JP5488108B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置に関するものである。
従来では、被記録媒体において、何らかの原因によってカールが生じた場合の対策として、被記録媒体の両側部に薄い樹脂シートからなる押さえ部材を設け、押さえ部材とプラテンの媒体支持面との間に形成された隙間に被記録媒体を挿入することにより、カールに起因する不具合を回避する技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の記録装置では、被記録媒体を負圧吸引することで媒体支持部(プラテン)に吸着保持させる方式を採ることが多いが、被記録媒体の幅は複数種存在するため、用いる被記録媒体の幅に応じて押さえ部材を移動させる必要がある。例えば幅が狭い被記録媒体を用いると、押さえ部材を挟んだ被記録媒体の逆側に位置する吸引部が露出して開放された状態になるため、吸引力が低下するという問題が生じる。
このような問題を解決するための方策の一つとして、特許文献2には、被記録媒体の位置に応じて吸引部の開閉を調整するシャッタを有する開閉装置が記載されている。
特開平8−197799号公報 特開2002−205855号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
プラテンの吸引部全体に亙って吸引部を開閉するシャッタが必要になるため、装置が大型化するという問題が生じるとともに、互いにシャッタと吸引部との間に隙間が存在すると吸引力が低下するため、シャッタ及び吸引部の対向面はいずれも高い平坦度が必要になり、コスト増を招くという問題が生じる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、装置の大型化及びコスト増を抑制できる記録装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明の記録装置は、媒体支持面で被記録媒体を支持する媒体支持部を有する記録装置であって、前記媒体支持面に設けられた吸引孔を介して吸引を行う吸引装置と、前記被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において前記被記録媒体を覆って保持する保持部材と、軟弾性材で形成されるとともに前記被記録媒体の幅及び前記保持部材の位置に応じて移動可能に設けられ、前記保持部材よりも前記搬送方向と略直交する方向の外側に位置する前記吸引孔を覆うカバー部材と、前記カバー部材を前記搬送方向と略直交する方向の外側に向けて巻き取る巻き取り装置と、を備えることを特徴とするものである。
本発明の記録装置は、媒体支持面で被記録媒体を支持する媒体支持部を有する記録装置であって、前記媒体支持面に設けられた吸引孔を介して吸引を行う吸引装置と、前記被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において前記被記録媒体を覆って保持する保持部材と、軟弾性材で形成されるとともに前記被記録媒体の幅及び前記保持部材の位置に応じて移動可能に設けられ、前記保持部材よりも前記搬送方向と略直交する方向の外側に位置する前記吸引孔を覆うカバー部材と、を備えることを特徴とするものである。

従って、本発明の記録装置では、吸引孔を介して吸引装置が吸引することにより、被記録媒体を媒体支持面に吸着保持できるとともに、保持部材により被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において被記録媒体を覆って保持することができる。そして、本発明では、カバー部材が媒体支持面に設けられた吸引孔全体ではなく、上記被記録媒体及び保持部材で覆われていない保持部材よりも搬送方向と略直交する方向の外側に位置する吸引孔を覆うため、装置の大型化及びこれに伴うコスト増を招くことなく吸引力の低下を防止できる。また、本発明では、カバー部材が軟弾性材で形成されており、吸引により媒体支持面に倣わせて密着させることができるため、高い平坦度を保持させることなく吸引力の低下を効果的に抑制することができ、コスト増の防止に寄与できる。
また、上記の記録装置においては、前記カバー部材を前記搬送方向と略直交する方向の外側に向けて巻き取る巻き取り装置を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、カバー部材の余長部分が弛んで媒体支持面から突出して、記録ヘッド等に接触することを防止できる。
