JP2609331B2 - 平行2回線電力系統用事故点標定装置 - Google Patents

平行2回線電力系統用事故点標定装置

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JP2609331B2 JP26065089A JP26065089A JP2609331B2 JP 2609331 B2 JP2609331 B2 JP 2609331B2 JP 26065089 A JP26065089 A JP 26065089A JP 26065089 A JP26065089 A JP 26065089A JP 2609331 B2 JP2609331 B2 JP 2609331B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は平行2回線電力系統用事故点標定装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
第6図は例えば特開昭61−110067号公報に示された従
来の事故点標定装置20の例であり、図において、1は平
行2回線送電系統、2は母線、3は事故点標定装置20内
のアナログフィルター、4はデータを保持するサンプル
ホールド回路、5は入力チャネルを切り換えるマルチプ
レクサー、6はアナログ・ディジタル変換回路、7は入
力データを使って事故点を標定する演算回路、8は電流
を計測するための電流変成器、9は母線電圧を計測する
ための電圧変圧器である。
次に動作について説明する。まず、平行2回線送電系
統1に事故が発生したとすると、その時の電流及び電圧
をそれぞれ電流変成器8、電圧変圧器9を介して取り込
み、アナログフィルター3で直流分や高調波成分を除去
したのち、基本波を一定間隔でサンプルホールド回路4
に保持し、マルチプレクサー5のチャネルを順次切り替
えて前記サンプルホールド回路4のアナログ量をアナロ
グ・ディジタル変換回路6によってディジタル演算でき
る形に整える。そして、演算回路7で事故点までの距離
を以下に述べる演算方法によって求める。
一般に事故点標定装置20が導入される背景には、送電
系統で事故が発生した場合に、事故発生箇所の設備に異
常がないか否かを調べ、送電を再開・継続してもよいか
否かを判断しなければならないが、送電系統が数キロか
ら十数キロの点にあり、かつ送電線が山中を通過してい
るような場合も多く、点検に巡視員が効率よく事故点に
到達できる支援装置が必要とされていた。
そこで事故点を標定する方式としては平行2回線の事
故回線に流れる事故電流と健全回線を迂回して流れる事
故電流との分流比が、各々の電流経路の線路インピーダ
ンスに反比例する原理を応用した分流比方式と、事故点
迄の線路電圧降下が線路インピーダンスと電流の積とな
るというオームの法則を応用したインピーダンス方式が
採用されている。
その他、上記のように送電系統から電流等を取り込ま
ない方式として、サージやパルスを印加し事故点での反
射波の伝搬時間を応用する方式もある。
分流比を用いた従来の分流比方式は事故時の零相電流
で演算するので単純な地絡事故対応となり、地絡事故に
対してはオームの法則を応用したインピーダンス演算を
組み合わせて用いていた。第7図に従来方式の内の分流
比方式の演算原理を示し、第8図にインピーダンス方式
の演算原理を示す。また、第9図に従来方式の演算フロ
ーチャートを示す。
分流比方式の原理は第4図に示すように、線路abの零
相インピーダンス;線路acbの零相インピーダンス=線
路acbを流れる零相電流I02;線路abを流れる零相電流I01
という反比例関係より、第7図に示すように全長1に対
し事故が距離Xの割合の所で発生したとすると、 線路abの零相インピーダンスZ=X・Z0(全長の零相
インピーダンス)より が求まる。
また、インピーダンス方式は、第5図に示すように、 ある端子の電圧=事故相の線路電圧降下 +回線内の健全相からの相互誘導電圧 +隣回線からの相互誘導電圧 +事故相残りの電圧 =端子・事故点間の事故インピーダンス *事故相の相電流 +端子・事故点間の回線内相互インピーダンス *回線内健全相電流の総和 +端子・事故点間の回線相互インピーダンス *隣回線の相電流の総和 +事故相残り電圧 すなわち、VA=X・ZS*IA 事故相=A相の場
合 +X・Zm*(IB+IC) +X・Zm0*(IA0+IB0+IC0) +VFA ………(2) ところで、送電系統での事故では事故点抵抗が抵抗分
であることが一般的に知られており、事故点の残り電圧
は抵抗(レジスタンス)方向の成分のみとなる。ここ
で、(2)式のレジスタンス方向と直角方向、即ちリア
クタンス方向へ射影した成分を採ると、事故相残り電圧
VFは射影成分の中に入ってこなくなり、事故点迄の割合
Xが下記のように求まる。
また、短絡事故の場合は、VB=X・ZS*IB+X・Zm
