JP5490647B2 - 表示装置および表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置および表示装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数ページから構成される情報のページをめくるように表示を書き換える表示装置および表示装置の制御方法に関するものである。
近年、文字、画像、音声などの情報を電子メディアに記録し、書籍のように利用する出版形態である電子ブックが実用化されている。例えば、特許文献1では、電子ブックの表示部に接触した指の接触圧力および接触面積の少なくとも一方と、指の移動方向とに基づき、ページをめくるように表示を書き換える方法が開示されている。この方法を用いると、ユーザは本を読むときに近い感覚で電子ブックのアプリケーションを利用することができる。
特開2000−163193号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、ユーザにページをめくる意志がなかったとしても、ページがめくられてしまうという誤作動を引き起こす可能性があった。例えば、ユーザはタッチセンサのタッチ面の端を持っているつもりであっても、実際には指がタッチセンサの検出領域に置かれていたとする。このときに、何かのきっかけで指に力が入り、タッチセンサに圧力をかけて指を移動させると、ユーザの意志とは関係なくページがめくられてしまうことになる。また、複数ページをめくった後に、最初のページを参照したい場合、複数ページを逆にめくって最初のページに戻らなければならず、人が本を読むときに再び参照したい箇所にしおりを挿入するような、しおり機能が望まれていた。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザの意思とは無関係にページめくりが行われることを防止し、人が本を読むときに近い感覚で操作することができ、さらにしおり機能を備える表示装置および表示装置の制御方法を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る表示装置の発明は、
複数ページから構成される情報を表示する表示装置において、前記表示装置は、
表示部と、
入力を受け付け、前記入力の位置を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
前記タッチ面または前記表示装置の基準角度からの傾きを検出する傾き検出部と、
制御部と、
記憶部と、
を備え、
前記制御部は、
前記タッチセンサにより第1の入力が検出され、前記荷重検出部によりページ情報を記憶するための閾値以上の押圧荷重が検出されると、前記表示部に表示されていたページの情報を、第1のページの情報として前記記憶部に記憶し、
前記タッチセンサにより検出された前記第1の入力と異なる第2の入力の位置に基づいて移動を算出し、前記算出された移動、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により検出された傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、
該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第1のページの情報に書き換える、
ことを特徴とするものである。
第2の観点に係る表示装置の発明は、第1の観点に係る表示装置において、
前記制御部は、
前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部に表示されているページの情報を、第2のページの情報として前記記憶部に記憶するとともに、前記表示部の表示を前記第1のページの情報に書き換え、
該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第2の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第2のページの情報に書き換える、
ことを特徴とするものである。
第3の観点に係る表示装置の発明は、第1または2の観点に係る表示装置において、
前記制御部は、前記タッチセンサにより検出された位置に基づいて所定位置からの移動距離を算出し、前記算出された移動距離、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、その後の表示の書き換えは、前記荷重検出部により検出される押圧荷重および前記傾き検出部により検出される傾きに基づいて制御することを特徴とするものである。
第4の観点に係る表示装置の発明は、第1〜3の観点に係る表示装置において、
前記制御部は、前記傾き検出部により検出された傾きが所定の閾値以上の場合、前記表示部に、ページめくりを促す画像を表示することを特徴とするものである。
第5の観点に係る表示装置の発明は、第1〜4の観点に係る表示装置において、
前記表示装置は、前記タッチ面を振動させる触感呈示部をさらに備え、
前記制御部は、前記表示部の表示を書き換える際に、前記タッチ面を振動させるように触感呈示部を制御することを特徴とするものである。
第6の観点に係る表示装置の制御方法の発明は、
表示部と、
入力を受け付け、前記入力の位置を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
前記タッチ面または前記表示装置の基準角度からの傾きを検出する傾き検出部と、
記憶部と、
を備え、複数ページから構成される情報を表示する表示装置の制御方法であって、
前記タッチセンサにより第1の入力が検出され、前記荷重検出部によりページ情報を記憶するための閾値以上の押圧荷重が検出されると、前記表示部に表示されていたページの情報を、第1のページの情報として記憶部に記憶し、
