JP5488999B2 - 殺菌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筒型直胴部の前後端に蓋板と奥面板を備えて密閉した殺菌容器内に、被処理物を載置した矩形状のトレーを多段に載置した状態で収容し、殺菌容器内に配設された噴霧管に取り付けられた噴霧ノズルから、熱水、蒸気または冷却水などの媒体をトレー内に向けて噴霧し、被処理物を滅菌・殺菌処理する殺菌装置に関する。
従来よりこの種の殺菌装置として、被処理物を載置したトレーが複数段積み重ねられて収納される殺菌容器内に、前記トレーの前後方向の中間に位置して前記トレーの左右側に噴霧管が配置され、この噴霧管にはそれぞれ2個の噴霧ノズルが前記トレーに取り付けられており、2個の噴霧ノズルから前記媒体を前記トレーの全面に向かって扇状に噴霧するようにした殺菌装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この殺菌装置では、2個の噴霧ノズルから噴霧される前記媒体は、前記トレーの範囲内、すなわち、トレーに載置されている被殺菌物に対して噴霧されるものであるため、例えば噴霧する媒体が熱水である場合、殺菌容器の蓋板および奥面板の内面は外部への放熱により熱水よりも温度が低くなるので、トレーの前後端側に載置された被処理物は、温度が下がった殺菌容器の蓋板および奥面板の温度影響を受けて温度が上がり難く、このため殺菌容器内の温度分布の均一が得られず、被処理物の滅菌・殺菌処理に時間がかかり、また均一な処理が得られない場合があった。
また、例えば噴霧する媒体が冷却水である場合、殺菌容器の蓋板および奥面板の内面は冷却水の影響を受けないので温度が下がらないため、トレーの前後端側に載置された被処理物は、温度が下がらない殺菌容器の蓋板および奥面板の温度影響を受けて温度が下がり難くなり、殺菌容器内は温度が不均一となり、均一な処理が得られないばかりか、被処理物の冷却処理に時間がかかる場合があった。
そこで、トレーに載置された被処理物への噴霧に加えて、殺菌容器の内面に向けて媒体を噴霧することで、殺菌容器内の温度を均一化する殺菌装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)
特開2002−068141号公報 特開平10−146379号公報
しかしながら、特許文献2に記載された殺菌装置にあっては、媒体を被処理物に向かって噴霧する噴霧ノズルに加えて、殺菌容器の内面に向けて噴霧する噴霧ノズルも必要となるため、部品点数が多くなり、コストが高くなるといった問題があった。
本発明の目的は、少ない部品点数で殺菌容器内の温度を均一化し、低コストで被処理物を均一な温度で処理できるようにする殺菌装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、筒型直胴部の前後端に蓋板と奥面板を備えて密閉した殺菌容器内に、被処理物を載置した矩形状のトレーを多段に積み重ねた状態で収容し、前記殺菌容器内に配設された噴霧管に取り付けられた噴霧ノズルから、熱水、蒸気または冷却水などの媒体を前記トレー内に向けて噴霧する殺菌装置であって、前記殺菌容器内に配設された前記噴霧管は、殺菌容器内に搬入された前記トレーの前後方向の中間に位置して前記トレーの左右側に、前記トレーの上下方向に沿ってそれぞれ配置され、前記左右の噴霧管のうち、一方の噴霧管には、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの前端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された前端側噴霧ノズルが、そして、他方の噴霧管には、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの後端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された後端側噴霧ノズルがそれぞれ多段に積み重ねた前記トレー間で作られる空間部の高さ方向略中央に位置して設けられており、前記前端側噴霧ノズルおよび前記後端側噴霧ノズルと前記トレーの側辺との間隔が、それぞれ1mm〜80mmに設定され、前記一方の噴霧管に設けられた前記前端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー前端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの前端側の側辺とで作る角度、および前記他方の噴霧管に設けられた前記後端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー後端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの後端側の側辺とで作る角度が、それぞれ5度〜25度に設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記一方の噴霧管に取り付けられた前記前端側噴霧ノズルからは前記媒体が、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの前端側の側辺までの領域に加えて、前記トレーの前端側の側辺を越えた領域にも噴霧されるので、前記トレーの前端側半分に加えて、前記蓋板の内面にも噴霧することができる。