(IA+IC)+X・Zm0*(IA0+IB0+IC0)+VFBと上記V
AよりVA−VB=X・(ZS−Zm)・(VA−VB)+VFA−VFB
となり、両辺のリアクタンス成分をとれば、VFA−VFB
射影成分の中に入ってこなくなり、下記の短絡インピー
ダンス標定の演算式が求まる。
以上いずれかの方法で求めた事故点までの割合Xに全
長を掛けれは事故点までの距離として求めることができ
る。
従来の事故点標定装置における標定手順を第9図の演
算フローチャートを参照して説明する。まず、ステップ
ST161では自端の電圧・電流を計測する。ステップST162
では電圧低下リレーや距離リレー演算等を用いて事故発
生点の検出を行い、ステップST163ではリレー演算の動
作相等により事故様相(短絡・地絡の区別、事故相の識
別)を把握する。ステップST164では2相以上の事故と
判別した場合に短絡インピーダンス標定を実施し、ステ
ップST165ではステップST163で事故様相の判定結果、2
相以上の事故でない場合に隣回線の運用状態を遮断器・
開閉器情報等によって判断し、平行2回線運用か否かを
識別する。さらに、ステップST166では1相地絡事故で
平行2回線運用なので、零相差電流標定を実施する。ス
テップST167では1相地絡事故で単回線運用なので、地
絡インピーダンス標定を実施する。そして、ステップST
154では標定値が区間内の値となり区間内部事故検出と
矛盾しないか否か標定値を吟味する。最後に、ステップ
ST155では標定値が妥当な場合、表示やプリンター印字
等の標定結果の出力処理を行い、不適当な時は標定結果
を棄却する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の平行2回線電力系統用事故点標定装置は以上の
ように構成されているので、零相電流の分流比方式の場
合には3I0=IA+IB+ICよりA,B,C相の事故点が同じ地絡
事故の時には使用可能であるが、事故点が複数ある異地
点多重事故に対しては使用不可能となる。
また、送電系統では分岐系統を持つ多端子系統も多
く、零相電流の分流比方式にしろ、インピーダンス方式
にしろ分岐点以遠の事故に対し、本線上の事故か分岐線
上の事故かを一端からの標定のみで識別することが不可
能である。
よって、多端子系統で事故点を特定するには各端子か
ら標定して、複数の標定値を組み合わせて総合判定する
必要がある。しかし、これには各端子に標定装置(また
は、最低でも電流・電圧の計測、アナログ・ディジタル
変換装置は必要)、伝送装置、及び各端子間にマイクロ
回線等の伝送路を設ける必要があり大変なコスト高とな
るなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、事故点標定装置のための伝送装置、伝送路、
及び各端子の計測装置等を新設せずとも、高精度で、か
つ多端子送電系統でも、複数の多重事故に対し各事故点
を特定することができる平行2回線電力系統用事故点標
定装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る平行2回線電力系統用事故点標定装置
は、送電系統に適用されているディジタルリレー形電流
差動または電流比率差動保護継電装置に伝送手段に結合
された伝送装置を介して各端の電流情報を取り込み、さ
らに事故点標定装置に該電流情報を入力して各相差電流
標定方式を用いて両回線一括で事故点を標定するように
したものである。
〔作 用〕
この発明における事故点標定装置は各端点の電流情報
を伝送装置を経てディジタルリレー形電流差動または電
流比率差動保護継電装置に取り込むと共に、零相電流情
報を事故点標定装置内の演算回路に入力する。そして、
各相電流平行2回線内の分流比を応用した各相差電流標
定方式による演算を前記演算回路で実行し、事故点まで
の距離を求める。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。最
初に発明の詳細説明に入る前に、この発明の中心をなす
各相差電流標定方式の原理について説明する。まず、2
端子送電系統対応の各相差電流標定演算式は、従来方式
の説明において示した零相差電流標定の演算式の零相電
流I01,I02を事故相電流に置き換えた形となるので、こ
こでは3端子送電系統の場合を示す。第3図(a)は3
端子送電系統の1L側P端−分岐点T上、P端より割合X
の所に事故が発生した場合の図で、P端零相電圧=線路
零相電圧降下+事故点電圧 より下記の式が成立する。
1L側: V0P=X*(Z0P*I01P+Z0MP*I02P)+V0F ………
(5) 2L側: V0P=P端2L→T2→Q端→T1→事故点Fの線路電圧降下 =Z0P*I02P+Z0Q*(−I02Q)+Z0Q*I01Q +(1+X)*Z0P*(I01Q+101R)+X*Z0MP*I01P −(1−X)*Z0MP*(I01Q+101R)−Z0MQ*I01Q −Z0MQ*(−I02Q)−(1−X)*Z*I01P+V0F ……
