JP5486849B2 - 成品の板厚をリアルタイムに検出する方法 - Google Patents
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前記基準点からの前記左右の竪ロールの圧下方向位置Y L 、Y R を、竪ロールチョック内に設置された第1の位置検出手段によって測定した前記竪ロールの前記竪ロールチョックに対する第1の位置出力と、前記基準点から所定位置に設置した第2の位置検出手段によって測定した前記竪ロールチョックの第2の位置出力から演算してそれぞれ検出し、
前記上下の水平ロールの水平ロールチョック内に内蔵された水平ロール軸受より外側領域に補助転がり軸受を設け、該補助転がり軸受の位置を前記基準点から所定位置に設けられた第3の位置検出手段によって測定した第3の位置出力から、前記上下の水平ロールの水平軸方向位置をそれぞれ演算して求め、
前記基準点に対する圧延中の前記上下の水平ロールの右端及び左端の水平軸方向位置UX R 、UX L 、LX R 、LX L をそれぞれ求めて、前記上下の水平ロールと前記左右の竪ロールで挟まれる隙間の幅a、b、c、dを、それぞれ、a=Y L −UX L 、b=UX R −Y R 、c=Y L −LX L 、d=LX R −Y R と設定することにより、前記隙間で圧延される成品の板厚を圧延中にリアルタイムで検出する。
そして、左右の竪ロールの圧下方向位置を、竪ロールチョック内に設置された第1の位置検出手段によって測定した竪ロールの竪ロールチョックに対する第1の位置出力と、基準点から所定位置に設置した第2の位置検出手段によって測定した竪ロールチョックの第2の位置出力から演算してそれぞれ検出することで、竪ロールチョックの剛性が小さい場合でも、竪ロールの位置検出をリアルタイムで高精度に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係る成品の板厚をリアルタイムに検出する方法は、図1〜図5に示すように、上下の水平ロール12、47と、左右の竪ロール48、22との隙間で材料(被圧延材)45を圧延するユニバーサル圧延機10で、圧延中に上下の水平ロール12、47と左右の竪ロール48、22の地上(ユニバーサル圧延機10の設置床上)に設定した基準点38に対する絶対位置を測定して成品板厚を検出する方法である。
また、符号18は、ユニバーサル圧延機10のハウジング(図示せず)に水平ロールチョック11を固定するハウジングライナーである。
竪ロールチョック40では、竪ロール(ワークロール)31が上下両側をワークロールチョック33で支持され、竪ロール31の作業側の異なる周方向位置には、竪ロール31と軸方向を平行にしてバックアップロールチョック34で上下両側が支持されたバックアップロール32、32aが当接している。なお、ワークロールチョック33はバックアップロールチョック34内に内蔵されている。また、ワークロールチョック33の上、下部には、それぞれ軸方向を左右方向(竪ロール31の圧下方向)に向けたテンションロッド36、36aの基部が連結されている。そして、竪ロール31の竪ロールチョック40に対する第1の位置出力を測定する第1の位置検出手段は、バックアップロールチョック34内の所定位置に設置され、テンションロッド36、36aの先端までの距離を測定する距離センサ35、35aを有している。ここで、距離センサ35、35aの形式に制限はなく、接触式、非接触式いずれの形式のものも使用できる。
例えば、0に対する上下の水平ロールの水平軸方向位置を、作業側水平ロールチョックの基準点に対する水平軸方向位置から求めることもできる。
また、2Hiミルの水平ロールの基準点に対する水平軸方向位置の検出にも適用することができる。
更に、基準点に対する上下の水平ロールの水平軸方向位置及び左右の竪ロールの圧下方向位置は、上記実施の形態に記載した方法以外の方法で測定することができ、例えば、基準点に対する上下の水平ロールの水平軸方向位置の演算に用いる第3の位置出力として、実施の形態では、押圧金物の一例であるベアリング押えから突出しているロッド(固着体の一例)と距離センサとの間の距離を測定したが、ベアリング押えと距離センサとの間の距離を測定して第3の位置出力としてもよい。また、上下の水平ロールの水平軸方向位置と左右の竪ロールの圧下方向位置を求める際の基準点は実施の形態では共通としたが、水平ロール用及び竪ロール用にそれぞれ基準点を設けることも、上下の水平ロール及び左右の竪ロールの各ロール毎に基準点を設けてもよい。
Claims (3)
- 上下の水平ロールと左右の竪ロールとの隙間で材料を圧延するユニバーサル圧延機で、前記上下の水平ロールの水平軸方向位置と、前記左右の竪ロールの圧下方向位置をそれぞれ地上に設定した基準点に対して測定して成品の板厚をリアルタイムに検出する方法であって、
前記基準点からの前記左右の竪ロールの圧下方向位置Y L 、Y R を、竪ロールチョック内に設置された第1の位置検出手段によって測定した前記竪ロールの前記竪ロールチョックに対する第1の位置出力と、前記基準点から所定位置に設置した第2の位置検出手段によって測定した前記竪ロールチョックの第2の位置出力から演算してそれぞれ検出し、
前記上下の水平ロールの水平ロールチョック内に内蔵された水平ロール軸受より外側領域に補助転がり軸受を設け、該補助転がり軸受の位置を前記基準点から所定位置に設けられた第3の位置検出手段によって測定した第3の位置出力から、前記上下の水平ロールの水平軸方向位置をそれぞれ演算して求め、
前記基準点に対する圧延中の前記上下の水平ロールの右端及び左端の水平軸方向位置UX R 、UX L 、LX R 、LX L をそれぞれ求めて、前記上下の水平ロールと前記左右の竪ロールで挟まれる隙間の幅a、b、c、dを、それぞれ、a=Y L −UX L 、b=UX R −Y R 、c=Y L −LX L 、d=LX R −Y R と設定することにより、前記隙間で圧延される成品の板厚を圧延中にリアルタイムで検出することを特徴とする成品の板厚をリアルタイムに検出する方法。 - 請求項1記載の成品の板厚をリアルタイムに検出する方法において、前記第2の位置出力は、前記竪ロールチョックに連結された両軸シリンダのロッドの移動によって測定することを特徴とする成品の板厚をリアルタイムに検出する方法。
- 請求項1又は2記載の成品の板厚をリアルタイムに検出する方法において、前記第3の位置出力は、水平軸方向に移動し、前記水平ロールチョックに内蔵された押圧機構により前記補助転がり軸受に押圧された押圧金物の位置を測定することによって求めることを特徴とする成品の板厚をリアルタイムに検出する方法。
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