JP5499152B2 - 吻合デバイスのためのマウンティングツール - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、全体的に中空で開口する構成の剛性部分および可撓性部分を備える吻合デバイスを、チューブ状構造の端部に組み付けるためのマウンティングツールの分野に関する。より詳細には、本発明は、かかる吻合デバイスを取り付けるためのマウンティングツールであって、吻合デバイスの剛性部分を収容する部分を有する第1の部分および吻合デバイスの可撓性部分を収容する第2の部分を含み、上記第1および第2の部分が協働して剛性部分の周囲に可撓性部分を配置する、マウンティングツールに関する。
結腸直腸癌は、毎年約100万の新しい症例が発生する、世界で3番目に頻度の高いタイプの癌である。癌事象の発生は世界の工業地域では何も珍しいことではない。
中空器官の吻合を機械的に行うための現在の技法は、円形のメカニカルステープラを用いるが、これは、切開した中空器官の組織端を金属またはプラスチックのステープルにより連結する。様々な外科用ステープラが、胃、食道、および腸の手術のために開発されてきた。外科手術の吻合ステープル留めを実施する場合、一般に、2片の中空器官の結合は、閉ループステープラと共にステープルのリングを用いて行われる。末端間の吻合は、一対の互い違いに配列したステープルのリングを繰り出す管腔内外科用ステープラで行われるのが一般的である。この工程中に、円形ナイフブレードを使って円形リング内に保持された組織を分離する。次いで、分離された組織をステープラにより除去して、ステープル留めラインに沿って内腔内に円形開口を形成する。
吻合治癒に関する主要な問題は、治癒工程における吻合部の血液循環である。最近数十年間、外科手術の技法が実質的に発展しているにもかかわらず、胃腸管切除後の罹患率および死亡率(例えば、吻合部漏出に起因する)は、依然として深刻な問題である。虚血および炎症(これは治癒工程の自然な部分である)は、ステープル留めエリアにいる患者にとっては致命的な漏出および二次感染を引き起こす可能性がある。それゆえ、特に、結腸の下部および直腸において吻合を行う場合に、ストーマへ逸らせることによって吻合からの圧力を逃すことが慣例となっている。治癒工程の間に吻合からの圧力および糞便流を逃がすことによって、漏出事象を減らすことができ、吻合部裂開という致命的結果を回避できる。患者は約3〜6ヶ月間、一時的ストーマを使用しなければならず、その後でストーマを閉鎖するために2度目の外科手術を受けねばならないので、患者にとっての不便さは明らかである。残念なことに、多くの症例では、ストーマの閉鎖を回復することができず、患者は、費用がかかり生活の質の低下をもたらす永久ストーマでの生活を強いられている。吻合のステープル留めにより生じる別の問題は吻合部狭窄である。治癒にかかわる重要な領域は、連結される中空構造の2つの端部の間の接触領域である。この連結は防液性がなければならない。そして内腔の断面は元の内腔と同じように広く柔軟であるべきである。ステープラのサイズは内腔のサイズ、ひいては端部の間の接触面積を決定する。外科手術用ステープラは、中空構造の2つの端部を連結する内側のステープルに起因して、元の内腔の断面に比べて小さくて剛性のある開口を生成する(すなわち狭窄をもたらし得るカラー部が形成される可能性がある)。度重なるこの問題の解決のために、拡張の必要性がある。
この点に関して、WO2007/122223は、腸等のチューブ状構造の吻合のための吻合デバイスを開示しており、このデバイスは、全体的に中空で開口した構成の部材を備えている。デバイスは第1および第2の部材を備え、第1および第2の部材の各々は、それぞれ剛性部分および可撓性部分を備え、デバイスは更に、第1および第2の部材を互いに連結するための連結部材を備える。このデバイスは、狭窄を最小限にすることによって吻合を改良し、その一方で自己廃棄システムを具備している。
WO2007/122220は、このような吻合デバイスを腸の端部に取り付けるためのマウンティングツールを開示している。このマウンティングツールは、上記デバイスの剛性部分を収容するための収容部と、上記剛性部分に対面し剛性部分および小端部よりも大きいまたはそれらと等しい直径の大端部を有する円錐部とを備える。円錐部は、チューブ状構造の直径を拡大するために、そして大端部を越えて収容部に配置可能な剛性部分の上に弾性部分を通過させるために、チューブ状構造の内側に既に配置した弾性部分へ挿入可能である。
しかし、腫瘍を大腸の下部、すなわち直腸から除去する場合、腸システムのこれらの部位は腹腔から接近することができない。小骨盤は非常に狭く漏斗形状であり、上から手を挿入して吻合することほとんど不可能である。このことは、その領域を操作して縫合する可能性を著しく妨げる。直腸の最後の部分、すなわち漏斗の底部および括約筋から5〜10cmのところは、腹腔から到達できる可能性はない。
したがって、改良を施したマウンティング装置は有利であり、特に、可撓性の向上および費用対効果が望め、大腸、直腸、および肛門の下部へのアクセス性の向上をもたらし、ならびに/または、腸の内側の可撓性部分の良好な調節を可能にするマウンティング装置は有利である。
