する第1の極板搬送部材(正極板用極板搬送部材)31Aと、負極板6を搬送する第2の極板搬送部材(負極板用極板搬送部材)31Bとを備えている。第1の極板搬送部材31Aは、極板群3に必要な正極板5の枚数と同数個の極板搬送トレー32を備えている。第1の極板搬送部材31Aの各極板搬送トレー32は、一方の列22Aを構成するガイド棒21の後方に水平に配置され、その後端が支持フレーム33Aによって連結されている。同様に、第2の極板搬送部材31Bも極板群3に必要な負極板6の枚数と同数個の極板搬送トレー32を備える。第2の極板搬送部材31Bの各極板搬送トレー32は、他方の列22Bを構成するガイド棒21の後方に水平に配置され、その後端が支持フレーム33Bによって連結されている。
各支持フレーム33A,33Bは、正極板5又は負極板6の搬送方向に伸縮可能なピストン・シリンダ装置34のピストンロッド34aにそれぞれ連結されている。また各ピストン・シリンダ装置34は、正極板5又は負極板6の搬送方向に往復移動可能な往復台35にそれぞれ設置されている。
各往復台35は、ボールネジ等からなる駆動部により水平方向に移動可能に構成されている。具体的には、各往復台35は、基台上に回転可能に設置された送りネジであるボールネジ36に螺合するナット37に連結されている。ボールネジ36は図示しないモータによって回転するようになっている。ボールネジ36が回転すると、第1及び第2の極板搬送部材31A,31Bのそれぞれがセパレータ4に向かって或いはセパレータ4から離れる方向に移動される。
なお極板搬送トレー32の左右両側(極板搬送トレー32の移動方向とは直交する方向における両側)には、セパレータ4の縁部に当接される一対の押し部材38が設けられている。押し部材38は、具体的には各極板搬送トレー32の左右両側から突出した正極板5及び負極板6の縁部に当接する一対の縦棒として構成され、各往復台35に取り付けられている。
搬送手段40は、供給手段50から供給される所定長のセパレータ4を保持してジグザグ折り手段20に搬送する保持搬送部材41を備える(図3参照)。すなわち保持搬送部材41は、所定長のセパレータ4を保持してガイド棒21の列22A,22B間に搬送する。各保持搬送部材41は、供給手段50から供給されるセパレータ4を下方に向かって送り出すと共に、セパレータ4を挟持して保持するニップローラ42を備える。ニップローラ42の上部側(供給手段50側)には、ニップローラ42よりも上部側のセパレータ4が収容される第1の収容ケース43と、ニップローラ42から第1の収容ケース43にセパレータ4を誘導する第1の誘導部材44とが設けられている。また保持搬送部材41は、ジグザグ折り手段20内に移動された状態においてガイド棒21よりも下方側に、セパレータ4の下端部側が収容される第2の収容ケース45と、第2の収容ケース45にセパレータ4を誘導する第2の誘導部材46とを備えている。
搬送手段40にセパレータ4を供給する供給手段50は、図3に示すように、ジグザグ折り手段20とは独立して設けられ、本実施形態では、ジグザグ折り手段20の両側にそれぞれ設置されている。そして、搬送手段40は、これら2つの供給手段50A,50Bに対応して、2つの保持搬送部材41A,41Bを備えており、各保持搬送部材41A,41Bが供給手段50A,50Bとジグザグ折り手段20との間を移動可能に構成されている。
各供給手段50は、図5に示すように、セパレータ4が巻回されたロール51と、搬送ローラ52を含む複数のローラを有する搬送系53とを備え、この搬送系53を介してロール51から繰り出されたセパレータ4を搬送手段40に供給する。また供給手段50は、搬送系53の搬送手段40側の終端部近傍に、揺動可能に設けられてセパレータ4の進行方向を制御する方向制御部材54と、セパレータ4を切断する切断カッター55とを備えている。
以下、このような構成の製造装置10による極板群3の製造方法について、図6〜12を参照して説明する。
製造装置10が作動されると、まずは、図6に示すように、供給手段50Aによってセパレータ4が供給されて所定長のセパレータ4を保持した一方の保持搬送部材41Aが、ジグザグ折り手段20に移動され、ジグザグ状に配列されたガイド棒21の列22A,22B間にセパレータ4が配置される(図4参照)。
