JP2019109192A - 絶縁監視装置および絶縁監視システム - Google Patents

絶縁監視装置および絶縁監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019109192A
JP2019109192A JP2017243818A JP2017243818A JP2019109192A JP 2019109192 A JP2019109192 A JP 2019109192A JP 2017243818 A JP2017243818 A JP 2017243818A JP 2017243818 A JP2017243818 A JP 2017243818A JP 2019109192 A JP2019109192 A JP 2019109192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
insulation monitoring
test
zero
monitoring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017243818A
Other languages
English (en)
Inventor
寿子 木村
Toshiko Kimura
寿子 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2017243818A priority Critical patent/JP2019109192A/ja
Publication of JP2019109192A publication Critical patent/JP2019109192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、信頼性の高い絶縁監視を行うことができる絶縁監視装置を提供する。【解決手段】配電系統に設けた零相変流器からの二次電流を入力する電流入力部と、配電系統の電圧を入力する電圧入力部と、前記零相変流器からの二次電流と前記配電系統の電圧に基づいて有効分漏洩電流を演算する演算部と、演算値を表示する表示部と、記憶部を備え、配電系統の絶縁状態を監視する絶縁監視装置であって、前記電圧入力部で入力した配電系統の電圧から、前記零相変流器に供給するテスト電流を生成するテスト電流発生部を備え、テストモードにおいて、前記テスト電流発生部は、前記配電系統の電圧から生成したテスト電流を前記零相変流器に供給し、前記演算部は、前記零相変流器からの二次電流と前記テスト電流とを比較して、前記零相変流器に対応する補正係数を算出し、前記記憶部は、算出した前記補正係数を記憶するものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、センサに零相変流器(ZCT)を用いて、配電系統の漏洩電流を長期的に計測することにより、絶縁劣化兆候を監視する絶縁監視装置および絶縁監視システムに関する。
配電系統が正常な絶縁状態を維持しているかを監視する絶縁監視装置として、容量成分を除いて抵抗成分のみを監視するIgr方式やIor方式がある。Igr方式(重畳式)は、監視対象電路の商用周波数よりも低い周波数の電圧をB種接地から重畳し、その漏洩電流(Ig)を計測し、その有効分(Igr)を算出する方式である。また、Ior方式は、重畳トランスを用いないで、監視対象電路の電圧と漏洩電流を計測し、漏洩電流のうち商用周波数と同じ基本波(Io)を抽出し、さらに取り込んだ電圧との位相差(θ)から、対地相電圧と同相成分の有効分(Ior)を算出する方式である。
絶縁監視装置に使用される零相変流器は、機種毎に、また、個々に異なる特性を有しているため、正確な監視を行うためには、計測値を補正する必要がある。特許文献1には、Ior方式の絶縁監視装置において、テスト電流発生回路を備え、テストモードにおいて、選択された零相変流器にテスト電流発生回路から出力したテスト電流を貫通させて二次電流を取得し、その取得電流を元に零相変流器の出力特性係数を算出して記憶部に格納し、計測モードにおいて、記憶部に格納した零相変流器の出力特性係数を使用して、監視対象の受配電系統に取り付けた零相変流器からの二次電流を補正し、精度良く漏洩電流を計測することが開示されている(実施例2参照)。
また、特許文献2には、絶縁監視装置等の計測機器に内蔵される変流器や変圧器の特性を測定して正確な補正値を得る特性監視装置が記載されている(要約参照)。
特開2011−149959号公報 特開2011−128041号公報
零相変流器(ZCT)と組み合わせて使用する絶縁監視装置においては、例えば、零相変流器の特性と合わせるために、予め零相変流器の機種毎の複数の補正係数を内部に記憶しておき、現地で、該当する零相変流器に対応する補正係数を設定している。しかし、全て機種の零相変流器の特性を予め記憶しておくことは困難であり、また、同一の機種の零相変流器でも個々に特性のバラツキを有しているため、該当する零相変流器に対応する最適な補正係数を設定することは難しい。
