JP5487435B2 - 水加熱容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に内容器を有する本体ボディの外周部に把手が設けられ、前記本体ボディの外周部の上部側に注ぎ口が設けられ、弁体の上下動により前記注ぎ口からの前記内容器内の湯水の流出を許容する開き状態と阻止する閉じ状態とに切り換え自在な弁機構が、前記本体ボディ内の上部に設けられ、支点周りに揺動して前記弁体を作用点にて上下動させて前記弁機構を前記開き状態と前記閉じ状態とに切り換える弁操作具が、力点に相当する操作部を前記把手の上方に位置させる状態で設けられた水加熱容器に関する。
かかる水加熱容器は、把手を把持して本体ボディを持ち上げると共に、その把手を把持した手で弁操作具の操作部に力を作用させて、弁機構を開き状態に切り換える側に弁体を移動させ、その状態で、注ぎ口が下向きになるように本体ボディを傾けることにより、注ぎ口から内容器内の湯水を注ぐものである。
ちなみに、水加熱容器の具体例としては、例えば、電気ケトル、電気ポット等が挙げられる。
このような水加熱容器において、従来は、弁操作具が、弁機構に対して把手の側とは反対側の端部を横方向の軸心周りで揺動自在な支点として、弁機構の上方を通って把手の上部にまで延びる形態で設けられた1本の操作レバーにて構成されていた。
そして、その操作レバーにおける把手の上方の端部の操作部を力点として押し下げることにより、操作レバーにおける弁機構の上方に当接する部分を作用点として、弁体を下方に移動させて弁機構を開き状態に切り換える構成となっていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−212315号公報
しかしながら、従来の水加熱容器では、弁操作具が上述の如き1本の操作レバーにより構成されることから、支点と力点(即ち、操作部)との距離が長くなり、そのことによって、作用点と力点との距離も長くなる。そこで、弁機構を開き状態に切り換えるべく、操作レバーにより、弁体を閉じ状態から開き状態に切り換えるために必要な所定量下側に移動させるには、操作部をかなり大きい量(即ち、弁体の移動量よりもかなり大きい量)押し下げる必要があり、その操作部の移動操作量が大きいので、弁機構を開き状態に切り換えるための操作性が悪いという問題があった。
ところで、注ぎ口から湯水を注ぐには、弁機構から注ぎ口に至る湯水の注ぎ用流動経路を通して湯水を流動させることになる。
そして、注ぎ口から湯水を注いだ後に注ぎ口から流出せずに注ぎ用流動経路に残留する湯水の量を少なくするために、注ぎ用流動経路を短くすることが望まれる場合があり、又、注ぎ口から湯水を注ぐときに、水加熱容器を傾ける角度が小さくても、注ぎ口から流出せずに内容器に残留する湯水の量を少なくすることが望まれる場合がある。これら場合は、弁機構を本体ボディ内の上部において把手の側とは反対側(注ぎ口の側)に寄せて設けることになる。
従って、このように弁機構を設ける場合には、従来の水加熱容器では、操作レバーにおける作用点と力点(即ち、操作部)との距離が更に長くなるので、弁機構を開き状態に切り換えるための操作部の移動操作量が更に大きくなり、操作性が更に悪くなる。
尚、通常は、弁機構を閉じ状態に切り換えるべく弁体を移動させるための移動方向に向かって、弁操作具が付勢されているので、上述のように、弁機構を開き状態に切り換えるための操作性が悪くなっても、弁機構を閉じ状態に切り換えるための操作性が悪くなることはないが、弁操作具が上述のように付勢されていない場合は、弁機構を閉じ状態に切り換えるための操作性も悪くなるのは勿論である。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、弁機構の開閉状態を切り換えるための操作性を向上し得る水加熱容器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る水加熱容器は、内部に内容器を有する本体ボディの外周部に把手が設けられ、前記本体ボディの外周部の上部側に注ぎ口が設けられ、弁体の上下動により前記注ぎ口からの前記内容器内の湯水の流出を許容する開き状態と阻止する閉じ状態とに切り換え自在な弁機構が、前記本体ボディ内の上部に設けられ、支点周りに揺動して前記弁体を作用点にて上下動させて前記弁機構を前記開き状態と前記閉じ状態とに切り換える弁操作具が、力点に相当する操作部を前記把手の上方に位置させる状態で設けられた水加熱容器であって、
その特徴構成は、前記弁操作具が、前記把手の側の力点側てこ部材と前記弁機構の側の作用点側てこ部材とを、一方が揺動するのに伴って他方が揺動するように、前記把手と前記弁機構との間において端部同士を連結した状態で設けて構成され、
