JP5487845B2 - 撮像素子、駆動制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像素子、駆動制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は撮像素子、駆動制御方法、並びにプログラムに関し、特に、感度が異なる画素毎の飽和信号を使い切ることで、S/N比を向上させることができるようにした撮像素子、駆動制御方法、並びにプログラムに関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影装置に用いられる撮像素子(イメージセンサ)は、例えば、赤、緑、青の色フィルタ配列とされた構成とされている。イメージセンサ内では、色毎の蓄積時間の制御は行わずに、全画素一括の蓄積時間で画像データを出力し、後段のプロセッサ側で色毎の感度比計算(ホワイトバランス等々)を行い、補正処理を行っていた。
この場合、感度が高い色の画素、例えば緑色の画素に合わせて蓄積時間が決められる必要があるため、感度が低い色の画素、例えば赤色や青色の画素は飽和信号を使い切れない可能性があった。また、感度が低い画素の出力信号に対してゲインを適用(信号増幅)し、感度差の補正を行う場合もあるが、ゲインを適用すると信号と共にノイズも増幅されてしまう可能性があった。また、色毎に蓄積時間を可変させる方法も提案されている。(例えば、特許文献1,2参照)
特開2006−253876号公報 特表2008−507908号
しかしながら、色毎に蓄積時間を可変させる場合、高照度のシーンでは、感度比を一定に保ったまま色毎の蓄積時間を変化させることは可能であるが、中照度のシーンや低照度のシーンでは、色毎の蓄積時間のみでは感度比を一定に保つことができなくなる可能性があった。このようなことから、感度が異なる画素毎の飽和信号を使い切り、どの色でも感度比を一定に保てるようにし、S/N比を向上させることが望まれていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、感度が異なる画素毎の飽和信号を使い切ることで、S/N比を向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面の撮像素子は、光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段とを備え、前記調整手段は、感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定する第1の設定手段と、前記算出手段により算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定する第2の設定手段と、前記取得手段により取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを前記取得手段で取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定する第3の設定手段とを備える。
前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値であるようにすることができる
本発明の一側面の駆動制御方法は、光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段とを備える撮像素子の駆動制御方法において、前記調整手段は、感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得し、取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出し、算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定し、算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定し、取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断し、前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定するステップを含む
前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値であるようにすることができる
本発明の一側面のプログラムは、光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段とを備える撮像素子の前記調整手段を制御するコンピュータに、感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得し、取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出し、算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定し、算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定し、取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断し、前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定するステップを含む処理を実行させる。