また、前記他方の噴霧管に取り付けられた前記後端側噴霧ノズルからは、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの後端側の側辺までの領域に加えて、前記トレーの後端側の側辺を越えた領域にも噴霧されるので、前記トレーの後端側半分に加えて、前記奥面板の内面にも噴霧することができる。これにより、1段のトレー当たり2個の噴霧ノズルでトレー全体の領域に加えて、前記殺菌容器の前記奥面板および前記蓋板の内面に噴霧することができるので、少ない部品点数で前記殺菌容器内全体の温度を均一化することができ、低コストで被処理物を均一な温度で処理することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、前記前端側噴霧ノズルおよび前記後端側噴霧ノズルと前記トレーの側辺との間隔が、それぞれ1mm〜80mmに設定され、前記一方の噴霧管に設けられた前記前端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー前端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの前端側の側辺とで作る角度、および前記他方の噴霧管に設けられた前記後端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー後端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの後端側の側辺とで作る角度が、それぞれ5度〜25度に設定されているので、前記前端側噴霧ノズルおよび前記後端側噴霧ノズルから噴霧される前記媒体を、前記殺菌容器の前記蓋板および前記奥面板の内面に確実に噴霧することができ、これにより前記殺菌容器内全体の温度を確実に均一化することができ、被処理物を確実に均一な温度で処理することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の、前記前端側噴霧ノズルと前記後端側噴霧ノズルから噴霧される前記媒体の噴霧形状は、横方向に長い楕円錐状または四角錐状であることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記前端側噴霧ノズルと前記後端側噴霧ノズルから噴霧される前記媒体の噴霧形状は、横方向に長い楕円錐状または四角錐状となっているので、それぞれ多段に積み重ねた前記トレー間で作られる前記空間部へ向けて噴霧された前記媒体は、前記トレーの壁板に妨げられることなく前記空間部に入り、前記トレー奥側まで確実に届くことができ、これにより前記殺菌容器内全体の温度を確実に均一化することができ、被処理物を確実に均一な温度で処理することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1に記載の、前記一方の噴霧管には、前記前端側噴霧ノズルと、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの後端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された後端側噴霧ノズルが併せて取り付けられ、また、前記他方の噴霧管には、前記後端側噴霧ノズルと、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの前端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された前端側噴霧ノズルが併せて取り付けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記一方の噴霧管に取り付けられた前記前端側噴霧ノズルと前記後端側噴霧ノズルとで、前記一方の噴霧管側における前記トレーの前端側の側辺を越えた領域から前記トレーの後端側の側辺を越えた領域を噴霧し、前記他方の噴霧管に取り付けられた前記後端側噴霧ノズルと前記前端側噴霧ノズルとで、前記他方の噴霧管側における前記トレーの後端側の側辺を越えた領域から前記トレーの前端側の側辺を越えた領域を噴霧することができるので、短時間で前記殺菌容器内全体の温度を確実に均一化することができ、被処理物を確実に均一な温度で処理することができる。
本発明によれば、少ない部品点数で殺菌装置における殺菌容器内の温度を均一化し、低コストで被処理物を均一な温度で処理することができる。
本発明に係る殺菌装置の実施の形態の第1例を示す一部省略縦断面図である。 本例の殺菌容器内を示す一部省略平面図である。 本例の殺菌容器内を示す一部省略側面図である。 本例の殺菌容器内に搬入されるトレーを示す斜視図である。 本例の一方の噴霧管に設けられた前端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図である。 本例の他方の噴霧管に設けられた後端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図である。 本例の噴霧ノズルから噴霧された熱水または冷却水などの媒体の噴霧形状の一例を示す説明図である。 本例の噴霧ノズルから噴霧された熱水または冷却水などの媒体の噴霧形状の他例を示す説明図である。 本発明に係る殺菌装置の実施の形態の第2例の殺菌容器内を示す一部省略平面図である。 本例の一方の噴霧管に設けられた前端側噴霧ノズルおよび後端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図である。 本例の他方の噴霧管に設けられた後端側噴霧ノズルおよび前端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図である。
