JPH10201140A - 電気的特性値の監視方法およびその監視装置 - Google Patents

電気的特性値の監視方法およびその監視装置

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JPH10201140A
JPH10201140A JP186797A JP186797A JPH10201140A JP H10201140 A JPH10201140 A JP H10201140A JP 186797 A JP186797 A JP 186797A JP 186797 A JP186797 A JP 186797A JP H10201140 A JPH10201140 A JP H10201140A
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combination
phase line
voltage
current
monitoring
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JP186797A
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Satoko Gotou
聡子 後藤
Naohiro Takakamo
直大 高鴨
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の相線方式それぞれに対する複数の分岐
回路に対応した適切な演算式により電気的特性値が得ら
れる監視方法を提供する。 【解決手段】 複数の相線方式の回路に接続したVTお
よびCTから電圧27、電流29を電圧入力部28、電
流入力部30へそれぞれ入力し、近似式計算部31で近
似式を計算し、計算した近似式から相線方式判定部32
で相線方式と電圧と電流の組合せを推定し、設定操作部
39の操作により推定した組合せを確認して特定し、電
力演算部33で特定した相線方式に応じた演算方法で電
圧、電流から電気的特性値を演算する監視方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的特性値の監
視方法およびその監視装置に係り、計器用変圧器(以
下、VTという)および計器用変流器(以下、CTとい
う)により、電圧および電流を入力し、有効電力、無効
電力、力率(本明細書では、電気的特性値という)を演
算する監視装置に係り、特に、複数回線の相線方式に応
じた電気的特性値を演算するのに好適な監視方法、監視
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における電気的特性値の監視
方法は、以下に説明する二つの方法がある。図15は、
従来の技術における電気的特性値の監視方法の接続図で
ある。図15に示す従来の技術では、一台の監視装置7
0に、三相3線方式の一回線において、変圧器60の二
次側に接続した一つのVT61から電圧端子V71へ電
圧を入力し、分岐回路に接続した複数のCT、すなわ
ち、CTa62、CTb63、CTc64、CTd6
5、CTe66、CTf67、CTg68、CTh69
から電流端子Ia72、Ib73、Ic74、Id7
5、Ie76、If77、Ig78、Ih79へ入力
し、相線方式に対応した固定の演算式により、電気的特
性値を演算していた。このような方法では、一相線方式
に対する電気的特性値の監視しかできなかった。
【0003】図16は、従来の技術における電気的特性
値の他の監視方法の接続図である。図16に示す従来の
技術では、1台の監視装置86に、単相3線方式におい
て変圧器A80の二次側に接続したVTa82から電圧
を電圧端子Va87へ入力し、同じく二次側に接続した
CTa84から電流を電流端子Ia89へ入力し、相線
方式に対応した所定の演算式により、電気的特性値を演
算していた。
【0004】さらに、三相3線方式に対し、変圧器B8
1の二次側に接続したVTb82から電圧を電圧端子V
b88へ入力し、同じ二次側に接続したCTb85から
の電流をIb90へ入力し、相線方式に対応した所定の
演算式により、電気的特性値を演算していた。このよう
な方法では、複数の分岐回路に対する電気的特性値の監
視ができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、一定の演算式により、電気的特性値を演算するた