前記力点側てこ部材が、把手側の端部を前記操作部として前記把手の上方に位置させた状態で、把手側の端部と弁機構側の端部との間を支点として横方向の軸心周りに揺動自在に設けられ、
前記作用点側てこ部材が、その把手側の端部が前記力点側てこ部材の弁機構側の端部に連結されて、前記力点側てこ部材の上下方向揺動に連動して横方向の軸心を支点として上下方向に揺動するのに伴って、前記弁体を上下動させて前記弁機構を前記開き状態と前記閉じ状態とに切り換えるように設けられ
前記作用点側てこ部材が、その弁機構側の端部が前記作用点として前記弁体の上方に位置する状態で、弁機構側の端部と把手側の端部との間を支点として横方向の軸心周りに揺動自在に設けられ、
前記本体ボディ内から蒸気を放出する蒸気口が、前記本体ボディの上部における前記弁機構と前記把手との間の前記把手側に偏った位置に設けられ、
前記力点側てこ部材の弁機構側の部分、及び、前記作用点側てこ部材の把手側の部分夫々が二股状に構成されて、前記力点側てこ部材の二股状の部分と前記作用点側てこ部材の二股状の部分とが、前記蒸気口の両側部を囲む状態で、当該蒸気口の両側部にて連結されている点にある。
上記特徴構成によれば、力点側てこ部材の把手側の端部である操作部を上下方向に移動操作して、力点側てこ部材を上下方向に揺動させると、その上下方向の揺動に連動して作用点側てこ部材が上下方向に揺動して、作用点側てこ部材の作用点により弁体が上方又は下方に移動されて弁機構が開き状態又は閉じ状態に切り換えられる。
そして、弁操作具が、把手と弁機構との間において端部同士が連結された力点側てこ部材と作用点側てこ部材とにより構成されているので、各てこ部材の長さを従来の如き弁操作具を構成する1本の操作レバーの長さに比べてかなり短くすることができる。
このことにより、弁機構を開き状態又は閉じ状態に切り換えるべく作用点側てこ部材の作用点により弁体を上方又は下方に移動させるための作用点側てこ部材における把手の側の端部の上下方向の移動量を小さくすることができるので、その端部に連結された力点側てこ部材における弁機構側の端部の上下方向の移動量も小さくすることができるようになり、その結果、設置高さを低く抑えながら、力点側てこ部材における把手の側の端部である操作部の上下方向の移動操作量を小さくすることができる。
従って、弁機構の開閉状態を切り換えるための操作性を向上し得る水加熱容器を提供することができるようになった。
また、本体ボディ内から蒸気を放出する蒸気口が本体ボディの上部における弁機構と把手との間に設けられて、蒸気口から蒸気が上向きに放出されるので、蒸気口から放出される蒸気が水加熱容器の側方の物品等(例えば壁面)に吹き付けられるのを防止することができる。
そして、力点側てこ部材の弁機構側の部分及び作用点側てこ部材の把手側の部分夫々が二股状に構成されて、力点側てこ部材の二股状の部分と作用点側てこ部材の二股状の部分とが、蒸気口の両側部を囲む状態で連結されているので、蒸気口と各てこ部材の配設位置をずらすことができ、力点側てこ部材及び作用点側てこ部材の設置高さが高くなるのを回避することができる。又、蒸気口から放出される蒸気が力点側てこ部材や作用点側てこ部材に当たるのを防止することができるので、力点側てこ部材及び作用点側てこ部材の耐久性の低下を防止することができる。
さらに、力点側てこ部材の把手側の端部である操作部を下方側に向けて移動操作して、力点側てこ部材を揺動させると、その揺動に連動して作用点側てこ部材がその弁機構側の端部の作用点が下方側に移動するように揺動する。
そして、弁機構は、弁体が下方に移動されると開き状態に切り換えられる構成にすると、力点側てこ部材の把手側の端部である操作部を下方側に向けて移動操作することにより、弁機構が開き状態に切り換えられることになる。
つまり、親指を力点側てこ部材の把手側の端部である操作部に引っ掛けた状態で、把手を把持すると、その把持動作は親指を下向きに動かす動作を含むものであるので、そのような親指を下向きに動かす動作を含む把手の把持動作により、弁機構を開き状態に切り換えることが容易となるので、操作性を一段と向上することができる。
しかも、作用点側てこ部材を、その弁機構側の端部の作用点が弁体の上方に位置する状態で、弁機構よりも把手の側の部分を支点として横方向の軸心周りに揺動自在に設けることにより、作用点側てこ部材の作用点の上下動のストロークを大きくすることができるので、弁体の上下動のストロークが十分に大きい弁機構を本体ボディの上部において把手の側とは反対側(注ぎ口の側)に寄せて設けても、弁機構を適切に開閉操作することができる。
