JPS6019486A - 蒸気加熱によるレトルト殺菌装置およびその殺菌方法 - Google Patents

蒸気加熱によるレトルト殺菌装置およびその殺菌方法

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JPS6019486A
JPS6019486A JP58128360A JP12836083A JPS6019486A JP S6019486 A JPS6019486 A JP S6019486A JP 58128360 A JP58128360 A JP 58128360A JP 12836083 A JP12836083 A JP 12836083A JP S6019486 A JPS6019486 A JP S6019486A
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JP
Japan
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steam
retort
blow
sides
pipe
Prior art date
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Application number
JP58128360A
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English (en)
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JPS6342512B2 (ja
Inventor
Hisanori Murakami
村上 寿憲
Kenji Yamamoto
謙治 山本
Tsutomu Yamamoto
勉 山本
Yoshiaki Tokuda
徳田 義明
Tamio Nagai
永井 民雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
House Foods Corp
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
House Food Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd, House Food Industrial Co Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
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Publication of JPS6019486A publication Critical patent/JPS6019486A/ja
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品等被処理物の蒸気加熱によるレトルト殺菌
装置およびその殺菌方法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 袋詰食品のレトルト殺菌法として、レトルト内部で蒸気
を用い、相互干渉により攪拌しつつ、より高い2次圧で
吸込む手段については、特開昭49−26442号公報
に開示されている。この例は、多段に積」二げた受皿自
体に縦通気長孔及び横通気長孔を形成し、これと対応し
て、受皿の下方で分枝を設けた蒸気吹出管を配設した構
成を採つている。しかし、このような構成ではトレーの
下方からだけ蒸気を注入するので、受皿に通気長孔を形
成しなければならず、又これら長孔に一致して、蒸気噴
出方向を設定した配管を用いなければならず、前記蒸気
通気長孔のないトレーでは使用できなくなり、被処理物
の包装体の形状によってトレー又はレトルト用として専
用の多数機種i必要とする等の欠′点がみられた。
発明の目的 本発明は上記のような欠点を解消し、トレーに蒸気用の
特別な通気長孔を必要とせず、多段に積層した通常のト
レーの側面からトレーの隙間へ効率的に蒸気を噴出させ
、脱気と蒸気加熱の時間短縮と加熱温度の均一性を得よ
うとするものである。
発明の構成 第1発明としての装置は、レトルト内で多段に積層した
被処理物の包装体を収納したトレーに対・応して、下方
から上方への噴出ノズルを有する蒸気吹出管(a)と、
前記多段のトレーに対応して両側面から中央へめ噴出ノ
ズルを有する蒸気吹出管(b)とを設け、上記各蒸気吹
出管は切換弁を備えて一定時間毎に順次切換可能とした
蒸気加熱によるレトルト殺菌装置である。レトルト下方
及び両側面に設置した蒸気吹出管(a)(b)の内、レ
トルト両側面のもの(b)は、側面か、らトレーの積重
ね隙間を通ってトレー内部へ噴出されるので、この部分
における脱気作用と昇温か確実に行なわれる。
しかも切換弁により交互に左右を切換えるので、トレー
全面における脱気が可能となった。又レトルト下方のも
のは、トレーの下端面から両側方へ回って側壁に沿って
゛不興し、加熱条件の均一化を計ることができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明装置を使用して殺菌
、する一方法である。被処理物の包装体を収納したトレ
ーをレビルト内に多段に積層し、このレトルト内へ水蒸
気を導入して加熱殺菌するレトルト殺菌方法として、レ
トルト内の下方から蒸気吹出管(a)により蒸気を噴出
すると共に多段に積層された多段のトレーに対応した側
面部から蒸気吹出管(b)により中央へ向う噴出を行な
い、脱気、昇温工程では両側面部より交互に切換えて噴
出させ、加熱工程では両側面の一方から、下方、そして
両側面の他方へと順次切換えるようにしたことを特徴と
する蒸気加熱によるレトルト殺菌方法とした。脱気、昇
温工程において、両側面より交互に蒸気噴出を切換えた
ので、トレー内部迄脱気が円滑且つ短時間でできるよう
になった。又加熱工程では、さらに下方部からの蒸気噴
出を用い、噴出順序の切換えによってしトルト内の加熱
温度の均一化を実現した。
実施例の説明 本発明の実施例として示した図面に従って、その詳細を
説明する。第1図は蒸気式レトルト機の概要を示すもの
で、1はレトルト釜、2は蒸気吹出管、3は蒸気供給弁
、4は空気供給弁、5は排気弁、6は排液弁である。7
はレトルト釜1の上方に設けたシャワーパイプ、8は給
水弁を示す。
9はレトルト蓋、lOは圧力計、11は安全弁である。
第2図に示すように、本発明では下方の蒸気吹出管2に
加えで、レトルト釜lの両側面で、多段に積層されたト
レー12と対応して、側面の蒸気吹出管13.14を設
けた。15.16.17はそれぞれ蒸気切換弁である。
蒸気切換弁15.16.17をA、B、Cとすると、そ
れぞれプログラムに従って、一定時間毎に切換えられる
