JP5489799B2 - 屋上緑化システム - Google Patents

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Description

本発明は、屋上緑化システムに関するものである。
近年の地球温暖化の抑制や、都市部でのヒートアイランド現象への対策、COの削減等を目的として、建物の屋上を植物で覆う屋上緑化が知られている(例えば特許文献1参照)。屋上緑化の方法としては、折板屋根の谷部に培土を入れて植物を栽培する方法や、培土を収容したトレイを屋根に敷設してトレイ内で植物を栽培する方法、植栽マットを屋根に敷設して植物を栽培する方法等が知られている。
また、火災時における屋根の延焼を防止するため、一般に、建物の屋根には耐飛び火性能が要求される。耐飛び火性能は、空中を浮遊してきた火種が屋根に付着したときに、その火種からの火災の広がり具合を評価するものであり、建築基準法第22条第1項および同第63条の規定に基づく飛び火性能試験により評価されるものである。
特開2007−259716号公報
ここで、上述の培土を用いた屋上緑化方法において、一般に、培土は非常に重い。したがって、植物を設置する屋根に強度が要求されるという問題があった。
一方、植栽マットを用いた屋上緑化方法において、植栽マットは吸水性を有するポリプロピレン等が構成材料の一部に用いられている。ここで、ポリプロピレンは可燃性の樹脂であるため、従来の植栽マットを用いた屋上緑化方法は耐飛び火性能が低い。特に、冬場は乾燥して燃えやすくなるため、さらに耐飛び火性能が低くなる。
さらに、上述したいずれの屋上緑化方法においても、植物へ散水をするための給水設備が必要である。したがって、給水設備や配管等を屋根に設置する必要があるため、重量増により屋根の強度が要求されるという問題があった。
そこで本発明は、軽量で耐飛び火性能に優れた屋上緑化システムの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の屋上緑化システムは、屋根に敷設される複数の緑化ユニットからなる屋上緑化システムであって、前記緑化ユニットは、緑化部材と、前記緑化部材を収容するパネル部材と、を備え、前記緑化部材は、最下層に配置される排水層と、該排水層に積層して配置される人工芝が織り込まれた保水層と、該保水層に積層して配置される人工芝が織り込まれた基盤層と、該基盤層に積層して配置される蘚苔類植物が植栽された植栽層と、該植栽層に積層して最上層に配置される保護層と、を有しており、上層側から下層側に向かって、前記保護層、前記植栽層、前記基盤層、前記保水層、前記排水層の順に積層され、前記保護層、前記基盤層、前記保水層および前記排水層は、不織布により形成され、前記保護層および前記基盤層を形成する不織布は、それぞれ前記排水層を形成する不織布よりも高い繊維密度を有し、前記パネル部材における前記屋根の勾配方向と直交する方向の両端には、前記勾配方向に沿って縦壁部が形成され、前記縦壁部は、端部が前記パネル部材の底面に向けて折曲されるとともに、高さが前記人工芝よりも低くなっており、前記勾配方向で隣り合う前記緑化ユニット間に、前記勾配方向と直交する方向に沿って配置される横隔壁部材を備え、前記横隔壁部材は、前記屋根の勾配方向に張り出し形成された横桟部を有するとともに、高さが前記人工芝よりも低くなっていることを特徴とする。
本発明によれば、屋根の勾配方向で隣り合う緑化ユニット間に、屋根の勾配方向と直交する方向に沿って配置される横隔壁部材を有している。これにより、火災等で緑化ユニットが延焼している際に、横隔壁部材が火炎を遮り、屋根の勾配方向に隣接する緑化ユニット間で延焼するのを抑制することができる。また、横隔壁部材は屋根の勾配方向に張り出し形成された横桟部を有しているため、火炎が横隔壁部材を飛び越えて延焼するのをより効果的に抑制することができる。さらに、緑化部材の最下層に配置される排水層は不織布により形成されている。一般に不織布は低通気性であるので、緑化ユニットの下部から火炎が回り込んで延焼するのを抑制することができる。したがって、耐飛び火性能に優れた屋上緑化システムを提供することができる。また、本発明によれば、人工芝が織り込まれた保水層および基盤層と、該基盤層に積層して配置される蘚苔類植物が植栽された植栽層を有している。人工芝および蘚苔類植物の栽培には培土および給水設備を必要としないため、屋上緑化システムを軽量化できる。したがって、軽量で耐飛び火性能に優れた屋上緑化システムを提供することができる。