従って、注ぎ用流動経路を極力短くすることができるので、注ぎ口から湯水を注いだ後に注ぎ口から流出せずに注ぎ用流動経路に残留する湯水の量を極力少なくすることができる。又、注ぎ口から湯水を注ぐときに水加熱容器を傾ける角度が小さくて済むので、湯水を注ぎ易く、注ぎ口から流出せずに内容器に残留する湯水を量を少なくすることができる。
本発明に係る水加熱容器の更なる特徴構成は、前記本体ボディが、前記内容器を内部に備えて上部が開口した容器本体と、その容器本体の開口部に対して着脱自在で且つ前記開口部に取り付けられた状態で前記開口部を閉じる蓋体とを備えて構成され、
前記把手が、前記容器本体の外周部に設けられ、
前記弁機構及び前記弁操作具が、前記蓋体に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、本体ボディが容器本体とその容器本体の開口部に対して着脱自在な蓋体とを備えて構成され、弁機構及び弁操作具が蓋体に設けられているので、容器本体の開口部を大きくすることができ、しかも、容器本体の形状を簡素化することができるものとなり、容器本体の洗浄を容易化することができる。
ちなみに、力点側てこ部材と作用点側てこ部材からなる弁操作具を蓋体と容器本体とに跨って分離状態で設けて、蓋体が容器本体に着脱されるのに伴って、互いに分離状態の両者が連結及び分離されるように構成する場合が想定されるが、この場合は、構成が複雑になる。
従って、容器本体の洗浄を容易化することができ、しかも、構成の簡略化により、水加熱容器の低廉化を図ることができる。
電気ケトルの外観を示す斜視図 ケトル本体が電源プレートから持ち上げられた状態での電気ケトルの斜視図 電気ケトルの縦断側面図 ケトル本体が電源プレートから持ち上げられた状態での電気ケトルの下部の縦断側面図 蓋体を容器本体から分離した状態でのケトル本体の斜視図 蓋カバーを省略した状態でのケトル本体の斜視図 蓋カバーが設けられた状態での図6のVII−VII矢視図 蓋カバーが設けられた状態での図6のVII−VII矢視図 蓋カバーが設けられた状態での図6のIX−IX矢視図 弁操作具を説明するケトル本体の上部の縦断側面図 ケトル本体の底部の縦断面図 参考例に係る弁操作具を説明するケトル本体の上部の縦断側面図
以下、図面に基づいて、本発明を水加熱容器の一例としての電気ケトルに適用した場合の実施形態を説明する。
図1〜図3に示すように、電気ケトルは、電源プレートPとその電源プレートPに載置自在な本体ボディとしてのケトル本体Kとを備えて構成されている。
ケトル本体Kの内部には、湯水を貯留する内容器1が設けられ、ケトル本体Kの外周部には、ケトル本体Kを持ち上げるための把手2が設けられ、並びに、ケトル本体Kの外周部の上部側には、内容器1内の湯水を注ぐ注ぎ口3が設けられている。把手2及び注ぎ口3は、ケトル本体Kの上部の中心に対して互いに反対側に振り分けて設けられている。
図5にも示すように、ケトル本体Kは、内部に内容器1を備えて上部が開口した概ね有底円筒状の容器本体100と、その容器本体100の開口部を開閉自在な概ね円盤状の蓋体200とを備えて構成されている。そして、蓋体200は、容器本体100の開口部に対して着脱自在で、その開口部に嵌めこまれた状態で容器本体100に装着されることにより、その開口部を閉じるように構成されている。
図3及び図4に示すように、ケトル本体Kには、内容器1内の湯水を加熱する電気ヒータ4が備えられ、外部から供給される電力を電気ヒータ4に供給する受電機構5が底面の中央部に位置する状態で備えられ、並びに、図1及び図2に示すように、操作盤6が側周面の下部に位置する状態で備えられている。ちなみに、図示を省略するが、操作盤6には、電気ヒータ4への通電の開始及び停止を指令する運転スイッチ等が備えられている。
図2〜図4に示すように、電源プレートPには、電源コード(図示省略)を通して供給される電力を外部に出力する給電機構7が上面の中央部に位置する状態で備えられている。
そして、ケトル本体Kを電源プレートPに載置した給電姿勢において、受電機構5と給電機構7とが導通状態に接続されて、給電機構7から受電機構5を介して電気ヒータ4に給電されて、内容器1内の湯水が加熱されるように構成されている。
又、把手2を把持してケトル本体Kを持ち上げて注ぎ口3が下向きになるように傾けることにより、内容器1内の湯水を注ぎ口3から注ぐことになる。
図1及び図2に示すように、ケトル本体Kの蓋体200には、蓋体200を容器本体100の開口部を閉じる閉じ位置に保持する一対のフック部材8、注ぎ口3からの内容器1内の湯水の流出を許容するか否かに切り換えるための弁操作具9、及び、内容器1で発生する蒸気を放出するための蒸気口10等が設けられている。
