JP2009008580A - ハンディ電力計および3相電力測定方法 - Google Patents

ハンディ電力計および3相電力測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力測定作業の効率化が図れるハンディ電力計などを提供する。
【解決手段】ハンディ電力計10は、クランプ形変流器12から入力される電流をサンプリングして電流データを生成する電流サンプリング部21と、第1乃至第3のクリップ131〜133から入力される電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧をサンプリングしてこれらの電圧データを生成する電圧サンプリング部22と、電圧サンプリング部22から入力されるR相電圧データの零点を基準点として定め、この基準点から2サイクル分の電流データおよび電力算出に必要な電圧データを取り出し、取り出した電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成する測定データ生成部23と、測定データ生成部23によって生成された電流測定データおよび電圧測定データに基づいて電源線1の電力を算出する電力算出部25とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンディ電力計および3相電力測定方法に関し、特に、3相の電源線の各相に流れる電流を1相ずつ検出するためのクランプ形変流器を用いてこの電源線の電力などを測定するのに好適なハンディ電力計および3相電力測定方法に関する。
従来、工場などにおいて電気機器など(負荷)への消費電力を測定するための電力計として、下記の特許文献1には、電気機器の電源電圧検出手段を設ける代わりに電源電圧を電力計内に設定しておき、この設定しておいた電圧とクランプ式カレントトランスで検出した電流とから電力や積算電力を測定する簡易積算電力計が開示されている。
また、下記の特許文献2には、三相3線2電力計法により負荷の消費電力を求める場合に、2つのクランプセンサによって得られたR相およびT相の電流ベクトルを用いて求めた8つの電流ベクトル値と電圧検出手段によって算出された2つの電圧ベクトルとにより8種類の交流電力をそれぞれ算出して記憶手段に記憶させ、これらの保存データにより再演算を可能として正しい電力値を得るようにした電力測定装置が開示されている。
さらに、下記の特許文献3には、三相4線の交流電路に4つの鰐口クリップと3つのクランプセンサとを接続して、4つの鰐口クリップによって測定された電圧と3つのクランプセンサによって測定された電流とをフーリエ変換して取り出したそれらの基本波から各測定電圧および各測定電流のベクトルを演算する結線状態検出装置が開示されている。
実用新案登録第3067582号公報 特開2000−258484号公報 特開2000−338147号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された簡易積算電力計は、電流クランプのみで電力を測定することができるために単相電力の測定には有効であるかもしれないが、電圧波形や電圧と電流との位相が考慮されていないため、3相電力を正確に測定できないという問題がある。
また、上記の特許文献2に開示された電力測定装置および上記の特許文献3に開示された結線状態検出装置では、電圧を測定するためのクリップや電流を測定するためのクランプセンサを電力測定箇所ごとに毎回接続しなければならないため、電力測定作業が煩雑となり作業時間がかかるという問題がある。
本発明の目的は、電力測定作業の効率化が図れるハンディ電力計および3相電力測定方法を提供することにある。
本発明のハンディ電力計は、3相の電源線(1)の各相に流れる電流を1相ずつ検出するためのクランプ形変流器(12;32)と、前記電源線の所定の1相の電圧の零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された電流および前記電源線の電力算出に必要な相の電圧を取り出して、該取り出した電流および電圧に基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出手段とを具備することを特徴とする。
ここで、前記電力算出手段によって算出された電力を表示するための表示手段(26;36)をさらに具備してもよい。
筐体(11)に設けられた第1乃至第3の端子(151〜153)と第1乃至第3のリード線(141〜143)を介してそれぞれ接続された第1乃至第3のクリップ(131〜133)をさらに具備し、前記クランプ形変流器(12)が前記筐体の上面に設けられており、前記電力算出手段が、前記クランプ形変流器から入力される電流をサンプリングして電流データを生成する電流サンプリング部(21)と、前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の電圧をサンプリングして第1乃至第3の電圧データを生成する電圧サンプリング部(22)と、該電圧サンプリング部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうち電力算出に必要な電圧データを取り出し、該取り出した電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成する測定データ生成部(23)と、該測定データ生成部によって生成された前記電流測定データおよび前記電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出部(25)とを備えてもよい。
前記クランプ形変流器(32)が筐体(31)の上面に設けられており、前記電力算出手段が、電圧計から送信されてくるかつ前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングパルスでサンプリングして生成された第1乃至第3の電圧データおよび該サンプリングパルスに同期した同期信号を受信する受信部(42)と、該受信部から入力される前記同期信号に同期した他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される電流をサンプリングして電流データを生成する電流サンプリング部(41)と、前記受信部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうち電力算出に必要な電圧データを取り出して、該取り出した電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成する測定データ生成部(43)と、該測定データ生成部によって生成された前記電流測定データおよび前記電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出部(45)とを備えてもよい。
前記電力算出部が、前記測定データ生成部によって生成された前記電流測定データに基づいて、前記電源線に流れる電流の高調波成分をさらに算出してもよい。
本発明の3相電力測定方法は、3相の電源線(1)の各相に流れる電流を1相ずつ検出するためのクランプ形変流器を具備するハンディ電力計を用いて該電源線の電力を算出する3相電力測定方法であって、前記クランプ形変流器で前記電源線の第1の相をクランプするステップと、前記ハンディ電力計が、前記電源線の所定の1相の電圧の零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された前記電源線の前記第1の相の電流および該電源線の3相の電圧のうち電力算出に必要な電圧を取り出し、該取り出した電流および電圧から電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリに記録するステップと、前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップと、前記ハンディ電力計が、前記基準点から前記所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された前記電源線の前記第2の相の電流および該電源線の3相の電圧のうち電力算出に必要な電圧を取り出し、該取り出した電流および電圧から他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップと、