以下、本発明に係る殺菌装置を実施するための形態を、図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。
図1乃至図8は本発明に係る殺菌装置の実施の形態の第1例を示すものであり、図1は本例の殺菌装置を示す一部省略縦断面図、図2は本例の殺菌容器内を示す一部省略平面図、図3は本例の殺菌容器内を示す一部省略側面図、図4は本例の殺菌容器内に搬入されるトレーを示す斜視図、図5は本例の一方の噴霧管に設けられた前端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図、図6は本例の他方の噴霧管に設けられた後端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図、図7は本例の噴霧ノズルから噴霧された熱水または冷却水などの媒体の噴霧形状の一例を示す説明図、図8は本例の噴霧ノズルから噴霧された熱水または冷却水などの媒体の噴霧形状の一例を示す説明図である。
図1に示す本例の殺菌装置は、筒型直胴部1の前後端の一側に蓋板2を有し、他側に奥面板3を有し、蓋板2により密閉される殺菌容器4と、殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入され、それぞれに被処理物5が載置されるトレー6と、殺菌容器4内に配置されトレー6の側方からトレー6内に熱水、蒸気または冷却水などの媒体Aを扇状に噴霧する噴霧ノズル7を取り付けた噴霧管8と、噴霧管8に供給パイプ9を介して媒体Aを送り込む媒体供給装置10とを備えている。
前記した蓋板2により密閉される殺菌容器4の構造にあっては特に限定されるものではなく、また大きさにあっても、本例では直径が60cmから120cmとなっているが、特に限定されるものではない。
この殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入されるトレー6は、図4に示すように、矩形状となっており、多数の穴11が形成されている底板12と、底板12の周囲から立ち上がる壁板13とで形成されている。トレー6の各コーナーにはアングル状の支持片14が壁板13から上方に突出するようにそれぞれ設けられている。
この支持片14は積み重ねられている下側のトレー6と上側のトレー6の位置決めと、下側のトレー6と上側のトレー6間に空間部15を作るものであり、トレー6を積み重ねたとき、下側のトレー6の支持片14の上部に上側のトレー6の底部コーナー6aが係合し、下側のトレー6の支持片14の上に上側のトレー6の支持片14の下端が重なるようにして空間部15が形成されるようになっている。
図2に示すように、本実施例では、殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入されたトレー6内に媒体Aを噴霧する噴霧ノズル7を取り付けた噴霧管8は、殺菌容器4内に搬入されたトレー6の前後方向の中間に位置してトレー6の左右側に、トレー6の上下方向に沿ってそれぞれ配置されている。そして、左右の噴霧管8a,8bのうち、一方の噴霧管8aには、図5に示すように、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された前端側噴霧ノズル7aが設けられ、他方の噴霧管8bには、図6に示すように、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された後端側噴霧ノズル7bがそれぞれ多段に積み重ねたトレー6間で作られる空間部15の高さ方向略中央に位置して設けられている。
前記の左右の噴霧管8a,8bに取り付けられた前端側噴霧ノズル7aおよび後端側噴霧ノズル7bの先端とトレー6の側辺16との間隔Sは、本例では、それぞれ1mmから80mmに設定されているが、5mmから20mmが好ましい。間隔Sが1mm未満になると殺菌容器4内にトレー6を搬入する際、トレー6が前端側噴霧ノズル7aや後端側噴霧ノズル7bに衝突したり、場合によっては干渉して入らなくなってしまうおそれがある。また、間隔Sが80mmを越えると、殺菌容器4の大きさに対して搬入できるトレー6が小さくなってしまい、トレー6に載置できる被処理物5の量が減少してしまう。
また、前記の左右の噴霧管8a,8bのうち、一方の噴霧管8aに設けられた前端側噴霧ノズル7aの噴霧角度θ1は、本例では、前端側噴霧ノズル7aの噴射範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1aとし、トレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域境界、すなわち、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲のトレー6の前端方向最外部を他側噴霧辺L1aとしたとき、一側噴霧辺R1aと他側噴霧辺L1aとで作られる角度であり、本例では115度に設定されている。また、本例では、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1aは、前後方向中間Cより若干後端B側になるように設定されている。
