JP5498146B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、ファスニングテープと、ファスニングテープが係合するターゲットシートとを備えた使い捨ておむつにおいて、装着中に、ファスニングテープとターゲットシートとの係合が剥がれないように、係合力を向上させた使い捨ておむつが知られている。例えば、特許文献1には、固定部材(ファスニングテープ)とランディング部材(ターゲットシート)とを備え、ランディング部材(ターゲットシート)はその周縁が前胴部分のバックシートに固定されている使い捨ておむつが記載されている。また、特許文献2には、雄型テープファスナー(ファスニングテープ)と雌型ターゲットシートとを備え、雌型ターゲットシートが繊維集合物であり、繊維集合物を構成する繊維同士を固着した固着部を介して裏面シートに固着された使い捨ておむつが記載されている。
このような特許文献1,2に記載の使い捨ておむつは、係合力が向上している為、使い捨ておむつの装着時にズレが生じ難い。しかしながら、装着中に、排泄物の重みや、装着者の動きにより、ファスニングテープに縦方向に作用する力が生じると、やはりファスニングテープとターゲットシートとが剥がれてしまう場合がある。また、ファスニングテープとターゲットシートとが剥がれないように、ファスニングテープを硬く形成すると、肌の傷付き等による肌トラブルを生じる恐れがある。
特表平9−510635号公報 特開2002−263133号公報
したがって、本発明の課題は、ファスニングテープとターゲットシートとの係合力を向上させると共に、肌の傷付き等による肌トラブルを生じ難い使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、腹側部、背側部、及び該腹側部と該背側部との間に位置する股下部を有する本体における前記背側部の両側部に幅方向外方に延出する一対のファスニングテープを備え、前記腹側部に前記ファスニングテープと係合するターゲットシートを備える使い捨ておむつであって、前記ターゲットシートは、縦方向中央部に前記ファスニングテープと係合する係合領域と、縦方向両端部それぞれに前記本体との固定領域と、該係合領域と各該固定領域との間におむつ装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域とを有し、前記係合領域及び前記変形緩衝領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に実質的に固定されておらず、前記固定領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に固定されている使い捨ておむつを提供するものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、ファスニングテープとターゲットシートとの係合力が向上すると共に、肌の傷付き等による肌トラブルが生じ難い。
図1は、本発明の第1実施形態の使い捨ておむつを裏面シート側から見た平面図である。 図2は、図1のY1−Y1線断面図である。 図3は、おむつに固定する前のターゲットシートの平面図である。 図4は、第1実施形態の使い捨ておむつの装着時における装着者の動きに伴い移動するターゲットシートを説明する断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態の使い捨ておむつのY1−Y1線断面図である。 図6は、第2実施形態の使い捨ておむつの装着時における装着者の動きに伴い移動するターゲットシートを説明する断面図である。 図7は、本発明の第3実施形態の使い捨ておむつのY1−Y1線断面図である。 図8は、第3実施形態の使い捨ておむつの装着時における装着者の動きに伴い移動するターゲットシートを説明する断面図である。
以下、本発明の使い捨ておむつを、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図3を参照しながら説明する。
第1実施形態の使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1に示すように、腹側部A、背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置する股下部Cを有する本体10における背側部Bの両側部10b,10bに幅方向外方に延出する一対のファスニングテープ6,6を備え、腹側部Aにファスニングテープ6と係合するターゲットシート7を備える展開型の使い捨ておむつである。おむつ1Aは、図1に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。尚、図1に示す「Y方向」は、中心線CLに平行な方向であり、おむつの長手方向と同じ方向でもある。図1に示す「X方向」は、中心線CLに直交する方向であり、おむつの幅方向と同じ方向でもある。
第1実施形態のおむつ1Aについて、詳述すると、おむつ1Aは、図1に示すように、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部A、背側に位置する背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に配置される股下部Cを有する本体10を備えている。おむつ1Aの本体10は、図1に示すように、Y方向に長く、Y方向の両側縁が、Y方向の中央部において内方に括れた形状を有しており、Y方向の両端部の幅が、Y方向の中央部の幅よりも広くなっている。おむつ1Aの本体10は、図1に示すように、おむつ1Aの内面をなす液透過性の表面シート2と、おむつ1Aの外面をなす液難透過性の裏面シート3と、これらのシート2,3間に介在された液保持性の吸収体4とを有している。吸収体4は、図1に示すように、Y方向に長い略砂時計形状である。表面シート2及び裏面シート3それぞれは、図1に示すように、吸収体4の肌当接面側の全面及び非肌当接面側の全面を覆っており、吸収体4の周縁から延出している。また、表面シート2は、図1に示すように、X方向の長さが裏面シート3のX方向の長さよりも短くなっている。
