JP5487750B2 - 車両用シートのロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのロック装置に関する。
自動車等の車両には、乗員が着座する車両用シートが備えられている。この車両用シートは、車両用シートを構成するシート構成部として、着座者の背凭れ部となるシートバック、着座者の座面部となるシートクッションとを備えている。このような車両用シートを構成するシート構成部には姿勢変更可能な可動構成とされたものがある。
例えば、シート構成部としてのシートバックが下端部を中心として車両前後方向に回動可能に姿勢変更する構成のものがある。この車両用シートは不使用時のときはシートバックを着座状態の起立姿勢から車両前方方向に前倒しされた格納状態の姿勢にすることによりシートバックが設置されていたスペースを空けて荷室スペースとするものであり、シートバックの背面側を荷室の床面として活用できるような構成となっている。一方、車両用シートを使用するときはシートバックを着座状態の起立姿勢とした姿勢保持位置へ姿勢保持するために、シートバックには車両内に配設されるストライカに対して係合するロック装置が構成されている。このロック装置は、ストライカに対して係合する係合凹部を形成したベース部材が構成されており、このベース部材がシートバックの骨格となるシートフレームに配設されている。
ここで、ロック装置とストライカの係合状態における隙間は所定範囲の限度に抑えなければならない。なぜなら、かかる隙間がロック装置におけるガタの発生原因となり、またガタに起因して異音の発生原因や、ロック荷重が重くなるといった問題を引き起こすためである。また、かかる隙間が所定範囲の限度を超えた場合には係合不良になるおそれもある。ところが、かかる隙間はシート構成部の支持位置、ロック装置の取付位置、ストライカの車両側における配設位置、及びこれら各部材の製作寸法のバラツキ等の影響をうけるため、かかる隙間を所定範囲の限度に抑えることは容易ではない。
ここで、従来よりロック装置とストライカの係合状態における隙間を所定範囲の限度に抑える技術として、ロック装置の設置がゴム部材を介して設置することによりロック装置をストライカに対して揺動可能に設置する技術が知られている(例えば特許文献1)。他の技術として、ロック装置における締結部材の取付開孔部に隙間を設けるとともにバネ部材を介して設置することによりロック装置をストライカに対して揺動可能に設置する技術が知られている(例えば特許文献2)。
特許第3572684号公報 特開平10−258664号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術のゴム部材はロック装置を固定するための締結部材の軸周りかつ軸方向において付勢する構成であるためゴム部材を配設するスペースが必要となり嵩張るといった問題があった。また、ゴム部材は経年劣化に伴い付勢機能が損なわれるといった問題点も指摘されていた。また特許文献2の技術は、特許文献1と同様にバネ部材を配設するスペースが必要となり嵩張るといった問題があるのに加え、ロック装置をストライカに対して揺動可能にするために設けられた取付開孔部の隙間によってロック装置が移動してしまいガタつきが顕著になるという懸念があった。
そこで、本発明者は鋭意検討の結果、ロック装置とストライカの係合における隙間を所定範囲の限度に抑えるためには、ロック装置の位置調整方向とその付勢方向が重要であることに至った。ここで締結部材によってロック装置をシート構成部に取付けるための取付開孔部を活用して、ロック装置とストライカの係合におけるガタつき、バラつきの防止を図ることができれば、新たな構成部品の追加を抑制することができるとともに、コンパクトなロック装置の位置調整機能を付与することができることに着目した。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ロック装置とストライカの係合状態におけるガタつき、バラつきの防止を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのロック装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両用シートを構成するシートバック等のシート構成部が姿勢変更可能な可動構成とされており、該シート構成部の姿勢を変更して車両内の姿勢保持位置へ姿勢保持するために、該車両内に配設されるストライカに対して係合する係合凹部を形成したベース部材が前記シート構成部に配設された車両用シートのロック装置であって、
