JP5343097B2 - 流体圧シリンダ及びシリンダボディ - Google Patents
流体圧シリンダ及びシリンダボディ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5343097B2 JP5343097B2 JP2011008889A JP2011008889A JP5343097B2 JP 5343097 B2 JP5343097 B2 JP 5343097B2 JP 2011008889 A JP2011008889 A JP 2011008889A JP 2011008889 A JP2011008889 A JP 2011008889A JP 5343097 B2 JP5343097 B2 JP 5343097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- pressure
- chamber
- cylinder body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
図1に示すように、エアシリンダ11の外郭を形成するシリンダボディ12内には、二つの貫通孔13,14がシリンダボディ12の軸方向に沿って互いに平行に延びるように形成されている。各貫通孔13,14の一端(図1の右端)はヘッドカバー15,16が固設されることにより閉塞されるとともに、他端(図1の左端)の内側にはロッドカバー17,18が固設されている。各ロッドカバー17,18は、C形止め輪19,20により、シリンダボディ12の軸方向に沿ったシリンダボディ12内からシリンダボディ12外へ向けた移動が規制されている。各ロッドカバー17,18の内周面にはゴム製のロッドパッキン21,22が装着されるとともに、各ロッドカバー17,18の外周面にはゴム製のOリング23,24が装着されている。
ピストンロッド29,30がシリンダボディ12から突出されている状態において、まず、供給源から第3スピードコントローラ53の第3分岐流路53c及び第3絞り流路53aを介して第3給排孔12cから第2圧力作用室25bに空気が供給される。また、供給源から第4スピードコントローラ54の第4分岐流路54c及び第4絞り流路54aを介して第4給排孔12dから第4圧力作用室26bに空気が供給される。すると、第2圧力作用室25b及び第4圧力作用室26bに供給された空気により両ピストン27,28が押圧されてヘッドカバー15,16に向けて移動するとともに、ピストンロッド29,30がシリンダボディ12に没入する方向へ移動する。
(1)シリンダボディ12における両ピストン27,28のストローク途中の位置には隣り合うシリンダ室25,26同士を連通させるヘッド側連通通路41及びロッド側連通通路42が形成されている。さらに、第1〜第4給排孔12a,12b,12c,12dには、排出される空気の流量が異なるように独立して絞る第1〜第4絞り弁51b,52b,53b,54bが設けられている。そして、両ピストン27,28の移動に伴う第1シール部材32,33のヘッド側連通通路41の通過、又は第2シール部材34,35のロッド側連通通路42の通過により、第1圧力作用室25aと第3圧力作用室26aとの連通、又は第2圧力作用室25bと第4圧力作用室26bとの連通が遮断される。このとき、各絞り弁51b,52b,53b,54bの絞り量に差を持たせているため、第1圧力作用室25aと第3圧力作用室26aとの間、又は第2圧力作用室25bと第4圧力作用室26bとの間に圧力差が生じ、この圧力差により両ピストン27,28の移動速度が減速される。よって、背景技術のように、シリンダボディ12がその軸方向に大型化することなく、シリンダボディ12にヘッド側連通通路41及びロッド側連通通路42を形成するとともに、各給排孔12a,12b,12c,12dに絞り弁51b,52b,53b,54bを設けることで、両ピストン27,28がストロークエンド近くまで移動したときの両ピストン27,28の移動速度を減速させることができる。
○ 図4に示す実施形態では、第2絞り流路52aから分岐されるとともに第2絞り弁52b及び第2分岐流路52cを迂回する迂回通路61が設けられるとともに、迂回通路61にはオン・オフ弁62が設けられている。オン・オフ弁62は外部からの制御信号によりオン・オフに切換可能になっている。具体的には、オン・オフ弁62がオンになると、迂回通路61での空気の流れが許容されるとともに、オン・オフ弁62がオフになると、迂回通路61での空気の流れが遮断されるようになっている。これによれば、各ピストン27,28を短時間で移動させたいときに、オン・オフ弁62をオンにすることで、第2給排孔12bから排出された空気が迂回通路61に向けて流れ込むため、第2絞り弁52bにより空気の流れが絞られることがない。よって、各ピストン27,28がストロークエンド近くまで移動しても、各ピストン27,28の移動速度が減速されることがなく、各ピストン27,28を早く移動させることができる。なお、迂回通路61は、第1、第3及び第4絞り弁51b,53b,54b、と第1、第3及び第4分岐流路51c,53c,54cを迂回するようにそれぞれ設けてもよい。
○ 実施形態において、各ピストン27,28の外周面にシール部材が一つだけ設けられていてもよい。
○ 実施形態において、スピードコントローラ51,52,53,54は、シリンダボディ12に対して外付けされていたが、これに限らず、シリンダボディ12に内蔵されていてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
Claims (4)
- シリンダボディに複数の貫通孔が形成され、各貫通孔の一端はヘッドカバーが取り付けられることにより閉塞されるとともに、各貫通孔の他端にロッドカバーが取り付けられることでシリンダ室が区画形成され、前記シリンダ室にピストンが収容されるとともに、前記ピストンにより前記シリンダ室内に圧力作用室が区画され、各圧力作用室に対して流体を給排する給排孔が前記シリンダボディにおける前記ヘッドカバー及び前記ロッドカバー近傍に形成され、各ピストンの外面に前記圧力作用室の間をシールするシール部材が設けられる流体圧シリンダであって、
前記シリンダボディにおける前記ピストンのストローク途中の位置に形成されるとともに隣り合うシリンダ室同士を連通させる連通通路と、
前記ピストンの移動に伴い各圧力作用室から各給排孔を介して排出される流体の流量がそれぞれ異なるように独立して絞る絞り部と、を備えることを特徴とする流体圧シリンダ。 - 前記シリンダボディには前記シリンダ室が二つ形成されるとともに、前記連通通路が前記ヘッドカバー側及び前記ロッドカバー側に一つずつ形成され、前記ヘッドカバー側の連通通路は、前記ピストンに一体のピストンロッドが前記シリンダボディに没入する方向へのクッションストローク長が所望のクッションストローク長になる位置に形成されるとともに、前記ロッドカバー側の連通通路は前記ピストンロッドが前記シリンダボディから突出する方向へのクッションストローク長が所望のクッションストローク長になる位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