おむつ1Aの本体10には、図1に示すように、Y方向の両側部それぞれに、表面シート2を介してサイドシート5が配されている。サイドシート5は、図1に示すように、表面シート2の肌当接面側であって、Y方向の側部全域に亘って配設固定されている。各サイドシート5のX方向の内方の端部は、図1に示すように、自由端となっており、股下部Cにおける自由端近傍には立体ギャザー形成用の弾性部材(不図示)が長手方向(Y方向)に伸長状態で配設固定されており、着用時には、その弾性部材の収縮力により、自由端から所定幅の部分が表面シート2から離間して立体ギャザーを形成する。
おむつ1Aの本体10の両側部10bには、図1に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、X方向の外方に延出したサイドシート5と裏面シート3とが接合され、サイドフラップ部8が形成されている。おむつ1Aの本体10には、図1に示すように、股下部Cにおいて、幅方向(X方向)外方に延出したサイドシート5と裏面シート3とが接合され、レッグフラップ部9が形成されている。レッグフラップ部9には、股下部Cにおいて、レッグギャザー形成用の弾性部材(不図示)が長手方向(Y方向)に伸長状態で、長手方向(Y方向)に配設固定されており、着用時には、その弾性部材の収縮力により、レッグギャザーが形成される。おむつ1Aは、図1に示すように、本体10における背側部Bの両側部10b,10b(各サイドフラップ部8)に、X方向外方に延出するファスニングテープ6を備え、腹側部Aの裏面シート3の外面に、ファスニングテープ6を係合するターゲットシート7を備えている。
本発明の使い捨ておむつのターゲットシート7は、縦方向中央部にファスニングテープ6と係合する係合領域7aと、縦方向両端部それぞれに本体10との固定領域7cと、係合領域7aと各該固定領域7cとの間におむつ装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域7bとを有している。本発明の使い捨ておむつは、係合領域7a及び変形緩衝領域7bにおいては、ターゲットシート7が本体10に実質的に固定されておらず、固定領域7cにおいては、ターゲットシート7が本体10に固定されている。ここで、「実質的に固定されていない」とは、容易に本体10から剥がれる程度に、弱く本体10に固定されている場合を含むことを意味する。尚、ターゲットシート7の縦方向とは、図1に示す「Y方向」と同方向であり、おむつの長手方向と同じ方向でもある。ターゲットシート7の幅方向とは、図1に示す「X方向」と同じ方向であり、おむつの幅方向と同じ方向でもある。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図1,図2に示すように、ターゲットシート7は、X方向に長い長方形状の一枚のシートから形成されており、吸収体4のX方向の長さよりも長く、腹側部Aの一対のサイドフラップ部8,8同士の間に亘って配されている。具体的には、ターゲットシート7のY方向の長さL2は、図2に示すように、おむつ本体10のY方向の長さL1の5〜25%であることが好ましく、8〜15%であることがより好ましい。また、ターゲットシート7のX方向の長さW2は、図2に示すように、おむつ本体10のX方向の長さW1の50〜80%であることが好ましく、60〜70%であることがより好ましい。第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、変形緩衝領域7bは、係合領域7aよりY方向外方の位置でターゲットシート7を本体10側に折り返して形成されている。以下、具体的に説明する。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、ターゲットシート7は、腹側部Aの裏面シート3の外面に固着する前においては、図3に示すように、X方向に長い長方形状の一枚のシートであり、Y方向の中央部にX方向の両端71,71間に亘って係合領域7aに対応する領域7a’を有し、Y方向両端部7d,7dそれぞれにY方向の両端72に沿って固定領域7cに対応する領域7c’を有し、係合領域7aとなる領域7a’と各固定領域7cとなる領域7c’の間に、X方向の両端71,71間に亘って変形緩衝領域7bに対応する領域7b’を有している。第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2,図3に示すように、固定前の長方形状のターゲットシート7を、係合領域7aとなる領域7a’よりY方向外方の位置であって、且つ変形緩衝領域7bとなる領域7b’をY方向に約半分の位置にある折り線に沿って本体10側に折り返し、固定領域7cに対応する領域7c’にて本体10と固定することにより、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されている。このように、変形緩衝領域7bにおいては、折り線に沿って折り返されたターゲットシート7の対向面7b1が固定されていない。また、図2,図3に示すように、ターゲットシート7は、係合領域7aとなる領域7a’と、変形緩衝領域7bとなる領域7b’とにおいては、本体10と固定されておらず、ターゲットシート7のX方向の両端71においても本体10と固定されいない。上述のように、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されているので、ターゲットシート7の係合領域7aは、図4に示すように、Y方向に移動することが可能となっている。