次に、図3〜図11に基づいて、ケトル本体Kについて説明を加える。
尚、図6は、蓋体200の蓋カバー16(詳細は後述する)を省略した状態でのケトル本体Kの斜視図であり、図7及び図8は、蓋カバー16を設けた状態での図6におけるVII−VII矢視図であり、図9は、蓋カバー16を設けた状態での図6におけるIX−IX矢視図である。
図3に示すように、容器本体100は、概ね、有底円筒状の外郭部材11の口縁部に口縁部材12を嵌め込むと共に、その口縁部材12に有底円筒状の内容器1を吊り下げ支持して構成され、更に、中空状の把手2が口縁部材12と外郭部材11とに跨って取り付けられている。
図3及び図4に示すように、電気ヒータ4は、内容器1の底面に当接する状態で設けられている。
外郭部材11の底部の中心部には、その底面から引っ込んだ状態で、給電機構7を嵌め込むことが可能な円状の給電機構嵌め込み用凹部13が設けられ、その給電機構嵌め込み用凹部13内に受電機構5が設けられている。
その受電機構5は、ピン状の中心電極5aと、その中心電極5aの外周部に設けられた外側電極5bと、その外側電極5bの外周部に設けられたアース用電極(図示省略)とを備えて構成されている。ちなみに、中心電極5aと外側電極5bは、後述する給電機構7の中心穴7Aと環状穴7Bに夫々設けられた給電用の中心電極7a、外側電極7bに接続されて、それらの電極から供給される電力を受ける受電用の電極であり、アース用電極は、後述する給電機構7のアース用電極に接続される。
図3、図7及び図8に示すように、口縁部材12における把手2の上端部の取付部には、蓋体200に設けられた蒸気検知用通路22(詳細は後述する)を通して内容器1から導かれる蒸気を検知する蒸気検知センサ14が設けられている。
図11に示すように、外郭部材11の底部と内容器1の底部との間の空間には、制御ボックス40が設けられ、その制御ボックス40内には、電気ケトルの運転を制御する制御部(図示省略)、湯が沸き上がった等の情報を報知するブザー41等を搭載した制御基板42が設けられている。尚、図11は、図3とは異なる断面での電気ケトルの要部の縦断面図である。
制御ボックス40の上壁には開口が形成され、先拡がり円筒状の保護カバー部43が、その上端側を制御ボックス40の上壁の開口から突出させてその開口に内嵌させた状態で、制御ボックス40の上壁に吊り下げ支持されている。
保護カバー部43の上端開口には、保護カバー部43の内径よりも小径で音を通すための通音口44hを有する通音板44が嵌め込まれている。
ブザー41は、保護カバー部43内に位置するように制御基板42上に設けられ、更に、保護カバー部43内には、先拡がり状で且つ大径側の端部が閉じられた円筒状の通音筒45が、その大径側の端部が上向きになる姿勢でブザー41の上方に被さるように設けられている。通音筒45は、金属(例えばアルミニウム)製であり、その上部には複数の孔45hが形成されている。
尚、保護カバー部43は、制御ボックス40の上壁と一体に形成しても良い。
あるいは、保護カバー43及び通音板44を、制御ボックス40の上壁と一体に形成して、通音筒45を省略しても良い。
そして、ブザー41の鳴動音は、通音筒45を通して通音板44の通音口44hに導かれて、その通音口44hから制御ボックス40の外部に放出されるので、ブザー41の放出音を大きくすることができるようになり、ブザー41の鳴動音が使用者に聞き取り易いようにすることができる。
又、上端に通音板44を備えた保護カバー部43は、制御ボックス40の上壁から突出する状態で設けられているので、外郭部材11と内容器1との間に湯水が侵入しても、その湯水が制御ボックス40内に浸入するのを抑制することができ、湯水の浸入による制御基板42の故障を抑制することができる。
図3、図5、図7及び図9に示すように、蓋体200は、蓋本体部材15、その蓋本体部材15の上方の蓋カバー16、蓋本体部材15の下方の内蓋板17、及び、その内蓋板17の外周部のシール材18等を一体的に組み付けて構成されている。
容器本体100の口縁部材12には、注ぎ口3の下方部分を構成する溝状部12mが形成され、蓋体200の蓋本体部材15には、注ぎ口3の上方部分を構成する庇部15eが設けられている。
そして、口縁部材12の溝状部12mの上方を蓋本体部材15の庇部15eが覆う状態となる蓋体装着用の相対位置関係で、蓋体200を容器本体100の開口部に装着すると、口縁部材12の溝状部12mと蓋本体部材15の庇部15eにより、筒状の注ぎ口3が形成されることになる。
図7及び図8に示すように、内蓋板17には複数の孔17hが形成され、蓋体200における蓋本体部材15と内蓋板17との間には、内蓋板17に形成された複数の孔17hを通して容器本体100の内容器1に連通する容器連通空間19が形成されている。
