JP5488072B2 - 電力計測システム、電圧計測装置、電流計測装置、および電力計測方法 - Google Patents

電力計測システム、電圧計測装置、電流計測装置、および電力計測方法 Download PDF

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Description

この発明は、電力計測システム、電圧計測装置、および電流計測装置に関するものであって、特に、機器に供給する電力を算出する電力計測システム、このような電力計測システムに用いられる電圧計測装置、および電流計測装置に関するものである。
機器が消費する電力を算出するシステムが、例えば、特開2001−281274号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によると、システムは、機器に流れる電流値のみを検出する。そして、検出した電流値と、操作者が入力した電圧値と、操作者が入力した力率とを用いて、機器が消費する電力を算出することとしている。
特開2001−281274号公報
特許文献1によると、操作者が入力した電圧値を用いて、電力を算出することとしている。しかしながら、このような方法では、例えば実際の機器の電圧値と操作者が入力した電圧値とが異なる場合において、正確な電力を算出することが困難になってしまう。
また、従来、電力を算出する電力計測装置は、一般的に、電圧を計測する電圧計測部と電流を計測する電流計測部とが、1つの装置として構成されている。したがって、例えば1つの分電盤から複数の機器に供給される電力を算出する場合、供給される電圧は機器毎で一定であるにもかかわらず、電流の計測のために、機器毎に電力計測装置を取り付け、複数の電力計測装置の電圧を結線する必要があった。しかしながら、電圧の結線は危険が伴うものであり、容易に行うことができないものである。また、結線の際には、機器の電源を落とす必要があり、機器によっては、容易に電源を落とせない場合がある。したがって、電圧計測部と電流計測部とを別装置とし、電流においては機器毎に取り付けを行い、電圧においては取り付け数を少なくし、なるべく結線を行うことが少なくなるようにすることが望ましい。
一方で、電圧計測部と電流計測部とを別装置として構成すると、計測したデータを一方側に通知する必要がある。ここで、正確に電力を算出しようとすると、多くの計測したデータが必要となり、通信におけるデータ数が膨大になってしまう。
この発明の目的は、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる電力計測システム、このような電力計測システムに用いる電圧計測装置、および電流計測装置を提供することである。
この発明に係る電力計測システムは、電圧を計測する電圧計測装置と、電流を計測する電流計測装置とを備える電力計測システムである。電圧計測装置は、所定の時間間隔で、電圧を計測する電圧計測手段と、電圧計測手段により計測した電圧に基づく電圧情報を、電流計測装置に向けて送信する送信手段とを含む。電流計測装置は、電圧計測装置と別に設けられており、所定の時間間隔で、電流を計測する電流計測手段と、電圧計測装置から電圧情報を受信する受信手段と、受信手段により受信した電圧情報と電流計測手段により計測した電流とに基づいて、電力を算出する電力算出手段とを含む。
このような電力計測システムは、電圧計測装置と電流計測装置とを別に設ける構成としたため、例えば、容易に取り付けが行えない電圧計測装置においては取り付け数を少なくし、電流計測装置においては電力を算出したい機器に任意に取り付けて、電力を算出することができる。すなわち、電圧計測装置と電流計測装置とをそれぞれの都合に応じて取り付けることができる。具体的には、電流の計測は、回路を切断することなく、例えば電力を供給する電力供給線にクランプを挟み、電力供給線の周囲に誘起される磁界を検出することによって、行うことができる。したがって、電流のみを計測するのであれば、電圧計測装置を取り付ける必要がない。また、電圧計測装置は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置に向けて送信するため、電流計測装置は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
好ましくは、電圧情報は、電圧を求める近似式であって、受信手段は、電圧計測装置から近似式を受信し、電力算出手段は、受信手段により受信した近似式から、電圧を算出する電圧算出手段を含み、電圧算出手段により算出した電圧と、電流計測手段により計測した電流とに基づいて、電力を算出する。こうすることにより、電圧計測装置と電流計測装置とを別に設ける構成とした場合であっても、電圧情報として、近似式を送受信するのみでよい。したがって、電圧計測装置と電流計測装置の間の通信において、データ数が膨大になることがない。
一実施形態として、近似式は、算出する電圧をV、公称電圧をV、角速度をωtとすると、V=Vcosωtである。
さらに好ましくは、電圧計測装置は、電流計測装置と時刻を合わせるための信号を送信する信号送信手段を含み、電流計測装置は、電圧計測装置から時刻を合わせるための信号を受信する信号受信手段を含み、電圧算出手段は、信号受信手段により受信した信号に基づいて、電流計測装置が電流を計測した時間における電圧を近似式から求める。こうすることにより、電圧計測装置の時間と電流計測装置の時間とにずれが生じた場合であっても、電流計測装置において、電圧計測装置の時間と合わせることができる。したがって、電流を計測した時間における電圧を、近似式から正確に算出することができる。
