JP5495476B2 - プラズマプローブ装置およびプラズマプローブ装置を備えたプラズマ処理チャンバ - Google Patents

プラズマプローブ装置およびプラズマプローブ装置を備えたプラズマ処理チャンバ Download PDF

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Description

本発明は、一般に、基板製造技術に関し、特に、プラズマにおける1組の電気的特性を測定するための装置に関する。
基板(例えば、半導体ウエハ、MEMS素子、または、平面ディスプレイの製造に用いるようなガラスパネルなど)の処理では、しばしば、プラズマが利用される。例えば、基板の処理(化学蒸着、プラズマ化学蒸着、物理蒸着、エッチングなど)の一部として、基板は、後にそれぞれが集積回路になる複数のダイすなわち長方形の領域に分割される。次いで、材料の選択的な除去(エッチング工程)や蒸着(蒸着工程)を含む一連の工程で、基板を処理して、基板上に電気構成要素を形成する。
プラズマ処理の一例では、基板は、エッチングの前に、硬化エマルジョンの薄膜(フォトレジストマスクなど)で被覆される。次いで、硬化エマルジョンの複数領域を選択的jに除去して、下層の複数部分を露出させる。次に、基板は、プラズマ処理チャンバ内で、単極または双極の電極を備える基板支持構造(いわゆる、チャック)上に配置される。次いで、適切なエッチャントソースガス(例えば、C48、C46、CHF3、CH23、CF4、CH3F、C24、N2、O2、Ar、Xe、He、H2、NH3、SF6、BCl3、Cl2など)を、チャンバ内に送り込んで、基板の露出領域をエッチングするためのプラズマを形成する。
その後、多くの場合、プラズマ処理の結果が一貫するように、プラズマにおける電気的特性(すなわち、イオン飽和電流、電子温度、浮動電位など)を測定すると有利である。例としては、チャンバ調整処理の終点の検出、チャンバの照合(例えば、名目上は同一である複数のチャンバ間の差異の検出)、チャンバ内での不具合や問題の検出などが挙げられる。
以上の点から、プラズマにおける1組の電気的特性を測定するための装置が望まれている。
上述の目的を実現するために、本発明の目的に従って、プラズマ処理チャンバで利用されるプラズマプローブ装置が提供されている。第1の端部にプローブ面を有する半導体プローブ素子が設けられる。電気コネクタが、半導体プローブ素子に対して電気的に接続される。電気絶縁スリーブが、プローブ素子の少なくとも一部を囲む。プローブ面がプラズマ処理チャンバのチャンバ内面と同一平面上に存在するように、半導体プローブに、調整装置が結合されている。
本発明の別の態様では、プラズマ処理チャンバで利用されるプラズマプローブ装置が提供されている。第1の端部に半導体プローブ面を有する半導体プローブ素子が設けられる。電気コネクタが、半導体プローブ素子の第2の端部に対して電気的に接続される。電気絶縁スリーブが、プローブ素子の少なくとも一部を囲む。調整装置が、半導体プローブ素子に結合されており、プローブ面がプラズマ処理チャンバのチャンバ内面と同一平面上に存在するように、半導体プローブ素子を調整する。スリーブ調整装置が、電気絶縁スリーブを調整する。電気絶縁スリーブは外縁を有し、スリーブ調整装置は、プローブ面と同一平面上に存在するように外縁を調整する。電流計を備えた検知用電子機器が、電気コネクタに対して電気的に接続される。
添付の図面を参照しつつ行う本発明の詳細な説明において、本発明の上述の特徴およびその他の特徴を詳述する。
以下では、添付図面に例示されたいくつかの好ましい実施形態を参照して、本発明の詳しい説明を行う。以下の説明では、本発明の完全な理解を促すために、数多くの具体的な詳細事項が示されている。しかしながら、当業者にとって明らかなように、本発明は、これらの具体的な詳細事項の一部または全てがなくとも実施することが可能である。そのほか、本発明が不必要に不明瞭となるのを避けるため、周知の処理工程および/または構造については、詳細な説明を省略した。
図1は、本発明のプラズマイオン流束(PIF)プローブ140を用いた誘導結合プラズマ処理システムを示す略図である。一般に、ガス供給システム122から、プラズマチャンバ壁117を有するプラズマチャンバ102内へ、適切な組み合わせのガスが流されてよい。次いで、静電チャック116上に端リング115で位置決めされた基板114(半導体基板やガラス枠など)の露出領域を処理(例えば、エッチングまたは蒸着)するために、これらのプラズマ処理ガスは、インジェクタ109において、もしくは、その近くの領域で、イオン化されて、プラズマ110を形成してよい。