そして、蓋本体部材15には、基端が容器連通空間19に臨み且つ先端が注ぎ口3内に延びる注ぎ用通路20(注ぎ用流動経路に相当する)、及び、基端が容器連通空間19に臨み且つ先端が蓋体200の上面部にまで延びる蒸気放出用通路21が形成され、その蒸気放出用通路21の先端開口部が蒸気口10として機能する。
図1及び図5にも示すように、蒸気口10は、蓋体200の上面における注ぎ口3と把手2を結ぶ線上における把手2の側に偏った位置に開口されている。
又、図7及び図8に示すように、蓋本体部材15には、蒸気放出用通路21から分岐する蒸気検知用通路22が形成され、図5にも示すように、その蒸気検知用通路22は、その先端が、蓋体200が容器本体100に装着された状態で、蓋本体部材15の側周部において口縁部材12における把手2の取付部に対向する箇所に開口するように形成されている。
詳細な図示を省略するが、図3、図7及び図8に示すように、蒸気放出用通路21における蒸気検知用通路22の分岐箇所よりも上流側の部分には、電気ケトルが転倒すると蒸気放出用通路21を閉じるように移動すべく、2個の錘体23が設けられている。
従って、電気ケトルが転倒しても、2個の錘体23が蒸気放出用通路21を閉じるように移動するので、内容器1内の湯水が蒸気口10や蒸気検知用通路22の先端開口から漏出するのが防止される。
蒸気検知センサ14は、蓋体200が容器本体100に装着された状態で、蓋体200の蒸気検知用通路22の先端開口部に臨むように、口縁部材12に取り付けられている。
電気ヒータ4の加熱により内容器1内の水が沸騰して蒸気が発生すると、その蒸気が蒸気放出用通路21を通して蒸気口10に導かれてその蒸気口10から放出されると共に、蒸気放出用通路21及び蒸気検知用通路22により蒸気検知センサ14に導かれる。
制御部は、蒸気検知センサ14が蒸気を感知すると、電気ヒータ4への通電を遮断すると共に、ブザー41を鳴動させるように構成されている。
図5、図6及び図9に示すように、一対のフック部材8の夫々は、蓋体200の上面に沿う方向に前後進自在で且つコイルバネ24により前進方向(蓋体200の径方向外方側)に付勢された状態で設けられている。
又、各フック部材8の前端側の下面8sが、後方側ほど上面から遠ざかる形態の後ろ下がり傾斜状に構成されている。
容器本体100の口縁部材12には、一対のフック部材8夫々の後下がり傾斜状の下面8sが容器本体100に当接した状態から、蓋体200が下向きに移動されて閉じ位置に位置されるに伴って、一対のフック部材8夫々の前端部が嵌まり込んで蓋体200を閉じ位置に保持する一対の凹部25が設けられている。
一対のフック部材8は、蓋体200の中心に対して互いに反対側に振り分けて設けられ、一対の凹部25は、各フック部材8に夫々対応するように設けられている。
図5、図6及び図9に示すように、各フック部材8は、側面視形状が概ねL字状である。以下、側面視形状がL字状のフック部材8において、横方向に沿う辺部に相当する部分を嵌め込み用辺部8Aと称し、上下方向に沿う辺部に相当する部分を操作用辺部8Bと称する場合がある。
そして、一対のフック部材8の夫々は、嵌め込み用辺部8Aの前端が蓋体200の径方向外方を向き、その嵌め込み用辺部8Aの前端が蓋本体部材15の側周面から突出する状態で、コイルバネ24により蓋体200の径方向外方に向けて付勢されて蓋本体部材15に設けられている。
図5及び図9に示すように、前記の各凹部25は、容器本体100の口縁部材12に、蓋体200の径方向外方側の端部、即ち、外径側の底部が閉じられた有底状に形成され、各凹部25の上縁部には、口縁部材12の内方側に突出する形態で庇26が設けられている。この庇26の上面26sは、先端側(フック部材8の後方側に相当する)ほど下方に位置する形態(以下、前下がり状と記載する場合がある)の傾斜状に形成されている。
図3、図7及び図8に示すように、蓋体200内には、弁体27の上下動により注ぎ口3からの内容器1内の湯水の流出を許容する開き状態と阻止する閉じ状態とに切り換え自在な弁機構Vが設けられている。
更に、蓋体200には、支点周りに揺動して弁体27を作用点9wにて上下動させて弁機構Vを開き状態と閉じ状態とに切り換える弁操作具9が、蓋体200が容器本体100の開口部に嵌め込まれた状態で、力点に相当する操作部9hが把手2の上方に位置するように設けられている。
図7及び図8に示すように、弁機構Vは、蓋本体部材15により形成される弁ケース28と、その弁ケース28に上下動自在に保持された弁体27と、その弁体27を上方側に付勢することにより弁座29に押し付けるコイルバネ30等を備えて構成されている。
つまり、図7に示すように、弁体27を下方側に押し下げる力が作用しない状態では、コイルバネ30の付勢力により弁体27が弁座29に押し付けられる状態に保持されることになり、弁機構Vが注ぎ用通路20を閉じる閉じ状態に保持されることになる。
そして、そのような弁機構Vが、蓋体200における注ぎ口3と把手2を結ぶ線上において注ぎ口3の側に偏った位置に設けられている。又、蒸気口10は、蓋体200における注ぎ口3と把手2を結ぶ線上において把手2の側に偏った位置に設けられている。
本発明では、図6〜図8、及び、図10に示すように、弁操作具9は、把手2の側の力点側てこ部材91と弁機構Vの側の作用点側てこ部材92とを、一方が揺動するのに伴って他方が揺動するように、把手2と弁機構Vとの間において端部同士を連結した状態で設けて構成されている。尚、図10の(a)は、弁機構Vが閉じ状態に保持されている状態を示し、(b)は、弁機構Vが開き状態に保持されている状態を示す。
そして、力点側てこ部材91が、把手側の端部を力点に相当する操作部9hとして把手2の上方に位置させた状態で、把手側の端部と弁機構側の端部との間の略中央を支点P1として水平方向(横方向に相当する)の軸心周りに揺動自在に設けられ、作用点側てこ部材92が、その把手側の端部が力点側てこ部材91の弁機構側の端部に連結されて、力点側てこ部材91の上下方向揺動に連動して水平方向の軸心を支点P2として上下方向に揺動するのに伴って、弁体27を上下動させて弁機構Vを開き状態と閉じ状態とに切り換えるように設けられている。
この実施形態では、作用点側てこ部材92が、その弁機構側の端部が作用点9wとして弁体27の上方に位置する状態で、弁機構側の端部と把手側の端部との間の略中央を支点P2として水平方向の軸心周りに揺動自在に設けられている。つまり、作用点側てこ部材92において弁体27の上端部に当接する部分が作用点9wとなる。
ちなみに、この実施形態での作用点側てこ部材92は、支点P2に対して作用点9wと力点(把手側の端部)が両側にある第1種てこ式である。
つまり、図8及び図10の(b)に示すように、力点側てこ部材91をその把手側の端部の操作部9hを押し下げる方向に揺動させると、その揺動に連動して、作用点側てこ部材92がその弁機構側の端部の作用点9wが下がる方向に揺動することになる。
そして、図7、図8及び図10に示すように、作用点側てこ部材92をその弁機構側の端部の作用点9Wが上方に移動する方向に揺動するように、換言すれば、力点側てこ部材91をその把手側の端部の操作部9hが上方に移動する方向に揺動するように付勢するバネ部材31が設けられている。
又、図6〜図8、及び、図10に示すように、力点側てこ部材91の弁機構側の部分、及び、作用点側てこ部材92の把手側の部分夫々が二股状に構成されて、力点側てこ部材91の二股状の部分と作用点側てこ部材92の二股状の部分とが、蒸気口10の両側部を囲む状態で連結されている。
図5、図7及び図9に示すように、蓋体200の蓋カバー16には、一対のフック部材8夫々を移動操作するための一対のフック操作用開口32、力点側てこ部材91の把手側の部分を突出させるためのてこ操作用開口33、及び、蓋本体部材15の蒸気口10を臨ませるための蒸気口用開口34が形成されている。
そして、蓋カバー16の蒸気口用開口34には、複数のスリットが形成された蒸気口キャップ35が嵌め込まれている。
図2〜図4に示すように、給電機構7は、外観形状が概略円柱状に構成されて、電源プレートPの上面の中央にその上面から突出するように設けられている。
給電機構7は、図3及び図4に示すように、中心穴7Aと、その中心穴7Aと同心に設けられた環状穴7Bとを備え、これら穴7A,7Bに夫々設けられる中心電極7a、外側電極7bと、給電機構7の円柱状外周部位の周方向一部に設けられるアース用電極(図示省略)とを備えて構成されている。
そして、ケトル本体Kが電源プレートP上に給電姿勢で載置されると、給電機構7がケトル本体K底部の給電機構嵌め込み用凹部13内に嵌り込んで、給電機構7と受電機構5の互いの電極が電気的に接続されて給電が可能となる。
次に、蓋体200を容器本体100に装着したり容器本体100から取り外すときの手順、及び、注ぎ口3から湯水を注ぐときの手順について、説明を加える。
蓋体200を容器本体100に装着するときは、蓋体200を蓋体装着用の相対位置関係で容器本体100の開口部に載置する。すると、一対のフック部材8夫々の前端部における後下がり傾斜状の下面8sが一対の凹部25夫々の庇26における前下がり傾斜状の上面26sと略平行状態となってその上面26sに当接する状態となる。