この発明の他の局面においては、電圧を計測する電圧計測装置に関する。電圧計測装置は、所定の時間間隔で、電圧を計測する電圧計測手段と、電圧計測手段により計測した電圧に基づく電圧情報を、電圧計測装置とは別に設けられ、電流を計測して電力を算出する電流計測装置に向けて送信する送信手段とを備える。
このような電圧計測装置は、電流計測装置と別に設ける構成としたため、取り付けの数を少なくすることができる。例えば、複数の電流計測装置を取り付けた場合であっても、電圧計測装置においては1個取り付けるのみでよい。また、電圧計測装置は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置に向けて送信するため、電流計測装置において、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力を算出させることができる。また、電圧計測装置は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出させることができる。
この発明のさらに他の局面においては、電流を計測する電流計測装置に関する。電流計測装置は、電圧を計測する電圧計測装置と別に設けられており、所定の時間間隔で、電流を計測する電流計測手段と、電圧計測装置から、計測した電圧に基づく電圧情報を受信する受信手段と、受信手段により受信した電圧情報と電流計測手段により計測した電流とに基づいて、電力を算出する電力算出手段とを備える。
このような電流計測装置は、電圧計測装置と別に設ける構成としたため、例えば、容易に取り付けが行えない電圧計測装置においては取り付け数を少なくし、電流計測装置においては電力を算出したい機器に任意に取り付けて、電力を算出することができる。また、電流計測装置は、電圧計測装置から、計測した電圧に基づく電圧情報を送信されるため、電流計測装置は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置からは、電圧情報を送信されるのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信される必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
この発明に係る電力計測システムは、電圧計測装置と電流計測装置とを別に設ける構成としたため、例えば、容易に取り付けが行えない電圧計測装置においては取り付け数を少なくし、電流計測装置においては電力を算出したい機器に任意に取り付けて、電力を算出することができる。すなわち、電圧計測装置と電流計測装置とをそれぞれの都合に応じて取り付けることができる。具体的には、電流の計測は、回路を切断することなく、例えば電力を供給する電力供給線にクランプを挟み、電力供給線の周囲に誘起される磁界を検出することによって、行うことができる。したがって、電流のみを計測するのであれば、電圧計測装置を取り付ける必要がない。また、電圧計測装置は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置に向けて送信するため、電流計測装置は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
また、この発明に係る電圧計測装置は、電流計測装置と別に設ける構成としたため、取り付けの数を少なくすることができる。例えば、複数の電流計測装置を取り付けた場合であっても、電圧計測装置においては1個取り付けるのみでよい。また、電圧計測装置は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置に向けて送信するため、電流計測装置において、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力を算出させることができる。また、電圧計測装置は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出させることができる。
また、この発明に係る電流計測装置は、電圧計測装置と別に設ける構成としたため、例えば、容易に取り付けが行えない電圧計測装置においては取り付け数を少なくし、電流計測装置においては電力を算出したい機器に任意に取り付けて、電力を算出することができる。また、電流計測装置は、電圧計測装置から、計測した電圧に基づく電圧情報を送信されるため、電流計測装置は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置からは、電圧情報を送信されるのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信される必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