前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値であるようにすることができる。
本発明の一側面においては、画素に電荷を蓄積する蓄積時間が色毎に制御され、画素から読み出される画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインが制御され、その制御において用いられる蓄積時間とゲインが、色毎に設定される。その設定は、感度比が最も良い画素に設定された蓄積時間と、色毎の感度比から、色毎に、画素の蓄積時間が算出され、算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間が蓄積時間として設定され、算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、最大設定値での蓄積時間が蓄積時間として設定されるとともに、蓄積時間の不足分を補うために、色の信号に対して乗算するゲインが算出され、設定される。また、取得された蓄積時間が、所定の閾値以下か否かが判断され、画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインが取得された感度比を基に算出され、設定される。
本発明の一側面によれば、感度が異なる画素毎に飽和信号を使い切ることができる。また、S/N比を向上させることができる。
本発明を適用したCMOSイメージセンサの一実施の形態の構成を示す図である。 画素の構成について説明するための図である。 CMOSイメージセンサにおけるR、G、およびBのカラーフィルタの配列例を示す図である。 画素読み出しと蓄積時間の関係について説明する図である。 感度比の調整について説明するための図である。 感度比の調整について説明するための図である。 感度比の調整について説明するための図である。 感度比の調整に係わる処理について説明するためのフローチャートである。 記録媒体について説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影装置に用いられる撮像素子(イメージセンサ)に適用できる。以下の説明においては、イメージセンサとして、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを例にあげて説明するが、本発明がCMOSイメージセンサのみの適用されることを示すものではない。
[CMOSイメージセンサのブロック図]
図1は、本発明を適用したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一実施の形態の構成例を示している。図1に示したCMOSイメージセンサ11は、タイミング制御回路12、行走査回路13、画素アレイ部14、カラム信号処理回路15、列走査回路16、水平出力線17,出力処理回路18、および感度調整回路19から構成される。
タイミング制御回路12は、所定の周波数のマスタクロックに基づいて、所定の動作に必要なクロック信号やタイミング信号を行走査回路13および列走査回路16に供給する。例えば、タイミング制御回路12は、画素のシャッタ動作や読み出し動作を制御するタイミング信号を行走査回路13および列走査回路16に供給する。
行(垂直)走査回路13は、画素アレイ部14の垂直方向に並ぶ画素に、順次、所定のタイミングで、画素信号の出力を制御する信号を供給する。画素アレイ部14は、画素21がn行×m列の行列状に配置されたものである画素211,1乃至21m,n、n本の水平信号線221乃至22n、およびm本の垂直信号線231乃至23mを有している。
以下の説明において、画素211,1乃至21m,nを個々に区別する必要がない場合、単に、画素21と記述する。他の部分も同様に記載する。
画素211,1乃至21m,nは、水平信号線221乃至22nを介して、行走査回路13からそれぞれ供給される信号に従って、光電変換素子に蓄積された電荷に応じた画素信号を、垂直信号線231乃至23mにそれぞれ出力する。水平信号線221乃至22nは、画素211,1乃至21m,nの水平方向の画素21と、行走査回路13とをそれぞれ接続する。即ち、水平信号線221には、画素211,1乃至21m,1が接続され、水平信号線222には、画素211,2乃至21m,2が接続され、以下同様に、水平信号線22nには、画素211,n乃至21m,nが接続されている。
垂直信号線231乃至23mは、画素211,1乃至21m,nの垂直方向の画素21と、カラム信号処理回路15とをそれぞれ接続する。即ち、垂直信号線231には、画素211,1乃至211,nが接続され、垂直信号線232には、画素212,1乃至212,nが接続され、以下同様に、垂直信号線23mには、画素21m,1乃至21m,nが接続されている。
従って、画素211,1乃至211,nは、光電変換素子に蓄積された電荷に応じた画素信号を、垂直信号線231に出力する。画素212,1乃至212,nは、光電変換素子に蓄積された電荷に応じた画素信号を、垂直信号線232に出力する。以下同様に、画素21m,1乃至21m,nは、光電変換素子に蓄積された電荷に応じた画素信号を、垂直信号線23mに出力する。
