JP5481341B2 - 通信装置および歪補償方法 - Google Patents

通信装置および歪補償方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5481341B2
JP5481341B2 JP2010218420A JP2010218420A JP5481341B2 JP 5481341 B2 JP5481341 B2 JP 5481341B2 JP 2010218420 A JP2010218420 A JP 2010218420A JP 2010218420 A JP2010218420 A JP 2010218420A JP 5481341 B2 JP5481341 B2 JP 5481341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
terminal
processing unit
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010218420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012074940A (ja
Inventor
貴幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010218420A priority Critical patent/JP5481341B2/ja
Publication of JP2012074940A publication Critical patent/JP2012074940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5481341B2 publication Critical patent/JP5481341B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、通信装置および歪補償方法に関する。
現在、通信装置に用いられるアンプの歪補償技術としてデジタルプリディストーション(DPD:Digital Pre-distortion)方式が広く採用されている。DPD方式では、パワーアンプから出力される送信信号をフィードバックする仕組みが必要となる(たとえば、特許文献1を参照)。
パワーアンプから出力される送信信号をフィードバックするためには、従来では、たとえばカプラが設けられていた。
カプラに入力された送信信号は、サーキュレータに出力されるとともに、その一部がフィードバック信号としてフィードバック信号処理回路へ折返される。サーキュレータは、送信信号を送受信アンテナへ出力するとともに、送受信アンテナから受信した受信信号を受信信号処理回路へ出力する。フィードバック信号処理回路では、ミキサによるフィードバック信号の周波数変換、減衰器によるフィードバック信号のレベルの減衰などの処理が行われる。一方、受信信号処理回路では、それぞれミキサによる受信信号の周波数変換、低雑音増幅器による受信信号の増幅などの処理が行われる。
特開2010−103834号公報
しかしながら、フィードバックする仕組みを設けることによって、部品の数量およびケーブル配線が増加するという問題がある。特に、送信処理回路は、通常でも回路構成が大規模で複雑な上に、さらにカプラなどを設ける必要があるため、回路構成がより大規模化、複雑化する。
それゆえに、本発明の目的は、DPD方式の歪補償機能を有する簡易な構成の通信装置および当該通信装置の歪補償方法を提供することである。
本発明の一実施形態の通信装置は、送受信アンテナと、送信信号に対して増幅を行なう電力増幅器と、送信信号に対して中間周波数帯から無線周波数帯へ周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第1の信号処理部と、第1の端子、第2の端子、および第3の端子を含むサーキュレータとを備える。第1の端子は、第1の信号処理部からの送信信号を受け、第2の端子は、送受信アンテナからの受信信号を受けるとともに、送受信アンテナへ第1の端子から入力された送信信号を出力し、第3の端子は、第2の端子から入力された受信信号を出力し、かつ第1の端子から入力された送信信号をフィードバック信号として出力する。通信装置は、さらに、第3の端子から出力された受信信号に対して増幅を行なう低雑音増幅器を含むとともに、受信信号およびフィードバック信号に対して無線周波波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なう第2の信号処理部と、第2の信号処理部から出力されるフィードバック信号に基づいて、第1の信号処理部に含まれる電力増幅器で生じた歪を補償する歪補償部とを備える。
本発明の一実施形態によれば、簡易な構成でDPD方式の歪補償機能を実行することができる。
本発明の第1の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。 歪補償を実行するために、フィードバックループを形成する場合の信号の流れを表わす図である。 受信時の信号の流れを表わす図である。 歪補償を実行しないため、フィードバックループの形成を停止する場合の送信時の信号の流れを表わす図である。 本発明の第2の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。 本発明の第3の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。 本発明の第4の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。 本発明の第5の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