前記ストライカを係合凹部に係合するベース部材は前記シート構成部の取付部位に対して前記ストライカと前記係合凹部との係合移動方向に直交する係合直交方向に移動可能に配設されており、前記ベース部材は弾性部材により前記係合直交方向に付勢されて前記シート構成部の取付部位に対する位置決めがされており、前記係合直交方向に対する移動可能とする配設構成は、前記ベース部材の前記シート構成部の取付部位に対する取付けが軸状の締結部材によって締結される構成であり、前記ベース部材には該軸状の締結部材が貫通する取付開孔部が形成されており、該取付開孔部は前記係合直交方向に長孔状に形成されており、前記締結部材による締結状態で長孔形成方向に相対移動可能とされており、前記弾性部材の配置構成は、前記取付開孔部内において前記締結部材に対して一方向に付勢するように配設されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、ベース部材はシート構成部の取付部位に対してストライカと前記係合凹部との係合移動方向に直交する係合直交方向に移動可能に配設されているため、ロック装置とストライカの係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができる。また、ベース部材は弾性部材により前記係合直交方向に付勢されてシート構成部の取付部位に対する位置決めがされているため、かかる隙間を所定範囲に保持することができる。以上より、ロック装置とストライカの係合状態におけるガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
また、係合直交方向に対する移動可能とする配設構成は、ベース部材において係合直交方向に長孔状に形成された取付開孔部に軸状の締結部材が締結されることによる。このため、ロック装置は、締結部材による締結状態で長孔形成方向に相対移動可能とされている。よって、新たな構成品を加えることなくロック装置とストライカの係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができ、ガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
次に、第の発明は、上述した第の発明において、前記弾性部材による前記ベース部材の前記シート構成部の取付部位に対する位置決め構成は、前記弾性部材は金属製の板状部材からなる板バネとして構成されており、該板バネが前記ベース部材に形成された取付開孔部内に介挿され、その長孔形成方向に付勢する方向として配置されていることを特徴とする。
この第の発明によれば、弾性部材によるベース部材のシート構成部の取付部位に対する位置決め構成は、金属製の板状部材からなる板バネがベース部材に形成された取付開孔部内に介挿され、その長孔形成方向に付勢する方向として配置されている。金属製の板状部材からなる板バネであるため、ゴム等の弾性体に比して経年劣化を抑制することができる。またバネ部材は長孔状の取付開孔部内であるためコンパクトにバネ部材を配設することができ、スペースの向上が図ることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより次の効果を得ることができる。
先ず、上記第1の発明の車両用シートのロック装置によれば、ベース部材はシート構成部の取付部位に対してストライカと前記係合凹部との係合移動方向に直交する係合直交方向に移動可能に配設されているため、ロック装置とストライカの係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができる。また、ベース部材は弾性部材により前記係合直交方向に付勢されてシート構成部の取付部位に対する位置決めがされているため、かかる隙間を所定範囲に保持することができる。以上より、ロック装置とストライカの係合状態におけるガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
また、新たな構成品を加えることなくロック装置とストライカの係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができ、ガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
次に、上記第の発明の車両用シートのロック装置によれば、金属製の板状部材からなる板バネであるため、ゴム等の弾性体に比して経年劣化を抑制することができる。またバネ部材は長孔状の取付開孔部内であるためコンパクトにバネ部材を配設することができ、スペースの向上が図ることができる。