係合領域7aに対応する領域7a’のY方向の長さL3は、ファスニングテープ6が係合領域7aの範囲内で留まるスペースがあればよい。例えば、ファスニングテープ6のY方向長さが30mmである場合には、長さL3は30mm以上であればよく、35mm以上であることがより好ましい。長さL3の上限は特に設けないが、使い捨ておむつ1Aを装着者に当てたときに装着者の股関節部から臍の範囲内に結合領域7aが収まるように、その長さL3が適宜設定される。
変形緩衝領域7bに対応する領域7b’のY方向の長さL4は、装着者の動き等によりターゲットシート7がおむつ1Aの上下方向(Y方向)に有効に移動し(ターゲットシート7における係合領域7aのY方向の有効な移動量は5〜20mmであることが好ましい)、肌の傷付き等による肌トラブルを発生し難い観点、及び変形緩衝領域7bとなる領域7b’はY方向に約半分の位置で折り返されている観点から、長さL4は、10〜40mmであることが好ましい。領域7b’のY方向のL4の長さが10mm以下(即ち、係合領域7aの移動量が5mm以下)だと、ターゲットシート7が有効に移動できず、ファスニングテープ6が太腿に喰い込み、肌の傷付き等による肌トラブルが発生する場合があり、領域7b’のY方向のL4の長さが40mm以上(即ち、係合領域7aの移動量が10mm以上)だと、ターゲットシート7における係合領域7a及び変形緩衝領域7bが共に本体10と固着されていないので、装着時においてターゲットシート7の係合領域7aにファスニングテープ6を止着した場合に、その止着部が本体10から浮くような不安定感を装着者が抱いてしまう場合があるからである。
固定領域7cに対応する領域7c’のY方向の長さL5は、本体10との固着が確実になされるだけの長さが確保されていれば良く、5mm以上あればよい。長さL5の上限は、長すぎると、Y方向の両端に配される固定領域7c同士が重なってしまい、本体10との固着が妨げられてしまうので、固定領域7c同士が重ならない長さであることが好ましい。
第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの形成材料について説明する。
ターゲットシート7としては、後述するファスニングテープ6のフック材の係合突起(不図示)に係合可能な表面構造を有するループ材を含む。このようなループ材としては、フック材を押しつけることにより、フック材を止着可能なものを特に制限なく用いることができ、スパンボンド、エアースルー、サーマルボンド、ケミカルボンド等の各製法により製造された不織布やトリコット編み等からなる織布を用いることがでる。ターゲットシート7としては、そのようなループ材を単一部材として用いても良いし、ループ材を基材となるシートに貼り合わせた複合部材であってもよい。ターゲットシート7としては、特に、低コストであり超音波エンボスや熱エンボスによるターゲットシート同士の接着やターゲットシートと本体との接着が容易であるため、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂からなるスパンボンド不織布やエアスルー不織布が好ましく用いられる。また、例えば後述する各種公知の機械的面ファスナーにおけるメス部材を用いることができる。
ファスニングテープ6を形成するフック材及びシート基材は、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、フック材としては、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材等を用いることができる。シート基材としては、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂、及びこれら合成樹脂2種以上の複合材料からなるシートや不織布等を用いることができ、特にポリプロピレンからなるシートや不織布、またはポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートの複合材料からなるシートや不織布を用いることが、超音波エンボスや熱エンボスによりフック材と容易に接合できる観点から好ましい。フック材の係合突起(不図示)は、錨形や鉤形等に形成されたものを用いることができる。
表面シート2、裏面シート3及びサイドシート5としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート3としては、液難透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができ、サイドシート5としては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。また、吸収体4としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成された吸収コアをティッシュペーパによって被覆されているものを用いることができる。
ターゲットシート7と裏面シート3との固定領域7cでの固定には、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。表面シート2、裏面シート3、サイドシート5の固定にも、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。
立体ギャザー形成用弾性部材(不図示)、レッグフラップ部9形成用弾性部材(不図示)としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる。