め、複数回線の相線方式や複数の分岐回路に対応したそ
れぞれの電気的特性値を監視するためには、一台の監視
装置では足りず、複数の監視装置を設置する必要がある
という問題点がある。また、VT、CTが誤配線されて
いる場合は、意味のない電気的特性値を演算してしまう
という問題点がある。本発明の目的は、かかる従来技術
における問題点を解決するためになされたもので、複数
回線の相線方式それぞれに対する複数の分岐回路に対応
した適切な演算手段により、電気的特性値が得られる監
視方法およびその監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電気的特性値の監視方法の構成は、電
圧入力部へ相線方式の異なる複数の変圧器二次側のVT
から複数の電圧を入力し、電流入力部へ前記変圧器二次
側の複数の分岐回路のCTから複数の電流を入力し、複
数の相線方式回路の電気的特性値の監視方法において、
前記複数の電圧と電流のデータから各近似式を演算し、
前記近似式から相線方式と電圧と電流の組合せを推定
し、前記推定した組合せ以外に変更する必要があるかど
うか判断し、当該判断に従い、前記推定した組合せを確
認もしくは変更のいずれかにより特定し、前記特定した
組合せの相線方式に応じた演算方法で電気的特性値を演
算することを特徴とするものである。前項記載の電気的
特性値の監視方法において、前記推定した相線方式と電
圧と電流の組合せが単一か複数かを判断し、単一である
場合は、前記推定した組合せ以外に変更する必要がある
かどうか判断し、当該判断に従い、前記組合せを確認し
もしくは変更のいずれかにより組合せを特定し、複数で
ある場合は、当該複数の組合せから適切な組合せを選択
し、当該組合せ以外に変更する必要があるかどうか判断
し、前記判断に従い、選択した組合せを確認もしくは変
更して特定することを特徴とするものである。
【0007】本発明に係る電気的特性値の監視方法の他
の構成は、電圧入力部へ相線方式の異なる複数の変圧器
二次側に接続したVTから複数の電圧を入力し、電流入
力部へ前記変圧器二次側の複数の分岐回路に接続したC
Tから複数の電流を入力して、複数の相線方式回路の電
気的特性値の監視方法において、監視始動時は、前記複
数の電圧および電流入力をテスト入力とし、前記テスト
入力から上記記載のいずれかと同一の方法により、相線
方式と電圧と電流の組合せを特定し、監視中は、前記特
定した組合せの相線方式に応じた演算方法で電気的特性
値の演算を繰り返すことを特徴とするものである。
【0008】本発明に係る電気的特性値の監視方法のさ
らに他の構成は、電圧入力部へ相線方式の異なる複数の
変圧器二次側のVTから複数の電圧を入力し、電流入力
部へ前記変圧器二次側の複数の分岐回路のCTから複数
の電流を入力して、複数の相線方式回路の電気的特性値
の監視方法において、監視始動時は、前記複数の電圧お
よび電流入力をテスト入力とし、上記記載のいずれかと
同一の方法により、相線方式と電圧と電流の組合せを特
定し、監視中には、上記記載のいずれかの方法により、
相線方式と電圧と電流の組合せを特定し、前記特定した
両組合せが異なるかどうかを判断し、同一の場合は前記
特定した組合せを確認して特定し、異なる場合は警報出
力し、前記監視始動時の特定した組合せが正しいかどう
かを確認し、当該組合せ以外に変更して特定し、前記特
定した相線方式に応じた演算方法で電気的特性値の演算
を繰り返すことを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る電気的特性値の監視方法のさ
らに他の構成は、電圧入力部へ相線方式の異なる複数の
変圧器二次側のVTから複数の電圧を入力し、電流入力
部へ前記変圧器二次側の回路の複数の分岐回路のCTか
ら複数の電流を入力して、複数の相線方式回路の電気的
特性値の監視方法において、監視始動時は、前記複数の
電圧および電流入力をテスト入力とし、上記記載のいず
れかと同一の方法により、相線方式と電圧と電流の組合
せを特定し、監視中は、前記特定した相線方式に応じた
演算方法で電圧、電流からの電気的特性値の演算し、そ
の結果が異常な場合には警報出力し、上記記載のいずれ
かの方法により相線方式と電圧と電流の組合せを推定
し、前記特定組合せ以外に変更して特定し、前記特定し
