JP5498146B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
ターゲットシート7としては、後述するファスニングテープ6のフック材の係合突起(不図示)に係合可能な表面構造を有するループ材を含む。このようなループ材としては、フック材を押しつけることにより、フック材を止着可能なものを特に制限なく用いることができ、スパンボンド、エアースルー、サーマルボンド、ケミカルボンド等の各製法により製造された不織布やトリコット編み等からなる織布を用いることがでる。ターゲットシート7としては、そのようなループ材を単一部材として用いても良いし、ループ材を基材となるシートに貼り合わせた複合部材であってもよい。ターゲットシート7としては、特に、低コストであり超音波エンボスや熱エンボスによるターゲットシート同士の接着やターゲットシートと本体との接着が容易であるため、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂からなるスパンボンド不織布やエアスルー不織布が好ましく用いられる。また、例えば後述する各種公知の機械的面ファスナーにおけるメス部材を用いることができる。
おむつ1Aの装着中に、排泄物の重みや装着者の動きにより、おむつ1Aの装着位置がズレ、このズレた状態で装着者が座ると、太腿によりファスニングテープ6を上方に押し上げる力が作用する。しかしながら、第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図2に示すように、ターゲットシート7が装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域7bとを有しているので、ファスニングテープ6の下縁が太腿に食い込むことなく、ファスニングテープ6が折れ曲がることなく、図4に示すように、ターゲットシート7がおむつ1Aの上方にスライドすることができる。従って、おむつ1Aは、ファスニングテープ6を上方に押し上げるような力が作用したとしても、ファスニングテープ6とターゲットシート7とが剥がれ難く、ファスニングテープ6とターゲットシート7との係合力が向上する。また、おむつ1Aは、ターゲットシート7がおむつ1Aの上下方向(Y方向)にスライドできるので、ファスニングテープ6の下縁が太腿に食い込み難く、肌の傷付き等による肌トラブルが生じ難い。
第2実施形態の使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう)については、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第3実施形態の使い捨ておむつ1C(以下、「おむつ1C」ともいう)については、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態の使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第3実施形態のおむつ1Cの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイドシート
6 ファスニングテープ
7 ターゲットシート
7a 係合領域,7a’ 係合領域7aに対応する領域
7b 変形緩衝領域,7b’ 変形緩衝領域7bに対応する領域
7b1 ターゲットシート7の対向面
7c 固定領域,7c’ 固定領域7cに対応する領域
7d ターゲットシートのY方向の端部
71 ターゲットシートのX方向の端
72 ターゲットシートのY方向の端
73,74 シート
75 スリット
8 サイドフラップ部
9 レッグフラップ部
10 本体
10b 本体のY方向の側部
A 腹側部,B 背側部,C 股下部
CL おむつの長手方向に延びる中心線
Claims (2)
- 腹側部、背側部、及び該腹側部と該背側部との間に位置する股下部を有する本体における前記背側部の両側部に幅方向外方に延出する一対のファスニングテープを備え、前記腹側部に前記ファスニングテープと係合するターゲットシートを備える使い捨ておむつであって、
前記ターゲットシートは、縦方向中央部に前記ファスニングテープと係合する係合領域と、縦方向両端部それぞれに前記本体との固定領域と、該係合領域と各該固定領域との間におむつ装着者の動きに伴い変形する変形緩衝領域とを有し、
前記係合領域及び前記変形緩衝領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に実質的に固定されておらず、前記固定領域においては、前記ターゲットシートが前記本体に固定されており、
前記変形緩衝領域は、前記係合領域より縦方向外方の前記ターゲットシートの部位を縦方向の外側から内方に折り畳んで形成されている使い捨ておむつ。 - 折り返して形成された前記変形緩衝領域、又は折り畳んで形成された前記変形緩衝領域においては、前記ターゲットシートの対向面同士が弱い力で固定されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009282534A JP5498146B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009282534A JP5498146B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011120807A JP2011120807A (ja) | 2011-06-23 |
JP5498146B2 true JP5498146B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=44285349
Family Applications (1)
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JP2009282534A Active JP5498146B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (4)
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JPH01106222U (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-18 | ||
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-
2009
- 2009-12-14 JP JP2009282534A patent/JP5498146B2/ja active Active
Also Published As
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---|---|
JP2011120807A (ja) | 2011-06-23 |
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