上述した本発明の第1施形態の使い捨ておむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Aの装着中に、排泄物の重みや装着者の動きにより、おむつ1Aの装着位置がズレ、このズレた状態で装着者が座ると、太腿によりファスニングテープ6を上方に押し上げる力が作用する。しかしながら、第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図2に示すように、ターゲットシート7が装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域7bとを有しているので、ファスニングテープ6の下縁が太腿に食い込むことなく、ファスニングテープ6が折れ曲がることなく、図4に示すように、ターゲットシート7がおむつ1Aの上方にスライドすることができる。従って、おむつ1Aは、ファスニングテープ6を上方に押し上げるような力が作用したとしても、ファスニングテープ6とターゲットシート7とが剥がれ難く、ファスニングテープ6とターゲットシート7との係合力が向上する。また、おむつ1Aは、ターゲットシート7がおむつ1Aの上下方向(Y方向)にスライドできるので、ファスニングテープ6の下縁が太腿に食い込み難く、肌の傷付き等による肌トラブルが生じ難い。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、変形緩衝領域7bが、係合領域7aよりY方向外方の位置でターゲットシート7を本体10側に折り返して形成されている。その為、ターゲットシート7と本体10との間に、空間が形成されるており、ターゲットシート7がおむつ1Aの上下方向(Y方向)にスライドできるのみならず、X方向にも、厚み方向にも移動できるので、ファスニングテープ6とターゲットシート7との係合力が更に向上する。
次に、本発明の第2実施形態の使い捨ておむつについて、図5,図6に基づいて説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう)については、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図5に示すように、変形緩衝領域7bが、折り畳んで形成されており、また、折り畳んで形成された変形緩衝領域7bにおいてターゲットシート7同士が弱い力で固定されている点が、おむつ1Aと主に異なっている。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、第1実施形態のおむつ1Aと同様に、ターゲットシート7は、X方向に長い長方形状の一枚のシートから形成されている。第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図5に示すように、変形緩衝領域7bは、係合領域7aよりY方向外方のターゲットシート7の部位を縦方向の外側から内方に折り畳んで形成されている。以下、具体的に説明する。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、ターゲットシート7は、腹側部Aの裏面シート3の外面に固着する前においては、第1実施形態のおむつ1Aと同様(図3参照)に、X方向に長い長方形状の一枚のシートであり、Y方向の中央部にX方向の両端71,71間に亘って係合領域7aに対応する領域7a’を有し、Y方向両端部7d,7dそれぞれにY方向の両端72に沿って固定領域7cに対応する領域7c’を有し、係合領域7aとなる領域7a’と各固定領域7cとなる領域7c’の間に、X方向の両端71,71間に亘って変形緩衝領域7bに対応する領域7b’を有している。第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図5に示すように、固定前の長方形状のターゲットシート7を、係合領域7aとなる領域7a’よりY方向外方の位置であって、且つ変形緩衝領域7bとなる領域7b’のY方向に約半分の位置においてY方向の外側から内方に折り畳み、固定領域7cに対応する領域7c’にて本体10と固定することにより、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されている。
また、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、折り畳んで形成された変形緩衝領域7bにおいては、折り畳まれたターゲットシート7の対向面同士が弱い力で固定されている。尚、図5に示すように、ターゲットシート7は、係合領域7aとなる領域7a’と、変形緩衝領域7bとなる領域7b’とにおいては、本体10と固定されておらず、ターゲットシート7のX方向の両端71においても本体10と固定されていない。上述のように、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されているので、ターゲットシート7の係合領域7aは、図6に示すように、Y方向に移動することが可能となっている。
折り畳まれたターゲットシート7の対向面同士の弱い力での固定の手段としては、ターゲットシート7を折り畳む前の変形緩衝領域7bとなる領域7b’に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるホットメルト接着剤を、予め、低目付で塗布することにより、又は、折り畳まれた後の変形緩衝領域7bに、熱をかけない押圧エンボスによって、厚み方向にドット状のエンボスを施すことにより弱い力で固定することができる。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Bの形成材料について説明する。第2実施形態のおむつ1Bについては、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの形成材料と同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
