JP5496783B2 - 情報発信内容作成装置及び情報発信内容作成方法 - Google Patents

情報発信内容作成装置及び情報発信内容作成方法 Download PDF

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本発明は、電子メールで送信した情報を利活用して、電子メールの受信者以外のユーザにも公開しても問題がないように、公開範囲に応じて適切な内容を自動的に変更し、必要に応じて公開開始日時を調整する情報発信内容作成装置及び情報発信内容作成方法に関するものである。
インターネットのWebサイトを利用することで、誰でも簡単に情報を公開できるようになったが、公開するためのデータは、HTML形式で作成する必要があり、プログラミングに精通しない人には利用することが難しかった。
そこで、デザインやレイアウトを意識せずに、テキストを入力するだけで、日記形式で簡単に情報を公開できるブログ(blog)やソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)の日記が登場し、プログラミングに精通しない人も簡単に情報を公開できるようになった(例えば、非特許文献1参照)。
"ブログ"、ウィキペディア、[online]、[2010年6月4日検索]、インターネット〈http://ja.wikipedia.org/wiki/ブログ
ブログやSNSの日記により、技術的には簡単に情報を公開できるようになったが、内容を考えてテキストを入力する必要があり、継続して更新できず、途中で挫折して、止めてしまう人も多い。
ブログやSNSの日記では、簡単に情報公開できてしまうため、不特定多数の人に対して個人情報が漏えいしてしまった場合、トラブルが発生することが想定される。たとえば、旅行に行くという情報を公開し、家の住所も他の情報から分かってしまった場合に、空き巣に入られてしまうようなトラブルが発生する可能性がある。
ブログやSNSの日記のために、新たに情報を入力するのではなく、ブログやSNSの日記向けに再利用できるように、他の目的で作成したデータを自動的に変換する方法と、公開開始日時を制御する方法が課題である。
そこで、本発明の目的は、上述の問題を鑑みて、他の目的で作成したデータをブログやSNSの日記向けに再利用する情報発信内容作成装置及び情報発信内容作成方法を提供することにある。
本発明では、電子メールで送信した情報を、ブログやSNSの日記の公開範囲に応じて、内容を変更する手段を有する情報発信内容作成装置及び情報発信内容作成方法を提供する。
また、本発明の情報発信内容作成装置は、電子メールで送信した情報の中に、未来の予定の内容が含まれる場合は、ブログやSNSの日記の公開範囲に応じて、未来の予定の完了日の翌日以降を公開開始日時として設定してWeb日記を更新する手段をする。
即ち、本発明の情報発信内容作成装置は、電子メールで送信した情報をWeb日記の更新に利用する情報発信内容作成装置であって、電子メールで送信した情報を格納する送信メールDBから、送信メールの情報を抽出する送信メールデータ抽出部と、送信メールの宛先アドレスと宛先の「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報とを関連付けて保持する個人アドレス情報DB部から、前記抽出した送信メールの情報に含まれる宛先アドレスに対応する「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報を取得する個人アドレス情報解析部と、当該取得した「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報のうち、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲に応じて、当該送信メールの内容に含まれる「氏名」を削除するか、又は「氏名」を「ニックネーム」に置換することにより当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部に格納する公開範囲別データ加工部と、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎にWeb日記に更新する加工データWeb日記更新部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の情報発信内容作成装置において、前記送信メールデータ抽出部から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列が有るか否かを判別し、判別した未来予定文字列から予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定し、前記加工データ保存部に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与する未来予定文字列探索手段を備え、前記加工データWeb日記更新部は、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎に当該加工データに付随する公開開始日時を指定してWeb日記に更新する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の情報発信内容作成装置において、前記公開範囲が、「特定数」と「不特定多数」の2種類からなり、前記公開範囲別データ加工部は、前記公開範囲が「特定数」向けには、当該送信メールの内容の書き出し部分に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、前記「氏名」の情報が含まれていると判別した場合は、この「氏名」を削除する手段と、前記公開範囲が、「不特定多数」向けには、当該送