た相線方式に応じた演算方法で電気的特性値の演算を繰
り返すことを特徴とするものである。
【0010】本発明に係る電気的特性値の監視装置の構
成は、相線方式の異なる複数の変圧器二次側のVTから
複数の電圧を入力する電圧入力部と、前記変圧器二次側
の複数の分岐回路のCTから複数の電流を入力する電流
入力部とを備え、前記入力値より複数の相線方式回路の
電気的特性値の監視装置において、前記複数の電圧と電
流のデータから各近似式を演算する近似式演算部と、前
記近似式から相線方式と電圧と電流の組合せを推定し、
前記推定した組合せの正誤を確認し、前記以外に変更す
る必要があるかどうか判断する相線方式判定部と、前記
判定に従い前記推定した組合せを確認しもしくは変更し
て特定する設定操作部と、前記特定した組合せの相線方
式に応じた演算方法で電気的特性値を演算する演算部と
を具備したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図14を参照して説明する。 〔実施の形態 1〕図1は、本発明の一実施の形態に係
る電気的特性値の監視方法の接続図である。三相3線方
式が一回線、単相3線方式が一回線、前記三相3線方式
一回線に対し、分岐回路が四回線、また単相3線方式一
回線に対し分岐回路が四回線の場合、VT2個、CT8
個が設置されている場合を説明する。監視装置13に、
単相3線方式に対し、変圧器A1の二次側に接続したV
Ta3から電圧端子Va14に入力する。また、分岐回
路に接続したCTa5、CTb6、CTc7、CTd8
から電流をIa16、Ib17、Ic18、Id19に
入力する。
【0012】さらに、三相3線方式に対し、変圧器B2
の二次側に接続したVTb4から電圧をVb15に入力
する。また、分岐回路に接続したCTe9、CTf1
0、CTg11、CTh12から電流をIe20、If
21、Ig22、Ih23に、それぞれ入力する。上記
各入力データは、伝送線24により、上位パソコン25
に対して伝送が行われる。
【0013】図2を参照して、本発明の一実施の形態に
係る電気的特性値の監視視装置の基本的構成を説明す
る。図2は、図1の電気的特性値の監視方法に用いられ
る監視装置のブロック図である。監視装置13に、複数
のVTaおよびbからの複数の電圧信号27を電圧入力
部28へ入力し、複数のCTeないしCThからの複数
の電流信号29を電流入力部30へ入力する。電圧入力
部28と電流入力部30からのデータから、近似式計算
部31にてそれぞれの近似式を計算する。
【0014】近似式計算部31のデータから、相線方式
判定部32にて、相線方式と電圧と電流の組合せを推定
する。その推定結果を表示部34に表示し、組合せが確
認される。前記確認に基づき操作信号40を設定操作部
39へ入力し、相線方式判定部32にて組合せの特定を
行わせる。また、相線方式判定部32が推定した組合せ
結果を、上位機器へ送信部35から送信信号36にて送
信し、組合せを確認する。上位からの受信信号38を受
信部37で受信し、相線方式判定部32にて、組合せの
特定を行わせる。特定した相線方式と電圧と電流の組合
せに対し、電力演算部33にて、相線方式に応じた演算
方法で、電圧入力部28と、電流入力部30からのデー
タから、電気的特性値を演算させる。前記演算結果を、
表示部34へ表示し、さらに、上位機器へ送信部35か
ら送信信号36にて送信することもできる。
【0015】図3を参照して、本発明に係る電気的特性
値の監視方法の内、相線方式と電圧と電流との組合せが
単一の場合を説明する。図3は、図1の電気的特性値の
監視方法の一の例を示すPAD図である。S001にお
いて、電圧入力部と電流入力部へそれぞれ複数の電圧と
電流とを入力させる。S002において、相線方式判定
部において、電圧と電流のそれぞれの相線方式を推定す
る。S003において、電圧入力部と電流入力部からの
データから、近似式計算部にて各近似式を計算し、相線
方式判定部において、前記近似式データより、相線方式
と電圧と電流の組合せを推定する。S004において、
設定操作部を操作することにより、推定した相線方式と
電圧と電流の組合せを例えば表示部に表示させ確認す
る。S005において、確認した組合せを変更する必要
があるか、どうかを判断される。S006において、前
記判断が変更する必要があると判断された場合には、設
定操作部を操作することにより、変更が行われる。S0
07において、電気演算部において、上記変更後の特定
した組合せに従い、相線方式に応じた演算方法により、
電気的特性値が演算される。
【0016】図4を参照して、本発明に係る電気的特性
値の監視方法の内、相線方式と電圧と電流との組合せが
単一もしくは複数の場合を説明する。図4は、図1の電
気的特性値の監視方法の他の例のPAD図である。S0
08において、電圧入力部と電流入力部へそれぞれ複数
の電圧と電流を入力する。S009において、相線方式
判定部において、電圧と電流のそれぞれの相線方式を推
定する。S010において、近似計算部にて各近似式を
計算し、相線方式判定部で相線方式と電圧と電流の組合
せを推定する。S011において、推定した組合せが単
一であるか、複数であるかを判断し、単一である場合
は、下記の処理が行われる。S012において、操作設
定部の操作により、推定した相線方式と電圧と電流の組
合せを確認する。S013において、確認された推定し
た組合せを変更する必要があるかを判断する。S014
において、前記判断において変更が必要と判断した場合
は設定操作部を操作することにより、変更が行われる。
S011において、推定した組合せが複数である場合
は、下記の処理が行われる。S015において、設定操
作部において、推定した複数の相線方式と電圧と電流の
組合せを確認する。S016において、確認した複数の
組合せから適切な組合せを選択する。S017におい
て、選択した組合せをその他の組合せに変更するかを判
断する。 S018において、前記判断が変更が必要と
される場合には設定操作部により
変更が行われ、特定される。S019において、電気演
算部において、上記特定した組合せに従い、相線方式に
応じた演算方法により、電気的特性値を演算する。
【0017】図5に、本発明に係る電気的特性値のさら
に他の監視方法を説明する。図5は、図1の電気的特性
値の監視方法のさらに他の例のPAD図である。監視始
動時に下記の処理をする。S020において、複数の電
圧と電流をテスト入力する。S021において、相線方
式判定部において、近似計算部で複数の電圧と電流のデ
ータから計算した近似式データより、相線方式と電圧と
電流の組合せを推定する。S022において、設定操作
部を操作し、前記推定した相線方式と電圧と電流の組合
せを確認する。S023において、確認した推定組合せ
を変更する必要があるかを判断する。S024におい
て、前記判断が変更を要する場合は、設定操作部を操作
して変更を行わせ、組合せを特定する。監視中は下記の
処理が行われる。S025において、複数の電圧と電流
を入力する。S026において、監視始動時に特定した
組合せに従い、電気演算部で相線方式に応じた演算方法
により、電気的特性値を演算する。
【0018】図6に、本発明に係る電気的特性値のさら
に他の監視方法を説明する。図6は、図1の電気的特性
値の監視方法のさらに他の例のPAD図である。監視始
動時には下記の処理をする。S027において、監視始
動時に、複数の電圧と電流をテスト入力する。S028
において、相線方式判定部において、近似計算部で複数
の電圧と電流のデータから計算した近似式データより、
相線方式と電圧と電流の組合せを推定する。S029に
おいて、設定操作部を操作し、推定した相線方式と電圧
と電流の組合せを確認する。S030において、確認に
従い、推定した組合せを変更する必要であるかを判断す
る。S031において、変更する必要がある場合は、設
定操作部を操作し変更が行われ、組合せが特定される。
監視中には下記の処理が行われる。S032において、
複数の電圧と電流を入力する。S033において、相線
方式判定部において、近似計算部で計算した近似式デー
タより、相線方式と電圧と電流の組合せを推定する。S
034において、監視始動時に特定した組合せと、監視
中に推定した組合せとが異なっているかを判断し、異な
っている場合は、下記の処理が行われる。S035にお
いて、組合せに異常があることを警告する。S036に
おいて、設定操作部を操作し、監視始動時に特定した組
合せが正しいかの確認が行われる。S037において、
確認に従い、監視始動時に特定した組合せを変更する必
要があるかを判断する。S038において、必要がある
場合、設定操作部を操作し変更が行われ組合せが特定さ
れる。S039において、監視始動時に特定した組合せ
をチェックし、組合せ異常の警告を解消する。S040
