JP5483230B2 - 骨切削用器具 - Google Patents
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Description
特許文献1の図1に記載されているように、この回転リーマ(22)は、切削端部(25)と、リーマ当たり(23)と、軸部と、軸部の基端に設けられた駆動装置接続部(24)とが、一体的に形成されたものである。そして、ガイド部材としてのコレット(21)の開口(21A)に当該回転リーマ(22)を挿入して回転することで、骨の切削が行われる。
更に、スリーブが円筒状であるため、スリーブの回転が、当該スリーブの外周面に当接するガイド部材によって拘束されることはない。
これにより、骨切削用リーマの回転をスムーズに行うことができる。
本実施形態においては、大腿骨遠位部における顆間部中央部の骨を切除するために用いるリーマを例に挙げて説明する。
<骨切削用リーマの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る骨切削用リーマ1を示す全体斜視図である。
図2は、図1に示す骨切削用リーマ1の分解斜視図である。
図3は、図1に示す骨切削用リーマ1におけるスリーブ4近傍の断面拡大図である。
刃部2及び軸部3は、医療器具材料として滅菌できる金属であるステンレス合金で形成されている。尚、ステンレス合金に限らず、医療器具材料として滅菌できる他の金属を用いてもよい。例えば、チタン合金であってもよい。また、軸部3は、金属に限らず、医療器具材料として滅菌できるような樹脂で形成されていてもよい。例えば、フッ素樹脂(PTFE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアセタール(POM)などを用いることができる。
尚、中間軸部32は、軸方向から見たときに、先端軸部31の外周縁よりも内側に位置するように形成されている。
スリーブ4は、医療器具材料として滅菌できる樹脂により円筒状に形成されている。
尚、スリーブ4の材料としては、軸部3との間での摩擦係数が小さくなるような樹脂を用いることが望ましい。例えば、フッ素樹脂(PTFE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアセタール(POM)などを用いることができる。
胴部41は、内径が、軸部3の先端軸部31の外径よりも大きく、凸部31aの外径よりも小さくなるように形成されている。また、図3に示すように、胴部41の内周先端には、内周が基端側よりも拡径するように段部41aが形成されている。
フランジ部42は、先端軸部31の全周に亘って連続しており、外径が、後述する円筒状ガイド12の内径よりも大きくなるように形成されている。
また、図3に示すように、スリーブ4の刃部2側への移動は、凸部31aに段部41aの先端側を向く面が当接することで規制され、中間軸部32側への移動は、ロック部材5に当接することで規制される。つまり、スリーブ4は、軸部3の凸部31aとロック部材5との間において、軸方向に移動可能である。
ロック部材5は、刃部2及び軸部3と同じ材料で形成されており、内部中空のリング状部材51と、リング状部材51の内部に挿入される係止部材52と、リング状部材51と係止部材52との間に設けられたバネ53とを有する。尚、ロック部材5を、刃部2及び軸部3と同じ材料とする場合に限らず、他の、医療器具材料として滅菌できる金属又は樹脂を用いてもよい。
係止部材52は、リング状部材51の第2開口部51bからリング状部材51の内部に挿入される。
バネ53は、係止部材52を第2開口部51bから外側に押し出すように付勢している。
係止部材52には、第2開口部51bからリング状部材51内に挿入される方向と垂直方向に向かって中間軸部32を挿入可能な貫通孔52aが形成されている。当該貫通孔52aの内周面において、バネ53の付勢方向と同方向に突出する係合凸部52bが設けられている。
次に、骨切削用リーマ1により、大腿骨遠位部における顆間部中央部の骨を切除する方法について説明する。
図4は、骨切削用リーマ1による切削方法を説明するための斜視図である。
図5は、骨切削用リーマ1を円筒状ガイド12に挿入した状態を示す斜視図である。