信メールの内容に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、当該送信メールの内容の書き出し部分の「氏名」の情報は削除し、その他の含まれる「氏名」の情報を全て前記「ニックネーム」の情報に置換する手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の情報発信内容作成方法は、電子メールで送信した情報をWeb日記の更新に利用する情報発信内容作成装置による情報発信内容作成方法であって、前記情報発信内容作成装置は、送信メールデータ抽出部と、個人アドレス情報解析部と、公開範囲別データ加工部と、加工データWeb日記更新部とを備えており、前記送信メールデータ抽出部によって、電子メールで送信した情報を格納する送信メールDBから、送信メールの情報を抽出するステップと、前記個人アドレス情報解析部によって、送信メールの宛先アドレスと宛先の「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報とを関連付けて保持する個人アドレス情報DB部から、前記抽出した送信メールの情報に含まれる宛先アドレスに対応する「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報を取得するステップと、前記公開範囲別データ加工部によって、当該取得した「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報のうち、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲に応じて、当該送信メールの内容に含まれる「氏名」を削除するか、又は「氏名」を「ニックネーム」に置換することにより当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部に格納するステップと、前記加工データWeb日記更新部によって、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎にWeb日記に更新するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報発信内容作成方法において、前記情報発信内容作成装置は、未来予定文字列探索手段を備えており、前記未来予定文字列探索手段によって、前記送信メールデータ抽出部から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列が有るか否かを判別し、判別した未来予定文字列から予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定し、前記加工データ保存部に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与するステップと、前記加工データWeb日記更新部によって、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎に当該加工データに付随する公開開始日時を指定してWeb日記に更新するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報発信内容作成方法において、前記公開範囲が、「特定数」と「不特定多数」の2種類からなり、前記公開範囲別データ加工部によって、前記公開範囲が「特定数」向けには、当該送信メールの内容の書き出し部分に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、前記「氏名」の情報が含まれていると判別した場合は、この「氏名」を削除するステップと、前記公開範囲別データ加工部によって、前記公開範囲が、「不特定多数」向けには、当該送信メールの内容に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、当該送信メールの内容の書き出し部分の「氏名」の情報は削除し、その他の含まれる「氏名」の情報を全て前記「ニックネーム」の情報に置換するステップと、を含むことを特徴とする。
ユーザは、ブログやSNSの日記のために、新たに情報を入力しなくても、他の目的で送信した電子メールからブログやSNSの日記向けデータが作成されるので、日記を継続することが容易になる。
電子メールを変更して作成されたデータの内容に応じて、公開範囲毎に、公開開始日時を制御することで、利用者の秘匿性を高めつつ、Web日記を更新することができる。
本発明による一実施例の情報発信内容作成装置のブロック図である。 本発明による一実施例の情報発信内容作成装置の動作フロー図である。 本発明による一実施例の情報発信内容作成装置における個人アドレス情報を例示する図である。 従来技術で想定される情報発信内容作成装置のブロック図である。
以下、本発明による一実施例の情報発信内容作成装置について説明する。
〔装置構成〕
前述したように、従来技術として、ブログやSNSの日記等のWeb日記により、技術的に簡単に情報を公開できるようになったが、内容を考えてテキストを入力する必要があり、継続して更新できず、途中で挫折して止めてしまう人も多く、これを回避するために、電子メールで送信した情報をWeb日記の更新に利用する態様を想定すると、図4に示すような情報発信内容作成装置を構成することができる。図4に示す情報発信内容作成装置500は、制御部510と、送信メールデータベース(DB)520と、Webプロトコル制御部530と、記憶部540とを備え、制御部510は、メール送受信制御部511と、送信メールデータWeb日記更新部512とを備える。
メール送受信制御部511は、外部とメール通信を行う制御部であり、送信メールを送信メールDB520に格納する。