そのため、絶縁監視装置に、零相変流器の特性を計測するテストモードを備えることが知られている。特許文献1の絶縁監視装置は、テスト電流発生回路を備え、テストモードにおいて、選択された零相変流器にテスト電流発生回路から出力したテスト電流を印加して二次電流を取得し、その取得電流を元に零相変流器の出力特性係数を算出して記憶部に格納するものであるが、絶縁監視装置にテスト電流発生回路を備える必要があり、装置の複雑化や大型化を招く恐れがある。
本発明は、簡単な構成で、信頼性の高い絶縁監視を行うことができる絶縁監視装置および絶縁監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための、本発明の「絶縁監視装置」の一例を挙げるならば、
配電系統に設けた零相変流器からの二次電流を入力する電流入力部と、配電系統の電圧を入力する電圧入力部と、前記零相変流器からの二次電流と前記配電系統の電圧に基づいて有効分漏洩電流を演算する演算部と、演算値を表示する表示部と、記憶部を備え、配電系統の絶縁状態を監視する絶縁監視装置であって、前記電圧入力部で入力した配電系統の電圧から、前記零相変流器に供給するテスト電流を生成するテスト電流発生部を備え、テストモードにおいて、前記テスト電流発生部は、前記配電系統の電圧から生成したテスト電流を前記零相変流器に供給し、前記演算部は、前記零相変流器からの二次電流と前記テスト電流とを比較して、前記零相変流器に対応する補正係数を算出し、前記記憶部は、算出した前記補正係数を記憶するものである。
本発明によれば、配電系統から入力した入力電圧からテスト電流を生成して出力することにより、簡単なシステム構成で、信頼性の高い絶縁監視を行うことができる。
そして、漏洩電流の発生は事故に直結する可能性があり、絶縁監視の信頼性を高めることにより、予防保全に寄与することができる。
実施例の絶縁監視装置の、テスト電流を生成するための回路図である。 実施例の、ZCT自動設定機能を備えた絶縁監視装置の構成図である。 実施例の、ZCT自動設定の係数の説明図である。
以下、本発明の実施例を、図を用いて説明する。
図1に、実施例1の、絶縁監視装置内においてテスト電流を生成するための回路図を示す。
絶縁監視装置101は、絶縁監視を行う配電系統の電路に、零相変流器(ZCT)114を取り付け、その二次電流115を漏洩電流入力端子(1K,1L)116,117から装置内に取り込み、漏洩電流の計測値を算出し監視するものである。
Ior方式は、対地相電圧と同相成分の有効分漏洩電流(Ior)を算出する方式であるため、絶縁監視を行う配電系統の電路に、計測用トランス(VT)102を取り付け、その計測用電圧103を電圧入力端子(P1A,P2A)104,105から装置内に取り込む。絶縁監視装置は、取り込んだ計測用電圧103と漏洩電流に基づいて、有効分漏洩電流(Ior)を算出する。
なお、電路の電圧の大きさによっては、計測用トランス(VT)102を設けないで、計測用電圧を直接取り込んでも良い。
本実施例では、この電圧入力端子(P1A,P2A)104,105から取り込んだ計測用電圧103からテスト電流を生成する。取り込んだ計測用電圧103を、装置内部で検出用トランス(VT)106で降圧し、負荷抵抗109、110を介することによって、漏洩電流に相当するテスト電流113を生成する。そして、テスト電流出力端子(TA1,TA2)111,112より出力し、零相変流器(ZCT)114に設けたテスト電流配線118へ供給する。
このテスト電流113はテストモードの時だけ出力するものであるが、絶縁監視装置101と零相変流器(ZCT)114を新たに現地に据え付ける際に、テスト電流の出力線を零相変流器(ZCT)に貫通させるテスト電流配線118も施し、設備稼働後の計測モード時も配線したままで構わない。
既に現地に据え付けられた零相変流器(ZCT)と組み合わせてZCT自動設定を行う際は、零相変流器(ZCT)の一次側に貫通させた計測用の電路には負荷電流が一切流れていないことが必要条件である。そのために必要あれば、零相変流器を電路から外したり、負荷を電路から遮断すれば良い。なお、実施例2で後述する、稼動後の動作確認や定期点検にテスト電流を使うこともでき、この場合は零相変流器(ZCT)の一次側に貫通させた計測用の電路には負荷電流が流れていても問題なく、絶縁監視装置として検出する漏洩電流が増えることと、それに伴い出力する警報の確認ができれば良い。