実施例1に係る車両用シートのロック装置の概略構成を示した全体斜視図である。 実施例1に係る車両用シートのロック装置の配設構成を示した斜視図である。 実施例1に係る車両用シートのロック装置の各構成を示した分解斜視図である。 実施例1に係る車両用シートのロック装置において、ロック装置がストライカと係合する状態の概略構成を示した側断面図である。(A)図は、係合前の状態を示した側断面図である。(B)図は、係合開始時の状態を示した側断面図である。(C)図は、係合完了時の状態を示した側断面図である。(D)図は、係合解除時の状態を示した側断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態の実施例について図面を用いて説明する。
実施例1の車両用シートのロック装置の構成について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る車両用シート10のロック装置20の概略構成を示した全体斜視図である。なお、同図は、図示上奥側のシートは、シートの全体図を示し、図示上手前側のシートは、ロック装置20の取付け構成を明確にするためにヘッドレスト13及びシートクッション11の構成、シートバック12はパッド部材および表皮の構成について、図示を省略している。
図2は、実施例1に係る車両用シート10のロック装置20の配設構成を示した斜視図である。なお、同図には、シートバックフレーム12aと、これに配設されるロック装置20を主に図示するものであり、ヘッドレスト13、シートバック12の各構成品の図示を省略している。
図3は、実施例1に係る車両用シート10のロック装置20の各構成を示した分解斜視図である。なお、同図は、ロック装置20の各構成を図示するものであり、シートバック12の各構成の図示を省略している。
図4は、実施例1に係る車両用シート10のロック装置20において、ロック装置20がストライカ19と係合する状態の概略構成を示した側断面図である。(A)図は、係合前の状態を示した側断面図である。(B)図は、係合開始時の状態を示した側断面図である。(C)図は、係合完了時の状態を示した側断面図である。(D)図は、係合解除時の状態を示した側断面図である。なお、同図は、ロック装置20とストライカ19が係合する際の板バネ部材24の作動をよく表すために、上側の取付用段付きボルト28aのヘッド部分を省略して図示している。
また、各図において、矢印で示すFWD、UPRは車両用シート10の前方、上方を示している。
先ず、この車両用シート10のロック装置20の概略構成を説明した上で各構成についての説明をする。なお、本実施例1においては、車両用シート10のロック装置20の構成に特徴を有している。その他の部分については特に変更を要しないのでその説明は省略することがある。
図1に図示されるように、本実施例1の車両用シート10は、車両の1列目の運転席や助手席、2列目や3列目に配設される後部座席の何れにおいても採用されるものである。なお、本実施例1の車両用シート10は、車両の2列目に配設される後部座席における構成を示したものである。
図1に図示されるように、この車両用シート10は、乗員が着座するためのものとして備えられており、概略、背凭れ部となるシートバック12と、着座部となるシートクッション11と、頭凭れとなるヘッドレスト13から構成されている。この車両用シート10は姿勢変更可能な可動構成とされている。すなわち、シートバック12は、シートバック12の下端部が車体フロアFに対して回動可能に連結されており、このシートバック12の下端部を中心として車両前後方向に回動可能に姿勢変更する。つまり、車両用シート10は不使用時のときはシートバック12を着座状態の起立姿勢から車両前方方向に前倒しされた格納状態の姿勢にすることによりシートバック12が設置されていたスペースを空けて荷室スペースとするものであり、シートバック12の背面側を荷室の床面として活用できるような構成となっている。一方、車両用シート10は使用時のときはシートバック12を着座状態の起立姿勢とした姿勢保持位置へ姿勢保持するために、シートバック12には車両内に配設されるストライカ19に対して係合するロック装置20が構成されている。
図4に図示されるように、このロック装置20は、ストライカ19との係合移動方向Aに直交する係合直交方向Bに移動可能に配設されている。さらに、金属製の板状部材からなる板バネにより係合直交方向に付勢されて位置調整可能な構成とされて、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間を所定範囲の限度に抑えるものである。これにより、シートバック12の支持位置、ロック装置20の取付位置、ストライカ19の車両側における配設位置、及びこれら各部材の製作寸法のバラツキ等の影響をうけても、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができるものである。よって、ロック装置20におけるガタの発生を抑制して、ロック時の異音の発生や、ロック荷重が重くなるといった問題、更には係合不良といった問題を抑制することができるものである。以下に、このロック装置20のシートバック12に配設される構成について示す。
