JP5483197B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、測定管を流れる流体の流量を測定する電磁流量計に関し、更に詳しくは、電磁流量計を構成する筐体の構造に関する。
従来の電磁流量計の構成例を、図面を用いて説明する。図3は、従来の電磁流量計の構成例を示した図である。
図3において、流体が流れる測定管1の外周には、電磁流量計100の筐体2が帯状に形成される。
電磁流量計100への電力供給およびデータ入出力を行う入出力部3は、筐体2の外周に取り付けられている。
測定管1は、両端に形成されるフランジ4により他の測定管等と接続される。
図4は、図3に示す筐体2の分解図である。肉厚円環であるSPリング21は測定管1の管軸方向に一定間隔に2枚並んで設置される。
測定管1の外周かつ、2枚のSPリング21に囲まれた領域Aには、図示しないコイル等が巻回される。
半円形断面を有する2枚のハウジング22,23は、前記コイル等を保護するよう、2枚のSPリング21に跨って、かつ、SPリング21の外周とハウジング22,23の内周とが概ね接するよう取り付けられる。
図5は、筐体2を測定管1の管軸方向から見た断面図であり、ハウジング22,23がSPリング21の外周に取り付けられた状態を示している。
SPリング21の外周とハウジング22,23の内周とは、溶接等により接合されて封止される。また、B,Cは、ハウジング22,23の端同士が接する継目となり、溶接等により接合され封止される。
特許文献1には、このような電磁流量計の構成例および動作例が詳細に記載されている。
特開平08−313313号公報
しかしながらこのような電磁流量計100では、SPリング21の外周長およびハウジング22,23の内周長それぞれに寸法公差があるためハウジング22,23をSPリング21に取り付ける際に、ハウジング22,23の内周とSPリング21の外周の間、または、ハウジング22,23の継目のB,Cに隙間が生じてしまうことがある。これら隙間を回避するためには、例えばハウジング22,23を大きめに作り、溶接等の接合前にSPリング21の寸法に合わせてハウジング22,23のB,C付近の端部を削る作業等の、いわゆる現物合わせが必要であるという課題があった。
そこで本発明は、SPリングの外周にハウジングの厚さ程度の段差を設け、ハウジングの端部同士を重ね合わせて接合することにより、SPリングの外周長およびハウジングの内周長それぞれが有する寸法公差を吸収し、SPリングの寸法に合わせてハウジングを削る等の作業、いわゆる現物合わせが不要となる電磁流量計を実現することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
測定管の管軸方向に2枚並んで取り付けられた円環状のSPリングと、
この2枚のSPリングに跨ってそれらの外周を覆うよう帯状に取り付けられるハウジングと、を有する電磁流量計において、
2枚の前記SPリングには、外周の少なくとも一箇所に、前記ハウジングの厚さと同等の高さの段差が設けられ、
前記ハウジングは、その端部が前記段差において重ね合わされて溶接されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、
前記段差は、2枚の前記SPリングの外周の少なくとも2箇所に設けられ、
前記ハウジングは、円弧断面を有する少なくとも2枚の板材により形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、
前記段差は、2枚の前記SPリングの外周の対向する2箇所に設けられ、
前記ハウジングは、半円形断面を有する2枚の板材により形成されることを特徴とする。
本発明によれば、測定管の管軸方向に並んで取り付けられた円環状の2枚のSPリングと、この2枚のSPリングに跨って、それらの外周を覆うよう帯状に取り付けられるハウジングとを有する電磁流量計において、2枚のSPリングには、外周の少なくとも1箇所に、ハウジングの厚さと同等の高さの段差が設けられ、ハウジングは、その端部が段差において重ね合わされて溶接等により接合されるので、SPリングの寸法に合わせてハウジングを削る等の作業、いわゆる現物合わせが不要となる電磁流量計を実現することことができる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 図1のDに示す付近を拡大した図である。 測定管に取り付けられた従来の電磁流量計の構成例を示した図である。 図3に示す電磁流量計の筐体の分解図である。 図3示す装置の筐体部分の断面図である。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明による電磁流量計の筐体部分の一実施例を、測定管1の管軸に対する断面図として示した図である。
図1において、測定管1の外周には、肉厚円環であるSPリング51が取り付けられている。SPリング51は測定管1の管軸方向に一定間隔に2枚並んで設置される。
SPリング51の外周のDに示す部分には、段差511が設けられる。また、SPリング51の外周のDと対向するEの部分にも、段差511と同様な段差512が設けられる。
半円形断面を有するハウジング52,53は、2枚のSPリング51を跨いで、かつ、SPリング51の外周とハウジング52,53の内周とが概ね接するよう取り付けられる。このとき、段差511,512によりハウジング52,53の端部が係止するように取り付けられる。
図2は、図1のDに示す付近を拡大した図である。
段差511の高さ(a)は、ハウジング52の厚さと概ね一致しているので、D付近において、ハウジング52の上にハウジング53が重なり合う。
ハウジング53の端とハウジング52の外周とを、図2に示すFに相当する位置で溶接等により接合し、封止する。
このためSPリング51にハウジング52,53を取り付けるときに、従来例の図5のB,Cに示すようにハウジング22,23の端同士を正確に突き合わせる必要はなく、ハウジング52とハウジング53とが重なり合う領域(b)があればよい。
SPリング51の外周長およびハウジング52,53の内周長の寸法公差を考慮して、ハウジングの52,53の内周長を一定以上確保すれば、ハウジング52とハウジング53とが必ず重り合うようにすることができる。
一方、段差512のE付近でも、図示はしないが、Dに示す付近と同様にハウジング52とハウジング53とを重ね合わせることで溶接等により接合し、封止する。
このように、2枚のSPリング51には、外周の二箇所に、ハウジングの厚さと同等の高さの段差511,512が設けられ、ハウジング52,53は、段差511,512において重ね合わされて溶接等により接合されるので、SPリング51の寸法に合わせてハウジング52,53を削る等の作業、いわゆる現物合わせが不要となる電磁流量計を実現することことができる。
なお、段差は1箇所のみでもよい。この場合には、ハウジングは、1枚の板材が円筒状(SPリングの外周にほぼ相当する内周を有する円筒状)に曲げられ、ハウジングの一方の端が他方の端と重なり合うよう形成されたもの等を用いる。または、2枚以上の円弧状断面の板材(円弧状断面は、SPリングの外周の曲率とほぼ同一の曲率を有する)を使用してもよい。
また、段差は、3箇所以上に設けてもよい。この場合は、ハウジングは、段差と同数またはそれ以上の円弧状断面の板材を使用する(円弧状断面は、SPリングの外周の曲率とほぼ同一の曲率を有する)。
1 測定管
51 SPリング
52,53 ハウジング
511,512 段差

Claims (3)

  1. 測定管の管軸方向に2枚並んで取り付けられた円環状のSPリングと、
    この2枚のSPリングに跨ってそれらの外周を覆うよう帯状に取り付けられるハウジングと、を有する電磁流量計において、
    2枚の前記SPリングには、外周の少なくとも一箇所に、前記ハウジングの厚さと同等の高さの段差が設けられ、
    前記ハウジングは、その端部が前記段差において重ね合わされて溶接されることを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記段差は、2枚の前記SPリングの外周の少なくとも2箇所に設けられ、
    前記ハウジングは、円弧断面を有する少なくとも2枚の板材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記段差は、2枚の前記SPリングの外周の対向する2箇所に設けられ、
    前記ハウジングは、半円形断面を有する2枚の板材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
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