テスト電流出力端子(TA1,TA2)111,112からは、漏洩電流相当ではあるが電流を出力するため、出力制御用にリレー(RLY)107、108を備え、出力制御信号により開閉する。さらに、テスト電流出力中であることを外部に知らせるための、ランプ点灯などによる警報手段を装置の表示部に備えると良い。
以上が、一つの配電系統の電路を絶縁監視するための回路構成である。図1の系統Aおよび系統Bに示すように、複数の配電系統の複数の電路を一つの絶縁監視装置で絶縁監視する場合は、複数の回路構成となる。
図2に、ZCT自動設定機能を備えた絶縁監視装置の構成図を示す。
絶縁監視装置201は、電路に取り付けた零相変流器(ZCT)の二次電流206を電流入力回路207に取り込み、A/D変換回路208にて入力信号をデジタル信号に変換する。
Ior方式は、対地相電圧と同相成分の有効分漏洩電流(Ior)を算出する方式であるため、電路から計測用電圧202を電圧入力回路203に取り込む。
A/D変換回路208で変換したデジタル信号と電圧入力回路203に取り込んだ計測用電圧に基づいて、演算回路209にて基本波漏洩電流および有効分漏洩電流の計測値を算出する。
計測値は表示回路213を介して装置の表示部に表示され、また、通信回路214を介して送受信信号215により、上位装置へ伝送される。
本実施例では、電圧入力回路203に取り込んだ計測用電圧202をテスト電流発生回路204に供給する。そして、テスト電流発生回路204にてテスト電流205を出力し、図1の零相変流器(ZCT)114のテスト電流配線118に供給する。
このテスト電流205は、テストモードの時だけ出力させるものであり、演算回路209からの出力制御信号211により出力を制御する。
図2において、設定回路210は絶縁監視装置の各種の設定を行い、また、記憶回路213は後述する係数などを記憶する。
図1および図2に示される絶縁監視装置の動作を説明する。
先ずテストモードの時は、電圧入力回路203で取り込んだ計測用電圧202に基づいて、テスト電流発生回路204でテスト電流205を生成する。そして、出力制御リレー(RLY)107,108をONとすることにより、テスト電流205を零相変流器114のテスト電流配線118へ供給する。そして、零相変流器114のZCT二次電流206とテスト電流205を演算回路209にて比較して、ZCT自動設定の係数を算出し、記憶回路212へ記憶する。補正係数の算出方法は、特許文献2にも記載されている。
次に、テストモードから計測モードへ切り替えた通常の計測モードの時は、記憶回路212に記憶したZCT自動設定の係数を使用して、演算回路209で零相変流器のZCT二次電流を補正して基本波漏洩電流および有効分漏洩電流の計測値を算出する。
なお、工場出荷時の初期状態では、ZCT自動設定の係数を有していないため、必ずテストモードへ移行してZCT自動設定を促す手順が必要であるが、初期状態であることを外部へ表示したうえで、デフォルトの係数でZCT二次電流を補正して計測値を算出する運用方法も可能である。
図3に、ZCT自動設定の係数の概略図を示す。
従来、ZCT二次電流から基本波漏洩電流を精度よく算出するためには、使用する零相変流器(ZCT)の巻き数や出力特性、および絶縁監視装置内部のオペアンプや抵抗などの電子部品特性、などを把握して、あらかじめ装置内部に零相変流器(ZCT)の機種毎の係数を記憶しておく。そして、現地で使用する零相変流器(ZCT)に対応する係数を設定操作で選択することにより、選択された係数でZCT二次電流を高さ補正していた。
例えば、特性に直線性がある場合には、高さ補正係数は2種(A,B)で良いが、直線性がない場合などには、2種以上となる場合もある。
特性に直線性があり高さ補正係数が2種(A,B)の場合は、0点とゲイン(G)など2点の出力値(X0,Xg)から次の式1で算出する。
y=B(x−A) …(式1)
A=√(X0)
B=G/√(Xg−X0)
また、基本波の有効分漏洩電流を精度よく算出するためには、使用する零相変流器(ZCT)や電子部品の特性以外に、基準となる計測用電圧の大きさ(110V/220V)や商用周波数(50Hz/60Hz)などの特性も把握して、あらかじめ装置内部に係数を記憶しておき、現地で使用する零相変流器(ZCT)を設定操作で選択することと、現地で取り込む計測用電圧値により、選択された係数でZCT二次電流を位相補正する必要がある。
例えば特性に直線性がある場合、位相補正係数は2種(C,D)であるが、直線性のない場合や、商用周波数(50Hz/60Hz)などで係数を分ける場合などは、2種以上となる場合もある。
特性に直線性があり位相補正係数が2種(C,D)の場合は、100mAと1000mAなど2点の位相から傾きを求め、位相ずれを戻すための次の式2の一次式を生成する。
y[度]=C(x[mA]-1000)+D …(式2)
従来は、このようにして算出した係数を、零相変流器(ZCT)の機種毎に予め装置内部に記憶しておく必要があり、装置内に予め係数を記憶した零相変流器(ZCT)しか使用することができなかった。