…(6) 両式よりV0P,V0Fを消去すると、 但し、C=Z0Q/Z0P ここで、 Z0P:P端−分岐点間の零相インピーダンス Z0MP:P端−分岐点間の零相相互インピーダンス I01P:P端1Lの零相電流 I02P:P端2Lの零相電流 Q端,P端の諸量についても同様 また、第3図(b)はQ端−分岐点間上、Q端より割
合Xの所で事故が発生した場合を示し、同図(c)はR
端−分岐点間上、R端より割合Xの所で事故が発生した
場合で、P端の場合と同様に次の(8),(9)式で示
される。また、2L側の事故に対しては各式で添え字1と
2を入れ換えればよい。
Q端より割合Xの所での事故 但し、C=Z0R/Z0Q R端より割合Xの所での事故 但し、C=Z0P/Z0R 事故点までのインピーダンスに反比例して電流が平行
2回線内を分流するのは零相電流でも、各相電流でも同
じなので、例えば、第3図の各事故がAB相事故とする
と、上式の零相電流の代わりにA相電流を代入するとA
相の事故点が、またB相電流を代入するとB相の事故点
が求まる。尚、係数Cは零相インピーダンス比でもよい
が、電力関係ではパーセントインピーダンス等で使うた
め、正相インピーダンスが既知である場合はC=Z1Q/Z
1Pのように正相インピーダンス表現にする。
さらに、第3図の場合の各相差電流標定の演算式をま
とめると下記となる。
P端より割合Xの所での事故(1L,A相事故の場合) P端子からの距離=X*LP 但し、C=Z1Q/Z1P Q端より割合Xの所での事故(1L,A相事故の場合) P端子からの距離=LP+(1−X)*LQ 但し、C=Z1R/Z1Q R端より割合Xの所での事故(1L,A相事故の場合) P端子からの距離=LP+(1−X)*LR 但し、C=Z1P/Z1R Z1P:P端−分岐点間の正相インピーダンス LP:P端−分岐点間線路長 LA1P:P端1LのA相電流 LA2P:P端2LのA相電流 Q端,R端の諸量についても同様 以上のように、既知の正相インピーダンス、線路長、
及び、各端の各相電流だけで成り立っている演算式を使
用するため、この各相電流をディジタルリレー形電流差
動または電流比率差動保護継電装置から流用するだけ
で、平行2回線内の相毎の事故点標定が可能となる。
次にこの発明の一実施例を図について説明する。第1
図は平行2回線3端子送電系統に本発明を適用した例
で、従来の事故点標定装置は回線毎に設置されており、
隣回線の電流は零相電流のみ取り込む場合が多かった
が、この発明では各相差電流標定を用いるため、両回線
の電流を取り込み、両回線一括で処理できるようにす
る。図中、第6図と同一の部分は同一の符号をもって図
示した第1図において、10は電流情報を事故点標定装置
20内に取り込む情報通信手段としての接続ケーブル、11
は送電系統に適用されているディジタルリレー形電流差
動または電流比率差動保護継電装置、12は保護継電装置
間で各端子の電流情報をやりとりするための伝送装置、
13はマイクロ波回線または光ケーブル等による伝送手段
としての伝送路である。
次に第2図のフローチャートを参照して動作について
説明する。まず、送電系統の保護として送電線1の各端
子の電流を電流変成器8を用いて計測しキルヒホッフの
法則を適用して、送電系統内に事故があれば電流変化分
として取り込み、外部に事故があるか、または事故が無
ければ電流変化分としては流入・流出なしという特徴を
応用した電流差動、または電流比率差動保護継電装置11
が多端子送電系統にも適用可能ということから採用され
る場合が多い。
これらの保護継電装置では、短絡事故保護のために各
相電流を、また地絡事故保護のため零相電流を各端子で
電流変成器8を介して計測し、伝送装置12,伝送路13を
使って各端子間で時間的な同期をとって送受信を行って
いる。
まず、ステップST141では送受信データが伝送装置12
内で電気信号に変換された場合に接続ケーブル10を追加
するか、もしくは光ケーブルであれば光分配器を光信号
路に接続して各端子の電流情報を電流差動または電流比
率差動保護継電装置11より取り込む。また同時に自端の
電流・電圧を電流変成器8・電圧変圧器9を介して取り
込む。
ステップST142は電流差動または電流比率差動保護継
電装置11から事故検出信号を受信するか、または既設保
護継電装置の改造を極力少なくするため、事故点標定装
置20内の標定演算回路7で上記電流差動の原理を使って
事故検出演算を行う。
ステップST143は事故を検出した場合、各端子の電流
データ、電流差動または電流比率差動保護継電装置11か
らの電流情報を標定演算回路7のメモリー内に凍結す
る。
次に、ステップST144では凍結データ内の伝送不良検
定項目をチェックし、伝送不良がなければ全端子のデー