上述した本発明の第2実施形態の使い捨ておむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、図5に示すように、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが折り畳まれて形成されているので、ターゲットシート7の係合領域7aは、図6に示すように、Y方向に移動することが可能となっている。また、変形緩衝領域7bが図5のように折り畳まれて形成されていて外面に露出していないので、誤って変形緩衝領域7bにファスニングテープ6を止着してしまう恐れがなく、確実に係合領域7aのY方向への移動が可能となる。折り畳んで形成された変形緩衝領域7bにおいては、折り畳まれたターゲットシート7の対向面7b1同士が弱い力で固定されているので、装着者がターゲットシート7の係合領域7aにファスニングテープ6を止着した時に、その止着部が本体10から浮くような不安定感を引き起こし難い。
次に、本発明の第3実施形態の使い捨ておむつについて、図7,図8に基づいて説明する。
第3実施形態の使い捨ておむつ1C(以下、「おむつ1C」ともいう)については、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7,図8に示すように、変形緩衝領域7bが、延伸加工又はスリット加工を施して形成されており、また、ターゲットシート7が、二枚のシートから形成されている点が、おむつ1Aと主に異なっている。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、ターゲットシート7は、X方向に長い長方形状の一枚のシート73と、シート73上に配設固定される係合領域7aに対応するシート74とを備えている。シート73のY方向の長さは、ターゲットシート7のY方向の長さL2(図2参照)と同じであり、シート73のX方向の長さは、ターゲットシート7のX方向の長さW2(図2参照)と同じである。また、シート74のY方向の長さは、係合領域7aに対応する領域7a’のY方向の長さL3(図3参照)と同じであり、シート74のX方向の長さは、ターゲットシート7のX方向の長さW2(図2参照)と同じである。第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、変形緩衝領域7bは、係合領域7aよりY方向外方のターゲットシートの部位にスリット加工を施して形成されている。以下、具体的に説明する。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、ターゲットシート7は、腹側部Aの裏面シート3の外面に固着する前においては、シート73上の係合領域7aに対応する位置にシート74を配設固定した複合シートであり、Y方向の中央部にシート74からなる係合領域7aに対応する領域7a’を有し、シート73のY方向両端部7d,7dそれぞれにY方向の両端72に沿って固定領域7cに対応する領域7c’を有し、係合領域7aとなる領域7a’と各固定領域7cとなる領域7c’の間のシート73に、X方向の両端71,71間に亘って変形緩衝領域7bに対応する領域7b’を有している。第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、固定前の長方形状のターゲットシート7を、係合領域7aとなる領域7a’よりY方向外方の位置であって、且つ変形緩衝領域7bとなる領域7b’に、X方向に長いスリット75を、スリット加工により複数個形成し、固定領域7cに対応する領域7c’にて本体10と固定することにより、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されている。また、ターゲットシート7は、係合領域7aとなる領域7a’と、変形緩衝領域7bとなる領域7b’とにおいては、本体10と固定されておらず、ターゲットシート7のX方向の両端71においても本体10と固定されていない。上述のように、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bが形成されているので、ターゲットシート7の係合領域7aは、図8に示すように、Y方向に移動することが可能となっている。
スリット加工により変形緩衝領域7bに形成されたスリット75は、X方向に長く、係合領域7aのY方向への移動量を確保するために5mm以上であることが好ましく、係合領域7aと固定領域7cの強度を確保するため20mm以下であることが好ましい。また、各変形緩衝領域7bには、スリット75が40個〜80個形成されていることが好ましく、各スリットが互いに重ならない様に配されている。
尚、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、変形緩衝領域7bは、スリット加工を施して形成されているが、延伸加工を施すことにより形成してもよい。ターゲットシート7の変形緩衝領域7bは、例えば、シート74を、予め、多数の凹凸が形成されており且つ互いに噛み合い形状になっている金属製の一組のロール間に挿通させて延伸加工を施し、その後、係合領域7aに対応する位置にシート74を配設固定することにより形成することができる。また、ターゲットシート7の変形緩衝領域7bは、シート73上の係合領域7aに対応する位置にシート74を配設固定した複合シートを、変形緩衝領域7bに対応する位置にのみ多数の凹凸が形成されており且つ互いに噛み合い形状になっている金属製の一組のロール間に挿通させて、変形緩衝領域7bに対応する位置にのみ延伸加工を施すことにより形成することができる。