本実施例によれば、テストモードにおいて、テスト電流を零相変流器に供給して、例えば高さ補正や位相補正の補正係数を求めることにより、任意の零相変流器を現地にて自動設定できる。また、個別の零相変流器の特性を求めて計測値の補正を行うため、信頼性の高い絶縁監視を行うことができる。また、配電系統から入力した計測用電圧に基づいてテスト電流を生成することにより、特別なテスト電流発生回路を備える必要がなく、簡単なシステム構成で絶縁監視を行うことができる。そして、装置出荷後でも現地で組み合わせて使用する任意の零相変流器の自動設定が行え、さらに使用先での環境(周波数や計測電圧)下で設定することにより、より汎用性および信頼性の高い絶縁監視を実現することができる。漏洩電流の発生は事故に直結する可能性があり、絶縁監視の信頼性を高めることにより、予防保全に寄与することができる。
本発明の絶縁監視システムは、1または複数の零相変流器と上記の絶縁監視装置を組み合わせたものである。
実施例2は、零相変流器(ZCT)と接続された絶縁監視装置の動作試験を行うものである。配電系統の負荷電流と異なり、漏れ電流は配電系統の健全状態では数値が出ないため、強制的にテスト電流を流して動作試験を行う必要がある。
図1において、配電系統から入力した計測用電圧103に基づいてテスト電流113を生成する。動作試験時には、出力制御リレー107,108をONとして、零相変流器に配線したテスト電流配線118へテスト電流113を供給する。零相変流器114に強制的にテスト電流113を供給し絶縁監視装置の出力をチェックすることにより、零相変流器114と絶縁監視装置101間の配線チェック、絶縁監視装置101の計測値チェックや警報出力チェックなどを行うことができる。動作確認状態であることを示すために、出力制御リレーがONの時、ライトやブザーで警報通知するのが好ましい。
なお、絶縁監視装置101の稼動後の動作確認や定期点検においては、零相変流器114の一次側に貫通させた計測用の電路には負荷電流が流れていても問題なく、絶縁監視装置として検出する漏洩電流が増えることと、それに伴い出力する警報の確認ができれば良い。
本実施例によれば、零相変流器の特性計測のためのテスト電流配線を用いて絶縁監視装置の動作試験を行うことができる。また、顧客環境で配電系統と位相の合致したテスト電流を流して動作試験を行うので、正確な動作試験を行うことができる。さらに、テスト電流の位相を把握でき、有効分漏洩電流(Ior)までチェックすることができる。
101…絶縁監視装置
102…計測用トランス(VT)
103…計測用電圧
104,105…電圧入力端子
106…検出用トランス(VT)
107,108…出力制御リレー(RLY)
109,110…抵抗負荷
111,112…テスト電流出力端子
113…テスト電流
114…零相変流器(ZCT)
115…ZCT二次電流
116,117…漏洩電流入力端子
118…テスト電流配線
201…絶縁監視装置
202…計測用電圧
203…電圧入力回路
204…テスト電流発生回路
205…テスト電流
206…ZCT二次電流
207…電流入力回路
208…アナログ/デジタル(A/D)変換回路
209…演算回路
210…設定回路
211…出力制御信号
212…記憶回路
213…表示回路
214…通信回路
215…送受信信号

Claims (10)

  1. 配電系統に設けた零相変流器からの二次電流を入力する電流入力部と、配電系統の電圧を入力する電圧入力部と、前記零相変流器からの二次電流と前記配電系統の電圧に基づいて有効分漏洩電流を演算する演算部と、演算値を表示する表示部と、記憶部を備え、配電系統の絶縁状態を監視する絶縁監視装置であって、
    前記電圧入力部で入力した配電系統の電圧から、前記零相変流器に供給するテスト電流を生成するテスト電流発生部を備え、
    テストモードにおいて、
    前記テスト電流発生部は、前記配電系統の電圧から生成したテスト電流を前記零相変流器に供給し、
    前記演算部は、前記零相変流器からの二次電流と前記テスト電流とを比較して、前記零相変流器に対応する補正係数を算出し、
    前記記憶部は、算出した前記補正係数を記憶する
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  2. 請求項1に記載の絶縁監視装置において、
    計測モードを備え、
    前記記憶部は、接続した零相変流器に対応する前記補正係数を出力し、
    前記演算部は、前記零相変流器からの二次電流と前記配電系統の電圧に基づいて、前記補正係数により補正して、有効分漏洩電流を演算する
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  3. 請求項1に記載の絶縁監視装置において、
    前記テスト電流発生部は、前記配電系統の電圧を降圧するトランスと、前記トランスの出力側に接続した負荷抵抗を備えることを特徴とする絶縁監視装置。
  4. 請求項3に記載の絶縁監視装置において、
    前記テスト電流発生部は、前記トランスの出力側に接続した、前記テスト電流を出力するか否かを切り換える出力制御リレーを備えることを特徴とする絶縁監視装置。
  5. 請求項1に記載の絶縁監視装置において、
    前記テスト電流を出力中であることを報知する警報手段を備えることを特徴とする絶縁監視装置。
  6. 請求項2に記載の絶縁監視装置において、
    前記演算部は、基本波漏洩電流および有効分漏洩電流を演算することを特徴とする絶縁監視装置。
  7. 請求項1に記載の絶縁監視装置において、
    複数の電路を絶縁監視するために、
    前記電流入力部と、前記電圧入力部と、前記テスト電流発生部から成る回路構成を複数備えることを特徴とする絶縁監視装置。
  8. 請求項1に記載の絶縁監視装置において、
    動作試験時に、
    前記テスト電流発生部は、前記配電系統の電圧から生成したテスト電流を、前記零相変流器に供給し、
    絶縁監視装置の出力をチェックすることにより動作試験を行うことを特徴とする絶縁監視装置。
  9. 配電系統における電圧および零相変流器からの二次電流を取得する入力部と、取得した前記配電系統における電圧および前記零相変流器からの二次電流に基づいて基本波の有効分漏洩電流を演算する演算部と、演算値を表示する表示部を有した絶縁監視装置において、
    基本波の有効分漏洩電流を求める通常の計測モードに加えて、零相変流器の特性を求めるテストモードを有し、
    テストモードにて出力するテスト電流を配電系統から取得した電圧から生成することにより、零相変流器を実環境下で設定可能とし、広範囲な出力特性の零相変流器を接続可能とする、絶縁監視装置。
  10. 1または複数の零相変流器と、請求項1〜9の何れか1項に記載の絶縁監視装置を備える絶縁監視システム。
JP2017243818A 2017-12-20 2017-12-20 絶縁監視装置および絶縁監視システム Pending JP2019109192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017243818A JP2019109192A (ja) 2017-12-20 2017-12-20 絶縁監視装置および絶縁監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017243818A JP2019109192A (ja) 2017-12-20 2017-12-20 絶縁監視装置および絶縁監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019109192A true JP2019109192A (ja) 2019-07-04

Family

ID=67179549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017243818A Pending JP2019109192A (ja) 2017-12-20 2017-12-20 絶縁監視装置および絶縁監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019109192A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113311299A (zh) * 2021-05-26 2021-08-27 广西电网有限责任公司南宁供电局 一种cvt绝缘缺陷检测方法及装置
WO2023176039A1 (ja) * 2022-03-17 2023-09-21 三菱電機株式会社 機器診断装置及び機器診断システム
CN117949886A (zh) * 2024-03-27 2024-04-30 国网山西省电力公司营销服务中心 互感器校验仪智能调控方法、系统、电子设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156533U (ja) * 1987-03-31 1988-10-13
JP2007003329A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 絶縁監視装置
JP2007312445A (ja) * 2006-05-15 2007-11-29 Gs Yuasa Corporation:Kk 絶縁監視装置用の管理システム
JP2011149959A (ja) * 2011-04-25 2011-08-04 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 絶縁監視装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156533U (ja) * 1987-03-31 1988-10-13
JP2007003329A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 絶縁監視装置
JP2007312445A (ja) * 2006-05-15 2007-11-29 Gs Yuasa Corporation:Kk 絶縁監視装置用の管理システム
JP2011149959A (ja) * 2011-04-25 2011-08-04 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 絶縁監視装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113311299A (zh) * 2021-05-26 2021-08-27 广西电网有限责任公司南宁供电局 一种cvt绝缘缺陷检测方法及装置
WO2023176039A1 (ja) * 2022-03-17 2023-09-21 三菱電機株式会社 機器診断装置及び機器診断システム
CN117949886A (zh) * 2024-03-27 2024-04-30 国网山西省电力公司营销服务中心 互感器校验仪智能调控方法、系统、电子设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2365348B1 (en) Monitoring apparatus for current transformer
JP2005304148A (ja) 絶縁監視システム
US9696386B2 (en) System and method of making an integrity test on an electricity network in an aircraft
JP2019109192A (ja) 絶縁監視装置および絶縁監視システム
JP2006343267A (ja) 直流回路の絶縁抵抗測定器、静電容量測定器、絶縁抵抗測定方法および静電容量測定方法
EP3185024A1 (en) Current transformer with enhanced temperature measurement functions
KR101358050B1 (ko) 누설전류 분석방법
KR102462925B1 (ko) 보호 계전 장치의 특성 시험 시스템
JP2008157838A (ja) 絶縁監視装置
JP2011149959A (ja) 絶縁監視装置
KR102109414B1 (ko) 활선상태에서 2차 전류 변동량으로 변류기 고장을 검출할 수 있는 수배전반
KR101172918B1 (ko) 절연감시시스템
TWI609187B (zh) Insulation monitoring device
KR20070107453A (ko) 절연감시시스템
US20240159815A1 (en) Insulation resistance monitoring apparatus capable of measuring insulation resistance in consideration of surrounding environment of device under measurement
JP6067098B2 (ja) 電源回路内のグローイング接触の検出方法及び検出装置
RU2313799C1 (ru) Способ контроля понижения сопротивления изоляции в линии подачи напряжения питания к нагрузке и устройство для его осуществления
JP7013770B2 (ja) 強制接地装置及び地絡故障探査装置
CN209446673U (zh) 一种绝缘电阻的检测系统及绝缘检测仪
JP5452972B2 (ja) 積算電力量計の配線接続検査方法と検査装置
KR101409668B1 (ko) 소손 방지 기능을 갖는 전자식 전력량계
JP2020180853A (ja) 絶縁監視装置、絶縁監視装置の精度試験装置、絶縁監視装置の精度試験方法及びプログラム
KR102489613B1 (ko) N-접지전압과 n-접지저항 측정기능을 갖는 원격 감전예방 시스템
JP3313200B2 (ja) 零相変流器一次電流測定装置
KR101829615B1 (ko) 전원공급기 점검 보조장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210302