ようになっている。切換例として、脱気昇温工程ではA
、Cを中心とし、加熱工程ではA+B+C+B4Aの循
環を行なうと良好である。但し、切換えはこれに限定さ
れず、種々の組合わせが可能である。
本発明装置では、上記のように蒸気吹出管2及び13.
14があり、それぞれ蒸気切換弁15.16.17によ
り切換えられ、特に両側面の蒸気吹出管13.14によ
り、トレーの側面より、その隙間を通って内部へ吹き込
まれるので、脱気作用が確実に行なわれ、又下方の蒸気
吹出管2により蒸気の噴出がレトルト内で全体に亘り、
温度分布が均一化される。
脱気、昇温工程とりて、設定温度120 ’Cとした場
合の比較データを第1表に示した。
第1表に示すように脱気、昇温時間が下方の蒸気吹出管
だけの場合に比較して、両側面のA、 Cから噴出させ
た場合はおよそ2分の1の時間に短縮され、しかも温度
の7ヘラツキが皆無で好成績となった。
尚、処理温度121°C1処理圧力1.5kg/c m
’ Gの条件下におけるレトルト釜内部の温度分布を計
測した結果を第2表に示す。第3図における1〜12点
における温度分布であり、最高温度と最低温度との温度
差(R)値を示したものであり、通常この値の許容値は
1.5以下で出来る限り少ない方がよい。尚トレー1,
4.7.10は34段目、2.5.8.11は17段目
、3.6.9.12は1、段1・であり、それぞれトレ
ーの中心点に熱電対を設置して測定した。
と6) 発明の効果 本発明装置は上記のように、トレーの多段に積まれた側
面より、対応した高さで吹出管を設け、下方の蒸気噴出
吹出管からの噴出に加え、切換可能とした両側面からの
蒸気噴出を行なっているので、被処理物を収容したトレ
ーの中央部にまで均一に蒸気噴出が行なわれ、円滑な脱
気作用が得られ、昇温時間も短縮されるようにな、った
。さらに、蒸気切換弁の切換操作によって、レトルト内
における温度分布が均等化され、被処理物の包装体の形
状如何にかかわらず本発明装置により均一処理ができ、
加熱ムラの発生がなく、品質の向上が得られるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略を示す断面図、第2図は縦断
面図、第3図はレトルト内のトレー位置示す断面図であ
る。 l・・・レトルト 2.13.14・・・蒸気吹出管1
5.16.17・・・蒸気切換弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])レトルト内で多段に積層した被処理物の包装体を
    収納したトレーに対応して、下方から上方への噴出ノズ
    ルを有する蒸気吹出管(a゛)と、前記多段のトレーに
    対応して両側面から中央への噴出ノズルを有する蒸気吹
    出管(b)とを設け、上記各蒸気吹出管は切換弁を備え
    て一定時間毎に順次切換可能とした蒸気加熱によるレト
    ルト殺菌装置。 (2)レトルト内で多段に積層した被処理物の包装体を
    収納したトレーに対応して、下方から上方への噴出ノズ
    ルを有する蒸気吹出管(a)と、前記多段のトレーに対
    応して両側面から中央への噴出ノズルを有する蒸気吹出
    管(b)とを設け、上記各蒸′気吹出管は切換弁を備え
    て一定時間毎に順次切換可能としたレトルト殺菌装置を
    用い、蒸気吹出管(a)によりレトルト内の下方から蒸
    気を噴出すると共に蒸気吹出管(b)により多段に積層
    された多段のトレーに対応した側面部から中央へ向う噴
    出を行ない、脱気、昇温工程では両側面部より交互に切
    換えて噴出させ、加熱工程では両側面の一方から、下方
    、そして両側面の他方へと順次切換えるようにしたこと
    を特徴とする蒸気加熱によるレトルト殺菌方法。
JP58128360A 1983-07-13 1983-07-13 蒸気加熱によるレトルト殺菌装置およびその殺菌方法 Granted JPS6019486A (ja)

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JP58128360A JPS6019486A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 蒸気加熱によるレトルト殺菌装置およびその殺菌方法

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Publications (2)

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JPS6019486A true JPS6019486A (ja) 1985-01-31
JPS6342512B2 JPS6342512B2 (ja) 1988-08-24

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ID=14982890

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JP (1) JPS6019486A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6451069A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fmc Corp Sterilizing apparatus
JPH0314433A (ja) * 1989-06-08 1991-01-23 Toppan Printing Co Ltd 無菌充填機の殺菌装置
EP0998855A3 (de) * 1998-11-02 2001-01-03 Zelgerm Management AG Beschickungsbehälter für Lebensmittel
WO2001032039A1 (de) * 1999-10-29 2001-05-10 Zelgerm Management Ag Beschickungsbehälter für eine anlage zur entkeimung, insbesondere von lebensmitteln

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616954U (ja) * 1979-07-18 1981-02-14

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Publication number Publication date
JPS6342512B2 (ja) 1988-08-24

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