また、上記の記録装置においては、前記巻き取り装置で巻き取った前記カバー部材の巻き戻りを規制する規制装置を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、巻き戻ったカバー部材が弛んで媒体支持面から突出して、記録ヘッド等に接触することを防止できる。
また、上記の記録装置においては、前記吸引装置の吸引動作の後に、前記巻き取り装置の巻き取り動作を開始させるように、前記吸引装置及び前記巻き取り装置の動作を制御する制御装置を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、吸引孔を覆う位置にあるカバー部材が巻き取られて吸引孔が開放されることを防止できる。
この場合、前記制御装置は、前記吸引動作時の吸引力よりも小さな力で前記巻き取り動作を行わせることが好ましい。
また、上記の記録装置における前記巻き取り装置としては、前記媒体支持部よりも前記搬送方向と略直交する方向の外側で、且つ前記媒体支持面よりも下方の位置に設けられる構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、巻き取り装置が媒体支持面から突出して記録ヘッド等に接触することを防止できる。
また、上記の記録装置においては、前記カバー部材の先端が、前記保持部材に接続されている構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、被記録媒体の幅に応じて保持部材の位置を調整することにより、カバー部材の位置も同時に調整することができ、調整作業を効率的に行うことができる。
本発明に係るプリンターの全体の概略を示す側面図。 本発明に係るカール押さえ手段の概略を示す平面図。 (A)(B)は本発明のカール押さえ手段の作用を示す正面断面図。
以下、本発明の記録装置及び記録方法の実施の形態を、図1ないし図3を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図1に示すのは、本発明に係る「記録装置」の一例として示される「液体噴射装置」としてのインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の全体の概略を示す側面図である。また、図2に示すのは、本発明に係るカール押さえ手段の概略を示す平面図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式噴射装置や、複写機及びファクシミリ等の記録装置に用いられ、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させて記録する記録装置に含まれるものである。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
図1および図2に示す如く、プリンター1は、給送部10と、記録部20と、排出部40とを備えている。このうち、給送部10は、被噴射媒体および被記録媒体の一例であるロール紙Rを記録部20へ給送することができるように設けられている。
具体的には、ロール媒体ホルダ11を有し、ロール媒体ホルダ11がロール状のロール紙Rを保持している。そして、ロール状のロール紙Rを回動させることにより、送り方向下流側(搬送方向;Y軸の矢印方向)の記録部20へ第1ローラ12を介してロール状態を解いた状態のロール紙Rを給送することができるように構成されている。
尚、本実施形態では、被記録媒体の一例としてロール紙Rを挙げて説明するが、単票紙やフィルム材でもよいのは勿論である。
また、記録部20は、給送部10から送られたロール紙Rに対して液体(流体)の一例であるインクを吐出して記録を実行することができるように設けられている。
具体的には、媒体支持部であるプラテン24と、キャリッジ21と、記録ヘッド22と、カール押さえ手段30、カバー装置90とを有している。このうち、プラテン24は、支持面(媒体支持面面)24aにおいてロール紙Rを裏面から支持することができるように設けられている。
また、キャリッジ21は、プラテン24と対向し、図示しない第1ガイド軸に案内されながら、図示しないキャリッジモーターの動力によって、ロール紙Rの送り方向Yに移動することができるように設けられている。
尚、図1に示すのは、プラテン24より送り方向上流側へ退避した状態である。キャリッジ21がプラテン24より上流側へ移動可能に設けられているのは、後述するカール押さえ部材31の取り付け・取り外しおよび幅方向Xへの移動をオペレーターが容易に行うことができるようにするためである。