前記ハンディ電力計が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップとを具備することを特徴とする。
また、本発明の3相電力測定方法は、本発明のハンディ電力計(10)を用いて3相の電源線(1)の電力を算出する3相電力測定方法であって、前記第1乃至第3のクリップ(131〜133)で前記電源線の第1乃至第3の相の露出部分をそれぞれ挟むとともに、前記クランプ形変流器(12)で該電源線の前記第1の相をクランプするステップ(S11)と、前記電流サンプリング部(21)が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第1の相の電流をサンプリングして第1の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部(22)が、前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の電圧データを生成するステップと、前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記第1の電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうちの電力算出に必要な相の電圧データを取り出し、該取り出した第1の電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリ(24)に記録するステップ(S12)と、前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップ(S13)と、前記電流サンプリング部が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第2の相の電流をサンプリングして第2の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部が、前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の他の電圧データを生成するステップと、前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の他の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第2の電流データおよび前記第1乃至第3の他の電圧データのうちの電力算出に必要な相の他の電圧データを前記電圧サンプリング部から取り出し、該取り出した第2の電流データおよび他の電圧データから他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップ(S14)と、電力算出部(25)が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップ(S15)とを具備することを特徴とする。
ここで、前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第2の相から外して該電源線の第3の相をクランプするステップと、前記電流サンプリング部が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第3の相の電流をサンプリングして第3の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部が、前記第1乃至第3のクリップからそれぞれ入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の別の電圧データを生成するステップと、前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の別の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第3の電流データを取り出し、該取り出した第3の電流データから別の電流測定データを生成し、該生成した別の電流測定データを前記メモリに記録するステップと、前記電力算出部が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データおよび前記別の電流測定データを加算して前記電源線に流れる電流の高調波成分を算出するステップとをさらに具備してもよい。
さらに、本発明の3相電力測定方法は、本発明のハンディ電力計(30)を用いて3相の電源線(1)の電力を算出する3相電力測定方法であって、前記クランプ形変流器(32)で前記電源線の第1の相をクランプするステップと、前記受信部(42)が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、前記電流サンプリング部(41)が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第1の相の電流をサンプリングして第1の電流データを生成するステップと、前記測定データ生成部(43)が、前記受信部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記第1の電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうちの電力算出に必要な相の電圧データを取り出し、該取り出した第1の電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリ(44)に記録するステップと、前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップと、前記受信部が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の他の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、前記電流サンプリング部が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第2の相の電流をサンプリングして第2の電流データを生成するステップと、前記測定データ生成部が、前記受信部から入力される前記第1の他の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第2の電流データおよび前記第1乃至第3の他の電圧データのうちの電力算出に必要な相の他の電圧データを取り出し、該取り出した第2の電流データおよび他の電圧データから他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップと、前記電力算出部(45)が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップとを具備することを特徴とする。