なお図1に図示されるように、ストライカ19については設置箇所に関し概略に図示するのみであるが、車両を構成する車両構造体において設置されるものでありシートバック12を着座状態の起立姿勢とした姿勢保持位置に位置させるにあたり、シートバック12をロックする位置を鑑みて、車両用シート10の配設側に向かって突出するように配設されている。図2に図示されるように、上記ストライカ19に対してこのロック装置20は、シートバック12の幅方向側部に設置されるものであり、シートバック12の骨格となるシートバックフレーム12aに設置されている。図3及び図4に図示されるように、ロック装置20の構成は、概略、ベース部材25、フック30、ポール40、バネ部材50、固定ピン39、49、操作伝達部材60、取付用段付きボルト28a、28a、取付用ナット(図示省略)、板バネ部材24から構成されている。
先ず、ベース部材25について説明する。
図3及び図4に図示されるように、ベース部材25は、シートバック12を構成するシートバックフレーム12aに対して固定設置されるものであって、後述するフック30及びポール40を回転可能に支持するために構成されている。このベース部材25は、金属製の板状部材で形成されたベースプレート25a、25bの2枚構成からなるものであり、ベースプレート25a、25bは、フック30及びポール40を挟み込んで回転可能に支持するように構成されている。このベースプレート25a、25bは共に取付開孔部26、26とストライカ係合凹部27とを備える。
図3及び図4に図示されるように、取付開孔部26は、軸状の締結部材として構成される取付用段付きボルト28a、28aを挿通させるためにベースプレート25a、25bに貫通形成されている。また、この取付開孔部26は、シートバック12のシートバックフレーム12aの取付部位に対してストライカ19との係合移動方向Aに直交する係合直交方向Bに長孔状に形成されており、ベース部材25は、取付用段付きボルト28a、28aが挿通した状態で摺動可能な構成とされている。
図3及び図4に図示されるように、ストライカ係合凹部27は、ストライカ19に対して係合するために形成されているものであり、ベース部材25の外周から略中央まで切り欠かれるように窪んだ凹形状に形成されている。具体的には、ストライカ係合凹部27は、このベース部材25の略中央に孔形状を有して設けられるストライカ保持部27aと、このベース部材25の外周から、このストライカ保持部27aまでガイド溝形状に形成されるストライカ案内部27bとを備える。ストライカ案内部27bは、ベース部材25の外周部が拡開した開口形状に形成されており、ベース部材25の略中央のストライカ保持部27aに向かって滑らかに狭まったガイド溝形状に形成されている。
また、このベース部材25には、後述するフック30及びポール40を回転可能に支持するための固定ピン39、49が挿通される回転支持孔29a、29bが設けられている。なお、ストライカ係合凹部27が本願発明の「係合凹部」に相当する。
次に、フック30について説明する。
図3及び図4に図示されるように、フック30は、上記したベース部材25にて支持される固定ピン39に回転可能に支持されており、ストライカ19を係合させるものである。
フック30は、後に説明するポール40の回動位置により2種類の状態に切り替えられるものである。図4(C)に図示されるように、一つ目の状態は、上記したストライカ19が係合する位置にフック30を保持するフック保持状態である。図4(A)(D)に図示されるように、二つ目の状態は、ストライカ19の係合を解除するようにフック30の保持を解除するフックフリー状態である。
具体的には、フック30は、金属製の板状部材で略コの字状に形成されており、概略、回転支持用孔31と、ストライカ係合部32、ポール係合部33、バネ係止部34とを備えて構成される。回転支持用孔31は、フック30の略中央箇所に貫通形成されており、固定ピン39が挿通される。これにより、フック30は、この回転支持用孔31に挿通された固定ピン39によって、ベース部材25に対して回転可能に支持される。換言すれば、回転支持用孔31に挿通される固定ピン39が、フック30の回転中心となる。
ストライカ係合部32は、ストライカ19と係合するために、ストライカ19の径より大きい幅の溝が凹み形成されている。ポール係合部33は、後述するポール40の係合突起44と係合するためにこの係合突起44の形状に合わせて凹み形成されている。バネ係止部34は、後述するバネ部材50の一端を係止する箇所であり、回転支持用孔31に対してストライカ係合部32とは反対側の位置に配設されている。