本発明によれば、屋根の勾配方向で隣り合う緑化ユニット間に、屋根の勾配方向と直交する方向に沿って配置される横隔壁部材を有している。これにより、火災等で緑化ユニットが延焼している際に、横隔壁部材が火炎を遮り、屋根の勾配方向に隣接する緑化ユニット間で延焼するのを抑制することができる。また、横隔壁部材は屋根の勾配方向に張り出し形成された横桟部を有しているため、火炎が横隔壁部材を飛び越えて延焼するのをより効果的に抑制することができる。さらに、緑化部材の最下層に配置される排水層は不織布により形成されている。一般に不織布は低通気性であるので、緑化ユニットの下部から火炎が回り込んで延焼するのを抑制することができる。したがって、耐飛び火性能に優れた屋上緑化システムを提供することができる。また、本発明によれば、人工芝が織り込まれた保水層および基盤層と、該基盤層に積層して配置される蘚苔類植物が植栽された植栽層を有している。人工芝および蘚苔類植物の栽培には培土および給水設備を必要としないため、屋上緑化システムを軽量化できる。したがって、軽量で耐飛び火性能に優れた屋上緑化システムを提供することができる。
屋上緑化システムの説明図である。 緑化ユニットの説明図であり、図2(a)は緑化ユニットの平面図であり、図2(b)は図2(a)のC−C線における断面図である。 図1のA−A線における断面図である。 図1のB−B線における断面図である。
(緑化ユニット)
以下、本実施形態における緑化ユニットについて図面を参照して説明する。
図1は屋上緑化システムの説明図である。
図2は、緑化ユニット10の説明図であり、図2(a)は緑化ユニット10の平面図であり、図2(b)は図2(a)のC−C線における断面図である。
なお、以下の説明では、屋根の勾配方向における上側を+X方向、下側を−X方向とする。
図1に示すように、本実施形態の屋上緑化システム1は、屋根3に敷設される複数の緑化ユニット10からなる。また、図2に示すように、緑化ユニット10は、緑化部材20と、緑化部材20が取り付けられるパネル部材11とを備えている。
(緑化部材)
図2に示すように、本実施形態の緑化部材20は、最下層に配置される排水層21と、排水層21に積層して配置される人工芝25aが織り込まれた保水層23と、保水層23に積層して配置される人工芝25aが織り込まれた基盤層25と、基盤層25に積層して配置される蘚苔類植物27aが植栽された植栽層27と、植栽層27に積層して最上層に配置される保護層29と、を有している。
本実施形態の排水層21は、不織布からなるシート状の部材である。不織布の材料となる繊維は、軽量かつ耐腐食性に優れた合成繊維が使用される。また、排水層21の不織布で用いる繊維は、一般的な不織布で用いる繊維よりも太いものを使用しており、排水層21の不織布の繊維密度は、一般的な不織布の繊維密度よりも低くなっている。したがって、排水層21の不織布は、一般的な不織布よりも繊維間で広い間隙を有するため、排水層21の排水性が向上する。これにより、雨水等が緑化部材20内に滞留するのを防止して、パネル部材11等が腐食するのを防止することができる。
さらに、一般に不織布は低通気性であるので、不織布からなる最下層の排水層21は、火炎への酸素の供給を抑制するとともに、火炎の煽りを抑制する。したがって、火災等で緑化ユニットが延焼している際に、緑化ユニット10の下部から火炎が回り込んで、隣接する緑化ユニット10に延焼するのを抑制することができる。
保水層23は、不織布からなるシート状の部材であり、人工芝25aが織り込まれている。保水層23は、後述する植栽層27に植栽された蘚苔類植物27aに水分を供給する。なお、保水層23の湿潤状態が長く続くと、蘚苔類植物27aは枯死してしまう。したがって、保水層23の不織布は、ある程度の保湿力を有しつつ、湿潤状態が長く続かないような繊維密度を有している。
基盤層25は、不織布からなるシート状の部材である。基盤層25の不織布は、前述の排水層21の不織布よりも高い繊維密度を有しており、基盤層25には、保水層23と同様に人工芝25aが織り込まれている。基盤層25は寸法安定性に優れているので、人工芝25aを織り込んだ際に発生する不織布の伸縮を抑制することができる。