ここで、前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第2の相から外して該電源線の第3の相をクランプするステップと、前記受信部が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の別の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、前記電流サンプリング部が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第3の相の電流をサンプリングして第3の電流データを生成するステップと、前記測定データ生成部が、前記受信部から入力される前記第1の別の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第3の電流データを取り出し、該取り出した第3の電流データから別の電流測定データを生成し、該生成した別の電流測定データを前記メモリに記録するステップと、前記電力算出部が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データおよび前記別の電流測定データを加算して前記電源線に流れる電流の高調波成分を算出するステップとをさらに具備してもよい。
本発明のハンディ電力計および3相電力測定方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)クランプ形変流器(電流クランプ)を電源線の各相に順番に接続するだけで電源線の電力などを測定することができるため、電力測定作業の効率化が図れる。
(2)電圧計から送信されてくる電圧データおよび同期信号を受信する機能を備えることにより、電圧測定可能な露出部分が電源線の測定箇所の近くになくても簡単に電力などを測定することができる。
上記の目的を、電源線の所定の1相の電圧の零点を基準点として定め、この基準点から所定サイクル分のクランプ形変流器によって検出された電流および電源線の電力算出に必要な相の電圧を取り出して、この取り出した電流および電圧に基づいて電源線の電力を算出することにより実現した。
以下、本発明のハンディ電力計および3相電力測定方法の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例によるハンディ電力計10は、図1に示すように、筐体11と、筐体11の上面に設けられたクランプ形変流器12と、筐体11に設けられた第1乃至第3の端子151〜153と第1乃至第3のリード線141〜143を介してそれぞれ接続された第1乃至第3のクリップ131〜133と、筐体11内に設けられた電流サンプリング部21、電圧サンプリング部22、測定データ生成部23、メモリ24および電力算出部25と、筐体11の前面に設けられた表示部26およびスイッチ27とを具備する。
ここで、クランプ形変流器12は、図2(a),(b)に示すように、電源線1(三相3線)のR相、S相およびT相のうち1相を貫通させて、電源線1のR相、S相およびT相にそれぞれ流れるR相電流、S相電流およびT相電流を検出するためのものである。
第1乃至第3のクリップ131〜133は、図2(a),(b)に示すように、電源線1のR相、S相およびT相の露出部分をそれぞれ挟んで、電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧を検出するためのものである。
電流サンプリング部21は、クランプ形変流器12から入力されるアナログのR相電流、S相電流およびT相電流を所定のサンプリング周波数(たとえば、商用周波数60Hzの場合には5,760Hz(電気角3.75°))でサンプリングしたのちにアナログ/ディジタル変換してディジタルの電流データ(以下、「R相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データIT」と称する。)を生成するためのものである。
電圧サンプリング部22は、第1乃至第3のクリップ131〜133から第1乃至第3のリード線141〜143および第1乃至第3の端子151〜153を介して入力されるアナログのR相電圧、S相電圧およびT相電圧を上記のサンプリング周波数でサンプリングしたのちにアナログ/ディジタル変換してディジタルの電圧データ(以下、「R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVT」と称する。)を生成するためのものである。
測定データ生成部23は、スイッチ27から入力される起動信号に応じて、3サイクル分のR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITを電流サンプリング部21から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを電圧サンプリング部22から取り込んで、取り込んだR相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ24に記録する。
また、測定データ生成部23は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、R相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを基準点から2サイクル分だけ取り出してこれらの測定データを生成し、生成したこれらの測定データをメモリ24に記録する。
さらに、測定データ生成部23は、電力算出に必要な測定データをメモリ24に記録すると、電力算出部25に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
電力算出部25は、測定データ生成部23から入力される動作開始指示信号に応じて、R相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTの測定データをメモリ24から読み出して、電源線1の電力などを算出する。
電力算出部25によって算出された電力などは、表示部26に表示される。
次に、ハンディ電力計10を用いて電源線1の電力を2電力計法に基づいて算出する方法(本発明の第1の実施例による3相電力測定方法)について、図2乃至図4を参照して説明する。
作業員は、図2(a)に示すように、第1乃至第3のクリップ131〜133で電源線1のR相、S相およびT相の露出部分をそれぞれ挟むとともに、クランプ形変流器12で電源線1のR相をクランプしてクランプ形変流器12に電源線1のR相を貫通させたのち、スイッチ27を押す(図4のステップS11)。
これにより、電源線1のR相に流れるR相電流がクランプ形変流器12によって検出されて、R相電流データIRが電流サンプリング部21によって生成される。また、電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧が電圧サンプリング部22に入力されて、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTが電圧サンプリング部22によって生成される。さらに、スイッチ27から起動信号が測定データ生成部23に出力される。
測定データ生成部23は、スイッチ27から起動信号が入力されると、図3に時刻t1から時刻t2で示すように、3サイクル分のR相電流データIRを電流サンプリング部21から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを電圧サンプリング部22から取り込んで、取り込んだR相電流データIR、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ24に記録する。