したがって、本発明は、吻合デバイスの可撓性リング形状部分を吻合デバイスの剛性部分上に取り付けるためのマウンティングツールにおいて、可撓性部分を遠位端部で収容するための、マウンティングツールの遠位端部における収容部と;収容部の近位にあるハンドル部と;を備えるマウンティングツールであって:収容部は、細長いチューブ状のシート要素とチューブ状変位要素とを備え、チューブ状変位要素は、シェルフがチューブ状変位要素の周囲におよびシート要素の遠位に得られるようにシート要素に対して長手方向に変異可能にシート要素内に配置されており、シェルフが可撓性部分を収容するように構成されることを特徴とするマウンティングツールを提供することにより、そして、吻合デバイスの剛性部分上の吻合デバイスの可撓性リング形状部分を収容するためのマウンティングツールであって、吻合デバイスの剛性部分上の吻合デバイスの可撓性リング形状部分を取り付けるためにマウンティングツール内の中央通路または内腔を通過する長手方向の案内要素と;案内要素上の遠位に配置された連結プレートと;を備え、連結プレートが吻合デバイスの剛性部分に連結するように構成される、マウンティングツールを提供することにより、好ましくは、当該技術における1つ以上の上記不具合および欠点を、それ単独でまたはいずれかの組み合わせで、軽減、緩和、または解消し、そして少なくとも上記問題を解決する。
本発明の有利な特徴を従属クレームで定義する。
本発明のこれらおよび他の態様、特徴および利点は、添付の図面を参照に、本発明の実施の形態の以下の記載から明らかになるであろう。
本発明によるマウンティングツールのシート要素の実施の形態を示す。
本発明によるマウンティングツールの変位要素の実施の形態を示す。
本発明によるマウンティングツールの細長いチューブ状切断要素の実施の形態を示す。
本発明によるマウンティングツールの実施の形態の収容部位の断面を示す。
本発明によるマウンティングツールの実施の形態のy−z面におけるバネ配置の断面を示す。
本発明によるマウンティングツールの実施の形態のx−z面におけるバネ配置の断面を示す。
本発明によるマウンティングツールの固定要素の実施の形態を示す。
本発明によるマウンティングツールの第2の部分の実施の形態の断面を示す。
本発明によるマウンティングツールの第2の部分の実施の形態の分解図を示す。
腸、ならびに本発明によるマウンティングツールの第1の部分および第2の部分の実施の形態の断面を示す。
腸、ならびに本発明によるマウンティングツールの第1の部分および第2の部分の実施の形態の断面を示す。
腸、ならびに本発明によるマウンティングツールの第1の部分および第2の部分の実施の形態の断面を示す。
以下は、全体的に中空の開口した構成の剛性部分および可撓性部分を含む吻合デバイスを、腸の端部に組み付けるためのマウンティングツールに着目した記載である。かかる吻合デバイスは、WO2007/122223公報に開示されている。より詳細には、かかる吻合デバイスは、全体的には中空で開口した構成の第1および第2の部材を含み、第1および第2の部材はそれぞれ、剛性部分および弾性部分を含む。吻合デバイスは、第1および第2の部材を互いに連結するための連結部材をさらに含む。使用時に吻合が弾性部分の中間の接触領域で得られるように、その各々の弾性部分は各々の剛性部分の周囲にそれぞれ配置されて構成される。WO2007/122223に開示されているように、上記剛性部分は、雄連結部分を備えた剛性部分の一方および雌連結部分を備えた他方を構成することによって連結される。切開された腸の各端部は、剛性部分と可撓性部分との間の腸の各々の端部のクランプによって、剛性部分にそれぞれ連結される。腸のかかる端部は、切開等によって腸の一部を除去した後に得られる。より詳細には、本発明は、かかる吻合デバイスを取り付けるためのマウンティングツールであって、吻合デバイスの剛性部分を収容するための部位を有する第1の部分および吻合デバイスの可撓性部分を収容するための第2の部分を含み、上記第1および第2の部分が協働して剛性部分の周囲に可撓性部分を配置する、マウンティングツールに関する。しかしながら、本発明は本願に限定されるものではなく、例えば他のチューブ状構造上のかかる吻合デバイスの構成を含む、他の多くの技術分野に適用できることは言うまでもない。
第1の実施の形態によれば、マウンティングツールは第1の部分100を含む。図1によれば、第1の部分100は細長いチューブ状シート要素101を含む。第1の部分の近位端部に、ハンドル部位103が配置される。第1の部分100の遠位端部に、吻合デバイスの可撓性部分を遠位端部で収容するための収容部位104が配置される。ハンドル部位103および収容部位104は、中央部位105を介して連結される。中央部位105の横断面方向の外径は、ハンドル部位103および/または収容部位104の横断面よりも小さくてもよい。第1の部分100は腸の吻合を受ける患者の括約筋を介して挿入される。一旦、第1の部分100の収容部位104が挿入されると、中央部分105は患者の括約筋に隣接して位置が定められる。中央部分の直径が小さくなるほど、括約筋にかかる応力は減少する。