送信メールデータWeb日記更新部512は、Webプロトコル制御部530の制御により所定のブログやSNSの日記等のWeb日記サービスを提供する他ネットワークシステムとの接続を確立し、送信メールDB520から所定の宛先の送信メールについて日時順に取り出し、この取り出した内容を当該日時に応じてWeb日記として更新する。
この情報発信内容作成装置500をコンピュータとして構成することができ、制御部510の機能を実現させるためのプログラムは、記憶部540に記憶される。このプログラムを実行する制御部510は、中央演算処理装置(CPU)などで実現することができる。即ち、CPUが、各構成要素の機能を実現するための処理内容が記述されたプログラムを、適宜、記憶部540から読み込んで、コンピュータ上で情報発信内容作成装置500の機能を実現することができる。
図4に示す情報発信内容作成装置500は、送信メールを用いてWeb日記を更新する態様であり、既存の技術で容易に実現することが可能であるが、簡単に情報公開できてしまうため、不特定多数の人に対して個人情報が漏えいしてしまうという問題が生じる。
そこで、本発明に係る情報発信内容作成装置1では、電子メールで送信した情報を、個人アドレス情報にて指定される公開範囲毎に内容を変更する手段を設け、より好適には、電子メールで送信した情報の中に、未来の予定の内容が含まれる場合は、Web日記の公開範囲に応じて、未来の予定の完了日の翌日以降を公開開始日時として設定して制御する手段を設ける。
図1は、本発明による一実施例の情報発信内容作成装置のブロック図である。本実施例の情報発信内容作成装置1は、制御部10と、送信メールDB20と、個人アドレス情報DB30と、加工データ保存部40と、Webプロトコル制御部50と、記憶部60とを備え、制御部10は、メール送受信制御部101と、データ変換部102と、加工データWeb日記更新部103とを備える。データ変換部102は、電子メールで送信した情報を、Web日記の公開範囲に応じて、内容を変更する機能部であり、より具体的には、送信メールデータ抽出部1011と、個人アドレス情報解析部1012と、公開範囲別データ加工部1013と、未来予定文字列探索部1014と、公開開始日時設定部1015とを備える。
送信メールDB20は、メール送受信制御部101によって送信した電子メールの情報を格納するデータベースである。
個人アドレス情報DB30は、電子メールの宛先アドレス、宛先の氏名、宛先のニックネーム、及び、宛先の属性を1組とした個人アドレス情報のデータベースである(図3参照)。尚、個人アドレス情報(「属性」)にて指定される公開範囲は、Web日記の公開範囲と同一に設定するのが好適である。
加工データ保存部40は、電子メールで送信した情報を、Web日記の公開範囲に応じて変更した内容を加工データとして蓄積する機能を有する。
メール送受信制御部101は、外部とメール通信を行う制御部であり、送信メールを送信メールDB20に格納する機能を有する。
送信メールデータ抽出部1011は、送信メールDB20に格納された送信メールの情報を抽出し、個人アドレス情報解析部1012及び未来予定文字列探索部1014に送出する機能を有する。尚、送信メールデータ抽出部1011は、送信メールDB20に格納された送信メールの情報を任意の順(例えば、蓄積順)で順次1つずつ取り出すものとして説明するが、複数取り出して並列処理で、後続する処理を実行するように構成することもできる。
個人アドレス情報解析部1012は、送信メールデータ抽出部1011によって抽出した送信メールの情報から送信メールの宛先アドレスを抽出し、該宛先アドレスに対応する個人アドレス情報を個人アドレス情報DB30から取得し、取得した個人アドレス情報の「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報と当該送信メールの情報を、公開範囲別データ加工部1013に送出する機能を有する。
公開範囲別データ加工部1013は、個人アドレス情報解析部1012の解析結果を取得して、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲毎に当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部40に格納する機能を有する。これにより、公開範囲毎にメールの内容が変更されたデータが作成される。
未来予定文字列探索部1014は、送信メールデータ抽出部1011から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列を探索し、判別した未来予定文字列から予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定して公開開始日時設定部1015に送出する機能を有する。
公開開始日時設定部1015は、決定された公開開始日時に従って、加工データ保存部40に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与する機能を有する。
Webプロトコル制御部50は、所定のブログやSNSの日記等のWeb日記サービスを提供する他ネットワークシステムとの接続を確立する制御部である。
加工データWeb日記更新部103は、Webプロトコル制御部50を介して、加工データ保存部40に保存された加工データを、個人アドレス情報(「属性」)にて指定される公開範囲毎に公開開始日時を指定してWeb日記に更新する機能を有する。
この情報発信内容作成装置1をコンピュータとして構成することができ、制御部10の機能を実現させるためのプログラムは、記憶部60に記憶される。このプログラムを実行する制御部10は、中央演算処理装置(CPU)などで実現することができる。即ち、CPUが、各構成要素の機能を実現するための処理内容が記述されたプログラムを、適宜、記憶部60から読み込んで、コンピュータ上で情報発信内容作成装置1の機能を実現することができる。