前記タッチセンサにより検出された前記第1の入力と異なる第2の入力の位置に基づいて移動を算出し、前記算出された移動、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により検出された傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、
該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第1のページの情報に書き換える、
ことを特徴とするものである。
第7の観点に係る表示装置の制御方法の発明は、第6の観点に係る表示装置の制御方法において、
前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部に表示されているページの情報を、第2のページの情報として前記記憶部に記憶するとともに、前記表示部の表示を前記第1のページの情報に書き換え、
該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第2の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第2のページの情報に書き換える、
ことを特徴とするものである。
第8の観点に係る表示装置の制御方法の発明は、第6または7の観点に係る表示装置の制御方法において、
前記タッチセンサにより検出された位置に基づいて所定位置からの移動距離を算出し、前記算出された移動距離、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、その後の表示の書き換えは、前記荷重検出部により検出される押圧荷重および前記傾き検出部により検出される傾きに基づいて制御することを特徴とするものである。
第9の観点に係る表示装置の制御方法の発明は、第6〜8の観点に係る表示装置の制御方法において、
前記傾き検出部により検出された傾きが所定の閾値以上の場合、前記表示部に、ページめくりを促す画像を表示することを特徴とするものである。
第10の観点に係る表示装置の制御方法の発明は、第6〜9の観点に係る表示装置の制御方法において、
前記タッチ面を振動させる触感呈示部をさらに備える表示装置の制御方法であって、
前記表示部の表示を書き換える際に、前記タッチ面を振動させるように触感呈示部を制御することを特徴とするものである。
本発明に係る表示装置および表示装置の制御方法によれば、ユーザの意思とは無関係にページめくりが行われることを防止し、さらにしおり機能を利用でき、人が本を読むときに近い感覚で操作することができる。
本発明の第1実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図である。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作を示すフローチャートである。 しおりページ記憶処理を示すフローチャートである。 しおり動作処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置によるページめくりの動作概要の一例を示す図である。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置によるページめくりの動作概要の一例を示す図である。 本発明の第1実施の形態に係る表示装置によるページめくりの動作概要の一例を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。 本発明の第3実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。 本発明の第3実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図である。 本発明の第4実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る表示装置および表示装置の制御方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図である。この表示装置は、複数ページから構成される情報のページをめくるように表示を書き換える装置であって、タッチセンサ1、荷重検出部2、傾き検出部3、表示部4、記憶部5、および制御部6を有する。
タッチセンサ1は、タッチ面に対する指等のタッチ対象による入力を受け付け、この入力の二次元の位置を検出する。タッチセンサ1は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知のもので構成される。荷重検出部2は、タッチセンサ1のタッチ面に対する指等の押圧対象の押圧荷重を検出する。荷重検出部2は、例えば、歪みゲージセンサや圧電素子等の押圧荷重に対してリニアに反応する素子を用いて構成される。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面または表示装置の基準角度からのの傾きを検出する。傾き検出部3は、例えば、ジャイロスコープや加速度センサ等の傾きセンサを用いて構成される。ここで、基準角度とは、水平方向または水平面(地球の重力と直角に交わる方向または平面)を0度の角度としたものである。なお、基準角度は、適宜設定変更可能であり、例えば、タッチ面等が水平方向または水平面から20度傾いた方向を基準角度と設定することができる。
表示部4は、電子ブックのアプリケーション画面(書籍の見開きページ)およびアイコンや押しボタン等の入力用オブジェクトを表示するものであり、タッチセンサ1の背面側(タッチ面と逆側)に配置される。表示部4は、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルを用いて構成される。記憶部5は、タッチセンサ1で検出された位置、荷重検出部2で検出された押圧荷重、傾き検出部3で検出された傾きを記憶する。記憶部5は、さらに、傾き、押圧荷重および移動に関連する閾値を記憶する。記憶部5は、さらにまた、指等の入力が検出された際に、表示部4に表示されていたページの情報を記憶する。記憶部5は、例えば、揮発性又は不揮発性メモリ等を用いて構成される。