この通信装置は、時分割多元接続方式(TDMA:Time Division Multiple Access)と時分割双方向伝送方式(TDD:Time Division Duplex)を組み合わせた方法であるTDMA/TDD方式で、他の通信装置と通信する。つまり、この通信装置は、時間的に送信と受信とを切り変えるとともに、送信した信号の周波数と同一の周波数を有する受信信号を受信する。
(構成)
図1は、本発明の第1の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
図1を参照して、この通信装置は、送受信アンテナ10と、バンドパスフィルタ(BPF)12と、サーキュレータ14と、送信信号処理部201と、局部発振器81と、受信信号およびフィードバック信号処理部204とを備える。
送信信号処理部201は、ミキサ20と、増幅器18と、電力増幅器(PA:Power Amp)16とを備える。
受信信号およびフィードバック信号処理部204は、スイッチ22と、低雑音増幅器(LNA)26と、減衰器(ATT:Attenuator)24と、スイッチ28と、スイッチ30と、増幅器32と、スイッチ34と、ミキサ36と、スイッチ38と、ローパスフィルタ40と、スイッチ42とを備える。
バンドパスフィルタ12と、サーキュレータ14と、スイッチ22と、低雑音増幅器26と、減衰器24と、電力増幅器16と、スイッチ28は、フロントエンドモジュール(FEM)1に含まれる。また、局部発振器81と、ミキサ20と、増幅器18と、スイッチ30と、増幅器32と、スイッチ34と、ミキサ36と、スイッチ38と、ローパスフィルタ40と、スイッチ42とは、トランシーバ2に含まれる。
送受信アンテナ10は、他の通信装置へ無線信号(無線周波数帯の信号)を送信し、かつ他の通信装置から無線信号(無線周波数帯の信号)を受信する。
バンドパスフィルタ12は、送信信号および受信信号の所望の周波数帯域の成分を通過させる。バンドパスフィルタ12を設けることによって、フィードバック信号に含まれる3次および5次の高調波が送受信アンテナ10から反射されて、受信信号およびフィードバック信号処理部204を経て、歪補償部56に入力されるのを回避することができる。
サーキュレータ14は、第1の端子P1と、第2の端子P2と、第3の端子P3とを有する。第1の端子P1に入力された信号は、第2の端子P2から出力され、第2の端子P2に入力された信号は、第3の端子P3から出力される。
サーキュレータの第1の端子P1から第3の端子P3へのアイソレーションを、第2の端子P2から第1の端子P1へのアイソレーションおよび第3の端子P3から第2の端子P2へのアイソレーションよりも所定量低下させることによって、第1の端子P1に入力された信号の一部が第3の端子P3へ漏れ出し、第3の端子P3は、この漏れ出した信号を出力する。つまり、第3の端子P3からは、第1の端子P1に入力された送信信号が漏れ出した信号がフィードバック信号として出力される。
局部発振器81は、ベースバンド信号を所定の無線周波数に変換するためのローカル信号を生成する。
ミキサ20は、中間周波数帯の送信信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、送信信号を無線周波数帯の信号にアップコンバートする。
増幅器18は、ミキサ20から出力される送信信号を後段の電力増幅に適したレベルに増幅して、フロントエンドモジュール1の電力増幅器16へ出力する。
電力増幅器16は、トランシーバ2の増幅器18から出力される送信信号を所定のレベルまで増幅して、サーキュレータ14へ出力する。
スイッチ22は、送信時における第1の期間、つまり歪補償を実行する期間には、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号を減衰器24へ出力する。スイッチ22は、送信時における第2の期間、つまり歪補償を実行しない期間には、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号を抵抗Rを介してグランドへ出力する。スイッチ22は、受信時に、サーキュレータ14からの信号、つまり受信信号を低雑音増幅器26へ出力する。
低雑音増幅器26は、雑音指数の少ない増幅器である。低雑音増幅器26は、スイッチ22から出力される受信信号を増幅して、スイッチ28へ出力する。低雑音増幅器26は、送信時の第1の期間には、電源がオフとなるように制御される。これにより、スイッチ22から漏れたフィードバック信号が低雑音増幅器26に入力されることによって、低雑音増幅器26が破損するのを防止することができる。あるいは、低雑音増幅器26は、送信時には必ず電源がオフとなるように制御されるようにすることによって、送信時のすべての期間において、低雑音増幅器26が破損するのを防止することができるようにしてもよい。
減衰器24は、スイッチ22から出力されるフィードバック信号を所定のレベルまで減衰して、スイッチ28へ出力する。
スイッチ28は、受信時には低雑音増幅器26から出力される受信信号を受けて、トランシーバ2のスイッチ30へ出力し、送信時には減衰器24から出力されるフィードバック信号を受けて、トランシーバ2のスイッチ30へ出力する。