図2によれば、シート要素101内にチューブ状変位要素201を配置できる。ハンドル部位103は、変位要素201の近位端部における変位要素201の一体部分であってもよく、変位要素201に連結してもよい。変位要素201の遠位端部において、遠位部分204はシート要素101の収容部位104内に配置される。遠位部分204は、シート要素101の遠位端部の内径に対応する外径を有するように構成される。チューブ状変位要素201は、細長いチューブ状シート要素101内で、細長いチューブ状シート要素101に対して長手方向に変位可能であるように配置される。この点において、チューブ状変位要素201の外径が細長いチューブ状シート要素101の内径に実質的に対応する場合、チューブ状変位要素201が細長いチューブ状シート要素101の内側で長手方向に動くことができるように、細長いチューブ状シート要素101およびチューブ状変位要素201は、横断面方向にリング形状の断面を有することができる。
図3によれば、チューブ状変位要素201および細長いチューブ状シート要素101の内側に、細長いチューブ状切断要素301を配置することができる。次いで、チューブ状切断要素301は、細長いチューブ状シート要素101および/またはチューブ状変位要素201内で、およびそれらに対して長手方向に変位可能であるように配置される。切断要素301の遠位端部において、遠位部分304は、シート要素101の収容部位104の内側の変位要素201の遠位部分204内に配置される。遠位部分304は、切断要素301の非常に遠位の端部において同時に切断刃を有するが、シート要素101の遠位端部の内径に対応する外径を有するように構成される。したがって、チューブ状切断要素301の非常に遠位の端部においてナイフ要素を配置できる。切断要素301の遠位端部を面取りして/鋭利にして鋭利なエッジに加工することによりナイフ要素を形成するようにして、ナイフ要素を切断要素301の中央部分と一体化するようにしてもよい。次に切断要素301は、非切断位置から切断位置まで長手方向に遠位に変位させることができる。さらに、チューブ状切断要素301の外径が細長いチューブ状変位要素201の内径に実質的に対応する場合、チューブ状切断要素301が細長いチューブ状変位要素201の内側で長手方向に動くことができるように、チューブ状切断要素301は、横断面方向にリング形状断面を有することができる。
図4によれば、第1の状態において、収容シェルフ401をチューブ状変位要素201の周囲に、およびチューブ状シート要素101の遠位に得られるように、チューブ状変位要素201を細長いチューブ状シート要素101の遠位に延在させてもよい。図4は、収容部位104の断面を開示する。シェルフ401は、上記に従って、吻合デバイスの可撓性部分402をその上に収容するように構成される。変位要素201の遠位部分204は環状凹部403を有し、吻合デバイスの可撓性部分402を格納するようにしてもよい。凹部403により、吻合デバイスの可撓性部分402は変位要素201上への着座が改善されることになる。したがって、シェルフ401は、患者の括約筋を介する第1の部分100の挿入前に、吻合デバイスの可撓性部分402により予負荷を与えることができる。細長いチューブ状シート要素101を、第2の状態へと、チューブ状変位要素201に対して遠位に変位させることによって、収容シェルフ401上に配置された吻合デバイスの可撓性部分402をシェルフ401から押し出すことができ、この点をさらに以下で明快に説明する。細長いチューブ状シート要素101の変位をチューブ状変位要素201に対して遠位にすることを可能にするために、収容部位104の直径が中央部位105よりも大きな直径を有するケースにおいて、収容部位104の近位端部において、チューブ状シート要素101とチューブ状変位要素201との間の空隙404があってもよい。したがって、空隙404は、チューブ状シート要素101とチューブ状変位要素201との間で遠位の変移および近位の変位を可能にするように構成される。一旦、チューブ状シート要素101およびチューブ状変位要素201が収容部位104の近位端部において相互作用するように空隙が除去されると、変位は停止する。面取表面またはカップ形状の表面405が第1の部分100から外に面するように、シート要素101の遠位端部は面取りまたはカップ形状にすることができる。したがって収容シェルフ401上に配置された吻合デバイスの可撓性部分402がシェルフ401から押し出されるとき、面取りしたまたはカップ形状の405は可撓性部分402を半径方向に外に向かって押し出すが、同時に可撓性部分402をシェルフ401から遠位に押し出す。これは、第1の部分100の遠位に配置した吻合デバイスの剛性部分上への可撓性部分402の輸送の改良を保証する。
収容部位104の近位で(チューブ状シート要素101およびチューブ状切断要素301の近位端部等において)、前記チューブ状シート要素101および切断要素301にバネ負荷をかけてもよい。バネ負荷の解除によりシート要素101を変位要素201に対して遠位に移動させるように、チューブ状シート要素101はバネ106によりバネ負荷をかけられてもよい。