カラム信号処理回路15には、m個のADC(Analog-Digital Converter)241乃至24mが並列に配置されている。ADC241乃至24mには、垂直信号線231乃至23mがそれぞれ接続されている。ADC241乃至24mは、画素211,1乃至21m,nから垂直信号線231乃至23mを介して供給される画素信号を、CDS(Correlated Double Sampling;相関2重サンプリング)処理およびA/D変換処理する。
即ち、ADC241には垂直信号線231が接続されており、ADC241は、画素211,1乃至211,nから垂直信号線231を介して供給される画素信号をCDS処理およびA/D変換処理する。ADC242には垂直信号線232が接続されており、ADC242は、画素212,1乃至212,nから垂直信号線232を介して供給される画素信号をCDS処理およびA/D変換処理する。以下同様に、ADC24mは、画素21m,1乃至21m,nから垂直信号線23mを介して供給される画素信号をCDS処理およびA/D変換処理する。なお、ここでは、カラム信号処理回路15にADC24が含まれる構成を示したが、ADC24を含まない構成とそることも可能である。
ADC241乃至24mそれぞれは、A/D変換後の画素データを一時的に記憶し、列走査回路16の制御に従って、水平出力線17に出力する。列(水平)走査回路16は、ADC241乃至24mに記憶されている画素データを、順次、所定のタイミングで水平出力線17に出力させる。
水平出力線17は、出力処理回路18と接続され、ADC241乃至24mから出力される画素データを、その接続されている出力処理回路18に出力する。出力処理回路18は、カラム信号処理回路15の各々から水平信号線17を通して順に供給される信号に対して種々の信号処理を施して出力する。この出力処理回路18での具体的な信号処理としては、例えば、バッファリングだけする場合もあるし、あるいはバッファリングの前に黒レベル調整、列ごとのばらつきの補正、信号増幅、色関係処理などを行う場合もある。
感度調整回路19は、タイミング制御回路12での読み出しのタイミングや、出力処理回路18でのゲインの調整(信号増幅の増幅率の調整)などを行うことで、感度の調整を行う。この感度調整回路19の処理については、後述する。
以上のように構成されるCMOSイメージセンサ11は、列ごとにADCを配置させたカラムAD方式と呼ばれるCMOSイメージセンサである。
画素211,1乃至21m,nのそれぞれは、図2に示すような構成を有している。図2に示した画素21は、光電変換素子、例えばフォトダイオード51に加えて、例えば転送トランジスタ52、リセットトランジスタ53、増幅トランジスタ54および選択トランジスタ55の4つのトランジスタを有する画素回路である。
図2において、フォトダイオード51は、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷(ここでは、電子)に光電変換する。フォトダイオード51のカソードは、転送トランジスタ52を介して増幅トランジスタ54のゲートと電気的に接続されている。この増幅トランジスタ54のゲートと電気的に繋がったノードをFD(フローティングディフュージョン)部56と称する。
転送トランジスタ52は、フォトダイオード51のカソードとFD部56との間に接続され、転送パルスTRFが与えられることによってオン状態となり、フォトダイオード51で光電変換された光電荷をFD部56に転送する。リセットトランジスタ53は、ドレインが画素電源Vddに、ソースがFD部56にそれぞれ接続され、ゲートにリセットパルスRSTが与えられることによってオン状態となり、フォトダイオード51からFD部56への信号電荷の転送に先立って、FD部56の電荷を画素電源Vddに捨てることによって当該FD部56をリセットする。
増幅トランジスタ54は、ゲートがFD部56に、ドレインが画素電源Vddにそれぞれ接続され、リセットトランジスタ53によってリセットされた後のFD部56の電位をリセットレベルとして出力し、さらに転送トランジスタ52によって信号電荷を転送した後のFD部56の電位を信号レベルとして出力する。
選択トランジスタ55は、例えば、ドレインが増幅トランジスタ54のソースに、ソースが垂直信号線20にそれぞれ接続され、選択パルスSELが与えられることによってオン状態となり、画素21を選択状態として増幅トランジスタ54から出力される信号を垂直信号線20に中継する。
このように構成される画素21が、上記したように接続されることで、CMOSイメージセンサ11が構成されている。
図1のCMOSイメージセンサ11の画素211,1乃至211,nのそれぞれには、R(赤)、G(緑)、またはB(青)のいずれかのカラーフィルタが配置され、各画素21は、R、G、またはBのいずれかの色の光を受光する。
図3は、CMOSイメージセンサ11におけるR、G、およびBのカラーフィルタの配列例を示している。図3に示されるR,G,Bの配列は、ベイヤー配列と呼ばれる配列である。ベイヤー配列は、1個のR、2個のG、および1個のBを1組とする色配列が行方向と列方向に繰り返し配置される配列である。
例えば、図3において点線で示される、画素211,1、画素212,1、画素211,2、および画素212,2が1組となっており、そのうちの画素211,1がRを受光する画素である。そして、画素211,1の行方向に隣りの画素212,1と列方向に隣りの画素211,2がGを受光する画素であり、画素212,2がBを受光する画素となっている。そして、この画素211,1、画素212,1、画素211,2、および画素212,2の組と同じ色配列が、行方向および列方向に繰り返し配列されている。