この発明の一実施形態に係る電力計測システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す電力計測システムを工場内の機器に適用した場合を示すブロック図である。 電力計測システムが第2の機器に供給される電力を算出する場合について示すフローチャートである。 計測した電圧のデータを示すグラフである。 計測した電流のデータを示すグラフである。 電流計測装置を複数取り付けた場合を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態に係る電力計測システム、電圧計測装置、および電流計測装置について説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る電力計測システム10の構成を示すブロック図である。図1を参照して、電力計測システム10は、電圧を計測する電圧計測装置11と、電圧計測装置11とは別に設けられており、電流を計測する電流計測装置12とを備える。そして、電圧計測装置11にて計測された電圧と、電流計測装置12にて計測された電流とを用いて、電力を算出する。なお、ここで言う電力とは、瞬時電力を指す。
電圧計測装置11は、電圧計測装置11全体を制御する制御部11cと、電圧を計測する計測部11bと、計測部11bにて計測した電圧を記憶する記憶部11aと、電流計測装置12と時刻を合わせるための信号を電流計測装置12へ向けて送信する信号発生部11dと、外部装置と接続するためのインターフェースとなるI/F(インターフェース)部11eとを備える。
電流計測装置12は、電流計測装置12全体を制御する制御部12cと、電流を計測する計測部12bと、計測部12bにて計測した電流を記憶する記憶部12aと、信号を受信する信号受信部12dと、外部装置と接続するためのインターフェースとなるI/F部12eとを備える。
図2は、図1に示す電力計測システム10を工場16内の機器に適用した場合を示すブロック図である。図2を参照して、工場16内には、分電盤17と、分電盤17を介して電力を供給される第1〜第3の機器15a〜15cとが設けられている。分電盤17には、複数のブレーカーが設けられており、複数のブレーカーは、主ブレーカー13と、第1〜第3のブレーカー14a〜14cとを含む。主ブレーカー13は、工場16内において一定以上の電流が流れると回路を遮断する。第1のブレーカー14aは、第1の機器15aと接続し、第1の機器15aに向けて一定以上の電流が流れると回路を遮断する。第2および第3のブレーカー14b,14cにおいても同様に、第2のブレーカー14bは、第2の機器15bと接続し、第2の機器15に向けて一定以上の電流が流れると回路を遮断する。また、第3のブレーカー14cは、第3の機器15cと接続し、第3の機器15cに向けて一定以上の電流が流れると回路を遮断する。
電圧計測装置11は、主ブレーカー13に取り付けられて、工場16内に供給される電圧を計測する。分電盤17を介して供給される電圧は、主ブレーカー13、および第1〜第3のブレーカー14a〜14cで一定である。すなわち、1つの分電盤17から供給される電圧は、一定である。電流計測装置12は、第2のブレーカー14bと第2の機器15bとの間に取り付けられて、第2の機器15bに供給される電流を計測する。
ここで、電力計測システム10が第2の機器15bに供給される電力を算出する場合について説明する。図3は、電力計測システム10が第2の機器15bに供給される電力を算出する場合について示すフローチャートである。図2〜図3を参照して、説明する。
まず、電圧計測装置11は、所定の時間間隔として例えば1ミリ秒(ms)毎に電圧を計測する(図3において、ステップS11、以下ステップを省略する)。電圧の計測は、例えば1秒間継続して行う。ここで、計測部11bは、電圧計測手段18aとして作動する。そして、1秒間の計測が終了すると、計測した電圧のデータに基づいて、電圧情報を作成する。ここでは、電圧情報として、電圧を求める近似式を算出する(S12)。
図4は、計測した電圧のデータを示すグラフである。横軸で時間を示し、縦軸で電圧を示している。近似式は、図4に示す電圧のデータから、点線で示すグラフの式を算出する。すなわち、電圧のデータを近似式に変換する。ここで、近似式は、式から算出する電圧をV、公称電圧をV、角速度をωtとして、V=Vcosωtと算出する。なお、公称電圧Vは、100ボルトや200ボルトである。
そして、電圧計測装置11は、電流計測装置12に向けて、算出した近似式をI/F部11eを介して送信する(S13)。ここで、制御部11cは、送信手段18bとして作動する。また、電圧計測装置11は、電流計測装置12に向けて、信号発生部11dから時刻を合わせるための信号を送信する(S14)。例えば、電圧の計測を開始した時間であり、図4中の時間tを送信する。ここで、信号発生部11dは、信号送信手段18cとして作動する。
そうすると、電流計測装置12は、電圧計測装置11から送信された近似式をI/F部12eを介して受信する(S15)。ここで、制御部12cは、受信手段19bとして作動する。また、電流計測装置12は、信号受信部12dにおいて、電圧計測装置11から時刻を合わせるための信号を受信する(S16)。ここで、信号受信部12dは、信号受信手段19eとして作動する。
そして、電流計測装置12は、受信した信号に基づいて、電流計測装置12における時間を電圧計測装置11における時間とを合わせる(S17)。これは、電圧計測装置11と電流計測装置12とが別に設けられていることから、近似式を算出した電圧計測装置11の時間と電流計測装置12の時間とにずれが生じている場合があり、そのずれを調整するものである。なお、時間を合わせる際には、従来の手法を適宜利用する。
そして、電流計測装置12は、電圧計測装置11と同様に、1ms毎に電流を計測する(S18)。図5は、計測した電流のデータを示すグラフである。横軸で時間を示し、縦軸で電流を示している。ここで、計測部12bは、電流計測手段19aとして作動する。