記録ヘッド22は、キャリッジ21に設けられ、送り方向Yにおいてキャリッジ21と一体に移動することができるように設けられている。さらに、記録ヘッド22は、ロール紙Rの幅方向であるX方向において、キャリッジ21に対して相対的に移動することができるように構成されている。具体的には、図示しない第2ガイド軸に案内されながら、図示しない記録ヘッドモーターの動力によって、幅方向Xに移動することができるように設けられている。即ち、記録ヘッド22は、プラテン24と対向する範囲において、送り方向Yおよび幅方向Xへ2次元で移動することができるように構成されている。そして、記録ヘッド22におけるプラテン24と対向する面に設けられたノズル列23からインクを吐出することにより、ロール紙Rに対する記録処理を実行することができる。
またさらに、プラテン24には、吸引手段(吸引装置)28、圧力室27、複数の吸引孔26、26…および加熱手段25が設けられている。このうち、吸引手段28は、圧力室27の内部の空気を吸引して負圧にすることができるように設けられている。具体的には、一例である軸流ファン29を有し、軸流ファン29が圧力室27の内部の空気を吸引するように構成されている。
また、圧力室27は、プラテン24におけるロール紙Rを支持する側である鉛直方向上方(Z軸の矢印方向)に設けられた複数の吸引孔26、26…と繋がっている。従って、吸引手段28の吸引により、複数の吸引孔26、26…を介してプラテン24の支持面24a上方の空気を吸引することができる。
尚、本実施形態では、吸引孔26、26…をプラテン24の全領域に設けたが、少なくとも、ロール紙Rの両側縁部R1、R1および一対のカール押さえ部材31A、31Bと対向する範囲に設ければよい。
また、加熱手段25は、プラテン24上のロール紙Rを加熱することができるように設けられている。記録実行に伴い、ロール紙Rの表面に着弾したインクの乾燥を促進するためである。具体的には、一例であるニクロム線25aを有している。ニクロム線25aは、プラテン24全領域の内部に、プラテン24の上面から一定の距離となるように配設されている。そして、通電されることにより、ニクロム線25a自体が発熱し、プラテン24を介して接触しているプラテン24上のロール紙Rの裏面へ熱を伝導することができる。
ここで、ニクロム線25aは、プラテン24の全領域に設けられているので、プラテン24の全領域において発熱することができる。そして、プラテン24上は、凹凸のない滑らかな面となっているので、プラテン24の上面は、ロール紙Rと均一に接触することができる。また、ニクロム線25aからプラテン24の上面までの距離は一定である。従って、プラテン24上のロール紙Rに対して熱を均一に伝導することができる。即ち、ロール紙Rを均一に温めることができる。
その結果、ロール紙Rの同じ箇所にインクを重ねて吐出する所謂、重ね打ちを実行してもインクが濁ったり、滲んだりする虞がない。即ち、重ねてインクを吐出するときまでに、前に吐出したインクを既に乾燥させておくことができるので、重ね打ちを実行してもインクが濁ったり、滲んだりする虞がない。また、記録時にロール紙Rに着弾したインクをすぐに乾燥させることができるので、後述する排出部40において巻き取られても、ロール紙Rの表面のインクが先行するロール紙Rの裏面に付着する虞がない。
カール押さえ手段30は、ロール紙Rの幅方向の側縁部R1を押さえて保持することにより、ロール紙Rの側端R1がカールしてプラテン24から離間する力である所謂、浮き上がり力に対抗する。そして、ロール紙Rの側端R1の浮き上がりを防止するように構成されている。具体的には、カール押さえ手段30は、プラテン24と、可撓性素材で一例としてフィルム状に形成された一対のカール押さえ部材(保持部材)31A、31Bと、複数の吸引孔26、26…と、吸引手段28とから構成されている。
詳しくは、後述するようにロール紙Rの側縁部R1において、プラテン24と、カール押さえ部材31A、31Bと、ロール紙Rとによって密閉空間A(図3(A)参照)が構成される。そして、吸引孔26、26…を介して吸引手段28が該密閉空間Aの内部の空気を吸引することにより、カール押さえ部材31A、31Bがロール紙Rの側縁部R1を上から押さえ付けて保持するように作用する。
本実施形態では、カール押さえ部材31A、31Bは、柔軟性および可撓性を有した軟弾性材からなる帯状の薄いフィルム状に形成されている。ヤング率は10000MPa(メガパスカル)以下であり、厚みは0.5mm以下である。素材は、例えば「ポリイミド、シリコンゴム」等が挙げられる。
図3は、図2におけるA−A線視断面図である。
この図に示すように、各カール押さえ部材31、31は、プラテン24上にロール紙Rとは間隔をあけて配置されるベース部51と、ベース部51上に設けられベース部51から支持面24a上に延出してロール紙Rの側縁部R1を被覆し、支持面24aとの間でロール紙Rを保持する保持部52とを有している。