また、測定データ生成部23は、メモリ24に記録されたR相電圧データVRの零点(図3(a)に示すようにR相電圧データVRの振幅がプラスからマイナスに移行する側の振幅が“0”に最も近い点)を基準点として定め、図3(d)に時刻t1aから時刻t1bで示すように、メモリ24に記録されたR相電流データIRのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電流データIRをR相電流データIRの測定データとしてメモリ24に記録する。また、測定データ生成部23は、図3(a),(c)に時刻t1aから時刻t1bで示すように、メモリ24に記録されたR相電圧データVRおよびT相電圧データVTのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電圧データVRおよびT相電圧データVTをR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データとしてメモリ24に記録する(以上、ステップS12)。
作業員は、スイッチ27を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計10のクランプ形変流器12を電源線1のR相から外し、図2(b)に示すようにクランプ形変流器12で電源線1のS相をクランプして電源線1のS相をクランプ形変流器12に貫通させたのち、スイッチ27を押す(ステップS13)。
これにより、電源線1のS相に流れるS相電流がクランプ形変流器12によって検出されて、S相電流データISが電流サンプリング部21によって生成される。また、電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧が電圧サンプリング部22に入力されて、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTが電圧サンプリング部22によって生成される。また、スイッチ27から起動信号が測定データ生成部23に出力される。
測定データ生成部23は、スイッチ27から起動信号が入力されると、図3に時刻t3から時刻t4で示すように、3サイクル分のS相電流データISを電流サンプリング部21から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを電圧サンプリング部22から取り込んで、取り込んだS相電流データIS、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ24に記録する。
また、測定データ生成部23は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、図3(e)に時刻t3aから時刻t3bで示すように、メモリ24に記録されたS相電流データISのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したS相電流データISをS相電流データISの測定データとしてメモリ24に記録する。また、測定データ生成部23は、図3(b),(c)に時刻t3aから時刻t3bで示すように、メモリ24に記録されたR相電圧データVRおよびT相電圧データVTのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電圧データVRおよびT相電圧データVTをR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データとしてメモリ24に記録する(以上、ステップS14)。
その後、測定データ生成部23は、電力算出部25に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
作業員は、スイッチ27を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計10のクランプ形変流器12を電源線1のS相から外す。
また、電力算出部25は、測定データ生成部23から動作開始指示信号が入力されると、メモリ24からR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データを読み出してR相−T相間の線間電圧VRTのベクトルデータを生成するとともに、メモリ24からS相電圧データVSおよびT相電圧データVTの測定データを読み出してS相−T相間の線間電圧VSTのベクトルデータを生成する。
その後、電力算出部25は、メモリ24からR相電流データIRおよびS相電流データISの測定データを読み出してR相電流データIRおよびS相電流データISのベクトルデータを生成したのち、次式に示すベクトル演算を行って電源線1の2サイクル分の電力Pを算出することにより、電源線1の電力を算出する(以上、ステップS15)。
P=VRT×IR+VST×IS
このとき、R相−T相間の線間電圧VRTのベクトルデータを生成するのに使用されるR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データとR相電流データIRのベクトルデータを生成するのに使用されるR相電流データIRの測定データは時刻t1aから時刻t1bに取り込まれたデータであるのに対して、S相−T相間の線間電圧VSTのベクトルデータを生成するのに使用されるS相電圧データVSおよびT相電圧データVTの測定データとS相電流データISのベクトルデータを生成するのに使用されるS相電流データISの測定データは時刻t3aから時刻t3bに取り込まれたデータであり、これらの測定データが取り込まれた時刻が異なるが、これらの測定データはすべて、R相電圧データVRの零点である基準点から2サイクル分のデータであるため、負荷2(図2参照)の消費電力変動が激しくない限り、電源線1の電力を正確に算出することができる。
電力算出部25は、算出した電源線1の電力を表示部26に表示する(ステップS16)。
なお、ハンディ電力計10を用いて電源線1の電力のみを算出したが、以下のようにすれば、電源線1に流れる電流の高調波成分を算出することもできる。
作業員は、上述したステップS13でスイッチ27を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計10のクランプ形変流器12を電源線1のS相から外し、クランプ形変流器12で電源線1のT相をクランプして電源線1のT相をクランプ形変流器12に貫通させたのち、スイッチ27を押す。
これにより、電源線1のT相に流れるT相電流がクランプ形変流器12によって検出されて、T相電流データITが電流サンプリング部21によって生成される。また、電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧が電圧サンプリング部22に入力されて、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTが電圧サンプリング部22によって生成される。また、スイッチ27から起動信号が測定データ生成部23に出力される。
測定データ生成部23は、スイッチ27から起動信号が入力されると、図5に時刻t5から時刻t6で示すように、3サイクル分のT相電流データITを電流サンプリング部21から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを電圧サンプリング部22から取り込んで、取り込んだS相電流データIS、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ24に記録する。
また、測定データ生成部23は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、図5(f)に時刻t5aから時刻t5bで示すように、メモリ24に記録されたT相電流データITのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したT相電流データITをT相電流データITの測定データとしてメモリ24に記録する。その後、測定データ生成部23は、電力算出部25に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