そして、電流計測装置12は、電流を計測した時間を近似式にあてはめ、電流計測装置12が電流を計測した時間における電圧を近似式から求める(S19)。ここで、制御部12cは、電圧算出手段19dとして作動する。そして、求めた電圧と計測した電流とを乗算して、電力を算出する(S20)。すなわち、計測した電流をIとし、電力をWとすると、W=Vcosωt×Iとなる。ここで、制御部12cは、電力算出手段19cとして作動する。
このように、電力計測システム10は、電圧計測装置11と電流計測装置12とを別に設ける構成としたため、電圧計測装置11と電流計測装置12とをそれぞれの都合に応じて取り付けることができる。また、電圧計測装置11は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置12に向けて送信するため、電流計測装置12は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置11は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
また、この実施形態においては、電圧情報として、近似式を送受信するのみでよい。したがって、電圧計測装置11と電流計測装置12の間の通信において、データ数が膨大になることがない。
また、このような電圧計測装置11は、計測した電圧に基づく電圧情報を電流計測装置12に向けて送信するため、電流計測装置12において、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力を算出させることができる。また、電圧計測装置11は、電圧情報を送信するのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信する必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出させることができる。
また、このような電流計測装置12は、電圧計測装置11から、計測した電圧に基づく電圧情報を送信されるため、電流計測装置12は、計測した電圧および計測した電流に基づいて、電力の算出を行うことができる。また、電圧計測装置11からは、電圧情報を送信されるのみでよいため、多くの計測した電圧のデータを送信される必要がない。その結果、簡易な構成で、正確に電力を算出することができる。
なお、上記の実施の形態においては、電流計測装置12を1つ取り付ける例について説明したが、これに限ることなく、図6に示すように、電流計測装置22,23を複数取り付ける場合にも適用できる。図6は、図2に示す実施形態の工場16内において、電流計測装置22,23を複数取り付けた場合を示すブロック図である。図6を参照して、電流計測装置22は、第2のブレーカー14bと第2の機器15bとの間に取り付けられており、電流計測装置23は、第3のブレーカー14cと第3の機器15cとの間に取り付けられている。そして、上記したように電圧は一定であるため、電圧計測装置21は、1つ取り付けるのみでよい。この場合、電圧計測装置21は、計測した電圧に基づいて近似式を算出し、算出した近似式を各電流計測装置22,23に向けて送信する。そして、各電流計測装置22,23において、受信した近似式に基づいて、電流を計測した時間における電圧を算出し、算出した電圧と計測した各機器の電流とを乗算して、各機器の電力を算出する。
このように、電力計測システム20は、容易に取り付けが行えない電圧計測装置21においては取り付け数を少なくし、電流計測装置22,23においては電力を算出したい機器に任意に取り付けて、電力を算出することができる。また、複数の電流計測装置22,23を取り付けた場合であっても、電圧計測装置21においては1個取り付けるのみでよい。
また、上記の実施の形態においては、電力計測システム10を工場16内の機器に適用させる例について説明したが、これに限ることなく、例えば、家庭内の電気機器においても適用させることができる。
また、上記の実施の形態においては、電力計測システム10は、電圧計測装置11と、電流計測装置12とを備える構成の例について説明したが、これに限ることなく、電力計測システムは、電圧計測装置と、電流計測装置と、電力計測装置とを備える構成であってもよい。電力計測装置は、例えば、コンピュータであって、電流計測装置から算出した電力を通知されることにより、電力をディスプレイ等に表示してもよい。
また、上記の実施の形態においては、電圧計測装置11は、電圧情報として、計測した電圧に基づいて近似式を算出することにより、算出した近似式を電流計測装置12に向けて送信する例について説明したが、これに限ることなく、電圧計測装置11は、計測した電圧が0になるタイミングで、パルス信号を電流計測装置12に向けて送信してもよい。すなわち、電圧情報は、計測した電圧が0であることを示す情報であってもよい。そして、電流計測装置12は、パルス信号を受信し、受信したパルス信号と予め定められた振幅とに基づいて、電圧を求める近似式の算出を行ってもよい。
また、例えば、電圧情報は、計測した電圧のデータのうち、所定のタイミングにおける電圧のデータであってもよいし、近似式以外であって、計測した電圧に基づく情報であればよい。
また、上記の実施の形態においては、電圧計測装置11を主ブレーカー13に取り付ける例について説明したが、これに限ることなく、例えば第3のブレーカー14cに取り付けてもよいし、同じ分電盤17に設けられる他のブレーカー等に取り付けてもよい。
また、上記の実施の形態においては、電圧計測装置11は、時刻を合わせるための信号を送信する信号発生部11dを備える例について説明したが、これに限ることなく、電圧計測装置11外の他の外部装置として設けてもよい。
また、上記の実施の形態においては、電圧計測装置11における時間と電流計測装置12における時間とにずれが生じている場合について、信号を用いて、そのずれを調整する例について説明したが、これに限ることなく、ずれが生じていない場合には、このような処理を行わなくてよい。
また、上記の実施の形態においては、電力として、瞬時電力を指す例について説明したが、これに限ることなく、積算電力に適用することもできる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、電力の算出が必要な場合に、有効に利用される。
10,20 電力計測システム、11,21 電圧計測装置、11a,12a,21a,22a,23a 記憶部、11b,12b,21b,22b,23b 計測部、11c,12c,21c,22c,23c 制御部、11d,21d 信号発生部、12d,22d,23d 信号受信部、11e,12e,21e,22e,23e I/F部、12,22,23 電流計測装置、13 主ブレーカー、14a 第1のブレーカー、14b 第2のブレーカー、14c 第3のブレーカー、15a 第1の機器、15b 第2の機器、15c 第3の機器、16 工場、17 分電盤、18a,25a 電圧計測手段、18b,25b 送信手段、18c,25c 信号送信手段、19a,26a,27a 電流計測手段、19b,26b,27b 受信手段、19c,26c,27c 電力算出手段、19d,26d,27d 電圧算出手段、19e,26e,27e 信号受信手段。

Claims (7)

  1. 電圧を計測する電圧計測装置と、
    前記電圧計測装置とは別に設けられ、かつ、機器の電流を計測する電流計測装置とを備え、
    前記電圧計測装置は、
    所定の時間間隔で、電圧を計測する電圧計測手段と、
    前記電圧計測手段により計測した電圧に基づいて、前記機器に供給される電圧を求めるための近似式を算出する近似式算出手段と、
    算出された前記近似式を、電圧情報として、前記電流計測装置に向けて送信する送信手段とを含み、
    前記電流計測装置は
    前記機器の電流を計測する電流計測手段と、
    前記電圧計測装置から前記電圧情報として前記近似式を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記近似式と前記電流計測手段により計測した電流とに基づいて、前記機器の電力を算出する電力算出手段とを含み、
    前記電力算出手段は、前記近似式に基づいて、前記電流計測手段による電流計測時における前記機器の電圧を算出し、当該電圧と前記電流計測手段により計測した電流とに基づいて、前記機器の電力を算出する、電力計測システム。
  2. 前記近似式は、算出する電圧をV、公称電圧をVa、角速度をωtとすると、V=Vacosωtである、請求項に記載の電力計測システム。
  3. 前記電圧計測装置は、前記電流計測装置と時刻を合わせるための信号を送信する信号送信手段を含み、
    前記電流計測装置は、
    前記電圧計測装置から前記信号を受信する信号受信手段と、
    前記電流計測手段による電流計測前に、前記信号受信手段により受信した前記信号に基づいて、当該電流計測装置における時刻を前記電圧計測装置における時刻と合わせる手段とを含、請求項1または2に記載の電力計測システム。
  4. 前記電流計測装置は、複数設けられ、
    前記電圧計測装置の前記送信手段は、同一の前記近似式を前記複数の電流計測装置に送信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の電力計測システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電力計測システムに含まれる、電圧計測装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の電力計測システムに含まれる、電流計測装置。
  7. 電圧を計測する電圧計測装置と、前記電圧計測装置とは別に設けられ、かつ、機器の電流を計測する電流計測装置とを備えた電力計測システムにおいて実行される電力計測方法であって、
    前記電圧計測装置において、所定の時間間隔で、電圧を計測する電圧計測ステップと、
    前記電圧計測装置において、前記電圧計測ステップにより計測した電圧に基づいて、前記機器に供給される電圧を求めるための近似式を算出するステップと、
    前記電圧計測装置において、算出された前記近似式を、電圧情報として、前記電流計測装置に向けて送信する送信ステップと、
    前記電流計測装置において、機器の電流を計測する電流計測ステップと、
    前記電流計測装置において、前記電圧計測装置から前記電圧情報として前記近似式を受信する受信ステップと、
    前記電流計測装置において、前記近似式に基づいて、前記電流計測ステップでの電流計測時における前記機器の電圧を算出するステップと、
    前記電流計測装置において、算出した電圧と前記電流計測ステップで計測した電流とに基づいて、前記機器の電力を算出する電力算出ステップとを含む、電力計測方法。
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