本実施例の情報発信内容作成装置1によれば、送信メールの情報について変更された加工データを用いて、その送信メールによって規定される公開範囲毎に、好適には加工データに付される公開開始日時にしたがって、Web日記の登録又は更新を可能とする。
以下、本発明による一実施例の情報発信内容作成装置1の動作についてより詳細に説明する。
〔装置動作〕
図2は、本発明による一実施例の情報発信内容作成装置の動作フロー図である。以下の説明では、本発明の理解を高めるために具体的な例を挙げて説明する。まず、送信メールデータ抽出部1011によって抽出される送信メールの情報は、例えば、以下のようなものとする。また、個人アドレス情報は、図3に例示したものを個人アドレス情報DB30が保持しているものとする。
(抽出した送信メールの情報)
「To: s.taro@aaa.bbb.co.jp
From: t.hanako@bbb.ccc.co.jp
Date: 2010/01/01 13:15:00
内容:
太郎君へ
花子です。
今日、ABCレストランに行きました。XYZスパゲティはとてもおいしかったです。
LMNスパゲティもおいしそうだったので、今度食べてみたいと思います。
それと、来週から1週間、桃子ちゃんとイタリアへ旅行に行く予定です。
とても楽しみです。」
図2を参照するに、情報発信内容作成装置1は、送信メールデータ抽出部1011によって、送信メールDB20に格納された送信メールの情報を抽出する(ステップS1)。例えば、送信メールデータ抽出部1011は、送信メールが送られる度に抽出するか、又は1日ごとに、又は所定時間ごとに未抽出の送信メールの情報を送信メールDB20から取り出す。
続いて、情報発信内容作成装置1は、個人アドレス情報解析部1012によって、送信メールデータ抽出部1011によって抽出した送信メールの情報から送信メールの宛先アドレスを抽出し、該宛先アドレスに対応する個人アドレス情報(「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」)を個人アドレス情報DB30から取得する(ステップS2)。
続いて、情報発信内容作成装置1は、公開範囲別データ加工部1013によって、個人アドレス情報解析部1012の解析結果を取得して、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲毎に当該送信メールの情報の内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部40に格納する(ステップS3)。
例えば、公開範囲別データ加工部1013は、当該電子メールの宛先「s.taro@aaa.bbb.co.jp」の個人アドレス情報の属性が「友達」となっているので、公開範囲として「友達」用と「不特定多数」の2種類を作成することができる。
仮に、メールの宛先が、「t.jiro@bbb.ccc.co.jp」だった場合は、公開範囲として、「家族」用と「不特定多数」用の2種類を作成することができる。
また、公開範囲別データ加工部1013は、公開範囲が、「特定数」と「不特定多数」の2種類からなり、より具体的には「友達」と「不特定多数」の2種類の公開範囲であれば、公開範囲「友達」向けには、メール本文の書き出しに「氏名」が含まれているか否かを判別し、「氏名」が含まれていると判別した場合は、この「氏名」を削除する。この場合の加工データの内容は、以下の通りとなる。
(公開範囲「友達」向け加工データの内容)
「花子です。
今日、ABCレストランに行きました。XYZスパゲティはとてもおいしかったです。
LMNスパゲティもおいしそうだったので、今度食べてみたいと思います。
それと、来週から1週間、桃子ちゃんとイタリアへ旅行に行く予定です。
とても楽しみです。」
また、公開範囲別データ加工部1013は、公開範囲「不特定多数」向けでは、メール本文の書き出しの「氏名」は削除し、含まれる「氏名」は全て「ニックネーム」に変換する。この場合の加工データの内容は、以下の通りとなる。
(公開範囲「不特定多数」向けの加工データの内容)
「ハナです。
今日、ABCレストランに行きました。XYZスパゲティはとてもおいしかったです。
LMNスパゲティもおいしそうだったので、今度食べてみたいと思います。
それと、来週から1週間、モモちゃんとイタリアへ旅行に行く予定です。
とても楽しみです。」
つまり、公開範囲別データ加工部1013は、個人アドレス情報解析部1012の解析結果に基づいて「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報と当該送信メールの情報を取得し、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲に応じて、当該送信メールの内容に含まれる「氏名」を削除するか、又は「氏名」を「ニックネーム」に置換することにより当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部40に格納する。
続いて、情報発信内容作成装置1は、未来予定文字列探索部1014によって、送信メールデータ抽出部1011から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列が有るか否かを判別し(ステップS4)、無ければステップS6に進み、有ればスッテプS5に進む。
続いて、情報発信内容作成装置1は、未来予定文字列探索部1014によって、判別した未来予定文字列から、例えば「メール送信日の次の週から1週間後以降に公開可」又は「未来の予定の完了日の翌日以降に公開可」という予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定し、公開開始日時設定部1015によって、決定された公開開始日時に従って、加工データ保存部40に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与する(ステップS5)。
