JP4488888B2 - 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器 - Google Patents

計測方法および計測装置ならびに回路遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP4488888B2
JP4488888B2 JP2004376731A JP2004376731A JP4488888B2 JP 4488888 B2 JP4488888 B2 JP 4488888B2 JP 2004376731 A JP2004376731 A JP 2004376731A JP 2004376731 A JP2004376731 A JP 2004376731A JP 4488888 B2 JP4488888 B2 JP 4488888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
circuit
determined
electric circuit
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004376731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006184090A (ja
Inventor
光広 槇本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004376731A priority Critical patent/JP4488888B2/ja
Publication of JP2006184090A publication Critical patent/JP2006184090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4488888B2 publication Critical patent/JP4488888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

この発明は、電路の相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法および計測装置ならびに回路遮断器に関するものである。
電路には、接続する負荷機器に応じて、単相2線、単相3線、三相3線、および三相4線に代表される各種相線式が存在する。これら電路の通電情報、すなわち、電流、電圧、電力量、力率などを計測・表示する各種計測装置が用意されているが、その計測・表示は、その電路の相線式に準じたものでなければならないことは言うまでもない。よって、これら計測装置を、配設する電路の相線式に合わせて準備することも考えられるが、製品の標準化という観点から見た場合、あまり得策とは言い難い。そこで、装置に外部から設定可能な切換スイッチを設けたり(例えば、特許文献1参照)、定格情報が記憶された不揮発性メモリを装置に内蔵し、例えば中央装置からの通信により、設定を自動的に行う(例えば、特許文献2参照)ことが知られている。
また、電路の各種電気量の状態情報を入手するためには、電路に一次変流器や計測用変圧器を配設することが欠かせないが、これら一次変流器や計測用変圧器と計測装置間との接続に誤り、いわゆる誤結線があってはならない。この誤結線を認識する手段として、まず装置(後述する特許文献3および4においては「判定装置」として記載されている)に対し、相線式を設定した上で、電圧と電流の位相差を検出し、この位相差が規定値内であるかどうかを判別(例えば、特許文献3参照)、または、各線間電圧をサンプリングして得た波形データをフーリエ変換して位相角を算出し、その位相角が選択した相線式で得られる位相角と合致しているかどうかを判別(例えば、特許文献4参照)、といった方法が挙げられる。
特開平8−317476号公報(第6頁右欄第2行〜第19行) 特開2004−85413号公報(第3頁右欄第3行〜第8行) 特開2000−162299号公報(第4頁右欄第9行〜第16行) 特開2000−258484号公報(第5頁右欄第33行〜第40行)
従来の計測装置では、その計測装置が計測する電路の相線式を、計測装置に設けたディップスイッチなどで設定するか、あるいは、中央装置からの伝送手段で、その計測装置に認識させるかが必要であり、いずれの場合においても、操作、あるいは設定の煩わしさを避けることができない。しかも、設定洩れや誤設定が生じると、通電情報が正しく表示されない場合も有り得る。また、これら設定を省略できる方法として、前述の特許文献3および4に記載の前述の位相差検出方式、あるいは、フーリエ変換後の位相角算出を使用して、その電路の相線式情報を入手する方式を、計測装置そのものに取り込むことも可能ではあるが、その結果、多数の繰り返し演算を要することから、演算時間が長くなってしまい、これを短時間で済まそうとすれば、高価で高速なマイコンを使用せざるを得ない、という問題点が発生する。特に、誤結線が生じる可能性が低い、例えば、一次変流器や計測用変圧器を、計測装置ともども配線用遮断器に具備するようなケースでは、こういった方法を採用することは、コスト面において得策とは言い難い。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、設定や操作を施すことなく、簡単な演算を行うだけで、各種電気量情報を得ようとする電路の相線式情報を取得できるようにすることを目的とするものである。
この発明に係る計測方法は、
演算装置において計測対象の電路単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、