制御部6は、タッチセンサ1が検出した、指等の入力の位置に基づいて、移動を算出する。ここで、移動とは、単位時間当たりの指の移動量、あるいは、所定位置からの指の移動距離を意味する。また、算出とは、数式を用いたものに限定されず、比較処理等の種々の処理に基づくものを含むものである。制御部6は、移動、傾きおよび押圧荷重が、それぞれ、上述した閾値以上であるか否かを判定し、判定結果に基づいて表示部4の表示を書き換えて、ページめくりを実行する。なお、ページめくりとは、実際に本を読むときのようにページをめくる画像を表示させて表示部4の表示を書き換える場合だけでなく、ページをめくる画像を表示させることなく表示部4の表示を書き換える場合や、ページをスクロールさせながら表示部4の表示を書き換える場合も含むものとする。
図2−1および図2−2は、本発明の第1実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。図2−1(a)では、本発明の表示装置上で、電子ブックのアプリケーションが起動中であり、表示部4には現在読み進めている書籍(横書き)の1〜2ページ目が見開きで表示されている。表示装置はxy平面(基準角度)に置かれている。ユーザが、このページ(第1のページ)にしおりを挟む感覚で、タッチセンサ1の左側(1ページ目)の端部を左手の指であるしおり指sで押さえると、タッチセンサ1はしおり指sによる第1の入力を検出する。次に、ユーザは、図2−1(b)に示すように、表示装置の右側を持ち上げて、表示装置のタッチ面をz方向に傾ける。この状態で、ユーザが、タッチセンサ1の右側(2ページ目)の端部で、圧力をかけて右手の指であるめくり指mをx方向(図中右側)に動かす。このとき、傾き検出部3で検出された傾きが閾値以上であり、荷重検出部2で検出された押圧荷重が閾値以上であり、タッチセンサ1で検出されためくり指mによる第2の入力の位置に基づき、制御部6で算出された移動が閾値以上である場合、図2−1(c)に示すように、ページがめくられて、表示部4の表示が書き換えられる。図2−1(c)では、図2−1(b)の状態から1ページがめくられ、3〜4ページ目が見開きで表示されている。
ユーザが、この状態で、しおり指sでタッチセンサ1の左側端部を押さえたまま、めくり指mでタッチセンサ1の右側端部に圧力をかけながらx方向に動かし続けると、表示部4の表示が連続的に書き換えられる。めくり指mの移動を停止すると、表示の書き換えは停止する。図2−2(d)では、29〜30ページ目が見開きで表示され、めくり指mは、タッチセンサ1の右側(30ページ目)の端部に、圧力をかけて停止している。次に、ユーザは、図2−2(e)に示すように、表示装置のタッチ面を−z方向に傾ける。すると、表示部4の表示は、しおりを挟んだページ(第1のページ)である1〜2ページの情報に書き換えられる。さらに、ユーザが、図2−2(f)に示すように、表示装置のタッチ面をz方向に傾けると、表示部4の表示は、先ほど表示していたページ(第2のページ)である29〜30ページ目の情報に書き換えられる。
図示例では、右側が高くなるように表示装置のタッチ面を傾けているため、横書きの本であれば本を読み進める方向でページがめくられることになり、人が本を読むときに近い感覚でアプリケーションを操作することができる。なお、図示例では、ページをめくる方向であるx方向にめくり指mを動かした場合を例に説明しているが、めくり指mを動かす方向は任意の方向とすることができる。
第1実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作について、図3〜5に示すフローチャートを参照して説明する。ユーザが、タッチセンサ1の端部をしおり指で押さえると、制御部6は、しおりページ記憶処理を行う(ステップS101)。しおりページ記憶処理の詳細は後述するものとする。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS102)。制御部6は、検出された傾きを記憶部5に格納する。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS103)。制御部6は、検出された押圧荷重を記憶部5に格納する。タッチセンサ1は、ユーザのめくり指による入力(第2の入力)の位置を検出する。制御部6は、検出された位置に基づき、単位時間当たりの移動量を算出し、移動として記憶部5に格納する(ステップS104)。
制御部6は、ステップS102からステップS104において検出され、記憶部5に格納された傾き、押圧荷重および移動が、それぞれ、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS105)。すなわち、制御部6は、各データが、記憶部5に格納されている傾き、押圧荷重および移動に関連する閾値(所定の閾値)以上であるか否かを判定する。ステップS105において、傾き、押圧荷重および移動の全てが所定の条件を満足している場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4の表示を書き換えてページをめくり(ステップS106)、処理をステップS102に戻す。ステップS105において、傾き、押圧荷重および移動の少なくとも1つが所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、制御部6は、しおり動作処理を行う(ステップS107)。しおり動作処理の詳細は後述するものとする。なお、ステップS102からステップS104は、図示例の順番に限定されることはなく、任意の順番とすることができる。