- 前記絞り部を迂回する迂回通路が設けられるとともに、前記迂回通路にオン・オフ弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体圧シリンダ。
- 複数の貫通孔が形成され、各貫通孔の一端はヘッドカバーが取り付けられることにより閉塞されるとともに、各貫通孔の他端にロッドカバーが取り付けられることでピストンが収容されるシリンダ室が区画形成され、前記ピストンにより前記シリンダ室内に圧力作用室が区画されるとともに、各圧力作用室に対して流体を給排する給排孔が前記ヘッドカバー及び前記ロッドカバー近傍に形成されたシリンダボディであって、
前記ピストンのストローク途中の位置に、隣り合うシリンダ室同士を連通させる連通通路が形成されていることを特徴とするシリンダボディ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011008889A JP5343097B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 流体圧シリンダ及びシリンダボディ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011008889A JP5343097B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 流体圧シリンダ及びシリンダボディ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012149704A JP2012149704A (ja) | 2012-08-09 |
JP5343097B2 true JP5343097B2 (ja) | 2013-11-13 |
Family
ID=46792146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011008889A Expired - Fee Related JP5343097B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 流体圧シリンダ及びシリンダボディ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5343097B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6777452B2 (ja) * | 2016-08-12 | 2020-10-28 | 株式会社Ihi原動機 | 導電体濃度計測装置 |
KR102165836B1 (ko) * | 2018-11-27 | 2020-10-14 | 주식회사 디엔티 | 범퍼구간을 구비한 압력전달 더블 실린더 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58134203A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-10 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | シリンダのクツシヨン装置 |
JPH0466406U (ja) * | 1990-10-23 | 1992-06-11 | ||
JP3349255B2 (ja) * | 1994-03-31 | 2002-11-20 | 豊興工業株式会社 | 油圧エレベータ用弁装置 |
JP3466121B2 (ja) * | 1998-11-06 | 2003-11-10 | Smc株式会社 | クッション機構付空気圧シリンダ |
JP3462461B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2003-11-05 | Smc株式会社 | エアクッション機構付きリニアアクチュエーター |
JP2005003020A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Smc Corp | ロータリアクチュエータ |
-
2011
- 2011-01-19 JP JP2011008889A patent/JP5343097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012149704A (ja) | 2012-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5822835B2 (ja) | スプールバルブ | |
TWI724618B (zh) | 流量控制器及具有該流量控制器的驅動裝置 | |
JP6673551B2 (ja) | 流体圧シリンダ | |
GB2347176A (en) | Piston cushioning mechanism for air cylinder. | |
JP2011179616A (ja) | 空気圧シリンダ装置におけるピストンの減速機構 | |
KR101718835B1 (ko) | 건설기계의 유압제어밸브 | |
JP6773418B2 (ja) | 方向切換弁及び油圧システム | |
RU2018133656A (ru) | Устройство для подачи рабочей среды в рабочий объем цилиндра гидравлического двигателя и изменения указанного объема | |
KR20140142680A (ko) | 방향성 밸브 및 작동 방법 | |
JP5343097B2 (ja) | 流体圧シリンダ及びシリンダボディ | |
JP2011085104A (ja) | 液圧モータ駆動装置 | |
JP3466121B2 (ja) | クッション機構付空気圧シリンダ | |
KR102041509B1 (ko) | 실린더 급속 제어 공압회로 | |
EP3358198A1 (en) | Spool valve device | |
KR101397218B1 (ko) | 제어 밸브 | |
JP2006046500A (ja) | 空気圧シリンダーの緩衝装置及び空気圧シリンダー | |
JP2003254303A (ja) | クッション機構付空気圧シリンダ | |
CA2529850A1 (en) | Poppet type flow control valve | |
JP6193812B2 (ja) | プレス装置 | |
JP4859786B2 (ja) | 制御装置 | |
JP2008180332A (ja) | 油圧制御装置 | |
JP2013245734A (ja) | 流体圧シリンダ | |
JP2017166519A (ja) | 流体圧シリンダ | |
JPH08312608A (ja) | 流体圧ロッドレスシリンダ | |
JP5684166B2 (ja) | 流体圧シリンダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120912 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5343097 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |