JP5491884B2 - プラグユニット - Google Patents

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本発明は、ガス器具に設けられ、ガス器具に対してガスを供給する継手部材が接続されるプラグユニットに関する。
ガス器具にはガスを供給するゴム管が接続されるプラグが設けられている。このプラグには複数の種類が有り、ゴム管を直接接続するためのものや、ワンタッチで着脱することのできる継手部材が接続されるもの等がある。そして、これら複数種類のプラグは相互に形状が相違している。
特に、継手部材用のプラグにゴム管を直接接続すると、ゴム管が容易に外れるため、このような誤った使用は好ましくない。ところが、ホースバンドと呼ばれる、ゴム管を外周から締め付けてプラグとゴム管とを強固に連結させるものを用いれば、継手部材用のプラグにゴム管を直接接続できる場合がある。しかしながら、このような使用は誤った使用であり、また、ホースバンドでゴム管をプラグに固定しても、ゴム管用のプラグに接続した場合に比べてゴム管が外れやすいことには変わりない。
そこで、継手部材用のプラグにゴム管を誤って接続した場合であっても、ホースバンドが使用できないように、このプラグを囲繞する筒状のカバーを取り付けて、上述のような誤った使用を防止するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-63344号公報(図1)
上記従来のものでは、ホースバンドの取り付けは阻止できるものの、ゴム管を継手部材用のプラグに接続すること自体は阻止できない。したがって、ゴム管をこのプラグに接続した状態でガス器具が使用されると、かえってゴム管が容易にプラグから外れてしまい、好ましくない。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、継手部材用のプラグに対してゴム管を確実に接続できなくするプラグユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるプラグユニットは、ゴム管の直径より大きな先端を有する継手部材が着脱自在に接続されるプラグを備えたプラグユニットにおいて、プラグの先端部分を囲繞して、ゴム管がプラグに連結されることを阻害する阻害位置と、上記継手部材がプラグに接続される際に継手部材によって後方に押され、継手部材がプラグに連結可能となる退避位置との間で往復自在に設けられ、阻害位置ではプラグの外周に設けられた溝に係合して退避位置への移動を阻止する突起を備えた阻害部材と、この阻害部材の外側を囲む複数個の部材で構成され、各部材の先端がゴム管の外周より大きな円周上に位置すると共に、継手部材がプラグに接続されていない状態では、上記複数個の部材のうちの少なくとも1個の部材が上記阻害部材の突起の外側への移動を阻止することにより突起が上記プラグの溝から外れることを禁止すると共に、継手部材を装着する際に継手部材の先端で押されて上記複数個の部材のすべてが後方に移動することにより、上記突起が外側に移動して上記溝から外れて上記阻害部材が上記退避位置へ移動することを許容するロック解除状態となるロック解除部材と、を有することを特徴とする。
プラグユニットの先端は阻害部材で囲繞されているので、ゴム管をプラグに装着することができない。一方、継手部材を装着する場合には継手部材がロック解除部材を後方に移動させるため、阻害部材のロック状態が解除され阻害部材が後方の退避位置に移動するので、継手部材をプラグに装着することができる。ところで、ゴム管を装着しようとする際に、ゴム管の先端がロック解除部材に引っかかると、ロック解除部材が押し込まれて阻害部材のロック状態が意に反して解除されてしまう場合が生じる。ところが、上記構成ではロック解除部材を複数個の部材で構成し、すべてのロック解除部材が共に後方に移動しないとロック状態が解除されないように構成したので、ゴム管が一部のロック解除部材に引っかかって、その一部のロック解除部材を後方に移動させても、阻害部材のロック状態は解除されない。
なお、上記ロック解除部材を、上記阻害部材の突起が上記プラグの溝から外れることを許容する位置からこの突起が溝から外れることを禁止する位置に向かって付勢する付勢手段を、各ロック解除部材の各々に設けてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、継手部材が接続されるプラグに対してゴム管を直接接続しようとしても阻害手段によってゴム管の先端がプラグに装着できない。そのため、このプラグに対してゴム管の接続自体を防止することができ、ゴム管を誤ってこの種のプラグに直接接続するという誤接続を完全に防止することができる。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 プラグユニットの外観図 その分解斜視図 その断面図 ロック解除状態を示す部分断面図 IV矢視図 スライダの後端部の詳細を示す斜視図 ゴム管を上方にずれた状態で装着使用とする場合を示す図
図1を参照して、FHはガスファンヒータであり、このガスファンヒータFHの背面にガスコードが接続されるプラグユニット1が設けられている。なお、ガスコードとはゴム管の一種であるが、耐久性や耐折れ曲がり性を向上させるために表面が強化されたものである。そして、ガスコードの端部には図示しない継手部材が取り付けられており、この継手部材がプラグユニット1に接続される。
図2から図4を参照して、プラグユニット1はガスファンヒータFHの背面に固定されるベース11に対して回転自在に連結されている略L字状のプラグ2を備えている。このプラグユニット2の先端21に図示しない継手部材が着脱自在に連結される。
この先端21は、継手部材が連結されていない図示の状態では、筒状の阻害部材3で囲繞されている。この阻害部材3には上下に腕部31が形成されており、その腕部31の先端の内側に形成された突起32が、プラグ2に形成された溝22に係合して、阻害部材3が後方に移動しないようにロックされている。
阻害部材3の外側にはロック解除部材4が配置されている。本実施の形態では、ロック解除部材4を上下1対となる2個のスライダ4A,4Bで構成した。上記阻害部材3の腕部31の先端の外側には突起33が形成されており、この突起33がスライダ4A,4Bの内側の面に当接して腕部31が外側に変形することを妨げることにより、突起32が溝22から外れないようにしている。なお、5は両スライダ4A,4Bを前方に向かって付勢するためのバネである。また6はプラグ2に固定されるカバーである。
上記構成で、プラグ2の先端21にゴム管を誤って接続しようとしても、阻害部材3が先端21を囲んでいるのでゴム管をプラグ2の先端21に装着することはできない。また、ゴム管を斜めに接続しようとした場合など、ゴム管の先端がスライダ4A,4Bのいずれか一方に引っかかって、その一方を後方に移動させても他方のスライダが残っているため、阻害部材3のいずれかの腕部31の突起32は溝22内にとどまったままの状態となり、阻害部材3はロック状態のまま保持される。
図5を参照して、継手部材を先端21に接続する場合には、両方のスライダ4A,4Bが共に継手部材の先端によって後方に移動させられる。すると、スライダ4A,4Bの内側面の部分であって、腕部31の突起33を押さえていた部分が後方に移動することになり、腕部31が外側に曲がることが許容される。ただし、この状態では腕部31は図示のように変形せず直線状であるので、突起32は溝22内に嵌ったままである。さらに継手部材を押し込むと、スライダ4A,4Bの後端41が阻害部材3の後部34に当接して阻害部材3に対して後方に移動させる力が作用する(aに示す状態)。その状態から継手部材をさらに押し込むと、突起32の斜面32aと溝22の斜面22aとの間で滑りが生じて突起32が腕部31を曲げながら溝22から外れる。その結果、阻害部材3はロックが解除された状態となり、後方に移動することができる状態になる。そして(b)に示す状態まで阻害部材3は両スライダ4A,4Bと共に移動して退避位置にある状態にある。
図6を参照して、本実施の形態では両スライダ4A,4Bとの間に0.5mm程度の隙間を設け、両スライダ4A,4Bが互いに接触しないようにした。このように相互に接触しないように構成することにより、一方のスライダが単独で後方に押されても、他方のスライダが摩擦によってつられて後方に移動することが防止される。そして、この隙間が常に確保されるように、阻害部材3の外周面に前後方向に長手のガイド突起35を設け、両スライダ4A,4Bの内周面に形成したガイド溝42にそのガイド突起35が嵌ることによって、スライダ4A,4Bがガイド突起35に沿って移動するようにした。
ところで、図7に示すように、スライダ4Aの後面であって、バネ5が当接する面に凸部43を形成し、他の部分44よりも後方へ突出するようにした。なお、この凸部43は同様にスライダ4Bにも形成した。
図8に示すように、ゴム管Gが例えば上方にずれて上側のスライダ4Aのみを押し込む場合、ゴム管Gは阻害部材3の前端36に当接するまでスライダ4Aを押し込むことになる。すると、スライダ4Aから突起33が外れ、腕部31の変形を許容して突起32が溝22から外れ得る状態になる。この状態では阻害部材3の後部34にスライダ4Aの後端41は当接していないものの、ゴム管Gでスライダ4Aと共に阻害部材5が後方に押される。ところが、バネ5は上下のスライダ4A,4Bの凸部43に接しているので、バネ5の前端部分が傾き、下のスライダ4Bの凸部43を依然として前方に押し続けることになる。そのため、スライダ4Bは後方に移動することのないロック状態になっている。従って、阻害部材3はロックされたままの状態を保持することになり、ゴム管Gが誤って接続されることが防止される。
また、上記実施の形態では、1個のバネ5によって両スライダ4A,4Bを前方に付勢したが、各スライダ4A,4Bに各々別個に小型のバネを設けてその小型のバネによって相互に独立してスライダ4A,4Bを前方に付勢してもよい。また、上記実施の形態では、ロック解除部材4として2個のスライダ4A,4Bを用いたが、それ以上の、例えば3個のスライダでロック解除部材4を構成してもよい。なお、その際には阻害部材3に腕部31を3カ所設け、各スライダに各腕部31を対応させ、3個のスライダがすべて同時に後方に押された場合に阻害部材3のロック状態が解除されるように構成する。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 プラグユニット
2 プラグ
3 阻害部材
4 ロック解除部材

Claims (2)

  1. ゴム管の直径より大きな先端を有する継手部材が着脱自在に接続されるプラグを備えたプラグユニットにおいて、
    プラグの先端部分を囲繞して、ゴム管がプラグに連結されることを阻害する阻害位置と、上記継手部材がプラグに接続される際に継手部材によって後方に押され、継手部材がプラグに連結可能となる退避位置との間で往復自在に設けられ、阻害位置ではプラグの外周に設けられた溝に係合して退避位置への移動を阻止する突起を備えた阻害部材と、
    この阻害部材の外側を囲む複数個の部材で構成され、各部材の先端がゴム管の外周より大きな円周上に位置すると共に、継手部材がプラグに接続されていない状態では、上記複数個の部材のうちの少なくとも1個の部材が上記阻害部材の突起の外側への移動を阻止することにより突起が上記プラグの溝から外れることを禁止すると共に、継手部材を装着する際に継手部材の先端で押されて上記複数個の部材のすべてが後方に移動することにより、上記突起が外側に移動して上記溝から外れて上記阻害部材が上記退避位置へ移動することを許容するロック解除状態となるロック解除部材と、
    を有することを特徴とするプラグユニット。
  2. 上記ロック解除部材を、上記阻害部材の突起が上記プラグの溝から外れることを許容する位置からこの突起が溝から外れることを禁止する位置に向かって付勢する付勢手段を、各ロック解除部材の各々に設けたことを特徴とする請求項1に記載のプラグユニット。
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