保持搬送部材41Aの移動と同時に、他方の保持搬送部材41Bが、ジグザグ折り手段20から供給手段50Bまで移動される。そして供給手段50Bから保持搬送部材41Bにセパレータ4が供給され、所定長のセパレータ4が保持搬送部材41Bによって保持される。
具体的には、図7(a)に示すように、供給手段50Bから保持搬送部材41Bにセパレータ4の供給が開始される際、搬送ローラ52から繰り出されたセパレータ4の先端部は、搬送系53を介して方向制御部材54付近に位置している。つまりセパレータ4の進行方向は、この方向制御部材54の向きによって制御される。セパレータ4の供給開始時、この方向制御部材54は、保持搬送部材41Bのニップローラ42に向かっている。したがってセパレータ4は、図7(b)に示すように、まずはニップローラ42を通過して保持搬送部材41Bの下方に向かって供給される。このとき、ニップローラ42は開かれた状態となっている。
そしてセパレータ4の先端側(下端側)は、図8に示すように、第2の誘導部材46を介して第2の収容ケース45内に入りこむ。第2の収容ケース45内に所定の長さのセパレータ4が収容された段階でニップローラ42が閉じられ、ニップローラ42によってセパレータ4が保持される。これによりニップローラ42よりも第2の収容ケース45側へのセパレータ4の供給が停止され、ニップローラ42よりも上方のみでセパレータ4の供給が継続される。図9に示すように、ニップローラ42が閉じられるのと同時に、方向制御部材54が駆動される。すなわち方向制御部材54が第1の誘導部材44に向かうように揺動される。
ニップローラ42によってセパレータ4が保持されたことで、ニップローラ42の上部のセパレータ4には弛みが生じる。このとき、方向制御部材54が第1の誘導部材44に向かっているため、図10に示すように、セパレータ4の弛んだ部分が第1の誘導部材44を介して第1の収容ケース43内に広がる。またニップローラ42が閉じられた後、所定長さのセパレータ4が供給された時点で、切断カッター55によってセパレータ4を切断する。これにより、セパレータ4の上端側が第1の収容ケース43内に収容される(図4参照)。なお切断カッター55によってセパレータ4を切断した際に、セパレータ4の上端側は、自重によって第1の収容ケース43内に入り込むが、例えば、エアブロー等によってセパレータ4の移動を補助するようにしてもよい。
切り離されたセパレータ4はニップローラ42によって挟持されているため、移動することなく保持搬送部材41Bに保持される。つまり、このように供給手段50Bから保持搬送部材41Bにセパレータ4を供給することで、所定長のセパレータ4が保持搬送部材41Bによって保持される。
ジグザグ折り手段20の説明に戻り、保持搬送部材41Aによってジグザグ状に配列されたガイド棒21の列22A,22B間に所定長のセパレータ4が配置されると、図11に示すように、ガイド棒21の列22A,22Bがセパレータ4側に向かってそれぞれ水平に移動され、各ガイド棒21がセパレータ4に接触した時点で一旦停止される(セパレータ配置工程)。この状態で、ニップローラ42が開かれてセパレータ4の挟持が解除される(図11(b))。つまりセパレータ4は実質的にテンションフリーの状態となる。このとき、セパレータ4には上述のように複数の各ガイド棒21が接触しているため、セパレータ4は落下することなくガイド棒21の間に保持される。すなわちセパレータ4は、その両端側が移動自在な状態でガイド棒21の間に保持される。
セパレータ4がテンションフリーの状態になると、各ガイド棒21の水平方向の移動が再開され、図12に示すように、ガイド棒21は列22A,22B同士間で交差される。このガイド棒21の移動に伴って第1及び第2の収容ケース43,45内からセパレータ4が中央側、すなわちジグザグ折り手段20側に引き込まれる。これにより、セパレータ4がジグザグ折りされ、一つの極板群3に必要な個数の谷溝4aがセパレータ4に同時に形成される。つまり、ガイド棒21でセパレータ4を押すことにより、セパレータ4がジグザグ折りにされている。
このように、セパレータ4がテンションフリーとなった状態でガイド棒21を移動させてセパレータ4に谷溝4aを形成することで、ガイド棒21を比較的高速で移動させることができる。