また、他方の噴霧管8bに設けられた後端側噴霧ノズル7bの噴霧角度θ1は、本例では後端側噴霧ノズル7bの噴射範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1bとし、トレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域境界、すなわち、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲のトレー6の後端方向最外部を他側噴霧辺L1bとしたとき、一側噴霧辺R1bと他側噴霧辺L1bとで作られる角度であり、一方の噴霧管8aに設けられた前端側噴霧ノズル7aの噴霧角度θ1と同様に、115度に設定されている。また、本例では、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1bは、前後方向中間Cより若干前端側Fになるように設定されている。
また、一方の噴霧管8aに設けられた前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲の他側噴霧辺L1aはトレー6の前端側Fの側辺16aに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1aとトレー6の前端側Fの側辺16aとで作られる角度θ2は、本例では5度〜25度に設定されており、また、他方の噴霧管8bに設けられた後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲の他側噴霧辺L1bはトレー6の後端側Bの側辺16bに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1bとトレー6の後端側Bの側辺16bとで作られる角度θ2も5度〜25度に設定されている。
この角度θ2が5度未満になると、殺菌容器4の蓋板2および奥面板3の内面に噴霧される媒体Aが少量となるため、殺菌容器4内の温度を均一化するまでに時間がかかる。また、角度θ2が25度を越えると、トレー6の前後方向中間Cで、前端側噴霧ノズル7aの一側噴霧辺R1aと後端側噴霧ノズル7bの一側噴霧辺R1bとの重なりが無くなり、トレー6の前後方向略中間部位への媒体Aの噴霧が不十分になる。
なお、本例では、左右の噴霧管8a,8bのうち、一方の噴霧管8aに前端側噴霧ノズル7aが取り付けられており、また、他方の噴霧管8bに後端側噴霧ノズル8bが取り付けられているが、これに限られず、少なくとも噴霧管8a,8bに取り付けられる同じ段に位置する噴霧ノズル7のうち、一方が前端側噴霧ノズル7aとなっており、他方が後端側噴霧ノズル8bとなっていればよく、噴霧管8a,8bに、それぞれ前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7bとが上下方向に交互に取り付けられていてもよい。
また、本例では、前端側噴霧ノズル7aおよび後端側噴霧ノズル7bから噴霧される媒体Aの噴霧形状が、横方向に長い楕円錐状または四角錐状となるようにノズル口(図示せず)が形成されている。
このように構成された第1例の殺菌装置によれば、積み重ねられているトレー6の左右側に配置されている噴霧管8a,8bのうち、一方の噴霧管8aに取り付けられた前端側噴霧ノズル7aからは媒体Aが、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の前端側Fの側辺16aまでの領域に加えて、トレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域にも噴霧されるので、トレー6の前端側F半分に加えて、奥面板3の内面にも噴霧することができる。また、他方の噴霧管8bに取り付けられた後端側噴霧ノズル7bからは、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の後端側Bの側辺16bまでの領域に加えて、トレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域にも噴霧されるので、トレー6の後端側B半分に加えて、蓋板2の内面にも噴霧することができる。これにより、1段のトレー6当たり前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7bの2個の噴霧ノズル7でトレー6全体の領域に加えて、殺菌容器4の蓋板2および奥面板3の内面を噴霧することができる。
また、噴霧管8a,8bに取り付けられている前端側噴霧ノズル7a及び後端側噴霧ノズル7bは、上下に位置するトレー6で作られる空間部15の高さ方向略中央に位置しているので、前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7bから噴霧される媒体Aは、トレー6の壁板13に妨げられることなく積み重ねられたトレー6の間から空間全体に確実に噴霧される。