タが有効なので各相差電流標定を選択し、伝送不良があ
る場合には自端判定による各標定を選択する。
ステップST145では伝送不良がなく全端子のデータが
有効な場合には、各相毎に全端子の電流データの総和を
採り、前述のキルヒホッフの法則に基づきm号線,n相に
ついて全端子の瞬時値データのベクトル和は零か否かを
判定し、いずれの回線のいずれの相に事故があるかを把
握する。
ステップST146は各相差電流標定方式を当該事故相に
適用する。この場合、P−Q端対応,Q−R端対応,R−P
端対応の標定演算式全てについて標定値を求める。
ステップST147は3標定値を組み合わせて総合判定し
平行2回線内の事故点を特定する。具体的な特定方法を
第4図で説明する。各相差電流標定の演算式は2端子に
分岐線がついて3端子を構成しているとの考え方で導出
されており、例えば(式11)はP−Q端の2端子を本線
とみなし、分岐点TからR端へ分岐線が延びているとし
ている。よって、P−Qの2端子間の平行2回線内の事
故点は標定可能(P−T間を1:(1−X)に外分する点
としてT−Q間の事故を標定できる)。だが、R−T間
の事故は分岐点Tを標定する。これがステップST181で
ある。同様にステップST182は(式12)がQ−Rの2端
子平行2回線内の事故を、ステップST183は(式13)が
R−Pの2端子平行2回線内の事故を標定できることを
示している。
3端子系統のP−T,Q−T,R−T間はこれらの2端子が
重複して標定するので、3標定値を組み合わせれば事故
点を一意的に特定できる。
ステップST148では平行2回線の6相全てをチェック
したか否かを判定する。
ステップST149は伝送不良等で全端データが使えない
とき、事故点標定装置20自体の入力で標定するルートの
始まりで、自端電流の変化より事故相を把握する。
ステップST150aでは平行2回線運用かを隣回線開閉器
状態などでチェックする。
ステップST150bでは平行2回線運用下の2相以上の事
故なので事故相の電流を使う自端判定形各相差電流標定
を実施する。
ステップST150cでは平行2回線運用ではないので短絡
標定を実施する。
また、ステップST151では平行2回線運用かを隣回線
開閉器状態などでチェックする。
ステップST152では平行2回線運用ではないので地絡
インピーダンス標定を行う。
ステップST153では自端判定における平行2回線運用
下の1相地絡事故なので自端判定形零相差電流標定を実
施する。
そして、ステップST154は標定値が区間内の値とな
り、区間内部事故検出と矛盾しないか否か標定値を吟味
する。
最後に、ステップST155は標定値が妥当な場合、表示
やプリンター印字等の標定結果の出力処理を行い、不適
当な時は標定結果を棄却する。
尚、上記実施例では平行2回線3端子系統に適用した
場合を示したが、ディジタルリレー形電流差動または電
流比率差動保護継電装置が適用可能な平行2回線M端子
系統にも下記のように演算式を拡張することによって対
応できる(第5図参照)。
1号線A相,端子Ti〜分岐点Bi間(i=2,3,…)の線
路上、端子から割合Xのところに事故がある場合の一般
式は下記のようになる(Mは相手端を表わす)。
X=〔Z1T1B2・(IA1T1−IA2T1)+Z1B2B3・(IA1T1−IA2T1+IA1T2−IA2T2) +…+Z1B(i-1)Bi・(IA1T1−IA2T1+IA1T2−IA2T2+…+IA1T(i-1) −IA2T(i-1))+Z1TiBi(IA1T1−IA2T1+IA1T2−IA2T2+… +IA1T(i-1)−IA2T(i-1)+IA1T(i+1)−IA2T(i+1)+… +IA1TM−IA2TM)〕 /〔Z1TiBi(IA1T1−IA2T1+IA1T2−IA2T2+…+IA1T(i-1) −IA2T(i-1))〕 ………(13) 但し、Z1T1B2=T1〜B2間の正相インピーダンス、IA1
T1=端子T1より系統内に流入する1号線A相電流で他も
同様表現である。
また、4端子以上になると分岐点Biと分岐点Bjの間に
も線路が存在するのでその線路上の事故に対する演算式
として下式が追加となる。
1号線A相、分岐点Bi〜分岐点Bj間(i=2,3,…,j=
i+1)線路上、端子から割合Xの所に事故がある場合
の一般式は下記のようになる(Mは相手端を表す)。
X=〔Z1T1B2・(IA2T1−IA1T1)+Z1B2B3・(IA2T1−IA1T1+IA2T2−IA1T2) +Z1B3B4・(IA2T1−IA1T1+IA2T2−IA1T2+IA2T3−IA1T3) +Z1B4B5・(IA2T1−IA1T1+IA2T2−IA1T2+IA2T3−IA1T3+IA2T4−IA1T4) … +Z1B(i-1)Bi・(IA2T1−IA1T1+…+IA2T(i-1)−IA1T(i-1)) −Z1BiBj・(IA2Tj−IA1Tj+…+IA2TM−IA1TM) … −Z1B(M-2)B(M-1)・(IA2T(M-1)・IA1T(M-1)+IA2TM-IA1TM) −Z1B(M-1)TM・(IA2TM−IA1TM)〕 /〔Z1BiBj・(IA1T1+IA1T2+…+IA1TM)〕 ………(14) 〔発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば、平行2回線内の各相