電力算出部25は、測定データ生成部23から動作開始指示信号が入力されると、メモリ24からR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITの測定データを基準点から1サイクル分だけ読み出したのち、読み出したR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITの測定データを加算したのちに高速フーリエ変換処理して、電源線1に流れる電流の高調波成分を算出する(図6参照)。
このとき、R相電流データIRの測定データは時刻t1aから時刻t1bに取り込まれたデータであり、S相電流データISの測定データは時刻t3aから時刻t3bに取り込まれたデータであり、T相電流データITの測定データは時刻t5aから時刻t5bに取り込まれたデータであり、これらの測定データが取り込まれた時刻が異なるが、これらの測定データはすべて、R相電圧データVRの零点である基準点から1サイクル分のデータであるため、負荷2(図2参照)の消費電力変動が激しくない限り、電源線1に流れる電流の高調波成分を正確に算出することができる。
これにより、電源線1に流れる電流の基本波レベルおよび高次高調波レベル(2次高調波レベル、3次高調波レベルなど)を求めて調波スペクトルの特徴を求めたり、総合歪み率を求めて各測定ポイントの許容基準値と比べて各測定ポイントにおける高調波レベルの評価を行ったりすることもできる。
次に、本発明の第2の実施例によるハンディ電力計について、図7を参照して説明する。
本実施例によるハンディ電力計30は、電源線1に電圧測定可能な露出部分がない場合に対応するために、図1に示した第1乃至第3のクリップ131〜133の代わりに、無線送信機能を備えた電圧計(不図示)と組み合わせて使用するものである。
そのため、ハンディ電力計30は、図7に示すように、筐体31と、筐体31の上面に設けられたクランプ形変流器32と、筐体31内に設けられた電流サンプリング部41、受信部42、測定データ生成部43、メモリ44および電力算出部45、筐体31の前面に設けられた表示部46およびスイッチ47とを具備する。
ここで、クランプ形変流器32は、図1に示したクランプ形変流器12と同様に、電源線1のR相、S相およびT相のうち1相を貫通させて、電源線1(三相3線)のR相、S相およびT相にそれぞれ流れるR相電流、S相電流およびT相電流を検出するためのものである。
受信部42は、電圧計から無線で送信されてくる電源線1のR相電圧データVR、S相電圧データVS、T相電圧データVTおよび同期信号を受信する。なお、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTは、電圧計において同期信号に同期したサンプリングパルスでサンプリングしてアナログ/ディジタル変換することにより生成されたものである。
受信部31は、電圧計から受信したR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを測定データ生成部43に出力するとともに、電圧計から受信した同期信号を電流サンプリング部41に出力する。
電流サンプリング部41は、受信部31から入力される同期信号に同期したサンプリングパルスでクランプ形変流器12から入力されるアナログのR相電流、S相電流およびT相電流をサンプリングしてアナログ/ディジタル変換することにより、R相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITを生成する。
これにより、電圧計で生成されるR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTと電流サンプリング部41で生成されるR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITとのタイミング合せを行うことができる。
測定データ生成部43は、スイッチ47から入力される起動信号に応じて、3サイクル分のR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITを電流サンプリング部41から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを受信部42から取り込んで、取り込んだR相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ44に記録する。
また、測定データ生成部43は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、R相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを基準点から2サイクル分だけ取り出してこれらの測定データを生成し、生成したこれらの測定データをメモリ44に記録する。
さらに、測定データ生成部43は、電力算出に必要な測定データをメモリ44に記録すると、電力算出部45に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
電力算出部45は、測定データ生成部43から入力される動作開始指示信号に応じて、R相電流データIR、S相電流データIS、T相電流データIT、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTの測定データをメモリ44から読み出して、電源線1の電力などを算出する。
電力算出部45によって算出された電力などは、表示部46に表示される。
このように構成されたハンディ電力計30を用いることにより、たとえば1本の母線から複数本の電源線が分岐している場合には、母線のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを電圧計からハンディ電力計30に無線で送信することにより、作業員は、1本の電源線の電力などの測定が終了すると、ハンディ電力計30のクランプ形変流器32を他の電源線のR相にクランプするだけで他の電源線の電力測定作業を開始することができるので、電力測定作業の効率化を図ることができる。
次に、ハンディ電力計30を用いて電源線1の電力を2電力計法に基づいて算出する方法について、図8のフローチャートを参照して説明する。
作業員は、クランプ形変流器32で電源線1のR相をクランプしてクランプ形変流器32に電源線1のR相を貫通させたのち、スイッチ47を押す。
また、受信部42が、電圧計から無線で送信されてくるR相電圧データVR、S相電圧データVS、T相電圧データVTおよび同期信号を受信する(以上、ステップS21)。
これにより、電源線1のR相に流れるR相電流がクランプ形変流器32によって検出されて、R相電流データIRが電流サンプリング部41によって生成される。このとき、電流サンプリング部41は、受信部42から入力される同期信号に同期したサンプリングパルスでR相電流をサンプリングする。
測定データ生成部43は、スイッチ47から起動信号が入力されると、3サイクル分のR相電流データIRを電流サンプリング部41から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを受信部42から取り込んで、取り込んだR相電流データIR、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ44に記録する。