また、本例では、一方の噴霧管8aにおけるトレー6の前後方向略中間部位は、トレー6の前後方向中間Cに設定され、他方の噴霧管8bにおけるトレー6の前後方向略中間部位も、前後方向中間Cに設定されている。そして、一方の噴霧管8aに設けられた前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1aは、前後方向中間Cより若干後端B側になるように設定され、他方の噴霧管8bに設けられた後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1bは、前後方向中間Cより若干前端側Fになるように設定されており、前端側噴霧ノズル7aの一側噴霧辺R1aと後端側噴霧ノズル7bの一側噴霧辺R1bは、トレー6の前後方向中間Cで相互に重なるようになっているので、トレー6の全面を確実に噴霧することができ、未噴霧箇所が残るといった事態は生じない。
図9乃至図11は本発明に係る殺菌装置の実施の形態の第2例を示すものであり、図9は第2例の殺菌容器内を示す一部省略平面図、図10は本例の一方の噴霧管に設けられた前端側噴霧ノズルおよび後端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図、図11は本例の他方の噴霧管に設けられた後端側噴霧ノズルおよび前端側噴霧ノズルとトレーの関係を示す説明図である。なお、前述した第1例と対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
本例の殺菌装置は、第1例と同様に、筒型直胴部1の前後端の一側に蓋板2を有し、他側に奥面板3を有し、蓋板2により密閉される殺菌容器4と、殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入され、それぞれに被処理物5が載置されるトレー6と、殺菌容器4内に配置されトレー6の側方からトレー6内に熱水、蒸気または冷却水などの媒体Aを扇状に噴霧する噴霧ノズル7を取り付けた噴霧管8と、噴霧管8に供給パイプ9を介して媒体Aを送り込む媒体供給装置10とを備えている。
この殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入されるトレー6は、第1例と同様であり、下側のトレー6に上側のトレー6が所定の空間部15を作って支持されるようになっている。
図9に示すように、殺菌容器4内に多段に積み重ねた状態で搬入されたトレー6内に媒体Aを噴霧する噴霧ノズル7を取り付けた噴霧管8は、殺菌容器4内に搬入されたトレー6の前後方向の中間に位置してトレー6の左右側に、トレー6の上下方向に沿ってそれぞれ配置されている。そして、左右の噴霧管8a,8bのうち、一方の噴霧管8aには、図10に示すように、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された前端側噴霧ノズル7aと、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の後端側Bの側辺16cを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された後端側噴霧ノズル7cがそれぞれ多段に積み重ねたトレー6間で作られる空間部15の高さ方向略中央に位置して設けられている。
前記の前端側噴霧ノズル7aの噴霧角度θ1は、本例では、図10に示すように、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1aとし、トレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域境界、すなわち、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲のトレー6の前端方向最外部を他側噴霧辺L1aとしたとき、一側噴霧辺R1aと他側噴霧辺L1aとで作られる角度であり、本例では115度に設定されている。また、本例では、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1aは、前後方向中間Cより若干後端側Bになるように設定されている。
また、前記の後端側噴霧ノズル7cの噴霧角度θ1は、本例では、図10に示すように、後端側噴霧ノズル7cの噴霧範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1cとし、トレー6の後端側Bの側辺16cを越えた領域境界、すなわち、後端側噴霧ノズル7cの噴霧範囲のトレー6の後端方向最外部を他側噴霧辺L1cとしたとき、一側噴霧辺R1cと他側噴霧辺L1cとで作られる角度であり、本例では115度に設定されている。また、本例では、後端側噴霧ノズル7cの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1cは、前後方向中間Cより若干前端側Fになるように設定されている。
このように、噴霧管8aに設けられた前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7cは、前端側噴霧ノズル7aの一側噴霧辺R1aと後端側噴霧ノズル7cの一側噴霧辺R1cとがトレー6の前後方向中間Cの部位で必ず重なるように位置決めされている。この前端側噴霧ノズル7aの一側噴霧辺R1aと後端側噴霧ノズル7cの一側噴霧辺R1cとの重なりは、少なくとも、前後方向中間Cにあってトレー6上における左右方向中程より手前側で重なりが始まるようになっている。
