JP5488995B2 - 浴室監視装置 - Google Patents
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Description
従来、入浴者の異常を検知する方法としては、浴室内に設定した焦電型赤外線センサにより浴室内の人物の動きを監視し、動きが停止した状態が一定期間続いた場合に異常と判断する方法が知られている(特許文献1参照)。
さらに、非特許文献1に記載された方法では、超音波センサの設置位置が固定されているため、入浴時の入浴者の頭部が超音波センサの検知範囲内に入るように、入浴前の浴槽内の水位を管理しなければならず、また、入浴者の体位の変化により頭部の位置や高さが変わった場合には、入浴者の姿勢の検出が的確に行えず、異常検出に誤りを生ずる場合がある。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された浴室監視装置において、前記状態判断手段は、前記距離測定手段が算出した浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離が、予め定めた距離未満であるときに、入浴者が沈水状態にあると判断することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された浴室監視装置において、前記反射波に基づき前記反射波の包絡線波形を生成する包絡線波形生成手段を有し、前記距離測定手段は、前記超音波受信手段が受信した前記反射波に基づいて生成される前記包絡線波形に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された浴室監視装置において、浴槽内における入浴者の状態を表す情報を記憶するための状態情報記憶手段を有し、前記状態判断手段は、前記距離測定手段が算出した浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離、及び、前記状態情報記憶手段が記憶している入浴者の状態を表す前記情報に基づいて、入浴者が浴槽内にいるか否かを判断し、浴槽内に入浴者がいることを条件に、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断することを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された浴室監視装置において、前記距離測定手段は、前記超音波受信手段が受信した浴槽の水面からの反射波及び入浴者の身体上端部からの反射に基づいて、浴槽の水面から入浴者の身体上端部までの距離を算出し、浴槽の水面からの反射が識別できないときは、直近に受信した浴槽の水面からの反射波、及び、現在受信している入浴者の身体上端部からの反射波に基づいて、浴槽の水面から入浴者の身体上端部までの距離を算出することを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、入浴者の異常を検知して警報を発する浴室監視装置における浴室監視方法であって、予め定めた時間だけ継続する超音波を浴槽に向けて発信する工程と、前記発信した超音波が物体に反射することにより生ずる反射波を受信する工程と、前記受信した反射波に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出する工程と、前記算出した距離に基づいて、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断する工程と、を有することを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、浴室監視装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記浴室監視装置のコンピュータを、浴槽に向けて予め定めた時間だけ継続するように超音波の発信を制御する手段と、前記発信した超音波が物体に反射することにより生ずる反射波の受信を制御する手段と、前記受信した反射波に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出する距離測定手段と、前記距離測定手段が算出した前記距離に基づいて、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断する状態判断手段と、として機能させることを特徴とする。
図1は、本発明による浴室監視装置の一実施形態を示すブロック図である。
本浴室監視装置は、一定時間継続する高周波信号を発生するバースト信号発生部1と、バースト信号発生部1が発生した高周波信号を空気振動に変換して超音波を発信するトランスミッタ部2と、トランスミッタ部2が発信した超音波が物体に反射して生ずる反射波を受信して電気信号に変換するレシーバ部3と、トランスミッタ部2及びレシーバ部3をまとめて浴室内に設置するためのセンサ部8と、レシーバ部3により電気信号に変換された反射波の包絡線(エンベロープ)波形を生成する包絡線波形生成手段であるエンベロープ波形生成部4と、エンベロープ波形生成部4で生成したエンベロープ波形を一定の時間間隔でサンプリングしてデジタル値に変換するAD変換部5と、を有している。