このように、光電変換素子を含む画素は、行列状に2次元配列され、さらに色フィルタ配列されることで、色毎にグループ分けされた状態で配列されている。なお、本実施の形態では、CMOSイメージセンサ11の色配列としてベイヤー配列が採用されているものとするが、これに限定されるわけではない。
図4は、電子シャッタ動作、読み出し動作のタイミング図である。図4において、垂直同期信号VSは、1フレームの始まりで所定期間ハイレベル(Hiレベル)となる信号である。従って、垂直同期信号VSが1度ハイレベルになってから次にハイレベルとなるまでの期間が1フレームを処理する時間(以下、1フレーム時間という)を表し、1フレーム時間をTvとする。
水平同期信号HSは、各行の始まりで所定期間ハイレベルとなる信号である。従って、水平同期信号HSが1度ハイレベルになってから次にハイレベルとなるまでの期間が1行を処理する時間(1水平時間)に相当し、これをTsで表す。蓄積時間を最大限確保することを考えると、シャッタ動作を行った後、次にシャッタ動作を行う直前に読み出し動作を行えばよい。従って、1フレーム期間に各行で1回ずつシャッタ動作および読み出し動作が行われるものとし、シャッタ動作と読み出し動作をほぼ同時とみなすと、最大の蓄積時間は1フレーム時間Tvである。
なお、実際には、ブルーミング対策などのために、実際の蓄積時間を決定するシャッタ動作以外にもシャッタ動作を行う場合もある。また、シャッタ動作の方式は、画素21が2次元配列された画素アレイ部14に対して全画素同時にシャッタ動作を行うグローバルシャッタ方式ではなく、シャッタ動作を行う画素21が時間とともに行単位でシフトしていくローリングシャッタ方式である。
例えば、第pフレーム(p>0)の始まりである時刻t11において、第1行目の画素21の読み出し動作が行われる。即ち、前のフレームである第p−1フレームで蓄積された電荷を読み出す(露光を終了する)読み出し動作が、時刻t11に、第1行目の画素21に対して行われる。そして、その1水平時間Ts後の時刻t12では、蓄積された電荷をリセットする(露光を開始する)シャッタ動作が第1行目の画素21に対して行われるとともに、第2行目の画素21に対して、第p−1フレームで蓄積された電荷を読み出す読み出し動作が行われる。
次の時刻t13では、第2行目の画素21のシャッタ動作と、第3行目の画素21の読み出し動作が行われる。以下同様に、1水平時間Tsごとに行をずらしながら、所定行のシャッタ動作とその次の行の読み出し動作が同時に行われる。そして、第p+1フレームの始まりである時刻t21には、図示せぬ第n行目の画素21に対するシャッタ動作と、第1行目の画素21に対する、前のフレームである第pフレームで蓄積された電荷を読み出す読み出し動作が行われる。次の時刻t22では、第1行目の画素21のシャッタ動作と、第2行目の画素21の読み出し動作が行われる。以下同様に、1水平時間Tsごとに行をずらしながら、所定行のシャッタ動作とその次の行の読み出し動作が同時に行われる。
以上より、第pフレームでシャッタ動作を行った画素21の蓄積時間は、第p+1フレームで読み出し動作を行うまでの時間である。そして、この蓄積時間は、読み出し動作からシャッタ動作までの時間(1水平時間Ts)を無視すると、上述したように1フレーム時間Tvである。
本実施の形態においては、この蓄積時間を調整することで、色毎の感度比が調整される。また、蓄積された電荷に応じた信号に対するゲインを調整することでも、感度比が調整される。以下に、その感度比の調整について説明する。
[感度比の調整について]
色フィルタ付画素は、色毎に光に対する感度が異なり、一般的に緑色は感度が高く、赤色、青色は感度が高くない傾向にある。画素に電荷を蓄積する蓄積時間を、感度が高い色の画素、例えば緑色の画素に合わせて決めた場合、感度が低い色の画素、例えば赤色や青色の画素は飽和信号を使い切れない可能性がある。また、感度が低い画素の出力信号に対してゲインを適用(信号増幅)し、感度差の補正を行う場合、ゲインを適用すると信号と共にノイズも増幅されてしまう可能性がある。このようなことを考慮し、感度調整回路19は感度を調整する。
本実施の形態では、タイミング制御回路12による制御のもとに蓄積時間を色毎に調整することで感度を調整する。また、出力処理回路18でのゲイン処理(信号増幅処理)にて信号レベルを色毎に調整する。この蓄積時間の調整とゲインの調整で、色毎に異なる感度比が調整される。
図5乃至図7を参照し、感度比の調整について説明する。図5は、色毎の蓄積時間で、感度比を調整する場合を説明するための図である。図6は、色毎の蓄積時間だけでは感度比を一定に保てない場合に、色毎のゲインの調整を合わせて行うことで感度比を調整するときについて説明するための図である。図7は、色毎の蓄積時間による調整が行えない場合に、色毎のゲインの調整を行うことで感度比を調整するときについて説明するための図である。
図5乃至図7において、以下の記号は、それぞれ以下の意味を表す。
SHR : 一括での蓄積時間設定
S_G : G画素での蓄積時間設定
S_R : R画素での蓄積時間設定
S_B : B画素での蓄積時間設定
G_G : G画素でのゲイン設定
G_R : R画素でのゲイン設定
G_B : B画素でのゲイン設定
また、図5乃至図7においては、蓄積時間の最大設定値は、1000に設定されている。また1フレームの処理時間で高照度/中照度/低照度のシーンの撮像を行った場合を例に挙げて説明する。 また、色毎の感度は、緑色、赤色、青色の順で高く、感度比が