代わりに、バネ負荷の解除により変位要素201をシート要素101に対して近位に移動させるように、変位要素201にバネ負荷をかけてもよい。この実施の形態において、ハンドル部位103はシート要素101に取り付けることができる。したがって、切断要素301は変位要素201と共に近位に移動することになる。バネ負荷の解除により切断要素301がシート要素101および/または変位要素201に対して遠位に移動するように、切断要素301にバネ302でバネ負荷をかけてもよい。変位要素201が切断要素301と共に事前に近位に移動した後に、この動作を実行できる。
したがって、バネ負荷がそれぞれ解除される場合、シート要素101、変位要素201、および切断要素301が、第1の部分100の長手方向に沿って個別に近位および遠位にそれぞれ変位することができるように、これらは個別にバネ負荷をかけることができる。バネ負荷の解除は、シート要素101または変位要素201、および切断要素301の移動にそれぞれ対応して、解除バー107の第1のセットおよび解除バー207の第2のセットを押し出すことによって行える。
図1および図2の実施の形態によれば、たとえ解除バー107の第1のセットの構成を戻して(以下に記載)変位要素(201)をシート要素101に対して近位に移動させることが可能であっても、バネ負荷の解除は、シート要素101および切断要素301に対応して、解除バー107の第1のセットおよび解除バー207の第2のセットを押し出すことによってそれぞれ行える。
図5および図6は、1セットの第1の解除バー107および1セットの第2の解除バー207が、シート要素101および切断要素301に対応する、実施の形態のためのバネ配置の断面をそれぞれ示す。
図5は、y−z面における断面の解除バー107の第1のセットを示す。解除バー107は支持リッジ501を有する。チューブ状変位要素201にロックされたバネ負荷ワッシャー502は、バネ負荷ワッシャー502とシート要素101との間にバネ106が配置されるように、バネ106の近位に配置される。あるいは、バネ負荷ワッシャーはチューブ状変位要素201と一体化することができる。遠位端部において、第1の解除バー107はネジ503によってシート要素101に連結される。遠位端部において、支持リッジ501は内に向かって方向付けられたフランジ505を具備する。バネ負荷がかかる位置で、フランジ505は、変位要素201等の下にあるチューブ状の要素におけるノッチ506に係合する。第1の解除バー107の近位部分(すなわち自由端部)が内に向かって(第1の部分100の中心軸に向かって)押し出される場合、支持リッジ501はレバーによって押出力を移行してタング504およびフランジ505を持ち上げる。次いでフランジ505は持ち上げられて、変位要素201等の下にあるチューブ状の要素におけるノッチの係合を離脱させる。これによりバネ負荷は解除され、シート要素101が解除位置にあるように、負荷は長手方向の遠位方向でシート要素101の移動へと移行される。2つの第1の解除バー107が使用される場合、両方の第1の解除バー107が内に向かって押し出されるまで、シート要素の解除を保証できる。
図6は、x−z面における断面の解除バー207の第2のセットを示す。解除バー207は支持リッジ601を有する。支持リッジ601はネジ606でチューブ状変位要素201に結合させることができる。バネ負荷ワッシャー602をバネ302の近位に配置することができる。バネ負荷ワッシャーは、チューブ状変位要素201または切断要素301にロックされるかまたはそれらと一体化させることができる。バネ負荷ワッシャー602も、バネ張力を増加または減少させるように、チューブ状変位要素201または切断要素301により螺嵌することができる。解除バー207はタング603によって支持リッジ601に連結される。タング603の近位端部は内に向かって方向付けられたフランジ604を具備する。バネ負荷がかかる位置で、フランジ604は下にある切断要素301におけるノッチ605に係合する。解除バー207の第2のセットの近位端部は、タング603に連結された第2の解除バー207の部分から半径方向に外に向かって延長し、それによって第2の解除バー207の自由近位端部が得られる。したがって、第2の解除バー207の近位部分(すなわち自由端部)が外に向かって(第1の部分100の中心軸から外へ)引っ張られる場合、支持リッジ601はレバーによって引張力を移行してタング603およびフランジ604を持ち上げる。次いでフランジ604は持ち上げられて、下にある切断要素301におけるノッチ605の係合を離脱させる。これによりバネ負荷は解除され、負荷は長手方向の遠位方向で切断要素301の移動へと移行される。2つの第2の解除バー302が使用される場合、両方の第2の解除バー302が外に向かって引っ張られるまで、シート要素が解除されることが保証できる。
細長いチューブ状シート要素101、チューブ状変位要素201、およびチューブ状切断要素301内で、中央通路または内腔が形成される。この中央通路は、第1の部分100の近位端部において吸引デバイスに連結できる。