従来は、例えば、セパレータの先端部をクランプし、ロールからセパレータを供給しつつガイド棒を移動させてセパレータに谷溝を形成していた。つまりセパレータに谷溝を形成する際に、セパレータに強いテンションがかかった状態となっていた。このため、ガイド棒を高速で移動させると、セパレータがガイド棒の移動に追従できずにガイド棒の移動を阻害し、例えば、ガイド棒の変形や割れ等が生じる虞があった。
これに対し本発明では、ガイド棒21を移動させてセパレータ4に谷溝4aを形成するジグザグ折り工程を、セパレータ4をテンションフリーの状態にしてから開始することとした。すなわち第1又は第2の収容ケース43,45に収容されたセパレータ4の両端側を移動自在な状態としてから、ガイド棒21を移動させてセパレータ4に谷溝4aを形成することとした。このため、ガイド棒21を比較的高速で移動させても、セパレータ4はガイド棒21の移動に追従できる。したがって、ガイド棒21の割れ等を生じさせることなく、タクトタイムの向上を図ることができる。
また、ガイド棒21が列22A,22B毎に水平方向に移動されるのと同時に、第1及び第2の極板搬送部材31A,31B及び押し部材38もセパレータ4に向かって水平方向に移動される。すなわちボールネジ36の回転により往復台35が移動することで、第1及び第2の極板搬送部材31A,31B及び押し部材38がセパレータ4に向かって移動される(図4参照)。これにより、第1の極板搬送部材31Aの各極板搬送トレー32に予め搭載された正極板5、及び第2の極板搬送部材31Bの各極板搬送トレー32に予め搭載された負極板6が、ジグザグ折りされたセパレータ4の各谷溝4a内に交互に挿入される。これにより、セパレータ4を介して正極板5と負極板6とが交互に重なり合う積層体が形成される(積層体形成工程)。
次に、セパレータ4の各谷溝4a内からガイド棒21が抜き取られる(抜去工程)。その後、押し部材38を残して第1及び第2の極板搬送部材31A,31Bがセパレータ4から離れる方向に移動される。これと同時に、セパレータ4を介して正極板5と負極板6とが交互に積層された積層体が正極板5と負極板6の積層方向で所定のプレス手段によって押圧(プレス)される。すなわち、積層体が正極板5、負極板6の積層方向で押圧されながら、各ピストン・シリンダ装置34が縮動作することで、第1及び第2の極板搬送部材31A,31Bが谷溝4a外へと後退されて元の位置(図12(a)中に二点鎖線で示す)まで戻される。ここで、押し部材38は前進した位置に留まることになるため、正極板5及び負極板6は、押し部材38によって移動が規制されてセパレータ4の谷溝4a内に残留することとなる。
これにより、セパレータ4と正極板5及び負極板6とが交互に重なった扁平形状の積層体が形成される。また扁平形状の積層体が形成された後は、扁平形状の積層体の周囲にセパレータ4が巻き付けられると共に、余分なセパレータ4が切断されることで極板群3が形成される。さらに、この極板群3が電池の角形ケース2内に収納されることで角形電池1が形成される。
このように本実施形態では、ガイド棒21を列22A,22B同士間で交差させてセパレータ4をジグザグ折りするのと同時に極板搬送部材31を移動させるようにしている。これにより、セパレータ4をジグザグ折りしつつ、正極板5及び負極板6をセパレータ4の各谷溝4a内に挿入することが可能になり、タクトタイムがより一層短縮される。勿論、極板搬送部材31は、必要に応じて、ガイド棒21によるセパレータ4のジグザグ折りの後に移動させるようにしてもよい。また、セパレータ4の各谷溝4aに対して正極板5又は負極板6を一括して挿入することで、各正極板5及び負極板6とセパレータ4との位置精度の向上を図ることもできる。
またこのように供給手段50Aから供給されたセパレータ4を用いて極板群3が形成されている間に、上述のように供給手段50Bから搬送手段40の保持搬送部材41Bにセパレータ4が供給されている。つまり、一つ前の極板群3を製造するために行われる、正極板5と負極板6とが交互に重なり合う積層体を押圧する押圧工程までに、その次の極板群3を製造するための工程として、ロール51から所定長さのセパレータ4を繰り出す繰り出し工程と切断カッター55によってセパレータ4を切断する切断工程とを完了させるようにしている。このため、上述のように極板群3の製造が終了すると、保持搬送部材41Aが供給手段50Aに移動されると共に、保持搬送部材41Bがジグザグ折り手段20に移動され、比較的短時間で、新たな極板群3の製造が開始される。