第1のRF生成器134は、プラズマを生成しつつ、上側電極104によってプラズマ密度を制御し、第2のRF生成器138は、DCバイアスおよびイオン衝撃エネルギを制御するために一般的に用いられるバイアスRFを生成する。さらに、電源RF生成器134には整合回路網136aが、バイアスRF生成器138には整合回路網136bが接続されており、RF電源のインピーダンスをプラズマ110のインピーダンスに整合させる機能を奏する。また、プラズマチャンバ102から雰囲気を排出して、プラズマ110の維持、および/または、処理の副生成物の除去に必要な圧力を実現するために、バルブ112と1組のポンプ111とを備えた真空システム113が一般的に用いられる。
PIFプローブ140は、プローブ素子の表面がチャンバ壁117の内面と同一平面上に存在するように取り付けられる。PIFプローブ140には、検知用電子機器142が電気的に接続されている。
図2は、本発明のプラズマイオン流束(PIF)プローブ240を用いた容量結合プラズマ処理システムを示す略図である。一般に、容量結合プラズマ処理システムは、1つのRF電源または複数の別個のRF電源を備えるよう構成されてよい。プラズマを生成して、容量結合によりプラズマ密度を制御するために、電源RF生成器234によって生成される電源RFが一般に用いられる。DCバイアスおよびイオン衝撃エネルギを制御するために、バイアスRF生成器238によって生成されるバイアスRFが一般に用いられる。さらに、電源RF生成器234およびバイアスRF生成器238には、整合回路網236が接続されており、RF電源のインピーダンスをプラズマ220のインピーダンスに整合させる機能を奏する。他の態様の容量リアクタは、複数のRF電源と、上部電極209に接続された複数の整合回路網を備える。さらに、同様のRFおよび電極の構成を有するトリオードのような複数アノードシステムも有る。
一般に、上部電極209の流入口を通して、ガス供給システム222から、プラズマチャンバ壁217を有するプラズマチャンバ202内へ、適切な組み合わせのガスが流される。次いで、電極としても機能する静電チャック216上に端リング215で位置決めされた基板214(半導体基板やガラス枠など)の露出領域を処理(例えば、エッチングまたは蒸着)するために、これらのプラズマ処理ガスは、イオン化されて、プラズマ220を形成してよい。さらに、プラズマチャンバ202から雰囲気を排出して、プラズマ220の維持に必要な圧力を実現するために、バルブ212と1組のポンプ211とを備えた真空システム213が一般的に用いられる。
図3は、本発明の一実施形態のPIFプローブ140を示す斜視図である。図4は、線分A−Aで切断した図3のPIFプローブ140を示す断面図である。シリコンのプローブ素子304は、プラズマの検出に用いられるプローブ面308を、プローブ素子の第1の端部に有する。プローブ面308から離れたプローブ素子の第2の端部には、アルミニウムの電気コネクタ312が配置されている。プローブ素子304の第1の端部の周りには、電気絶縁スリーブ316が配置されている。プローブ素子304の第2の端部および電気コネクタ312の周りには、分割されたカバー320が配置されている。この実施形態では、分割カバー320は、O−リング324によって結合された第1の片側部分320aおよび第2の片側部分320bを有する。
プローブ素子304は、広い第1の端部を有することで、広いプローブ面308を提供する。狭いネック部310が、プローブ素子304の第1の端部と、プローブ素子304の第2の端部314とをつないでいる。この実施形態では、プローブ素子304の第2の端部314の背面は、金属化されることで、プローブ素子304とアルミニウムの電気コネクタ312との間の良好な電気的接触を提供している。
分割カバーの片側部分320aおよび320bは、それぞれ、プローブ素子の第2の端部314に係合するための第1のリップ部332と、電気コネクタ312に係合するための第2のリップ部336とを有する。この実施形態では、第2のリップ部336は、図に示すように、斜めの角度で電気コネクタ312に係合して斜めの接触部を形成する斜面を有しており、この構成によって、O−リング324が、分割カバーの片側部分320aおよび320bを互いに向かって圧迫した際に、電気コネクタ312が、プローブ素子304の第2の端部314の金属化表面に向かって押しつけられ、良好な電気的接触が実現される。別の実施形態では、電気コネクタ312は、第2のリップ部と電気コネクタとの間で斜めの接触部を形成するための斜面を有する。別の実施形態では、プローブ素子の第2の端部314は、分割カバーのリップ部との間に斜めの接触部を形成する。
電気コネクタ312には、軸352が結合されている。軸352は、電気コネクタ312内にねじ込まれてよい。