図4(A)に図示されるように、このフック30は、バネ部材50の付勢力により、回転支持用孔31を中心として時計回り方向に付勢されている。このため、ポール40とフック30の係合が解除しているフックフリー状態の場合には、フック30は、時計回り方向に付勢されてストライカ係合部32からストライカ19が係合を解除されることとなる。また、逆にこのフックフリー状態では、ストライカ19がストライカ係合凹部27に進入してストライカ係合部32と係合可能な状態である。
図4(C)に図示されるように、一方、ストライカ19が係合されるときにおいては、フック30がストライカ19に押されてバネ部材50の付勢力に抗して反時計回り方向に回転してポール40と係合して、係合が保持されるフック保持状態となる。
次に、ポール40について説明する。
図3及び図4に図示されるように、ポール40は、後述する操作伝達部材60の引き操作にしたがって回動するものであり、上記フック30のフックフリー状態とフック保持状態を切り替えるものである。
具体的には、ポール40は、帯板状に形成されており、概略、回転支持用孔41と、レバー連結部42、バネ係止部43、係合突起44とを備えて構成されている。
回転支持用孔41は、このポール40の一方の端部に設けられており、上記固定ピン49が挿通される箇所である。つまり、ポール40は、この回転支持用孔41に挿通された固定ピン49にて、ベース部材25に対して回転可能に支持される。これにより、この回転支持用孔41に挿通される固定ピン49がこのポール40の回転中心となる。
レバー連結部42は、ポール40の回転支持用孔41とは反対側のもう一方の端部に設けられており、車両上下方向において回転支持用孔41と略水平の位置となるように設けられる。このレバー連結部42は、後述する操作伝達部材60が連結されて着座者の操作力がこの操作伝達部材60を介して及ぼされる箇所である。バネ係止部43は、上記した回転支持用孔41から離れた箇所に設けられて、バネ部材50の他端を係止する箇所である。
係合突起44は、上記フック30のポール係合部33に係合する部位であり、回転支持用孔41とバネ係止部43の中間位置において、ポール係合部33の凹部に合致するように凸状形成されている。
図4(A)に図示されるように、このポール40は、一端をフック30側に係止するバネ部材50の付勢力によって回転支持用孔41を中心として反時計回り方向に付勢されている。これにより、レバー連結部42は、反時計回り方向に移動するように付勢されている。
図4(C)に図示されるように、フック保持状態であるフック30のポール係合部33とポール40の係合突起44との係合状態から、図4(D)に図示される両部材が係合解除されたフックフリー状態にする構成は、このレバー連結部42に連結される操作伝達部材60に着座者の操作力が車両上方側への引き操作として及ぼされることによってポール40を時計回り方向に移動させて、係合解除するように構成されている。
バネ部材50について説明する。
図3及び図4に図示されるように、バネ部材50は、所謂コイルバネが構成されている。フック30のバネ係止部34となる一端と、ポール40のバネ係止部43となる他端とを、互いに接近させるように付勢するものである。これにより、上記したように、図4の図示上、フック30を時計回り方向に付勢し、ポール40を反時計回り方向に付勢し、レバー連結部42を回動操作前の初期位置に位置させるように付勢することとなる。
固定ピン39、49について説明する。
この固定ピン39、49は、ベース部材25に対し、フック30、ポール40を回転可能に支持するものである。フック30は、ベースプレート25a、25bに挟みこまれた状態で、ベースプレート25a、25bに形成された回転支持孔29a、29bと、フック30の回転支持用孔31が同軸上の位置に配設される。この状態で固定ピン39が挿通されて取り付けられている。ポール40は、ベースプレート25a、25bに挟みこまれた状態で、ベースプレート25a、25bに形成された回転支持孔29a、29bと、ポール40の回転支持用孔41が同軸上の位置に配設される。この状態で固定ピン49が挿通されて取り付けられている。以上より、フック30及びポール40は、固定ピン39、49が挿通された状態でベース部材25に対し回転可能に支持されている。
操作伝達部材60について説明する。
図1に図示されるように、この操作伝達部材60は、上記した、ロック装置20によるストライカ19の係合を解除するための操作を行なう操作レバー装置の一構成であり、シートバック12の肩部に配設される操作レバーに及ぼされる着座者の操作力が、シートバック12の内部を通ってシートバック12の幅方向側部に設置されたロック装置20まで伝達させるものである。