図4は、図3のステップS101におけるしおりページ記憶処理のフローチャートである。タッチセンサ1は、ユーザのしおり指による入力(第1の入力)の位置を検出し、制御部6は、タッチ面にしおり指が接触しているのを検出する(ステップS111)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS112)。制御部6は、ステップ112で検出された押圧荷重が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS113)。すなわち、制御部6は、検出された押圧荷重が、記憶部5に格納されている押圧荷重に関連する閾値(ページ情報を記憶するための閾値)以上であるか否かを判定する。ステップS113において、押圧荷重が所定の条件を満足している場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4に表示されているページ、すなわち、しおり指があるページ(第1のページ、以下、「しおりページ」と称する)の情報を記憶部5に格納して(ステップS114)、処理を終了する。
図5は、図3のステップS107におけるしおり動作処理のフローチャートである。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS121)。制御部6は、ステップS121で検出された傾きが、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS122)。すなわち、制御部6は、検出された傾きが、記憶部5に格納されている傾きに関連する閾値(第1の閾値)以下であるか否かを判定する。ここで、第1の閾値は、ステップS105における傾きに関連する閾値(所定の閾値)より低い閾値である。制御部6は、タッチ面がxy平面に対して−z方向に所定の角度以上で傾いているか否かを検出する。ステップS122において、傾きが所定の条件を満足している場合(YESの場合)、タッチセンサ1は、ユーザのしおり指による入力(第1の入力)の位置を検出し、制御部6は、タッチ面にしおり指が接触しているのを検出する(ステップS123)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS124)。制御部6は、ステップ124で検出された押圧荷重が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS125)。すなわち、制御部6は、検出された押圧荷重が、記憶部5に格納されている押圧荷重に関連する閾値以上であるか否かを判定する。ステップS125において、押圧荷重が所定の条件を満足している場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4に表示されているページ、すなわち、めくり指があるページ(第2のページ、以下、「めくりページ」と称する)の情報を記憶部5に格納する(ステップS126)。制御部6は、表示部4の表示を書き換えてしおりページの情報を表示する(ステップS127)。
傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS128)。制御部6は、ステップS128で検出された傾きが、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS129)。すなわち、制御部6は、検出された傾きが、記憶部5に格納されている傾きに関連する閾値(第2の閾値)以上であるか否かを判定する。ここで、第2の閾値は、ステップS122における第1の閾値より高い閾値である。制御部6は、タッチ面がxy平面(基準角度)に対して+z方向に所定の角度以上で傾いているか否かを検出する。ステップS129において、傾きが所定の条件を満足している場合(YESの場合)、タッチセンサ1は、ユーザのめくり指による入力(第2の入力)の位置を検出し、制御部6は、タッチ面にめくり指が接触しているのを検出する(ステップS130)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS131)。制御部6は、ステップ131で検出された押圧荷重が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS132)。すなわち、制御部6は、検出された押圧荷重が、記憶部5に格納されている押圧荷重に関連する閾値以上であるか否かを判定する。ステップS132において、押圧荷重が所定の条件を満足している場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4の表示を書き換えてめくりページの情報を表示する(ステップS133)。
ステップS122において、傾きが所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、ステップS125において、押圧荷重が所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、ステップS129において、傾きが所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、および、ステップS132において、押圧荷重が所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、制御部6は処理を終了する。