また、測定データ生成部43は、メモリ44に記録されたR相電圧データVRの零点を基準点として定め、メモリ44に記録されたR相電流データIRのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電流データIRをR相電流データIRの測定データとしてメモリ44に記録する。また、測定データ生成部43は、メモリ44に記録されたR相電圧データVRおよびT相電圧データVTのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電圧データVRおよびT相電圧データVTをR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データとしてメモリ44に記録する(以上、ステップS22)。
作業員は、スイッチ47を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計30のクランプ形変流器32を電源線1のR相から外し、クランプ形変流器32で電源線1のS相をクランプして電源線1のS相をクランプ形変流器32に貫通させたのち、スイッチ47を押す。
また、受信部42が、電圧計から無線で送信されてくるR相電圧データVR、S相電圧データVS、T相電圧データVTおよび同期信号を受信する(以上、ステップS23)。
これにより、電源線1のS相に流れるS相電流がクランプ形変流器32によって検出されて、S相電流データISが電流サンプリング部41によって生成される。このとき、電流サンプリング部41は、受信部42から入力される同期信号に同期したサンプリングパルスでS相電流をサンプリングする。
測定データ生成部43は、スイッチ47から起動信号が入力されると、3サイクル分のS相電流データISを電流サンプリング部41から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを受信部42から取り込んで、取り込んだS相電流データIS、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ44に記録する。
また、測定データ生成部43は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、メモリ44に記録されたS相電流データISのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したS相電流データISをS相電流データISの測定データとしてメモリ44に記録する。また、測定データ生成部43は、メモリ44に記録されたR相電圧データVRおよびT相電圧データVTのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したR相電圧データVRおよびT相電圧データVTをR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データとしてメモリ44に記録する(以上、ステップS24)。
その後、測定データ生成部43は、電力算出部45に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
作業員は、スイッチ47を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計30のクランプ形変流器32を電源線1のS相から外す。
また、電力算出部45は、測定データ生成部43から動作開始指示信号が入力されると、メモリ44からR相電圧データVRおよびT相電圧データVTの測定データを読み出してR相−T相間の線間電圧VRTのベクトルデータを生成するとともに、メモリ44からS相電圧データVSおよびT相電圧データVTの測定データを読み出してS相−T相間の線間電圧VSTのベクトルデータを生成する。
その後、電力算出部45は、メモリ44からR相電流データIRおよびS相電流データISの測定データを読み出してR相電流データIRおよびS相電流データISのベクトルデータを生成したのち、次式に示すベクトル演算を行って電源線1の2サイクル分の電力Pを算出することにより、電源線1の電力を算出する(以上、ステップS25)。
P=VRT×IR+VST×IS
電力算出部45は、算出した電源線1の電力を表示部46に表示する(ステップS26)。
なお、ハンディ電力計30を用いて電源線1の電力のみを算出したが、以下のようにすれば、電源線1に流れる電流の高調波成分を算出することもできる。
作業員は、上述したステップS23でスイッチ47を押したのち10秒程度ほど経過すると、ハンディ電力計30のクランプ形変流器32を電源線1のS相から外し、クランプ形変流器32で電源線1のT相をクランプして電源線1のT相をクランプ形変流器32に貫通させたのち、スイッチ47を押す。
また、受信部42が、電圧計から無線で送信されてくるR相電圧データVR、S相電圧データVS、T相電圧データVTおよび同期信号を受信する。
これにより、電源線1のT相に流れるT相電流がクランプ形変流器32によって検出されて、T相電流データITが電流サンプリング部41によって生成される。
測定データ生成部43は、スイッチ47から起動信号が入力されると、3サイクル分のT相電流データITを電流サンプリング部41から取り込むとともに3サイクル分のR相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTを受信部42から取り込んで、取り込んだS相電流データIS、R相電圧データVR、S相電圧データVSおよびT相電圧データVTをメモリ44に記録する。
また、測定データ生成部43は、取り込んだR相電圧データVRの零点を基準点として定め、メモリ44に記録されたT相電流データITのうち基準点から2サイクル分だけ取り出して、取り出したT相電流データITをT相電流データITの測定データとしてメモリ44に記録する。その後、測定データ生成部43は、電力算出部45に対して動作開始を指示する動作開始指示信号を出力する。
電力算出部45は、測定データ生成部43から動作開始指示信号が入力されると、メモリ44からR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITの測定データを基準点から1サイクル分だけ読み出したのち、読み出したR相電流データIR、S相電流データISおよびT相電流データITの測定データを加算したのちに高速フーリエ変換処理して、電源線1に流れる電流の高調波成分を算出する。
以上の説明では、R相電圧データVRなどを3サイクル分だけ取り出して基準点から2サイクル分のR相電流データIRなどの測定データを生成したが、電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧の位相差は120°であり、また、電源線1に流れるR相電流、S相電流およびT相電流の位相差も120°であるため、R相電圧データVRなどを少なくとも2サイクル分だけ取り出せば、基準点から1.5サイクル分のR相電流データIRなどの測定データを生成することができ、電源線1の電力を正確に測定することができる。
また、たとえばフリッカ負荷などの影響を避けるために、数サイクル分のR相電圧データVRなどの測定データを生成して、電力算出部25,45が数サイクル分のR相電圧データVRなどの測定データの平均値を求めて、求めたR相電圧データVRなどの測定データの平均値から電源線1の電力などを算出してもよい。
また、2電力計法に基づいて電源線1の電力を測定したが、電源線1に中線がある場合には、中線に対する電源線1のR相電圧、S相電圧およびT相電圧を検出することにより、同様にして電源線1の電力を測定することができる。
さらに、図3(a)に示したようにR相電圧データVRの振幅がプラスからマイナスに移行する側の振幅が“0”に最も近い点をR相電圧データVRの零点としたが、R相電圧データVRの振幅がマイナスからプラスに移行する側の振幅が“0”に最も近い点をR相電圧データVRの零点としてもよい。