次に板バネ部材24について説明する。
図3及び図4に図示されるように、この板バネ部材24は、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間を所定範囲の限度に抑えるために、ストライカ19との係合移動方向Aに直交する係合直交方向Bに付勢するために構成されるものである。具体的には、この板バネ部材24は、金属製の帯板状の部材が断面略Cの字状に形成されており、取付開孔部26の長孔内周面に合致した湾曲面24aと、取付用段付きボルト28aの螺子溝の形成されていない段付き部に当接するボルト当接面24bが形成されており、この湾曲面24aとボルト当接面24bは対向して形成されている。この板バネ部材24の湾曲面24aとボルト当接面24bが対向する方向に荷重が加わると、この湾曲面24aとボルト当接面24bが近接した状態で弾性力が生じるようになっている。
次に、ベース部材25のシートバックフレーム12aへの配設構成について説明する。
図3及び図4に図示されるように、このベース部材25のシートバックフレーム12aへの配設構成は、取付開孔部26内に取付用段付きボルト28a、28aが挿通された状態で取付用ナット(図示省略)によって締結固定されている。さらに、この取付開孔部26内には板バネ部材24が介挿されている。この板バネ部材24の配置構成は、取付開孔部26内において取付用段付きボルト28a、28aに対して、車両上方側に配設されている。また、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間範囲に対するストライカ係合凹部27の関係は、ストライカ係合凹部27の位置が係合直交方向Bにおいて上記隙間範囲の上限一杯に配設している。
すなわち、ストライカ19がロック装置20と係合する際に、ストライカ19がベース部材25のストライカ係合凹部27と接触せずにストライカ保持部27aに進入する場合は円滑な係合となる。これに対し、ストライカ19がベース部材25のストライカ係合凹部27とずれた状態で進入する場合には、ストライカ19がベース部材25のストライカ案内部27bと接触する。
ストライカ案内部27bは、ベース部材25の外周部が拡開した開口形状に形成されており、略中央のストライカ保持部27aに向かって滑らかに狭まったガイド溝形状に形成されていることから、ストライカ19がストライカ案内部27b上を摺動すると、ベース部材25は板バネ部材24の付勢力に抗して係合直交方向Bにおいて下方向に移動する。こうして、ストライカ19はロック装置20とストライカ19の係合における所定隙間範囲内となりストライカ保持部27aに係合可能となる。
上記構成からなる本実施例における車両用シート10のロック装置20の作動は次の通りである。
図1に図示されるように、車両用シート10は不使用時のときはシートバック12を着座状態の起立姿勢から車両前方方向に前倒しされた格納状態の姿勢にすることによりシートバック12が設置されていたスペースを空けて荷室スペースとすることができ、シートバック12の背面側を荷室の床面として活用できる。
一方、車両用シート10を使用するときはシートバック12を着座状態の起立姿勢とした姿勢保持位置へ姿勢保持するために、シートバック12に構成されたロック装置20と車両内に配設されるストライカ19が係合される。
図4(A)図に図示されるように、係合前のフックフリー状態においては、ストライカ19がストライカ係合凹部27に進入してストライカ係合部32と係合可能な状態である。このときに、ストライカ19がベース部材25のストライカ係合凹部27と接触せずにストライカ保持部27aに進入する場合は円滑な係合となる。
図4(B)図に図示されるように、これに対し、ストライカ19がベース部材25のストライカ係合凹部27とずれた状態で進入する場合には、ストライカ19がベース部材25のストライカ案内部27bと接触する。ストライカ案内部27bは、ベース部材25の外周部が拡開した開口形状に形成されており、略中央のストライカ保持部27aに向かって滑らかに狭まったガイド溝形状に形成されていることから、ストライカ19がストライカ案内部27b上を摺動すると、ベース部材25は板バネ部材24の付勢力に抗して係合直交方向Bにおいて下方向に移動する。
図4(C)図に図示されるように、ストライカ19がストライカ係合凹部27内に進入すると、フック30がストライカ19に押されてバネ部材50の付勢力に抗して反時計回り方向に回転してフック30のポール係合部33とポール40の係合突起44とが係合して係合が保持されるフック保持状態となる。ストライカ19はロック装置20とストライカ19の係合における所定隙間範囲内となりストライカ保持部27aに係合する。