スイッチ30は、送信時には、スイッチ28から出力された信号、つまりフィードバック信号を受けてスイッチ34へ出力し、受信時には、スイッチ28から出力された信号、つまり受信信号を受けて増幅器32へ出力する。
増幅器32は、低雑音増幅器26で増幅された受信信号をさらに後段のミキシングに適したレベルまで増幅して、スイッチ34へ出力する。
スイッチ34は、送信時には、スイッチ30から出力された信号、つまりフィードバック信号を受けてミキサ36へ出力し、受信時には、増幅器32から出力された信号、つまり受信信号を受けてミキサ36へ出力する。
ミキサ36は、送信時には、無線周波数帯のフィードバック信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、フィードバック信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートする。ミキサ36は、受信時には、無線周波数帯の受信信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、受信信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートする。
スイッチ38は、送信時には、ミキサ36から出力された信号、つまりフィードバック信号を受けてスイッチ42へ出力し、受信時には、ミキサ36から出力された信号、つまり受信信号を受けてローパスフィルタ40へ出力する。
ローパスフィルタ40は、受信信号から妨害波を除去して所望信号を抽出して、スイッチ42へ出力する。
スイッチ42は、送信時にはスイッチ38から出力されるフィード信号を受けて、ADC54へ出力し、受信時にはローパスフィルタ40から出力される受信信号を受けて、ADC54へ出力する。
この通信装置は、さらに、DAC52と、ADC54と、デジタル信号処理部3とを備える。
デジタル信号処理部3は、歪補償部56と、変調部61と、復調部60とを備える。
DAC52は、歪補償部56で歪補償された送信信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換して、ミキサ20へ出力する。
ADC54は、スイッチ42から出力されるアナログのフィードバック信号または受信信号をデジタル信号に変換して、歪補償部56と復調部60に出力する。
歪補償部56は、送信時における第1の期間には、フィードバック信号に基づいて、プリディストーション方式によって、送信信号処理部201に含まれる電力増幅器で生じた歪を補償する。具体的には、歪補償部56は、送信信号とフィードバック信号との歪量を検出し、この歪量を減少させるための補正係数を求めて、次に送信する送信信号に対して算出した補正係数によって歪補償を行なう。歪補償部56は、送信時における第2の期間には、フィードバック信号が得られないので、歪補償を実行しない。
変調部61はQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)または64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの変調方式によって、送信信号を変調する。
復調部60は、QPSKまたは64QAMなどに対応する復調方式で、受信信号を復調する。
(フィードバックループを形成する場合の信号の処理過程)
図2は、歪補償を実行するために、フィードバックループを形成する場合の信号の流れを表わす図である。
図2を参照して、ミキサ20は、中間周波数帯の送信信号を無線周波数帯の信号にアップコンバートする。増幅器18は、さらに送信信号を後段の電力増幅に適したレベルに増幅する、電力増幅器16は、さらに送信信号を所定のレベルまで増幅して、サーキュレータ14へ出力する。
サーキュレータ14の第1の端子P1に入力された送信信号は、第2の端子P2から出力して、バンドパスフィルタ12に送られる。バンドパスフィルタ12は、送信信号の所望の周波数帯域の成分を通過して、送受信アンテナ10へ出力する。送受信アンテナ10は、送信信号を他の通信装置へ送信する。
また、サーキュレータ14の第1の端子P1に入力された送信信号は、第3の端子P3から漏れ出してフィードバック信号となる。スイッチ22によってフィードバック信号は、減衰器24へ出力される。減衰器24は、スイッチ22から出力されるフィードバック信号を所定のレベルまで減衰して、スイッチ28へ出力する。スイッチ28によって、フィードドバック信号は、スイッチ30へ出力される。スイッチ30によって、フィードバック信号は、スイッチ34へ出力される。スイッチ34によって、フィードバック信号は、ミキサ36へ出力される。ミキサ36は、無線周波数帯のフィードバック信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、スイッチ38へ出力する。スイッチ38によって、フィードバック信号は、スイッチ42へ出力される。スイッチ42によって、フィードバック信号は、ADC54に出力される。歪補償部56は、フィードバック信号に基づいて、プリディストーション方式によって、送信信号処理部201に含まれる電力増幅器で生じた歪を補償する。
(受信信号の処理過程)
図3は、受信時の信号の流れを表わす図である。
送受信アンテナ10は、他の通信装置からの信号を受信して、受信信号をバンドパスフィルタ12に出力する。バンドパスフィルタ12は、受信信号の所望の周波数帯域の成分を通過して、サーキュレータ14へ出力する。