また、人工芝25aは、緑化部材20の表面に露出するように配置される。人工芝25aが緑化部材20の表面に立設しているので、後述する蘚苔類植物27aに直接風が当たるのを抑制し、蘚苔類植物27aが飛散するのを防止することができる。また、蘚苔類植物27aが生育途中等により十分茂っていない状態であっても、人工芝25aが緑化部材20の表面に露出しているので、緑化部材20の表面を緑色で彩ることができ、緑化部材20の外観が損なわれるのを防止することができる。
植栽層27は、蘚苔類植物27aからなる層であり、本実施形態ではスナゴケを植栽している。スナゴケは芝等と異なり培土を必要としないので、植栽層27および緑化部材20を軽量に構成することができる。植栽層27は、基盤層25および後述する保護層29の間に配置される。そして、ニードルパンチ製法により保水層23、基盤層25、植栽層27および保護層29が一体的に形成される。
保護層29は、不織布からなるシート状の部材である。前述のとおり、保護層29の下層には植栽層27が配置されている。保護層29の不織布は、前述の排水層21の不織布よりも高い繊維密度を有しており、植栽層27の蘚苔類植物27aの発芽を阻害しない程度の繊維密度となっている。基盤層25と保護層29との間に植栽層27を挟みつつ、基盤層25と保護層29とをニードルパンチ製法により固定する。これにより、保護層29の不織布の繊維と蘚苔類植物27aとが絡まるので、風等により蘚苔類植物27aが飛散するのを防止することができる。
(パネル部材)
図2に示すように、パネル部材11は、例えば鋼板材からなる平板状の部材である。パネル部材11の表面には、亜鉛合金等によるめっきが施されている。これにより、パネル部材11の耐腐食性を向上させている。さらに耐腐食性を向上させるために、カラー塗装を付け加えることも可能である。
図2に示すように、パネル部材11における屋根の勾配方向と直交する方向の両端には、勾配方向に沿って縦壁部11aが形成されている。縦壁部11aは、パネル部材11における勾配方向と直交する方向の両端部をプレス加工等により折曲させることにより形成される。このように、パネル部材11および縦壁部11aが一体的に形成されているので、別部材を用いて縦壁部を形成する場合と比較して軽量化を図ることができる。縦壁部11aの高さは、人工芝25aの高さよりも若干低くなるように形成される。
さらに、縦壁部11aの端部11bをパネル部材11の底面に向けて折曲させることにより、前述した緑化部材20を狭持している。具体的には、縦壁部11aの端部11bを折曲させ、緑化部材20に食い込ませることにより、緑化部材20を支持固定している。なお、縦壁部11aは、ペンチ等を用いて折曲することができる。このように、簡単な作業で緑化部材20とパネル部材11とを一体化することができるので、緑化ユニット10を簡単に形成することができる。
図1に戻り、上述した緑化ユニット10が建物の屋根3に敷設されることにより、屋上緑化システム1を構成している。
図3は、図1のA−A線における断面図である。
図4は、図1のB−B線における断面図である。
図3および図4に示すように、本実施形態の屋上緑化システム1は、複数の緑化ユニット10と、屋根3から立設されるベースブラケット30と、ベースブラケット30に取り付けられ、屋根3の勾配方向と直交する方向に沿って複数の緑化ユニット10間に配置される横隔壁部材40とを有している。
(ベースブラケット)
図3および図4に示すように、本実施形態では、ベースブラケット30は、第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bを組み合わせることにより構成されている。
図3および図4に示すように、波型に形成された屋根3の山部3aに凸部3bが形成されている。第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bは、アルミ等の材料からなる断面略S字形状の部材であり、押し出しやダイキャスト等により成型される。第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bの表面(両側小口面を除く)は、腐食防止のためアルマイト等によって処理されている。