上記の構成において、超音波発信手段は、例えば、バースト信号発生部1及びトランスミッタ部2により構成され、超音波受信手段は、例えば、レシーバ部3、エンベロープ波形生成部4、及びAD変換部5で構成される。
本制御判定処理部6は、バースト信号発生部1、AD変換部5、及び警報出力部7との、信号やデータの送受信を行う入出力インタフェース61と、タイマ62と、処理部63を有している。処理部63は、CPU(Central Processing Unit)、プログラムが書き込まれたROM(Read Only Memory)、データの一時記憶のためのRAM(Random Access Memory)等を有するコンピュータであり、AD変換部5が出力するエンベロープ波形データを取得するためのエンベロープ波形データ取得手段631と、エンベロープ波形データ取得手段631が取得したエンベロープ波形データを記憶するためのエンベロープ波形データ記憶手段632とを有している。
図4は、発信される超音波の波形、受信される反射波の波形、及びエンベロープ波形の例を、模式的に示したものである。図4(1)は、トランスミッタ部2が発信する超音波の波形の例である。本実施形態では、周波数40kHzで8cycleだけ継続する超音波が発信される。また、図示されていないが、この超音波は、200msの一定間隔で発信され、その都度、反射波が受信されて、制御判定処理部6により処理される。これにより、浴槽内の水位と入浴者との位置関係が継続的に監視される。なお、この間隔200msは、トランスミッタ部2から発信された超音波が浴室内を多重反射することで生ずる残響により、水面反射波や入浴者反射波の検出に誤りを生じないように、残響の消滅を待つための時間である。したがって、この時間間隔は、この目的の範囲内において変更することができる。
また、図4(3)は、図4(2)の反射波に基づいてエンベロープ波形生成部4から出力されるエンベロープ波形の例である。図4(3)において、超音波の発信を開始してから水面反射波の先頭を受信するまでの時間T1から、センサ部8と浴槽水面との距離Lwが、Lw=v・T1/2 により求まる。ここに、vは、超音波が空気中を伝播する速度である。
なお、水面反射波の振幅は、浴槽水面上部にある空気の温度勾配に起因して変動するが、この変動は反射波の到達時間T1及びT2にはわずかしか影響せず、したがってΔLの計測結果にはほとんど影響しないため、水面反射波の振幅変動があっても、入浴者の沈水を正しく検出することができる。
(1)ユーザが本浴室監視装置の電源を投入すると、制御判定処理部6の処理部63は、エンベロープ波形データ記憶手段632及び状態番号記憶手段635の記憶内容を消去して全て0に初期化する(S101)。
(2)エンベロープ波形データ取得手段631は、反射波形を平均化して雑音を緩和すべく、エンベロープ波形データを5回取得し、これらを加算したデータ(以下、「エンベロープ波形加算データ」と称する。)をエンベロープ波形データ記憶手段632に記憶する(S102)。
(4)状態判断手段634は、距離測定手段633が算出した距離ΔLに基づき、入浴者が沈水していないか否かを判断し(S104)、沈水していないと判断した場合には(S104、No)、S102に戻って上記の動作を繰り返す。これにより、入浴者の沈水を判断するための動作(以下、「監視動作」と称する。)が1回分終了し、次の監視動作が開始される。一方、沈水したと判断した場合には(S104、Yes)、警報出力部7により警報を発する(S105)。
(1)エンベロープ波形データ取得手段631は、入出力インタフェース61を介して、バースト信号発生部1に、超音波の発生開始を指示するトリガ信号を送信する(S201)。バースト信号発生部1は、トリガ信号を受信すると、一定時間継続する超音波を発生するための高周波信号をトランスミッタ部2に送り(S202)、トランスミッタ部2は、その高周波信号を超音波に変換して、その超音波を浴槽10に向けて発信する(S203)。
(3)エンベロープ波形取得手段631は、タイマ62により、ステップS201のトリガ信号の送信から3msの待機時間が経過するまで待機し(S206、No)、3msが経過したら(S206、Yes)、AD変換部5に動作開始命令を送って、エンベロープ波形の波形データ(エンベロープ波形データ)を取得する(S207)。ここで、3msの待機時間を設けているのは、センサ部8から約50cm程度の範囲に存在する物体からの反射をマスクして、後述する距離測定手段633及び状態判断手段634での誤動作を防止するとともに、エンベロープ波形データの数を減らして、処理部63における処理時間を短縮するためである。