例えば、未来の予定を表す文字列(未来予定文字列)としては、
・明日、明後日、来週、再来週、来月等
・今度のxx曜日、次のxx曜日等
・x月y日、20zz/xx/yy等(送信日時より先の場合)
・1週間、xx日間等
・週末、月末等
などがある。
また、加工データは公開範囲毎に生成されているため、未来予定文字列探索部1014は、未来予定文字列を検出した場合、公開範囲「友達」向けでは、「公開開始日時の指定はなし」(即ち、登録後即座に公開される)に決定し、公開範囲「不特定多数」向けでは、内容に「来週から1週間」という未来予定文字列が含まれるため、例えば「メール送信日の次の週から1週間後以降に公開可という公開開始日時」を決定して、公開開始日時設定部1015によって、決定された公開開始日時に従って、加工データ保存部40に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与する。
続いて、情報発信内容作成装置1は、加工データWeb日記更新部103によって、Webプロトコル制御部50を介して、加工データ保存部40に保存された加工データを、個人アドレス情報(「属性」)にて指定される公開範囲毎に当該加工データに付随する公開開始日時を指定してWeb日記に更新する(ステップS6)。
以上のように、本実施例の情報発信内容作成装置1では、電子メールで送信した情報を、個人アドレス情報(「属性」)にて指定される公開範囲毎に内容を変更し、より好適には、電子メールで送信した情報の中に未来の予定の内容が含まれる場合は、Web日記の公開範囲に応じて、未来の予定の完了日の翌日以降を公開開始日時として設定してWeb日記を更新する。
尚、加工データWeb日記更新部103は、定期的に加工データ保存部40に新たな加工データが有るか否かを確認し、新たな加工データが保存されていた場合には、この新たな加工データについて、公開範囲毎にブログ(blog)やSNS等のWeb日記に自動的に登録又は更新し、さらに、公開開始日時の指定がある場合には公開開始日時を指定して登録又は更新する。
これにより、ブログやSNS等のWeb日記のために、新たに情報を入力しなくても、他の目的で送信した電子メールからブログやSNSの日記向けデータが作成されるので、日記を継続することが容易になり、さらに、電子メールを変更して作成されたデータの内容に応じて、公開範囲毎に、好適には公開開始日時を制御して、利用者の秘匿性を高めつつ、Web日記を更新することができるようになる。
さらに、Web日記用に新たに情報を作成しなくても、友達に送信したメールから、友達用の日記と、不特定多数向けの日記の2種類のコンテンツを自動的に作成することが可能になる。
不特定多数向けのWeb日記については、未来の予定の情報が含まれている場合、公開開始日時が未来の予定より先に設定されるため、旅行に行って不在になっている期間には、不特定多数の人にはその情報は公開されず、ブログ(blog)等の情報をもとにした空き巣等の被害の心配も無くなる。
前述した実施例では、特定の形態について説明したが、本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。従って、前述した実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において多くの変形例を実現することができる。
本発明によれば、電子メールで送信した情報を、個人アドレス情報にて指定される公開範囲毎に内容を変更し、より好適には、電子メールで送信した情報の中に未来の予定の内容が含まれる場合は、Web日記の公開範囲に応じて、所定のポリシーに従って公開開始日時を決定してWeb日記を更新するので、秘匿性の高いWeb日記の自動更新を要する用途に有用である。
1 情報発信内容作成装置
10 制御部
20 送信メールDB
30 個人アドレス情報DB
40 加工データ保存部
50 Webプロトコル制御部
60 記憶部
101 メール送受信制御部
102 データ変換部
103 加工データWeb日記更新部
500 情報発信内容作成装置
510 制御部
511 メール送受信制御部
512 送信メールデータWeb日記更新部
520 送信メールDB
530 Webプロトコル制御部
540 記憶部
1011 送信メールデータ抽出部
1012 個人アドレス情報解析部
1013 公開範囲別データ加工部
1014 未来予定文字列探索部
1015 公開開始日時設定部

Claims (6)

  1. 電子メールで送信した情報をWeb日記の更新に利用する情報発信内容作成装置であって、
    電子メールで送信した情報を格納する送信メールDBから、送信メールの情報を抽出する送信メールデータ抽出部と、
    送信メールの宛先アドレスと宛先の「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報とを関連付けて保持する個人アドレス情報DB部から、前記抽出した送信メールの情報に含まれる宛先アドレスに対応する「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報を取得する個人アドレス情報解析部と、
    当該取得した「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報のうち、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲に応じて、当該送信メールの内容に含まれる「氏名」を削除するか、又は「氏名」を「ニックネーム」に置換することにより当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部に格納する公開範囲別データ加工部と、