(実施形態2)
図13は実施形態2に係る極板群の製造装置を示す概略図である。なお同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る製造装置10Aは、図13に示すように、一つのジグザグ折り手段20に対して一つの供給手段50を備えると共に、この一つの供給手段50に対応して搬送手段40Aも一つの保持搬送部材41を備えている。保持搬送部材41の構成は、実施形態1のものと同様であるが、ジグザグ折り手段20に対向する位置に固定されており移動しない点で実施形態1のものとは相違する。
このような製造装置10Aにおいても、実施形態1と同様の手順で保持搬送部材41にセパレータ4が供給されて保持される(図7〜図9参照)。このとき、実施形態1の場合よりもセパレータ4の繰り出し量を多くして、図13に示すように、第1の収容ケース43内でセパレータ4を十分に弛ませた状態とする。その後、実施形態1と同様に、セパレータ4に谷溝4aが形成されると共に、各谷溝4aに正極板5又は負極板6が挿入される(図10、図11参照)。このとき、セパレータ4は所定長に切断されていないものの、第1の収容ケース43内で十分に弛ませた状態となっている。このため本実施形態においても、セパレータ4をテンションフリーの状態にしてからセパレータ4が複数のガイド棒21によってジグザグ折りされ、一つの極板群3に必要な個数の谷溝4aがセパレータ4に同時に形成される。したがってガイド棒21の割れ等を生じさせることなく、タクトタイムの向上を図ることができる。
その後、セパレータ4の各谷溝4a内からガイド棒21が抜き取られた後、セパレータ4が押圧されて扁平形状の積層体が形成される。そして本実施形態では、このように扁平形状の積層体が形成された後に、切断カッター55によってセパレータ4が必要な長さに切断され、所定長に切断されたセパレータ4が扁平形状の積層体の周囲に巻き付けられることで極板群3が形成される。さらに、この極板群3が電池のケース2内に収納されることで角形電池1が形成される。
本実施形態のように扁平形状の積層体が形成された後にセパレータ4を切断することで、セパレータ4をより適切な長さとすることができる。例えば、セパレータ4の切断時に、セパレータ4が必要以上に長かった場合、セパレータ4を巻き戻して適切な長さで切断することもできる。したがって、セパレータ4の無駄を極力抑えて製造コストの削減を図ることができる。
(実施形態3)
図14は実施形態3に係る極板群を示す概略図であり、図15は、実施形態3に係る製造装置を示す概略図である。なお同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図14に示すように、実施形態3に係る極板群3Aは、ジグザグ折りされた連続状の重畳体100と、この重畳体100の各谷溝100a内に挿入された正極板5とを具備する積層体として構成される。重畳体100は2枚のセパレータ4Aで負極板6Aを挟んでなる積層体である。このため、重畳体100の各谷溝100a内に挿入された正極板5はセパレータ4Aを介して負極板6Aと対峙することになる。
なお、このような本実施形態の構成においても、実施形態1の場合と同様に、正極板5と負極板6Aとには互いに逆向きにセパレータ4Aから突出するリード部5a,6aが設けられる(図2参照)。そして、各極のリード部5a,6aはそれぞれ束ねられて角形ケース2(図1参照)の図示しない正極端子及び負極端子にそれぞれ接続される。
このような極板群3Aを製造する製造装置10Bは、実施形態1におけるものと同様に、ジグザグ折り手段20と、極板挿入手段30と、搬送手段40と、供給手段50と、を備える構成であるが(図3参照)、供給手段50から重畳体100が供給されて、図15に示すように、重畳体100がジグザグ折り手段20のガイド棒21の列22A,22B間に配置されるようになっている。また、第1及び第2の極板搬送部材31A,31Bのそれぞれが、正極板5を重畳体100の谷溝100a内に搬送するようになっている。実施形態3に係る製造装置10Bは、これらの点を除き、実施形態1に係る製造装置10と同様の構成である。