図4(D)図に図示されるように、フック保持状態においては、ポールは40は、一端をフック30側に係止するバネ部材50の付勢力によって回転支持用孔41を中心として反時計回り方向に付勢されてフック30のポール係合部33とポール40の係合突起44との係合状態となっている。この状態から、レバー連結部42に連結される操作伝達部材60に着座者の操作力が車両上方側への引き操作として及ぼされることによってポール40を時計回り方向に移動させて両部材が係合解除されて図4(D)図に図示されるフックフリー状態となる。このとき、板バネ部材24の付勢力が働くことによってベース部材25は初期の位置に戻る。
このように、本実施例1の車両用シート10のロック装置20によれば、ベース部材25はシートバック12の取付部位に対してストライカ19とストライカ係合凹部27との係合移動方向Aに直交する係合直交方向Bに移動可能に配設されているため、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができる。また、ベース部材25は板バネ部材24により係合直交方向に付勢されてシートバック12の取付部位に対する位置決めがされているため、かかる隙間を所定範囲に保持することができる。以上より、ロック装置20とストライカ19の係合状態におけるガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
また、係合直交方向に対する移動可能とする配設構成は、ベース部材25において係合直行方向に長孔状に形成された取付開孔部26に取付用段付きボルト28a及び取付用ナット(図示省略)が締結されることによる。このため、ロック装置20は、取付用段付きボルト28a及び取付用ナット(図示省略)による締結状態で長孔形成方向に相対移動可能とされている。よって、新たな構成品を加えることなくロック装置20とストライカ19の係合における隙間を所定範囲の限度に抑えることができ、ガタつき、バラつきの防止を図ることができる。
また、板バネ部材24によるベース部材25のシートバック12の取付部位に対する位置決め構成は、金属製の板状部材からなる板バネ部材24がベース部材25に形成された取付開孔部26内に介挿され、その長孔形成方向に付勢する方向として配置されている。金属製の板状部材からなる板バネ部材24であるため、ゴム等の弾性体に比して経年劣化を抑制することができる。またバネ部材は長孔状の取付開孔部26内であるためコンパクトにバネ部材を配設することができ、スペースの向上が図ることができる。
以上、本発明の実施形態を実施例1において説明したが、本発明の車両用シートのロック装置は、本実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20の構成として、シートバック12に対してロック装置20が設けられる構成のものについて示した。しかしながら本発明における車両用シートのロック装置は、これに限定されるものではなく、ロック装置は車両用シートを構成するシート構成部に対して設けられるものであればよく、例えば、シートクッションに対してロック装置が設けられるものであってもよい。
また、実施例1における車両用シート10のロック装置20のストライカ19にあっては、車両を構成する車両構造体に設けられるものとして示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置のストライカは、これに限定されることなく、車両内に配設されるものであればよく、例えば、隣接した車両用シートのシートフレームに配設されるものであってもよい。
また、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20のストライカ19にあっては、車両内に固定設置される構成のものとして示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置のストライカは、これに限定されることなく、例えば、車両内でスライド移動可能に配設されるものであってもよい。このように、ストライカを移動可能に構成した場合には、上記した車両用シートは、リクライニング機構等の機能を負荷することができる。
また、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20のベース部材25にあっては、シートバック12を構成するシートバックフレーム12aに設置されるものとして示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置のベース部材は、これに限定されるものでなく、シートバックフレーム自体をベース部材として機能させることもできる。