その状態で、蓋体200を下方に押し下げると、一対のフック部材8夫々が、一対の凹部25夫々の庇26における前下がり傾斜状の上面26sの案内によりコイルバネ24の付勢力に抗して後退させられることになる。
更に、蓋体200を下方に押し下げると、一対のフック部材8が庇26を乗り越えて、コイルバネ24の付勢力により一対の凹部25夫々に嵌まり込んで、蓋体200が閉じ位置で容器本体100に保持される。
注ぎ口3から湯水を注ぐときは、図2に示すように、例えば、親指を力点側てこ部材91の把手側の端部である操作部9hに引っ掛けた状態で把手2を把持して、ケトル本体Kを持ち上げる。
そして、把手2を把持した状態で、親指にて、バネ部材31の付勢力に抗して力点側てこ部材91の把手側の端部の操作部9hを押し下げると、図8及び図10の(b)に示すように、作用点側てこ部材92がその弁機構側の端部の作用点9wが下がる方向に揺動して、弁体27がコイルバネ30の付勢力に抗して押し下げられることになり、弁機構Vが注ぎ用通路20を開く開き状態に切り換えられる。
又、力点側てこ部材91の把手側の端部の操作部9hを押し下げる力を解放すると、図7及び図10の(a)に示すように、バネ部材31の付勢力及びコイルバネ30の付勢力により、作用点側てこ部材92がその弁機構側の端部の作用点9wが上がる方向に揺動すると共に、力点側てこ部材91がその把手側の端部の操作部9hが上がる方向に揺動し、並びに、弁体27がコイルバネ30の付勢力により押し上げられて、弁機構Vが注ぎ用通路20を閉じる閉じ状態に切り換えられる。
蓋体200を容器本体100から取り外すときは、一対のフック部材8を両側から挟む状態で把持して互いに近接させると、一対のフック部材8が一対の凹部25の外部に出て開放されるので、そのまま蓋体200を持ち上げると、容器本体100から取り外すことができる。
本発明では、弁操作具9が、上述のように力点側てこ部材91と作用点側てこ部材92とから構成されている。
そして、弁機構Vを開き状態に切り換えるべく弁体27を下方に移動させるための作用点側てこ部材92における把手側の端部の移動量を小さくすることができ、このことによって、その端部に連結された力点側てこ部材91における弁機構側の移動量も小さくすることができるので、力点側てこ部材91における把手側の端部である操作部9hの移動操作量を小さくすることができる。
又、親指を力点側てこ部材91の把手側の端部である操作部9hに引っ掛けた状態で、把手2を把持すると、その把持動作は親指を下向きに動かす動作を含むものであるので、そのような親指を下向きに動かす動作を含む把手2の把持動作により、弁機構Vを容易に開き状態に切り換えることができる。
従って、操作部9hの上下方向の移動操作量を小さくすることができることに加えて、把手2を把持する動作に伴う親指の下方への動きにより弁機構Vを開き状態に切り換えることができるので、弁機構Vを開き状態に切り換えるための操作性を効果的に向上することができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(A) 弁操作具9の具体構成は、上記の実施形態において例示した構成に限定されるものではない。
本発明の実施形態ではない参考例では、図12に示すように、作用点側てこ部材92を、支点P3に対して作用点9wと力点(力点側てこ部材91に連結される把手側の端部)が同じ側にあり、しかも、力点よりも作用点9wの方が支点P3に近い第2種てこ式にて構成する。尚、図12の(a)は、弁機構Vが閉じ状態に保持されている状態を示し、(b)は、弁機構Vが開き状態に保持されている状態を示す。
つまり、図12に示すように、作用点側てこ部材92は、弁機構Vに対して把手側とは反対側から弁機構Vの上方を越えて把手側に延びる形態で、把手側とは反対側の端部を支点P3として水平方向の軸心周りで揺動自在に設け、その把手側の端部を力点側てこ部材91の弁機構側の端部に連結する。そして、力点側てこ部材91において、支点P3と力点(把手側の端部)との間における弁体27の上部に当接する部分が作用点9wとなる。
又、図示を省略するが、作用点側てこ部材92をその把手側の端部が上方に移動する方向に揺動するように付勢する、換言すれば、力点側てこ部材91をその把手側の端部の操作部9hが下方に移動する方向に揺動するように付勢するバネ部材を設ける。
そして、図12の(b)に示すように、前記バネ部材の付勢力に抗して力点側てこ部材91の把手側の端部の操作部9hを押し上げると、作用点側てこ部材92がその把手側の端部が下がる方向に揺動して、作用点9wにより弁体27がコイルバネ30の付勢力に抗して押し下げられることになり、弁機構Vが開き状態に切り換えられる。