サーキュレータ14の第2の端子P2に入力された受信信号は、第3の端子P3から出力される。スイッチ22によって、受信信号は、低雑音増幅器26へ出力される。低雑音増幅器26は、スイッチ22から出力される受信信号を増幅して、スイッチ28へ出力する。スイッチ28によって、受信信号は、スイッチ30へ出力される。スイッチ30によって、受信信号は、増幅器32へ出力される。増幅器32は、受信信号をさらに増幅して、スイッチ34へ出力する。スイッチ34によって、受信信号は、ミキサ36に出力される。ミキサ36は、無線周波数帯の受信信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、スイッチ38へ出力する。スイッチ38によって、受信信号は、ローパスフィルタ40に出力される。ローパスフィルタ40は、受信信号から妨害波を除去して所望信号を抽出して、スイッチ42へ出力する。スイッチ42によって、受信信号が、ADC54へ出力される。
(フィードバックループを形成しない場合の信号の処理過程)
図4は、歪補償を実行しないため、フィードバックループの形成を停止する場合の送信時の信号の流れを表わす図である。
フィードバックループを形成しない場合にも、図2の場合と同様にして、送信信号は、送受信アンテナ10から出力され、第1の端子P1に入力された送信信号は、第3の端子P3からフィードバック信号として漏れ出す。
フィードバックループを形成しない場合には、スイッチ22は、サーキュレータ14から出力されるフィードバック信号を抵抗Rを介して、グランドへ出力する。これによって、フィードバック信号は歪補償部56へ伝送されない。
以上のように、第1の実施形態によれば、送信信号処理回路からフィードバック信号を取り出すのではなく、サーキュレータに入力される送信信号の漏れからフィードバック信号を取り出すので、送信信号処理部にカプラを設ける必要がなく、送信信号処理部の回路規模を小さくすることができるとともに、配線が複雑化するのを回避することができる。また、単一のミキサによって、フィードバック信号と受信信号の両方の周波数変換が行われるので、フィードバック信号の周波数変換と受信信号の周波数変換とを別々のミキサで行なう場合と比べて、通信装置の回路規模を小さくすることができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
この通信装置は、送受信アンテナ10と、サーキュレータ14と、バンドパスフィルタ12と、局部発振器81と、送信信号処理部201と、スイッチ22と、フィードバック信号処理部202と、受信信号処理部203と、DAC52と、ADC62と、ADC64と、デジタル信号処理部3とを備える。
送信信号処理部201と、サーキュレータ14と、バンドパスフィルタ12と、送受信アンテナ10と、局部発振器81と、DAC52と、デジタル信号処理部3は、図1に示すものと同様である。
受信信号処理部203は、低雑音増幅器26と、増幅器32と、ミキサ46と、ローパスフィルタ40とを含む。
フィードバック信号処理部202は、減衰器24と、ミキサ44とを含む。
スイッチ22は、送信時において歪補償を実行するときには、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号をフィードバック信号処理部202に含まれる減衰器24へ出力する。スイッチ22は、送信時において歪補償を実行しないときには、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号を抵抗Rを介してグランドへ出力する。スイッチ22は、受信時に、サーキュレータ14からの信号、つまり受信信号を受信信号処理部203に含まれる低雑音増幅器26へ出力する。
低雑音増幅器26は、雑音指数の少ない増幅器であり、スイッチ22から出力される受信信号を増幅して、増幅器32へ出力する。低雑音増幅器26は、送信時の第1の期間には、電源がオフとなるように制御される。これにより、スイッチ22から漏れたフィードバック信号が低雑音増幅器26に入力されることによって、低雑音増幅器26が破損するのを防止することができる。あるいは、低雑音増幅器26は、送信時には必ず電源がオフとなるように制御されるようにすることによって、送信時のすべての期間において、低雑音増幅器26が破損するのを防止することができるようにしてもよい。
減衰器24は、スイッチ22から出力されるフィードバック信号を所定のレベルまで減衰して、ミキサ44へ出力する。
増幅器32は、低雑音増幅器26で増幅された受信信号をさらに後段のミキシングに適したレベルまで増幅して、ミキサ46へ出力する。
ミキサ44は、送信時には、無線周波数帯のフィードバック信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、フィードバック信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、ADC62へ出力する。
ミキサ46は、受信時には、無線周波数帯の受信信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、受信信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、ローパスフィルタ40へ出力する。
ローパスフィルタ40は、受信信号から妨害波を除去して所望信号を抽出して、ADC64へ出力する。
ADC62は、ミキサ44から出力されるアナログのフィードバック信号をデジタル信号に変換して、歪補償部56に出力する。