本実施形態では、カール押さえ部材31Aについては固定状態で用いられ、ロール紙Rの一方の側縁部R1を保持する。そして、カール押さえ部材31Bについては複数種類の幅のロール紙Rに応じてX方向に移動させ、ロール紙Rの他方の側縁部R1を保持する。
プラテン24より搬送方向上流側(−Y側)には、第1カール押さえ取り付け部35が配設されている。そして、第1カール押さえ取り付け部35は、プリンター1の基体部2に対して搬送であるY方向へ変位可能に設けられている。また、基体部2に対してY方向に変位可能なばね係合部34が設けられている。そして、引張り手段32の一例である複数の引っ張りばね32a、32aの一端がばね係合部34と係合している。
また、引っ張りばね32a、32aの他端は、第1カール押さえ取り付け部35と係合している。またさらに、ばね係合部34は、ばね力切替えレバー33を揺動することによりばね力切替えレバー33と一体に設けられた図示しないカムの作用を受けてY方向に変位するように構成されている。そして、ばね係合部34は、第1カール押さえ取り付け部35を搬送方向上流側へ引っ張ることができるように設けられている。
一方、プラテン24より搬送方向下流側(+Y側)には、第2カール押さえ取り付け部36が配設されている。そして、第2カール押さえ取り付け部36は、プリンター1の基体部2に固定されている。
一対のカール押さえ部材31A、31Bの一端は、固定用ピン37および固定用補助部材38…によって、第1カール押さえ取り付け部35に取り付けられている。具体的には、カール押さえ部材31A、31Bの一端は、第1カール押さえ取り付け部35において幅方向Xへ延設された第1長穴部35aに、固定用ピン37…が嵌合することにより固定される。
一方、一対のカール押さえ部材31A、31Bの他端は、前記一端と同様に固定用ピン37および固定用補助部材38によって、第2カール押さえ取り付け部36に取り付けられている。具体的には、第2カール押さえ取り付け部36において幅方向Xへ延設された第2長穴部36aに、固定用ピン37が嵌合することにより、カール押さえ部材31A、31Bの他端は固定される。
一対のカール押さえ部材31A、31Bの一端および他端は、鉛直方向であるZ方向においてプラテン24の支持面24aより少し下がった位置で固定されている。従って、一対のカール押さえ部材31A、31Bは、自重によってロール紙Rの側縁部R1を上方から軽く押さえることができる。その結果、カール押さえ部材31A、31Bは、後述するように密閉空間A(図3(A)参照)の輪郭を隙間無く構成することができる。即ち、密閉空間Aは、隙間無く閉じた空間に形成される。
尚、カール押さえ部材31A、31Bの一端および他端の鉛直方向Zにおける位置は、プラテン24の上面と同じ位置または該上面より下がった位置であることが望ましい。後述する密閉空間Aを構成しやすくなるからである。
一対のカール押さえ部材31A、31Bの前記一端は、引張り手段32によって搬送方向上流側へ引っ張られている。
ここで、一対のカール押さえ部材31A、31Bの前記一端および他端は、前述したように、プラテン24の上面より少し下がった位置であるため、一対のカール押さえ部材31A、31Bに下方へ押さえる力を作用させることができる。そして、一対のカール押さえ部材31A、31Bは、ロール紙Rの側縁部R1を上方からより強く押さえることができる。
尚、一対のカール押さえ部材31A、31Bの前記他端が搬送方向下流側へ引っ張られる構成でもよいのは勿論であり、その結果、後述するように密閉空間Aの輪郭をより確実に隙間無く構成することができる。また、一対のカール押さえ部材31A、31Bが弛む虞をなくすことができるため、一対のカール押さえ部材31A、31BのY方向における中間部分が上方へ変位することを抑制できる。その結果、一対のカール押さえ部材31A、31Bが、移動する記録ヘッド22と接触する虞を殆ど無にすることができる。そして、該接触により記録ヘッド22が破損する虞を殆ど無にすることができる。ここで、カール押さえ部材31A、31Bは、前述したように可撓性素材で形成されているので、仮に記録ヘッド22と接触した場合であっても、記録ヘッド22が破損する可能性は極めて小さい。
カバー装置90は、カール押さえ部材31Bよりも−X側(外側)に位置する吸引孔26を覆うものであって、カバー部材91と、このカバー部材91が送り出し・巻き取り自在に巻回されたロール装置(巻き取り装置)92とを主体に構成されている。
カバー部材91は、カール押さえ部材31A、31Bと同様の軟弾性材で形成されており、図2に示すように、Y方向について、支持面24aに形成された吸引孔26を一括して覆うことが可能な長さ(プラテン24とほぼ同じ長さ)を有している。また、カバー部材91の+X側先端は、カール押さえ部材31B(ベース部51)の−X側の端縁に一体的に接続されている。