断面略S字形状の第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bを対向配置しつつ、凸部3bを狭持して第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bをボルト(不図示)により固定する。第1ベースブラケット30aおよび第2ベースブラケット30bを対向配置することにより、後述する横隔壁部材40を固定するための固定座面30cが形成される。このようにして、ベースブラケット30を屋根3の山部3aに設けている。
(横隔壁部材)
図1、図3および図4に示すように、横隔壁部材40は、屋根3の勾配方向と直交する方向に沿って延在しており、隣り合う緑化ユニット10,10間に配置されている。
横隔壁部材40は、ベースブラケット30に取り付けられる土台部41と、土台部41から垂直方向に立設された横壁部43と、屋根3の+X方向および−X方向に張り出し形成された横桟部45とを有している。
横隔壁部材40はアルミ等の材料からなる部材であり、押し出し等により成型される。前述のベースブラケット30と同様に、横隔壁部材40の表面(両側小口面を除く)は、腐食防止のためアルマイト等によって処理されている。
図3に示すように、土台部41には、横壁部43を挟んで凹部41aが2箇所形成されている。凹部41aには、ベースブラケット30に横隔壁部材40を固定するための取り付け孔41bが形成されている。そして、図4に示すように、土台部41の上下にナット回り止め用リブが作られている取り付け孔41bにタッピングねじ14を挿通して、前述したベースブラケット30の固定座面30cに締結することにより取り付けられる。なお、後述するように、緑化ユニット10を横隔壁部材40、または横隔壁部材40およびベースブラケット30に固定する際に、緑化ユニット10のパネル部材11に穴あけ加工を施すが、凹部41aはこのとき発生する切り粉を受ける受け皿の機能も有している。
横壁部43は、土台部41から垂直方向に立設されている。横壁部43の高さは、前述した縦壁部11aと同様に、人工芝25aの高さよりも若干低くなるように形成される。横壁部43を隣接する緑化ユニット10,10の間に配置することにより、火災等で緑化ユニット10(緑化部材20)が延焼している際に、横壁部43が火炎を遮り、隣接する緑化ユニット10,10間で延焼するのを抑制することができる。また、図4に示すように、横壁部43には、プレス等により水抜き孔43aが形成されている。これにより、勾配を有する屋根3に緑化ユニット10を敷設しても、横壁部43で雨水等を滞留させることなく排水することができる。
図3に示すように、横隔壁部材40は、屋根3の勾配方向に張り出し形成された横桟部45を有している。本実施形態では、横桟部45は、横壁部43の頂部から+X方向および−X方向に張り出し形成されている。横桟部45は、緑化部材20の端部を覆う長さで張り出し形成される。これにより、火災等で緑化ユニット10(緑化部材20)が延焼している際に、火炎が横隔壁部材40の頂部を飛び越えて延焼するのをより効果的に抑制することができる。
図1に示す屋上緑化システム1は、緑化ユニット10を横隔壁部材40に固定して、屋根3に緑化ユニット10を敷設することにより構成される。
図3に示すように、緑化ユニット10の表面からタッピングねじ12を締め込み、緑化ユニット10を横隔壁部材40に固定、または横隔壁部材40およびベースブラケット30に共締めして固定する。ここで、緑化部材20のパネル部材11は下孔等が形成されていない。したがって、緑化ユニット10を固定する際に、タッピングねじ12によりパネル部材11にねじ溝を切って固定する。このとき発生する切り粉は、前述した横隔壁部材40の凹部41aに落ちる。これにより、切り粉が屋根3に落ちずに凹部41aに留まり、切り粉が屋根3に付着することはない。したがって、屋根3の表面の汚損を防止して、錆の発生を抑制することができる。
また、上述のように、いわゆるパネル工法により、タッピングねじ12のみで緑化ユニット10を固定しているので、緑化ユニット10を容易に着脱することができる。したがって、緑化ユニット10のメンテナンスを容易に行うことができる。