緑色:赤色:青色 = 1.0:0.7:0.5
であった場合を例に挙げて説明する。
まず図5を参照して、色毎の蓄積時間で、感度比を調整する場合を説明する。従来技術のように全画素一括で蓄積時間を設定する場合は、感度の高い画素(緑色フィルタ付き画素)の飽和に合わせて蓄積時間を設定する必要がある。 図5Aに示すように、SHR=100、すなわち、高照度のシーンを撮像する場合、比較的短い蓄積時間で信号が飽和することになる。感度が高い緑色フィルタ付き画素が蓄積時間100(S_G=100)で飽和する場合、従来のように他の色付きフィルタの画素も同じ蓄積時間100で蓄積を行うと、赤色フィルタ付き画素の出力信号レベルは最大でも飽和信号レベルの70%までしか達しない。また青色フィルタ付き画素の出力信号レベルは、最大でも飽和信号レベルの50%までしか達しない。
このように、赤色フィルタ付き画素や、青色フィルタ付き画素のような感度の低い画素は、飽和信号を使い切れず階調再現性が乏しくなってしまう(A/Dのダイナミックレンジを使い切ることができない)ことになる。
そこで、図5Bに示すように、色毎に蓄積時間を調整することで、全ての色が飽和信号レベルまで達するようにする。具体的には、赤色フィルタ付き画素の蓄積時間を、143(=100×100/70)、青色フィルタ付き画素の蓄積時間を200(=100×100/50)とする。換言すれば、S_G=SHR=100、S_R=143、S_B=200と、それぞれの蓄積時間が設定される。
この蓄積時間を設定するための演算は、基準となる色フィルタの画素(この場合、緑色フィルタ付きの画素)に設定された蓄積時間(S_Gであり、SHRと同一の値)を、他の色フィルタの画素の感度比、例えば、この場合、赤色フィルタ付きの画素の感度比は70なので、70という数値で除算し、パーセンテージにするための100を乗算することで行われる。
このように蓄積時間が設定されることで、全ての画素(全ての色の画素)が飽和信号レベルまで達するようになり、感度比を一定にすることができる。この場合、蓄積時間は、全ての色において最大設定以下なので、ゲインの個別の設定は必要なく、G_G=G_R=G_B=0と設定される。
従来技術のように、感度が低い画素の出力信号に対してゲインを適用し信号増幅していた場合に比べ、蓄積時間を延ばして感度比を調整する方がノイズ成分の増加を抑えられるため、S/N比が向上する。 ただし、非常に高照度なシーンの撮像を行う場合は、色毎の蓄積時間で感度比を調整しようとすると調整誤差が大きくなってしまう場合があるため、その場合は色毎のゲインで調整を行った方が良い場合もあり、後述する図8に示したフローチャートの処理においては、このことも考慮したものとなっている。
次に図6を参照して、色毎の蓄積時間だけでは感度比が一定に保てない場合に、色毎のゲインを合わせることで感度比を調整するときについて説明する。図6Aに示すように、SHR=600、すなわち、中照度のシーンを撮像する場合、高照度のシーンを撮像するときよりも画素が飽和に達するまでの蓄積時間は長くなる。
緑色フィルタ付き画素が蓄積時間S_G=600で飽和するとき、感度比が一定となるように色毎の蓄積時間を設定する場合、赤色フィルタ付き画素の蓄積時間は、857(=600×100/70)、青色フィルタ付き画素の蓄積時間は1200(=600×100/50)に設定される。しかしながら、蓄積時間には最大設定値(1000)の制限があるため、青色フィルタ付き画素の蓄積時間は、1200と設定されても(演算結果が1200であっても)、最大設定値の1000に設定される。よってこの場合、青色フィルタ付き画素だけが感度が低くなってしまう。
この場合、青色フィルタ付き画素の感度を上げる(他の色のフィルタ付き画素の感度と同等にする)ために、青色フィルタ付き画素の出力信号に対して、1.6dB(=1200/1000倍)のゲインが適用され信号増幅されるように設定が行われる。
この場合、S_G=SHR=600、S_R=857、S_B=1000と、それぞれの蓄積時間が設定される。そして、ゲインは、G_G=G_R=0、G_B=1.6と設定される。このように、蓄積時間とゲインが設定されることで、蓄積時間の不足分を補い全画素の感度比を一定にすることが可能となる。
次に図7を参照して、色毎の蓄積時間による調整が行えない場合に、色毎のゲインで感度比を調整するときについて説明する。図7Aに示すように、SHR=1000、すなわち、低照度のシーンを撮像する場合、中照度のシーンを撮像するときよりも画素が飽和に達するまでの蓄積時間はさらに長くなる。
緑色フィルタ付き画素が蓄積時間S_G=1000で飽和する場合、感度比が一定となるよう色毎の蓄積時間を設定する場合、すでにSHR=1000、すなわち、一括での蓄積時間設定の値が、最大設定値である1000に達しているため、S_G=S_R=S_B=1000とすることはできるが、これ以上の蓄積時間を設定することができない。よって、蓄積時間を色毎に設定するだけでは、感度比の調整を行うことができない状態である。
このような場合、ゲインも調整することで感度比が一定となるように制御される。すなわちこの場合、赤色フィルタ付き画素の出力信号に対して3.1dB(=100/70倍)のゲインが適用されて信号増幅が行われるように制御される。同様に、青色フィルタ付き画素の出力信号に対して6dB(=100/50倍)のゲインが適用されて信号増幅が行われるように制御される。このようにすることで感度比が一定にされる。