    前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎にWeb日記に更新する加工データWeb日記更新部と、
    を備えることを特徴とする情報発信内容作成装置。
  2. 前記送信メールデータ抽出部から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列が有るか否かを判別し、判別した未来予定文字列から予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定し、前記加工データ保存部に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与する未来予定文字列探索手段を備え、
    前記加工データWeb日記更新部は、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎に当該加工データに付随する公開開始日時を指定してWeb日記に更新する手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の情報発信内容作成装置。
  3. 前記公開範囲が、「特定数」と「不特定多数」の2種類からなり、
    前記公開範囲別データ加工部は、
    前記公開範囲が「特定数」向けには、当該送信メールの内容の書き出し部分に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、前記「氏名」の情報が含まれていると判別した場合は、この「氏名」を削除する手段と、
    前記公開範囲が、「不特定多数」向けには、当該送信メールの内容に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、当該送信メールの内容の書き出し部分の「氏名」の情報は削除し、その他の含まれる「氏名」の情報を全て前記「ニックネーム」の情報に置換する手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報発信内容作成装置。
  4. 電子メールで送信した情報をWeb日記の更新に利用する情報発信内容作成装置による情報発信内容作成方法であって、
    前記情報発信内容作成装置は、送信メールデータ抽出部と、個人アドレス情報解析部と、公開範囲別データ加工部と、加工データWeb日記更新部とを備えており、
    前記送信メールデータ抽出部によって、電子メールで送信した情報を格納する送信メールDBから、送信メールの情報を抽出するステップと、
    前記個人アドレス情報解析部によって、送信メールの宛先アドレスと宛先の「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報とを関連付けて保持する個人アドレス情報DB部から、前記抽出した送信メールの情報に含まれる宛先アドレスに対応する「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報を取得するステップと、
    前記公開範囲別データ加工部によって、当該取得した「氏名」、「ニックネーム」及び「属性」の情報のうち、当該「属性」の情報に基づいて予め定めた公開範囲を選択し、選択した公開範囲に応じて、当該送信メールの内容に含まれる「氏名」を削除するか、又は「氏名」を「ニックネーム」に置換することにより当該送信メールの内容を変更し、加工データとして生成して加工データ保存部に格納するステップと、
    前記加工データWeb日記更新部によって、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎にWeb日記に更新するステップと、
    を含むことを特徴とする情報発信内容作成方法。
  5. 前記情報発信内容作成装置は、未来予定文字列探索手段を備えており、
    前記未来予定文字列探索手段によって、前記送信メールデータ抽出部から取得した送信メールの内容に、予め定めた未来予定文字列が有るか否かを判別し、判別した未来予定文字列から予め定めたポリシーに従って公開開始日時を決定し、前記加工データ保存部に格納されている対応する加工データに対して、公開開始日時の情報を設定して付与するステップと、
    前記加工データWeb日記更新部によって、前記加工データ保存部に保存された加工データを、前記公開範囲毎に当該加工データに付随する公開開始日時を指定してWeb日記に更新するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載の情報発信内容作成方法。
  6. 前記公開範囲が、「特定数」と「不特定多数」の2種類からなり、
    前記公開範囲別データ加工部によって、前記公開範囲が「特定数」向けには、当該送信メールの内容の書き出し部分に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、前記「氏名」の情報が含まれていると判別した場合は、この「氏名」を削除するステップと、
    前記公開範囲別データ加工部によって、前記公開範囲が、「不特定多数」向けには、当該送信メールの内容に前記「氏名」の情報が含まれているか否かを判別し、当該送信メールの内容の書き出し部分の「氏名」の情報は削除し、その他の含まれる「氏名」の情報を全て前記「ニックネーム」の情報に置換するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項4又は5に記載の情報発信内容作成方法。
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