本実施形態によれば、図1に示すように、屋根3の勾配方向で隣り合う緑化ユニット10、10間に、屋根3の勾配方向と直交する方向に沿って配置される横隔壁部材40を有している。これにより、火災等で緑化ユニット10が延焼している際に、横隔壁部材40が火炎を遮り、屋根3の勾配方向に隣接する緑化ユニット10間で延焼するのを抑制することができる。さらに、図3に示すように、横隔壁部材40は屋根3の勾配方向に張り出し形成された横桟部45を有しているため、火炎が横隔壁部材40を飛び越えて延焼するのをより効果的に抑制することができる。また、図2に示す緑化部材20の最下層に配置される排水層21は不織布により形成されている。一般に不織布は低通気性であるので、緑化ユニット10の下部から火炎が回り込んで延焼するのを抑制することができる。したがって、耐飛び火性能に優れた屋上緑化システム1を提供することができる。また、本発明によれば、図2に示すように、人工芝25aが織り込まれた保水層23および基盤層25と、基盤層25に積層して配置される蘚苔類植物27aが植栽された植栽層27を有している。人工芝25aおよび蘚苔類植物27aの栽培には培土および給水設備を必要としないので、屋上緑化システム1を軽量化できる。したがって、軽量で耐飛び火性能に優れた屋上緑化システム1を提供することができる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではない。
本実施形態の緑化部材は、パネル部材の端部の一部を折曲させて前述した緑化部材を狭持することで、緑化部材を支持している。しかし、ボルト等を用いて緑化部材をパネル部材に固定してもよい。ただし、ボルトやナット等の固定用部材を必要としない点で本実施形態に優位性がある。
本実施形態の緑化ユニットは、タッピングねじ12によりパネル部材に孔明することにより、横隔壁部材またはベースブラケットおよび横隔壁部材に固定している。しかし、あらかじめパネル部材にねじ孔を形成し、ねじ孔にねじを挿通して、ベースブラケットおよび横隔壁部材に緑化ユニットを固定してもよい。しかし、緑化ユニット固定時のねじ孔の位置合わせが不要である点で本実施形態に優位性がある。
1・・・屋上緑化システム 3・・・屋根 10・・・緑化ユニット 7・・・建物 11・・・パネル部材 20・・・緑化部材 21・・・排水層 23・・・保水層 25・・・基盤層 25a・・・人工芝 27・・・植栽層 27a・・・蘚苔類植物 29・・・保護層 40・・・横隔壁部材 45・・・横桟部

Claims (1)

  1. 屋根に敷設される複数の緑化ユニットからなる屋上緑化システムであって、
    前記緑化ユニットは、緑化部材と、前記緑化部材を収容するパネル部材と、を備え、
    前記緑化部材は、
    最下層に配置される排水層と、
    該排水層に積層して配置される人工芝が織り込まれた保水層と、
    該保水層に積層して配置される人工芝が織り込まれた基盤層と、
    該基盤層に積層して配置される蘚苔類植物が植栽された植栽層と、
    該植栽層に積層して最上層に配置される保護層と、
    を有しており、
    上層側から下層側に向かって、前記保護層、前記植栽層、前記基盤層、前記保水層、前記排水層の順に積層され、
    前記保護層、前記基盤層、前記保水層および前記排水層は、不織布により形成され、
    前記保護層および前記基盤層を形成する不織布は、それぞれ前記排水層を形成する不織布よりも高い繊維密度を有し、
    前記パネル部材における前記屋根の勾配方向と直交する方向の両端には、前記勾配方向に沿って縦壁部が形成され、
    前記縦壁部は、端部が前記パネル部材の底面に向けて折曲されて前記緑化部材を挟持するとともに、高さが前記人工芝よりも低くなっており、
    前記勾配方向で隣り合う前記緑化ユニット間に、前記勾配方向と直交する方向に沿って配置される横隔壁部材を備え、
    前記横隔壁部材は、前記屋根の勾配方向に張り出し形成された横桟部を有するとともに、高さが前記人工芝よりも低くなっていることを特徴とする屋上緑化システム。
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