この場合、SHR=S_G=S_R=S_B=1000と、それぞれの蓄積時間が設定される。そして、それぞれのゲインは、G_G=0、G_R=3.1、G_B=6と設定される。このように、蓄積時間とゲインが設定されることで、蓄積時間の不足分を補い全画素の感度比を一定にすることが可能となる。
このように撮像するシーンの明るさによって色毎の蓄積時間と色毎のゲインを組み合わせた最適な設定を、CMOSイメージセンサ11内で判別することにより、撮像するシーンの明るさによらず常に一定の感度比を保った画像データをセンサから出力することが可能となる。その結果、色バランスの調整が容易になり、画質が向上する。
ゲインによる信号増幅の方法としては、色毎にA/D変換器のダイナミックレンジを切り替えるようなアナログ信号処理でのゲインを適用する方法でもA/D変換後のデジタル信号処理にてゲインを適用する方法のどちらでも良い。好ましくは、色毎にA/D変換器のダイナミックレンジを切り替える方法の方が階調再現性がよくなるので、換言すれば、A/Dのダイナミックレンジを使い切れるので、色毎にA/D変換器のダイナミックレンジを切り替える方法を適用するのが良いと考えられる。
[感度調整回路の処理について]
次に、図8に示したフローチャートを参照し、感度調整回路19(図1)が行う上記したような感度比を一定にするための処理について説明する。
ステップS11において、基準となる緑色フィルタ付き画素の蓄積時間と各色の感度比が設定(取得)される。各色の感度比とは、緑色フィルタ付き画素、赤色フィルタ付き画素、青色フィルタ付き画素(以下、それぞれ、G画素、R画素、B画素と記述する)の感度比のことである。
なお、ここでは、G画素が、感度比が高いため、基準とし、G画素の蓄積時間が設定されるとして説明を続けるが、他の画素、例えばR画素の方が、他の画素よりも感度比が高いような特性を有しているようなCMOSイメージセンサ11の場合、R画素が基準とされ、R画素の蓄積時間がステップS11の処理において取得される。
すなわち、ステップS11においては、感度比が高い画素の蓄積時間と、全ての色の感度比が取得される。例えば、図5Aに示したような状況の場合、G画素の蓄積時間であるS_G=100が設定され、各色の感度比として、G画素=100、R画素=70、B画素=50が設定される。なお、各色の感度比は、蓄積時間などに依存するものではなく、一定値なので、予め取得(設定)しておき、その都度取得する必要はない。
ステップS12において、取得(設定)されたG画素の蓄積時間と、所定の閾値が比較され、G画素の蓄積時間が、所定の閾値以上であるか否かが判断される。ステップS12において、G画素の蓄積時間が、所定の閾値より大きいと判断された場合、ステップS13に処理が進められ、G画素の蓄積時間が、所定の閾値より小さいと判断された場合、ステップS14に処理が進められる。
先に、ステップS14における処理について説明する。ステップS14において、ゲインにより感度比の調整を行うと設定され、ゲインが設定される。G画素の蓄積時間が、所定の閾値より小さいと判断された場合、色毎の蓄積時間による調整では調整誤差が大きくなってしまうため色毎のゲインによる感度比の調整が行われる。このことについて、説明を加える。
例えば、ゲインの設定を0.3dBステップで行え、蓄積時間の設定を1ラインステップで行えるシステム(CMOSイメージセンサ11)であり、蓄積時間が5ラインであり、感度比を1.0625倍に調整する場合を例にあげて説明する。
感度比を蓄積時間で調整する場合、理想の蓄積時間は、
5×1.0625=5.3125
ラインとなる。しかしながら、蓄積時間は1ラインステップでしか調整できないため、蓄積時間は5ラインまたは6ラインに設定される必要がある。仮に、6ラインに設定された場合、6ラインではオーバーしすぎるため、蓄積時間は5ラインに設定されることが好ましい。
そこで、蓄積時間が5ラインに設定されると、理想の蓄積時間との差分が生じ、その差分が誤差となる。この誤差[dB]は、(理想の蓄積時間−実際の蓄積時間)で求められ、以下のように求められる。
20×log(1.0625)―20×log(1.0)=0.5265 [dB]
すなわちこの場合、蓄積時間で、感度比を1.0625倍に調整すると、0.5265[dB]分だけ、理想の蓄積時間よりも誤差が生じることになる。
一方、同じ条件下で、ゲインで感度比を調整する場合、0.3dBステップで感度比を1.0625倍するために一番近いところに設定されることになる。よって設定されるゲインは0.3dBということになる。この時の、誤差[dB]は、以下のように算出される。
20×log(1.0625)―0.3=0.2265 [dB]
すなわちこの場合、ゲインで、感度比を1.0625倍に調整すると、0.2265[dB]分だけ、理想の蓄積時間よりも誤差が生じることになる。
所定の感度比に対して、ゲインでの調整誤差は照度によらず一定であるが、蓄積時間での調整の場合は、照度によって調整前の蓄積時間の値が変わってくるので、調整誤差が変わってくる。
この場合、蓄積時間で感度比を調整する場合、0.5265[dB]の誤差が生じ、ゲインで感度比を調整する場合、0.2265[dB]の誤差が生じることになる。よって、誤差の小さい、ゲインで感度比を調整する方が良いことがわかる。このように蓄積時間が、短い領域(高照度の領域)では、ゲインでの調整に比べて、蓄積時間での調整の方が、調整誤差が大きくなる場合がある。よって、ステップS12において、G画素の蓄積時間が、所定の閾値よりも小さい場合とは、ゲインで調整した方が、蓄積時間で調整するよりも、誤差が小さい場合である。