ロール装置92は、図2及び図3に示すように、プラテン24よりも−X方向の外側で、且つ支持面24aよりも下方の位置に設けられている。また、ロール装置92は、例えば締結ネジ部材、ラチェット装置、一方向クラッチ装置等からなり、図3中で時計回り方向に回転して巻き取ったカバー部材91の逆方向への巻き戻りを規制する規制装置が設けられている。ロール装置92によるカバー部材91の巻き取り動作は、図示しない制御装置によって制御されたモータ等の回転駆動装置を介して行われる。制御装置は、吸引手段28による吸引動作と、ロール装置92による巻き取りの動作とを同期させるように制御する(同期制御については後述)。
記録部20において記録されたロール紙Rは、プラテン24より送り方向下流側に設けられた第2ローラ13を介して排出部40へ送られる。
排出部40は、巻き取りローラ41を有し、記録部20から送られたロール紙Rを巻き取ることができるように構成されている。そして、巻き取ったロール状のロール紙Rは、プリンター1から排出することが可能に設けられている。
制御装置は、上述したキャリッジ21、記録ヘッド22の駆動やロール紙Rの搬送、吸引手段28、加熱手段25、ロール装置92の駆動・動作等を統括的に制御する。
続いて、カール押さえ手段30の作用について説明する。
図3(A)(B)に示すのは、本発明のカール押さえ手段の作用を示す概略正面断面図である。このうち、図3(A)はカール押さえ部材をロール紙の側縁部に乗せたときに、密閉空間が形成された様子を示す図である。一方、図3(B)は吸引手段によって密閉空間が略消滅し、ロール紙の側端の浮き上がりが無くなった様子を示す図である。
図3(A)に示すように、ロール紙Rがプラテン24上に送られた状態で、オペレーターが一対のカール押さえ部材31A、31Bの位置を、ロール紙Rの幅方向Xにおいて、ロール紙Rの側縁部R1と対向する位置に合わせる。具体的には、固定用ピン37…を緩め、第1カール押さえ取り付け部35の第1長穴部35a内および第2カール押さえ取り付け部36の第2長穴部36a内を幅方向Xへ移動させる。そして、カール押さえ部材31Bがロール紙Rの側端R1の上に乗るように配置する。このとき、カール押さえ部材31A、31Bの中、ベース部51はロール紙Rと離間し、保持部52はロール紙Rの側縁部R1を覆うように配置する。その後、固定用ピン37…を締めて固定する。
なお、本実施形態では、上述したように、基準となるカール押さえ部材31Aについては固定状態で用いられるため、カール押さえ部材31Bについてのみ、X方向の位置調整を行う。また、上記のカール押さえ部材31Bの位置調整を行う際には、吸引手段28による吸引を停止させておく。
このとき、ロール紙Rの側縁部R1は、加熱手段25により加熱され、カールする傾向にある。従って、側端R1は、上方へ浮き上がるようにカールする。
そこで、一対のカール押さえ部材31A、31Bの保持部52をロール紙Rの側縁部R1に乗せて、プラテン24、ロール紙Rの側端R1近傍および保持部52によって送り方向Yから視て三角形の密閉空間Aを構成する。
即ち、プラテン24を底辺、ロール紙Rの側縁部R1近傍を一の斜辺、保持部52を他の斜辺とした閉じられた三角形の密閉空間Aである。
ここで、前述したように、一対のカール押さえ部材31A、31Bには、下方へ押さえる力が多少なりとも作用しているので、一対のカール押さえ部材31A、31Bの一の側端E1をプラテン24と少なくとも線接触させることができる。同様に、一対のカール押さえ部材31A、31Bの他の側端E2側の面をロール紙Rの側縁部R1と少なくとも線接触させることができる。
また、上述したカール押さえ部材31Bの位置を調整する際には、図3(A)に示すように、カール押さえ部材31Bの端縁に接続されたカバー部材91をロール装置92から引き出して、カール押さえ部材31Bよりも−X側に位置する吸引孔26を覆う。
具体的な手順としては、まず、ロール装置92の規制装置を解除して、カバー部材91を引出可能にする。
次いで、カール押さえ部材31Bの位置に応じてカバー部材91を引き出しつつ、カール押さえ部材31Bをロール紙Rの側縁部R1を覆う支持面24a上の位置に載置するとともに、カール押さえ部材31BよりもX方向の外側に位置する吸引孔26を、引き出したカバー部材91で被覆する。
そして、ロール紙R、カール押さえ部材31B及びカバー部材91が支持面24a上の所定位置に載置されると、制御装置は、吸引手段28を作動させて、吸引孔26からの負圧吸引を行わせる。複数の吸引孔26、26…は、プラテン24上の領域において、少なくともロール紙Rの側縁部R1、R1およびカール押さえ部材31A、31Bと対向する領域に設けられている。従って、吸引手段28は、密閉空間Aの空気を、吸引孔26、26…を介して吸引することができる。