一の実施の形態において、保護要素は第1の部分100の遠位端部において配置できる。保護要素は可膨張式ディスクであってよく、シェルフ401に配置された吻合デバイスの可撓性部分が、患者の括約筋を介する第1の部分401の挿入の間に、シェルフ401上に維持できるように、シェルフ401から遠位に半径方向に外に向かって位置して構成される。可膨張式ディスクは長手方向で中空の要素に取り付けることができ、挿入の間に中央通路において位置するように構成される。次いで、可膨張式ディスクをハンドル部位の近位で送風手段に連結することができ、それによって、可膨張式ディスクの圧力を、吻合デバイスの可撓性部分を落下させない効果を維持するように十分に高く維持することができる。あるいは、圧力は、第1の部分100のハンドル部位のバルブ部材によって可膨張式ディスクにおいて十分に高く調整できる。括約筋を介する第1の部分100の挿入後に、可膨張式ディスクを収縮/撤退させることができ、その後可膨張式ディスクと共に長手方向の中空の要素は、中央通路を介して近位に引っ張ることができ、シェルフ401上に配置された吻合デバイスの可撓性部分を放出する。一の実施の形態において、保護要素は可撓性クッション要素であり、第1の部分100の挿入後に中央通路を介して近位に引っ張られるように構成される。
図7によれば、中央通路または内腔において、チューブ状の固定要素701を配置できる。固定要素701はチューブ状の連結子要素702を含む。チューブ状の連結子要素702の遠位端部において、上部連結子703は配置される。上部連結子703はチューブ状要素である。上部連結子703の内径は遠位−近位方向で増加する。この点において、内径は遠位端部においてd1であり、近位端部においてd2であり、ここでd1はd2より大きい。連結子要素702はd1からd2への移行のための中央移行帯を有することができる。連結子要素702の近位端部で、連結子要素702はネジ山等によって連結子ユニット704に取り付けられている。変位要素201もネジ山等によって連結子ユニット704に連結できる。連結子要素702の内側にチューブ状のロッキング要素705を配置することができる。連結子ユニット704はバネ706およびバネ負荷ワッシャー707を含んでおり、ロッキング要素705上で動くことができる一方で、バネ機構によってそれに取り付けられる。近位端部において、チューブ状のロッキング要素705は、ロッキングノブ708により外側上に螺係合できる。チューブ状のロックキング要素705の遠位端部において、ロッキング要素705は、ロッキングユニット709により螺係合できる。ロッキングユニット709は、遠位ロッキングタング710を含み、遠位ロッキングタング710は雌嵌合連結を形成し、それらがd1からd2へと近位に移動する場合、それらを上部連結子703内で半径方向に圧縮することができる。ロッキングタング710は内側のフランジを有することができる。その結果として、ロッキングユニット709加えてタング710が上部連結子703内でd1からd2に近位に移動される場合、タング710内に置かれた対応する雄嵌合連結は遠位移動から固定することができる。固定要素701がチューブ状要素であるので、内腔または固定要素を介する中央通路が存在する。
第1の部分が、シェルフ401上に配置された吻合デバイスの予荷重をかけられた可撓性部分と共に患者の括約筋を介して挿入された場合、細長いチューブ状シート要素101および切断要素301はバネ負荷をかけられる位置にあるが、シェルフ401上に配置された吻合デバイスの可撓性部分は吻合デバイスの剛性部分上に配置される状態になっている。
一旦、収容部位104が腸の端部に非常に近接するように第1の部分100が位置して腸の端部の上に吻合デバイスの可撓性部分が配置されると、中央通路403に連結された吸引デバイスを作動させることができる。吸引デバイスを作動させる場合、腸の端部は中央通路403へと吸引される。通常は、切開した腸は切断端部で縫合されるかまたは綴じられて「出口のない」腸、すなわち括約筋から縫合部または綴じ目までの空洞、を形成する。腸の端部が中央通路へと吸引される場合、それはシェルフ401上に配置された吻合デバイスの可撓性部分を包囲する。吸引を省いて、「出口のない」腸の底部に第1の部分100を単に挿入することも可能である。図8によれば、その後、第2の部分800を第1の部分100と共に協働するように配置して、その間の腸をクランプし、吻合デバイスの剛性部分および吻合デバイスの可撓性部分を腸に隣接して位置させることができる。
図8に示す実施の形態による第2の部分800は、長手方向の案内要素801を含む。案内要素801は中空の構成であってもよい。案内要素801が中空の構成である場合、吻合デバイスの剛性部分に連結されたカテーテルを格納できる。連結プレート802は第2の部分800の遠位端部に位置する。連結プレート802は、その遠位端部において吻合デバイスの剛性部分とスナップイン嵌合またはねじ込み嵌合されるように構成される。吻合デバイスの剛性部分も連結プレート802の遠位部分上に据え付けることができ、その後吻合デバイスの剛性部分は連結プレートとフード803との間にクランプされる。同時に、連結プレートの近位端部は、変位要素201の遠位端部204が連結プレート802の近位端部と協働するように、第1の部分100の収容部位104に近接して嵌合および/または取り付けて構成することができる。