また、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20の板バネ部材24は、ベース部材25に形成された上下の取付開孔部26の両方に二つ介挿された構成について示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置の板バネ部材24は、これに限定されるものでなく、上下の取付開孔部26のいずれか一方に介挿された構成のものでもよい。
また、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20の板バネ部材24は、取付開孔部26内において取付用段付きボルト28a、28aに対して、車両上方側に配設されている構成について示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置の板バネ部材24は、これに限定されるものでなく、取付用段付きボルト28a、28aに対して、車両下方側でもよい。また、取付用段付きボルト28a、28aに対して上下双方に配設する構成であってもよい。なお、ロック装置20とストライカ19の係合における隙間範囲に対するストライカ係合凹部27の関係を考慮してストライカ係合凹部27の係合直交方向Bにおける取付け位置に留意が必要である。
また、上記した実施例1における車両用シート10のロック装置20の板バネ部材24は、金属製の板状部材からなる板バネ部材の構成について示した。しかしながら、本発明における車両用シートのロック装置の板バネ部材24は、これに限定されるものでなく、種々の弾性部材を適用できるものである。例えば、経年劣化の問題が考慮される場合には、板バネ部材に変わる弾性部材としてゴム製部材も適用できる。
10 車両用シート
11 シートクッション
12 シートバック
13 ヘッドレスト
19 ストライカ
20 ロック装置
24 板バネ部材
24a 湾曲面
24b ボルト当接面
25 ベース部材
25a ベースプレート
25b ベースプレート
26 取付開孔部
27 ストライカ係合凹部
27a ストライカ保持部
27b ストライカ案内部
28a 取付用段付きボルト
29a 回転支持孔
29b 回転支持孔
30 フック
31 回転支持用孔
32 ストライカ係合部
33 ポール係合部
34 バネ係止部
39 固定ピン
40 ポール
41 回転支持用孔
42 レバー連結部
43 バネ係止部
44 係合突起
49 固定ピン
50 バネ部材
60 操作伝達部材
A 係合移動方向
B 係合直交方向
F 車体フロア
FWD 車両前方
UPR 車両上方

Claims (2)

  1. 車両用シートを構成するシートバック等のシート構成部が姿勢変更可能な可動構成とされており、該シート構成部の姿勢を変更して車両内の姿勢保持位置へ姿勢保持するために、該車両内に配設されるストライカに対して係合する係合凹部を形成したベース部材が前記シート構成部に配設された車両用シートのロック装置であって、
    前記ストライカを係合凹部に係合するベース部材は前記シート構成部の取付部位に対して前記ストライカと前記係合凹部との係合移動方向に直交する係合直交方向に移動可能に配設されており、前記ベース部材は弾性部材により前記係合直交方向に付勢されて前記シート構成部の取付部位に対する位置決めがされており、
    前記係合直交方向に対する移動可能とする配設構成は、前記ベース部材の前記シート構成部の取付部位に対する取付けが軸状の締結部材によって締結される構成であり、前記ベース部材には該軸状の締結部材が貫通する取付開孔部が形成されており、該取付開孔部は前記係合直交方向に長孔状に形成されており、前記締結部材による締結状態で長孔形成方向に相対移動可能とされており、
    前記弾性部材の配置構成は、前記取付開孔部内において前記締結部材に対して一方向に付勢するように配設されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのロック装置であって、
    前記弾性部材による前記ベース部材の前記シート構成部の取付部位に対する位置決め構成は、前記弾性部材は金属製の板状部材からなる板バネとして構成されており、該板バネが前記ベース部材に形成された取付開孔部内に介挿され、その長孔形成方向に付勢する方向として配置されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
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