このような実施形態3に係る製造装置10Bでは、重畳体100に正極板5のみを挿入する谷溝100aを形成すればよい。このため、実施形態1の極板群3と同様な性能の極板群3Aを製造する場合、重畳体100の谷溝100aの数は実施形態1の場合に比べ半数で足りる。したがってガイド棒21や極板搬送トレー32の個数も略半数に減らすことができ、ひいてはタクトタイムをさらに短縮することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではい。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態1では、制御装置が二つの供給手段を備えた構成を例示したが、勿論、供給手段は少なくとも一つ備えられていればよい。すなわち一つの供給手段が二つの保持搬送部材に対して交互にセパレータを供給するようにしてもよい。また搬送手段が二つの保持搬送部材を備えた構成を例示したが、搬送手段が三つ以上の保持搬送部材を備えるようにしてもよい。
また上述の実施形態では、複数のガイド部材(ガイド棒)でセパレータに谷溝を形成するようにしたが、例えば、極板挿入手段を構成する極板搬送トレーが兼ねるようにしてもよい。すなわち、極板搬送トレーをセパレータに押し当ててセパレータに谷溝を形成しつつ、極板搬送トレーに載置された正極板又は負極板を各谷溝に挿入するようにしてもよい。
また例えば、上述の実施形態では角形電池の一例としてリチウムイオン二次電池を例示したが、本発明はリチウムイオン二次電池以外の電池や、一次電池等にも適用可能である。さらに上術の実施形態では、ガイド棒を列同士間で交差させる際に双方の列を移動させるものとしたが、一方の列のガイド棒を停止させて他方の列のガイド棒を移動させるようにしても同様なジグザグ折りを行うことができる。そのように構成すれば、ガイド棒の列を移動させる駆動部を少なくすることができ、コストダウンが可能になる。また、ガイド棒や極板搬送トレー等の個数は増減自在であり、上記実施形態に限定されるものではない。
1 角形電池
2 角形ケース
3 極板群
4 セパレータ
4a 谷溝
5 正極板
6 負極板
5a,6a リード部
10 製造装置
20 ジグザグ折り手段
21 ガイド棒
23,24 縦フレーム
30 極板挿入手段
31 極板搬送部材
32 極板搬送トレー
33 支持フレーム
34 ピストン・シリンダ装置
35 往復台
38 押し部材
40 搬送手段
41 保持搬送部材
42 ニップローラ
43 第1の収容ケース
44 第1の誘導部材
45 第2の収容ケース
46 第2の誘導部材
50 供給手段
51 ロール
52 搬送ローラ
53 搬送系
54 方向制御部材
55 切断カッター

Claims (12)

  1. 複数のガイド部材でセパレータを押すことにより、前記セパレータをジグザグ折りにするジグザグ折り工程と、
    ジグザグ折りにされた前記セパレータの各谷溝内に正極板と負極板とを交互に挿入することにより、前記セパレータを介して前記正極板と前記負極板とが交互に重なり合う積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記セパレータの各谷溝内から前記ガイド部材を抜去する抜去工程と、
    前記積層体を前記正極板と前記負極板とが積層された方向に押圧する押圧工程と、を有し、
    前記ジグザグ折り工程は、前記セパレータをテンションフリーの状態にしてから行うことを特徴とする二次電池の製造方法。
  2. 複数のガイド部材で負極板を2枚のセパレータで挟んだ重畳体を押すことにより、前記重畳体をジグザグ折りにするジグザグ折り工程と、
    ジグザグ折りにされた前記重畳体の各谷溝内に正極板を挿入することにより、前記セパレータを介して前記正極板と前記負極板とが交互に重なり合う積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記重畳体の各谷溝内から前記ガイド部材を抜去する抜去工程と、
    前記積層体を前記正極板と前記負極板とが積層された方向に押圧する押圧工程と、を有し、
    前記ジグザグ折り工程は、前記重畳体をテンションフリーの状態にしてから行うことを特徴とする二次電池の製造方法。
