JP5495771B2 - 再生機能を備えた切換弁 - Google Patents

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Description

この発明は、シリンダのロッド側室の排出流体をピストン側室に再生させる機能を備えた切換弁に関する。
この種のものとして特許文献1に記載された切換弁が従来から知られている。この従来の切換弁は、バルブ本体にスプールを摺動自在に組み込むとともに、このスプールを一方に切り換えたとき、ポンプからの供給流体がシリンダのピストン側室に供給される。そして、このときにシリンダのロッド側室から排出される流体は、その一部がオリフィスを経由してタンクに導かれるとともに、他の一部がチェック弁を経由して、上記ピストン側室につながる供給通路側に再生される。
このようにした切換弁は、上記チェック弁をスプールの軸線に直交する線上に設けている。
特開2001−221351号公報
上記のようにした従来の切換弁は、上記チェック弁をスプールの軸線に直交する線上に設けているので、スプールとチェック弁とが、上記直交線上で並ぶことになる。そのために、バルブ本体には、上記直交線上にスプールとチェック弁とが並ぶだけのスペースを確保しなければならず、その分、バルブ本体が大型化するという問題があった。
この発明の目的は、バルブ本体を小型にできる再生機能を備えた切換弁を提供することである。
この発明は、バルブ本体にスプールを摺動自在に組み込むとともに、このスプールをいずれか一方に切り換えたとき、ポンプからの圧力流体が供給される供給通路をシリンダのピストン側室に連通させる。一方、シリンダのロッド側室からの排出流体の一部を、オリフィスを介してタンクに導くとともに、他の一部をチェック弁を介して上記供給通路に再生させる。このようにした切換弁において、上記チェック弁は、上記スプールの軸線に直交する線から外れた位置に設け、上記オリフィスからタンクに通じる通路をスプールの軸線に平行もしくはほぼ平行にし、さらに、排出ポートを介して上記オリフィスと上記チェック弁とを連通する連通ラインを上記スプールの軸線に直交する線から外れた位置に設けた点に特徴を有する。
第1の発明は、上記チェック弁を、上記スプールの軸線に直交する線からずらした位置に設けたので、チェック弁とスプールとの間をかぎりなく狭くしても、それら両者が干渉したりしない。したがって、この発明によれば、バルブ本体を小型化することができる。
第2の発明は、オリフィスからタンクに通じる通路をスプールの軸線に平行もしくはほぼ平行にしたので、第1の発明と相まってバルブ本体をさらに小型化することができる。
断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。
この実施形態における切換弁は、そのバルブ本体HにスプールSを摺動自在に組み込むとともに、その両端にセンタリングスプリング1,2のばね力を作用させ、通常は図示の中立位置を保つようにしている。
また、上記バルブ本体Hに形成した一方のアクチュエータポート3をシリンダCのロッド側室4に接続し、他方のアクチュエータポート5を上記シリンダCのピストン側室6に接続している。
そして、スプールSが中立位置にあるとき、図示していないポンプに接続した供給通路7とアクチュエータポート3,5との連通が遮断される。そして、スプールSが図面左方向に移動したときには、スプールSに形成した凹部8を介して供給通路7とアクチュエータポート5とが連通し、アクチュエータポート3がスプールSに形成した凹部9を介して、バルブ本体Hに形成した排出ポート10に連通する。
したがって、供給通路7に導かれた圧力流体は、アクチュエータポート5を経由して上記ピストン側室6に供給される。また、このときの上記ロッド側室4からの排出流体は、アクチュエータポート3を経由して排出ポート10に導かれ、シリンダCは伸長する。
また、スプールSが図面右方向に移動したときには、スプールSに形成した凹部9を介して供給通路7とアクチュエータポート3とが連通し、アクチュエータポート5がスプールSに形成した凹部8を介して、バルブ本体Hに形成したタンク通路11に連通する。
したがって、供給通路7に導かれた圧力流体は、アクチュエータポート3を経由して上記ロッド側室4に供給されるとともに、ピストン側室6からの排出流体は、アクチュエータポート5を経由してタンク通路11に導かれるので、シリンダCは収縮される。
上記のようにした排出ポート10は、図2に示すようにオリフィス12と導入通路13とに並列に接続している。そして、上記オリフィス12はスプールSの軸線と平行にした通路14(図3参照)を経由して図示していないタンクに連通している。また、上記のように通路14をスプールSの軸線に平行にしたことによって、この通路14とスプールSとの間隔を狭くすることができ、その分、バルブ本体Hを小型化できる。
さらに、上記導入通路13にはチェック弁Vを設けているが、このチェック弁Vは、図2からも明らかなように、スプールSの軸線と直交する線から外れた位置に設けている。チェック弁VをスプールSの軸線と直交する線から外れた位置に設けたので、チェック弁VとスプールSとの間隔を詰めても、それら両者が干渉しあうことはないので、この点でも、バルブ本体Hの小型化に役立つことになる。
また、通路13とチェック弁Vを大きくすることができるので、圧力損失を低減させることができる。
上記のようにしたチェック弁Vは、排出ポート10側を上流とすれば、その下流側に、上記供給通路7に連通する再生通路15を接続している。そして、このチェック弁Vは、排出ポート10から再生通路15への流れのみを許容する構成にしている。
次に、この実施形態の作用を説明する。
スプールSが図示の中立位置から、図面左方向に移動すると、前記したように供給通路7に導かれた圧力流体は、アクチュエータポート5からシリンダCのピストン側室6に導かれる。また、このときのロッド側室4からの排出流体は、アクチュエータポート3から排出ポート10に導かれるとともに、その一部がオリフィス12および通路13を経由してタンクに導かれる。
上記のように排出流体がオリフィス12を通過したときの圧力損失によって、その上流側に圧力が発生するが、その圧力作用でチェック弁Vが開く。したがって、上記排出流体のうちオリフィス12から流出し切れなかった流体がチェック弁Vおよび再生通路15を経由して供給通路7の流体と合流し、アクチュエータポート5から上記ピストン側室6に供給される。つまり、ロッド側室4の排出流体がピストン側室6に対する供給流体として再生されるとともに、シリンダCが伸長することになる。
一方、スプールSを上記とは反対である右方向に移動すると、前記したように供給通路7に導かれた圧力流体は、アクチュエータポート3からシリンダCのロッド側室4に導かれる。また、このときのピストン側室6からの排出流体は、アクチュエータポート5からタンク通路11に導かれ、シリンダCは収縮することになる。
パワーショベルにおけるアームシリンダの切換弁として最適である。
H バルブ本体
S スプール
C シリンダ
4 ロッド側室
6 ピストン側室
7 供給通路
12 オリフィス
14 通路

Claims (1)

  1. バルブ本体にスプールを摺動自在に組み込むとともに、このスプールをいずれか一方に切り換えたとき、ポンプからの圧力流体が供給される供給通路をシリンダのピストン側室に連通させる一方、シリンダのロッド側室からの排出流体の一部をオリフィスを介してタンクに導くとともに、他の一部をチェック弁を介して上記供給通路に再生させる切換弁において、上記チェック弁は、上記スプールの軸線に直交する線から外れた位置に設けるとともに上記オリフィスからタンクに通じる通路をスプールの軸線に平行もしくはほぼ平行にし、さらに、排出ポートを介して上記オリフィスと上記チェック弁とを連通する連通ラインを上記スプールの軸線に直交する線から外れた位置に設けた再生機能を備えた切換弁。
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