ADC64は、ローパスフィルタ40から出力されるアナログの受信信号をデジタル信号に変換して、復調部60に出力する。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、サーキュレータに入力される送信信号の漏れからフィードバック信号を取り出すので、送信信号処理部の回路規模を小さくすることができるとともに、配線が複雑化するのを回避することができる。
[第3の実施形態]
図6は、本発明の第3の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
この通信装置が、図1の第1の実施形態の通信装置と相違する点は、受信信号およびフィードバック信号処理部205と、ADC62と、ADC64とである。
受信信号およびフィードバック信号処理部204は、スイッチ48と、減衰器94と、スイッチ50と、低雑音増幅器26と、ミキサ44と、増幅器32と、ミキサ46と、ローパスフィルタ40とを備える。
スイッチ48は、送信時において歪補償を実行するとき、および受信時には、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号または受信信号を減衰器94へ出力する。スイッチ48は、送信時において歪補償を実行しないときには、サーキュレータ14からの信号、つまりフィードバック信号を抵抗Rを介してグランドへ出力する。
減衰器94は、送信時において歪補償を実行するときには、減衰率が0以外の所定の値に設定され、受信時には、減衰率が0に設定される。減衰器94は、送信時において歪補償を実行するとき、スイッチ48から出力されるフィードバック信号を所定のレベルまで減衰して、スイッチ50へ出力する。減衰器94は、受信時に、スイッチ48から出力される受信を減衰せずに、スイッチ50へ出力する。
スイッチ50は、送信時には、減衰器94から出力される信号、つまりフィードバック信号をミキサ44へ出力する。スイッチ50は、受信時には、減衰器94から出力される信号、つまり受信信号を増幅器32へ出力する
低雑音増幅器26は、雑音指数の少ない増幅器である。低雑音増幅器26は、スイッチ50から出力される受信信号を増幅して、増幅器32へ出力する。低雑音増幅器26は、送信時の第1の期間には、電源がオフとなるように制御される。
増幅器32は、低雑音増幅器26で増幅された受信信号をさらに後段のミキシングに適したレベルまで増幅して、ミキサ46へ出力する。
ミキサ44は、送信時には、無線周波数帯のフィードバック信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、フィードバック信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、ADC62へ出力する。
ミキサ46は、受信時には、無線周波数帯の受信信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、受信信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートして、ローパスフィルタ40へ出力する。
ローパスフィルタ40は、受信信号から妨害波を除去して所望信号を抽出して、ADC64へ出力する。
ADC62は、ミキサ44から出力されるアナログのフィードバック信号をデジタル信号に変換して、歪補償部56に出力する。
ADC64は、ローパスフィルタ40から出力されるアナログの受信信号をデジタル信号に変換して、復調部60に出力する。
以上のように、第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、サーキュレータに入力される送信信号の漏れからフィードバック信号を取り出すので、送信信号処理部の回路規模を小さくすることができるとともに、配線が複雑化するのを回避することができる。
[第4の実施形態]
図7は、本発明の第4の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
この通信装置が、図1の第1の実施形態の通信装置と相違する点は、受信信号およびフィードバック信号処理部206である。
図7の受信信号およびフィードバック信号処理部206のうちのトランシーバ2に含まれる構成は、図1の受信信号およびフィードバック信号処理部204のうちのトランシーバ2に含まれる構成と同様である。
受信信号およびフィードバック信号処理部206のうちのフロントエンドモジュール8に含まれる構成要素は、図6の受信信号およびフィードバック信号処理部205のうちのフロントエンドモジュール7に含まれる構成要素に加えて、さらにスイッチ68を含む。
スイッチ68は、受信時には低雑音増幅器26から出力される受信信号を受けて、トランシーバ2のスイッチ30へ出力し、送信時にはスイッチ50から出力されるフィードバックを受けて、トランシーバ2のスイッチ30へ出力する。
以上のように、第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、サーキュレータに入力される送信信号の漏れからフィードバック信号を取り出すので、送信信号処理部の回路規模を小さくすることができるとともに、配線が複雑化するのを回避することができる。また、第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、単一のミキサによって、フィードバック信号と受信信号の両方の周波数変換が行われるので、フィードバック信号の周波数変換と受信信号の周波数変換とを別々のミキサで行なう場合と比べて、通信装置の回路規模を小さくすることができる。