ステップS12において、G画素の蓄積時間と比較される所定の閾値は、このように、ゲインで調整した方が、蓄積時間で調整するよりも、誤差が小さいと判断するための閾値である。
図8に示したフローチャートに説明を戻し、ステップS12において、G画素の蓄積時間が、所定の閾値よりも小さいと判断され、ステップS14に処理が進められた場合、感度調整回路19は、出力処理回路18で水平走査線17から順次供給される信号に対して適用するゲインを設定する。
この設定されるゲインは、例えば、図6を参照して説明したように設定される。すなわち、目標とする蓄積時間を算出し、その蓄積時間が最大設定値(図6では1000)の何倍であるかを求め、その値からゲインを算出することで求められる。
一方、ステップS12において、G画素の蓄積時間は、所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS13に処理が進められる。ステップS13において、感度比からR画素の蓄積時間とB画素の蓄積時間が算出される。この感度比から蓄積時間を算出する仕方については、例えば、図5を参照して説明したように、その時点でのG画素の蓄積時間を、感度比で除算し、100を乗算することで求められる。
例えば、図5Bを参照して説明したように、G画素の蓄積時間S_G=100であり、R画素の感度比が、G画素に対して70%(0.7)であったような場合、R画素の蓄積時間S_Rは、100×100/70=143と算出される。B画素の蓄積時間も同様に算出される。
ステップS13において、R画素とB画素の蓄積時間が、それぞれ算出されると、ステップS15において、蓄積時間は、最大設定値以下であるか否かが判断される。この判断は、R画素とB画素のそれぞれにおいて行われるようにしても良いが、R画素の感度比が、B画素の感度比よりも高い場合、B画素の方が蓄積時間が長くなるので、B画素の蓄積時間が、最大設定値以下であるか否かが判断されるようにしても良い。また、このような判断を行うには、B画素の蓄積時間が算出されていればよいので、ステップS13において蓄積時間が算出されるとき、B画素の蓄積時間のみが算出されるようにしても良い。
換言すれば、感度比が最も低い画素の蓄積時間が算出され、その蓄積時間が、最大設定値以下であるか否かが判断されるようにしても良いし、全ての色の画素の蓄積時間が算出され、そのうち、最も大きな値を有する蓄積時間が、最大設定値以下であるか否かが判断されるようにしても良い。
ステップS15において、蓄積時間が最大設定値以下であると判断された場合、ステップS16に処理が進められる。ステップS16において、蓄積時間により感度比の調整が行われる。このステップS15からステップS16に処理が来るのは、図5を参照して説明した状況のときである。すなわち、蓄積時間が最大設定値以下であるので、蓄積時間の調整だけで、全ての色での感度比を一定にすることができる状態のときである。
一方、ステップS15において、蓄積時間が最大設定値以上であると判断された場合、ステップS17に処理が進められる。ステップS17において、蓄積時間とゲインによる感度比の調整が行われる。このステップS15からステップS17に処理が来るのは、図6または図7を参照して説明した状況のときである。すなわち、蓄積時間が最大設定値以上である画素が含まれるため、その画素に対しては、蓄積時間の調整だけでなく、ゲインの調整もすることで、全ての色での感度比を一定にすることができるときである。
このようにして、全ての色で感度比が一定となるように、蓄積時間の調整とゲインの調整が行われる。
なお、ステップS12において、G画素の蓄積時間が所定の閾値と同じ値であると判断された場合、ステップS13に処理が進められるようにしても良いし、ステップS14に処理が進められるようにしても良い。
また、ステップS15において、蓄積時間と最大設定値が同じ値であると判断された場合、ステップS16に処理が進められるようにしても、ステップS17に進められるようにしても良い。ステップS16に処理が進められ、蓄積時間の調整だけで感度比の調整が行われるようにしても蓄積時間と最大設定値が同じ値であるときには処理が可能なため、ゲインを調整することで、ノイズにもゲインがかけられてしまうことを考慮すると、ステップS16に処理が進められるようにした方が、好ましい形態であると考えられる。
このように設定された基準の蓄積時間と各色の感度比から最適な設定が行われるので、撮像されるシーンの明るさによらず、常に一定の感度比を保った画像データがCMOSイメージセンサ11から出力されるようにすることが可能となる。
また、各色の感度比を一定に保つことが可能となることで、色バランスの調整が容易になる。さらに、感度の異なる画素毎に飽和信号を使い切れるようになるため、S/N比を向上させることが可能となる。
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図9は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 CMOSイメージセンサ, 12 タイミング制御回路, 13 行走査回路, 14 画素アレイ部, 16 列走査回路, 17 水平出力線, 18 出力処理回路, 19 感度調整回路, 21 画素