電流の分流比を応用した各相差電流標定により、ディジ
タルリレー形電流差動または電流比率差動保護継電装置
の電流情報を接続ケーブルを介して標定演算回路に入力
するようにしたので、事故点標定装置自体の端末装置の
付加や伝送路、伝送装置の新設が不要となって装置が安
価に構成できる効果がある。
また、系統全体の事故情報を用いているので、高精度
の事故点標定が可能となり、各端子からの標定値を組み
合わせることにより、分岐線・本線のどこに事故が発生
しても事故点を一意的に特定することができる。
さらに、各相差電流標定を用いているため、事故点が
複数ある異地点多重事故(同名相多重事故は除く)に対
しても、各相毎の事故点を特定することができると共
に、事故点標定装置は電流情報を流用するだけなので、
既設の保護継電装置の電流情報が電気信号または光信号
で構成されている所にも分配器を入れる改造のみで導入
可能となり(既設装置のソフトウエアの改造は皆無)、
事故点標定装置が保護機能に悪影響を及ぼす心配もない
等の効果がある。
また、対象系統の端子数が増大しても、事故点標定装
置の演算式のソフトウエアを変更するだけでよく、既設
装置への改造範囲はかわらない。
事故点標定装置自体は自端の電流・電圧も計測できる
ので、従来のインピーダンス演算による標定も併用でき
て、保護継電装置から流用するデータに不良があっても
自端からの標定が実施できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による平行2回線3端子送
電系統に適用した場合の事故点標定装置システム構成
図、第2図は本発明の事故点標定方式のフローチャー
ト、第3図は一般的な各相差電流標定方式の原理説明
図、第4図は事故点特定方法の説明図、第5図は本装置
が適用可能な平行2回線M端子送電系統図、第6図は従
来装置を平行2回線2端子系統に適用した場合の事故点
標定装置の構成図、第7図は零相電流標定の原理説明
図、第8図はインピーダンス標定の原理説明図、第9図
は従来の事故点標定方式のフローチャートである。 図において、1は平行2回線送電系統、7は演算回路、
10は接続ケーブル(情報通信手段)、11はディジタルリ
レー形電流差動または電流比率差動保護継電装置、12は
伝送装置、13は伝送路(伝送手段)、20は事故点標定装
置である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石津 京二 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 津久田 尚志 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 2号 三菱電機株式会社制御製作所内 (72)発明者 松永 完三 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 2号 三菱電機株式会社制御製作所内 (56)参考文献 平成元年電気学会全国大会講演論文集 〔10〕論文番号1319(10−53頁)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行2回線運用の多端子電力送電系統に事
    故が発生すると事故電流及び電圧を計測し事故点標定装
    置に入力して所定の演算を実行し事故点を測距する平行
    2回線電力系統用事故点標定装置において、前記多端子
    送電系統に適用されており、前記電流情報の流用を可能
    としたディジタルリレー形電流差動または電流比率差動
    保護継電装置と、前記ディジタルリレー形電流差動また
    は電流比率差動保護継電装置間で各端子の電流情報を伝
    送手段を介して交信する伝送装置と、前記ディジタルリ
    レー形電流差動または電流比率差動保護継電装置が得た
    電流情報を事故点標定装置内の演算回路に取り込む情報
    通信手段と、前記電流情報をもとに平行2回線内の分流
    比を応用した各相電流標定方式を適用して、特定端子間
    の事故に対応した標定を各端子間について重複して標定
    し、その各標定値を組み合わせて事故点を一意的に特定
    する演算回路とを備えたことを特徴とする平行2回線電
    力系統用事故点標定装置。
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