前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、
前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、
前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、
前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、
前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別する
ことを特徴とする計測方法である。
この発明に係る計測装置は、計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、
前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、
この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、
このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、および
このA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、
前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置である。
また、この発明に係る回路遮断器は、
演算装置において計測対象の電路単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別する計測方法
を実行する演算装置を備えた回路遮断器である。
また、この発明に係る回路遮断器は、
計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、およびこのA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置
を備えた回路遮断器である。
この発明は、演算装置において計測対象の電路単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別することを特徴とする計測方法であり、また、
この発明は、演算装置において計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ、前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば、前記電路は単相3線式であると判別することを特徴とする計測方法であり、また、
この発明は、演算装置において電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを検出し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば、前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ、前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば、前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別することを特徴とする計測方法であり、また、
この発明は演算装置において電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを検出し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば、前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ、前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば、前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ、前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば、前記電路は単相3線式であると判別することを特徴とする計測方法であり、また、
この発明は、計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、およびこのA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であり、また、
この発明は、計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、およびこのA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であり、また、
この発明は、計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、およびこのA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であり、また、
この発明は、計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、およびこのA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であり、また、
この発明は、上記計測方法の何れか一を実行する演算装置を備えた回路遮断器であり、また、
上記計測装置の何れか一を備えた回路遮断器である