第1実施の形態に係る表示装置によるページめくりの動作概要について、図6〜図8を参照して説明する。図6(a)は、横軸に時間、縦軸に単位時間当たりのめくり指の移動量を表し、図6(b)は、横軸に時間、縦軸に押圧荷重を表し、図6(c)は、横軸に時間、縦軸にタッチ面の傾きを表している。まず、ユーザがタッチ面をしおり指で押圧すると、図6(b)に示すように、時間T0において、押圧荷重は閾値Q(ページ情報を記憶するための閾値)以上となる。ここで、制御部6は、しおりページの情報を記憶部5に格納する。次に、ユーザが表示装置を+z方向に傾けると、図6(c)に示すように、時間T1において、表示装置のタッチ面の傾きは、閾値A(所定の閾値)以上となる。続けて、ユーザがタッチ面をめくり指で押圧すると、図6(b)に示すように、時間T2において、押圧荷重は閾値P(所定の閾値)以上となる。そして、ユーザがタッチ面上でめくり指を移動させると、図6(a)に示すように、時間T3において、単位時間当たりのめくり指の移動量は閾値L(所定の閾値)以上となる。時間T3では、タッチセンサ1のタッチ面の傾き、めくり指の押圧荷重、単位時間当たりのめくり指の移動量の全てが所定条件を満たしたため、制御部6は、表示部4の表示を書き換えて、ページめくりを開始する。時間T3から時間T4までは、制御部6は、上記所定条件を満たすと判定し、ページをめくり続けるように表示部4の表示を連続的に書き換える。時間T4において、図6(c)に示すように、タッチセンサ1のタッチ面の傾きが閾値A未満になると、制御部6は、ページめくりを終了する。
次に、ユーザが表示装置を−z方向に傾けると、図6(c)に示すように、時間T5において、表示装置のタッチ面の傾きは、閾値B(第1の閾値)以下となる。時間T5では、タッチセンサ1のタッチ面の傾き(および押圧荷重)が所定条件を満たしたため、制御部6は、表示部4の表示を書き換えて、しおりページの情報を表示する。
図7(a)は、横軸に時間、縦軸に単位時間当たりのめくり指の移動量を表し、図7(b)は、横軸に時間、縦軸に押圧荷重を表し、図7(c)は、横軸に時間、縦軸にタッチ面の傾きを表している。図6の動作概要と異なる点として、図7の動作概要では、時間T4において、めくり指の押圧荷重が閾値P(所定の閾値)未満になったため、制御部6は、ページめくりを終了する。
図8(a)は、横軸に時間、縦軸に単位時間当たりのめくり指の移動量を表し、図8(b)は、横軸に時間、縦軸に押圧荷重を表し、図8(c)は、横軸に時間、縦軸にタッチ面の傾きを表している。図6の動作概要と異なる点として、図8の動作概要では、時間T4において、めくり指の移動量が閾値L(所定の閾値)未満になったため、制御部6は、ページめくりを終了する。
このように、本実施の形態によれば、表示装置の傾き、めくり指の移動および押圧荷重の3つの値に基づいて、情報のページをめくるように表示部の表示を書き換えるので、ユーザの意思とは無関係にページめくりが行われることを防止することができる。さらに、しおり機能を利用することにより、人が本を読むときに近い感覚でページをめくる操作をすることができる。
(第2実施の形態)
第2実施の形態では、単位時間当たりのめくり指の移動量の代わりに、タッチ面上の所定位置からのめくり指の移動距離に基づいて、ページめくりを行う。なお、第2実施の形態に係る表示装置の構成は第1実施の形態に係る表示装置と同一であり、各構成部の説明は省略する。第2実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
ユーザが、タッチセンサ1の端部をしおり指で押さえると、制御部6は、図4に示したしおりページ記憶処理を行う(ステップS201)。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS202)。制御部6は、ステップS202で検出された傾きが、記憶部5に格納されている傾きに関連する閾値(所定の閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS203)。ステップS203において、制御部6は、傾きが閾値(所定の閾値)以上であると判定した場合(YESの場合)、タッチセンサ1は、ユーザのめくり指による入力(第2の入力)の位置を検出する。制御部6は、検出された位置に基づいて、タッチ面上の所定位置からの移動距離を移動として算出する(ステップ204)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS205)。制御部6は、ステップS204で算出された移動およびステップS205で検出された押圧荷重が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS206)。
ステップS206において、移動および押圧荷重の両方が閾値(所定の閾値)以上であると判定した場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4の表示を書き換えてページをめくる(ステップS207)。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS208)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS209)。制御部6は、ステップS208で検出された傾きおよびステップS209で検出された押圧荷重が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS210)。
ステップS210において、傾きおよび押圧荷重の両方が閾値(所定の閾値)以上であると判定した場合(YESの場合)、制御部6は、処理をステップS207に戻し、表示部4の表示を書き換えてページをめくる。ステップS210において、傾きおよび押圧荷重の少なくとも一方が閾値(所定の閾値)未満であると判定した場合(NOの場合)、制御部6は、処理をステップS211に進める。同様に、ステップS203において、傾きが閾値(所定の閾値)未満の場合(NOの場合)、および、ステップS206において、移動および押圧荷重の少なくとも一方が閾値(所定の閾値)未満の場合(NOの場合)、制御部6は、図5に示したしおり動作処理を行う(ステップS211)。なお、ステップS204とステップS205は、図示例の順番に限定されることはなく、逆順とすることもできる。また、ステップS208とステップS209は、図示例の順番に限定されることはなく、逆順とすることもできる。
このように、本実施の形態によれば、タッチ面上のある地点から所定の距離だけ指を移動させた後に指の移動を停止しても、傾きおよび押圧荷重が所定の条件を満足していると、連続的に情報のページをめくるように表示部の表示を書き換えるので、人が本を読むときにより近い感覚で、快適なスピードでページをめくる操作をすることができる。
(第3実施の形態)
本発明の第3実施の形態では、ユーザに対してページめくりを促す画像(入力用オブジェクト)を表示部4に表示させる。なお、第3実施の形態に係る表示装置の構成は第1実施の形態に係る表示装置と同一であり、各構成部の説明は省略する。図10−1および図10−2は、本発明の第3実施の形態に係る表示装置の操作方法を示す図である。
図10−1(a)に示すように、表示部4には縦書きの書籍の1〜2ページ目が見開きで表示されている。表示装置は、xy平面(基準角度)に置かれている。ユーザは、このページ(第1のページ)にしおりを挟む感覚で、タッチセンサ1の右側(1ページ目)の端部を右手の指であるしおり指sで押さえると、タッチセンサ1はしおり指sによる第1の入力を検出する。次に、ユーザは、図10−1(b)に示すように、表示装置の左側を持ち上げて、表示装置のタッチ面をz方向に傾ける。すると、表示部4の左側(2ページ目)の端部に、ページめくりを促す画像として、書籍の端に見られるページの折り重なりを表現する画像(以下、「ページめくり画像」と称する)が表示される。この状態で、図10−1(c)に示すように、ユーザが、このページめくり画像の位置に圧力をかけて左手の指であるめくり指mを−x方向(図中左側)に動かす。このとき、傾き検出部3で検出された傾きが閾値(所定の閾値)以上であり、荷重検出部2で検出された押圧荷重が閾値(所定の閾値)以上であり、タッチセンサ1で検出されためくり指mによる第2の入力の位置に基づき、制御部6で算出された移動が閾値(所定の閾値)以上である場合、ページがめくられて、表示部4の表示が書き換えられる。図10−1(c)では、図10−1(b)の状態から1ページがめくられ、3〜4ページ目が見開きで表示されている。
この状態で、しおり指sでタッチセンサ1の右側端部を押さえたまま、めくり指mでタッチセンサ1の左側端部に圧力をかけながら−x方向に動かし続けると、表示部4の表示が連続的に書き換えられる。めくり指mの移動を停止すると、表示の書き換えは停止する。図10−2(d)では、29〜30ページ目が見開きで表示され、めくり指mは、タッチセンサ1の左側(30ページ目)の端部に、圧力をかけて停止している。次に、ユーザは、図10−2(e)に示すように、表示装置のタッチ面を−z方向に傾ける。すると、ページめくり画像は非表示になり、表示部4の表示は、しおりを挟んだページ(第1のページ)である1〜2ページの情報に書き換えられる。さらに、ユーザは、図10−2(f)に示すように、表示装置のタッチ面をz方向に傾けると、表示部4の表示は、先ほど表示していたページ(第2のページ)である29〜30ページ目の情報に書き換えられる。
図示例では、左側が高くなるように表示装置のタッチ面を傾けているため、縦書きの本であれば本を読み進める方向でページがめくられることになり、人が本を読むときに近い感覚でアプリケーションを操作することができる。なお、入力用オブジェクトとしてのページめくり画像は、図示例のような書籍の端に見られるページの折り重なりを表現する画像に限定されることはなく、例えば矢印記号のような任意の画像とすることができる。
第3実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。ユーザが、タッチセンサ1の端部をしおり指sで押さえると、制御部6は、図4に示したしおりページ記憶処理を行う(ステップS301)。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS302)。制御部6は、記憶部5に格納されている傾きに関連する閾値(所定の閾値)を読み出し、ステップS302で検出された傾きが、この閾値(所定の閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS303)。ステップS303において、傾きが閾値(所定の閾値)以上であると判定した場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4にページめくり画像を表示する(ステップS304)。
荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS305)。タッチセンサ1は、ユーザのめくり指による入力(第2の入力)の位置を検出する。制御部6は、検出された位置が、ページめくり画像を表示した位置であるか否かを判定した上で、この検出された位置に基づいて、単位時間当たりの移動量を移動として算出する(ステップS306)。制御部6は、ステップS305で検出された押圧荷重およびステップS306で算出された移動が、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS307)。
ステップS307において、押圧荷重および移動の両方が所定の条件を満足していると判定した場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4の表示を書き換えてページをめくり(ステップS308)、処理をステップS302に戻す。ステップS307において、押圧荷重および移動の少なくとも一方が所定の条件を満たしていないと判定した場合(NOの場合)、制御部6は、処理をステップS310に進める。ステップS303において、傾きが閾値(所定の閾値)未満であると判定した場合(NOの場合)、制御部6は、処理をステップS309に進める。制御部6は、表示部4に表示されたページめくり画像が表示されている場合は、その画像を非表示にし(ステップS309)、処理をステップS310に進める。制御部6は、図5に示したしおり動作処理を行う(ステップS310)。
なお、この実施の形態において、移動とは、単位時間当たりのめくり指の移動量であるとして説明したが、第2実施の形態のように、所定位置からのめくり指の移動距離とすることもできる。また、ステップS305とステップS306は、図示例の順番に限定されることはなく、逆順とすることもできる。
このように、本実施の形態によれば、ページめくり画像を表示部4に表示させることにより、ページめくりに対してユーザの注意を促すので、さらに、誤動作を防止することができる。
(第4実施の形態)
本発明の第4実施の形態では、ページめくりに際してユーザに触感を呈示する。図12は、本発明の第4実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図である。この表示装置は、図1の構成に加えて触感呈示部7を有する。触感呈示部7は、タッチセンサ1のタッチ面を振動させるように制御部6によって制御され、ユーザの指等のタッチ対象に触感を呈示する。触感呈示部7は、例えば、小型の偏心モータや圧電素子を用いて構成される。なお、荷重検出部2および触感呈示部7を圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用して荷重検出部および触感呈示部を構成することもできる。記憶部5は、触感呈示部7の駆動信号情報を記憶している。
第4実施の形態に係る表示装置によるページめくり動作について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。ユーザが、タッチセンサ1の端部をしおり指で押さえると、制御部6は、図4に示したしおりページ記憶処理を行う(ステップS401)。傾き検出部3は、タッチセンサ1のタッチ面の傾きを検出する(ステップS402)。荷重検出部2は、ユーザの指による押圧荷重を検出する(ステップS403)。タッチセンサ1は、ユーザのめくり指による入力(第2の入力)の位置を検出する。制御部6は、検出された位置に基づき、単位時間当たりのめくり指の移動量を移動として算出する(ステップS404)。
制御部6は、ステップS402からステップS404で検出された傾き、押圧荷重および移動が、それぞれ、所定の条件を満足しているか否かを判定する(ステップS405)。すなわち、制御部6は、各データが、記憶部5に格納されている傾き、押圧荷重および移動に関連する閾値以上であるか否かを判定する。ステップS405において、傾き、押圧荷重および移動の全てが所定の条件を満足している場合(YESの場合)、制御部6は、表示部4の表示を書き換えてページをめくる(ステップS406)。制御部6は、記憶部5を参照し、触感を呈示する駆動信号の情報を取得して、この駆動信号により触感呈示部7を駆動する。そして、触感呈示部7はタッチ面を振動させて、ユーザに触感を呈示し(ステップS407)、制御部6は、処理をステップS402に戻す。ステップS405において、傾き、押圧荷重および移動の少なくとも1つが所定の条件を満足していない場合(NOの場合)、制御部6は、処理をステップS408に進める。制御部6は、図5に示したしおり動作処理を行う(ステップS408)。
なお、この実施の形態において、移動とは、単位時間当たりの指の移動量であるとして説明したが、第2実施の形態のように、所定位置からの指の移動距離とすることもできる。ステップS402からステップS404は、図示例の順番に限定されることはなく、任意の順番とすることができる。また、ステップS406とステップS407は、図示例の順番に限定されることはなく、逆順とすることもできる。
このように、本実施の形態によれば、ページめくりに際してユーザに触感を呈示するので、実際にページをめくる動作に近い感覚でページをめくる操作をすることができる。
上述の実施形態は、代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。例えば、荷重検出部2は、押圧荷重を検出するための圧電素子等をタッチセンサ1の端部に複数設置することにより、タッチパネルが複数の位置を同時に押圧されたとしても、複数設置されたそれぞれの圧電素子等の出力から、同時に押圧されたそれぞれの位置及び押圧荷重を検出するように構成してもよい。荷重検出部2をこのように構成することにより、ユーザのめくり指mによる押圧荷重およびしおり指sによる押圧荷重を独立に検出してもよい。この場合、荷重検出部2が検出するしおり指sによる押圧荷重がページ情報を記憶するための閾値以上の場合、表示部に表示されていたページの情報を、第1のページの情報として記憶してもよい。また、荷重検出部2が検出するめくり指mによる押圧荷重が所定の閾値以上の場合、情報のページをめくるように表示部の表示を書き換えてもよい。
1 タッチセンサ
2 荷重検出部
3 傾き検出部
4 表示部
5 記憶部
6 制御部
7 触感呈示部
m めくり指
s しおり指

Claims (10)

  1. 複数ページから構成される情報を表示する表示装置において、前記表示装置は、
    表示部と、
    入力を受け付け、前記入力の位置を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記タッチ面または前記表示装置の基準角度からの傾きを検出する傾き検出部と、
    制御部と、
    記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記タッチセンサにより第1の入力が検出され、前記荷重検出部によりページ情報を記憶するための閾値以上の押圧荷重が検出されると、前記表示部に表示されていたページの情報を、第1のページの情報として前記記憶部に記憶し、