  3. 前記複数のガイド部材を鉛直方向にジグザグ状に配置し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に前記セパレータ又は前記重畳体を配置するセパレータ配置工程をさらに有し、
    前記ジグザグ折り工程は、前記ガイド部材を列同士間で水平方向に交差させることにより行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の二次電池の製造方法。
  4. 前記セパレータ配置工程は、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に前記セパレータ又は前記重畳体を配置した後、各列の前記ガイド部材を前記セパレータ又は前記重畳体に当接させて当該セパレータ又は前記重畳体の移動を規制した状態で前記セパレータ又は前記重畳体をテンションフリーの状態にすることを特徴とする請求項3に記載の二次電池の製造方法。
  5. 前記セパレータ又は前記重畳体を所定長に切断する切断工程をさらに有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の二次電池の製造方法。
  6. 前記切断工程は、前記押圧工程の後に行われることを特徴とする請求項5に記載の二次電池の製造方法。
  7. 前記切断工程は、前記ジグザグ折り工程の前に行われることを特徴とする請求項5に記載の二次電池の製造方法。
  8. 前記切断工程の前に前記セパレータ又は前記重畳体が巻回されたロールから所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を繰り出す繰り出し工程をさらに有し、
    前記繰り出し工程と前記切断工程は、一つ前の二次電池を製造するために行われる前記押圧工程までに行われることを特徴とする請求項7に記載の二次電池の製造方法。
  9. 鉛直方向にジグザグ状に配列された複数のガイド部材を有し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間にセパレータが配置されると、前記ガイド部材を列同士間で水平方向に交差させて前記セパレータをジグザグ折りするジグザグ折り手段と、
    所定枚数の前記正極板又は前記負極板が載置される正極板用又は負極板用極板搬送部材を備え、前記正極板用又は前記負極板用極板搬送部材を前記セパレータの各谷溝内に移動させることで各谷溝内に前記正極板と前記負極板とを交互に挿入する極板挿入手段と、
    前記セパレータを保持して前記ジグザグ折り手段に搬送すると共に、前記セパレータがジグザグ折りされる際に当該セパレータをテンションフリーの状態にする搬送手段と、
    を備えることを特徴とする二次電池の製造装置。
  10. 鉛直方向にジグザグ状に配列された複数のガイド部材を有し、前記ガイド部材の一方の列と他方の列との間に負極板を2枚のセパレータで挟んだ重畳体が配置されると、前記ガイド部材が列同士間で水平方向に交差して前記重畳体をジグザグ折りするジグザグ折り手段と、
    所定枚数の前記正極板が載置される正極板用極板搬送部材を備え、前記正極板用極板搬送部材を前記重畳体の各谷溝内に移動させることで各谷溝内に前記正極板を挿入する極板挿入手段と、
    前記重畳体を保持して前記ジグザグ折り手段に搬送すると共に、前記重畳体がジグザグ折りされる際に前記重畳体をテンションフリーの状態にする搬送手段と、
    を備えることを特徴とする二次電池の製造装置。
  11. 前記搬送手段は、前記セパレータ又は前記重畳体がジグザグ折りされる際に、所定長に切断された前記セパレータ又は前記重畳体をテンションフリーの状態にすることを特徴とする請求項9又は10に記載の二次電池の製造装置。
  12. 前記セパレータ又は前記重畳体が搬送される搬送系と、前記セパレータ又は前記重畳体を切断する切断部とを備え、所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を前記搬送手段に供給する供給手段を備え、
    前記搬送手段は、前記供給手段から供給された所定長の前記セパレータ又は前記重畳体を前記ジグザグ折り手段に搬送することを特徴とする請求項11に記載の二次電池の製造装置。
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