図3(B)に示すように、吸引孔26、26…を介して密閉空間Aの空気が吸引されると、密閉空間Aの内部が負圧となる。従って、ロール紙Rの両側側縁部R1、R1、一対のカール押さえ部材31A、31B及びカバー部材91は、プラテン24の支持面24aに密に接触した状態となる。即ち、ロール紙Rは、側縁部R1も含めてプラテン24の支持面24aに吸着保持された状態となる(保持工程)。
ここで、カバー部材91は、軟弾性材で形成されているため、吸引孔26からの吸引力で引っ張られ、支持面24a及び吸引孔26の表面形状に倣うため、支持面24aとの間に隙間を形成することなく支持面24aに密着し被覆する。これにより、吸引手段28による吸引力は、カール押さえ部材31BよりもX方向の外側に位置する吸引孔26から損失することなくロール紙R、カール押さえ部材31Bに作用し、これらを安定して支持面24aに吸着保持することができる。
ロール紙R、カール押さえ部材31B及びカバー部材91が支持面24aに吸着保持されると、制御装置は、カバー部材91に弛みが生じていて支持面24aよりも突出した状態となることを回避すべく、吸引手段28による吸引動作の後に、ロール装置92によるカバー部材91の巻き取りを実施する。
このとき、制御装置は吸引手段28による吸引動作時の吸引力よりも小さな力で巻き取り動作を行わせることで、カバー部材91に対する巻き取り力により、吸引力に抗してカール押さえ部材31B及びカバー部材91が移動してしまい、被覆されていた吸引孔26の一部が開放されてしまうことを防止できる。
上記のロール紙Rを下方へ「押さえる力」は、「吸引力」と「空間表面積」との積となる。ここで、「吸引力」とは、吸引手段28が吸引孔26、26…を介して吸引する圧力をいう。また、「空間表面積」とは、密閉空間Aの空気がカール押さえ部材31およびロール紙Rの側縁部R1近傍と接触する面積をいう。
従って、カール押さえ部材31及びカバー部材91を有さない構成と比較して、大きな力でロール紙Rの側端R1を押さえることができる。その結果、ロール紙Rの浮き上がり力に十分に対抗することができ、ロール紙Rの両側側縁部R1、R1を、プラテン24に密に接触させることができる。即ち、結果的に浮き上がりを防止することができる。
ここで、仮に、ロール紙Rの両側側縁部R1、R1の浮き上がり力が徐々に強くなり、一対のカール押さえ部材31A、31Bを上方へ押し上げるように作用した場合、再び、密閉空間Aが大きく形成されようとするが、負圧が非常に強く作用する。従って、一度、図3(B)のように密閉空間Aが消滅した後は、吸引手段28がOFFにならない限り、ロール紙Rの両側側縁部R1、R1が浮き上がる虞は殆どない。
このように、本実施形態では、カール押さえ部材31BのX方向外側に位置する吸引孔26をカバー部材91で被覆するため、ロール紙Rの幅に応じてカール押さえ部材31Bを移動させた場合でも、当該吸引孔26を介して吸引力が低下することを防止できる。また、本実施形態では、カバー部材91の大きさが、上記カール押さえ部材31Bよりも外側に位置する吸引孔26を被覆可能であればよく、装置の大型化を抑制できる。さらに、本実施形態では、カバー部材91が軟弾性材で形成されているため、吸引により支持面24a及び吸引孔26の表面形状に倣うことができ、高い平坦度を有することなく吸引孔26を閉塞できるため、コスト増も抑制することが可能である。
また、本実施形態では、ロール装置92によって、カバー部材91を巻き取ることで、弛んだカバー部材91が支持面24aよりも突出して記録ヘッド22に接触する等の事態を未然に回避することができる。加えて、本実施形態では、ロール装置92によって巻き取ったカバー部材91の巻き戻りを規制装置により規制しているため、巻き戻ったカバー部材91が弛んで支持面24aよりも突出して記録ヘッド22に接触する等の事態も未然に回避することができる。さらに、本実施形態では、ロール装置92が支持面24aよりも下方に配置されているため、ロール装置92が記録ヘッド22に接触する等の事態についても未然に回避することができる。
さらに、本実施形態では、上述したカバー部材91の巻き取り動作を、吸引手段28による吸引動作と同期させ、吸引動作の後に巻き取り動作と動作を開始させているため、カバー部材91の移動で吸引孔26が開放されることなくカバー部材91の弛みを除去することが可能になる。特に、本実施形態では、吸引動作時の吸引力よりも小さな力で巻き取り動作を行わせているため、閉塞されていた吸引孔26が開放されてしまい吸引力が低下する等の不都合が生じることを回避できる。