この実施形態のプローブ素子304は、汚染の観点から、シリコンで形成される。プローブ素子は、エッチング中に他の物質源から得られる材料からなることが好ましい。さらに、プローブ素子は、半導体材料からなることが好ましい。この実施形態では、スリーブ316は、石英から形成される。カバー320は、フッ素ポリマの上に形成される。
プローブ140の組み立ての際には、プローブ素子304のネック部310の周りに、少なくとも1つのスペーサ340が配置される。プローブ素子の第2の端部314は、スリーブ316の開口部を通り抜ける。スリーブによって形成されたリップ部338が、スペーサ340と係合する。スペーサ340は、リップ部がスペーサ340に当たった時にスリーブ316の外縁がプローブ面308とほぼ同一面に存在するように、追加または除去される。石英のスリーブは、シリコンのプローブ素子304よりも速く腐食すると思われるため、スリーブ316が速く腐食した場合に、スペーサを除去して、プローブ面とスリーブ316の外縁とのほぼ同一面の配置を維持できるように、最初に、複数のスペーサを設けることが好ましい。
電気コネクタ312は、プローブ素子304の第2の端部314に接触するよう配置される。分割されたカバー320は、プローブ素子304の第2の端部314および電気コネクタ312の周りに配置される。O−リング324が、分割カバー320の周りに配置されて、分割カバー320を圧迫することで、分割カバー320が、プローブ素子304の第2の端部314の金属化表面に向かって電気コネクタ312を押し付けて、良好な電気接触を実現する。このように、プローブ140が形成される。プローブ240は、軸352を挿入するプローブ開口部の中へ向かって、チャンバの内側から設置されてよい。軸352は、電気コネクタ312の穴に挿入されてよく、その場合、軸352は、その穴と適合するネジ山を有する。軸352は、プローブ140に対して、電気的な接触と機械的な支持との両方を提供する。
軸352により、プローブ140の取り付けが容易になる。軸352は、調節可能であり、すなわち、プローブ面308と、スリーブ316の外縁とが、チャンバ表面とほぼ同一平面上に配置されるように、プローブの調整を行うことを可能にする。
プローブ面308と、スリーブ316の外縁とは、チャンバの表面と同一平面上に配置されることが好ましい。石英からなるスリーブ316の外縁と、プローブ面308と、上側電極104とは、異なる材料で形成されてよいため、摩耗や腐食の速さが異なる場合があり、それによって、プローブ面308またはスリーブ316の外縁が、チャンバの表面と同一平面上に存在しないようになる。
図5は、チャンバ壁117およびプローブ140を示す拡大断面図である。軸352は、プローブ140から伸びて、軸保持部360の第1の端部に結合される。軸保持部の第2の端部は、電気的な真空フィードスルー364の第1の端部に結合される。フィードスルー366の接地部分は、チャンバ壁117の背面に固定される。フィードスルー364と軸保持部360との間のバネ368は、チャンバ壁117と軸保持部360との間の良好な熱的接触に必要な力を維持する。軸保持部360は、電気絶縁性と熱伝導性とを備える材料362によって、チャンバ壁117から電気的に絶縁されている。かかる材料の例としては、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、および、これらのセラミクスで満たしたポリマが挙げられるが、それらに限定されない。
動作の際には、ネジ回しやレンチなどの工具を用いて、プローブ軸352がねじ込まれた軸保持部360を回転させてよい。この動作は、電気的なフィードスルー364を取り外して行われる。軸保持部360の回転に応じて、プローブ軸352およびプローブ140は、軸保持部360およびチャンバ壁117の背面に向かうよう、もしくは、それらから離れるよう摺動されるため、チャンバ壁117の内面に対してプローブ面308を調整することが可能になる。
プローブとスリーブとを独立して調整できることにより、容易に調整可能なように、プローブをチャンバの内部に取り付けることができる。石英のスリーブ316がプローブ素子304よりも速く腐食する場合、石英のスリーブ316が大幅に腐食した際には、石英のスリーブ316がプローブ面308とほぼ同一平面上になるように、スペーサ340を取り外してよい。
動作中に、プローブ140は、プローブ面における電流を測定することにより、プラズマを測定する。電流は、プローブ面からプローブ素子を通って電気コネクタに流れ、さらに、支持軸および検知用電子機器に流れる。したがって、検知用電子機器は、電流計など、電流を測定および記録するための装置を備える。プラズマによって、スリーブの外縁とプローブ素子のプローブ面とのエッチングが引き起こされる。外縁に対するエッチングの方が速く、外縁がプローブ面よりも深くエッチングされた場合には、外縁がプローブ面とほぼ同一面上になるように、プローブを取り外して、プローブからスペーサを除去する。その後、エッチングを再開してもよい。
別の実施形態では、チャンバ表面と同一平面上になるようにプローブ面を調整するために、プローブに対して軸をさらにねじ込むことを可能にする構成など、別のプローブ調整機構を用いてもよい。かかるプローブ調整機構は、軸に結合されることが好ましいが、他の装置を介して実施されてもよい。スペーサは、スリーブの外縁とプローブ面とが、異なる速さで腐食する際に、スリーブの外縁をプローブ面と同一平面上に維持することを可能にする。別の実施形態では、スリーブの外縁がプローブ面と同一平面上に維持されるよう調整するために、別のスリーブ調整機構を用いてもよい。かかるスリーブ調整機構は、プローブとスリーブとの間に配置されることが好ましい。
図6は、本発明の別の実施形態のプローブ640を示す断面図である。プローブ640は、プローブ面608を有するプローブ素子604を備える。金網バネおよびエラストマ接着ボンド620が、プローブ素子604の第2の端部を電気コネクタ612に、電気的かつ機械的に接続している。電気コネクタ612には、支持軸652が結合されている。電気絶縁スリーブ616が、プローブ素子604および電気コネクタ612を取り囲んでいる。別の実施形態では、プローブ素子604は、ろう付けによって電気コネクタに接着されてもよい。
以上、いくつかの好ましい実施形態を参照しつつ本発明について説明したが、本発明の範囲内で、様々な代替物、置換物、および等価物が存在する。また、本発明の方法および装置を実施する他の態様が数多く存在することにも注意されたい。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨および範囲内に含まれる代替物、置換物、および等価物の全てを網羅するものとして解釈される。
プラズマプローブを利用する処理チャンバを示す説明図である。 プラズマプローブを利用する別の処理チャンバを示す説明図である。 プラズマプローブを示す斜視図である。 線分A−Aで切断した図3のプラズマプローブを示す断面図である。 チャンバ壁およびプローブを示す拡大断面図である。 別のプラズマプローブを示す断面図である。

Claims (19)

  1. プラズマ処理チャンバで利用されるプラズマプローブ装置であって、
    第1の端部にプローブ面を有するプローブ素子と、
    前記プローブ素子に対して電気的に接続された電気コネクタと、
    前記プローブ素子の少なくとも一部を囲む電気絶縁スリーブと、
    前記プローブ素子に結合された調整装置であって、前記プローブ面が前記プラズマ処理チャンバのチャンバ内面と同一平面上に存在するように、前記プローブ素子を調整する調整装置と
    前記電気絶縁スリーブを調整するためのスリーブ調整装置と
    を備え
    前記電気絶縁スリーブは外縁を有し、前記スリーブ調整装置は、前記プローブ面と同一平面上に存在するように前記外縁を調整する
    プラズマプローブ装置。
  2. 請求項1に記載のプラズマプローブ装置であって、前記プローブ素子は半導体プローブ素子であり、前記プローブ面は半導体プローブ面であるプラズマプローブ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプラズマプローブ装置であって、前記スリーブ調整装置は、前記電気絶縁スリーブと前記半導体プローブ素子との間に配置された少なくとも1つの着脱可能なスペーサを備えるプラズマプローブ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、さらに、
    前記電気コネクタと、前記プローブ素子の少なくとも一部とを囲む分割カバーと、
    前記分割カバーを囲む少なくとも1つのO−リングと
    を備えるプラズマプローブ装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、さらに、支持軸を備え、
    前記調整装置は、前記支持軸に対して機械的に結合されており、調整の際に前記支持軸を移動させる
    プラズマプローブ装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、
    前記プローブ素子は、
    前記プローブ面を有する第1の端部と、
    前記第1の端部から離れた位置の第2の端部と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間のネック部と
    を備え、
    前記ネック部は、前記第1の端部の断面および前記第2の端部の断面よりも小さい断面を有する