この点において、連結プレート802の近位端部は、案内要素801との連結に向かって実質的に円錐状であってよい。連結プレート802と剛性部分との間での早すぎる係合離脱のリスクを減らすべき場合、案内要素801が連結プレート802の遠位部分に連結された吻合デバイスの剛性部分を介しても通過するように、案内要素801は連結プレート802を介して延長することができる。第2の部分800がカテーテルを持つ吻合デバイスの剛性部分と連結して使用される事象において、連結プレート802を介して遠位に延長する部分は、タング805がその間に生成されるように、貫通スロット804を具備することができる。吻合デバイスの剛性部分に連結されたカテーテルは、上記スルースロットを介して半径方向に外に向かって延長し、吻合デバイスの剛性部分に連結できる。連結プレート802がカテーテルを持つ吻合デバイスの剛性部分から放出される場合、カテーテルは、貫通スロット804の口を介してタング805に沿って外に摺動することができる。剛性部分と連結プレート802との間での早過ぎる係合離脱のリスクを減らすべきであれば、吻合デバイスの剛性部分の遠位で、フード803は、案内要素801および/またはタング805に取り付けることができる。フード803は、吻合デバイスの剛性部分の遠位直径に少なくとも対応する直径を備えた円盤状のユニットであってもよく、それによってそれは第2の部分上に剛性部分を維持することができる。フード803と案内要素801および/またはタング805との間で連結は、ねじ込み嵌合またはスナップイン嵌合によって遂行することができる。フード803は中央通路を備えた円盤状ユニットであってもよく、案内要素801および/またはタング805がそれを通過することおよびフード803の遠位に位置するフードロッカー806に連結することを可能にする。フードロッカー806は、案内要素801および/またはタング805の内側に雌ネジ部分に対応する雄ネジ部分を有することができる。案内要素801の遠位におよび連結プレート802の近位に雄ロッキングユニット807を配置する。雄ロッキングユニット807は、固定要素701のタング710のロッキングによって形成される雌嵌合連結により協働的に嵌合するように構成される。近位端部において、ロッキングユニット807は円錐状雄部材808を含み、その遠位に凹部809を有して、固定要素701と第2の部分800の間での固定動作を促進する。第2の部分800の近位端部において先端部位810が提供されて、第1の部分100を介して第2の部分800の導入を促進する。
先端部位810はスパイクとして提供されて、腸を縫合するかまたは綴じて「出口のない」腸にするケースにおいて腸の貫入を促進することができる。次いで、先端部位810は、第1の部分100の中央内腔(すなわちチューブ状ロッキング要素705の中央内腔)中に挿入できる。次いで先端部位810は第1の部分100を介して通過し、第1の部分100の近位端部においてロッキングノブ708を抜け出ることができる。次いで円錐状雄部材808がタング710のロッキングによって形成される雌嵌合連結に侵入するように、先端部位810は近位に引っ張られる。次いでタング710のフランジは雄部材808の遠位凹部809とスナップ嵌合することができる。その後、ロッキングユニット709がd1からd2へと近位に引っ張られるようにロッキングノブ708を引き締め、このようにして、ロッキングユニット807を固定要素701にロッキングする。連結プレート802が変位要素201に対して腸を締めつけるまで、ロッキングノブ708をさらに引き締めることによって、第2の部分800は第1の部分100を介して/第1の部分100の中に引っ張られ中心に集められる。この位置において、バネバー107は内に向かって押し出されてバネ106を解除することができ、それによって、上で開示されるように、シート要素101および変位要素201との間で相対的な移動はシェルフ401から可撓性部分402を押し出すように遂行される。
一の実施の形態によれば、中央の中空の案内は連結プレート802を介して通過し、吻合デバイスの剛性の部分はフード803またはフードロッカー806に遠位で連結することができる。
したがって、第2の部分800は、第1の部分の遠位開口部中に案内要素801を挿入すること、およびハンドル部位の出口に第1の部分を介して案内要素801を通過させることによって、第1の部分と協働するように配置される。
あるいは、案内要素801は第1の部分100のハンドルにそれがねじ込み連結できるように第1の部分の長さに実質的に対応して構成される。その後、腸を変位要素201と連結プレート802との間に締めつけることができる。したがって、案内要素801の近位端部は、ハンドル部位上などの第1の部分上に雌ネジと雄ネジの嵌合を具備できる。
図9は、第2の部分800上の吻合デバイスFの可撓性部分および吻合デバイスRの剛性部分の構成の分解図を示す。
上記の開示によれば、図10は腸Iの内側に配置された第1の部分100を示す。上記の開示によれば、腸Iは縫合するかまたは綴じて「出口のない」腸にされている。第2の部分800は、吻合デバイスの可撓性部分402がその遠位端部で配置されるように腸Iを介して配置される。