また、本実施形態では、カバー部材91の先端をカール押さえ部材31Bに一体的に接続しているため、カール押さえ部材31Bの位置調整と、カバー部材91の位置調整を同時に行うことができ、作業効率を向上させることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、カバー部材91の先端部をカール押さえ部材31Bに一体的に接続する構成としたが、これに限定されるものではなく、カバー部材91とカール押さえ部材31Bとを分離させて設ける構成であってもよい。
この場合、カール押さえ部材31Bの位置を調整した後に、カバー部材91をロール装置92から引き出して、カール押さえ部材31Bよりも外側に位置する吸引孔26を被覆すればよい。
また、上記実施形態では、カール押さえ部材31Aを固定状態としてカール押さえ部材31Bの位置を調整する構成を採ったことによって、カバー部材91でカール押さえ部材31Bよりも外側に位置する吸引孔26を被覆する構成を例示したが、例えばカール押さえ部材31Bを固定状態としてカール押さえ部材31Aの位置をロール紙Rの幅に応じて移動させる構成としてもよく、この場合、カバー部材91はカール押さえ部材31Aに接続する構成とすればよい。
また、カール押さえ部材31A、31Bの双方の位置を調整する構成としてもよく、この場合、カール押さえ部材31A、31Bの外側のそれぞれにカバー装置90を設ける構成とすればよい。
としてもよい。
また、上記実施形態では、カール押さえ部材31A、31Bの設置をオペレータが行うものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば各カール押さえ部材31A、31BについてX方向及びZ軸周り方向に駆動するアクチュエータをそれぞれ設け、ロール紙Rの幅に応じて制御装置が各アクチュエータの駆動を制御することにより、カール押さえ部材31A、31Bの設置及び位置調整を自動的に行うことにより、生産性の向上に寄与できる。
また、上記実施形態では、ロール装置92を回転させることでカバー部材91を巻き取って、カバー部材91の弛みを除去する構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、カール押さえ部材31A、31Bに対する引張り手段32と同様の引張り手段を設けてカバー部材91を引張り、弛みを除去する構成としてもよい。
1…インクジェットプリンター(記録装置)、 24…プラテン(媒体支持部)、 24a…支持面(媒体支持面)、 26…吸引孔、 28…吸引手段(吸引装置)、 31A、31B…カール押さえ部材(保持部材)、 91…カバー部材、 92…ロール装置(巻き取り装置)、 R…ロール紙(被記録媒体)、 R1…側縁部

Claims (5)

  1. 媒体支持面で被記録媒体を支持する媒体支持部を有する記録装置であって、
    前記媒体支持面に設けられた吸引孔を介して吸引を行う吸引装置と、
    前記被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において前記被記録媒体を覆って保持する保持部材と、
    軟弾性材で形成されるとともに前記被記録媒体の幅及び前記保持部材の位置に応じて移動可能に設けられ、前記保持部材よりも前記搬送方向と略直交する方向の外側に位置する前記吸引孔を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材を前記搬送方向と略直交する方向の外側に向けて巻き取る巻き取り装置と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項記載の記録装置において、
    前記巻き取り装置で巻き取った前記カバー部材の巻き戻りを規制する規制装置を有することを特徴とする記録装置。
  3. 請求項記載の記録装置において、
    前記吸引装置の吸引動作の後に、前記巻き取り装置の巻き取り動作を開始させるように、前記吸引装置及び前記巻き取り装置の動作を制御する制御装置を有することを特徴とする記録装置。
  4. 請求項記載の記録装置において、
    前記巻き取り装置は、前記媒体支持部よりも前記搬送方向と略直交する方向の外側で、且つ前記媒体支持面よりも下方の位置に設けられることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項記載の記録装置において、
    前記カバー部材の先端は、前記保持部材に接続されていることを特徴とする記録装置。
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