    プラズマプローブ装置。
  7. 請求項6に記載のプラズマプローブ装置であって、
    前記絶縁スリーブは、さらに、リップ部を備え、
    前記リップ部は、前記プローブ素子の前記第2の端部および前記ネック部は通過でき、かつ前記プローブ素子の前記第1の端部は通過できない開口部を形成し、
    前記少なくとも1つの着脱可能なスペーサは、前記リップ部と、前記プローブ素子の前記第1の端部における前記プローブ面の反対側の面との間に配置される
    プラズマプローブ装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載のプラズマプローブ装置であって、
    前記分割カバーは、
    前記プローブ素子の前記第2の端部と係合する第1のリップ部と、
    前記電気コネクタと係合する第2のリップ部と
    を備え、
    前記第1のリップ部および前記第2のリップ部により、前記プローブ素子の前記第2の端部が前記電気コネクタに向かって押し付けられる
    プラズマプローブ装置。
  9. 請求項8に記載のプラズマプローブ装置であって、
    前記第2のリップ部は、前記電気コネクタと斜めに接触する面を有することで、前記プローブ素子の前記第2の端部を前記電気コネクタに向かって押し付けるプラズマプローブ装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載のプラズマプローブ装置であって、
    前記第1のリップ部は、前記電気コネクタと斜めに接触する面を有することで、前記プローブ素子の前記第2の端部を前記電気コネクタに向かって押し付けるプラズマプローブ装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、さらに、前記プローブ素子の前記第2の端部を前記電気コネクタに対して電気的に接続する金網バネおよびエラストマ接着剤を備えるプラズマプローブ装置。
  12. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、さらに、前記プローブ素子と、前記電気コネクタとは、ろう付けされたプラズマプローブ装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、前記プローブ面はシリコンであるプラズマプローブ装置。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、さらに、前記電気コネクタに対して電気的に接続された検知用電子機器を備え、前記検知用電子機器は電流計を備えるプラズマプローブ装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置であって、前記電気絶縁スリーブは石英であるプラズマプローブ装置。
  16. プラズマ処理チャンバで利用されるプラズマプローブ装置であって、
    第1の端部に半導体プローブ面を有する半導体プローブ素子と、
    前記半導体プローブ素子の第2の端部に対して電気的に接続された電気コネクタと、
    前記プローブ素子の少なくとも一部を囲む電気絶縁スリーブと、
    前記半導体プローブ素子に結合された調整装置であって、前記プローブ面が前記プラズマ処理チャンバのチャンバ内面と同一平面上に存在するように、前記半導体プローブ素子を調整する調整装置と、
    前記電気絶縁スリーブを調整するためのスリーブ調整装置であって、前記電気絶縁スリーブは外縁を有し、前記スリーブ調整装置は、前記プローブ面と同一平面上に存在するように前記外縁を調整するスリーブ調整装置と、
    前記電気コネクタに対して電気的に接続され、電流計を備えた検知用電子機器と
    を備えるプラズマプローブ装置。
  17. 請求項16に記載のプラズマプローブ装置であって、前記プローブ面はシリコンであるプラズマプローブ装置。
  18. 請求項16または請求項17に記載のプラズマプローブ装置であって、前記電気絶縁スリーブは石英であるプラズマプローブ装置。
  19. プラズマ処理チャンバであって、
    プラズマ処理チャンバの区画を形成するチャンバ壁と、
    前記プラズマ処理チャンバ内にウエハを支持する基板支持部と、
    プラズマを制御するために前記プラズマ処理チャンバ容器にエネルギを付与する少なくとも一つの電極と、
    前記プラズマ処理チャンバ内にガスを供給するガス流入口と、
    請求項1ないし請求項18のいずれか一項に記載のプラズマプローブ装置と
    を備えたプラズマ処理チャンバ。
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