    前記タッチセンサにより検出された前記第1の入力と異なる第2の入力の位置に基づいて移動を算出し、前記算出された移動、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により検出された傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、
    該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第1のページの情報に書き換える、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部に表示されているページの情報を、第2のページの情報として前記記憶部に記憶するとともに、前記表示部の表示を前記第1のページの情報に書き換え、
    該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第2の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第2のページの情報に書き換える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記タッチセンサにより検出された位置に基づいて所定位置からの移動距離を算出し、前記算出された移動距離、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、その後の表示の書き換えは、前記荷重検出部により検出される押圧荷重および前記傾き検出部により検出される傾きに基づいて制御することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記傾き検出部により検出された傾きが所定の閾値以上の場合、前記表示部に、ページめくりを促す画像を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示装置は、前記タッチ面を振動させる触感呈示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示部の表示を書き換える際に、前記タッチ面を振動させるように触感呈示部を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 表示部と、
    入力を受け付け、前記入力の位置を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記タッチ面または前記表示装置の基準角度からの傾きを検出する傾き検出部と、
    記憶部と、
    を備え、複数ページから構成される情報を表示する表示装置の制御方法であって、
    前記タッチセンサにより第1の入力が検出され、前記荷重検出部によりページ情報を記憶するための閾値以上の押圧荷重が検出されると、前記表示部に表示されていたページの情報を、第1のページの情報として記憶部に記憶し、
    前記タッチセンサにより検出された前記第1の入力と異なる第2の入力の位置に基づいて移動を算出し、前記算出された移動、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により検出された傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、
    該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第1のページの情報に書き換える、
    ことを特徴とする表示装置の制御方法。
  7. 前記タッチセンサにより前記第1の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記所定の閾値より低い第1の閾値以下の傾きが検出されると、前記表示部に表示されているページの情報を、第2のページの情報として前記記憶部に記憶するとともに、前記表示部の表示を前記第1のページの情報に書き換え、
    該書き換えの後、前記タッチセンサにより前記第2の入力が検出されている状態で、前記傾き検出部により前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の傾きが検出されると、前記表示部の表示を前記記憶部に記憶された第2のページの情報に書き換える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置の制御方法。
  8. 前記タッチセンサにより検出された位置に基づいて所定位置からの移動距離を算出し、前記算出された移動距離、前記荷重検出部により検出された押圧荷重および前記傾き検出部により傾きが、それぞれ、所定の閾値以上の場合、前記情報のページをめくるように前記表示部の表示を書き換え、その後の表示の書き換えは、前記荷重検出部により検出される押圧荷重および前記傾き検出部により検出される傾きに基づいて制御することを特徴とする請求項6または7に記載の表示装置の制御方法。
  9. 前記傾き検出部により検出された傾きが所定の閾値以上の場合、前記表示部に、ページめくりを促す画像を表示することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  10. 前記タッチ面を振動させる触感呈示部をさらに備える表示装置の制御方法であって、
    前記表示部の表示を書き換える際に、前記タッチ面を振動させるように触感呈示部を制御することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
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