[第5の実施形態]
図8は、本発明の第5の実施形態の通信装置の構成を表わす図である。
この通信装置が、図7の第4の実施形態の通信装置と相違する点は、受信信号およびフィードバック信号処理部207である。
受信信号およびフィードバック信号処理部207のうちのフロントエンドモジュール8に含まれる構成要素は、図7の受信信号およびフィードバック信号処理部206のうちのフロントエンドモジュール8に含まれる構成要素と同様である。
図8の受信信号およびフィードバック信号処理部207のうちのトランシーバ9に含まれる構成は、ミキサ36のみである。
ミキサ36は、送信時には、無線周波数帯のフィードバック信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、フィードバック信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートする。ミキサ36は、受信時には、無線周波数帯の受信信号と局部発振器81から出力されるローカル信号とを乗算して、受信信号を中間周波数帯の信号にダウンコンバートする。
以上のように、第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、サーキュレータに入力される送信信号の漏れからフィードバック信号を取り出すので、送信信号処理部の回路規模を小さくすることができるとともに、配線が複雑化するのを回避することができる。また、第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、単一のミキサによって、フィードバック信号と受信信号の両方の周波数変換が行われるので、フィードバック信号の周波数変換と受信信号の周波数変換とを別々のミキサで行なう場合と比べて、通信装置の回路規模を小さくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,4,7,8 フロントエンドモジュール、2,5,9 トランシーバ、3 デジタル信号処理部、10 送受信アンテナ、12 バンドパスフィルタ、14 サーキュレータ、16 電力増幅器、18,32 増幅器、20,36,44,46 ミキサ、22,28,30,34,38,42,48,50,68 スイッチ、24,94 減衰器、26 低雑音増幅器、40 ローパスフィルタ、56 歪補償部、60 復調部、61 変調部、81 局部発振器、201 送信信号処理部、202 フィードバック信号処理部、203 受信信号処理部、204,205,206,207 受信信号およびフィードバック信号処理部、52 DAC、54,64,66 ADC、R 抵抗。

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    送受信アンテナと、
    送信信号に対して増幅を行なう電力増幅器と、送信信号に対して中間周波数帯から無線周波数帯へ周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第1の信号処理部と、
    第1の端子、第2の端子、および第3の端子を含むサーキュレータとを備え、
    前記第1の端子は、前記第1の信号処理部からの送信信号を受け、
    前記第2の端子は、前記送受信アンテナからの受信信号を受けるとともに、前記送受信アンテナへ前記第1の端子から入力された送信信号を出力し、
    前記第3の端子は、前記第2の端子から入力された受信信号を出力し、かつ前記第1の端子から入力された送信信号をフィードバック信号として出力し、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第3の端子から出力された受信信号に対して増幅を行なう低雑音増幅器を含むとともに、前記受信信号および前記フィードバック信号に対して無線周波波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なう第2の信号処理部と、
    前記第2の信号処理部から出力される前記フィードバック信号に基づいて、前記第1の信号処理部に含まれる前記電力増幅器で生じた歪を補償する歪補償部とを備えた、通信装置。
  2. 前記第2の信号処理部は、前記第3の端子から出力される信号を受けるスイッチと、減衰器とを含み、
    受信時には、前記スイッチは、前記受けた信号を前記低雑音増幅器へ出力し、
    送信時の第1の期間では、前記スイッチは、前記受けた信号を前記減衰器へ出力し、前記歪補償部は、前記歪の補償を実行し、
    送信時の第2の期間では、前記スイッチは、前記受けた信号を前記低雑音増幅器および前記減衰器のいずれにも出力せず、前記歪補償部は、前記歪の補償を実行しない、請求項1記載の通信装置。
  3. 前記第2の信号処理部は、前記受信信号および前記フィードバック信号に対して無線周波波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なう単一のミキサを含む、請求項1記載の通信装置。
  4. 前記第2の信号処理部は、前記フィードバック信号および前記受信信号を受ける可変減衰器を含み、
    前記減衰器は、前記フィードバック信号を所定のレベルまで減衰するとともに、前記受信信号を減衰させない、請求項1記載の通信装置。
  5. 通信装置であって、
    送受信アンテナと、
    送信信号に対して増幅を行なう電力増幅器と、送信信号に対して中間周波数帯から無線周波数帯へ周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第1の信号処理部と、