本発明の第1の実施例によるハンディ電力計10の構成を示す図である。 図1に示したクランプ形変流器12および第1乃至第3のクリップ131〜133の使用方法について説明するための図である。 図1に示したハンディ電力計10を用いて電源線1の電力を2電力計法に基づいて算出する方法について説明するためのタイムチャートである。 図1に示したハンディ電力計10を用いて電源線1の電力を2電力計法に基づいて算出する方法について説明するためのフローチャートである。 図1に示したハンディ電力計10を用いて電源線1に流れる電流の高調波成分を算出する方法について説明するためのタイムチャートである。 図1に示したハンディ電力計10を用いて電源線1に流れる電流の高調波成分を算出する方法について説明するための図である。 本発明の第2の実施例によるハンディ電力計30の構成を示す図である。 図7に示したハンディ電力計30を用いて電源線1の電力を2電力計法に基づいて算出する方法について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 電源線
2 負荷
10,30 ハンディ電力計
11,31 筐体
12,32 クランプ形変流器
131〜133 第1乃至第3のクリップ
141〜143 第1乃至第3のリード線
151〜153 第1乃至第3の端子
21,41 電流サンプリング部
22 電圧サンプリング部
23,43 測定データ生成部
24,44 メモリ
25,45 電力算出部
26,46 表示部
27,47 スイッチ
42 受信部
R,IS,IT R相、S相およびT相電流データ
R,VS,VT R相、S相およびT相電圧データ
1,t1a,t1b,t2,t3,t3a,t3b,t4,t5,t5a,t5b,t6 時刻
S11〜S16,S21〜S26 ステップ

Claims (10)

  1. 3相の電源線(1)の各相に流れる電流を1相ずつ検出するためのクランプ形変流器(12;32)と、
    前記電源線の所定の1相の電圧の零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された電流および前記電源線の電力算出に必要な相の電圧を取り出して、該取り出した電流および電圧に基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出手段と、
    を具備することを特徴とする、ハンディ電力計。
  2. 前記電力算出手段によって算出された電力を表示するための表示手段(26;36)をさらに具備することを特徴とする、請求項1記載のハンディ電力計。
  3. 筐体(11)に設けられた第1乃至第3の端子(151〜153)と第1乃至第3のリード線(141〜143)を介してそれぞれ接続された第1乃至第3のクリップ(131〜133)をさらに具備し、
    前記クランプ形変流器(12)が前記筐体の上面に設けられており、
    前記電力算出手段が、
    前記クランプ形変流器から入力される電流をサンプリングして電流データを生成する電流サンプリング部(21)と、
    前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の電圧をサンプリングして第1乃至第3の電圧データを生成する電圧サンプリング部(22)と、
    該電圧サンプリング部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうち電力算出に必要な電圧データを取り出し、該取り出した電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成する測定データ生成部(23)と、
    該測定データ生成部によって生成された前記電流測定データおよび前記電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出部(25)とを備える、
    ことを特徴とする、請求項1または2記載のハンディ電力計。
  4. 前記クランプ形変流器(32)が筐体(31)の上面に設けられており、
    前記電力算出手段が、
    電圧計から送信されてくるかつ前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングパルスでサンプリングして生成された第1乃至第3の電圧データおよび該サンプリングパルスに同期した同期信号を受信する受信部(42)と、
    該受信部から入力される前記同期信号に同期した他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される電流をサンプリングして電流データを生成する電流サンプリング部(41)と、
    前記受信部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうち電力算出に必要な電圧データを取り出して、該取り出した電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成する測定データ生成部(43)と、
    該測定データ生成部によって生成された前記電流測定データおよび前記電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出する電力算出部(45)とを備える、
    ことを特徴とする、請求項1または2記載のハンディ電力計。
  5. 前記電力算出部が、前記測定データ生成部によって生成された前記電流測定データに基づいて、前記電源線に流れる電流の高調波成分をさらに算出することを特徴とする、請求項3または4記載のハンディ電力計。
  6. 3相の電源線(1)の各相に流れる電流を1相ずつ検出するためのクランプ形変流器を具備するハンディ電力計を用いて該電源線の電力を算出する3相電力測定方法であって、
    前記クランプ形変流器で前記電源線の第1の相をクランプするステップと、
    前記ハンディ電力計が、前記電源線の所定の1相の電圧の零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された前記電源線の前記第1の相の電流および該電源線の3相の電圧のうち電力算出に必要な電圧を取り出し、該取り出した電流および電圧から電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリに記録するステップと、
    前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップと、
    前記ハンディ電力計が、前記基準点から前記所定サイクル分の前記クランプ形変流器によって検出された前記電源線の前記第2の相の電流および該電源線の3相の電圧のうち電力算出に必要な電圧を取り出し、該取り出した電流および電圧から他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップと、
    前記ハンディ電力計が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップと、
    を具備することを特徴とする、3相電力測定方法。
  7. 請求項3記載のハンディ電力計(10)を用いて3相の電源線(1)の電力を算出する3相電力測定方法であって、
    前記第1乃至第3のクリップ(131〜133)で前記電源線の第1乃至第3の相の露出部分をそれぞれ挟むとともに、前記クランプ形変流器(12)で該電源線の前記第1の相をクランプするステップ(S11)と、