腸が変位要素と連結プレートとの間で締めつけられる場合、変位要素201に関してシート要素101の遠位移動が得られるように、第1の部分100の第1の解除バー107が活性化されて、シート要素101と変位要素201との間の相対的な移動を活性化することができる。シート要素101が変位要素201に関して遠位に移動する場合、吻合デバイスの可撓性部分はシェルフから吻合デバイスの剛性部分上に押し出される。これは図11において開示される。
図11は、固定要素701および第2の部分800の雄部材808の協働によって第1の部分100に第2の部分800がどのように固定されたかを示す。腸Iは、連結プレート802と変位要素202との間に締めつけられる。上記の開示によれば、解除バー107の第1のセットが活性化されて可撓性部分402を剛性部分1101上に押し出す。
次いで第2の解除バーを活性化することができ、その後、切断要素が円錐状連結プレートの近位面を衝突する場合、切断要素は変位要素に関して遠位に移動して変位要素の半径方向の内に向かって腸を切断する。この点において、連結プレートの円錐状近位面は好適な硬度を有することができる。好適な硬さは、70〜100ショア硬度、および好ましくは85〜95ショア硬度である。
上記の開示によれば、図12は、どのように、腸Iが切断されて吻合デバイスの剛性部分1101の内腔に実質的に対応する孔が作成されるように、解除バー207の第2のセットが活性化されて、切断要素301をシート要素101および変位要素201に関して遠位に移動させるかを示す。
その後、フードが剛性部分の遠位に置かれる場合、フード803は、その間のスナップ嵌合またはねじ込み嵌合の解除により案内要素801、タング805または中央ワイヤーからフードロッカー806の係合を離脱させることによって、案内要素801から放出することができる。
フード803が除去された場合、吻合デバイスの剛性部分(ここでは吻合デバイスの剛性部分と可撓性部分との間で締めつけられた腸を備えた)は、その間で締めつけられた腸の他の末端と共に、可撓性部分をその上に持つもう一つの剛性部分に連結することができる。上記他の剛性部分は、例えば、WO 2007/122220公報に開示されているマウンティングツールの補助により腸の他の末端に組み付けることができる。
吻合デバイスの2つの剛性部分が連結された場合、第1の部分100および第2の部分800は、連結プレートから剛性部分を分離することおよび連結プレートの近位円錐状表面と変位要素との間の圧力を緩めることによって、吻合デバイスの剛性部分から放出される。これは、連結プレートと剛性部分との間のねじ込みまたはスナップイン嵌合の解除、および案内要素と第1の部分との間のねじ込み嵌合の解除によって遂行できる。
本発明の実施の形態の要素およびコンポーネントは、任意の好適な手段において物理的に、機能的に、および論理的に実装できる。実際、機能性は、単一のユニットにおいて、複数のユニットにおいて、または他の機能ユニットの一部として実装することができる。
本発明は特定の実施の形態を参照して記載されたが、本明細書において説明された特定の形態に限定することを意図しない。むしろ、本発明は添付の請求項によってのみ限定され、特定の上述したもの以外の実施の形態は、これらの添付の請求項の範囲内で同様に可能である。
請求項において、「含む/含むこと」という用語は、他の要素またはステップの存在を除外しない。さらに、個別にリストしたが、複数の手段、要素または方法のステップは、例えば単一のユニットまたはプロセッサによって実装することができる。さらに、個別の特徴は異なる請求項において含まれ得るが、これらは場合によっては有利に組み合わせることができ、異なる請求項における包括は、特徴の組み合わせが実行可能ではないおよび/または有利でないことを示唆するものではない。加えて、単数を参照ことは複数を除外するものではない。「1つの(a)」、「1つの(an)」「第1の」、「第2の」などの用語は、複数を排除しない。請求項における符号は単に例を明確にするものとして提供され、いかなる手段においても請求項の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (20)

  1. 吻合デバイスの可撓性リング形状部分を吻合デバイスの剛性部分上に取り付けるための第1のマウンティングツールであって、
    可撓性部分を遠位端部で収容するための、マウンティングツールの遠位端部における収容部位と、前記収容部位の近位にあるハンドル部位とを含み:
    前記収容部位は、細長いチューブ状シート要素とチューブ状変位要素とを含み、
    チューブ状変位要素は、シェルフがチューブ状変位要素の周囲におよびシート要素の遠位に得られるようにシート要素に対して長手方向に変位可能にシート要素内に配置されており、前記シェルフが可撓性部分を収容するように構成され、
    バネ負荷の解除によりシート要素または切断要素を変位要素に対して遠位に移動させるように、チューブ状シート要素またはチューブ状切断要素が、収容部位の近位にバネ負荷されていることを特徴とする第1のマウンティングツール。