Claims (6)

  1. 光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、
    前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、
    前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、
    前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段と
    を備え、
    前記調整手段は、
    感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定する第1の設定手段と、
    前記算出手段により算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定する第2の設定手段と
    前記取得手段により取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを前記取得手段で取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定する第3の設定手段と
    を備える撮像素子。
  2. 前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値である
    請求項に記載の撮像素子。
  3. 光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、
    前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、
    前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、
    前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段と
    を備える撮像素子の駆動制御方法において、
    前記調整手段は、
    感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得し、
    取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出し、
    算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定し、
    算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定し、
    取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断し、
    前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定する
    ステップを含む駆動制御方法。
  4. 前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値である
    請求項3に記載の駆動制御方法。
  5. 光電変換素子を含み、行列状に2次元配列されるとともに色フィルタ配列により色毎にグループ分けされて配列されている画素と、
    前記画素に電荷を蓄積する蓄積時間を前記色毎に制御する蓄積時間制御手段と、
    前記画素から読み出される前記画素に蓄積された電荷に対応する信号を増幅するときのゲインを制御するゲイン制御手段と、
    前記蓄積時間制御手段に前記蓄積時間を前記色毎に設定し、前記ゲイン制御手段に前記ゲインを前記色毎に設定することで、前記色毎に異なる前記画素の感度比を調整する調整手段と
    を備える撮像素子の前記調整手段を制御するコンピュータに、
    感度比が最も良い前記画素に設定された蓄積時間と、前記色毎の感度比を取得し、
    取得された前記蓄積時間と前記感度比から、前記色毎に、前記画素の蓄積時間を算出し、
    算出された蓄積時間の全てが最大設定値以下である場合、その算出された蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定し、
    算出された蓄積時間のうち、蓄積時間の最大設定値を超える蓄積時間が算出された色がある場合、その色の信号に対しては、前記最大設定値での蓄積時間を前記蓄積時間制御手段に設定するとともに、前記蓄積時間の不足分を補うために、前記色の信号に対して乗算するゲインを算出し、前記ゲイン制御手段に設定し、
    取得された前記蓄積時間が、所定の閾値以下か否かを判断し、
    前記画素の蓄積時間が、所定の閾値以下であると判断された場合、前記色毎に、それぞれの信号に対して乗算するゲインを取得された前記感度比を基に算出し、前記ゲイン制御手段に設定する
    ステップを含む処理を実行させるプログラム。
  6. 前記所定の閾値は、ゲインを調整することで前記色毎の画素の感度比を調整する方が、蓄積時間で調整するよりも、前記感度比の調整における誤差が小さいと判断される値である
    請求項5に記載のプログラム。
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