において、チェックした組合せに従い、電気演算部にお
いて、相線方式に応じた演算方法において、電気的特性
値を演算する。
【0019】図7に、本発明に係る電気的特性値のさら
に他の監視方法を説明する。図7は、図1の電気的特性
値の監視方法のさらに他の例のPAD図である。監視始
動時には下記の処理が行われる。S041において、複
数の電圧と電流をテスト入力する。S042において、
相線方式判定部において、上記と同様の方法により、相
線方式と電圧と電流の組合せを推定する。S043にお
いて、設定操作部を操作し、推定した相線方式と電圧と
電流の組合せを確認する。S044において、確認結果
より、推定した組合せを変更するかを判断する。S04
5において、変更が必要な場合は変更が行われ、設定操
作部を操作し、組合せが特定される。監視中には下記の
処理が繰り返される。S046において、複数の電圧と
電流を入力する。S047において、監視始動時に特定
した組合せに従い、相線方式に応じた演算方法におい
て、電気的特性値を演算する。S048において、演算
結果をチェックする。S049において、演算結果に異
常があるかを判断する。S050において、演算結果が
異常がある場合は演算結果に異常があることを警告す
る。S051において、相線方式判定部において、相線
方式と電圧と電流の組合せを推定する。S052におい
て、設定操作部において、推定した相線方式と電圧と電
流の組合せを確認する。S053において、確認した結
果、始動時に特定した組合せを変更する必要があるかを
判断する。S054において、変更する必要がある場合
は、設定操作部を操作し、変更が行われ、組合せが特定
される。S055において、前記演算結果の異常が解消
される。
【0020】図8を参照して、電気的特性値の監視方法
における相線方式と電圧と電流の組合せの推定処理を説
明する。図8は、図3の監視方法に係るPAD図の一部
の説明図、すなわち図3のPAD図、S003における
相線方式と電圧と電流の組合せの推定処理のPAD図で
ある。S056において、NV個の電圧を電圧入力部へ
入力する。S057において、NI個の電流を電流入力
部へ入力する。S058において、近似計算部で入力し
た電圧からそれぞれの近似式を計算する。S059にお
いて、相線方式判定部において、近似式のデータから電
圧それぞれの相線方式を推定する。S060において、
近似式計算部で入力した電流値からそれぞれの近似式を
計算する。S061において、相線方式判定部におい
て、近似式から電流それぞれの相線方式を推定する。S
062において、それぞれの電圧の相線方式と、電流の
相線方式が一致するかを判断し、一致した場合は、その
相線方式を特定する。S063において、相線方式と電
圧と電流の組合せに対応した電気的特性値の演算式を選
定する。
【0021】図9を参照して、本発明に係る監視方法の
相線方式と電圧と電流の組合せの確認処理を説明する。
図3の監視方法に係るPAD図の他の一部の説明図であ
る。すなわち、図3におけるS004の相線方式と電圧
と電流の組合せの確認処理のPAD図である。S064
において、電圧入力部と電流入力部へそれぞれ複数の電
圧と電流を入力する。S065において、相線方式判定
部において、相線方式と電圧と電流の組合せを推定す
る。S066において、設定操作部を操作し、推定した
組合せを表示する。S067において、次いで、推定し
た組合せが正しいかの確認を表示する。S068におい
て、次いで、推定した組合せが正しいかの確認の操作が
行われる。S069において、次いで、推定した組合せ
の変更が必要かどうかが判断される。S070におい
て、次いで、変更が必要とする場合は、組合せを変更す
る操作が行われる。S071において、次いで、変更し
た組合せを表示する。S072において、次いで、変更
した組合せが正しいかの確認を表示する。S073にお
いて、次いで、変更した組合せが正しいかの確認の操作
が行われる。
【0022】図10を参照して、電気的特性値の監視方
法における相線方式と電圧と電流の組合せの確認処理を
説明する。図10は、図3の監視方法に係るPAD図の
他の一部の説明図である。すなわち、図3におけるS0
06の相線方式と電圧と電流の組合せの確認処理のPA
D図である。S074において、電圧入力部と電流入力
部へ複数の電圧と電流を入力する。S075において、
相線方式判定部において、相線方式と電圧と電流の組合
せを推定する。S076において、設定操作部におい
て、推定した組合せが正しいかの確認を行わさせる。S
077において、推定した組合せを変更する必要かを判
断する。S078において、変更を必要する場合は、誤
配線があるかを判断する。S079において、誤配線が
無い場合は、組合せを変更する。S080において、誤
配線がある場合は、配線修正作業を行わさせる。このよ
うに、上記、S074からのS080までの処理から繰
り返すことになる。
【0023】次ぎに、図11を参照して近似式計算部に
おける近似式の計算方法の一例を説明する。図11は、
図1の電気的特性値の監視方法における入力波形線図で
ある。 電圧または電流の入力値をyとし、位相θとの
間に、下記の式(01)に示す関係があるとする。
【数1】 上式において、図11に示す如く、α0を波高値、α1
を位相差とし、電圧および電流は、1周期2πをn回に
分割し、サンプリング入力するものとする。この時、サ
ンプリング数jは、下記式(02)の値の範囲であると
し、位相θとの間に下記式(03)に示す関係があると
する。
【数2】
【数3】
【0024】以下に、電圧もしくは電流の入力値yの近
似式を、最小2乗法により求める方法を説明する。最小
2乗法とは、入力値の実際の観測値yjと推定値yj′s
の差の2乗の和、すなわち、下記の式(04)が最小に
なるように係数α0、α1を求める方法である。
【数4】 まず、上記式(04)のα0、α1の関数式を下記の式
(05)とする。
【数5】
【0025】上式においてα0、α1で偏微分し、得られ
た式を0とし、二つの偏微分連立方程式すなわち、式
(06)、式(07)が得られる。
【数6】
【数7】 こうして得られた連立方程式、式(06)、式(07)
を解くことによって、下記の式(011)、式(01
2)で表わされるα0、α1が得られる。このとき、式
(08)を定数Aとし、式(09)且つ式(10)を満
足する定数Bとする。
【数08】
【数09】
【数10】
【数11】
【数12】 また、前記式(011)、式(012)において、mの
値が下記式(13)となるが、α1が、下記式(14)
の範囲であるとすれば、当該α1は一義的な値が得られ
る。
【数13】
【数14】
【0026】図12を参照して相線方式と電圧と電流の
近似式の組合せ表を説明する。図12は、本発明に係る
電気特性値監視方法における相線方式と電圧と電流の近
似式組合せ表である。上記線図における三相3線方式の
電圧と電流の近似式は、下記の式(15)、式(1
6)、式(17)、式(18)、式(19)、式(2
0)で表わされる。
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【数20】
【0027】上記表における単相3線方式の電圧、電流
の近似式は、下記式(21)、式(22)、式(2
3)、式(24)、式(25)、式(26)に示され
る。
【数21】
【数22】
【数23】
【数24】
【数25】
【数26】
【0028】上記表における三相4線方式の電圧、電流
の近似式は、下記式(27)、式(28)、式(2
9)、式(30)、式(31)、式(32)に示され
る。
【数27】
【数28】
【数29】
【数30】
【数31】
【数32】
【0029】上記表における単相2線方式の電圧、電流
の近似式は、下記式(33)、式(34)、式(3
5)、式(36)、式(37)、式(38)に示され
る。
【数33】
【数34】
【数35】
【数36】
【数37】
【数38】
【0030】またさらに、相線方式に対応した電力の演
算式を示す。下記式(39)に、三相3線方式の電力の
演算式を示す。
【数39】 下記式(40)に、単相3線方式の電力の演算式を示
す。
【数40】 下記式(41)に、三相4線方式の電力の演算式を示
す。
【数41】 下記式(42)に、単相2線方式の電力の演算式を示
す。
【数42】
【0031】図13を参照して、監視装置13と伝送線
24を介して接続されている上位パソコン25における
相線方式と電圧と電流の組合せの確認表示の操作の一例
を説明する。図13は、本発明の上位パソコンにおける
相線方式と電圧と電流の組合せ表示説明図である。図1
3において、デイスプレイ画面41は、推定した組合せ
を表示するものである。デイスプレイ下部にはメツセー
ジ54により、設定操作部の操作による相線方式の組合
せの確認を表示するものである。変更が無い場合は、確
認キーボード42を押す。また、変更が有る場合は、変
更キーボード43を押す。キーボード44、45、4
6、47にて表示項目の切替が行われる。キーボード4
8、49にて、電圧または電流の接続もしくは非接続の
切替が行われる。キーボード50、51、52、53に
て、相線方式の切替が行われる。
【0032】図14を参照して、監視装置(図1におけ
る13を参照)における相線方式と電圧と電流の組合せ
の確認表示を説明する。図14は、本発明の監視装置に
おける相線方式と電圧と電流の組合せ表示説明図であ
る。表示器55に推定した組合せを表示し、変更が無い
場合は、設定キーボード56の設定が押される。また、
変更が有る場合は、キーボード57にて電圧の切替を行
い、キーボード58にて電流の切替を行い、キーボード
59にて相線方式の切替が行われる。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の構
成によれば、複数回線の相線方式それぞれに対する複数
の分岐回路において、相線方式と電圧と電流の組合せを
推定し、確認し、特定することにより、適切な演算式を
選定し、その演算結果から複数回線回路の電気的特性値
が得られる監視方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電気的特性値の監
視方法の接続図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電気的特性値の監
視装置のブロック図である。
【図3】図1の電気的特性値の監視方法の一の例のPA
D図である。
【図4】図1の電気的特性値の監視方法の他の例のPA
D図である。
【図5】図1の電気的特性値の監視方法の一例のさらに
他の例のPAD図である。
【図6】図1の電気的特性値の監視方法の一例のさらに
他の例のPAD図である。
【図7】図1の電気的特性値の監視方法の一例のさらに
例のPAD図である。
【図8】図3の監視方法に係るPAD図の一部の説明図
である。
【図9】図3の監視方法に係るPAD図の他の一部の説
明図である。
【図10】図3の監視方法に係るPAD図のさらに他の
一部の説明図である。
【図11】図1の電気的特性値の監視方法における入力
波形線図である。
【図12】本発明に係る監視方法での相線方式と電圧と
電流の近似式組合せ表である。
【図13】本発明の上位パソコンにおける相線方式と電
圧と電流の組合せ表示説明図である。
【図14】本発明の監視装置における相線方式と電圧と
電流の組合せ表示説明図である。
【図15】従来技術における電気的特性値の監視方法の
接続図である。
【図16】従来技術における電気的特性値の他の監視方
法の接続図である。
【符号の説明】
1…変圧器、3…計器用変圧器、5…計器用変流器、1
3…監視装置、14…電圧入力端子、16…電流入力端
子、24…伝送線、25…上位パソコン、27…電圧入
力信号、28…電圧入力部、29…電流入力信号、30
…電流入力部、31…電圧、電流近似式計算部、32…
相線方式判定部、33…電力演算部、34…表示部、3
5…送信部、36…送信信号、37…受信部、38…受
信信号、39…設定操作部、40…操作信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧入力部へ相線方式の異なる複数の変
    圧器二次側に接続したVTから複数の電圧を入力し、電
    流入力部へ前記変圧器二次側の複数の分岐回路のCTか
    ら複数の電流を入力し、複数の相線方式回路の電気的特
    性値の監視方法において、前記複数の電圧と電流のデー
    タから各近似式を演算し、前記近似式から相線方式と電
    圧と電流の組合せを推定し、前記推定した組合せ以外に
    変更する必要があるかどうか判断し、当該判断にしたが
    い前記推定した組合せを確認もしくは変更のいずれかに
    より特定し、前記特定した組合せの相線方式に応じた演
    算方法で電気的特性値を演算することを特徴とする電気
    的特性値の監視方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気的特性値の監視方法
    において、 前記推定した相線方式と電圧と電流の組合せが単一か複
    数かを判断し、単一である場合は、前記推定した組合せ
    以外に変更する必要があるかどうか判断し、当該判断に
    従い、前記組合せを確認しもしくは変更のいずれかによ
    り組合せを特定し、複数である場合は、当該複数の組合
    せから適切な組合せを選択し、当該組合せ以外に変更す
    る必要があるかどうか判断し、前記判断に従い、選択し
    た組合せを確認もしくは変更して特定することを特徴と
    する電気的特性値の監視方法。
  3. 【請求項3】 電圧入力部へ相線方式の異なる複数の変
    圧器二次側に接続したVTから複数の電圧を入力し、電
    流入力部へ前記変圧器二次側の複数の分岐回路に接続し
    たCTから複数の電流を入力して、複数の相線方式回路
    の電気的特性値の監視方法において、 監視始動時は、前記複数の電圧および電流入力をテスト
    入力とし、前記テスト入力から請求項1もしくは請求項
    2記載のいずれかと同一の方法により、相線方式と電圧
    と電流の組合せを特定し、 監視中は、前記特定した組合せの相線方式に応じた演算
    方法で電気的特性値の演算を繰り返すことを特徴とする
    電気的特性値の監視方法。
  4. 【請求項4】 電圧入力部へ相線方式の異なる複数の変
    圧器二次側のVTから複数の電圧を入力し、電流入力部
    へ前記変圧器二次側の複数の分岐回路のCTから複数の
    電流を入力して、複数の相線方式回路の電気的特性値の
    監視方法において、監視始動時は、前記複数の電圧およ
    び電流入力をテスト入力とし、請求項1もしくは請求項
    2記載のいずれかと同一の方法により、相線方式と電圧
    と電流の組合せを特定し、監視中には、請求項1もしく
    は請求項2記載のいずれかの方法により、相線方式と電
    圧と電流の組合せを特定し、 前記特定した両組合せが異なるかどうかを判断し、同一
    の場合は前記特定した組合せを確認して特定し、異なる
    場合は警報出力し、前記監視始動時の特定した組合せが
    正しいかどうかを確認し、当該組合せ以外に変更して特
    定し、前記特定した相線方式に応じた演算方法で電気的
    特性値の演算を繰り返すことを特徴とする電気的特性値
    の監視方法。
  5. 【請求項5】 電圧入力部へ相線方式の異なる複数の変
    圧器二次側のVTから複数の電圧を入力し、電流入力部
    へ前記変圧器二次側の回路の複数の分岐回路のCTから
    複数の電流を入力して、複数の相線方式回路の電気的特
    性値の監視方法において、監視始動時は、前記複数の電
    圧および電流入力をテスト入力とし、請求項1もしくは
    請求項2記載のいずれかと同一の方法により、相線方式
    と電圧と電流の組合せを特定し、監視中は、前記特定し
    た相線方式に応じた演算方法で電圧、電流からの電気的
    特性値の演算し、その結果が異常な場合には警報出力
    し、請求項1もしくは請求項2記載のいずれかの方法に
    より相線方式と電圧と電流の組合せを推定し、前記特定
    組合せ以外に変更して特定し、前記特定した相線方式に
    応じた演算方法で電気的特性値の演算を繰り返すことを
    特徴とする電気的特性値の監視方法。
  6. 【請求項6】 相線方式の異なる複数の変圧器の二次側
    のVTから複数の電圧を入力する電圧入力部と、前記変
    圧器二次側の複数の分岐回路のCTから複数の電流を入
    力する電流入力部とを備え、前記入力値より複数の相線
    方式回路の電気的特性値の監視装置において、 前記複数の電圧と電流のデータからそれぞれの近似式を
    演算する近似式演算部と、前記近似式から相線方式と電
    圧と電流の組合せを推定し、前記推定した組合せの正誤
    を確認し、前記組合せ以外に変更する必要があるかどう
    か判断する相線方式判定部と、前記判定に従い前記推定
    した組合せを確認しもしくは変更して特定する設定操作
    部と、前記特定した組合せの相線方式に応じた演算方法
    で電気的特性値を演算する演算部とを具備したことを特
    徴とする電気的特性値の監視装置。
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