(5)エンベロープ波形データ取得手段631は、エンベロープ波形データを5回加算したか否かを判定し(S209)、5回加算していれば(S209、Yes)、図5のステップS103に処理を移す。一方、まだ5回加算していない場合には(S209、No)、休止状態に入る。この休止状態は、ステップS201におけるトリガ信号の送信から200ms後に、タイマ62が処理部63に割り込み信号を送信することにより、処理部63がエンベロープ波形データ取得手段631の処理を開始することで解除される。これにより、エンベロープ波形データ処理手段631は、ステップS201から処理を再開し、トランスミッタ部2により新たに超音波を発信して、再びエンベロープ波形データを取得する。
(1)距離測定手段633は、エンベロープ波形データ記憶手段632からエンベロープ波形加算データを読み出す(S301)。ここで、エンベロープ波形加算データの各データ値をXi(1≦i≦max)とする。maxは、エンベロープ波形加算データの数であり、エンベロープ波形データの数と同一である。
(2)距離測定手段633は、エンベロープ波形加算データXi(1≦i≦max)から、予め定めた閾値D以上の値を持つデータを抽出し(S302)、それらのデータを、それぞれサフィックスiの値が連続するデータごとにまとめてデータ集合とする(S303)。
このため、状態判断手段634は、現在の浴槽内の状態を判断するに際し、それまでの浴槽内の状態(入浴者がいたか、いなかったか)も考慮する必要がある。すなわち、状態判断手段634は、一回前の監視動作における浴槽内の状態に基づいて、現在の監視動作における浴槽内の状態を判断する必要がある。
状態判断手段634は、上述のように、一回前の監視動作における浴槽内の状態に基づいて、現在の監視動作における浴槽内の状態を判断すべく、浴槽内の状態を表す状態番号を用いる。この状態番号は、例えば、状態番号0を「入浴者がいない状態」、状態番号1を「入浴者が浴槽内に進入して入浴状態となるまでの経過状態、又は、入浴者が浴槽内で立ち上がる動作を開始したのち浴槽から出て行くまでの経過状態」(以下、「経過状態」と称する。)、状態番号2を「入浴者が正常に入浴している状態」、及び状態番号3を「入浴者が浴槽内で沈水した状態」、のように定義する。
(2)状態判断手段634は、決定した状態番号が0〜2の範囲であるか否かを判断し(S403)、状態番号が0〜2である場合には(S403、Yes)、その状態番号を状態番号記憶手段635に記憶し(S404)、エンベロープ波形データ記憶手段632の記憶内容を0にリセットした後(S405)、休止状態に入る。
(3)一方、ステップS402で決定した状態番号が3(入浴者が浴槽内で沈水した状態)であった場合には(S403、No)、図5のステップS105に移って、警報出力部7により警報を発する。
(状態S0)
状態番号が0、すなわち入浴者がいない状態である。
上述したように、ユーザが本浴室監視装置の電源を投入すると、図5のステップS101により、状態番号記憶手段635の記憶内容は0に初期化される。すなわち、この状態S0が、初期状態となる。
状態番号が1、すなわち経過状態(入浴者が浴槽内に進入して入浴状態となるまでの経過状態、又は、入浴者が浴槽内で立ち上がる動作を開始したのち浴槽から出て行くまでの経過状態)である。
この状態S1において、ΔLが予め定めた距離L2より短くなると、状態判断手段634は、状態番号記憶手段635に記憶されている状態番号を2(入浴者が正常に入浴している状態)に書き換え、認識状態は、状態S1から状態S2に遷移する。
また、状態S1において、ΔLが0(水面反射のみ)になると、状態判断手段634は、状態番号記憶手段635に記憶されている状態番号を0(入浴者がいない状態)に書き換え、認識状態は、状態S1から状態S0に遷移する。
状態番号が2、すなわち入浴者が正常に入浴している状態である。
この状態S2において、ΔLが、予め定めた距離L3より短くなると、状態判断手段634は、状態番号記憶手段635に記憶されている状態番号を3(入浴者が浴槽内で沈水した状態)に書き換え、認識状態は、状態S2から状態S3に遷移する。
また、この状態S2において、ΔLが距離L1より長くなると、状態判断手段634は、状態番号記憶手段635に記憶されている状態番号を1(経過状態)に書き換え、認識状態は、状態S2から状態S1に遷移する。
状態番号が3、すなわち入浴者が浴槽内で沈水した状態である。状態判断手段634は、図5のステップS105により、警報出力部7により警報を発する。
この状態S3の場合は、いずれの状態にも遷移せず、警報出力部7により警報を発し続ける。ただし、ユーザが、本浴室監視装置の電源を一旦切断して再投入すると、状態S0に復帰する。なお、制御判定処理部6にリセットスイッチを設け、ユーザがリセットスイッチを押下することにより、警報の停止と状態番号記憶手段635の初期化を行って、状態S0に復帰する構成としてもよい。