第3実施形態の使い捨ておむつ1Cの形成材料について説明する。第3実施形態のおむつ1Cについては、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの形成材料と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの形成材料と同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
使い捨ておむつ1Cのターゲットシート7を構成する係合領域7aに対応する位置に配されるシート74は、第1実施形態のおむつ1Aのターゲットシート7の形成材料と同じであるが、使い捨ておむつ1Cのターゲットシート7を構成するシート73は、シート74の形成材料以外に、伸縮性の不織布を用いることもできる。シート73に伸縮性の不織布を用い、シート73上に係合領域7aとなるシート74を固定してターゲットシート7を形成すると、係合領域7aにおいては非伸縮性の領域となり、変形緩衝領域7bにおいては伸縮性の領域となる。シート73とシート74との固定には、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。
上述した本発明の第3実施形態の使い捨ておむつ1Cを使用した際の作用効果について説明する。
第3実施形態のおむつ1Cの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7,図8に示すように、変形緩衝領域7bは、係合領域7aよりY方向外方のターゲットシート7の部位にスリット加工を施して形成されているので、変形緩衝領域7bをターゲットシート7を折り畳んで形成する方法に比べて材料の使用量を節減することが出来る。
本発明の使い捨ておむつは、上述の第1,第2,第3実施形態の使い捨ておむつに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2,第3の使い捨ておむつにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2,第3実施形態の使い捨ておむつ1A,1B,1Cにおいては、図1に示すように、所謂、展開型の使い捨ておむつであるが、係合部材を用いるリファスニングタイプの使い捨ておむつであってもよい、
また、上述の第1,第2,第3実施形態の使い捨ておむつ1A,1B,1Cにおいては、図1に示すように、ターゲットシート7は、吸収体4のX方向の長さよりも長く、腹側部Aの一対のサイドフラップ部8,8同士の間に亘って連続して配されているが、X方向に断続的に複数個配されていてもよい。また、一対のサイドフラップ部8,8同士の間に亘って、係合領域7a及び変形緩衝領域7bにおいては、ターゲットシート7が本体10に固定されていないが、吸収体4のX方向外方の部分において、ターゲットシート7の係合領域7a及び変形緩衝領域7bが本体10に固定されていなければよく、吸収体4上においては、部分的に、ターゲットシート7の係合領域7a及び変形緩衝領域7bが本体10に固定されていてもよい。
また、使い捨ておむつは、幼児又は成人用の使い捨ておむつ等であってもよい。
1A,1B,1C 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイドシート
6 ファスニングテープ
7 ターゲットシート
7a 係合領域,7a’ 係合領域7aに対応する領域
7b 変形緩衝領域,7b’ 変形緩衝領域7bに対応する領域
7b1 ターゲットシート7の対向面
7c 固定領域,7c’ 固定領域7cに対応する領域
7d ターゲットシートのY方向の端部
71 ターゲットシートのX方向の端
72 ターゲットシートのY方向の端
73,74 シート
75 スリット
8 サイドフラップ部
9 レッグフラップ部
10 本体
10b 本体のY方向の側部
A 腹側部,B 背側部,C 股下部
CL おむつの長手方向に延びる中心線

Claims (2)

  1. 腹側部、背側部、及び該腹側部と該背側部との間に位置する股下部を有する本体における前記背側部の両側部に幅方向外方に延出する一対のファスニングテープを備え、前記腹側部に前記ファスニングテープと係合するターゲットシートを備える使い捨ておむつであって、
    前記ターゲットシートは、縦方向中央部に前記ファスニングテープと係合する係合領域と、縦方向両端部それぞれに前記本体との固定領域と、該係合領域と各該固定領域との間におむつ装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域とを有し、
    前記係合領域及び前記変形緩衝領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に実質的に固定されておらず、前記固定領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に固定されており、
    前記変形緩衝領域は、前記係合領域より縦方向外方の前記ターゲットシートの部位を縦方向の外側から内方に折り畳んで形成されている使い捨ておむつ。
  2. 折り返して形成された前記変形緩衝領域、又は折り畳んで形成された前記変形緩衝領域においては、前記ターゲットシートの対向面同士が弱い力で固定されている請求項に記載の使い捨ておむつ。
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