図6は、図5に示す大腿骨100、ガイド部材10、及び骨切削用リーマ1の断面図である。
図7は、骨切削用リーマ1で大腿骨100を切削した状態を示す断面図である。
ガイド部材10は、側面視略コの字状に形成されるガイド本体11と、ガイド本体11の外面に固定される円筒状ガイド12とを有している。骨切削用リーマ1とガイド部材10とで本発明の一実施形態としての骨切削用器具を構成する。
尚、円筒状ガイド12は、当該円筒状ガイド12に挿入された骨切削用リーマ1の刃部2が、ガイド本体11の前記開口を通過して大腿骨100に到達できる所定の範囲でスライド移動可能である。
尚、刃部2の先端が大腿骨100の端面に当接する前に、スリーブ4の先端が円筒状ガイド12に挿入されるように、軸方向におけるスリーブ4の長さ及びロック部材5の位置が設定される。
そして、刃部2を大腿骨100に向かって進出させることで、大腿骨100が切削される。
以上、説明したように、第1実施形態に係る骨切削用リーマ1は、刃部2と、刃部2が先端に設けられた軸部3と、軸部3に回動可能に取り付けられた円筒状のスリーブ4と、を備える。
尚、スリーブ4は、円筒状に形成されているので、ガイド部材として円筒状の円筒状ガイド12を用いる場合に限らず、矩形のガイド枠などを用いる場合でも、ガイド部材に当接したスリーブ4が当該ガイド部材に対して相対回転可能である。これにより、骨切削用リーマ1の回転をスムーズにすることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る骨切削用リーマについて説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る骨切削用リーマを示す断面図である。
第2実施形態の骨切削用リーマは、軸部3における中間軸部32の構成が上記第1実施形態と異なる。上記第1実施形態と同一部材には同一符号を付し説明を省略する。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図9に、第1実施形態に係る骨切削用リーマ1の変形例を示す。
この変形例においては、ロック部材5における係止部材54の構成が第1実施形態の係止部材52(図3参照)と異なっている。
変形例の係止部材54は、軸部3を挟んで係合凸部54bとは逆側に、軸方向に貫通するピン挿入孔54cが形成されている。そして、リング状部材51を貫通して設けられるピン55が、ピン挿入孔54cに挿入されている。
当該ピン挿入孔54cは、ピン55が挿入された状態でも、バネ53による付勢方向において係止部材54が移動できるように形成されている。尚、係止部材54は、少なくとも係合凸部54bの突出長さに相当する幅よりも広い範囲で移動可能である。
そのため、係止部材54をバネ53の付勢力に抗して付勢することで、係合凸部54bの軸部3への係合を解除することができる。
また、この構成によれば、ピン55を取り外さない限り、係止部材54がリング状部材51から外れることはない。そのため、意図せずロック部材5が分解してしまうことを防止できる。
2 刃部
3 軸部
31a 凸部
4 スリーブ
42 フランジ部
5 ロック部材
Claims (4)
- 骨切削用リーマと、当該骨切削用リーマが挿入される円筒状ガイドを有するガイド部材と、を備える骨切削用器具であって、
前記骨切削用リーマは、
刃部と、当該刃部が先端に設けられた軸部と、前記軸部に回動可能に取り付けられた円筒状のスリーブと、を有し、
前記骨切削用リーマの前記軸部の先端部には、前記刃部に近接した位置に外周から突出する凸部が設けられており、
当該凸部により、前記刃部に近づく方向への前記スリーブの移動を拘束し、
前記円筒状ガイドに対して回動可能に前記スリーブが前記円筒状ガイドに挿入される、骨切削用器具。 - 前記スリーブは、樹脂で形成されている請求項1に記載の骨切削用器具。
- 前記骨切削用リーマは、
前記刃部から離れる方向への前記スリーブの移動を拘束するように前記軸部に固定されたロック部材を備え、
前記スリーブにフランジ部が設けられている請求項1又は請求項2に記載の骨切削用器具。 - 前記骨切削用リーマは、前記ロック部材の軸方向における位置を調整可能である請求項3に記載の骨切削用器具。
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