    受信信号に対して増幅を行なう低雑音増幅器と、受信信号に対して無線周波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第2の信号処理部と、
    前記送信信号のフィードバック信号に対して無線周波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第3の信号処理部と、
    第1の端子、第2の端子、および第3の端子を含むサーキュレータとを備え、
    前記第1の端子は、前記第1の信号処理部からの送信信号を受け、
    前記第2の端子は、前記送受信アンテナからの受信信号を受けるとともに、前記送受信アンテナへ前記第1の端子から入力された送信信号を出力し、
    前記第3の端子は、前記第2の端子から入力された受信信号を出力し、かつ前記第1の端子から入力された送信信号をフィードバック信号として出力し、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第3の信号処理部から出力される前記フィードバック信号に基づいて、前記第1の信号処理部に含まれる前記電力増幅器で生じた歪を補償する歪補償部と、
    前記第3の端子から出力される信号を受けて、受信時に、前記受けた信号を前記第2の信号処理部に出力し、送信時に前記受けた信号を前記第2の信号処理部に出力するスイッチとを備えた、通信装置。
  6. 送信時の第1の期間では、前記スイッチは、前記受けた信号を前記第3の信号処理部に出力し、前記歪補償部は、前記歪の補償を実行し、
    送信時の第2の期間では、前記スイッチは、前記受けた信号を前記第2の信号処理部および前記第3の信号処理部のいずれにも出力せず、前記歪補償部は、前記歪の補償を実行しない、請求項5記載の通信装置。
  7. 前記第3の信号処理部は、さらに前記フィードバック信号を所定のレベルまで減衰させる減衰器を含む、請求項5記載の通信装置。
  8. 前記低雑音増幅器は、前記送信時の第1の期間において、電源がオフとなる、請求項4または6記載の通信装置。
  9. 前記サーキューレータの第2の端子と前記送受信アンテナとの間に設けられたバンドパスフィルタをさらに含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 送受信アンテナと、
    送信信号に対して増幅を行なう電力増幅器と、送信信号に対して中間周波数帯から無線周波数帯へ周波数変換を行なうミキサを少なくとも含む第1の信号処理部と、
    受信信号に対して増幅を行なう低雑音増幅器を含むとともに、前記受信信号およびフィードバック信号に対して無線周波波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なう第2の信号処理部と、
    第1の端子、第2の端子、および第3の端子を含むサーキュレータとを備えた通信装置における歪補償方法であって、
    前記第1の信号処理部が、送信信号に対して増幅、および中間周波数帯から無線周波数帯へ周波数変換を行なうステップと、
    前記第1の端子が、前記第1の信号処理部からの送信信号を受けて、前記第2の端子が、前記送受信アンテナへ前記第1の端子から入力された送信信号を出力し、かつ前記第3の端子が、前記第1の端子から出力されるフィードバック信号を出力するステップと、
    前記第2の信号処理部が、前記フィードバック信号に対して無線周波波数帯から中間周波数帯への周波数変換を行なうステップと、
    前記第2の信号処理部から出力される前記フィードバック信号に基づいて、前記第1の信号処理部に含まれる前記電力増幅器で生じた歪を補償するステップとを備えた、歪補償方法。
JP2010218420A 2010-09-29 2010-09-29 通信装置および歪補償方法 Expired - Fee Related JP5481341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218420A JP5481341B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 通信装置および歪補償方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218420A JP5481341B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 通信装置および歪補償方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012074940A JP2012074940A (ja) 2012-04-12
JP5481341B2 true JP5481341B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=46170688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010218420A Expired - Fee Related JP5481341B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 通信装置および歪補償方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5481341B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5512740B2 (ja) * 2012-05-11 2014-06-04 シャープ株式会社 高周波回路およびそれを備えた高周波モジュール