    前記電流サンプリング部(21)が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第1の相の電流をサンプリングして第1の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部(22)が、前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の電圧データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記第1の電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうちの電力算出に必要な相の電圧データを取り出し、該取り出した第1の電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリ(24)に記録するステップ(S12)と、
    前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップ(S13)と、
    前記電流サンプリング部が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第2の相の電流をサンプリングして第2の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部が、前記第1乃至第3のクリップから入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の他の電圧データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の他の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第2の電流データおよび前記第1乃至第3の他の電圧データのうちの電力算出に必要な相の他の電圧データを前記電圧サンプリング部から取り出し、該取り出した第2の電流データおよび他の電圧データから他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップ(S14)と、
    電力算出部(25)が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップ(S15)と、
    を具備することを特徴とする、3相電力測定方法。
  8. 前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第2の相から外して該電源線の第3の相をクランプするステップと、
    前記電流サンプリング部が、前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第3の相の電流をサンプリングして第3の電流データを生成するとともに、前記電圧サンプリング部が、前記第1乃至第3のクリップからそれぞれ入力される前記電源線の第1乃至第3の相の電圧をサンプリングして第1乃至第3の別の電圧データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部が、前記電圧サンプリング部から入力される前記第1の別の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第3の電流データを取り出し、該取り出した第3の電流データから別の電流測定データを生成し、該生成した別の電流測定データを前記メモリに記録するステップと、
    前記電力算出部が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データおよび前記別の電流測定データを加算して前記電源線に流れる電流の高調波成分を算出するステップと、
    をさらに具備することを特徴とする、請求項7記載の3相電力測定方法。
  9. 請求項4記載のハンディ電力計(30)を用いて3相の電源線(1)の電力を算出する3相電力測定方法であって、
    前記クランプ形変流器(32)で前記電源線の第1の相をクランプするステップと、
    前記受信部(42)が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、
    前記電流サンプリング部(41)が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第1の相の電流をサンプリングして第1の電流データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部(43)が、前記受信部から入力される前記第1の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から所定サイクル分の前記第1の電流データおよび前記第1乃至第3の電圧データのうちの電力算出に必要な相の電圧データを取り出し、該取り出した第1の電流データおよび電圧データから電流測定データおよび電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した電流測定データおよび電圧測定データをメモリ(44)に記録するステップと、
    前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第1の相から外して該電源線の第2の相をクランプするステップと、
    前記受信部が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の他の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、
    前記電流サンプリング部が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第2の相の電流をサンプリングして第2の電流データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部が、前記受信部から入力される前記第1の他の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第2の電流データおよび前記第1乃至第3の他の電圧データのうちの電力算出に必要な相の他の電圧データを取り出し、該取り出した第2の電流データおよび他の電圧データから他の電流測定データおよび他の電圧測定データをそれぞれ生成し、該生成した他の電流測定データおよび他の電圧測定データを前記メモリに記録するステップと、
    前記電力算出部(45)が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データ、前記電圧測定データ、前記他の電圧測定データに基づいて前記電源線の電力を算出するステップと、
    を具備することを特徴とする、3相電力測定方法。
  10. 前記クランプ形変流器を前記電源線の前記第2の相から外して該電源線の第3の相をクランプするステップと、
    前記受信部が、前記電圧計から送信されてくる前記第1乃至第3の別の電圧データおよび前記同期信号を受信するステップと、
    前記電流サンプリング部が、前記受信部から入力される前記同期信号に同期した前記他のサンプリングパルスで前記クランプ形変流器から入力される前記電源線の前記第3の相の電流をサンプリングして第3の電流データを生成するステップと、
    前記測定データ生成部が、前記受信部から入力される前記第1の別の電圧データの零点を基準点として定め、該定めた基準点から前記所定サイクル分の前記第3の電流データを取り出し、該取り出した第3の電流データから別の電流測定データを生成し、該生成した別の電流測定データを前記メモリに記録するステップと、
    前記電力算出部が、前記メモリに記録した前記電流測定データ、前記他の電流測定データおよび前記別の電流測定データを加算して前記電源線に流れる電流の高調波成分を算出するステップと、
    をさらに具備することを特徴とする、請求項9記載の3相電力測定方法。
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