(B) 上記の実施形態では、弁機構V及び弁操作具9を蓋体200に設ける場合について例示したが、弁機構Vを蓋体200に設け、力点側てこ部材91と作用点側てこ部材92からなる弁操作具9を蓋体200と容器本体100とに跨って分離状態で設けて、蓋体200が容器本体100に着脱されるのに伴って、互いに分離状態の両者が連結及び分離されるように構成しても良い。
この場合、例えば、力点側てこ部材91を容器本体100と蓋体200とに跨って分離状態で設けて、蓋体200が容器本体100に着脱されるのに伴って、互いに分離状態の両者が連結及び分離されるように構成する。
(C) 上記の実施形態では、蓋体200と容器本体100とを互いに分離した状態に構成したが、蓋体200を、容器本体100に水平方向の軸心周りに揺動自在に支持して、蓋体200を軸心周りに揺動させることにより、容器本体100の開口部を開閉するように構成しても良い。
(D) 上記の実施形態では、力点側てこ部材91における支点P1の位置を、把手側の端部と弁機構側の端部との間の略中央としたが、把手側の端部又は弁機構側の端部のいずれかに偏った位置にしても良い。又、作用点側てこ部材92における支点P2の位置を、弁機構側の端部と把手側の端部との間の略中央としたが、弁機構側の端部又は把手側の端部のいずれかに偏った位置にして良い。
(E) 上記の実施形態において、弁機構Vのコイルバネ30を省略しても良い
尚、弁機構Vを閉じ状態、開き状態に保持するための保持機構を設けるのが好ましい。
(F) 本発明を適用可能な水加熱容器の具体例としては、上記の実施形態において例示した電気ケトルに限定されるものではなく、例えば、電気ポットでも良い。
以上説明したように、弁機構の開閉状態を切り換えるための操作性を向上し得る水加熱容器を提供することができる。
1 内容器
2 把手
3 注ぎ口
9 弁操作具
9h 操作部
9w 作用点
10 蒸気口
27 弁体
91 力点側てこ部材
92 作用点側てこ部材
100 容器本体
200 蓋体
K ケトル本体(本体ボディ)
P1 支点
P2 支点
V 弁機構

Claims (2)

  1. 内部に内容器を有する本体ボディの外周部に把手が設けられ、前記本体ボディの外周部の上部側に注ぎ口が設けられ、
    弁体の上下動により前記注ぎ口からの前記内容器内の湯水の流出を許容する開き状態と阻止する閉じ状態とに切り換え自在な弁機構が、前記本体ボディ内の上部に設けられ、
    支点周りに揺動して前記弁体を作用点にて上下動させて前記弁機構を前記開き状態と前記閉じ状態とに切り換える弁操作具が、力点に相当する操作部を前記把手の上方に位置させる状態で設けられた水加熱容器であって、
    前記弁操作具が、前記把手の側の力点側てこ部材と前記弁機構の側の作用点側てこ部材とを、一方が揺動するのに伴って他方が揺動するように、前記把手と前記弁機構との間において端部同士を連結した状態で設けて構成され、
    前記力点側てこ部材が、把手側の端部を前記操作部として前記把手の上方に位置させた状態で、把手側の端部と弁機構側の端部との間を支点として横方向の軸心周りに揺動自在に設けられ、
    前記作用点側てこ部材が、その把手側の端部が前記力点側てこ部材の弁機構側の端部に連結されて、前記力点側てこ部材の上下方向揺動に連動して横方向の軸心を支点として上下方向に揺動するのに伴って、前記弁体を上下動させて前記弁機構を前記開き状態と前記閉じ状態とに切り換えるように設けられ
    前記作用点側てこ部材が、その弁機構側の端部が前記作用点として前記弁体の上方に位置する状態で、弁機構側の端部と把手側の端部との間を支点として横方向の軸心周りに揺動自在に設けられ、
    前記本体ボディ内から蒸気を放出する蒸気口が、前記本体ボディの上部における前記弁機構と前記把手との間の前記把手側に偏った位置に設けられ、
    前記力点側てこ部材の弁機構側の部分、及び、前記作用点側てこ部材の把手側の部分夫々が二股状に構成されて、前記力点側てこ部材の二股状の部分と前記作用点側てこ部材の二股状の部分とが、前記蒸気口の両側部を囲む状態で、当該蒸気口の両側部にて連結されている水加熱容器。
  2. 前記本体ボディが、前記内容器を内部に備えて上部が開口した容器本体と、その容器本体の開口部に対して着脱自在で且つ前記開口部に取り付けられた状態で前記開口部を閉じる蓋体とを備えて構成され、
    前記把手が、前記容器本体の外周部に設けられ、
    前記弁機構及び前記弁操作具が、前記蓋体に設けられている請求項に記載の水加熱容器。
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