また、図10に示すように、前端側噴霧ノズル7aの噴霧範囲の他側噴霧辺L1aはトレー6の前端側Fの側辺16aに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1aとトレー6の前端側Fの側辺16aとで作られる角度θ2は、本例では5度〜25度に設定されている。また、後端側噴霧ノズル7cの噴霧範囲の他側噴霧辺L1cはトレー6の後端側Bの側辺16cに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1cとトレー6の後端側Bの側辺16cとで作られる角度θ2も5度〜25度に設定されている。
この角度θ2が5度未満になると、殺菌容器4の蓋板2および奥面板3の内面に噴霧される媒体Aが少量となるため、殺菌容器4内の温度を均一化するまでに時間がかかる。また、角度θ2が25度を越えると、トレー6の前後方向中間Cで、前端側噴霧ノズル7aの一側噴霧辺R1aと後端側噴霧ノズル7cの一側噴霧辺R1cとの重なりが無くなり、トレー6の前後方向略中間部位への媒体Aの噴霧が不十分になる。
本例では、前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7cは、トレー6の前後方向中間Cと前端側噴霧ノズル7aおよび後端側噴霧ノズル7cのそれぞれの中心軸線とで作る角度θ3,θ4が、前端側噴霧ノズル7aでは、トレー6の前端側F側に45度、後端側噴霧ノズル7cでは、トレー6の後端側B側に45度になるよう噴霧管8aに取り付けられている。
また、他方の噴霧管8bには、図11に示すように、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された後端側噴霧ノズル7bと、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の前端側Fの側辺16dを越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度θ1に設定された前端側噴霧ノズル7dがそれぞれ多段に積み重ねたトレー6間で作られる空間部15の高さ方向略中央に位置して設けられている。
前記の後端側噴霧ノズル7bの噴霧角度θ1は、本例では、図11に示すように、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1bとし、トレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域境界、すなわち、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲のトレー6の後端方向最外部を他側噴霧辺L1bとしたとき、一側噴霧辺R1bと他側噴霧辺L1bとで作られる角度であり、本例では115度に設定されている。また、本例では、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1bは、前後方向中間Cより若干前端側Fになるように設定されている。
また、前記の前端側噴霧ノズル7dの噴霧角度θ1は、本例では、図11に示すように、前端側噴霧ノズル7dの噴霧範囲の最外部のうち、トレー6の前後方向略中間部位に近い側を一側噴霧辺R1dとし、トレー6の前端側Fの側辺16dを越えた領域境界、すなわち、前端側噴霧ノズル7dの噴霧範囲のトレー6の前端方向最外部を他側噴霧辺L1dとしたとき、一側噴霧辺R1dと他側噴霧辺L1dとで作られる角度であり、本例では115度に設定されている。また、本例では、前端側噴霧ノズル7dの噴霧範囲を設定するトレー6の前後方向略中間部位、すなわち一側噴霧辺R1dは、前後方向中間Cより若干後端側Bになるように設定されている。
このように、噴霧管8bに設けられた後端側噴霧ノズル7bと前端側噴霧ノズル7dは、後端側噴霧ノズル7bの一側噴霧辺R1bと前端側噴霧ノズル7dの一側噴霧辺R1dとがトレー6の前後方向中間Cの部位で必ず重なるように位置決めされている。この後端側噴霧ノズル7bの一側噴霧辺R1bと前端側噴霧ノズル7dの一側噴霧辺R1dとの重なりは、少なくとも、前後方向中間Cにあってトレー6上における左右方向中程より手前側で重なりが始まるようになっている。
また、図11に示すように、後端側噴霧ノズル7bの噴霧範囲の他側噴霧辺L1bはトレー6の後端側Bの側辺16bに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1bとトレー6の後端側Bの側辺16bとで作られる角度θ2は、本例では5度〜25度に設定されている。また、前端側噴霧ノズル7dの噴霧範囲の他側噴霧辺L1dはトレー6の前端側Fの側辺16dに近づかない方向にあり、他側噴霧辺L1dとトレー6の前端側Fの側辺16dとで作られる角度θ2も5度〜25度に設定されている。
この角度θ2が5度未満になると、殺菌容器4の蓋板2および奥面板3の内面に噴霧される媒体Aが少量となるため、殺菌容器4内の温度を均一化するまでに時間がかかる。また、角度θ2が25度を越えると、トレー6の前後方向中間Cで、後端側噴霧ノズル7bの一側噴霧辺R1bと前端側噴霧ノズル7dの一側噴霧辺R1dとの重なりが無くなり、トレー6の前後方向略中間部位への媒体Aの噴霧が不十分になる。