  2. 中央部分がハンドル部位および収容部位を連結し、中央部位がハンドル部位および/または収容部位の横断面よりも小さな横断面方向の外径を有する、請求項1に記載の第1のマウンティングツール。
  3. 細長いチューブ状シート要素およびチューブ状変位要素が水平面においてリング形状の断面を有し、チューブ状変位要素が細長いチューブ状シート要素の内側で長手方向に動くことができるように、チューブ状変位要素の外径が細長いチューブ状シート要素の内径に対応する、請求項1に記載の第1のマウンティングツール。
  4. チューブ状切断要素がチューブ状変位要素内で、およびそれらに対して長手方向に変位可能であるように、チューブ状変位要素の内側のチューブ状切断要素をさらに含む、請求項1に記載の第1のマウンティングツール。
  5. 切断要素が水平面においてリング形状の断面を有し、チューブ状切断要素の外径が細長いチューブ状変位要素の内径に実質的に対応する、請求項4に記載の第1のマウンティングツール。
  6. シート要素および切断要素にそれぞれ対応して、解除バーの第1のセットまたは解除バーの第2のセットを含み、活性化された場合にバネ負荷を解除する、請求項5に記載の第1のマウンティングツール。
  7. 解除バーの第1のセットが支持リッジを有し、遠位端部において、支持リッジが内に向かって方向付けられたフランジを具備し、バネ負荷された位置において、前記フランジが変位要素におけるノッチを係合する、請求項6に記載の第1のマウンティングツール。
  8. 解除バーの第2のセットが支持リッジを有し、解除バーがタングによって支持リッジに連結され、タングの近位端部が内に向かって方向付けられたフランジを具備し、バネ負荷された位置において、前記フランジが下にある切断要素におけるノッチを係合する、請求項6または請求項7に記載の第1のマウンティングツール。
  9. マウンティングツールの近位端部における吸引デバイスへの連結のための中央通路または内腔を含む、請求項1または請求項4に記載の第1のマウンティングツール。
  10. チューブ状の固定要素を含むマウンティングツールであって、前記固定要素がチューブ状の連結子要素を含み、前記チューブ状の連結子要素がその遠位端部において配置されたチューブ状の上部連結子を有し、そしてその近位端部において連結子ユニットに連結され、前記固定要素が連結子要素の内側のチューブ状のロッキング要素をさらに含み、前記チューブ状のロッキング要素がその中で変位可能であり、前記ロッキング要素がその遠位端部においてロッキングユニットを有する、請求項1または請求項4に記載の第1のマウンティングツール。
  11. ロッキングユニットが内側のフランジを備えた遠位ロッキングタングを含み、遠位ロッキングタングは雌嵌合連結を形成し、それらが近位に移動する場合、それらは上部連結子内で半径方向に圧縮することができる、請求項10に記載の第1のマウンティングツール。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれかに記載の第1のマウンティングツールおよび、
    吻合デバイスの剛性部分上の吻合デバイスの可撓性リング形状部分の収容ための第2のマウンティングツールであって、第1のマウンティングツールにおける中央通路または内腔を介して通過するための長手方向の案内要素と;案内要素上の遠位に配置された連結プレートとを含み、前記連結プレートが吻合デバイスの剛性部分に連結するように構成される第2のマウンティングツールを含むキット。
  13. 第2のマウンティングツールの案内要素が中空の構成を有する、請求項12に記載のキット。
  14. 第2のマウンティングツールの連結プレートが、近位上部端部および遠位基部端部により実質的に円錐形状を有し、その遠位端部において吻合デバイスの剛性部分で周囲にスナップイン嵌合またはねじ込み嵌合されるように構成される、請求項12に記載のキット。
  15. 第2のマウンティングツールの連結プレートの近位円錐状表面が、請求項1に記載のマウンティングツールの収容部位に近接して嵌合および/または取り付けるように構成される、請求項12に記載のキット。
  16. 第2のマウンティングツールの案内要素が連結プレートの遠位部分に連結された吻合デバイスの剛性部分を介しても通過するように、案内要素が連結プレートを介して延長する、請求項12に記載のキット。
  17. 第2のマウンティングツールのタングがその間に生成されるように、連結プレートを介して遠位に延長する部分が、スロットを介して提供される、請求項16に記載のキット。
  18. 第2のマウンティングツールの連結プレートに取り付けられた吻合デバイスの剛性部分の遠位で、案内要素またはタングに解除可能に連結されたフードを含む、請求項12に記載のキット。
  19. 第2のマウンティングツールのフードが中央通路を備えた円盤形状のユニットである、請求項18に記載のキット。
  20. 第2のマウンティングツールの案内要素またはタングが、フードの中央通路を介して延長し、フードの遠位に位置して、フードロッカーに連結する、請求項18に記載のキット。
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