ので、使用者側にとって、使い勝手の良い計測方法、計測装置、および回路遮断器が得られるとともに、製造者側にとっては、経済性に優れた計測装置、および回路遮断器を得ることができる。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1および図2により説明する。図1は回路模式図、図2は相線式判別処理のフローチャートを示す図である。
図1および図2は、この発明の実施の形態1における、通電導体に配した計測用変圧器から得られる電圧情報を基に、相線式を判別する手順を説明した図であり、図1中、(a)は単相2線式、(b)は単相3線式もしくは三相3線式、(c)は三相4線式、の電路の事例である。
図1において、通電導体4には、便宜上、図中、左側から右側に向けて、1・2・3・Nの符号を付してある。前記通電導体4の線間には、それぞれ計測用変圧器16が配設されており、この計測用変圧器16から得られる電圧信号は、それぞれ、単相2線式(a)の場合はV12(通電導体(符号1)と通電導体(符号2)との間の線間電圧)、単相3線式もしくは三相3線式(b)の場合はV12およびV23(通電導体(符号2)と通電導体(符号3)との間の線間電圧)、三相4線式(c)の場合はV12、V23、およびV2N(通電導体(符号2)と通電導体(符号N)との間の線間電圧)となる。
続いて、図2により、計器用変圧器の出力から得られる線間電圧の電圧信号より、その回路が相線式(a)〜(c)のいずれか、また、相線式(b)の場合、単相か三相かの判別に至るまでを説明する。
まず、図示しないマイコンなどで、V2Nの有無を判定する(S1)。V2Nが有れば、その回路は三相4線式であると認知され、V2Nが無ければ、次にV23の有無を判定する(S2)。ここで、V23が無ければ、その回路は単相2線式であると認知され、V23が有れば、次に、このV23と、V12、およびV31、すなわち、3−1間に発生している電圧に相当する電圧信号を比較する(S3)。このとき、V12とV23とV31がほぼ等しければ、その回路は三相3線式と認知され、この関係が成り立たなければ、単相3線式と認知されることになる。
このように、線間電圧の有無、あるいはその関係を活用することで、容易にその電路の相線式を知り得ることができる。なお、S3については、V12とV23の合算がV31とほぼ等しければ単相3線式、等しくなければ三相3線式、という具合に認知されるフローであっても同様な結果となることは言うまでもない。
また、この発明の実施の形態1は、電路の相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置において、入力線間電圧から相線式を判別した後に、当該判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して表示する計測方法である。
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2を図3〜図5により説明する。図3は通電情報計測表示装置付き回路遮断器の構成を示すブロック図、図4は図3におけるマイコンの動作を示すフローチャート、図5は図3における相線式判別処理のフローチャートである。
この発明の実施の形態2は、前述の実施の形態1で説明した基本的な考え方を、計測装置に取り込む、すなわち、より実際の使用形態に即したものを、実施の形態2として説明する。なお、この実施の形態2では、計測装置を三相4線式用配線用遮断器に搭載した通電情報計測表示装置付き回路遮断器(以下、回路遮断器と略す)としており、図3はそのブロック図、図4はマイコンの動作を示すフローチャート、図5は相線式判別処理のフローチャートの各事例である。
図3において、回路遮断器101の遮断器部1には、取り付けられる電路の電源側用に電源側端子2、および負荷側用に負荷側端子5が設けられるとともに、これら両端子を繋ぐ通電導体4が、それぞれ4組設けられている。なお、実施の形態1と同様、便宜上、図中、左側から右側に向けて、1・2・3・Nの符号を付している。通電導体4には、電磁装置14により通電導体4に流れる電流を入り切りする開閉接点3、およびこの電流に比例した電流信号を検出する一次変流器6が、やはり回路遮断器101の極数分(この場合は4個)具備されている。
一次変流器6で検出された電流信号は整流回路7に送られ、この整流回路7にて整流および波形整形された電流信号は、その大きさに応じて、ピーク値変換回路8を介し瞬時回路10または短限時回路11へ、あるいは実効値変換回路9を介し長限時回路12へ、それぞれ送られる。これら、瞬時回路10、短限時回路11、および長限時回路12は、その作動後、所定の時間が経過した場合に、トリガ信号がトリガ回路13に向け出力され、このトリガ回路13を介して電磁装置14が励磁されることで、開閉接点3が切り、すなわち回路遮断器101が遮断され、電路に流れる異常電流により、電路の電線などの焼損を未然に防いでいることは周知の通りである。
通電情報計測表示装置20と、この通電情報計測表示装置20に具備された電流信号入力回路21に入力される電流信号を生成する一次変流器6の二次側に配設された二次変流器15と、同じく電圧信号入力回路22に入力される電圧信号を生成する計測用変圧器16とで、いわゆる計測装置が構成されている。なお、二次変流器15は極数分(この場合は4個)配設されているが、計測用変圧器16は図3からもわかるように、1−2間、2−3間、および2−N間の計3個配設となっている。これは実施の形態1でも述べたように、3−1間、1−N間、および3−N間の電圧に比例する電圧信号は、この電圧信号の測定ポイントとなる電圧信号入力回路22の入力端子(すなわち、計測用変圧器16の2次出力側)を換えることで検出可能となるからである。
前記通電情報計測表示装置20は、前述した電流信号入力回路21と電圧信号入力回路22の他に、以下に記述する回路などで構成される。すなわち、後述するマイコン(演算装置)26からホールド信号を受けると、電流信号入力回路21/電圧信号入力回路22にて、波形整形およびレベル変換された電流信号/電圧信号を保持するサンプルホールド回路23、このサンプルホールド回路23が出力する電流信号/電圧信号を、後述するマイコン26の選択信号により選択する信号選択回路24、この信号選択回路24が出力する電流信号/電圧信号を計測レンジに合致するように増幅させるレンジアンプ回路25、このレンジアンプ回路25が出力する電流信号/電圧信号を、内蔵するA/D変換回路27によりデジタル値に変換するとともに、各相電流/各線間電圧をサンプリングし、波形データを取得することで、各相電流実効値、各線間電圧実効値、高調波電流、有効電力、無効電力、電力量、無効電力量、力率などの通電情報を算出するマイコン26、である。
さらにまた、マイコン26が出力する通電情報を表示する表示回路28、図示しないパソコンなどの外部装置とマイコン26との間で通信データを中継する通信I/F(InterFace)回路29、マイコン26が時間計測や電力量の演算を行うのに必要な日付および時刻を取得するための時計回路30、回路遮断器か漏電遮断器かの区別、あるいはその極数などの遮断器情報、感度や引き外し時間などの動作条件、温度補正に伴う調整値、および積算電力量や最大値といった計測値、などを記憶する記憶回路31、マイコン26に設定操作情報や表示選択情報を入力するための操作スイッチ回路32、およびマイコン26やこれまで述べた各回路に必要な所定の電力を供給する電源回路33、である。
次に、図4により、前記マイコン26の動作について説明する。電源回路33に所望の電圧が印加後、まず、計測開始の準備、具体的には、時計回路30や記憶回路31の情報を読み込む初期設定処理を実行し、これから行う計測が電圧印加後、初めてかどうか判別する(S11)。既に計測を実行済みであれば、後述する相線式判別処理にて算出した相線式情報に従い、回路遮断器101が配設された回路の通電情報の計測、表示、通信、記憶などの各演算処理を繰り返し実行する。なお、この各演算処理は、この発明の要部をなすものではないため、その詳しい説明は省略する。
前述した通電情報の計測のうち、各線間電圧の波形データの二乗平均平方根(すなわち実効値)を繰り返し算出し、その回路の電圧低下などの異常を速やかに表示させているが、この各線間電圧の実効値、すなわち1−2間、2−3間、3−1間、1−N間、2−N間、および3−N間(なお、N相が係る場合は相電圧となる)を、S11において、初めてであれば、後述する相線式判別処理に先立ち算出しておく。
続いて、図5により、この発明の要部である相線式判別処理について説明する。なお、以降の説明において、例えば、1−2間電圧はV12と表記する。
まず、V1N、V2N、およびV3Nが零以上、すなわち、電圧が発生しているかどうかを判別する(S21〜S23)。これら、V1N、V2N、およびV3Nが全て発生していれば、その回路は三相4線式と認知される。V1N、V2N、およびV3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、V12およびV23が発生しているかどうかを判別する(S24、S25)。V12およびV23のいずれか一つでも発生していなければ、その回路は単相2線式と認知される。逆に、V12およびV23とも発生していれば、必然的にV31も発生していることになり、これら、V12、V23、およびV31の値を比較する(S26)。その結果、V12、V23、およびV31の値がほぼ等しければ三相3線式と、等しくなければ単相3線式と、その回路はそれぞれ認知されることになる。
このように電路の通電情報を取り込む計測装置、あるいは電路に配設された計測装置を具備した回路遮断器に対し、予め相線式情報をディップスイッチなどの設定操作や、パソコンなどを使った伝送による記憶といった手段を行うことなく、計測装置を立ち上げるだけで、既に活線状態にある電路の相線式を取得するので、その回路の相線式に応じた正しい通電情報を、特別な操作を使用者に求めることなく表示させることができる。また、通常の表示に必要な各線間電圧の実効値を活用し、比較および演算しているだけなので、相線式を取得するにあたり、特別な演算やそのための時間を必要としないので、例えば、マイコンの性能を上げなくて済む、つまり、コスト的にも優れた製品を提供できるといった波及効果も期待できる。
なお、S26では、V12≒V23≒V31で判定しているが、実施の形態1でも述べたように、V12+V23≒V31とし、Yesなら単相3線式、Noなら三相3線式と認知するフローとしてもよい。また、計測装置の場合、電路に配設された計測用変圧器との接続は必ず行われるので、その電路が三相4線式であるかどうかは、実施の形態1で述べたV2Nのみでの判別も可能ではあるが、回路遮断器の場合、その回路遮断器の極数と電路数(例えば、単相2線式では2本、三相3線式では3本)が必ずしも一致しないケースが十分考えられる(例えば、4極品の回路遮断器の2−N間を単相2線式で配線)ので、図5で示したフローで構成することが好ましい。
さらにまた、S11を省略、すなわち、初期設定処理→各相・各線間電圧実効値計測処理→相線式判別処理→通電情報計測処理の順に行い、操作スイッチ処理後、前述した通電情報計測処理以降を繰り返し行うフローや、各相・各線間電圧実効値計測処理および相線式判別処理を、初期設定処理に含めるフローであってもよい。いずれも計測装置の起動時間が若干短くなるという効果が期待できる。
実施の形態3.
実施の形態2では、計測装置の電源印加直後、1回だけ相線式判別処理を実施するように構成されているが、この場合、計測装置へ電源供給のまま、回路遮断器に接続される電路の相線式が変更されると、正しい通電情報を表示することができない。そこで、S11を電源供給中、複数回、例えば、1ヶ月毎や、半年毎、実施するフローとする。これによれば、通電情報を変更後の相線式に追従させることが可能である。
この発明の実施の形態1を示す図で、回路模式図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1における相線式判別処理のフローチャートである。 この発明の実施の形態2を示す図で、通電情報計測表示装置付き回路遮断器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、図3におけるマイコンの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2を示す図で、図3における相線式判別処理のフローチャートである。
符号の説明
3 開閉接点、
4 通電導体、
20 通電情報計測表示装置、
23 サンプルホールド回路、
26 マイコン(演算装置)、
27 A/D変換回路、
28 表示回路、
29 通信I/F回路、
31 記憶回路、
33 電源回路、
101 回路遮断器。

Claims (12)

  1. 演算装置において計測対象の電路単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、
    前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、
    前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、
    前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、
    前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別する
    ことを特徴とする計測方法。
  2. 演算装置において計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相との線間電圧である前記電路の相電圧V2Nとを検出し、
    前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば、前記電路は三相4線式であると判別し、
    前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ、前記電路は単相2線式であると判別し、
    前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ、前記電路は三相3線式であると判別し、
    前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば、前記電路は単相3線式であると判別する
    ことを特徴とする計測方法。
  3. 演算装置において電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを検出し、
    前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば、前記電路は三相4線式であると判別し、
    前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ、前記電路は単相2線式であると判別し、
    前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば、前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば、前記電路は三相3線式であると判別し、
    前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ、前記電路は単相3線式であると判別する
    ことを特徴とする計測方法。
  4. 演算装置において電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測方法であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを検出し、
    前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば、前記電路は三相4線式であると判別し、
    前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ、前記電路は単相2線式であると判別し、
    前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば、前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ、前記電路は三相3線式であると判別し、
    前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば、前記電路は単相3線式であると判別する
    ことを特徴とする計測方法。
  5. 計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、
    この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、
    このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、および
    このA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、
    前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置。
  6. 計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、
    この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、
    このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、および
    このA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V2Nの有無を判定し、前記V2Nが有れば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V2Nの有無の判定の結果前記V2Nが無ければ、次に前記V23の有無を判定し、前記V23が無ければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V23の有無の判定の結果前記V23が有れば、次に、前記V12と前記V23前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、
    前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置。
  7. 計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、
    この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、
    このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、および
    このA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12≒V23≒V31であれば前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12≒V23≒V31でなければ前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、
    前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置。
  8. 計測対象の電路が単相2線式、単相3線式、三相3線式、および三相4線式の何れの相線式であるか判別し判別した相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置であって、
    前記電路の第1相と前記電路の第2相との線間電圧V12と、前記電路の第2相と前記電路の第3相との線間電圧V23と、前記電路の第3相と前記電路の第1相との線間電圧V31と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第1相の線間電圧である相電圧VN1と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第2相の線間電圧である相電圧VN2と、前記電路の三相4線式のN相と前記電路の第3相の線間電圧である相電圧VN3とを入力する電圧信号入力回路、
    この電圧信号入力回路の出力を入力し前記電路の各種電気量のサンプリング値を保持するサンプルホールド回路、
    このサンプルホールド回路に保持してあるサンプリング電気量を順次A/D変換するA/D変換部、および
    このA/D変換部のデジタル出力を入力し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nが全て発生していれば前記電路は三相4線式であると判別し、前記V1N、前記V2N、および前記V3Nのいずれか一つでも発生していなければ、次に、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別し、前記V12および前記V23のいずれか一つでも発生していなければ前記電路は単相2線式であると判別し、前記V12および前記V23が発生しているかどうかを判別した結果前記V12および前記V23とも発生していれば前記V12、前記V23、および前記V31との関係がV12+V23≒V31でなければ前記電路は三相3線式であると判別し、前記V12と前記V23と前記V31との関係がV12+V23≒V31であれば前記電路は単相3線式であると判別し、前記判別により得られた相線式に対応して前記電路の必要な各種電気量を演算する演算装置を備え、
    前記演算装置において前記判別により得られた相線式に対応して各種電気量を演算して得られた通電情報の表示および通信の少なくとも一方を行う計測装置。
  9. 請求項5〜請求項8の何れか一に記載の計測装置において、前記相線式の判別の一連の処理が電源供給時に行われることを特徴とする計測装置。
  10. 請求項5〜請求項8の何れか一に記載の計測装置において、前記相線式の判別の一連の処理が所定期間毎に実行されることを特徴とする計測装置。
  11. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載の計測方法を実行する演算装置を備えた回路遮断器。
  12. 請求項〜請求項の何れか一に記載の計測装置を備えた回路遮断器。
JP2004376731A 2004-12-27 2004-12-27 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器 Active JP4488888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004376731A JP4488888B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004376731A JP4488888B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006184090A JP2006184090A (ja) 2006-07-13
JP4488888B2 true JP4488888B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=36737324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004376731A Active JP4488888B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4488888B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10742018B2 (en) 2017-12-01 2020-08-11 Lsis Co., Ltd Earth leakage circuit breaker

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4545081B2 (ja) * 2005-10-31 2010-09-15 日置電機株式会社 測定装置
JP2008039609A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Mitsubishi Electric Corp 通電情報計測装置、及び通電情報計測装置を備えた回路遮断器
JP5091799B2 (ja) * 2008-08-12 2012-12-05 パナソニックエコソリューションズ電路株式会社 回路遮断器
JP5888421B2 (ja) 2012-08-17 2016-03-22 富士通株式会社 交流電力測定装置及び交流電力測定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621142U (ja) * 1992-08-21 1994-03-18 河村電器産業株式会社 漏電遮断器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156333U (ja) * 1982-04-15 1983-10-19 株式会社明電舎 保護継電装置
JPH10201140A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Hitachi Ltd 電気的特性値の監視方法およびその監視装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621142U (ja) * 1992-08-21 1994-03-18 河村電器産業株式会社 漏電遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10742018B2 (en) 2017-12-01 2020-08-11 Lsis Co., Ltd Earth leakage circuit breaker

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006184090A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3955706B2 (ja) 通電情報計測装置付き回路遮断器およびその補正方法
JP5539997B2 (ja) 電力系統におけるマージングユニットの動的な信号の切り替え方法及び装置
KR101300789B1 (ko) 전력량계용 변류기의 비오차 측정 장치 및 그 측정 방법
WO2013181809A1 (en) Method for identifying fault by current differential protection and device thereof
WO2016191234A1 (en) Method and apparatus to commission voltage sensors and branch circuit current sensors for branch circuit monitoring systems
JP3160532B2 (ja) 多回路形電力量計
JP4488888B2 (ja) 計測方法および計測装置ならびに回路遮断器
KR20100061431A (ko) 전류파형 유사도 측정에 의한 변류비 오차 측정장치 및 방법
AU695365B2 (en) Electrical apparatus with wide dynamic range for monitoring and protecting electric power systems
CN201589801U (zh) 一种双电流有效值比较电路
CN112595995A (zh) 一种自动励磁装置的pt断线故障检测单元及其工作方法
CN112327151B (zh) 一种有载分接开关切换状态的监测方法、装置及终端设备
JPH0843460A (ja) 高調波測定解析システム
JP2004226094A (ja) 電子式電力量計
CN111693764A (zh) 三相功率计
JP3323469B2 (ja) 多回路形電力量計
JP2001298877A (ja) 複数負荷の電力監視装置
JP2005233879A (ja) 線電流監視機能を備えた単相3線式電力量計、及びその線電流管理システム
JP2560994B2 (ja) 短絡故障点標定方法
KR101822808B1 (ko) 단상 다중회로 계측장치
JP2004336846A (ja) 電気量変化要因の判定方法
JP4690680B2 (ja) 電力量計
CN112596019B (zh) 基于电压差的三相四线电能表缺零线检测方法
JP2008039609A (ja) 通電情報計測装置、及び通電情報計測装置を備えた回路遮断器
JP4470809B2 (ja) 電子式電力量計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100330

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250