本例では、後端側噴霧ノズル7bと前端側噴霧ノズル7dは、トレー6の前後方向中間Cと後端側噴霧ノズル7bおよび前端側噴霧ノズル7dのそれぞれの中心軸線とで作る角度θ3,θ4が、後端側噴霧ノズル7bでは、トレー6の後端側B側に45度、前端側噴霧ノズル7dでは、トレー6の前端側F側に45度になるよう噴霧管8bに取り付けられている。
他は前記した第1例と同様なので、第1例を援用しその説明を省略する。
このように構成された第2例の殺菌装置によれば、一方の噴霧管8aに取り付けられた前端側噴霧ノズル7aと後端側噴霧ノズル7cとで、一方の噴霧管8a側におけるトレー6の前端側Fの側辺16aを越えた領域からトレー6の後端側Bの側辺16cを越えた領域を噴霧し、そして、他方の噴霧管8bに取り付けられた後端側噴霧ノズル7bと前端側噴霧ノズル7dとで、他方の噴霧管8b側におけるトレー6の後端側Bの側辺16bを越えた領域からトレー6の前端側Fの側辺16dを越えた領域を噴霧することができる。これにより、短時間で殺菌容器4内全体の温度を確実に均一化することができるものとなる。
なお、本発明の目的を達成するものとして、上記した実施例では、トレー6の前後方向略中間部位からトレー6の側辺16を越えた領域を噴霧するために、噴霧管8に取り付けられている噴霧ノズル7の噴霧角度及び噴霧方向を特定しているが、噴霧管8に取り付けられている噴霧ノズル7を、適宜の回転手段により、前記噴霧領域の噴霧が可能な所定の角度及び方向に回転するようにすることもできる。
1 筒型直胴部
2 蓋板
3 奥面板
4 殺菌容器
5 被処理物
6 トレー
6a 底部コーナー
7 噴霧ノズル
7a、7d 前端側噴霧ノズル
7b、7c 後端側噴霧ノズル
8 噴霧管
8a 一方の噴霧管
8b 他方の噴霧管
9 供給パイプ
10 媒体供給装置
11 穴
12 底板
13 壁板
14 支持片
15 空間部
16、16a、16b、16c、16d 側辺
A 媒体
R1a、R1b、R1c、R1d 一側噴霧辺
L1a、L1b、L1c、L1d 他側噴霧辺
F 前端側
B 後端側
C トレーの前後方向中間
θ1 噴霧角度

Claims (3)

  1. 筒型直胴部の前後端に蓋板と奥面板を備えて密閉した殺菌容器内に、被処理物を載置した矩形状のトレーを多段に積み重ねた状態で収容し、前記殺菌容器内に配設された噴霧管に取り付けられた噴霧ノズルから、熱水、蒸気または冷却水などの媒体を前記トレー内に向けて噴霧する殺菌装置であって、
    前記殺菌容器内に配設された前記噴霧管は、殺菌容器内に搬入された前記トレーの前後方向の中間に位置して前記トレーの左右側に、前記トレーの上下方向に沿ってそれぞれ配置され、前記左右の噴霧管のうち、一方の噴霧管には、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの前端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された前端側噴霧ノズルが、そして、他方の噴霧管には、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの後端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された後端側噴霧ノズルがそれぞれ多段に積み重ねた前記トレー間で作られる空間部の高さ方向略中央に位置して設けられており、
    前記前端側噴霧ノズルおよび前記後端側噴霧ノズルと前記トレーの側辺との間隔が、それぞれ1mm〜80mmに設定され、前記一方の噴霧管に設けられた前記前端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー前端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの前端側の側辺とで作る角度、および前記他方の噴霧管に設けられた前記後端側噴霧ノズルの噴霧範囲のトレー後端方向最外部が、前記トレーの側辺に近づかない方向で、前記トレーの後端側の側辺とで作る角度が、それぞれ5度〜25度に設定されていることを特徴とする殺菌装置。
  2. 前記前端側噴霧ノズルと前記後端側噴霧ノズルから噴霧される前記媒体の噴霧形状は、横方向に長い楕円錐状または四角錐状であることを特徴とする請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 前記一方の噴霧管には、前記前端側噴霧ノズルと、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの後端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された後端側噴霧ノズルが併せて取り付けられ、また、前記他方の噴霧管には、前記後端側噴霧ノズルと、前記トレーの前後方向略中間部位から前記トレーの前端側の側辺を越えた領域を噴霧範囲とする噴霧角度に設定された前端側噴霧ノズルが併せて取り付けられていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1に記載の殺菌装置。
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