本浴室監視装置の変形例として、例えば、入浴者の身体上端部と浴槽水面とが近接し、水面反射が識別できないときには、直近に受信した水面反射に基づいて、すなわち、直近の監視動作で測定した距離Lwを用いて、浴槽水面と入浴者の身体上端部との間の距離ΔLを、ΔL=Lw−Lh により求めるものとすることができる。
本変形例によれば、現在受信している水面反射波が入浴者反射波と重なり合って識別できない場合でも、直近に受信した水面反射波を用いて距離ΔLを算出し、入浴者の沈水を判断することができる。
Claims (7)
- 入浴者の異常を検知して警報を発する浴室監視装置であって、
予め定めた時間だけ継続する超音波を浴槽に向けて発信する超音波発信手段と、
前記超音波発信手段が発信した超音波が物体に反射することにより生ずる反射波を受信する超音波受信手段と、
前記超音波受信手段が受信した前記反射波に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出する距離測定手段と、
前記距離測定手段が算出した浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離に基づいて、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断する状態判断手段と、
を有することを特徴とする浴室監視装置。 - 請求項1に記載された浴室監視装置において、
前記状態判断手段は、前記距離測定手段が算出した浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離が、予め定めた距離未満であるときに、入浴者が沈水状態にあると判断することを特徴とする浴室監視装置。 - 請求項1又は2に記載された浴室監視装置において、
前記反射波に基づき前記反射波の包絡線波形を生成する包絡線波形生成手段を有し、
前記距離測定手段は、前記超音波受信手段が受信した前記反射波に基づいて生成される前記包絡線波形に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出することを特徴とする浴室監視装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載された浴室監視装置において、
浴槽内における入浴者の状態を表す情報を記憶するための状態情報記憶手段を有し、
前記状態判断手段は、前記距離測定手段が算出した浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離、及び、前記状態情報記憶手段が記憶している入浴者の状態を表す前記情報に基づいて、入浴者が浴槽内にいるか否かを判断し、浴槽内に入浴者がいることを条件に、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断することを特徴とする浴室監視装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載された浴室監視装置において、
前記距離測定手段は、前記超音波受信手段が受信した浴槽の水面からの反射波及び入浴者の身体上端部からの反射に基づいて、浴槽の水面から入浴者の身体上端部までの距離を算出し、浴槽の水面からの反射が識別できないときは、直近に受信した浴槽の水面からの反射波、及び、現在受信している入浴者の身体上端部からの反射波に基づいて、浴槽の水面から入浴者の身体上端部までの距離を算出することを特徴とする浴室監視装置。 - 入浴者の異常を検知して警報を発する浴室監視装置における浴室監視方法であって、
予め定めた時間だけ継続する超音波を浴槽に向けて発信する工程と、
前記発信した超音波が物体に反射することにより生ずる反射波を受信する工程と、
前記受信した反射波に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出する工程と、
前記算出した距離に基づいて、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断する工程と、
を有することを特徴とする浴室監視方法。 - 浴室監視装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記浴室監視装置のコンピュータを、
浴槽に向けて予め定めた時間だけ継続するように超音波の発信を制御する手段と、
前記発信した超音波が物体に反射することにより生ずる反射波の受信を制御する手段と、
前記受信した反射波に基づいて、浴槽の水面と入浴者の身体上端部との間の距離を算出する距離測定手段と、
前記距離測定手段が算出した前記距離に基づいて、浴槽内の入浴者の沈水状態を判断する状態判断手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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