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671217B2 (ja) * 1986-08-11 1994-09-07 富士通株式会社 無線装置
JPH0774790A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Fujitsu Ltd 非線形歪補償送受信回路
JPH0969803A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Antenna Giken Kk サーキュレータの漏洩信号除去方法,サーキュレータの漏洩信号除去装置およびそれを用いた無線通信機
JP2004312406A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 増幅装置
JP2006340166A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd 歪補償増幅器
JP4587893B2 (ja) * 2005-07-06 2010-11-24 三菱電機株式会社 送受信装置
JP2008258713A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Hitachi Kokusai Electric Inc 電力増幅装置
JP5300057B2 (ja) * 2009-01-07 2013-09-25 株式会社ネットコムセック 送受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012074940A (ja) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5337249B2 (ja) 送信装置における雑音を抑圧するための技術
US9461697B2 (en) In-service monitoring and cancellation of passive intermodulation interferences
CN105144592B (zh) 用于发射信号漏泄消去的多抽头自适应滤波器
JP6487109B2 (ja) トランシーバおよびトランシーバの自己干渉を低減するための方法
EP3210307B1 (en) Full duplex radio with tx leakage cancellation
TWI374615B (en) Reduction of second-order distortion caused by transmit signal leakage
JP4342425B2 (ja) 無線通信装置
US20130016634A1 (en) Electronic duplexer
CN101018063A (zh) 用于消除干扰的方法和设备
US9287920B2 (en) Diplexer elimination in microwave point-to-point FDD systems
TWI477069B (zh) 在發射器中控制電路的方法和系統
US8107892B2 (en) Directional coupler and transmitting/receiving apparatus
KR101723233B1 (ko) 송수신 분리도를 개선한 무선 통신 장치
JP6705918B2 (ja) 無線機及び無線通信方法
JP5481341B2 (ja) 通信装置および歪補償方法
US9369219B1 (en) Radio frequency systems and methods for controlling spurious emissions
JP2010057012A (ja) 歪み補償増幅装置
EP2266072B1 (en) Method for reducing a noise in a signal received in a contactless-card interrogator and a circuit to perform said method
WO2012044856A1 (en) Systems and methods for providing signals of multiple active wireless transmitters
JP2007158842A (ja) 通信システム及び通信局
WO2001063791A2 (en) Transmitter and receiver circuit
JP5593609B2 (ja) 歪補償回路と歪補償方法と通信装置
JP5234768B2 (ja) ディジタル歪み補償増幅器及びディジタル歪み補償増幅器の出力端子から入力された入力波の制御方法
WO2011145346A1 (ja) 送信装置
US20090203341A1 (en) Wireless receiver and wireless communication system having the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5481341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees